JPH05309173A - 煙草の吸い殻処理装置 - Google Patents

煙草の吸い殻処理装置

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JPH05309173A
JPH05309173A JP12087992A JP12087992A JPH05309173A JP H05309173 A JPH05309173 A JP H05309173A JP 12087992 A JP12087992 A JP 12087992A JP 12087992 A JP12087992 A JP 12087992A JP H05309173 A JPH05309173 A JP H05309173A
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JP
Japan
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duct
butts
cigarette butts
cigarette
ashtray
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JP12087992A
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English (en)
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Masao Shinokawa
政男 篠川
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INTERNATL TECHNOL DESIGN KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 パチンコ機3などの前面に設けた中空状のダ
クト1の上部に適宜の間隔で内部空間5に連通する複数
の吸い殻の投入口4を配置する。ダクト1の内部空間5
に吸い殻の回収装置6を接続する。回収装置6に排風機
8を設ける。投入口4には投入口4を開閉し得る弁状の
底部を有する灰皿11を設ける。灰皿11を覆うカバー15を
設ける。カバー15内に形成した吸入口12をダクト1に連
通させる。吸入口12にはフィルタ14を取り付ける。フィ
ルタ14の長さを排風機8が備えられた回収装置6に連通
するダクト1の一端側から他端に向かって短くするか密
度を小さくする。 【効果】 小さな排風量で煙草の吸い殻と煙を十分に吸
引できる。排風音や灰皿付近での吸込気流がほとんど発
生しない。吸いかけの煙草の煙を吸引でき、排風機から
の距離に関係なく、全ての吸入口からのこの煙の吸込量
を均一化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、パチンコなどの
遊戯場などの狭隘な場所で、広範囲に位置する多数の人
が喫煙する煙草の吸い殻を既存のスペースを利用して連
続的に処理でき、かつ灰皿上の吸いかけの煙草の煙など
による周囲の空気の汚染を防止することができる煙草の
吸い殻処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にパチンコなどの遊戯場のような多
数の人が集まる室内では、喫煙者のために多数の灰皿が
適宜の間隔、例えば遊戯機毎に設置され、また、室内の
壁面または天井に設置した排気用の送風機を設置して煙
を排出するようにしている。しかしながら、このような
方法では各灰皿の吸い殻の処理に手数が掛かる問題を有
している。
【0003】そこで、各灰皿の吸い殻の処理を自動的に
行う方法として、例えば、煙草の吸い殻を排出する導管
路を設け、この導管路内に吸い殻を移送する無端索子や
移送ベルト等の移送手段を設ける方法が提案されている
が、移送手段等の装置を新たに設置するための余分なス
ペースを必要とし、構造が複雑になるため、広く実用化
されていないのが実情である。特に、一般にパチンコな
どの遊戯場は敷地を限界まで活用しているため、極度に
狭隘で、新たに処理装置を設置するスペースはほとんど
なく、かつ、遊戯機の内部は例えばパチンコ玉移送の配
管や電気配線が錯綜しており、処理装置の吸い殻の移送
部分を取り付けることはほとんど不可能である。
【0004】一方、各灰皿の吸い殻の処理を自動的に行
う別の方法として、例えば、実開昭62−202196
号公報に記載されているように、略水平または傾斜状に
