JPH05309594A - スリッターの上側の切断軸の軸心の高さを調整する装置 - Google Patents

スリッターの上側の切断軸の軸心の高さを調整する装置

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JPH05309594A
JPH05309594A JP14623292A JP14623292A JPH05309594A JP H05309594 A JPH05309594 A JP H05309594A JP 14623292 A JP14623292 A JP 14623292A JP 14623292 A JP14623292 A JP 14623292A JP H05309594 A JPH05309594 A JP H05309594A
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JP
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bearing support
height
cutting shaft
cutting
height adjusting
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JP14623292A
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Hiroshi Isshiki
浩 一色
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Abstract

(57)【要約】 【目的】短時間で調整ができその調整に高度の熟練を要
しないスリッターの切断軸の軸心の高さを調整する調整
装置を提供すること。 【構成】機台13の両側にそれぞれ固着した軸受支持体
14の上端に傾斜面14cを形成し、下面が傾斜面15
aで上面15bが平らな面の高さ調整体15を前記傾斜
面14c上に載置し、調整ねじ20の回動により調整体
15を後方に移動できるようにし、調整体15の上の間
隔保持板17の上に上側の軸受支持体18を載置し、支
持体14上に調整体15、間隔保持板17および支持体
18を着脱自在に結合し得るようにし、支持体14内の
軸受22で下側の切断軸を支持し、支持体18内の軸受
23で上側の切断軸を支持する。 【効果】保持板17、支持体18等を少々持ち上げ、調
整ねじ20の回して、調整体15を移動させ、その上面
の高さを調整するから、切断刃の重なり量と切断軸の平
行度の調整が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、VTRのテープの製
造に使うスリッターの上側の切断軸の軸心の高さを調整
する装置、特に、傾斜面を備えた調整体を使ってスリッ
ターの上側の切断軸の軸心の高さを調整する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のスリッターにおいては、図6に示
すように、下側の切断軸1が多数の環状の切断刃1aを
それらの間に環状の間隔保持板1bを介在させて刃支持
部1dに嵌めて形成され、上側の切断軸2が多数の環状
の切断刃2aをそれらの間に環状の間隔保持板2bおよ
び環状のスプリンク2cを介在させて、刃支持部2dに
嵌めて形成され、機台3の両側3a、3bの部分の上に
それぞれ下側の軸受支持体4a、4bを固着し、下側の
軸受支持体4a、4bの上に間隔保持板5a、5bを載
置し、間隔保持板5a、5bの上に上側の軸受支持体6
a、6bを載置し、下側の軸受支持体4a、4bに間隔
保持板5a、5bおよび上側の軸受支持体6a、6bを
着脱自在に結合し、かつ下側の軸受支持体4a、4bと
上側の軸受支持体6a、6bとを連結部材7等で連結
し、下側の切断軸1を下側の軸受支持体4a、4b内に
設けた軸受4a1、4b1で支持し、上側の切断軸2を上
側の軸受支持体6a、6b内の軸受6a1、6b1で支持
して、下側の切断軸1の中心軸線と上側の切断軸2の中
心軸線とが互いに平行になり、下側の切断軸1の切断刃
1aと上側の切断軸2の切断刃2aとが互いに噛み合
い、下側の切断軸1の切断刃1aの側面に上側の切断軸
2の切断刃2aの側面が接触するように構成され、間隔
保持板5a、5bとして厚さの異なるものが複数枚用意
されている。そして、切断軸の切断刃が摩耗して切断能
力が低下した場合に、スリッターから切断軸1、2を外
して切断刃1a、2aを研磨し、切断刃1a、2aを研
磨した切断軸1、2を再びスリッターに取り付けて使用
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスリッターにお
いては、研磨による切断刃の径の小さな減少に対して
は、間隔保持板5a、5bを研磨して薄くして対応して
いる。すなわち、間隔保持板5a、5bの厚さを研磨に
より調整し、下側の切断軸1の中心軸線と上側の切断軸
2の中心軸線とが互いに平行になり、下側の切断軸1の
切断刃1aと上側の切断軸2の切断刃2aとが少々噛み
合うように重ねている。下側の切断軸1の中心軸線と上
側の切断軸1の中心軸線との平行度の調整が不充分なス
リッターを使って、VTRのテープの原料であるフイル
ムを切断すると、その切断線が蛇行して一直線にならな
い。そして、切断線が蛇行するテープを使ってVTRに
よる録画再生をすると、画面が上下に揺れることにな
る。そのため、二つの切断軸1、2の中心軸線の平行度
の調整はきわめて重要な作業である。なお、研磨による
切断刃の径の大きな減少に対しては、間隔保持板5a、
5bを薄いものに交換して対応している。VTRのテー
プの製造に使うスリッターは、テープの原料となるフイ
ルム内にフェライトが混入されているため、スリッター
の切断刃1a、2aは摩耗し易く、2週間に一回程度の
割合で、切断刃1a、2aの研磨が必要になる。切断刃
は研磨するとその径が少々減少する。その減少分だけ、
間隔保持板5a、5bの厚さを研磨により薄くする必要
が生じる。ところが、下側の切断軸の切断刃と上側の切
断軸の切断刃との重なり量が所望の値になり、下側の切
断軸1の中心軸線と上側の切断軸2の中心軸線とが互い
に平行になるように、間隔保持板5a、5bの厚さを研
磨により調整するには、高度の熟練と多くの時間を要す
る欠点がある。この発明の解決しようとする課題は、上
記の欠点を有しないスリッターの上側の切断軸の軸心の
高さを調整する装置を提供すること、換言すると、短時
間で調整ができその調整に高度の熟練を必要としないス
リッターの上側の切断軸の軸心の高さを調整する装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するために、次の構成を採用するものである。この
発明の構成は、機台の両側の部分の上にそれぞれ下側の
軸受支持体が固定され、下側の軸受支持体の上端に傾斜
面が形成され、その下面が傾斜面で上面が平らな面にな
っている楔形断面の高さ調整体が下側の軸受支持体の前
記傾斜面の上にその傾斜方向に移動し得るように載置さ
れ、高さ調整体の上に上側の軸受支持体が載置され、下
側の軸受支持体に高さ調整体および上側の軸受支持体が
着脱自在に結合され、下側の軸受支持体に取り付けた軸
受にて下側の切断軸が支持され、上側の軸受支持体に取
り付けた軸受にて上側の切断軸が支持されていることを
特徴とするスリッターの上側の切断軸の軸心の高さを調
整する装置にある。好ましい実施形態においては、下側
の軸受支持体の上端に形成する傾斜面は、後側を高く前
側を低くするが、前側を高く後側を低くしてもよいし、
外側を低く内側を高くしてもよい。そして、高さ調整体
の上に平らな間隔保持板を載置し、この間隔保持板上に
上側の軸受支持体を載置し、下側の軸受支持体の上に高
さ調整体、間隔保持板および上側の軸受支持体を着脱自
在に結合し得るようにする。平らな間隔保持板として
は、厚さの異なるものを数種類用意する。
【0005】下側の軸受支持体に固着された部材にねじ
孔を穿設し、このねじ孔に高さ調整ねじをねじ込み、高
さ調整ねじの先端を高さ調整体の端面に当接させ、高さ
調整ねじを廻すことにより、高さ調整体をその傾斜方向
に移動させ得るようにする。高さ調整ねじは、楔型断面
の高さ調整体の楔型の厚い側の端面に対向させて設けて
もよいし、楔型の薄い側の端面に対向させて設けてもよ
い。または、高さ調整体の楔型の厚い側と薄い側の両端
面に対向させて、それぞれ高さ調整ねじを設けてもよ
い。高さ調整体にはその傾斜面の傾斜方向に延びる長孔
を間隔をおいて複数箇設け、該長孔に通した案内ボルト
を下側の軸受支持体の傾斜面のある部分に穿設したねじ
孔にねじ込み、高さ調整体を前記長孔および案内ボルト
により案内して、その傾斜面の傾斜方向に正確に移動し
得るようにする。下側の軸受支持体に、高さ調整体、上
側の軸受支持体等を着脱自在の結合し得るように構成す
る。そして、下側の軸受支持体と高さ調整体および上側
の軸受支持体等との結合を解除し、上側の軸受支持体、
上側の切断軸等を少々持ち上げた状態にしてから、高さ
