JP2550738Y2 - エゼクタポンプ - Google Patents

エゼクタポンプ

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JP2550738Y2
JP2550738Y2 JP1989105476U JP10547689U JP2550738Y2 JP 2550738 Y2 JP2550738 Y2 JP 2550738Y2 JP 1989105476 U JP1989105476 U JP 1989105476U JP 10547689 U JP10547689 U JP 10547689U JP 2550738 Y2 JP2550738 Y2 JP 2550738Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ノズルとそれに連なるディフューザとから
なるエゼクタを収納したエゼクタポンプに関する。
[従来の技術] 従来より、簡便な真空ポンプとして、圧縮空気を用い
て霧吹きの原理により気体を吸引排除するエゼクタポン
プが用いられている。
このエゼクタポンプでは、その主要部となる上記エゼ
クタを、アルミダイカスト製などのポンプ本体に収納し
ている。
また近時は、上記ポンプ本体を、薄い方形ブロック状
に形成していて、ポンプ本体、即ちエゼクタポンプを、
機械装置にコンパクトに高密度に取り付け可能な形状に
形成している。
そして、上記エゼクタポンプの左右の側面に、上記エ
ゼクタのノズルに圧縮空気を送入する空気送入ポート
と、上記エゼクタのディフューザから排出される空気を
大気中に排出する空気排出ポートとを、それぞれ別けて
備えている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記エゼクタポンプにあっては、該エゼク
タポンプの取り付ける機械装置部分における他の機器の
配置情況やスペース情況、管路の接続情況などに応じ
て、前記空気送入ポートと空気排出ポートとを、エゼク
タポンプの一方の側面から他方の側面へとそれぞれ互い
に移動させて、機械装置へのエゼクタポンプの取り付け
の容易化を図ったり、機械装置に取り付けた後のエゼク
タポンプのメンテナンスの容易化を図ったりすることが
不可能であった。
そのため、エゼクタポンプを機械装置に取り付けた際
には、その空気送入ポートに連結する管路をエルボなど
を介して多大な手数を掛けて複雑に折曲した形状に形成
しなければならなかったり、その空気排出ポートに消音
器を接続するためのスペースや、エゼクタポンプ周囲に
メンテナンス用のスペースを確保するために、エゼクタ
ポンプを目的とする位置や方向に取り付けることができ
ずに、機械装置の一部に無駄なスペースを生じさせてし
まったりした。
本考案は、このような問題点を解消した、エゼクタポ
ンプを提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的のために、本考案のエゼクタポンプは、ノズ
ルとそれに連なるディフューザとからなるエゼクタと、
そのエゼクタを収納した収納部と、前記ノズルに圧縮空
気を送入する空気送入ポートと、前記ディフューザから
排出される空気を大気中に排出する空気排出ポートと、
気体を吸入する気体吸入ポートと、その気体吸入ポート
と前記収納部に収納したエゼクタとを連通する気体吸入
路とを備えたエゼクタポンプであって、その左右の側面
に前記空気送入ポートと空気排出ポートとをそれぞれ別
けて備えたエゼクタポンプにおいて、前記収納部をその
収納部の軸心と直交する収納部の中央部の横断面を境に
左右対称の形状に形成して、その収納部に前記エゼクタ
をそのノズルを前記空気送入ポート側又は空気排出ポー
ト側に位置させて収納できるようにするとともに、前記
空気送入ポートと空気排出ポートとを同一の形状に形成
したことを特徴としている。
本考案のエゼクタポンプにおいては、フィルタ機構を
構成する気体吸入路を、エゼクタの収納部の側部に沿わ
せて備えることを好適としている。
[作用] 上記構成のエゼクタポンプにおいては、収納部の中央
部の横断面を境に左右対称の形状に形成された収納部
に、エゼクタを、そのノズルを空気送入ポート側に位置
させて、収納できる。そして、エゼクタポンプの一方の
側面に備えられた空気送入ポートをそのまま空気送入ポ
ートとして用いると共に、エゼクタポンプの他方の側面
に備えられた空気排出ポートをそのまま空気排出ポート
として用いることができる。
又は逆に、左右対称の形状に形成された収納部に、エ
ゼクタを、そのノズルを空気排出ポート側に位置させ
て、収納できる。そして、エゼクタポンプの一方の側面
に備えられた空気送入ポートを空気排出ポートとして用
いると共に、エゼクタポンプの他方の側面に備えられた
空気排出ポートを空気送入ポートとして用いることがで
きる。
その際には、空気送入ポートと空気排出ポートとを同
一の形状に形成しているため、空気送入ポートに連結す
べき管路の外径等を変えずに、その管路を空気送入ポー
トとして用いる空気排出ポートにそのまま連結したり、
空気排出ポートに連結すべき管路の外径等を変えずに、
その管路の空気排出ポートとして用いる空気送入ポート
にそのまま連結したりできる。
また、空気送入ポートと空気排出ポートとを同一の形
状に形成しているため、両ポートを空気送入ポート又は
空気排出ポートのいずれにも兼用でき、エゼクタポンプ
の組み立ての容易化とその部品点数の削減化が図れる。
それと共に、空気送入ポートと空気排出ポートを形成す
るための形成金型等を共用できる。
また、フィルタ機構を構成する気体吸入路を、エゼク
タの収納部の側部に沿わせて備えたエゼクタポンプにあ
っては、フィルタ機構を構成する気体吸入路をエゼクタ
の収納部近くのエゼクタの収納部の側部に沿わせて備え
ているため、フィルタ機構を構成する気体吸入路のフィ
ルタエレメト収容部と収納部に収納したエゼクタとを連
通する気体流通路を、直線状に近い単純な短い形状に形
成できる。そして、エゼクタポンプの簡易化、その製造
の容易化が図れる。
それと共に、フィルタ機構を構成する気体吸入路をエ
ゼクタの収納部の側部に沿ってコンパクトに備えること
ができ、エゼクタポンプの小型化が図れる。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に従い説明する。第1図
ないし第5図はそれぞれ本考案のエゼクタポンプの好適
な実施例を示し、第1図はその正面断面図、第2図はエ
ゼクタを除去した状態のエゼクタポンプの正面断面図、
第3図は収納部にエゼクタを逆方向に向けて収納した状
態のエゼクタポンプの正面断面図、第4図と第5図はそ
れぞれ第1図のエゼクタポンプの外観を示す平面図とそ
の正面図である。以下、これらの図中の実施例を説明す
る。
図において、10は、エゼクタである。このエゼクタ10
は、第1図に示したように、ノズル12とそれに連なるデ
ィフューザ14とからなっている。図のディフューザ14
は、内径を小さく形成した前部ディフューザ部16と内径
を大きく形成した後部ディフューザ18とを連ねた二段式
のものとなっている。この二段式のディフューザ14によ
れば、通常の一段式のディフューザに比べて、気体の吸
入開始時におけるエゼクタ10の気体の吸入量を増やすこ
とができる。
20は、アルミダイカスト製などのポンプ本体である。
30は、前記エゼクタ10を収納した収納部である。この
収納部30は、第2図に示したように、上記ポンプ本体20
内上部に開口したほぼ方形状をした左右二つの開口部31
a,31bと、その開口部31a,31b中央を仕切る仕切り壁32
と、その仕切り壁32と前記開口部31a,31bの外側壁とに
それぞれ開口した一連に連なる貫通穴33,34,35とからな
っている。
本考案のエゼクタポンプにあっては、上記収納部30を
その収納部30の軸心と直交する収納部30の中央部の横断
面を境に左右対称の形状に形成している。そして、収納