配設した導管路に、灰皿を接続し、この導管路の排出側
にファンを接続し、灰皿から導管路に投入された煙草の
吸い殻をファンにて吸引して回収容器に回収する一方、
煙草の煙を常時ファンにて灰皿から導管路内に吸引して
室外に排出する構造の煙草の吸い殻処理装置が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭62−202196号公報に記載されている構造の
煙草の吸い殻処理装置では、ファンにて導管路に導入さ
れた吸い殻や煙を吸引するが、導管路の距離が長く、か
つ、導管路が常時灰皿の底の複数の孔にて開口されてい
るため、煙や吸い殻を確実に回収容器に回収することが
困難で、強力なファンを用いて排風量を大きくせざるを
得ない。しかしながら、排風量を大きくすると、排風音
が大きくなり、灰皿付近で吸込気流が生じ、遊戯者に不
快感を与え、また排風による異音を発するなど遊戯者の
遊戯に支障を与える。
【0006】また、導管路には複数の灰皿が設けられて
いるが、ファンに近い灰皿の孔からの煙の吸込量は大き
いのに対して、ファンに遠い灰皿の孔からの煙の吸込量
は小さくなり、煙の吸込量がファンからの距離によって
不均一になる。
【0007】さらに、吸いかけの煙草より発生する煙の
うち一部分は灰皿の底の孔から導管路に吸引されるが、
その大部分はそのまま拡散されて室内の空気を汚染す
る。
【0008】また、煙草の吸い殻はファンにて生じた排
風により吸引されるが、完全に消火されていない吸い殻
などの扱いを誤ると、火災を起こす危険性がある。
【0009】さらに、吸い殻と煙の処理のため、遊戯機
の背部等に新たに導管路を設置する方法もある。しかし
そのため余分なスペースを必要とする問題も有してい
る。
【0010】一方、煙草の吸い殻や煙による汚染の問題
は、遊戯場の一般的な環境が年々良好になっている現
在、改善を要する最大の課題であり、また、掃除を行う
人の人手不足と相俟って吸い殻の自動処理の要請がます
ます切迫したものとなっている。
【0011】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、遊戯場のスペースを有効に利用し、灰皿上の吸いか
けの煙草による煙を室内に拡散せず、排風音や吸込気流
をほとんど発生せず、しかも、小さな排風量で煙草の吸
い殻と煙を吸引して、吸い殻の回収と煙の排出を連続的
に自動処理できる煙草の吸い殻処理装置を提供するもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
煙草の吸い殻処理装置は、遊戯機などの前面に設けられ
る中空状の少なくとも物置台に兼用し得るダクトの上部
に、適宜の間隔で内部空間に連通する複数の吸い殻の投
入口を配置し、このダクトの一端の内部空間には少なく
とも一個の吸い殻の回収装置を接続し、この回収装置に
は排風機を備えた煙草の吸い殻処理装置において、前記
投入口には前記投入口を開閉し得る弁状の底部を有する
灰皿を設け、この灰皿を覆うカバーを設け、このカバー
内に形成した吸入口を前記ダクトに連通させ、かつ、前
記吸入口は前記排風機が備えられた前記回収装置に連通
したダクトの一端側から他端に向かって空気抵抗を小さ
くしたものである。
【0013】請求項2に記載の発明の煙草の吸い殻処理
装置は、吸入口の空気抵抗はこの吸入口に設けたフィル
タの長さ及び密度によって調節するものである。
【0014】請求項3に記載の発明の煙草の吸い殻処理
装置は、ダクトと回収装置との間に断面が前記ダクトの
断面より大きな断面拡大部を設け、排風機の前面に不燃
性フィルタを設け、かつ、回収装置に水槽を設けたもの
である。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明の煙草の吸い殻処理装置
は、煙草の吸い殻の投入操作時に、遊戯機などの前面に
設けられる中空状の少なくとも物置台に兼用し得るダク
ト上部に適宜の間隔で配置されている複数の吸い殻の投
入口のいずれかに設けた灰皿の弁状の底部にて投入口を
開くことにより、投入口から投入された煙草の吸い殻
は、排風機にて生じた排風によりダクトの内部を通過し
てダクトの一端の吸い殻の回収装置に移送されて処理さ
れる。
【0016】また、煙草の吸い殻の投入操作時を除く常
時は、吸い殻の投入口が灰皿の弁状の底部にて閉塞され
ており、ダクトは吸入口にて開口しているだけなので、
底部を常時開放する場合より小さな排風量で煙草の吸い
