JPH0530855A - 椎茸栽培用榾木収容ケースおよび榾木位置移動具 - Google Patents

椎茸栽培用榾木収容ケースおよび榾木位置移動具

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Publication number
JPH0530855A
JPH0530855A JP3347658A JP34765891A JPH0530855A JP H0530855 A JPH0530855 A JP H0530855A JP 3347658 A JP3347658 A JP 3347658A JP 34765891 A JP34765891 A JP 34765891A JP H0530855 A JPH0530855 A JP H0530855A
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JP
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wood
tree
support
rail
rails
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Application number
JP3347658A
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English (en)
Inventor
Kiyomi Shirakawa
清美 白川
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Original Assignee
Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/0442Storage devices mechanical for elongated articles

Abstract

(57)【要約】 【構成】 フレーム7に一対の支持レール4,4を所定
の高さで水平方向に設け、該支持レール4の端部におい
て支持レール4の延長線上に補助レール11を延在可能
とし、複数の榾木1…を串差し状態で吊下げた榾木支持
杆2の両端部を上記支持レール4,4上に載せる。 【効果】 支持レール4,4で支持した状態で榾木1…
を一括して搬送することができ、しかも支持杆2…の間
隔を調整することができるので、椎茸栽培の各工程で榾
木をその都度積み込んだり、降ろしたりする必要がなく
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、椎茸栽培に使用する榾
木を載せる榾木収容ケースと、支持杆に貫通した複数の
榾木を榾木収容ケース上で移動する榾木位置移動具する
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、椎茸を栽培するには、菌
を植えた榾木をハウス内で所定の温度、湿度で1〜2年
間寝かせて芽が出る前の状態とする榾寄せ、榾寄せが終
了した榾木を水に漬ける浸水、ハウス内で芽を出させる
芽出し、この芽を生育して収穫する発生、収穫の終った
榾木をハウス内で休ませる休眠という工程を経て行わ
れ、休眠が終了した榾木は再度浸水して芽を出させる。
そして、作業者は工程が移行する度に多数の榾木をハウ
スから浸水槽へ、浸水槽からハウス内へと移動しなけれ
ばならない。榾木を移動する場合、従来は榾木をパレッ
ト上に重ねて載せ、このパレットをフォークリフトで搬
送していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、榾木を
移動する度に多数の榾木をパレット上に積み込み、移動
先でパレットから降ろさなければならないという作業
は、作業者にとって大変な重労働であり、時間もかかる
ので能率が悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、フレームと、該フレームに所定の高さ
で水平方向に固定され、榾木支持杆の両端部を載せる一
対の支持レールと、該支持レールの端部において支持レ
ールの延長線上に延在可能な補助レールと、からなる椎
茸栽培用榾木収容ケースを提供しようとするものであ
る。また、榾木収容ケースにおける榾木の位置を容易に
走行条上を走行する車輪と、車輪で支持されたブラケッ
トと、該ブラケットの軸を中心に回動可能であって、左
右の車輪側を接続する門形の操作ハンドルと、操作ハン
ドルの回動中心から前後方向に外れた位置に回動可能な
状態で軸着されて下端部分に榾木支持杆用受部を設けた
昇降部材とからなる榾木位置移動具を提供する。
【0005】
【作用】各榾木に径方向の貫通孔を開け、この貫通孔内
に榾木支持杆を1本貫通させて、複数の榾木を串差し状
に吊下げる。そして、榾木支持杆の両端部分を榾木収納
ケースの支持レール上に載せ、この状態で榾寄せを行
う。榾寄せの工程では榾木間の間隔が狭くても支障がな
いので、榾木支持杆の間隔を狭くして1つの収納ケース
に多数の榾木を載せるようにする。
【0006】榾寄せが終了して浸水する場合には、支持
レールに抑制部材を取り付け、この状態でフォークリフ
トにより浸水槽まで搬送する。搬送途中で榾木が揺れて
も抑制部材が取り付けられているので、榾木支持杆が支
持レールから外れて、落下することを防止する。そし
て、ケースを浸水槽まで搬送したならば、そのまま浸水
槽内にケースごと漬ける。浸水により榾木に浮力が生じ
るが、抑制部材がこの浮力を受け止めるので、榾木が浮
いてしまうことがない。このため、ケースごと浸水槽内
に漬けてもすべての榾木を確実に浸水させることができ
る。
【0007】芽出し、発生の工程では、支持レールの端
部から補助レールを延出し、榾木支持杆同士の間隔を拡
大する。これにより榾木同士の間隔が広くなり、発芽し
た椎茸の管理が容易となり、収穫作業も行い易い。収穫
作業も終了し、休眠させる場合には、榾木支持杆同士の
間隔を縮めて補助レールを外す。
【0008】複数の榾木を吊下げた状態で支持している
榾木支持杆を移動する場合、移動具の門形操作ハンドル
を起こすと榾木支持杆用受部が下降するので、この状態
で移動具を移動していき該受部を榾木支持杆の下方に位
置させる。この状態で操作ハンドルを倒すと、受部が上
昇するので、榾木支持杆を持ち上げることができ、移動
具を移動することにより当該榾木支持杆を所望する位置
まで移動できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。先ず、榾木1と、複数本の榾木1…を吊下げた
状態で支持する榾木支持杆2について説明する。
【0010】榾木1は、適当な太さの椎木、くぬぎなど
を適宜な長さに切断したもので、重心よりも上方に径方
向の貫通孔を穿設してある。
【0011】この榾木1を吊下げて支持する榾木支持杆
2は、後述する榾木収容ケース3に設けた左右の支持レ
ール4,4の載置条5,5間隔よりも長く、走行条6,
6間隔よりも短い金属棒材である。したがって、この榾
木支持杆2を榾木1…の各貫通孔内に順次挿通すると、
複数の榾木1…を串差したような状態で吊下げて支持す
ることができる。なお、1本の榾木支持杆2で隣合う榾
木1,1は、図2に示すように、適宜な間隔で離隔させ
ることが望ましい。このように榾木1,1間に間隙を配
すると、栽培中の管理が容易である。
【0012】上記のようにして複数の榾木1…を吊下げ
た榾木支持杆2を複数載せる椎茸栽培用榾木収容ケース
3は、図1に示すように、フレーム7と、該フレーム7
に所定の高さで水平方向に固定した支持レール4,4
と、支持レール4,4の端部に取り付ける補助レール
と、支持レール4,4に着脱可能に取り付ける抑制部材
などからなる。
【0013】フレーム7は、断面コ字状のチャンネル鋼
からなる柱8…を四隅に夫々立設し、各柱8間の下端部
分同士を横材9によって接続してなり、各接続部分は補
強材により適宜に補強してある。各柱8は、榾木1の下
端が地面に接しないような長さとし、上端には座板10
を設けてある。なお、支持レール4を座板10,10上
に固定する際、支持レール4の端部よりも座板10の端
部が突出した状態で固定する。また、横材9は、下側に
フォークリフトのフォークが入る高さに設定して取り付
けてある。
【0014】支持レール4は、断面コ字状のチャンネル
鋼を開口溝が上になるようにして使用しており、下面の
両端をフレーム7の柱8の座板10上面に載せて溶接等
によって固定する。このようにして一対の支持レール
4,4をフレーム7上に固定すると、左右の支持レール
4,4が所定の高さでほぼ水平な状態で支持され、両支
持レール4,4が間に所定の間隔を配してほぼ平行に位
置する。そして、内側の突条が榾木支持杆2の端部を載
置する載置条5,5となり、該載置条5,5の外側に平
行に位置する突条が走行条6,6となる。なお、左右の
載置条5,5の間隔は、榾木支持杆2の長さよりも少し
狭く、左右の走行条6,6の間隔は、榾木支持杆2の長
さよりも少し長い。
【0015】したがって、図2に示すように、榾木支持
杆2の端部を左右の支持レール4,4の載置条5,5上
に載置すると、支持レール4,4間に複数本の榾木1…
を1本の榾木支持杆2によって吊り下げることができ
る。そして、両支持レール4,4上に榾木支持杆2…を
複数載せると、1つの榾木収容ケース3で多数の榾木1
…を収容できる。
【0016】補助レール11は、支持レール4と同じ断
面形状の部材であり、一端の左右側面から接続片12,
