JPH05306754A - 車両用自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の変速制御装置

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JPH05306754A
JPH05306754A JP4140059A JP14005992A JPH05306754A JP H05306754 A JPH05306754 A JP H05306754A JP 4140059 A JP4140059 A JP 4140059A JP 14005992 A JP14005992 A JP 14005992A JP H05306754 A JPH05306754 A JP H05306754A
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gear
shift
vehicle
speed
automatic transmission
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Tatsuo Kushima
辰夫 久嶋
Masaharu Tanaka
雅晴 田中
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 減速走行中の再加速操作時においてエンジン
の空転感を抑制する車両用自動変速機の変速制御装置を
提供する。 【構成】 車両の減速走行中に自動変速機14の第1速
ギヤ段が成立してから所定の期間Tk 内において加速に
関連する操作が検出された場合には、その第1速ギヤ段
よりも高い第2速ギヤ段へ自動変速機14が切り換えら
れる。したがって、エンジン回転速度Ne がアイドル回
転程度まで低下する減速走行状態において再加速操作さ
れると、自動変速機14がそれまでの第1速ギヤ段より
も変速比γが大きい第2速ギヤ段へ切り換えられること
から、一方向クラッチF2 の係合により正トルク駆動状
態となるエンジン回転速度値が低くなるので、一方向ク
ラッチF2 が係合するまで駆動力が伝達されないでエン
ジン10が空転する期間が大幅に短縮されて運転者に与
える違和感が好適に抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用自動変速装置の
変速制御装置に関し、特に、低速ギヤ段が成立している
減速走行時において再加速が実行されたときのエンジン
の空吹かし感を防止する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一方向クラッチの係合によって成立する
低速ギヤ段と摩擦係合装置の係合によって成立する高速
ギヤ段とを含む複数のギヤ段に選択的に切り換えられる
車両用自動変速機が知られている。所謂A/Tと称され
るものがそれである。そして、そのような車両用自動変
速機のギヤ段を制御するに際して、たとえば車速センサ
からの車速が検出されない場合のために、予め記憶され
た変速線図からエンジン回転速度およびエンジンの負荷
に基づいて変速判断をする変速制御手段を備えた変速制
御装置が提案されている。たとえば、特公昭51−18
574号公報に記載された変速制御装置がそれである。
このような車両用自動変速機の変速制御装置の変速線図
では、スロットル弁開度に対応して大きくなるシフトダ
ウン線およびシフトアップ線が予め設定されており、実
際のスロットル弁開度およびエンジン回転速度を示す点
がそのシフトダウン線を横切ると自動変速機のギヤ段が
低速側のギヤ段に切り換えられ、シフトアップ線を横切
ると自動変速機のギヤ段が高速側のギヤ段に切り換えら
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】ところで、上記従来の変速制
御装置では、スロットル弁開度およびエンジン回転速度
により表される変速線図が用いられる状態において、車
両の停止に先立つ減速走行ではエンジン回転速度の低下
に関連して自動変速機のギヤ段がそれまでのものよりも
低速側へシフトダウンさせられるのであるが、たとえば
第2速ギヤ段のように一方向クラッチの係合によって成
立する低速ギヤ段へシフトされると、その一方向クラッ
チの開放によって減速走行時の逆方向の動力伝達経路が
遮断されるのでエンジン回転速度がアイドル回転まで急
激に低下して、更にシフトダウン線よりもエンジン回転
速度が低い側となるので更に低速側の第1速ギヤ段へシ
フトダウンさせられる。このため、そのような減速走行
状態において車両を再加速すると、アイドル状態にある
エンジン回転速度がそのときの車速およびギヤ段によっ
て決まる値まで上昇し、一方向クラッチが係合するまで
駆動力が伝達されないでエンジンが所定期間空転するの
で、運転者に違和感を与える欠点があった。特に、たと
えばエアコンが作動している状態のようにエンジンに負
荷が加えられてアイドル回転数制御によりアイドル回転
速度が高くされる車両では、第1速ギヤ段への切り換え
ができるようにシフトダウン線をその高く維持されるア
イドル回転速度よりも高く設定されるので、斯る不都合
が顕著となる。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、減速走行中の再
加速操作時においてエンジンの空転感を抑制する車両用
自動変速機の変速制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、図1の発明の要旨図
に示すように、一方向クラッチの係合によって成立する
低速ギヤ段と摩擦係合装置の係合によって成立する高速
ギヤ段とを含む複数のギヤ段に選択的に切り換えられる
車両用自動変速機において、予め記憶された変速線図か
らエンジン回転速度およびエンジンの負荷に基づいて変
速判断をする変速制御手段を備えた変速制御装置であっ
て、(1) 前記車両の減速走行中に前記自動変速機の低速
ギヤ段が成立してから所定の期間内であることを判定す
る判定手段と、(2) 運転者の加速に関連する操作を検出
する加速操作検出手段と、(3) 前記車両の減速走行中に
前記自動変速機の低速ギヤ段が成立してから所定の期間
内において、前記加速操作検出手段によって運転者の加
速に関連する操作が検出された場合には、その低速ギヤ
段よりも高い高速ギヤ段へ前記自動変速機を切り換える
シフトアップ手段とを、含むことにある。
【0006】
【作用】このようにすれば、シフトアップ手段において
は、判定手段により前記車両の減速走行中に前記自動変
速機の低速ギヤ段が成立してから所定の期間内であると
判定され、前記加速操作検出手段によって加速に関連す
る操作が検出された場合には、その低速ギヤ段よりも高
い高速ギヤ段へ前記自動変速機が切り換えられる。
【0007】
【発明の効果】したがって、一方向クラッチの開放によ
りエンジン回転速度がアイドル回転程度まで低下する減
速走行状態において再加速操作されると、シフトアップ
手段によって自動変速機がそれまでの低速ギヤ段よりも
高い高速ギヤ段へ切り換えられることから、一方向クラ
ッチの係合により正トルク駆動状態となるエンジン回転
速度値が低くなるので、一方向クラッチが係合するまで
駆動力が伝達されないでエンジンが空転する期間が大幅
に短縮されて運転者に与える違和感が好適に抑制され
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0009】図2は、本発明の一実施例の制御装置が適
用されるFF車両用横置トランスアクスルにおける自動
変速機の骨子図、および制御装置の構成例を示すブロッ
ク線図である。図2において、エンジン10の動力は、
ロックアップクラッチ付トルクコンバータ12、自動変
速機14、差動歯車装置16を経て、駆動軸18に連結
された駆動輪20へ伝達されるようになっている。
【0010】上記自動変速機14は、たとえばトヨタ自
動車株式会社製のA140E型自動変速機として広く知
られているものと同様に構成されており、サンギヤ22
S、リングギヤ22R、およびそれらと噛み合う遊星ギ
ヤ22P、その遊星ギヤ22Pを回転可能に支持するキ
ャリヤ22Kを有する第1遊星歯車装置22と、サンギ
ヤ24S、リングギヤ24R、およびそれらと噛み合う
遊星ギヤ24P、その遊星ギヤ24Pを回転可能に支持
するキャリヤ24Kを有する第2遊星歯車装置24と、
サンギヤ26S、リングギヤ26R、およびそれらと噛
み合う遊星ギヤ26P、その遊星ギヤ26Pを回転可能
に支持するキャリヤ26Kを有する第3遊星歯車装置2
