JPH05306902A - 極薄板金属検出機 - Google Patents
極薄板金属検出機Info
- Publication number
- JPH05306902A JPH05306902A JP13798392A JP13798392A JPH05306902A JP H05306902 A JPH05306902 A JP H05306902A JP 13798392 A JP13798392 A JP 13798392A JP 13798392 A JP13798392 A JP 13798392A JP H05306902 A JPH05306902 A JP H05306902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- coil
- actuator
- sensitivity
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 検出対象に誘導電流を発生させてセンサによ
る極薄板金属の複数枚検出を可能とすること。 【構成】 アクチュエータ５がＬＭガイド６に沿って昇
降可能に設けられ、先端に設けられた近接センサ７が金
属片１に接近可能となっている。近接センサ７は検出コ
イル３を備え、高周波磁界２を発生させて金属片１に誘
導電流を生じさせる。この電流によって検出コイル３の
インピーダンスが変化，発振が停止する。検出コイル３
の設定感度は金属片１の２枚相当に設けられており、実
際の検出感度との比較によって２枚検出が行なわれる。
る極薄板金属の複数枚検出を可能とすること。 【構成】 アクチュエータ５がＬＭガイド６に沿って昇
降可能に設けられ、先端に設けられた近接センサ７が金
属片１に接近可能となっている。近接センサ７は検出コ
イル３を備え、高周波磁界２を発生させて金属片１に誘
導電流を生じさせる。この電流によって検出コイル３の
インピーダンスが変化，発振が停止する。検出コイル３
の設定感度は金属片１の２枚相当に設けられており、実
際の検出感度との比較によって２枚検出が行なわれる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、極薄板金属検出機に係
り、とくに、２枚の極薄型金属片の検出に好適に用いら
れる検出機に関する。
り、とくに、２枚の極薄型金属片の検出に好適に用いら
れる検出機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、極薄板金属片の２枚検出機は、検
出対象である金属片の１枚分の高さもしくは厚さを予め
設定しておき、センサで前記金属片の高さもしくは厚さ
を読み取って検出を行っていた。
出対象である金属片の１枚分の高さもしくは厚さを予め
設定しておき、センサで前記金属片の高さもしくは厚さ
を読み取って検出を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
検出方法によるとと、検出用機械の組立精度，測定精度
のバラつき等により、１００分の１ｍｍ単位の検出は困
難であるという不都合があった。そのため、高精度検出
を可能とするためには、高価な精密機械が不可欠とな
り、装置のコストおよび調整工数が増大するという不都
合があった。
検出方法によるとと、検出用機械の組立精度，測定精度
のバラつき等により、１００分の１ｍｍ単位の検出は困
難であるという不都合があった。そのため、高精度検出
を可能とするためには、高価な精密機械が不可欠とな
り、装置のコストおよび調整工数が増大するという不都
合があった。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例における不都合
に鑑みてなされたもので、検出機械の組立精度等を重要
視することなく、複数の検査対象の検出が可能な極薄板
金属検出機を提供することを、その目的とするものであ
る。
に鑑みてなされたもので、検出機械の組立精度等を重要
視することなく、複数の検査対象の検出が可能な極薄板
金属検出機を提供することを、その目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、薄板状の検査
対象が検出可能なセンサと、このセンサを検査対象に対
して相対移動させるアクチュエータとを備え、センサは
検査対象に誘導電流を発生させるコイルを備えていると
ともに、予め定めた複数枚の検査対象を検出する設定感
度と実際の検出感度とを比較して複数枚の検査対象を検
出可能に設けるという構成とし、これによって前述の目
的を達成しようとするものである。
対象が検出可能なセンサと、このセンサを検査対象に対
して相対移動させるアクチュエータとを備え、センサは
検査対象に誘導電流を発生させるコイルを備えていると
ともに、予め定めた複数枚の検査対象を検出する設定感
度と実際の検出感度とを比較して複数枚の検査対象を検
出可能に設けるという構成とし、これによって前述の目
的を達成しようとするものである。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１ないし図２に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【０００７】図１において、ベース１０の上面には、Ｌ
Ｍガイド６が立設されており、このＬＭガイド６に沿っ
てアクチュエータ５が上下に進退可能に設けられてい
る。このアクチュエータ５の下端側にはセンサとしての
近接センサ本体７が配置されている。これにより、アク
チュエータ５が昇降することによって、近接センサ７が
検出対象である金属片１に対して上下に相対移動可能に
設けられている。
Ｍガイド６が立設されており、このＬＭガイド６に沿っ
てアクチュエータ５が上下に進退可能に設けられてい
る。このアクチュエータ５の下端側にはセンサとしての
近接センサ本体７が配置されている。これにより、アク
