JPH0530769Y2 - - Google Patents

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JPH0530769Y2
JPH0530769Y2 JP2190887U JP2190887U JPH0530769Y2 JP H0530769 Y2 JPH0530769 Y2 JP H0530769Y2 JP 2190887 U JP2190887 U JP 2190887U JP 2190887 U JP2190887 U JP 2190887U JP H0530769 Y2 JPH0530769 Y2 JP H0530769Y2
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JP
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intake
filter
opening
inhaler
compressor
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば咽喉等に薬液を吸入させる
ために使用される吸入器であつて、霧化筒に対し
ジエツト気流を送出するコンプレツサの吸気効率
を向上させた吸入器の吸気フイルタ収納構造に関
する。
(ロ) 従来の技術 第3図は、従来の吸入器本体ケースに設けられ
るフイルタ収納構造を示す要部拡大断面図であ
る。
吸入器本体ケース61の内部には、コンプレツ
サを配備し、このコンプレツサは、排気部に送気
チユーブを介して外部の霧化筒と接続する(図示
せず)と共に、吸気部に接続する吸気チユーブ6
3を介して、本体ケース61内のフイルタ収納部
62と接続している。このフイルタ収納部62
は、第3図に示すように、吸入器本体ケース61
の適所に切欠開口部を形成し、この切欠開口部に
連通して本体ケース61内部にフイルタ収納ボツ
クスを設け、このボツクスの上壁64に前記吸気
チユーブ63を接続する吸気筒65を突出してい
る。フイルタ66は、収納ボツクス(収納部6
2)の開口部から装填され、ボツクス開口面はフ
イルタカバー66で開閉可能に閉成されている。
使用に際しては、コンプレツサを駆動させる。
これにより、フイルタカバーの通気口から外気が
吸引され、エアはフイルタを挿通して吸気筒の開
口面(ボツクス上壁に臨出する開口端面)から、
吸気チユーブを経てコンプレツサに吸引され、圧
縮されて霧化筒の圧縮空気管ノズルよりジエツト
気流となつて噴出する。霧化筒の霧化部では、こ
のジエツト気流により負圧が生じ、液溜部の液が
エジエクト作用により吸水管を上昇して霧化し、
霧化液放出部より排出され、患者の咽喉等に吸入
される。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記フイルタ収納構造では、吸気筒の開口端面
がフイルタ収納部の上壁に臨出し、且つ収納部に
装填されるフイルタの上面は、この吸気筒の開口
端面に接面し、フイルタによつて吸気筒の開口面
が閉成された状態となつている。
このため、吸気筒の臨出開口面積が小さくな
り、フイルタカバーの通気口より導入され、フイ
ルタ内を侵入する外気が、吸気筒の開口面を挿通
し難く、結局、吸気効率が悪い等の不利があつ
た。
この考案は、以上のような問題点を解消させ、
フイルタを挿通した外気が吸気筒の開口面を極め
て容易に挿通し、コンプレツサの吸気効率を向上
させた吸入器の吸気フイルタ収納構造を提供する
ことを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この考案の吸入
器の吸気フイルタ収納構造では、次のような構成
としている。
吸気フイルタ収納構造は、内部にコンプレツサ
及びコンプレツサに吸気チユーブを介して接続さ
れるフイルタ収納部を備えた吸入器本体ケース
と、この吸入器本体ケースのコンプレツサに送気
チユーブを介して接続される霧化筒とから成る吸
入器であつて、前記フイルタ収納部の吸気チユー
ブ接続開口端面部適所に、フイルタ端面を支承す
る空間保持手段を設け、前記吸気チユーブ接続開
口端面近傍に吸気用空間部を形成して構成されて
いる。
このような構成を有する吸入器の吸気フイルタ
収納構造では、収納部にフイルタを装填した状態
において、フイルタの端面が空間保持手段(空間
形成用突片)に当接し、フイルタの端面と吸気筒
の開口端面との間に吸気用空間部が構成されてい
る。従つて、吸気筒の開口端面近傍にはフイルタ
は存在せず、吸気用空間部が位置している。つま
り、吸気筒の開口端面は吸気用空間部に連通して
いる。これにより、フイルタを通過した外気は、
吸気用空間部を経て、吸気筒の開口面へ流入する
こととなる。従つて、吸気筒の開口端面近傍には
吸気筒が外気を導引するのを妨げるものがなく、
結果として吸気筒の開口面積が従来(のフイルタ
面が吸気筒の開口端面に接面し閉成している状
態)に比較して大きく設定されたこととなり、外
気がスムーズにコンプレツサに導入され、吸気効
率が向上する。
(ホ) 実施例 第2図は、この考案に係る吸入器の具体的な一
実施例を示す一部断面の正面図である。
吸入器は、内部にコンプレツサ11及びフイル
タ収納部2を備える吸入器本体ケース1と、送気
チユーブ51を介してコンプレツサ11に接続さ
れる霧化筒5とから構成される。
吸入器本体ケース1は、筺状に形成され内部中
央に、コンプレツサ(フリーピストン式リニアコ
ンプレツサ)11が、ゴム製支承台12上に配置
してある。そして、本体ケース1の両端部及び両
側壁内面には、それぞれコンプレツサ11を振動
衝撃より保護する緩衝材13を突出してあり、両
側壁にはコンプレツサ11の発熱を逃がすための
複数の通気口14が開設されている。
また、本体ケース1の一端壁には、外方へ突出
