JPH05306975A - シートからの試料サンプリング装置 - Google Patents

シートからの試料サンプリング装置

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JPH05306975A
JPH05306975A JP13597492A JP13597492A JPH05306975A JP H05306975 A JPH05306975 A JP H05306975A JP 13597492 A JP13597492 A JP 13597492A JP 13597492 A JP13597492 A JP 13597492A JP H05306975 A JPH05306975 A JP H05306975A
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JP
Japan
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sample
sheet
cutter
conveyor
slider
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13597492A
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English (en)
Inventor
Akira Hatakeyama
章 畠山
Iwami Nagata
岩実 永田
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 破断を阻止しながらゴムシートSから試料R
をサンプリングするとともに、この試料Rから早期に試
験結果を出す。 【構成】 カッター38によりゴムシートSを打ち抜いて
試料Rを成形するが、このとき、カッター38はゴムシー
トSとほぼ同一速度で移動しているため、シートSを成
形するためのシーティングロールの回転を停止させる必
要はなく、この結果、ゴムシートSの破断が阻止され
る。また、試料Rは成形直後のゴムシートSからサンプ
リングされるため、検査結果を早期に出すことができ、
品質が不良の場合の対処を早急に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、成形直後のシートか
ら試料をサンプリングする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートから試料をサンプリングし
てその品質を検査する場合には、例えば図6に示すよう
にして行っている。即ち、バンバリーミキサー11から取
り出されたゴムを押出し機12によって押出しながら一対
のシーティングロール13間を通して連続したゴムシート
Sを成形した後、該ゴムシートSを搬送コンベア14によ
って冷却手段15まで搬送し、該冷却手段15においてゴム
シートSを上下に屈曲させて多数のフェスツーン16を形
成しながら冷却する。このようにして冷却されたゴムシ
ートSは、次に受取コンベア17まで搬送され、その後、
ストック部18において折り畳まれながら積み上げられ
る。そして、ゴムシートSからの試料のサンプリング
は、該ゴムシートSが前述した受取コンベア17上に搬送
されたとき行うようにしている。その理由は、前記シー
ティングロール13は連続してゴムシートSを成形してい
るが、サンプリングのために受取コンベア17の走行を停
止、即ちゴムシートSの走行を停止させても、次々と成
形されるゴムシートSが冷却手段15のフェスツーン16に
吸収されて一時保管されるため、シーティングロール13
の回転を停止させる必要がないからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに受取コンベア17上において試料のサンプリングを行
うと、試料を試験機で試験している間に、試料をサンプ
リングした部位近傍のゴムシートSはストック部18に積
み上げられて次工程へと移送され、場合によっては次工
程で使用されていることもあり、試験結果の出る時点が
遅きに過ぎるという問題点がある。
【0004】このような問題点を解決するため、ゴムシ
ートSが搬送コンベア14上まで搬送されたとき、搬送コ
ンベア14を一時停止させて該搬送コンベア14上のゴムシ
ートSから試料をサンプリングし、試料をサンプリング
した部位近傍のゴムシートSがストック部18に積み上げ
られる前に、試験結果を出すようにすることも考えられ
るが、このようにすると、シーティングロール13の回転
をサンプリングしている期間だけ停止させなければなら
ないのである。しかしながら、このようにシーティング