チュエータ５が昇降することによって、近接センサ７が
検出対象である金属片１に対して上下に相対移動可能に
設けられている。
【０００８】前記近接センサ７は、図２に示されるよう
に、内部回路４を備えているとともに、先端に高周波磁
界２を発生する検出コイル３を備え、金属片１に電磁誘
導による誘導電流を発生させることができるようになっ
ている。
に、内部回路４を備えているとともに、先端に高周波磁
界２を発生する検出コイル３を備え、金属片１に電磁誘
導による誘導電流を発生させることができるようになっ
ている。
【０００９】この近接センサ７の設定感度は、本実施例
では２枚の金属片１の２枚相当に設けられており、検出
コイル３による高周波磁界２に金属片１を接近させたと
きの前記誘導電流によって検出コイル３のインピーダン
スが変化，発振が停止することで検出が行なわれるよう
になっている。従って、設定感度と実際の検出感度とを
比較して２枚の金属片１を検出することができる。
では２枚の金属片１の２枚相当に設けられており、検出
コイル３による高周波磁界２に金属片１を接近させたと
きの前記誘導電流によって検出コイル３のインピーダン
スが変化，発振が停止することで検出が行なわれるよう
になっている。従って、設定感度と実際の検出感度とを
比較して２枚の金属片１を検出することができる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の前記構成
によると、従来の検出方法のように、機械の精度を重要
視する必要がなく設定感度に応じて複数の金属片を検出
できるとともに、装置の単純化，調整コストの低減が可
能であるという、従来にない優れた効果を奏する極薄板
金属検出機を提供できるという効果がある。
によると、従来の検出方法のように、機械の精度を重要
視する必要がなく設定感度に応じて複数の金属片を検出
できるとともに、装置の単純化，調整コストの低減が可
能であるという、従来にない優れた効果を奏する極薄板
金属検出機を提供できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例の概略構成を示す側面図であ
る。
る。
【図２】本発明のセンサ動作原理図である。
１ 検出対象としての金属片 ２ 高周波磁界 ３ 検出コイル ５ アクチュエータ ７ センサを構成する近接センサー本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 聡一郎 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町１丁目１ 番地25 日本電気ロボットエンジニアリン グ株式会社内 (72)発明者 田中 俊也 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町１丁目１ 番地25 日本電気ロボットエンジニアリン グ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 薄板状の検査対象が検出可能なセンサ
と、このセンサを検査対象に対して相対移動させるアク
チュエータとを備え、前記センサは検査対象に誘導電流
を発生させるコイルを備えているとともに、予め定めた
複数枚の検査対象を検出する設定感度と実際の検出感度
とを比較して複数枚の検査対象を検出可能に設けたこと
を特徴とする極薄板金属検出機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13798392A JPH05306902A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 極薄板金属検出機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13798392A JPH05306902A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 極薄板金属検出機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05306902A true JPH05306902A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=15211318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13798392A Withdrawn JPH05306902A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 極薄板金属検出機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05306902A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115307531A (zh) * | 2022-07-06 | 2022-11-08 | 深圳市拓普联科技术股份有限公司 | 金属弹性件高度测量装置 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP13798392A patent/JPH05306902A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115307531A (zh) * | 2022-07-06 | 2022-11-08 | 深圳市拓普联科技术股份有限公司 | 金属弹性件高度测量装置 |
| CN115307531B (zh) * | 2022-07-06 | 2023-09-29 | 深圳市拓普联科技术股份有限公司 | 金属弹性件高度测量装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |