JPH053082B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH053082B2 JPH053082B2 JP58029979A JP2997983A JPH053082B2 JP H053082 B2 JPH053082 B2 JP H053082B2 JP 58029979 A JP58029979 A JP 58029979A JP 2997983 A JP2997983 A JP 2997983A JP H053082 B2 JPH053082 B2 JP H053082B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- spring
- rope
- support
- support arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、床面に対して垂直な平面内で回転自
在なランプ支持アームが照明器具等の重量によつ
て、落下方向に急回転するのを防止し、ランプ支
持アームを任意の回転角度で安定的に静止し得る
ようにした電気スタンドの平衡装置に関する。
在なランプ支持アームが照明器具等の重量によつ
て、落下方向に急回転するのを防止し、ランプ支
持アームを任意の回転角度で安定的に静止し得る
ようにした電気スタンドの平衡装置に関する。
本発明は構造が簡単で小型化に適し、且つラン
プ支持アームを完全平衡状態に設定可能な電気ス
タンドの平衡装置を提供することを目的とするも
のである。
プ支持アームを完全平衡状態に設定可能な電気ス
タンドの平衡装置を提供することを目的とするも
のである。
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例に
基いて詳細に説明する。
基いて詳細に説明する。
2は図板であり、これに、万力型固定具4が着
脱可能に固定されている。前記万力型固定具4の
ブロツク4aにはパイプ状の支持体6が図板2面
に対して垂直な軸線を中心として回転可能に取付
けられている。26は前記支持体6の上端に、図
板2面に対して水平な軸線を中心として回転自在
に軸28支されたランプ支持アームであり、該支
持アーム26の開放端側には、照明器具30が取
付けられている。38,39はアーム26の一端
部の側面に形成された立ち上り部であり、該立ち
上り部38,39にねじ杆40が、軸方向に移動
しないように、回転自在に取付けられている。前
記ねじ杆40の一端にはモール42が固定されて
いる。48は前記ねじ杆40に螺合する駒部材で
あり、該駒部材48は、ねじ杆40の回転と連動
して回転しないようにアーム26の側面にスライ
ド自在に当接している。50はコイルスプリング
であり、これの一端は前記支持体12にねじ止め
固定されている。52は支持体12に回転自在に
軸支されたローププーリから成るロープガイドで
あり、これに屈曲自在な柔軟性のあるワイヤロー
プ54が掛けられている。前記ワイヤロープ54
の一端は前記駒部材48に連結し他端は前記コイ
ルスプリング50に連結している。前記ワイヤロ
ープ54とコイルスプリング50は全体として伸
縮付勢体を構成している。前記伸縮付勢体は駒部
材48の回動に伴つてロープガイド52のロープ
規制端E即ち、回動基点を中心として回動する。
前記ロープ54の一端54aを前記回動基点に移
動させたとき、スプリング50によるロープ54
の張力がゼロとなるように、スプリング50の初
期ゼロ位置が設定されている。前記スプリング5
0は前記支持アーム26にその回転方向にかかる
荷重に対応したバネ定数を有するものが採用され
ている。
脱可能に固定されている。前記万力型固定具4の
ブロツク4aにはパイプ状の支持体6が図板2面
に対して垂直な軸線を中心として回転可能に取付
けられている。26は前記支持体6の上端に、図
板2面に対して水平な軸線を中心として回転自在
に軸28支されたランプ支持アームであり、該支
持アーム26の開放端側には、照明器具30が取
付けられている。38,39はアーム26の一端
部の側面に形成された立ち上り部であり、該立ち
上り部38,39にねじ杆40が、軸方向に移動
しないように、回転自在に取付けられている。前
記ねじ杆40の一端にはモール42が固定されて
いる。48は前記ねじ杆40に螺合する駒部材で
あり、該駒部材48は、ねじ杆40の回転と連動
して回転しないようにアーム26の側面にスライ
ド自在に当接している。50はコイルスプリング
であり、これの一端は前記支持体12にねじ止め
固定されている。52は支持体12に回転自在に
軸支されたローププーリから成るロープガイドで
あり、これに屈曲自在な柔軟性のあるワイヤロー
プ54が掛けられている。前記ワイヤロープ54
の一端は前記駒部材48に連結し他端は前記コイ
ルスプリング50に連結している。前記ワイヤロ
ープ54とコイルスプリング50は全体として伸
縮付勢体を構成している。前記伸縮付勢体は駒部
