JPH0530710U - 水平角度センサ - Google Patents

水平角度センサ

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JPH0530710U
JPH0530710U JP8847391U JP8847391U JPH0530710U JP H0530710 U JPH0530710 U JP H0530710U JP 8847391 U JP8847391 U JP 8847391U JP 8847391 U JP8847391 U JP 8847391U JP H0530710 U JPH0530710 U JP H0530710U
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resistor
angle sensor
roller
horizontal angle
electrode
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JP8847391U
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千貴 落合
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカメラやテーブル面等の傾きを検出す
る装置構成の簡易な、かつ、小型で安価な水平角度セン
サを提供する。 【構成】 長さ方向に伸張する表面をもった抵抗体10を
設ける。この抵抗体10に間隔Fを介して電極9を並設
し、抵抗体10と電極9に電導体の回転軸12を掛け渡して
ローラ11を配設する。前記電極9と抵抗体10の表面には
ローラ11の回転軸の転動領域に凹状の湾曲面を形成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は抵抗体を用いて形成した水平角度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ビデオカメラやテーブル面等の傾きを検出するセンサとして、傾斜角 度センサが使用されている。図6にはこの種の一般的な傾斜角度センサが示され ている。従来の傾斜角度センサは、ポテンショメータ1の回転軸2にアダプタ3 を固定し、このアダプタ3からアーム4を下方に突設し、このアーム4の下端側 におもり5を固定し、ポテンショメータ1のケース6を被測定対象の基台7等に 固定したものである。
【0003】 この傾斜角度センサによれば、おもり5は常に回転軸2に対して垂直下方に向 くので、基台7がθだけ傾くと、基台7(ケース6)に対して回転軸2は相対的 にθだけ回転することとなり、この回転軸2の回転量を電気信号に変換して取り 出すものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の傾斜角度センサは、ポテンショメータ1におもり5を取 り付ける構造であるため、装置構成が複雑で大掛かりとなり、装置が大型化する 上、装置コストも高くなるという問題があった。
【0005】 本考案は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、 装置構成の簡易な、かつ、小型で安価な水平角度センサを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成されている。すなわち、 本考案の水平角度センサは、長さ方向に伸張する表面をもった抵抗体と、この抵 抗体に間隔を介して並設された電極と、この電極と抵抗体に電導体の回転軸を掛 け渡して転動自在に配設されたローラとを有し、前記抵抗体と電極の表面には前 記ローラの回転軸の転動領域にかけて凹状の湾曲面が形成されていることを特徴 として構成されている。
【0007】
【作用】
上記構成の本考案において、水平角度センサが傾くと、この傾きに応じてロー ラの回転軸は抵抗体の湾曲面に沿って転がり、この湾曲面の最低位置に重力の作 用によって移動して停止する。このとき回転軸の移動した位置に対応する抵抗値 を電圧値等に変換して検出し、この検出値から傾きを検知する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1には本実施例に係る水 平角度センサの要部構成が示されている。図2には同水平角度センサの側面の要 部構成が示されており、図3には同水平角度センサの前方から見た要部構成が示 されている。これらの図において、本実施例の水平角度センサには基台16が設け られ、この基台16には絶縁性の保持部材19と20とが間隔Eを介して長手方向に並 設されている。保持部材19の上面には長手方向に伸張した細長の電極9が上側に 突設されており、この電極9は保持部材19によって固定されている。この電極9 と間隔Fを介して保持部材20上面には長さ方向に伸張する帯状表面をもった抵抗 体10が並設されており、この抵抗体10は保持部材20で固定されている。電極9側 にはこの電極9の左右一対の引き出し端子17が、保持部材19と基台16を貫通して 下方に突設されており、抵抗体10側にも同様に左右一対の引き出し端子18A,18 Bが基台16を貫通して突設されている。前記電極9と抵抗体10にはローラ11の電 導体からなる回転軸12が転動自在に掛け渡されている。また、この電極9と抵抗 体10との表面には前記ローラ11の回転軸12の転動領域にかけて凹状の湾曲面14が 形成されている。この湾曲面14は中央部を中心点Qとし、この中心点Qから対称 に左右に立ち上がる曲面となっている。なお、電極9と抵抗体10とローラ11と保 持部材19,20とはカバー21で覆われており、このカバー21によって電極9や抵抗 体10は埃から保護されている。この実施例では、水平角度センサ15が水平の場合 には前記ローラ11の回転軸12はこの中心点Qの位置に停止している。センサ15の 傾きが大きいと、ローラ11の転がりが急激となって、湾曲面14を飛び出す虞があ るので、前記カバー21に飛び出し防止用のストッパー(図示せず)が設けられて いる。なお、この実施例においては、前記電極9は鉄板又は銅板の加工を行った ものを用いており、抵抗体10には例えばコンダクティブプラスティック等の抵抗 材料を用いている。