する霧化筒収納部15及び霧化筒支承アーム16
を配備すると共に、使用状態において霧化筒5を
支承する支承アーム16を、不用時収容するアー
ム収容部17を設けている。
前記コンプレツサ11の送気部には排気チユー
ブ18を接続し、この排気チユーブ18の管継手
を本体ケース1の外部へ引出し固定し、この管継
手を介して上記霧化筒5の送気チユーブ51を脱
着可能に接続している。また、コンプレツサ11
の吸気部には吸気チユーブ19を接続し、この吸
気チユーブ19の一端部を、後述するフイルタ収
納部2の吸気筒21と接続している。
第1図は、フイルタ収納部2を示す要部拡大断
面図である。
フイルタ収納部2は、吸入器本体ケース1の端
壁下部に形成された切欠開口部1aに対応して配
備された一端部開口(前面部開口)29の筺状
で、垂直状底壁22と、この底壁22の上下端か
ら対向状に突設された上壁23及び下壁24とか
ら成る断面コ字状に形成されている。そして、こ
の上壁23及び下壁24の先端部が上記切欠開口
部1a方向へ突出し、フイルタ収納部2の開口部
29が切欠開口部1aに連通させてある。この開
口部(切欠開口部1a)29には、フイルタカバ
ー26が配備され、開閉可能に閉成されている。
フイルタカバー26の面内には、吸気窓部27が
形成してあり、この吸気窓部27が前記フイルタ
収納部2の開口部29に連通するように設定して
ある。また、フイルタカバー26の両端部には、
それぞれ係合片28,28を形成し、この係合片
28,28を前記切欠開口部(吸入器本体ケース
1の底壁)1a基端と、前記上壁23の先端部と
にそれぞれ係脱可能に係止させ、フイルタカバー
26の脱着によりフイルタ収納部2に装填するフ
イルタ3の装脱を可能にしている。
前記フイルタ収納部2の上壁23の隅部、つま
り垂直壁22側の一端部には、上方へ突出する吸
気筒21を突設している。そして、この垂直壁2
2には、垂直壁22の内面に臨出する吸気筒21
の開口端面が、フイルタ3と接面するのを阻止す
る空間保持手段4が配備されている。空間保持手
段4は、実施例では2本の空間保持用突出片41
を垂直壁22から開口部側29へ突設し、収納部
2(上・下壁23,24間)に装填されるフイル
タ3の先端面を支承し、それ以上の侵入を阻止す
るように設定して、吸気筒21の開口端面近傍に
吸気用空間部25を形成している。
このような構成を有する吸入器の吸気フイルタ
収納構造では、収納部2に装填されたフイルタ3
の先端面が、垂直壁22より突出する空間保持用
突出片41に当接した状態で固定位置し、この空
間保持用突出片41の突出長さ分、フイルタ3と
垂直壁22との間に吸気用空間部25が形成され
ている。つまり、吸気筒21の開口端面がこの吸
気用空間部25に連通している。
今、コンプレツサ11を駆動させる時、フイル
タカバー26の吸気窓27より外気が吸引され、
外気はフイルタ3を通過して空間保持用突出片4
1にて構成された空間、つまり垂直壁22面とフ
イルタ3の先端面との間の吸気用空間部25に侵
入する。その後、吸引された外気は、この吸気用
空間部25に連通する吸気筒21の開口端面よ
り、吸気筒21を経てコンプレツサ11の吸気部
に導入される。かくして、フイルタ3を通過した
外気は、吸気用空間部25を経て吸気筒21に吸
引されることとなり、吸気筒21の開口端面部に
は、この吸引作用を邪魔するものが全くなく、極
めてスムーズに吸引効果が発揮され、コンプレツ
サ11の吸引効率が向上し、霧化筒5に理想的な
ジエツト気流を送出ことが出来る。
(ヘ) 考案の効果 この考案では、以上のように、吸入器本体ケー
ス内のフイルタ収納部に、フイルタ面を支承する
空間保持手段を形成し、この空間保持手段により
吸気筒の開口端面近傍に吸気用空間部を形成させ
ることとしたから、吸引された外気は、フイルタ
を通過し、この吸気用空間部へ侵入した後、吸気
筒よりコンプレツサに吸引される。従つて、フイ
ルタ収納部に臨出する吸気筒の開口端面近傍には
外気の吸引を邪魔するものが全くなく、従来のよ
うに、フイルタが吸気筒の開口端面を閉成し、吸
気筒の開口面積が狭いために吸気効率が低下する
等の不利が解消され、霧化筒に対し理想的なジエ
ツト気流を送出することが出来る等、考案目的を
達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例吸入器のフイルタ収納部を示す
要部拡大断面斜視図、第2図は、実施例吸入器を
示す一部断面の正面図、第3図は、従来のフイル
タ収納部を示す要部拡大断面図である。 1……吸入器本体ケース、2……フイルタ収納
部、3……フイルタ、4……空間保持手段、5…
…霧化筒、25……吸気用空間部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部にコンプレツサ及びコンプレツサに吸気チ
    ユーブを介して接続されるフイルタ収納部を備え
    た吸入器本体ケースと、この吸入器本体ケースの
    コンプレツサに送気チユーブを介して接続される
    霧化筒とから成る吸入器において、 前記フイルタ収納部の吸気チユーブ接続開口端
    面部適所に、フイルタ端面を支承する空間保持手
    段を設け、前記吸気チユーブ接続開口端面近傍に
    吸気用空間部を形成したことを特徴とする吸入器
    の吸気フイルタ収納構造。
JP2190887U 1987-02-17 1987-02-17 Expired - Lifetime JPH0530769Y2 (ja)

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JP2190887U JPH0530769Y2 (ja) 1987-02-17 1987-02-17

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