材48の回動に伴つてロープガイド52のロープ
規制端E即ち、回動基点を中心として回動する。
前記ロープ54の一端54aを前記回動基点に移
動させたとき、スプリング50によるロープ54
の張力がゼロとなるように、スプリング50の初
期ゼロ位置が設定されている。前記スプリング5
0は前記支持アーム26にその回転方向にかかる
荷重に対応したバネ定数を有するものが採用され
ている。
次に本実施例の作用について説明する。
ランプ支持アーム26は、照明器具30等の重
量により軸28を中心として第1図上、時針回転
方向に回転トルクT′が発生する。この回転トル
クT′とスプリング50の弾力によつて上記アー
ム26に作用する回転トルクTの大きさは同一で
ある。従つて、ランプ支持アーム26は任意の揺
動位置でバランスする。
量により軸28を中心として第1図上、時針回転
方向に回転トルクT′が発生する。この回転トル
クT′とスプリング50の弾力によつて上記アー
ム26に作用する回転トルクTの大きさは同一で
ある。従つて、ランプ支持アーム26は任意の揺
動位置でバランスする。
上記の作用を、第2図の説明図を参照して更に
詳しく説明する。
詳しく説明する。
アーム26が支持体12に対して点Pを中心に
回転し、アーム26のロープ連結点Cがロープ5
4を介してスプリング50によつて引張られてい
る状態において、上記C点とガイド52のロープ
規制端Eとが最短距離にある状態をゼロ度とし
て、アーム26を角度θ回転させたとき、スプリ
ング50によつてアーム26に生じる回転トルク
Tを考えてみる。まず、アーム26が角度θ回転
したときのスプリング50の強さFは、kをスプ
リング50のばね定数、xをスプリング50の伸
張量とすると、アーム26の角度θがゼロ度のと
き、スプリング50の張力がゼロとなるように設
定した場合 F=kx=k(l−a)である。
回転し、アーム26のロープ連結点Cがロープ5
4を介してスプリング50によつて引張られてい
る状態において、上記C点とガイド52のロープ
規制端Eとが最短距離にある状態をゼロ度とし
て、アーム26を角度θ回転させたとき、スプリ
ング50によつてアーム26に生じる回転トルク
Tを考えてみる。まず、アーム26が角度θ回転
したときのスプリング50の強さFは、kをスプ
リング50のばね定数、xをスプリング50の伸
張量とすると、アーム26の角度θがゼロ度のと
き、スプリング50の張力がゼロとなるように設
定した場合 F=kx=k(l−a)である。
上記lは次の式によつて求めることができる。
l={(rsinθ)2+(r−a−rsosθ2)}1/2=[r
2sin2θ+{r(1−cosθ) +a}2]1/2={r2sin2θ+r2(1−2cosθ+cos2
θ)+2ra(1−cosθ+a2}1/2 ={(r2sin2θ+r2−2r2cosθ+r2cos2θ+2ra−2
racosθ+a2}1/2 ={r2(sin2θ+cos2θ)+r2−2r2cosθ+2ra(
l−cosθ)+a2}1/2 ={2r2−2r2cosθ+2ra(1−cosθ)+a2}1/2=
{2r21−cosθ+2ra(1 −cosθ+a2}1/2={(1−cosθ)(2r2+2ra)
+a2}1/2 また、ロープ54の張力によつて、取付体を回
転させるために必要とされる回転半径RはR=
(a+r)sinαとして求めることができる これを変形すると、 R=(a+r)rsinθ/l スプリング50の伸びによるアーム26を回転
ささせるトルクTは、T=F×Rなのでこの式に
上記FとRの値を 入れると。
2sin2θ+{r(1−cosθ) +a}2]1/2={r2sin2θ+r2(1−2cosθ+cos2
θ)+2ra(1−cosθ+a2}1/2 ={(r2sin2θ+r2−2r2cosθ+r2cos2θ+2ra−2
racosθ+a2}1/2 ={r2(sin2θ+cos2θ)+r2−2r2cosθ+2ra(
l−cosθ)+a2}1/2 ={2r2−2r2cosθ+2ra(1−cosθ)+a2}1/2=
{2r21−cosθ+2ra(1 −cosθ+a2}1/2={(1−cosθ)(2r2+2ra)
+a2}1/2 また、ロープ54の張力によつて、取付体を回
転させるために必要とされる回転半径RはR=
(a+r)sinαとして求めることができる これを変形すると、 R=(a+r)rsinθ/l スプリング50の伸びによるアーム26を回転
ささせるトルクTは、T=F×Rなのでこの式に
上記FとRの値を 入れると。
T=k(l−a)(a+r)r・sinθ/l
となる。
a=0のときは、
T=krsinθとなる。krは一定であり、この式か
らTはsinθの関数であることが判る。ここで、第
3図に示す如く、wをアーム側の重心Gに、アー
ム26を回転させる方向にかかる、照明器具30
の重量等による荷重、r′を重心Gとアーム26の
回転中心との距離とすると、アーム26を図板面
に対して略垂直になるまで上方向に回転して、荷