殻と煙を十分に吸引できる。このため、排風音や灰皿付
近での吸込気流がほとんど発生しない。
【0017】さらに、灰皿を覆うカバーにて、灰皿上の
吸いかけの煙草の煙が室内に拡散するのが防止され、こ
の煙は、常時、カバー内に設けられた吸入口を通過し、
ダクトの内部を通過して排風機によりダクトの一端から
排出される。そして、フィルタにより、煙草の灰ややに
などの汚染物質の大半が捕捉される。
【0018】請求項1または2に記載の発明の煙草の吸
い殻処理装置は、複数のフィルタの長さを排風機が備え
られたダクトの一端から他端に向かって短くするなど、
排風機側の吸入口の空気抵抗を排風機側より遠い吸入口
の空気抵抗より小さくするように調整することにより、
全ての吸入口からの煙の吸込量が均一化される。
【0019】請求項3に記載の発明の煙草の吸い殻処理
装置は、排風機にて生じた排風によりダクトの内部を通
過した煙草の吸い殻の移動速度は断面拡大部にて低下
し、排風機に到達する前に落下し、直接回収装置の水槽
に回収されて消火される。また、軽量の吸い殻や灰など
の塵は、排風機の前面の不燃性フィルタにぶつかって落
下し、回収装置の水槽に回収されて消火されるか、ある
いは不燃性フィルタに捕捉される。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例の構成を図1乃至図3につ
いて説明する。
【0021】1は例えば、島といわれる設置台2に複数
並設されたパチンコ機3の前面下部にパチンコ機3の並
設方向に並列に設けられた上面が平板状の物置台に兼用
し得るダクトで、このダクト1はステンレス鋼板などに
て断面矩形状の中空に形成され、上面はパチンコ玉、硬
貨、持ち物などを載置できるようになっている。このダ
クト1の上面に、適宜の間隔で複数の吸い殻の投入口4
が形成されている。また、このダクト1の一端部にはダ
クト1の内部空間5に連通する煙草の吸い殻の回収装置
6が接続されている。そして、このダクト1の一端部と
前記回収装置6との間には、断面がダクト1の断面より
大きな断面拡大部7が設けられている。
【0022】また、前記吸い殻の回収装置6にはダクト
1の内部から排風する排風機8が備えられている。そし
て、この回収装置6には水槽9が設けられている。ま
た、排風機8の前面には不燃性フィルタ10が設けられて
いる。
【0023】また、図3に示すように、ダクト1の上部
には吸いかけの煙草を保持できる灰皿11が形成されてい
る。そして、この灰皿11は、上部が拡開された略皿状の
灰皿本体21と略V字状のリンク部22とにより構成されて
いる。そして、この灰皿本体21は、一端が軸支された上
下方向に回動可能なヒンジ部23と、常時は周縁がダクト
1の投入口周縁部24の上部に密着して投入口4を閉塞す
る灰皿底部25と、この灰皿底部25の端部から上方斜めに
突設された突部26とが一体形成されている。さらに、リ
ンク部22は中心部が支軸されて上下方向に回動可能とな
っており、リンク部22の一方の半片は、常時は、灰皿本
体21の突部26とダクト1の投入口周縁部24上部との間に
挟まれている。また、このリンク部22の他方の半片の端
部には上下方向に移動可能な操作棒27が支持されてい
る。
【0024】また、投入口4の近傍には煙草の煙を吸入
する細長形状の吸入口12が開口されている。そして、こ
の吸入口12には取り外し可能に形成された吸入口パイプ
13が取り付けられている。また、この吸入口パイプ13の
内部には煙草の灰ややにを捕捉する円筒状や角柱状など
の細長形状のフィルタ14が装着されている。
【0025】そして、これらのフィルタ14の長さを排風
機8が備えられた回収装置6に連通したダクト1の一端
側から他端に向かって短くすることにより、前記吸入口
12の空気抵抗を調節する。
【0026】さらに、15は投入口4及び吸入口12を覆う
上面が半球状の略箱状のカバーで、このカバー15は耐熱
性樹脂又は金属等にて形成される。また、このカバー15
の一部が切り欠かれて、吸い殻挿入口29が形成され、こ
の吸い殻挿入口29から吸いかけの煙草が挿入される。そ
して、このカバー15は投入口4に設けた灰皿11及び吸入
口12を覆うように配置され、ダクト1の上面に載置され
ている。
【0027】次にこの実施例の作用を説明する。
【0028】煙草の吸い殻の投入操作時に、図3に示す
ように、吸い殻の投入口4の近傍に配置されている操作
棒27を押圧して下げる。この時、リンク部22のてこ動作
