JPH05307002A - 比較光分析装置 - Google Patents

比較光分析装置

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JPH05307002A
JPH05307002A JP13637292A JP13637292A JPH05307002A JP H05307002 A JPH05307002 A JP H05307002A JP 13637292 A JP13637292 A JP 13637292A JP 13637292 A JP13637292 A JP 13637292A JP H05307002 A JPH05307002 A JP H05307002A
Authority
JP
Japan
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cell
light
light source
cells
light guide
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Pending
Application number
JP13637292A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Araya
克彦 荒谷
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源を小型化し、赤外線の使用効率を上げ
る。 【構成】 光源13と両セル11、12との間に導光板
16を設ける。導光板16には、光源13の光を測定セ
ル12に導く第1導光路18と、光源13からの光を比
較セル11に導く第2導光路17とが設けられており、
各導光路では、光源13からの光は側面で反射して、全
て各セル11、12に投射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線式ガス分析計
等、平行に配置した測定セルと比較セルに光(赤外線、
紫外線等を含む)を投射し、両セルの光の透過率等の特
性を比較することによりガスや液体の濃度測定等を行な
う比較光分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば燃焼排ガス中の窒素酸化物(NO
x)濃度を連続的に測定する場合には、赤外線式ガス分
析計が用いられる。赤外線式ガス分析計は図5に示すよ
うに、2本の平行に配置された円筒状のセル41、4
2、両セル41、42に赤外線を投射する光源43、両
セル41、42を通過した赤外線を集光する集光器4
4、所定の赤外線の強度を選択的に検出する赤外線検出
器45、及び、光源43からの赤外線をいずれかのセル
に選択的に投射するためのチョッパ板46から構成され
る。2本のセルのうち、一方(比較セル)41には基準
となるガスを封入しておき、他方のセル(測定セル)4
2に測定ガスを流しておく。両セル41、42の上端及
び下端は測定光(赤外線)に対して透明となっており、
図6(a)に示すように、光源43は両セル41、42
の端面をカバーするような大きさとなっている。チョッ
パ板46には、外周側と内周側にそれぞれチョッパ板4
6の回転中心50に対して同一の開き角を有する開口4
7、48が設けられており、このチョッパ板46がモー
タ49により1回転される間に、光源43からの赤外線
が同じ時間だけ各セル41、42に投射されるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光源43には、円筒状
の両セル41、42に対してその軸に平行に赤外線を投
射するため、内面が回転放物面となっている反射鏡51
が設けられている。従来のガス分析計では両セル41、
42への赤外線投射の振り分けはチョッパ板46の開口
47、48により行なっていたため、光源43(すなわ
ち反射鏡51)は両セル41、42の端面をカバーする
ように、各セルの直径の約2倍の大きさが必要であっ
た。しかし、図6(b)に模式的に示すように、赤外線
がいずれか一方のセル(例えば、比較セル41)へ入る
とき、その量は光源43から出射された赤外線の約4分
の1にしかすぎず、残りの約4分の3はチョッパ板46
により遮られて無駄となっている。このように、ガス分
析計の使用エネルギの大きな部分を占める光源43の赤
外線使用効率が悪いことの他に、投入したエネルギの割
に測定に使用される赤外線の量が少ないことから、十分
な測定感度が得られないこと、また、光源のサイズが大
きい等の問題点があった。本発明はこのような課題を解
決するために成されたものであり、その目的とするとこ
ろは、光源を小型化し、しかも、赤外線の使用効率を向
上したガス分析計を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明では、光源からの光を平行に配置した
測定セル及び比較セルに交互に投射することによりセル
内の物質の分析を行なう比較光分析装置において、 a)光源と両セルとの間に設けられた平板であって、面
内で第1の位置と第2の位置の間で移動可能であり、第
1の位置にあるときに光源の光を測定セルに導く第1導
光路と、第2の位置にあるときに光源からの光を比較セ
ルに導く第2導光路とを有する導光板と、 b)導光板を第1の位置と第2の位置との間で移動させ
る移動手段とを備えることを特徴としている。
【0005】
【作用】移動手段bが導光板aを第1の位置に移動させ
たとき、光源からの光は第1導光路により測定セルにの
み投射される。また、第2の位置に移動させたときに
は、第2導光路により比較セルにのみ投射される。従っ
て、光源に出射光の範囲を規制する反射鏡を設けて、導
光板の光源側の面における第1及び第2導光路の開口を
規制光束の大きさに合わせ、また、導光板のセル側の面
における第1及び第2導光路の開口を各セルの端面の大
きさに合わせることにより、光源からの光を無駄なく各
セルに投射することができる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例である赤外線式ガス分析計
を図1〜図3により説明する。本実施例の赤外線式ガス
分析計においては、比較セル11、測定セル12、集光
器14、赤外線検出器15は図5に示した従来の装置と