12を突設し、該接続片12の先端部分には支持レール
4の取付孔13と連通可能な接続孔14を開設してあ
る。
【0017】この補助レール11…を支持レール4,4
の端部に接続するには、接続片12側の端部を座板10
上に載置して接続片12,12を支持レール4,4の両
側面に臨ませ、接続片12の接続孔14を支持レール4
の取付孔13に連通させる。そして、この状態で接続ピ
ン15を接続孔14と取付孔13に挿通する。このよう
にして補助レール11,11を支持レール4の両端部に
接続すると、支持レール4の延長線上に補助レール1
1,11が延在する。
【0018】なお、補助レール11は、支持レール4の
端部において支持レール4の延長線上に延在可能であれ
ば、上記した実施例のように接続片12,12によって
着脱可能とするものに限定されない。例えば、補助レー
ル11の端部を支持レール4の端部に回動可能な状態で
軸着し、使用する場合には止め部材により水平に支持
し、使用しない場合には下向きに折り畳めるように構成
してもよい。
【0019】次に、榾木1を吊下げた榾木支持杆2を支
持レール4,4上で移動する榾木位置移動具17につい
て説明する。榾木位置移動具17は、図4から図7に示
すように、支持レール4,4で支えた榾木1…を跨ぐよ
うにパイプを門形に成形して操作ハンドル18とし、こ
の操作ハンドル18の下端にブラケット19を固定し、
該ブラケット19には操作ハンドル18を固定した位置
の下方に軸20により車輪21を取り付け、左右両ブラ
ケット19の内側側面には板状の昇降部材22の上端を
車輪21の軸20よりも前方、即ち操作ハンドル18の
下方延長線よりも前方において軸23により揺動自在な
状態で止着し、昇降部材22の下部には樋状の支持杆用
受部24を内側に向けて突設してなる。なお、支持杆用
受部24は、図6に示すように、車輪21が支持レール
4の走行条6上を走行した状態で、先端が載置条5に当
接しない長さに設定してある。
【0020】操作ハンドル18を起こした状態では、図
4に示すように、受部24が支持レール4の載置条5の
上縁よりも低く位置する。したがって、操作ハンドル1
8を起こした状態で榾木位置移動具17を前進させる
と、受部24が榾木支持杆2の端部の下方に位置する。
この状態で、操作ハンドル18を後方に倒すと、操作ハ
ンドル18と共にブラケット19が軸20を中心にして
回動し、昇降部材22が上昇する。したがって、受部2
4が上昇して榾木支持杆2を持ち上げ、この状態で榾木
位置移動具17を支持レール4,4に沿って移動する
と、受部24によって持ち上げた榾木支持杆2を所望す
る位置まで容易に移動することができる。そして、所望
する位置に来たならば、操作ハンドル18を起こすこと
により当該榾木支持杆2をその位置で支持レール4,4
の載置条5,5上に降ろすことができる。
【0021】支持レール4,4の両端部に補助レール1
1…を取り付けてから上記した操作を繰り返すと、支持
レール4,4上に集合させておいた複数の榾木支持杆2
…を榾木位置移動具17によって端のものから順次移動
することにより榾木支持杆2,2同士の間隔、即ち前後
に隣合う榾木1,1の間隔を広げることができる(図
3)。
【0022】また、補助レール11上までの広い範囲に
広げた各榾木1は、再度榾木位置移動具17を使用して
順次元の位置まで移動することにより支持レール4,4
上に集合させることができる(図2)。
【0023】次に、榾木1…を載せた状態で榾木収容ケ
ース3を搬送する場合について説明する。榾木収容ケー
ス3を搬送する場合には、各支持レール4に抑制部材2
5を取り付ける。図面に示す抑制部材25の実施例は、
長さが支持レール4の長さよりも僅かに短い断面横L字
状のアングル材を使用してなり、アングル材の上面を抑
制部26とし、該抑制部26に倒L字形の取付片27の
基端を固定し、取付片27には下方に向けて屈曲した部
分に取付孔28を穿設してある。そして、左右の端部に
は、板状のストッパー29,29を設けてある。なお、
取付孔28,28の位置は支持レール4の取付孔13,
13の位置に対応させて開設してある。
【0024】上記した構成からなる抑制部材25を支持
レール4に取り付けるには、図8および図9に示すよう
に、抑制部材25を支持レール4に上方から臨ませ、抑
制部材25の取付孔28,28と支持レール4の取付孔
13,13とを連通させ、この状態で接続ピン15を両
取付孔28,13内に挿入し、十分に挿入したならば図
9に示すように接続ピン15を回動して鉤部16を支持
レール4の走行条6に係合する。
【0025】このようにして抑制部材25を左右の支持
レール4,4に取り付けると、各榾木支持杆2の左右両
端部が抑制部26によって上方への移動が抑えられる。
また、支持レール4,4の端部に載っている榾木支持杆
2は、ストッパー29,29により横方向への移動が抑
えられている。したがって、フレーム7の横材9の下側
にフォークリフトのフォーク30,30を差し込んだ状
態で榾木収容ケース3を搬送したときに、榾木1…が振
動しても、支持レール4,4上に載った榾木支持杆2…
は、支持レール4,4上から外れたり、落下することは
ない。
【0026】榾木1…を浸水する場合に、フォークリフ
トのフォーク30,30上に榾木収容ケース3を載せる
のでは、浸水作業が面倒である。このため、本実施例で
は、吊下げアダプター31を使用して榾木収容ケース3
を吊り下げるようにしてある。
【0027】吊下げアダプター31は、図1に示すよう
に、支持面32の両側縁から上方に向けて吊下片33,
33を立設した略U字状の部材である。このアダプター
31を榾木収容ケース3に取り付けるには、支持レール
4,4に予め抑制部材25,25を取り付けておき、そ
の後に支持レール4の一端下方からアダプター31を持
ち上げるようにしながら両吊下片33,33の間に支持
レール4を入れて支持面32を支持レール4の底面に当
接し、この状態で吊下片33,33の孔34内に止めピ
ンを35挿通し、他端側にも同様にしてアダプター31
を取り付ける。なお、一方の支持レール4に取り付ける
アダプター31,31と他方の支持レール4に取り付け
るアダプター31,31とは、夫々対応する位置に取り
付ける。このようにして各支持レール4の左右端部にア
ダプター31…を夫々取り付けたならば、左右の支持レ
ール4,4に取り付けたアダプター31,31の上端に
開設してある孔36内に棒材37を貫通する。
【0028】図10および図11に示すように、棒材3
7,37の下側にフォークリフトのフォーク30,30
を差し込んでからフォーク30,30を上昇すると、ア
ダプター31…を介して榾木収容ケース3をフォーク3
0,30で吊り下げた状態で持ち上げることができる。
そして、この状態で搬送しても、支持レール4,4に抑
制部材25,25を取り付けてあるので、前記と同様
に、振動によって榾木1…が落下することを防止でき
る。また、榾木収容ケース3を浸水槽まで搬送してい
き、榾木収容ケース3を浸水槽内に下降すると、榾木1
…を榾木収容ケース3から降ろすことなく浸水すること
ができる。
【0029】榾木収容ケース3を浸水槽内に降ろして榾
木1…が水に浸かると、榾木1…に浮力が作用する。し
かし、各榾木支持杆2は抑制部材25の抑制部26によ
り上昇することを阻止されている。したがって、榾木1
…に浮力が作用しても、これらの榾木1…が浮上するこ
とがなく、各榾木1は上端まで十分に浸水する。
【0030】次に、各栽培工程との関係で榾木収容ケー
ス3の使用を説明する。先ず、適宜な長さに切断した榾
木1に菌を植える。そして、1本の榾木支持杆2に複数
(本実施例では6本)の榾木1…を所定間隔離隔した状
態で吊す。このようにして複数の榾木1…を吊下げた榾
木支持杆2を榾木収容ケース3の左右の支持レール4,
4間に順次架け渡す。この場合、前後する榾木支持杆
2,2の間隔は、前後の榾木1,1が殆ど近接する程度
まで狭くてもよい。
【0031】上記のようにして多数の榾木1…を収容し
た榾木収容ケース3を搬送する場合には、前記したよう
に、各支持レール4,4に抑制部材25,25を取り付
け、榾木収容ケース3の横材9の下側にフォーク30,
30を差し込んでハウスまで搬送する。なお、榾木収容
ケース3をハウス内に運び込んだならば、抑制部材25
を取り外す。そして、榾木1…は榾木収容ケース3から
降ろす必要がなく、そのまま寝かしておくことができ
る。また、榾木収容ケース3内の各榾木1は、前後方向
については近接しているが左右方向については間隙があ
る。したがって、作業者はこの間隙から各榾木1の状態
を監視することができ、容易に管理できる。榾寄せの工
程では、ハウス内で榾木収容ケース3同士を隣接した状
態で置くことができる。また、この状態では支持レール
4,4に補助レール11を取り付ける必要がない。した
がって、スペースの割に多数の榾木1…を寝かしておく
ことができ、スペース効率が向上する。
【0032】榾寄せが終了した榾木1…を浸水する場合
には、榾木収容ケース3の支持レール4,4に前記した
アダプター31…を取り付け、フォークリフトにより吊
下げた状態で浸水槽まで搬送する。そして、榾木収容ケ
ース3ごと浸水槽内に浸す。榾木1…が浮力を受けて
も、榾木支持杆2が抑制部材25の抑制部26により抑
えられているので、榾木1…は水中に没して、上端まで
確実に水を吸収する。
【0033】浸水工程が終了したならば、フォークリフ
トにより榾木収容ケース3をハウスに搬送して並べる。
この場合、前記した榾寄せ工程よりも榾木収容ケース3
間の間隔を広くとる。そして、支持レール4,4の両端
に補助レール11…を取り付けて、榾木位置移動具17
を使用して榾木支持杆2を順次移動して、各榾木支持杆
2の間隔、即ち、榾木1,1の前後間隔を拡大する。こ
のようにして榾木1,1の前後間隔を拡大すると、左右
の間隔は既に形成してあるので、各榾木1の周囲には椎
茸が発芽して、成長するに十分な空間が確保できる。ま
た、この間隔が十分にあると、生育途中の管理が容易で
あり、収穫する際にも手が入り易いので作業効率が向上
する。
【0034】収穫作業も終了して榾木1…を休眠させる
場合には、榾木位置移動具17を使用してすべての榾木
支持杆2を支持レール4,4上に集めて、補助レール1
1を外し、支持レール4,4には抑制部材25,25を
取り付ける。そして、この榾木収容ケース3をフォーク
リフトにより休眠用のハウス内に搬送する。
【0035】休眠工程では榾木1…の間隔は広くする必
要がない。したがって、フォークリフトで搬送した榾木
収容ケース3は、榾木収容ケース3,3同士が隣接した
状態で置くことができる。
【0036】榾木位置移動具17は前記した実施例に限
定されるものではない。例えば、図12に示す榾木位置
移動具17は、台車38の前後に車輪21,21を軸着
してほゞ中央には軸孔を開設し、門形の操作ハンドル1
8の下端に固定した軸39を台車38の外側から軸孔内
に挿通して、台車38から突出した軸39の先端に横長
なブラケット19を固定し、該ブラケット19の前側
に、即ち操作ハンドル18の軸39から外れた位置に板
状の昇降部材22の上端を軸23により揺動自在な状態
で止着し、昇降部材22の下部には樋状の支持杆用受部
24を内側に向けて突設してなる。
【0037】操作ハンドル18を起こした状態では、図
12に示すように、受部24が支持レール4の載置条5
の上縁よりも低く位置する。したがって、操作ハンドル
18を起こした状態で榾木位置移動具17を前進させる
と、受部24が榾木支持杆2の端部の下方に位置する。
この状態で、操作ハンドル18を後方に倒すと、操作ハ
ンドル18と軸39とブラケット19が軸39を中心に
して回動し、昇降部材22が上昇する。したがって、受
部24が上昇して榾木支持杆2を持ち上げる。この榾木
位置移動具17は、4つの車輪21…を備えているの
で、作業者が一人でも安定した状態で榾木位置移動具1
7を支持レール4,4に沿って移動することができ、受
部24,24によって持ち上げた榾木支持杆2を所望す
る位置まで容易に移動することができる。そして、所望
する位置に来たならば、操作ハンドル18を起こすこと
により当該榾木支持杆2をその位置で支持レール4,4
の載置条5,5上に降ろすことができる。
【0038】支持レール4,4の両端部に補助レール1
1…を取り付けてから上記した操作を繰り返すと、支持
レール4,4上に集合させておいた複数の榾木支持杆2
…を榾木位置移動具17によって端のものから順次移動
することにより榾木支持杆2,2同士の間隔、即ち前後
に隣合う榾木1,1の間隔を広げたり、或は狭くしたり
することができる。
【0039】以上説明した実施例では、支持レール4,
4にチャンネル鋼を使用したが、本発明の支持レール
4,4はこれに限定されるものではなく、榾木支持杆2
の端部を載せて支持できればどのようなものでもよく、
また、補助レール11も支持レール4の延長線上に延在
して、榾木支持杆2,2の間隔を拡大する際に榾木支持
杆2を載せて支持することができればどのようなもので
もよい。さらに、フレーム7も、チャンネル鋼に限ら
ず、アングル材などでもよい。
【0040】例えば、図13から図21に示す他の実施
例は、金属製丸パイプによりフレーム、支持レール、お
よび補助レールを構成したものである。フレーム41
は、柱42…や横材43…を金属製の丸パイプにより構
成してジョイント44…により接続してなる。
【0041】ジョイント44は、図15に示すように、
金属板をプレス成形してなり、折返辺に沿って丸パイプ
が入る貫通空隙46を形成するとともに、該貫通空隙4
6に直交する空隙47を形成して両空隙46,47をT
字状に連通し、平らな部分に締め付け用の孔48…を開
設してある。したがって、上記したジョイント44…を
使用してフレーム41を組み立てる場合には、図14に
示すように、下横材43aの両端部分をジョイント4
4,44の貫通空隙46内にそれぞれ通し、各ジョイン
ト44の上向き空隙47内に柱42の下端部を挿入し、
各孔48内にボルトを通してナットを螺合して締め付
け、更に、他のジョイント44の貫通空隙46内に上記
柱を通し、このジョイント44を柱42に沿って先のジ
ョイント44近くまで下降し、該ジョイント44の横向