6と、そのリングギヤ26Rと一体的に結合されたカウ
ンタ駆動ギヤ28と、このカウンタ駆動ギヤ28により
回転駆動されるカウンタシャフト30と、カウンタシャ
フト30から差動歯車装置16へ出力する出力ギヤ32
とを備えている。
【0011】そして、自動変速機14には、上記第1遊
星歯車装置22、第2遊星歯車装置24、および第3遊
星歯車装置26の構成要素を選択的に連結するために、
油圧式の摩擦係合装置であるクラッチC0 、クラッチC
1 、クラッチC2 、ブレーキB0 、ブレーキB1 、ブレ
ーキB2 、ブレーキB3 と、一方向クラッチF0 、一方
向クラッチF1 、一方向クラッチF2 とが設けられてお
り、それら摩擦係合装置および一方向クラッチが図3に
示すように選択的に作動させられることにより所望のギ
ヤ段が成立させられる。なお、図3において○印は係合
状態を示している。
【0012】たとえば、シフトレバー34がDレンジへ
操作されている状態においては、クラッチC0 およびC
1 が係合させられることにより第1速ギヤ段が成立させ
られ、クラッチC0 およびC1 とブレーキB2 が係合さ
せられることにより第2速ギヤ段が成立させられ、クラ
ッチC0 、C1 およびC2 とブレーキB2 が係合させら
れることにより第3速ギヤ段が成立させられ、クラッチ
1 およびC2 とブレーキB0 およびB2 が係合させら
れることにより第4速ギヤ段が成立させられるようにな
っている。ここで、第1速ギヤ段或いはそれより変速比
が小さい第2ギヤ段の成立時には、正トルク駆動状態で
は一方向クラッチF2 或いはF1 が係合させられて動力
伝達が可能とされるが、負トルク駆動状態では一方向ク
ラッチF2 或いはF1 が非係合とされて動力伝達経路が
遮断されるため、車両のエンジンブレーキは作動せず、
エンジン回転速度は急速にアイドル回転へ低下する。す
なわち、エンジン回転速度Ne にトルクコンバータ12
のスリップ率Rs を乗算した値が自動変速機14の出力
軸回転速度Nout にそのときのギヤ段の変速比γを乗算
した値よりも大きい場合、すなわち数式1が成立する場
合には、正トルク駆動状態となるので、エンジン10の
出力は駆動輪20へ向かって伝達される。しかし、エン
ジン回転速度Ne にトルクコンバータ12のスリップ率
Rs を乗算した値が自動変速機14の出力軸回転速度N
out にそのときのギヤ段の変速比γを乗算した値よりも
小さい場合、すなわち数式2が成立する場合には、負ト
ルク駆動状態となるので、エンジン10が空転するので
ある。
【0013】
【数1】Ne ×Rs >Nout ×γ
【0014】
【数2】Ne ×Rs <Nout ×γ
【0015】図2に戻って、車両には、エンジン10の
吸気配管内のスロットル弁40がそのアイドル位置(最
小開度)にあることを検出するアイドルスイッチ42、
そのスロットル弁40の開度(%)を検出するスロット
ルセンサ44、エンジン回転速度Ne を検出するエンジ
ン回転速度センサ46、エンジン冷却水温Tw を検出す
る冷却水温センサ48、図示しないスピードメータ内に
おいて車速Vを検出する車速センサ50、シフトレバー
34の操作位置Pshを検出する操作位置センサ52、ブ
レーキペダル54が操作されたことを検出するブレーキ
スイッチ56、エアコンの作動に関連して作動させられ
るエアコンスイッチ58がそれぞれ設けられており、そ
れらのセンサから、スロットル弁40のアイドル位置を
表す信号、スロットル弁40の開度θthを表す信号、エ
ンジン回転速度Ne を表す信号、エンジン冷却水温Tw
を表す信号、車速Vを表す信号、シフトレバー34の操
作位置Pshを表す信号、ブレーキペダル54が操作され
たことを表す信号、エアコンの作動を表す信号が電子制
御装置60へそれぞれ供給されるようになっている。
【0016】電子制御装置60は、CPU、ROM、R
AM、入出力インターフェース回路などを含む所謂マイ
クロコンピュータである。CPUは、RAMの一時記憶
機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムお
よびマップに従って上記各センサからの入力信号を処理
し、自動変速機14のギヤ段を自動的に切り換えるため
の信号を油圧制御回路62の電磁弁装置64へ供給する