にて灰皿本体21が押し上げられ、灰皿底部25と投入口周
縁部24との間に間隙28が生じ、灰皿底部25の周縁にて閉
塞されていた投入口4が開口し、灰皿11上の煙草の吸い
殻投入口は、排風機8にて生じた排風により図3の排風
経路31に示すように、間隙28及び投入口4を通過し、ダ
クト1の内部に吸引されて投入される。そして、煙草の
吸い殻の投入後、操作棒27の押圧は解除され、操作棒27
は再び上る。
【0029】一方、常時は操作棒27は押圧されず、ダク
ト1の内部は排風機8にて吸引され負圧となっているた
め、灰皿底部25の周縁がダクト1の投入口周縁部24を圧
接し、投入口4が閉塞される。このため、ダクト1の内
部空間5に投入された煙草の吸い殻は、排風機8にて生
じた排風により吸引移送され、ダクト1の内部を通過し
て、ダクト1の一端部の断面拡大部7を通過するが、吸
い殻の大部分は断面拡大部7の通過時に速度が低減し、
排風機8の前面で落下し、直接回収装置6の水槽9に回
収されて消火される。
【0030】また、ダクト1の内部を通過した煙草の吸
い殻や灰のうち、軽量の吸い殻や灰などの塵は排風機8
の前面の不燃性フィルタ10にぶつかって、水槽9に落下
し、火気のある吸い殻や灰の装置外部への飛散が防止さ
れる。
【0031】また、灰皿11に置かれた煙草がカバー15に
て覆われることにより、灰皿11上の煙草の煙が遊戯室の
室内に拡散するのが防止される。さらに、ダクト1の内
部は排風機8によって負圧となり、灰皿11に置かれた煙
草の煙を含む汚染空気は、図3の排風経路32に示すよう
にフィルタ14から吸引され、吸入口パイプ13を通過し、
ダクト1の内部を通ってダクト1の一端部に配置された
排風機8から室外に排出される。あるいは、排風機8を
通過した後、排風機8と別に設けた空気清浄機(図示せ
ず)を通過して室内に再循環される。
【0032】さらに、煙草の吸い殻の投入操作時を除く
常時は、投入口4は灰皿底部25の周縁にて閉塞されてい
るため、該部を常時開口している方式に比して煙草の吸
い殻と煙を吸引して回収・排気する排風機8は比較的小
型のものですみ、排風量も小さくてすむ。このため、排
風音や灰皿11付近の吸込気流がほとんど発生しない。
【0033】また、煙草の灰ややには、吸入口パイプ13
に取り付けられるフィルタ14にて捕捉されるが、このフ
ィルタ14は安価で、汚れたフィルタ14は簡単に交換さ
れ、清掃が容易となり、経済的である。
【0034】また、ダクト1には複数の吸入口パイプ13
にそれぞれ取り付けられているフィルタ14の長さを排風
機8が備えられたダクト1の一端側から他端に向かって
短くし、排風機8側の吸入口12の空気抵抗を排風機8側
より遠い吸入口12の空気抵抗より小さくするように調整
することにより、全ての吸入口12からダクト1の内部へ
の排風量が均一化される。
【0035】前記実施例では、水槽9を設けた吸い殻の
回収装置6について説明したが、水槽9に限られるもの
ではなく、この回収装置6に収納箱を設け、この収納箱
内に散水する散水装置を設け、この散水装置により連続
的、または間欠的に散水することにより、完全に消火さ
れていない煙草の吸い殻を消火してもよい。
【0036】また、前記実施例では遊戯機はパチンコ機
について説明したが、パチンコ機に限られるものではな
く、各種遊戯機の前面に設ける物置台に適用でき、ま
た、遊戯機に限られることなく、各種の物置台にも適用
できる。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、煙草の
吸い殻の投入操作時に、遊戯機などの前面に設けられる
中空状の物置台に兼用し得るダクト上部に適宜の間隔で
配置されている複数の吸い殻の投入口のいずれかの上に
設けた灰皿の弁状の底部にて投入口を開くことにより、
投入口から投入された煙草の吸い殻は、排風機にて生じ
た排風によりダクトの内部を通過してダクトの一端の吸
い殻の回収装置に移送されて処理されるので、狭隘な遊
戯場などで余分のスペースを使用せずに、かつ遊戯機な
どに複雑な改造、加工を行うことなく、適宜の間隔で存
在する多数の人から広範囲に亘って出される煙草の吸い
殻を人手を煩わすことなく連続的にかつ清潔に処理する
ことができるとともに、ベルトなどの機械的移送手段を
使用しないので構造が簡単でかつ保守が容易にできる。
【0038】また、煙草の吸い殻の投入操作時を除く常
時は、吸い殻の投入口が灰皿の弁状の底部にて閉塞され
ており、ダクトは吸入口にて開口しているだけなので、