重wがアーム26に回転トルクとして作用しない
アームの状態をゼロ度としたとき、アームをθ度
回転したときの、荷重wによつて生じる回転トル
クT′は T′=wr′sinθで求められる。
らTはsinθの関数であることが判る。ここで、第
3図に示す如く、wをアーム側の重心Gに、アー
ム26を回転させる方向にかかる、照明器具30
の重量等による荷重、r′を重心Gとアーム26の
回転中心との距離とすると、アーム26を図板面
に対して略垂直になるまで上方向に回転して、荷
重wがアーム26に回転トルクとして作用しない
アームの状態をゼロ度としたとき、アームをθ度
回転したときの、荷重wによつて生じる回転トル
クT′は T′=wr′sinθで求められる。
wr′の値は一定であり、これからトルクT′は
sinθの関数であることが判る。
sinθの関数であることが判る。
このことは、a=0の場合、アーム26の正逆
方向の回転トルクT,T′を完全バランスさせる
ことができることを示している。また、第4図に
示す如く、上記rを、短くしたときのトルク変化
は、上記 l={(1−cosθ)(2r2+2r・a) +a2}1/2 を変化させると、 l={(1−cosθ)(2rs2+2rsb) +b2}1/2 となる。
方向の回転トルクT,T′を完全バランスさせる
ことができることを示している。また、第4図に
示す如く、上記rを、短くしたときのトルク変化
は、上記 l={(1−cosθ)(2r2+2r・a) +a2}1/2 を変化させると、 l={(1−cosθ)(2rs2+2rsb) +b2}1/2 となる。
尚rsはアーム26の回転中心とロープ連結点C
との距離、bはアーム26がゼロ度のときのガイ
ド52のロープ規制端とロープ連結点C′との距離
である。尚、ロープ連結点CをD点に移動する
と、ロープ54の張力がゼロとなる。この点Dと
ガイド52のロープ規制端Eとの距離をa、点D
と上記ロープ連結点C′との距離をdとすると、 上記bは、 b=(a+d)で表わされる。
との距離、bはアーム26がゼロ度のときのガイ
ド52のロープ規制端とロープ連結点C′との距離
である。尚、ロープ連結点CをD点に移動する
と、ロープ54の張力がゼロとなる。この点Dと
ガイド52のロープ規制端Eとの距離をa、点D
と上記ロープ連結点C′との距離をdとすると、 上記bは、 b=(a+d)で表わされる。
実際のスプリング78の伸びlrは、
lr=(l−b)+d
スプリング50の強さFは
F=K(l−b+d)となる。
また回転トルク発生要素としての、アーム上に
想定される回転半径Rは、 R=(a+r)sinα =(a+r)rs・sinθ/l よつて、スプリング50によつてアーム26に
生じる回転トルクTは、 T=F×R =k(l−b+d)(a+r)rs・sinθ/l となる。
想定される回転半径Rは、 R=(a+r)sinα =(a+r)rs・sinθ/l よつて、スプリング50によつてアーム26に
生じる回転トルクTは、 T=F×R =k(l−b+d)(a+r)rs・sinθ/l となる。
lの値は、アーム26の回転角度によつて変化
するので、スプリング50によつてアーム26に
生じる回転トルクTの変化特性は、sinθのカーブ
を形成しない。しかるに、照明市器具の重量によ
つてアーム26に生じる回転トルクT′のアーム
の回転に伴う変化特性はsinθのカーブを形成する
ため、アーム26に生じる正逆方向の回転トルク
をバランスさせることができない。しかしなが
ら、第4図において、アーム26上のロープ連結
点Cを、ロープガイド52のロープ規制端Eに持
ち来たしたとき、スプリング50の張力がゼロと
なるように設定すれば、スプリング50のばね力
Fは F=klで求めることができる。
するので、スプリング50によつてアーム26に
生じる回転トルクTの変化特性は、sinθのカーブ
を形成しない。しかるに、照明市器具の重量によ
つてアーム26に生じる回転トルクT′のアーム
の回転に伴う変化特性はsinθのカーブを形成する
ため、アーム26に生じる正逆方向の回転トルク
をバランスさせることができない。しかしなが
ら、第4図において、アーム26上のロープ連結
点Cを、ロープガイド52のロープ規制端Eに持
ち来たしたとき、スプリング50の張力がゼロと
なるように設定すれば、スプリング50のばね力
Fは F=klで求めることができる。
ここで、Hをロープ規制端Eとアームの回転中
心Pとの距離、rsをロープ連結点CとPとの距離
とすると、スプリング50の伸びlは、 l=√2+−2・・となる。
心Pとの距離、rsをロープ連結点CとPとの距離
とすると、スプリング50の伸びlは、 l=√2+−2・・となる。
スプリング50による回転トルク発生要素とし
ての、回転半径Rは R=H・sinα そしてx=l・sinα=rs・sinθ であるから、 R=H・rs・sinθ/l これからスプリング50のばね力によつてアー