同様に配置されているが、チョッパ板46の代わりにモ
ータ19で回転される円盤状の導光板16を備えてい
る。また、光源13の構造は従来のものと同様、発光体
の周囲を、内面が発光体を焦点とする回転放物面となっ
ている反射鏡21で囲んだものとなっているが、反射鏡
21の開口部の直径は図5に示した従来の装置の約半分
となっており、光源13自体は従来よりも大幅に小型化
されている。
【0007】図3(a)に示すように、導光板16に
は、比較セル用及び測定セル用の導光路17、18がそ
れぞれ設けられている。図3(b)に示すように、両導
光路17、18は導光板16を斜めに貫通しており、導
光板16の光源側の面(図3(a))においては両導光
路17、18の開口部は導光板16の中心20から等し
い半径の位置に、等しい開き角βとなるように設けられ
ている。一方、セル側の面(図3(c))においては、
両導光路17、18の開口部は各セルの端面に相当する
半径位置に、同様に等しい開き角βとなるように設けら
れている。図2に示すように、各導光路17、18の両
側の側壁は同じ傾斜角αで傾斜した鏡面となっており、
回転放物面反射鏡21により垂直方向に平行な光束とさ
れた光源13の光は、両側壁により2度反射されて再び
垂直方向の光束となり、セルに入射する。なお、この側
壁の傾斜角αを45°としておくことにより、光源から
の光は無駄なく全てセルに入射されるようになる。
【0008】従って、このような導光板16をモータ1
9で回転させることにより、両セル11、12に交互
に、等量の赤外線を投射することができる。しかも、光
源13からの赤外線は全てセルに投射されるため、エネ
ルギの無駄がなくなり、効率は従来の4倍となる。これ
により、分析感度が向上するとともに、分析計の小型化
を図ることができる。
【0009】なお、図3の例では導光路17、18の形
状がやや複雑であるが、図4(a)に示すように、各導
光路27、28を斜め方向のストレートな貫通孔とし
て、機械加工が容易となるようにしてもよい。ただしこ
の場合には、内周側のセル(図1の例では測定セル1
2)に対応する導光路28の光源側の面における開き角
β2は外周側の導光路27の開き角β1よりもやや小さく
なる。また、導光板の全体を厚くしておく必要はなく、
図4(b)及び(c)に示すように、薄い板36の上
に、導光路部分のみに厚い板を設けて導光路37、38
を確保してもよい。さらに、導光路としては、上記実施
例のような側面の反射を利用するのではなく、光ファイ
バ束を詰めることにより、両側の開口の間の赤外線の伝
達を光ファイバで行なうようにしてもよい。
【0010】上記実施例では導光板16、26、36は
回転するものとしたが、往復運動をするようなものでも
よい。また、分析の目的に応じて、セルに投射する光は
赤外線以外にも、可視光或いは紫外線でもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る比較光分析装置では、光源
と両セルとの間には単なるチョッパ板ではなく、光源か
ら各セルへ光を導く導光路が設けられている。そのた
め、光源に出射光の範囲を規制する反射鏡を設けて導光
板の光源側の面における第1及び第2導光路の開口を規
制光束の大きさに合わせ、また、セル側の面における第
1及び第2導光路の開口を各セルの端面の大きさに合わ
せることにより、光源からの光を無駄なく各セルに投射
することができるようになる。これにより、光源のエネ
ルギ効率は従来に比べて大幅に向上し、分析感度も向上
させることができる。また、光源のサイズを小さくする
ことができる。なお、本発明は上記実施例で挙げたガス
分析計のみならず、液体分析計等、同様の構造を持つあ
らゆる分析計に応用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である赤外線式ガス分析計
の構成を示す断面図。
【図2】 実施例のガス分析計の導光板の導光路部分の
構造を示す断面図。
【図3】 実施例のガス分析計の導光板の光源側の平面
図(a)、b−b断面図(b)、及びセル側の平面図
(c)。
【図4】 導光板の別の例を示す平面図(a)、更に別
の例を示す平面図(b)及び断面図(c)。
【図5】 従来の赤外線式ガス分析計の構成を示す断面
図。
【図6】 従来のガス分析計のチョッパ板と光源及びセ
ルの位置関係を示す平面図(a)及び光源からの光の使
用効率を示すための説明図(c)。
【符号の説明】
11、41…比較セル 12、42…測
定セル 13、43…光源 16…導光板 17、27、37、18、28、38…導光路 46…チョッパ板 47、48…開

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を平行に配置した測定セル
    及び比較セルに交互に投射することによりセル内の物質
    の分析を行なう比較光分析装置において、 a)光源と両セルとの間に設けられた平板であって、面
    内で第1の位置と第2の位置の間で移動可能であり、第
    1の位置にあるときに光源の光を測定セルに導く第1導
    光路と、第2の位置にあるときに光源からの光を比較セ
    ルに導く第2導光路とを有する導光板と、 b)導光板を第1の位置と第2の位置との間で移動させ
    る移動手段とを備えることを特徴とする比較光分析装
    置。
JP13637292A 1992-04-28 1992-04-28 比較光分析装置 Pending JPH05307002A (ja)

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JP13637292A JPH05307002A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 比較光分析装置

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JP13637292A JPH05307002A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 比較光分析装置

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