ロール13の回転を停止させると、ゴムシートSが途中で
破断してしまうこともあるため、前述のように搬送コン
ベア14上での試料のサンプリングは行うことができない
のである。
【0005】この発明は、シートの破断を阻止しながら
早期に試験結果を出すことができるシートからの試料サ
ンプリング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、成形
直後のシートを搬送コンベアによって搬送していると
き、該シートとほぼ同一速度で移動するカッターにより
シートから試料を打ち抜くとともに、該試料をカッター
によって保持しながら受渡し位置まで移送する試料成形
手段と、受渡し位置において試料成形手段から受け取っ
た試料を保持しながら移載位置まで搬送する搬送手段
と、移載位置において搬送手段から移載された試料を検
査機まで搬送する試料搬送コンベアと、を備えることに
より達成することができる。
【0007】
【作用】今、シートが連続して成形され、搬送コンベア
によって搬送されているとする。このような状態におい
て該シートから試料をサンプリングする場合には、試料
成形手段のカッターにより、成形直後でかつ搬送コンベ
アにより搬送されているシートを打ち抜いて試料を成形
する。ここで、前記カッターはシート、即ち搬送コンベ
アとほぼ同一速度で移動しているため、シートを成形す
るための成形手段、例えばシーティングロールの回転を
停止させる必要はなく、この結果、シートに破断が生じ
るようなことはない。このようにしてシートから打ち抜
かれた試料は該カッターによって保持されながら受渡し
位置まで移送され、この受渡し位置において搬送手段に
受け渡される。次に、搬送手段は受け取った試料を保持
しながら移載位置まで搬送し、この移載位置において試
料搬送コンベアに試料を移載する。次に、試料搬送コン
ベアは該移載された試料を検査機まで搬送する。このよ
うにサンプリングされた試料は、試料成形手段、搬送手
段の双方において保持されながら移送、搬送されるた
め、試料の検査機への搬入が確実となる。そして、前述
のように検査機に試料が搬入されると、検査機は試料の
検査を行うが、この試料のサンプリングが前述のように
シート成形直後に行われているため、検査結果を早期に
出すことができ、品質が不良の場合の対処を早急に行う
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1、2、3において、21は図示していない
バンバリーミキサー、押出し機から送り込まれたゴムを
シーティングする上下に離れた一対のシーティングロー
ルであり、これらのシーティングロール21間を通過する
ことで前記ゴムは連続したゴムシートSに成形される。
これらシーティングロール21の後方の床面22上にはフレ
ーム23が設置され、このフレーム23には前後方向、即ち
ゴムシートSの長手方向に延びる搬送コンベア24が支持
されている。この搬送コンベア24は前記フレーム23に回
転可能に支持されシーティングロール21に平行で前後方
向に離れた複数のローラ25と、これらローラ25に掛け渡
されたコンベアベルト26と、を有する。そして、この搬
送コンベア24は、いずれかのローラ25に取り付けられた
スプロケット27と、フレーム23に取り付けられたモータ
28のスプロケット29と、の間にチェーン30が掛け渡され
ることで、モータ28の駆動力を受けて走行し、シーティ
ングロール21によって成形された直後のゴムシートSを
後方に向かって(図1において矢印方向に)搬送する。
【0009】シーティングロール21の直後のフレーム23
上にはブラケット35が取り付けられ、これらのブラケッ
ト35にはシーティングロール21と平行、即ちゴムシート
Sの幅方向に延びる回動シャフト36の両端部が回動可能
に支持されており、この回動シャフト36はコンベアベル
ト26の上方に位置している。この回動シャフト36には該
回動シャフト36に直交するアーム37の中央部が固定さ
れ、このアーム37の一端にはカッター38が、その他端に
はバランスウエイト39が取り付けられている。このカッ
ター38は図4に示すように円柱状の本体42を有し、この
本体42の先端面には円穴43が形成されている。44は円穴
43内に挿入されて固定された円板状のディスクであり、
このディスク44には複数個の貫通孔45が形成されてい
る。また、このディスク44には複数本の針46の基端部が
挿入固定され、これらの針46のディスク44から突出した
先端部は円穴43内に位置している。また、この本体42の
先端部外周には先端に向かって先細りの円錐面47が形成
され、この円錐面47と前記円穴43とは本体42の先端で交