き空隙47内に上横材43bの端部を挿入し、各孔48
内にボルトを通してナットを螺合して締め付ける。この
様にして、ジョイント44…により柱42と下横材43
aと上横材43bを所定の位置で順次接続すると、各柱
42と各横材43a,43bとが直角に接続されて、前
記実施例と同様のフレーム41を形成することができ
る。しかも、本実施例のフレーム41は、下横材43
a,43aが長さの全域に亙って地面に接触するので、
柔らかい地面に置いても地中に埋もれる虞れがないし、
各上横材43bと地面との間にはフォークリフトのフォ
ークを差し込む間隙を確保することができる。
【0042】また、本実施例では支持レール49,49
も柱42…や横材43…と同じ太さの丸パイプにより構
成しているので、前記ジョイント44…を使用して支持
レール49,49をフレーム41に取り付けることがで
きる。なお、支持レール49をフレーム41に取り付け
るには、ジョイント44の貫通空隙46内に支持レール
49としての丸パイプを挿通し、他の空隙47内に柱の
上端を入れてボルトとナットにより締め付ければよい。
この様にして支持レール49,49を取り付けると、左
右の支持レール49,49が同じ高さで平行に位置す
る。そして、本実施例の支持レール49は、丸パイプに
より構成したので、パイプの上端縁が前記実施例の載置
条と走行条とを兼ねる。
【0043】支持レール49上に載置する榾木支持杆5
0…は、細いが強靱なパイプ材からなり、両端に回転自
在な車輪51,51を有する。この車輪51は、図16
に示すように、プラスチック製の鼓状体であり、外周面
にU字状の溝52を形成してある。したがって、榾木支
持杆50の車輪51,51を支持レール49,49上に
載置すると、1本の支持杆50によって複数本の榾木を
吊り下げた状態で支持レール49,49の長手方向に自
由に移動することができ、各支持杆50の間隔、即ち前
後に隣合う榾木の間隔を適宜に調整することができる。
【0044】また、支持レール49には補助レール5
3,53を接続できるようにしてある。この補助レール
53は、支持レール49と同様の金属製丸パイプからな
り、一端には支持レール49の開口端内に嵌合可能な芯
材54を突出した状態で設けてある。したがって、芯材
54を支持レール49の開口端内に嵌合することにより
補助レール53,53を支持レール49の両端部にそれ
ぞれ接続すると、図17および図18に示すように、支
持レール49の延長線上に補助レール53,53が延在
するので、榾木支持杆50…を移動できる範囲が拡大さ
れ、前記実施例と同様に、発生工程などにおいては榾木
支持杆50同士の間隔を広くすることができる。なお、
芯材54は、支持レール49側に設けてもよい。
【0045】抑制部材55は、フレーム41や支持レー
ル49に使用した金属製丸パイプを支持レール49とほ
ぼ同じ長さに切断して使用し、両端にコ字状の固定金具
56を回動可能な状態で取り付けてある。そして、固定
金具56の自由端側には締め付け用のねじ57を螺合し
てある。したがって、榾木支持杆50…の車輪51…を
支持レール49,49上に集合して、榾木支持杆50…
の車輪51…のU溝52…内に嵌合するようにして抑制
部材55,55を上方から左右の車輪51…上に載置
し、固定金具56…を回動することにより各支持レール
49の端部を固定金具56内に位置させてねじ57を締
め付けると、抑制部材55が各車輪51を上方から挟み
付けることができる。このため、フォークリフトの爪を
フレーム41の下に差し込んで榾木収容ケース3を搬送
して振動や揺れが与えられても、各榾木支持杆50が移
動することはない。なお、榾木1…の揺れを防止するた
めに左右の柱42,42間に振れ防止杆58,58を着
脱可能な状態で架設してある。
【0046】また、本実施例ではフォークリフトの爪で
榾木収容ケース3を吊り下げて移動できるようにハンガ
ー59を着脱可能に設けてある。ハンガー59は、所定
の長さに切断した金属製丸パイプを接続してなり、図2
0に示すように、ハ字状の斜め部材60,60の下端を
下側ブラケット61,61により抑制部材55に固定す
るとともに、該斜め部材60,60の上端を上側ブラケ
ット62により固定し、左右の斜め部材60,60間に
上横桟材63,63と下横桟材64,64をジョイント
44…により上下間隔を開けて固定してなる。なお、下
側ブラケット61は、抑制部材55と斜め部材60との
両側に金属板を当てがってボルトを貫通させ、ナットを
締め付けて固定するものであり、上側ブラケット62も
金属板の形状が異なるだけで同様の基本構成である。ま
た、ジョイント44は、柱42や支持レール49を接続
した前記ジョイント44と同様の構成であり、貫通空隙
46内に斜め部材60を貫通させ、他の空隙47内に上