部30に前記エゼクタ10を左右いずれの方向に向けても収
納できるようにしている。
また、図のエゼクタポンプにおいては、前記収納部30
内をその外部から覗くことができるように、その収納部
30上面を覆う天井壁を蓋体26に形成していて、その蓋体
26を上記収納部30の側壁に雄ねじ27を用いて着脱自在に
螺着している。
また、図のエゼクタポンプにあっては、第4図等に示
したように、上記蓋体26の左右の端面を当接させる三角
形状をした部材28を、ポンプ本体20上面の対角線上に位
置する左右端部に突出させていて、上記蓋体26をポンプ
本体20上面に容易に位置決めしつつ螺着できるようにし
ている。またそれとともに、上記部材28に、後述の空気
送入ポートと空気排出ポートとを前記収納部30の左右の
側壁にそれぞれ螺着する雄ねじ螺挿用の雌ねじ穴(図示
せず)を設けていて、ポンプ本体20全体のコンパクト化
を図っている。
40は、前記収納部30に収納したエゼクタ10のノズル12
内に圧縮空気を送入する空気送入ポートである。このポ
ート40は、前記収納部30の右側壁に雄ねじ42を用いて螺
着した本体44と、その本体44中央に開口した空気送入口
46と、その送入口46内周壁に刻設した管路接続用の雌ね
じ48とからなっている。
50は、前記収納部30に収納したエゼクタ10のディフュ
ーザ14内から排出される空気を大気中に排出する空気排
出ポートである。このポート50は、前記収納部30の左側
壁に雄ねじ52を用いて螺着した本体54と、その本体54中
央に開口した空気排出口56と、その排出口56内周壁に刻
設した管路接続用の雌ねじ58とからなっている。
本考案のエゼクタポンプにあっては、上記空気送入ポ
ート40と空気排出ポート50とを、同一の形状に形成して
いる。
60は、気体を吸入する気体吸入ポートである。このポ
ート60は、ポンプ本体20の左側面下部に開口した気体吸
入口62と、その吸入口62内周面に刻設した管路接続用の
雌ねじ64とからなっている。
70は、上記気体吸入ポート60とエゼクタポンプ本体の
前記収納部30に収納したエゼクタ10とを連通する、気体
吸入路である。
図のエゼクタポンプおいては、第2図等に示したよう
に、この気体吸入路70を、ポンプ本体20内下部に設けた
筒状のフィルタエレメント収容部72であって、上記気体
吸入ポート60と連通するフィルタエレメント収容部72
と、その収容部72の周壁を形成しているポンプ本体20部
分の二箇所にそれぞれ形成した気体流通路74であって、
上記収容部72とポンプ本体の収納部30に収納したエゼク
タ10の前部ディフューザ16およびその後部ディフューザ
18とをそれぞれ連通する気体流通路74とから形成してい
る。
そして、スポンジまたは紙などからなる筒状のフィル
タエレメント76を、上記フィルタエレメント収容部72内
に沿って収容している。また、上記フィルタエレメント
収容部72の右側壁部分に、出入口78を広く開口してい
て、その出入口78を通して上記収容部72内に収容したフ
ィルタエレメント76を交換できるようにしている。ま
た、上記出入口78にキャップ79を離脱可能に螺着してい
て、そのキャップ79で上記出入口78を塞いでいる。
そして、前記気体吸入路70を、その吸入路70に吸入し
た気体中の塵埃を除去するフィルタ機構80に兼用させて
いる。このフィルタ機構80によれば、気体吸入ポート60
からフィルタエレメント収容部72に吸入した気体中の塵
埃を、フィルタエレメント76を通して除去し、塵埃の無
い気体を、気体流通路74を通して、エゼクタ10に流入さ
せることができる。
フィルタ機構80を構成する気体吸入路70は、エゼクタ
の収納部30の側部に沿わせて備えている。そして、エゼ
クタポンプのコンパクト化、小型化を図っている。
90は、上記フィルタエレメント収容部72とエゼクタの
後部ディフューザ18を収納した後部開口部31b内とを連
通する気体流通路74を開閉する、フレキシブルなゴム製
の逆止弁である。この逆止弁90は、次のように作用す
る。エゼクタ10により気体の吸引を開始した際には、後
部ディフューザ18を収納した後部開口部31b内の気圧
が、フィルタエレメント収容部72内の気圧に比べて、低
いので、逆止弁90が、第1図に破線で示したように、反
った状態となる。そして、気体流通路74が開口して、フ
ィルタエレメント収容部72内に吸入した気体がエゼクタ
の後部ディフューザ18へと吸入される。その後、一定時
間経過して、上記後部開口部31b内の気圧が、上記フィ
ルタエレメント収容部72内の気圧と同等かまたはそれ以
上に達した後は、逆止弁90が平面状態に復帰して気体流
通路74が閉じられ、逆止弁90が、後部開口部31b内の気
体が上記フィルタエレメント収容部72内に逆流するのを
防ぐ。
第1図に示したエゼクタポンプは、以上のように構成
している。
次に、その使用例を説明する。
ポンプ本体の収納部30の右側壁と左側壁とにそれぞれ
別けて備えた空気送入ポート40と空気排出ポート50と
を、それぞれそのまま空気送入ポート40と空気排出ポー
ト50とに用いる場合は、第1図に示したように、ポンプ
本体の収納部30に、エゼクタ10のそのノズル12を右側に
して収納する。そして、ノズル12を空気送入ポート40に
隣接させるとともに、エゼクタの後部ディフューザ18を
空気排出ポート50に隣接させる。またその際に、ポンプ
本体の収納部30とエゼクタ10との接合部に、Oリング92
やパッキン94を介在させて、その接合部を通して空気や
気体が漏れるのを防ぐようにする。また、上記空気送入
ポート40とエアーコンプレッサ(図示せず)内とを、パ
イプ等の管路(図示せず)を介して、連結する。また、
上記空気排出ポート50には、消音器96を備えておく。
次に、エアーコンプレサを作動させて、空気送入ポー
ト40を通して、ポンプ本体の収納部30に収納したエゼク
タのノズル12内に、圧縮空気を送入する。そして、その
圧縮空気をノズル12先端から噴出させて、その先方のデ
ィフューザ14内に流入させる。そして、ディフューザ14
後部から流出する空気を、ディフューザ14後部に隣接す
る空気排出ポート50とそのポートに接続した消音器96内
とを通して、大気中に排出する。
すると、上記エゼクタのノズル12とディフューザ14と
の連結部および前部ディフューザ16と後部ディフューザ
18との連結部に気体吸引力が生じて、その両連結部に孔
19および気体流通路74を介して連通したフィルタエレメ
ント収容部72内に滞留する気体が上記エゼクタ10へと吸
入される。そして、そのフィルタエレメント収容部72に
連通する気体吸入ポート60に気体流入力が生ずる。
また逆に、ポンプ本体の収納部30の右側壁と左側壁と
にそれぞれ別けて備えた空気送入ポート40と空気排出ポ
ート50とを、それぞれ逆に空気排出ポートと空気送入ポ
ートとに変えて用いる場合は、第3図に示したように、
ポンプ本体の収納部30に、エゼクタ10をそのノズル12を
左側にして収納する。そして、ノズル12を空気排出ポー
ト50に隣接させるとともに、エゼクタの後部ディフュー
ザ18を空気吸入ポート40に隣接させる。またその際に、
逆止弁90を、収納部の前部開口部31a内へと取り付けし
直す。そして、前述使用例に倣って、空気排出ポート50
に圧縮空気を送入して、エゼクタのノズル12内に圧縮空
気を送入するとともに、エゼクタの後部ディフューザ18
から排出される空気を、空気送入ポート40とそのポート
に接続した消音器96内とを通して、大気中へと排出す
る。
すると、前述使用例の場合と同様に、その気体吸入ポ
ート60に気体吸入力が生ずる。
なお、上述実施例において、気体吸入ポート60を通し
て気体吸入路70に吸入する気体中に塵埃が含まれていな
い場合などには、気体吸入路70をフィルタ機構80に形成
しなくとも良い。
また、上記気体吸入路70をフィルタ機構80に形成しな
い場合は、気体吸入路70中途部に従来周知のフィルタ機
構を備えても良い。
さらに、本考案は、一段式のディフューザを持ったエ
ゼクタを収納したエゼクタポンプにも、利用可能であ
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のエゼクタポンプによれ
ば、その収納部にエゼクタをそのノズルを右側または左
側にして収納することにより、エゼクタポンプを取り付
ける機械装置部分における他の機器との配置情況やスペ
ース情況、あるいは管路の接続情況などに応じて、エゼ
クタポンプの左右の側面にそれぞれ別けて備えた空気送
入ポートと空気排出ポートとを、それぞれそのまま空気
送入ポートと空気排出ポートとして用いたり、またはそ
れぞれ逆に空気排出ポートと空気送入ポートとに変えて
用いたりすることができる。
そして、エゼクタポンプを、その接続用管路を多大な
手数を掛けて複雑に折り曲げる等せずに、機械装置の所
定部位に体裁良く、場所を取らずにコンパクトに、しか
もエゼクタポンプ周囲にメンテナンス用のスペースを十
分に確保した状態で、取り付けることが可能となる。
また、空気送入ポートと空気排出ポートとを同一形状
に形成しているため、両ポートを空気送入ポート又は空
気排出ポートのいずれにも兼用でき、エゼクタポンプの
組み立ての容易化とその部品点数の削減化を図れる。そ
れと共に、空気送入ポートと空気排出ポート形成用の金
型等を共用できる。
また、フィルタ機構を構成する気体吸入路を、エゼク
タの収納部の側部に沿わせて備えた本考案のエゼクタポ
ンプにあっては、フィルタ機構を構成する気体吸入路と
収納部に収納したエゼクタとを連通する気体流通路を、
直線状に近い単純な短い形状に形成できる。そして、エ
ゼクタポンプの簡易化、その製造の容易化が図れる。そ
れと共に、フィルタ機構を構成する気体吸入路をエゼク
タの収納部の側部に沿ってコンパクトに備えることがで
き、エゼクタポンプの小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエゼクタポンプの正面断面図、第2図
はエゼクタを除去した状態の本考案のエゼクタポンプの
正面断面図、第3図は収納部にエゼクタを逆方向に向け
て収納した状態の本考案のエゼクタポンプの正面断面
図、第4図と第5図はそれぞれ第1図のエゼクタポンプ
の外観を示す平面図とその正面図である。 10……エゼクタ、20……ポンプ本体、30……収納部、40
……空気送入ポート、50……空気排出ポート、60……気
体吸入ポート、70……気体吸入路、80……フィルタ機
構、90……逆止弁。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズルとそれに連なるディフューザとから
    なるエゼクタと、そのエゼクタを収納した収納部と、前
    記ノズルに圧縮空気を送入する空気送入ポートと、前記
    ディフューザから排出される空気を大気中に排出する空
    気排出ポートと、気体を吸入する気体吸入ポートと、そ
    の気体吸入ポートと前記収納部に収納したエゼクタとを
    連通する気体吸入路とを備えたエゼクタポンプであっ
    て、その左右の側面に前記空気送入ポートと空気排出ポ
    ートとをそれぞれ別けて備えたエゼクタポンプにおい
    て、前記収納部をその収納部の軸心と直交する収納部の
    中央部の横断面を境に左右対称の形状に形成して、その
    収納部に前記エゼクタをそのノズルを前記空気送入ポー
    ト側又は空気排出ポート側に位置させて収納できるよう
    にするとともに、前記空気送入ポートと空気排出ポート
    とを同一の形状に形成したことを特徴とするエゼクタポ
    ンプ。
  2. 【請求項2】フィルタ機構を構成する気体吸入路を、エ
    ゼクタの収納部の側部に沿わせて備えた請求項1記載の
    エゼクタポンプ。
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