差し、鋭利な切刃48を形成する。円穴43より基端側の本
体42内には連通穴49が形成され、この連通穴49は前記貫
通孔45と連通している。また、この連通孔49は本体42に
形成された接続孔50に連通し、この接続孔50は図示して
いない切換弁を介してエア源および真空源に接続されて
いる。再び、図1、2、3において、53は前記ブラケッ
ト35に取り付けられたクラッチであり、このクラッチ53
は回動シャフト36とスプロケット54との間に介装され、
このスプロケット54には前記チェーン30が掛け渡されて
いる。
【0010】この結果、クラッチ53が接続状態にある
と、モータ28の駆動力は回動シャフト36に伝達されて、
該回動シャフト36、アーム37、カッター38を図3におい
て矢印方向に回動させる。ここで、この回動シャフト36
の回動時におけるカッター38の移動速度(周速度)は、
前記コンベアベルト26、即ちゴムシートSの移動速度と
ほぼ等速、この実施例ではゴムシートSの移動速度より
僅かに高速である。また、前述のように回動シャフト36
が回動してアーム37が図3に仮想線で示す垂直位置Bま
で回動すると、カッター38の先端部は搬送コンベア24上
のゴムシートSに押込まれ、これにより、ゴムシートS
はカッター38の刃先48により円板状に打ち抜かれ試料R
が成形される。ここで、この試料Rは接続孔50、連通穴
49が真空源に接続されているため、貫通孔45により吸着
され、しかも、針46が突き刺さることで、カッター38に
確実に保持される。このようにして試料Rがサンプリン
グされた後、回動シャフト36、アーム37がさらに回動し
て図3に実線で示す待機位置Aに到達すると、前記クラ
ッチ53が切離し状態になり、これによりモータ28の駆動
力が遮断され、これらアーム37、カッター38が待機位置
Aで停止する。このとき、カッター38によって保持され
ている試料Rは受渡し位置Uに到達する。前述した回動
シャフト36、アーム37、カッター38、クラッチ53は全体
として、成形直後のゴムシートSを搬送コンベア24によ
って搬送しているとき、該ゴムシートSから試料Rを打
ち抜くとともに、該試料Rを保持しながら受渡し位置U
まで移送する試料成形手段55を構成する。
【0011】試料成形手段55より後方のフレーム23には
シーティングロール21に平行な水平プレート59が取り付
けられ、この水平プレート59上には支持台60が取り付け
られている。この支持台60上には一対の軸受61が固定さ
れ、これらの軸受61には回動シャフト36に平行な回動軸
62が回動可能に支持されている。この回動軸62の先端部
には図3、5に示すように、該回動軸62に直交する支持
軸63の基端部が固定され、この支持軸63の先端には固定
ピストン64が形成されている。65は支持軸63の先端部外
側にその基端部が摺動可能に嵌合されたスライダであ
り、このスライダ65と前記固定ピストン64との間にはエ
ア室66が形成される。67は前記支持軸63内に形成されエ
ア室66に連通するエア通路であり、このエア通路67は図
示していない切換弁を介してエア源に接続されている。
そして、このエア通路67を介してエア室66にエアが供給
されると、スライダ65は図5に実線で示す位置から仮想
線で示す位置まで先端側にスライドする。また、このス
ライダ65と固定ピストン64との間にはスライダ65を基端
側に向かって付勢するスプリング68が介装され、このス
プリング68はエア室66が低圧となったとき、スライダ65
をスライドさせて図5に実線で示す位置に復帰させる。
前記スライダ65の先端部には連通室69が形成され、この
連通室69は図示していない切換弁を介してエア源および
真空源に接続されている。70はスライダ65に形成された
複数個の貫通孔であり、これらの貫通孔70は基端が連通
室69に連通し、先端がスライダ65の先端面において開口
している。再び、図1、2、3、4、5において、71は
支持台60に取り付けられたモータであり、このモータ71
は前記回動軸62を回動してスライダ63を、待機位置Aで
停止しているカッター38に対向する受取位置C(図3に
実線で示されている)と、この受取位置Cから90度だけ
下方に揺動した垂直位置D(図3に仮想線で示されてい
る)との間で揺動させる。
【0012】ここで、試料Rが受渡し位置Uにおいてカ
ッター38によって保持され、一方、スライダ63が前記受
取位置Cに位置しているときに、エア室66にエアが供給
されスライダ65が先端側にスライドすると、スライダ65
がカッター38に接近し、その先端面がカッター38に保持
された試料Rに当接する。この状態で、連通室69が真空
源に接続されると、試料Rは貫通孔70によって吸着され