ム26に生じる回転トルクTは、 T=kl×R =kl×H・rs・sinθ/l =k・H・rs・sinθ これにより、スプリング50による回転トルク
Tは、sinθ×定数となりSINカーブとなる。上記
式から、ロープ端をガイド52のロープ規制端E
に移動した時、スプリング50の張力がゼロとな
るように設定すれば、スプリング連結点Cをアー
ム26の第1図上、回転中心から左側の任意の位
置に設定してもスプリング50によつてアーム2
6に生じる回転トルクTの変化特性をSINカーブ
とすることができることが判る。尚、第5図に示
す如く、ロープガイドを設けない場合、ロープガ
イドがアームに対して無限に遠い所にあると仮定
すると、スプリングの ばね力=k(rs−rs・cosθ) =krs(l−cosθ) で求めることができる。また、ばねによる回転ト
ルク発生要素としての回転半径Rは R=rs・sinθであるからスプリングの引張力によ
つてアームに生じる回転トルクTは、 T=krs(l−cosθ)×rs・sinθ =k・rs・sinθ(l−cosθ) 従つて、回転トルクTの変化特性は、第6図に
示す如く、sinのカーブを形成しない。
ての、回転半径Rは R=H・sinα そしてx=l・sinα=rs・sinθ であるから、 R=H・rs・sinθ/l これからスプリング50のばね力によつてアー
ム26に生じる回転トルクTは、 T=kl×R =kl×H・rs・sinθ/l =k・H・rs・sinθ これにより、スプリング50による回転トルク
Tは、sinθ×定数となりSINカーブとなる。上記
式から、ロープ端をガイド52のロープ規制端E
に移動した時、スプリング50の張力がゼロとな
るように設定すれば、スプリング連結点Cをアー
ム26の第1図上、回転中心から左側の任意の位
置に設定してもスプリング50によつてアーム2
6に生じる回転トルクTの変化特性をSINカーブ
とすることができることが判る。尚、第5図に示
す如く、ロープガイドを設けない場合、ロープガ
イドがアームに対して無限に遠い所にあると仮定
すると、スプリングの ばね力=k(rs−rs・cosθ) =krs(l−cosθ) で求めることができる。また、ばねによる回転ト
ルク発生要素としての回転半径Rは R=rs・sinθであるからスプリングの引張力によ
つてアームに生じる回転トルクTは、 T=krs(l−cosθ)×rs・sinθ =k・rs・sinθ(l−cosθ) 従つて、回転トルクTの変化特性は、第6図に
示す如く、sinのカーブを形成しない。
次に、上記回転半径Rを調整する動作について
説明する。
説明する。
モール42を回転するとねじ軸40が回転す
る。これにより駒部材48がねじ軸40に沿つて
移動し、ロープ端子は、駒部材48と連動してア
ーム26上を、その延長方向に移動する。上記ロ
ープ端子の移動によつてアーム26の回転中心に
対する、ロープ連結点Cの距離が変化する。従つ
て、図板2を傾斜したときは、モール42を回転
調整することによつて、前記荷重Wによつてアー
ム26に生じる回転トルクT′に対して、スプリ
ング50の引張荷重Fによつてアーム26に生じ
る回転トルクTの大きさを一致させることができ
る。尚、第7図及び第8図に示す如く、筒体60
を支持体12に回転自在に軸62支し、コイルス
プリング66によつて付勢されたロツド64の先
端64aをアーム26の偏心部に回転自在に連結
して、ロツド64の引張力によつてアーム26を
反時針回転方向に付勢するようにしても良い。こ
の構成の場合は、ロツド64の先端64aを筒体
60の回転中心に移動すると、コイルスプリング
66の弾発力がゼロとなるようにスプリングの初
期弾力を設定する。
る。これにより駒部材48がねじ軸40に沿つて
移動し、ロープ端子は、駒部材48と連動してア
ーム26上を、その延長方向に移動する。上記ロ
ープ端子の移動によつてアーム26の回転中心に
対する、ロープ連結点Cの距離が変化する。従つ
て、図板2を傾斜したときは、モール42を回転
調整することによつて、前記荷重Wによつてアー
ム26に生じる回転トルクT′に対して、スプリ
ング50の引張荷重Fによつてアーム26に生じ
る回転トルクTの大きさを一致させることができ
る。尚、第7図及び第8図に示す如く、筒体60
を支持体12に回転自在に軸62支し、コイルス
プリング66によつて付勢されたロツド64の先
端64aをアーム26の偏心部に回転自在に連結
して、ロツド64の引張力によつてアーム26を
反時針回転方向に付勢するようにしても良い。こ
の構成の場合は、ロツド64の先端64aを筒体
60の回転中心に移動すると、コイルスプリング
66の弾発力がゼロとなるようにスプリングの初
期弾力を設定する。
また、第9図に示す如く、両端部70aと70
bを重ね合わせた状態のとき弾力がゼロとなるよ
うに設定された曲げばね70の一端70aを支持
体12に回転自在に取付け、他端70bをアーム
26の偏心部に回転自在に連結するようにして
も、上記実施例のように、ランプ支持アームの完
全バランスを図ることができる。尚、上記ロツド
64、曲げばね70は伸縮付勢体を構成してい
る。
bを重ね合わせた状態のとき弾力がゼロとなるよ
うに設定された曲げばね70の一端70aを支持
体12に回転自在に取付け、他端70bをアーム
26の偏心部に回転自在に連結するようにして
も、上記実施例のように、ランプ支持アームの完
全バランスを図ることができる。尚、上記ロツド
64、曲げばね70は伸縮付勢体を構成してい
る。
本発明は上述の如く構成したので、簡単な構成
でランプ支持アームの平衡を正確に設定すること
ができる効果が存する。
でランプ支持アームの平衡を正確に設定すること
ができる効果が存する。
第1図は側面図、第2図は説明図、第3図は説
明図、第4図は説明図、第5図は説明図、第6図
は説明図、第7図は他の実施例を示す側面図、第
8図は同、説明図、第9図は他の実施例を示す側
面図である。 2……図板、6……支持体、26……図板支持
アーム、50……スプリング、54……ワイヤロ
ープ。
明図、第4図は説明図、第5図は説明図、第6図
は説明図、第7図は他の実施例を示す側面図、第
8図は同、説明図、第9図は他の実施例を示す側
面図である。 2……図板、6……支持体、26……図板支持
アーム、50……スプリング、54……ワイヤロ
ープ。
Claims (1)
- 1 支持体と、該支持体に回転自在に連結するラ
ンプ支持アームと、該ランプ支持アームに取り付
けられた照明器具とから成る電気スタンドにおい
て、前記支持体側に伸縮付勢体の一方の回転自在
に支持せしめ、前記ランプ支持アームの回転中心
から離れた位置に、該ランプ支持アームの前記照
明器具等の重量による回転方向とは逆方向に前記
伸縮付勢体の付勢力が作用するように、前記伸縮
付勢体の他方側を、回転自在に連結し、前記伸縮
付勢体を、その他方端を前記支持アームから外し
て前記伸縮付勢体の前記支持体上の回動基点に移
動した場合に前記伸縮付勢体のたわみ量がほぼゼ
ロとなるように設定したことを特徴とする電気ス
タンドの平衡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2997983A JPS59157904A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 電気スタンドの平衡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2997983A JPS59157904A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 電気スタンドの平衡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59157904A JPS59157904A (ja) | 1984-09-07 |
JPH053082B2 true JPH053082B2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12291078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2997983A Granted JPS59157904A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 電気スタンドの平衡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59157904A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH068085B2 (ja) * | 1984-07-28 | 1994-02-02 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両用トランスミツシヨンケ−ス |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248851U (ja) * | 1976-04-22 | 1977-04-07 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248851Y2 (ja) * | 1973-02-01 | 1977-11-07 |
-
1983
- 1983-02-24 JP JP2997983A patent/JPS59157904A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248851U (ja) * | 1976-04-22 | 1977-04-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59157904A (ja) | 1984-09-07 |
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