横桟材63や下横桟材64の端部を差し込んでボルトと
ナットで締め付けて強固に固定する構成である。したが
って、ハンガー59を固定した抑制部材55,55を支
持レール49,49に接続して各榾木支持杆50を抑制
した状態で、図21に示すように、ハンガー59の上横
桟材63または下横桟材の下にフォークリフトの爪を差
し込むと、榾木収容ケース3を吊り下げた状態で搬送す
ることができる。そして、この吊り下げた榾木収容ケー
ス3を水槽65内に降ろして浸水工程の処理を行なうこ
とができる。なお、榾木収容ケース3を水槽65内に浸
漬すると、榾木1…の浮力により榾木支持杆50…が浮
上しようとするが、抑制部材55,55が上方から抑制
しているので、榾木1…が榾木支持杆50単位でバラバ
ラに浮上することを阻止することができる。また、全榾
木1…の浮力によって榾木収容ケース3自体が浮上する
ことも考えられるので、この様な場合には上横桟材63
と下横桟材64との間に板材などを貫通させて該板材上
に重錘を載せると、榾木収容ケース3自体の浮上を防止
することができる。また、図21に示すように、上横桟
材63と下横桟材64との間に貫通させたパイプ材66
等の両端部を水槽65の上縁に設けた止着具67…によ
り止着することにより榾木収納ケース3自体の浮上を阻
止してもよい。
【0047】この様に、本実施例による榾木収容ケース
3は、溶接などは一切使用することなくジョイント44
…とボルト,ナットなどによって丸パイプを接続するだ
けでフレーム41や支持レール49を組み立てることが
できる。したがって、資材の調達が容易であるばかりで
なく、組立作業に不慣れな椎茸栽培の作業者でも簡単に
組み立てることができ、製造コストの低減を図ることが
できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、菌を植え
た榾木を一旦収容榾木収容ケースに収めれば、その後の
榾寄せ工程、浸水工程、芽出し工程、発生工程、休眠工
程で榾木の積み下し作業をなくすことができる。したが
って、従来の椎茸栽培における作業と比較すると、著し
く労力の軽減を図ることができるし、作業時間の短縮が
できる。
【0049】また、支持レールに抑制部材を取り付ける
と、収容榾木収容ケースを搬送している途中で榾木が振
動で揺れても、落下することを確実に防止することがで
きるし、浸水槽内に榾木収容ケースごと浸しても、抑制
部材が榾木の浮き上がりを確実に防止して、上端まで確
実に浸水させることができる。
【0050】また、榾木間の間隔が狭くてもよい榾寄せ
や休眠工程では榾木支持杆の載置間隔を狭くすることが
できるので、所要スペースの節約が可能となる。そし
て、芽出しや発生工程で榾木の周囲に広い間隔が必要と
される場合には、支持レールに補助レールを延在させ、
榾木支持杆を移動することによって十分な間隔を確保す
ることができる。しかも、榾木支持杆を移動する際に、
榾木位置移動具を使用して容易に榾木間隔を調整するこ
とができる。
【0051】また、本発明に係る榾木収容榾木収容ケー
スは、従来のハウスで使用することができるし、傾斜地
や狭い土地であっても使用することができ、使用地の制
限を受け難い。更に、本発明に係る収容榾木収容ケース
においては、すべての榾木を垂直に吊り下げた状態で栽
培するので、椎茸の発芽、生育方向を同じにすることが
でき、榾木を傾斜させたり、井桁に組んむ従来の栽培に
比較すると、椎茸の品質や形状の、均一化を図ることが
でき、椎茸の商品価値を高めることができる。
【0052】また、フレーム、支持レール、および補助
レールを丸パイプにより構成し、周面に溝を有する車輪
を榾木支持杆の両端部に回転自在に取り付け、該車輪を
支持レール上に載置すると、組立作業を著しく簡略化す
ることができ、しかも榾木支持杆の移動も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】椎茸栽培用榾木収容ケースの分解斜視図であ
る。
【図2】榾木を集合した状態における榾木収容ケースの
斜視図である。
【図3】補助レールを支持レールの延長線上に延在させ
て榾木の間隔を拡大した状態における榾木収容ケースの
斜視図である。
【図4】操作ハンドルを起こした状態における榾木位置
移動具の側面図である。
【図5】操作ハンドルを倒して榾木支持杆を持ち上げた
状態における榾木位置移動具の側面図である。
【図6】榾木位置移動具の正面図である。
【図7】榾木支持杆を持ち上げて移動中における榾木位
置移動具の斜視図である。
【図8】抑制部材の斜視図である。
【図9】支持レールに抑制部材を取り付けた状態におけ
る断面図である。
【図10】アダプターを取り付けた状態の榾木収容ケー
スの正面図である。
【図11】アダプターを取り付けた状態の収容ケースの
側面図である。
【図12】榾木移動具の他の実施例の斜視図である。
【図13】丸パイプを使用して構成した榾木収容ケース
の斜視図である。
【図14】図13に示す榾木収容ケースの分解斜視図で
ある。
【図15】ジョイントの斜視図である。
【図16】榾木支持杆の両端に取り付ける車輪の斜視図
である。
【図17】支持レールに補助レールを取り付けて榾木の
前後間隔を一部拡大した状態の斜視図である。
【図18】支持レールに補助レールを取り付けて榾木の
前後間隔を拡大した状態の斜視図である。
【図19】榾木収容ケースをフォークリフトにより搬送
している状態の斜視図である。
【図20】榾木収容ケースを吊り下げるハンガーの分解
斜視図である。
【図21】榾木収容ケースを吊り下げて水槽に漬ける状
態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】 1 榾木 2,50 榾木支持杆 3 榾木収容ケース 4,49 支持レール 5 載置条 6 走行条 7,41 フレーム 11,53 補助レール 15 接続ピン 17 榾木位置移動具 18 操作ハンドル 19 ブラケット 21 車輪 22 昇降部材 24 支持杆用受部 25,55 抑制部材 29 ストッパー 31 アダプター 51 榾木支持杆の車輪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、該フレームに所定の高さで
    水平方向に固定され、榾木支持杆の両端部を載せる一対
    の支持レールと、該支持レールの端部において支持レー
    ルの延長線上に延在可能な補助レールと、からなる椎茸
    栽培用榾木収容ケース。
  2. 【請求項2】 フレームと、該フレームに所定の高さで
    水平方向に固定され、榾木支持杆の両端部を載せる一対
    の支持レールと、該支持レールの端部において支持レー
    ルの延長線上に延在可能な補助レールと、支持レールに
    着脱可能であって、支持レールに取り付けた状態で榾木
    支持杆の端部に上方から臨む抑制部材と、からなる椎茸
    栽培用榾木収容ケース。
  3. 【請求項3】 支持レールは、榾木支持杆を載置する載
    置条と、該載置条と平行に配置され、車輪が走行する走
    行条とを有している請求項1または請求項2に記載の椎
    茸栽培用榾木収容ケース。
  4. 【請求項4】 走行条上を走行する車輪と、車輪で支持
    されたブラケットと、該ブラケットの軸を中心に回動可
    能であって、左右の車輪側を接続する門形の操作ハンド
    ルと、操作ハンドルの回動中心から前後方向に外れた位
    置に回動可能な状態で軸着されて下端部分に榾木支持杆
    用受部を設けた昇降部材とからなる榾木位置移動具。
  5. 【請求項5】 フレーム、支持レール、および補助レー
    ルを丸パイプにより構成し、周面に溝を有する車輪を榾
    木支持杆の両端部に回転自在に取り付け、該車輪を支持
    レール上に載置した請求項1または請求項2に記載の椎
    茸栽培用榾木収容ケース。
JP3347658A 1990-12-28 1991-12-04 椎茸栽培用榾木収容ケースおよび榾木位置移動具 Pending JPH0530855A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41538690 1990-12-28
JP2-415386 1990-12-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0530855A true JPH0530855A (ja) 1993-02-09

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JP3347658A Pending JPH0530855A (ja) 1990-12-28 1991-12-04 椎茸栽培用榾木収容ケースおよび榾木位置移動具

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JP (1) JPH0530855A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200003124A (ko) * 2017-05-17 2020-01-08 오카도 이노베이션 리미티드 모듈형 보관 시스템 및 방법
CN115250834A (zh) * 2022-08-19 2022-11-01 龙泉市菇友自动化设备有限公司 一种用于食用菌菌棒批量运输排场的装置

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