る。その後、連通穴49にエアが供給されて貫通孔45から
エアが噴出され、試料Rが円穴43から押し出される。こ
のとき、エア室66が低圧に接続されるため、スライダ65
はスプリング68の付勢力によって試料Rを吸着したまま
基端側にスライドし、試料Rがカッター38からスライダ
65に受け渡される。このようにして試料Rを受け取った
スライダ65は前記モータ71の作動によって垂直位置Dま
で回動し、保持している試料Rを移載位置Tまで搬送す
る。この試料Rの搬送時、スライダ65は試料Rを真空に
よって吸着保持しているので、多少の外力が作用しても
外れるようなことはなく、搬送が確実となる。前述した
回動軸62、支持軸63、スライダ65、モータ71は全体とし
て、受渡し位置Uにおいて試料成形手段55から受け取っ
た試料Rを保持しながら移載位置Tまで搬送する搬送手
段72を構成する。
【0013】再び、図1、2、3において、76は前記水
平プレート59上に取り付けられた複数のブラケットであ
り、これらのブラケット76は水平プレート59の長手方向
に離れて配置されるとともに、それぞれスプロケット77
が回転可能に支持されている。78はこれらスプロケット
77に掛け渡されたチェーンであり、このチェーン78には
延在方向に所定間隔離れた多数のパレット75が取り付け
られている。そして、これらパレット75には試料Rが挿
入される凹み79が形成されている。80は前記水平プレー
ト59に取り付けられたモータであり、このモータ80の駆
動回転力はベルト81を介していずれかのスプロケット77
に伝達される。
【0014】ここで、モータ80の作動が停止していると
きに、図2、5に示すように、スライダ65が垂直位置D
まで回動して試料Rが移載位置Tに到達すると、エア室
66にエアが供給されてスライダ65が下降し、該スライダ
65に吸着されている試料Rがいずれかのパレット75の凹
み79内に押し込まれる。その後、連通室69にエアが供給
されるため、貫通孔70からエアが噴出され、試料Rがス
ライダ65から引き離される、このとき、エア室66が低圧
に接続されるため、スライダ65のみが上昇し、試料Rは
パレット75に移載される。その後、モータ80が作動して
チェーン78が走行し、パレット75に載置された試料R
が、床面22上に設置された、例えばキュラストメータ等
の検査機85まで搬送され、この検査機85に受け渡されて
物性等が検査される。前述したパレット75、スプロケッ
ト77、チェーン78、モータ80、ベルト81は全体として、
移載位置Tにおいて搬送手段72から移載された試料Rを
検査機85まで搬送する試料搬送コンベア82を構成する。
【0015】87は試料搬送コンベア82の上方に設置され
たエアダクトであり、このエアダクト87は試料Rが試料
搬送コンベア82によって搬送されているとき、冷却用エ
アを搬送中の試料Rに所定時間、例えば3分間程度吹き
付けて、該試料Rを検査機85が検査を行える温度まで冷
却する。
【0016】次に、この発明の一実施例の作用について
説明する。今、バンバリーミキサー、押出し機から送り
込まれたゴムがシーティングロール21間を通過してゴム
シートSが連続的に成形され、搬送コンベア24によって
搬送されているとする。このような状態において該ゴム
シートSから試料Rをサンプリングする場合には、ま
ず、試料成形手段55のクラッチ53を接続して、モータ28
の駆動力を回動シャフト36に伝達し、回動シャフト36、
アーム37、カッター38を一体的に回動させる。そして、
この回動によってアーム37が垂直位置Bまで到達する
と、カッター38の先端部が搬送コンベア24によって搬送
されている成形直後のゴムシートSに押込まれるため、
ゴムシートSはカッター38の刃先48によって円板状に打
ち抜かれ試料Rが成形される。ここで、この回動シャフ
ト36の回動時におけるカッター38の移動速度は、ゴムシ
ートSの移動速度とほぼ等速であるため、シーティング
ロール21の回転を停止させることなく試料Rを成形する
ことができ、ゴムシートSに破断が生じるようなことは
ない。そして、このようにして打ち抜かれた試料Rは円
穴43内に押し込まれるが、このとき、接続孔50、連通穴
49が真空源に接続されているので、試料Rは貫通孔45に
よって吸着され、しかも、この試料Rには針46が突き刺
さっているため、カッター38は試料Rを確実に保持する
ことができ、アーム37の回動によっても試料Rがカッタ
ー38から外れるようなことはない。このような状態で回
動シャフト36、アーム37が待機位置Aまで回動すると、
前記クラッチ53が切り離されてモータ28の駆動力が遮断