調整ねじを廻して、高さ調整体を移動させ、高さ調整体
の上面の高さを調整し、上側の軸受支持体に取り付けた
軸受により支持される上側の切断軸の軸心の高さを調整
する。
【0006】
【作用】この発明のスリッターは、下側の軸受支持体と
高さ調整体および上側の軸受支持体等との着脱自在の結
合を解除し、上側の軸受支持体、上側の切断軸等を少々
持ち上げた状態にして、高さ調整体をその傾斜面の傾斜
方向に移動させると、高さ調整体の上面の高さが調整さ
れ、下側および上側の切断軸の切断刃の重なり量および
下側および上側の切断軸の中心軸線の平行度が調整でき
る。
【0007】
【実施例】実施例のスリッター10を、図1ないし図5
を使って説明する。図1に示すように、下側の切断軸1
1は、多数の環状の切断刃11aをそれらの間に環状の
間隔保持板11bを介在させて円柱状の刃支持部11d
に嵌め、それらを取外し自在に結合して形成してある。
上側の切断軸12は、多数の環状の切断刃12aをそれ
らの間に環状の間隔保持板12bおよび環状のスプリン
ク12cを介在させて円柱状の刃支持部12dに嵌め、
それらを取外し自在に結合して形成してある。上面が平
らな機台13の両端に近い部分に、複数のねじ孔13a
を穿設し、それらの部分の上に、それぞれ下側の軸受支
持体14を載置し、軸受支持体14のボルト通し孔14
aに通したボルト14bを前記ねじ孔13aにねじ込ん
で、軸受支持体14を機台13に固定する。軸受支持体
14の上端の中間には、後方を高く前方を低くした小さ
い角度(たとえば、5度48分)の傾斜面14cを形成
し、傾斜面14c以外の上端の部分14dを平面にして
ある。前記傾斜面14cの上に、下面が傾斜面14cと
同じ角度の傾斜面15aになっていて、上面15bが平
らな面(水平面)になっている楔形断面の高さ調整体1
5を載置する。高さ調整体15には、前後方向(すなわ
ち、傾斜面14cの傾斜方向)に延びる長孔15cが4
個形成してあり、その長孔15cに通した案内ボルト1
5dを下側の軸受支持体14の傾斜面14cのある部分
に穿設したねじ孔14c1にねじ込んで、高さ調整体1
5を前後方向に正確に移動させ得るようにしてある。ま
た、高さ調整体15の前後の端面には、後記ボルト18
b、14hを通す長孔15eが形成されている。なお、
下側の軸受支持体14の傾斜面14cのある部分の前側
の下方に、固定部材16がそのボルト通し孔16aに通
してボルト16bを下側の軸受支持体14のねじ孔14
fにねじ込んで固着してある。
【0008】平らな間隔保持板17として、厚さの異な
るもの数枚、たとえば、厚さが8ミリ、6ミリ、4ミ
リ、3ミリおよび2ミリの5枚一組みのもの用意する。
各間隔保持板17には後記ボルト18b、14hを通す
貫通孔が穿設されている。そして、二つの切断軸11、
12の切断刃11a、12aが新品の場合は、厚い間隔
保持板17を高さ調整体15の上に載せ、間隔保持板1
7上に上側の軸受支持体18を載置する。そして、軸受
支持体18の下部のボルト通し孔18aに通したボルト
18bを下側の軸受支持体14の前側に固定した固定部
材16のねじ孔にねじ込み、下側の軸受支持体14の上
部のボルト通し孔14gに通したボルト14hを上側の
軸受支持体18のねじ孔18cにねじ込み、下側の軸受
支持体14と上側の軸受支持体18とを取外自在に結合
する。下側の軸受支持体14の前側の上部および上側の
軸受支持体18の前側の下部に連結板19を取り付け
る。連結板19には、二つのボルト通し孔19aと、二
つの上下方向の長孔19bと、一つのねじ孔19cが形
成してあり、ボルト通し孔19aに通したボルト19e
を下側の軸受支持体14のねじ孔14jにねじ込んで、
連結板19を下側の軸受支持体14に固着する。連結板
19の中央のねじ孔19cには高さ調整ねじ20をねじ
込み、高さ調整ねじ20の先端を楔型断面の高さ調整体
15の前側の端面15fに当接させる。連結板19の長
孔19bに通してボルト19fを上側の軸受支持体18
のねじ孔18cにねじ込んで、連結板19を上側の軸受
支持体18に固着する。上側の軸受支持体18の上部の
ボルト通し孔に通したボルト18dを上側の連結部材2
1のねじ孔にねじ込み、上側の軸受支持体18に上側の
連結部材21を取外自在に結合し、両側の軸受支持体1
8を連結部材21で結合する。下側および上側の軸受支
持体14、18の軸受収容部22、23内に軸受を取り
付け、これらの軸受で下側および上側の切断軸11、1
2の部分11e、12eを回動自在に軸支し、下側およ
び上側の切断軸11、12をその軸線方向から見て、図