該部を常時開放している方式に比して小さな排風量で煙
草の吸い殻と煙を十分に吸引できる。このため、排風音
や灰皿付近での吸込気流がほとんど発生しないので、遊
戯者に不快を与えず、遊戯者の遊戯に支障を与えない。
【0039】さらに、灰皿を覆うカバーにて、灰皿上の
吸いかけの煙草の煙が室内に拡散するのが防止され、こ
の煙は常時カバー内に設けられた吸入口を通過し、ダク
トの内部を通過して排風機によりダクトの一端から排出
されるので、遊戯場内の空気が汚染されるのを効率的に
防止することができる。また、灰皿上の吸いかけの煙草
の灰ややになどの汚染物質はフィルタにより捕捉される
ので、ダクトの内部の清掃回数を低減できる。
【0040】請求項1または2に記載の発明によれば、
複数のフィルタの長さを排風機が備えられた回収装置に
連通するダクトの一端側から他端に向かって短くするな
ど、排風機側の吸入口の空気抵抗を排風機側より遠い吸
入口の空気抵抗より小さくなるように調整することによ
り、全ての吸入口からの煙の吸込量を均一化できる。
【0041】請求項3に記載の発明によれば、排風によ
りダクトの内部を通過した煙草の吸い殻の移動速度は断
面拡大部にて低下し、直接回収装置の水槽に回収されて
消火される。または、軽量の吸い殻や灰などの塵は排風
機の前面の不燃性フィルタにぶつかって落下し、回収装
置の水槽に回収されて消火されるか不燃性フィルタに捕
捉されるので、完全に消火されていない煙草の吸い殻や
灰などが投入されても、消火され安全性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す煙草の吸い殻処理装置
の一部を切り欠いた説明正面図である。
【図2】同上一部を切り欠いた説明側面図である。
【図3】同上灰皿付近を示す詳細断面図である。
【符号の説明】
1 ダクト 3 遊戯機としてのパチンコ機 4 投入口 5 ダクト内部空間 6 回収装置 7 断面拡大部 8 排風機 9 水槽 10 不燃性フィルタ 11 灰皿 12 吸入口 14 フィルタ 15 カバー
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】そして、ダクト1の内部空間5に投入され
た煙草の吸い殻は、排風機8にて生じた排風により吸引
移送され、ダクト1の内部を通過して、ダクト1の一端
部の断面拡大部7を通過するが、吸い殻の大部分は断面
拡大部7の通過時に速度が低減し、排風機8の前面で落
下し、直接回収装置6の水槽9に回収されて消火され
る。一方、常時は操作棒27は押圧されず、ダクト1の内
部は排風機8にて吸引され負圧となっているため、灰皿
底部25の周縁がダクト1の投入口周縁部24を圧接し、投
入口4が閉塞される ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
煙草の吸い殻処理装置は、遊戯機などの前面に設けられ
る中空状のダクトの上部に、適宜の間隔で内部空間に連
通する複数の吸い殻の投入口を配置し、このダクトの一
端の内部空間には少なくとも一個の吸い殻の回収装置を
接続し、この回収装置には排風機を備えた煙草の吸い殻
処理装置において、前記投入口には前記投入口を開閉し
得る弁状の底部を有する灰皿を設け、この灰皿を覆うカ
バーを設け、このカバー内に形成した吸入口を前記ダク
トに連通させものである。請求項2に記載の発明の煙
草の吸い殻処理装置は、吸入口は排風機が備えられた回
収装置に連通したダクトの一端側から他端に向かって空
気抵抗を小さくしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項に記載の発明の煙草の吸い殻処理
装置は、吸入口の空気抵抗はこの吸入口に設けたフィル
タの長さ及び密度によって調節するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項に記載の発明の煙草の吸い殻処理
装置は、ダクトと回収装置との間に断面が前記ダクトの
断面より大きな断面拡大部を設け、排風機の前面に不燃
性フィルタを設け、かつ、回収装置に水槽を設けたもの
である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】請求項またはに記載の発明の煙草の吸
い殻処理装置は、複数のフィルタの長さを排風機が備え
られたダクトの一端から他端に向かって短くするなど、
排風機側の吸入口の空気抵抗を排風機側より遠い吸入口