とともに、点火時期調節装置66へ遅角信号を供給し、
また、スロットル弁開度が零であるときのエンジン回転
速度が所定のフューエルカット回転速度より高い場合に
燃料供給を停止するよく知られたフューエルカット装置
68へフューエルカット禁止信号を出力する。上記電磁
弁装置64は、前記油圧式の各摩擦係合装置を電子制御
装置60からの指令に従って選択的に作動させるもので
あり、4種類のオンオフ作動の組み合わせによりギヤ段
を切り換えるための2つの電磁開閉弁と、トルクコンバ
ータ12内のロックアップクラッチの係合および開放を
制御するためのクラッチ制御弁などから構成される。上
記油圧制御回路62は、たとえばトヨタ自動車株式会社
製のA140E型自動変速機用油圧制御回路として広く
知られているものと同様に構成されている。
【0017】上記電子制御装置60では、たとえば図4
に示すように車速Vおよびスロットル弁開度θthの二次
元座標内においてシフトダウン線およびシフトアップ線
が各ギヤ段毎に設けられた正常時用の変速線図と、たと
えば図5に示すようにエンジン回転速度Ne およびスロ
ットル弁開度θthの二次元座標内においてシフトダウン
線およびシフトアップ線が設けられたバックアップ用の
変速線図とが予め記憶されている。図示しないフェイル
判定ルーチンによって車速センサ50の故障が判定され
ない場合には、上記正常時用の変速線図から実際の車速
Vおよびスロットル弁開度θthに基づいて変速判断が実
行されるとともに、変速判断されたギヤ段を得るための
変速出力が電磁弁装置64へ出力される。また、上記フ
ェイル判定ルーチンによって車速センサ50の故障が判
定された場合には、上記バックアップ用の変速線図から
実際のエンジン回転速度Ne およびスロットル弁開度θ
thに基づいて変速判断が実行されるとともに、変速判断
されたギヤ段を得るための変速出力が電磁弁装置64へ
出力される。なお、上記バックアップ用の変速線図で
は、それまでのギヤ段から1段シフトダウンさせるため
のシフトダウン線とそれまでのギヤ段から1段シフトア
ップさせるためのシフトアップ線から構成されている。
また、上記フェイル判定ルーチンでは、たとえば、エン
ジン回転速度Ne が所定の値よりも高いときに車速セン
サ50からの出力パルスが所定期間得られない場合に車
速センサ50の故障と判定される。
【0018】また、上記電子制御装置60では、エアコ
ンなどの補機の作動やエンジン冷却水温低下などによっ
てアイドル時のエンジン10に負荷が加えられる場合に
は、予め通常のアイドル回転速度よりも200r.p.m 程
度高く設定された目標アイドル回転速度Nidleup T が得
られるように、実際のエンジン10の回転速度Ne とそ
の目標アイドル回転速度Nidleup T との差が解消される
ようにエンジン10の吸入空気量を制御するアイドル制
御弁70が制御されるようになっている。
【0019】次に、上記電子制御装置60の作動の要部
である自動変速機14のコーストダウン制御を、図6お
よび図7に示すフローチャートに従って説明する。この
コーストダウン制御は、車速センサ50の故障が判定さ
れている場合に実行されるようになっている。
【0020】ステップS1では、アイドルスイッチ42
およびブレーキスイッチ56が共にオン状態であるか否
か、換言すれば、スロットル弁開度θthが略零%であり
且つブレーキペダル54が操作されている車両の減速走
行であるか否かが判断される。上記ステップS1におけ
る判断が肯定された場合には、ステップS2においてス
ロットル弁開度θthが略零である惰行走行であってエン
ジン回転速度Ne が所定の回転速度以上である場合にエ
ンジン10に対して供給される燃料を遮断するフュール
カット制御を禁止するための信号がフューエルカット装
置68へ出力される。このステップS2は、エンジン回
転速度Ne の低下がフュールカット制御によるものか否
かが不明であるので、フュールカット制御を禁止してエ
ンジン回転速度Ne が自然に低下する状態とするために
設けられている。
【0021】続くステップS3では、エンジン10の負
荷に応じてアイドル回転速度を制御するアイドルアップ
制御が実行されているか否かが判断される。具体的に
は、エアコンスイッチ58からの信号が供給されている