5に示すように、下側の切断軸11の切断刃11aの上
側の部分と上側の切断軸12の切断刃12aの下側の部
分が少々(たとえば、0.3ミリ)重なり、下側の切断
軸11の中心軸線と上側の切断軸12の中心軸線とが平
行になるようにする。二つの切断軸11、12の切断刃
11a、12aの重なり量の調整および二つの切断軸1
1、12の中心軸線の平行度の調整は、高さ調整ねじ2
0の回動による高さ調整体15の前後方向の位置の調節
により行う。
【0009】実施例のスリッター10を使ってVTRの
テープを製造する場合を説明する。適宜の駆動装置を使
って切断軸11、12を互いに反対の方向に回転させ
る。テープの原料となる原反フイルムを、切断軸11、
12間に通して切断刃11a、12aにて所定幅に切断
してリールに巻きとり、VTRのテープとする。テープ
の原料となるフイルムにはフェライトが混入されている
ため、切断軸11、12の切断刃11a、12aは摩耗
し易く、2週間に一回程度の割合で、切断軸の切断刃1
1a、12aを研磨する必要がある。切断刃の研磨は、
環状の切断刃11a、12aの外周面を研磨して、切断
刃の回転軸線に対して直角な面と外周面との交差部を鋭
角にすることにあるから、切断刃11a、12aを研磨
すると、切断刃11a、12aの直径が少々小さくな
る。そのため、切断刃11a、12aの研磨後において
は、下側の軸受支持体14と上側の軸受支持体18との
結合をボルト18b、14h、19fを弛めて解除し、
上側の軸受支持体18、切断軸12等を少々持ち上げ
て、高さ調節体15を前側に移動させてその上面を低く
する。それから、高さ調節ねじ20を小角度廻して高さ
調節体15を少し後方に移動させ、その上面を少々高く
し、持ち上げていた上側の軸受支持体18、切断軸12
等を下げて高さ調節体15および間隔保持板17の上に
おき、二つの切断軸11、12の切断刃11a、12a
の重なり量および二つの切断軸11、12の中心軸線の
平行度を測定する。測定値が所望の値でないときは、ま
た、軸受支持体18、切断軸12等を少々持ち上げて、
高さ調節ねじ20を小角度廻して高さ調整体15を少々
後方に移動させ、その上面を少々高くし、持ち上げてい
た軸受支持体18、切断軸12等を下げて高さ調節体1
5および間隔保持板17の上におき、二つの切断軸1
1、12の切断刃11a、12aの重なり量および二つ
の切断軸11、12の中心軸線の平行度を測定する。測
定値が所望の値になるまで同じ操作を数回繰り返す。そ
して、二つの切断軸11、12の切断刃11a、12a
の重なり量を所望の値(たとえば、0.3ミリ)にし、
二つの切断軸11、12の軸線の平行度を所望の値(た
とえば、1ミクロン)になるようにする。それから、前
記ボルト18b、14hを廻して下側の軸受支持体14
に上側の軸受支持体18を強固に結合し、かつボルト1
9fを回して、連結板16を介して、下側の軸受支持体
14と上側の軸受支持体18とを強固に結合する。実施
例のスリッター10は高さ調節ねじ20を回すだけで、
切断軸11、12の切断刃11a、12aの重なり量お
よび二つの切断軸11、12の中心軸線の平行度の調整
が容易にできるから、従来のスリッターのような研磨に
よる間隔保持板の厚さの調整等の高度の熟練と多くの時
間を要する作業が不要にする。
【0010】
【発明の効果】この発明のスリッターは、特許請求の範
囲の欄に記載した構成を備えることにより、次の(イ)
ないし(ニ)の効果を奏する。 (イ)請求項1記載のようにすると、高さ調整体をその
傾斜面の傾斜方向に移動させることにより、高さ調整体
の上面の高さが容易に調整でき、下側および上側の切断
軸の切断刃の重なり量および下側および上側の切断軸の
中心軸線の平行度を容易に調整することができる。 (ロ)請求項2記載のようにすると、高さ調整体上に載
置する平らな間隔保持板を厚さの異なるものに替えるこ
とにより、上側の軸受支持体に取り付けた軸受の軸心の
高さを広範囲に調整することができる。 (ハ)請求項3記載のようにすると、下側の軸受支持体
に固着された部材のねじ孔にねじ込んだ高さ調整ねじの
回動により、高さ調整体をその傾斜面の傾斜方向に移動
させて、高さ調整体の上面の高さを容易に調整できるか
ら、下側および上側の切断軸の切断刃の重なり量および
下側および上側の切断軸の中心軸線の平行度を熟練を要
することなく容易に調整することができる。 (ニ)請求項4記載のようにすると、高さ調整体を長孔
および案内ボルトの案内により、その傾斜面の傾斜方向
に正確に移動させることができる。そのため、高さ調整