される。これにより、アーム37、カッター38は待機位置
Aに停止し、カッター38によって保持されている試料R
が受渡し位置Uに到達する。このとき、スライダ63は受
取位置Cで待機しており、この結果、カッター38が待機
位置Aに到達すると、このカッター38に対向することに
なる。
【0017】次に、搬送手段72のエア室66にエアを供給
してスライダ65を先端側に移動させ、該スライダ65の先
端面をカッター38に保持された試料Rに当接させる。こ
の状態で、連通室69を真空源に接続し、試料Rを貫通孔
70によって吸着する。次に、試料成形手段55の連通穴49
にエアを供給して貫通孔45からエアを噴出させ、試料R
を円穴43から押し出す。このとき、エア室66が低圧に接
続されるため、スライダ65は試料Rを吸着したままスプ
リング68の付勢力によって基端側にスライドし、試料R
がカッター38からスライダ65に受け渡される。このよう
にして試料Rが受渡し位置Uにおいて試料成形手段55か
ら搬送手段72に受け渡される。次に、モータ71を作動し
て回動軸62を回動させることにより、スライダ65を受取
位置Cから垂直位置Dまで回動させて、保持している試
料Rを受渡し位置Uから移載位置Tまで搬送する。ここ
で、この試料Rの搬送時、スライダ65は試料Rを真空に
よって吸着保持しているので、多少の外力が作用しても
外れるようなことはなく、搬送が確実となる。このと
き、試料搬送コンベア82のモータ80の作動が停止してい
るため、スライダ65が垂直位置Dに到達すると、いずれ
かのパレット75がこのスライダ65の直下に停止している
ことになる。
【0018】次に、搬送手段72のエア室66にエアが供給
されてスライダ65が下降し、該スライダ65に吸着されて
いる試料Rがパレット75の凹み79内に押し込まれる。そ
の後、連通室69にエアが供給されて貫通孔70からエアが
噴出され、試料Rがスライダ65から引き離される、この
とき、エア室66が低圧に接続されるため、スライダ65が
スプリング68によって上昇し、試料Rがパレット75に移
載される。次に、試料搬送コンベア82のモータ80を作動
してチェーン78を走行させ、試料Rをパレット75ととも
に検査機85まで搬送する。ここで、前述のようにサンプ
リングされた試料Rは、試料成形手段55、搬送手段72の
双方において保持されながら移送、搬送されるため、試
料Rの検査機85への搬入が確実となる。また、試料搬送
コンベア82による搬送時、エアダクト87を通じて冷却用
エアが試料Rに吹き付けられ、該試料Rが検査機85によ
って検査を行える程度の温度まで冷却される。このよう
にして冷却された試料Rが検査機85に搬入されると、検
査機85は試料Rの物性等を検査し、その結果を出力する
が、この試料Rのサンプリングが前述のようにゴムシー
トSの成形直後に行われているため、検査結果を早期に
出すことができ、品質が不良の場合の対処を早急に行う
ことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、シートの破断を阻止しながら早期に試験結果を出す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略平面図である。
【図2】図1のIーI矢視図である。
【図3】図1のIIーII矢視断面図である。
【図4】カッターの断面図である。
【図5】スライダ近傍の側面断面図である。
【図6】従来のシート成形作業を説明する概略側面図で
ある。
【符号の説明】
24…搬送コンベア 55…試料成形手段 72…搬送手段 82…試料搬送コンベア 85…検査機 S…シート R…試料 U…受渡し位置 T…移載位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形直後のシートを搬送コンベアによって
    搬送しているとき、該シートとほぼ同一速度で移動する
    カッターによりシートから試料を打ち抜くとともに、該
    試料をカッターによって保持しながら受渡し位置まで移
    送する試料成形手段と、受渡し位置において試料成形手
    段から受け取った試料を保持しながら移載位置まで搬送
    する搬送手段と、移載位置において搬送手段から移載さ
    れた試料を検査機まで搬送する試料搬送コンベアと、を
    備えたことを特徴とするシートからの試料サンプリング
    装置。
JP13597492A 1992-04-28 1992-04-28 シートからの試料サンプリング装置 Withdrawn JPH05306975A (ja)

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