【0009】 図5には水平角度センサ15の等価回路が示されている。同図において、電源ラ インAは抵抗体10の引き出し端子18Aに対応し、グランドラインBは抵抗体10の 引き出し端子18Bに対応する。出力側Cはローラ11の回転軸12に対応して、引き 出し端子17に接続されている。この抵抗体10は所謂、摺動抵抗と同じ作用を行い 、出力側Cの回転軸12が移動することによって抵抗分割されて抵抗が変化するよ うな構成となっている。水平角度センサ15が傾いてローラ11の回転軸12が凹状の 湾曲面14上を転がって移動し、湾曲面14の最低面に対応するC点に達して止まっ たとき、抵抗体10は抵抗値R1 とR2 に分割される。このとき、C点より出力す る出力電圧は{R2 /(R1 +R2 )}V(ただし、Vは電源ラインの電圧)と なって、この出力電圧から傾きが検知される。
【0010】 本実施例例によれば、抵抗体10とローラ11を利用し、ローラ11の転がりによっ て、回転軸12が抵抗体10の表面を接触移動するようにしたので、抵抗体10が回転 軸12から摺動を受けて摩耗することがなくなり、長寿命が期待できる。
【0011】 また、従来のようにおもり5を取り付ける等の大掛かりなポテンショメータ1 が不用となるため、小型、軽量の構成が可能となり、構造も簡単なので、安価に 製作することができる。
【0012】 なお、本実施例の装置は様々な工夫を施すことにより、より性能アップを図る ことができる。例えば、図4に示すように、抵抗体10の上部側には先端面を平ら にして山状に突き出した断面形状の突起部22を設け、この突起部22の先端面23の 幅を小さくすると、この抵抗体10と回転軸12との接触面積は小さくなり、単価面 積当たりの接触圧力が大となって安定した接触状態を得ることができる。
【0013】 また、回転軸12を細くすると、この回転軸12と抵抗体10との接触面積が小さく なり、回転軸12が太い場合の面接触状態から線接触状態となるので、回転軸12の 僅かな移動に対してもこれを感知することができ、高分解能化を図ることができ る。
【0014】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り 得る。例えば、上記実施例では、電極9の材質を鉄や銅としたが、これを真鍮等 の銅合金やアルミニウムおよびアルミ合金等、さらには鉄、銅等に錫、亜鉛、ニ ッケル等のメッキを施したものでもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案はローラの転がりによって回転軸が抵抗体の表面を接触移動するように したので、抵抗体が回転軸から摺動を受けて摩耗することがなくなり、長寿命が 期待できる。また、おもりを取り付ける等の大掛かりなポテンショメータが不用 となるため、小型、軽量の構成が可能となり、構造も簡単なので、安価に製作す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の水平角度センサの要部構成図であ
る。
【図2】同水平角度センサの要部側面の説明図である。
【図3】同水平角度センサの前方より見た要部構成図で
ある。
【図4】本考案に係る水平角度センサのローラと抵抗体
との他の接触状態例を示す説明図である。
【図5】本実施例の水平角度センサの等価回路図であ
る。
【図6】一般的な傾斜角度センサの斜視図である。
【符号の説明】
9 電極 10 抵抗体 11 ローラ 12 ローラの回転軸 15 水平角度センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に伸張する表面をもった抵抗体
    と、この抵抗体に間隔を介して並設された電極と、この
    電極と抵抗体に電導体の回転軸を掛け渡して転動自在に
    配設されたローラとを有し、前記抵抗体と電極の表面に
    は前記ローラの回転軸の転動領域にかけて凹状の湾曲面
    が形成されている水平角度センサ。
JP1991088473U 1991-10-02 1991-10-02 水平角度センサ Expired - Lifetime JP2553820Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991088473U JP2553820Y2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 水平角度センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991088473U JP2553820Y2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 水平角度センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0530710U true JPH0530710U (ja) 1993-04-23
JP2553820Y2 JP2553820Y2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=13943748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991088473U Expired - Lifetime JP2553820Y2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 水平角度センサ

Country Status (1)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499086U (ja) * 1972-04-24 1974-01-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS499086U (ja) * 1972-04-24 1974-01-25

Also Published As

Publication number Publication date
JP2553820Y2 (ja) 1997-11-12

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