の空気抵抗より大きくするように調整することにより、
全ての吸入口からの煙の吸込量が均一化される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項に記載の発明の煙草の吸い殻処理
装置は、排風機にて生じた排風によりダクトの内部を通
過した煙草の吸い殻の移動速度は断面拡大部にて低下
し、排風機に到達する前に落下し、直接回収装置の水槽
に回収されて消火される。また、軽量の吸い殻や灰など
の塵は、排風機の前面の不燃性フィルタにぶつかって落
下し、回収装置の水槽に回収されて消火されるか、ある
いは不燃性フィルタに捕捉される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】また、ダクト1には複数の吸入口パイプ13
にそれぞれ取り付けられているフィルタ14の長さを排風
機8が備えられたダクト1の一端側から他端に向かって
短くし、排風機8側の吸入口12の空気抵抗を排風機8側
より遠い吸入口12の空気抵抗より大きくするように調整
することにより、全ての吸入口12からダクト1の内部へ
の排風量が均一化される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】請求項またはに記載の発明によれば、
複数のフィルタの長さを排風機が備えられた回収装置に
連通するダクトの一端側から他端に向かって短くするな
ど、排風機側の吸入口の空気抵抗を排風機側より遠い吸
入口の空気抵抗より大きくするように調整することによ
り、全ての吸入口からの煙の吸込量を均一化できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】請求項に記載の発明によれば、排風によ
りダクトの内部を通過した煙草の吸い殻の移動速度は断
面拡大部にて低下し、直接回収装置の水槽に回収されて
消火される。または、軽量の吸い殻や灰などの塵は排風
機の前面の不燃性フィルタにぶつかって落下し、回収装
置の水槽に回収されて消火されるか不燃性フィルタに捕
捉されるので、完全に消火されていない煙草の吸い殻や
灰などが投入されても、消火され安全性が高められる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊戯機などの前面に設けられる中空状の
    少なくとも物置台に兼用し得るダクトの上部に、適宜の
    間隔で内部空間に連通する複数の吸い殻の投入口を配置
    し、 このダクトの一端の内部空間には少なくとも一個の吸い
    殻の回収装置を接続し、 この回収装置には排風機を備えた煙草の吸い殻処理装置
    において、 前記投入口には前記投入口を開閉し得る弁状の底部を有
    する灰皿を設け、 この灰皿を覆うカバーを設け、 このカバー内に形成した吸入口を前記ダクトに連通さ
    せ、かつ、 前記吸入口は前記排風機が備えられた前記回収装置に連
    通したダクトの一端側から他端に向かって空気抵抗を小
    さくしたことを特徴とする煙草の吸い殻処理装置。
  2. 【請求項2】 吸入口の空気抵抗はこの吸入口に設けた
    フィルタの長さ及び密度によって調節することを特徴と
    する請求項1に記載の煙草の吸い殻処理装置。
  3. 【請求項3】 ダクトと回収装置との間に断面が前記ダ
    クトの断面より大きな断面拡大部を設け、 排風機の前面に不燃性フィルタを設け、かつ、 回収装置に水槽を設けたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の煙草の吸い殻処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0595592U (ja) * 1992-06-08 1993-12-27 株式会社東京機器 煙草の吸い殻処理装置
JPH06319868A (ja) * 1993-05-17 1994-11-22 Masaru Uchida パチンコ用灰皿集塵装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5184334A (en) * 1975-01-22 1976-07-23 Sankyo Giken Kk Pachinkotenniokeru suigaratono jidokaishusochi

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