ねじを一個にするこができ、調整作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のスリッターの左側の一部を示す正面図
【図2】図1にものの要部をその前側の連結板を外して
示す正面図
【図3】実施例のスリッターを図2のA−A線等に沿っ
て断面し矢印方向にみた側面図
【図4】図3のものをそのA−A線等に沿って断面し矢
印方向にみた平面図
【図5】二つの切断軸の切断刃の重なり量を概念的に示
す側面図
【図6】従来のスリッターの正面図
【符号の説明】
10 スリッター 11 下側の切断軸 12 上側の切断軸 13 機台 14 下側の軸受支持体 15 高さ調節体 16 固定部材 17 間隔保持板 18 上側の軸受支持体 19 連結板 20 高さ調節ねじ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台の両側の部分の上にそれぞれ下側の軸
    受支持体が固定され、下側の軸受支持体の上端に傾斜面
    が形成され、その下面が傾斜面で上面が平らな面になっ
    ている楔形断面の高さ調整体が下側の軸受支持体の前記
    傾斜面の上にその傾斜方向に移動し得るように載置さ
    れ、高さ調整体の上に上側の軸受支持体が載置され、下
    側の軸受支持体に高さ調整体および上側の軸受支持体が
    着脱自在に結合され、下側の軸受支持体に取り付けた軸
    受にて下側の切断軸が支持され、上側の軸受支持体に取
    り付けた軸受にて上側の切断軸が支持されていることを
    特徴とするスリッターの上側の切断軸の軸心の高さを調
    整する装置。
  2. 【請求項2】機台の両側の部分の上にそれぞれ下側の軸
    受支持体が固定され、下側の軸受支持体の上端に小さい
    角度で傾斜する傾斜面が形成され、その下面が前記傾斜
    面と同じ角度の傾斜面になっていて、その上面が平らな
    面になっている楔形断面の高さ調整体が下側の軸受支持
    体の傾斜面の上にその傾斜方向に移動し得るように載置
    され、高さ調整体の上に平らな間隔保持板が載置され、
    この間隔保持板の上に上側の軸受支持体が載置され、下
    側の軸受支持体の上に高さ調整体、間隔保持板および上
    側の軸受支持体が着脱自在に結合され、下側の軸受支持
    体に取り付けた軸受にて下側の切断軸が支持され、上側
    の軸受支持体に取り付けた軸受にて上側の切断軸が支持
    されていることを特徴とするスリッターの上側の切断軸
    の軸心の高さを調整する装置。
  3. 【請求項3】下側の軸受支持体、高さ調整体、上側の軸
    受支持体等の着脱自在の結合を解除し、上側の軸受支持
    体、上側の切断軸等を少々持ち上げた状態にして、下側
    の軸受支持体に固着された部材のねじ孔にねじ込んだ高
    さ調整ねじを回して、高さ調整体を移動させて、高さ調
    整体の上面の高さが調整し得るようになっていることを
    特徴とする請求項1または2記載のスリッターの上側の
    切断軸の軸心の高さを調整する装置。
  4. 【請求項4】高さ調整体にその傾斜面の傾斜方向に延び
    る長孔が複数箇形成され、該長孔に通した案内ボルトが
    下側の軸受支持体の傾斜面のある部分に穿設されたねじ
    孔にねじ込まれ、高さ調整体が前記長孔および案内ボル
    トに案内されて、その傾斜面の傾斜方向に移動し得るよ
    うになっていることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれか一つの項記載のスリッターの上側の切断軸の軸心
    の高さを調整する装置。
JP14623292A 1992-05-13 1992-05-13 スリッターの上側の切断軸の軸心の高さを調整する装置 Pending JPH05309594A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272542A (ja) * 2005-03-01 2006-10-12 Kyokuto Sanki Co Ltd 糊付機用スリッター
JP2007237372A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Hitachi Maxell Ltd 裁断装置および磁気記録テープの製造方法

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