か否かが判断される。
【0022】上記ステップS3の判断が否定された場合
には、続くステップS4が実行されることなくステップ
S5が実行される。しかし、上記ステップS3の判断が
肯定された場合には、ステップS4において図5に示す
変速マップの変速点定数が変更される。すなわち、図5
の変速線図において、シフトダウン線のうちスロットル
弁開度θthが略零である状態のエンジン回転速度である
変速点I1 は、通常はたとえば800r.p.m.程度に設定
されているが、アイドルアップ制御が実行されている場
合には、その目標アイドル回転速度Nidleup T よりも僅
かに高い値I2、たとえば1100r.p.m.程度に設定変
更されるのである。これにより、アイドルアップ制御中
における減速走行において車両停止前には確実に第1速
ギヤ段が得られるとともにその後の再加速操作に際して
もたつき感がなくなり好適な駆動力が得られる。また、
アイドルアップ制御中ではない減速走行中の再加速で
は、エンジンの吹き上がり感が可及的に抑制される。
【0023】続くステップS5では、自動変速機14の
実際のギヤ段が第4速ギヤ段であるか否かがそれまでの
変速出力などに基づいて判断される。このステップS5
の判断が肯定された場合には、ステップS6においてた
とえば図5の変速線図から第4速ギヤ段からのシフトダ
ウン変速判断が行われたか否かが判断される。このステ
ップS6の判断が否定された場合には本ルーチンが終了
させられるが、肯定された場合にはステップS7におい
て第4速ギヤ段から第3速ギヤ段或いは第2速ギヤ段へ
の変速判断からの経過時間が予め設定された待機時間T
t を超えたか否かが判断される。このステップS7の判
断が否定された場合には本ルーチンが終了させられる
が、肯定された場合にはステップS8において変速出力
が電磁弁装置64へ出され、自動変速機14がたとえば
第4速ギヤ段から第3速ギヤ段へ切り換えられてから本
ルーチンが終了させられる。
【0024】前記ステップS5において実際のギヤ段が
第4速ギヤ段ではないと判断された場合には、ステップ
S9において自動変速機14の実際のギヤ段が第3速ギ
ヤ段であるか否かがそれまでの変速出力などに基づいて
判断される。このステップS9の判断が肯定された場合
には、ステップS10においてたとえば図5の変速線図
から第3速ギヤ段からのシフトダウン変速判断が行われ
たか否かが判断される。このステップS10の判断が否
定された場合には本ルーチンが終了させられるが、肯定
された場合にはステップS11において第3速ギヤ段か
ら第1速ギヤ段或いは第2速ギヤ段への変速判断からの
経過時間が予め設定された待機時間Ttを超えたか否か
が判断される。このステップS11の判断が否定された
場合には本ルーチンが終了させられるが、肯定された場
合にはステップS12において変速出力が電磁弁装置6
4へ出され、自動変速機14がたとえば第3速ギヤ段か
ら第1速ギヤ段へ切り換えられる。そして、ステップS
13においてフラグAの内容が「1」にセットされてか
ら本ルーチンが終了させられる。このフラグAは、その
内容が「1」であるときにシフトダウンが行われてから
前記ステップS1の判断が否定されるまでの車両状態、
すなわちアクセルペダルが操作され或いはブレーキペダ
ル54の操作が解除されるまでの車両状態を示すもので
ある。
【0025】ここで、上記待機時間Tt は、シフトダウ
ンの変速判断から実際の変速出力を遅らせることでブレ
ーキオンの減速走行時において再加速操作が行われたと
きのエンジンの空転によるエンジン回転速度の上昇幅を
可及的に小さくするために予め記憶された一定の時間で
あり、たとえば2秒程度の時間が採用される。
【0026】前記ステップS9において実際のギヤ段が
第3速ギヤ段ではないと判断された場合には、ステップ
S14において自動変速機14の実際のギヤ段が第2速
ギヤ段であるか否かがそれまでの変速出力などに基づい
て判断される。このステップS14の判断が肯定された
場合には、ステップS15においてたとえば図5の変速
線図から第3速ギヤ段からのシフトダウン変速判断が行
われたか否かが判断される。このステップS15の判断
が否定された場合には本ルーチンが終了させられるが、
肯定された場合にはステップS16において変速出力が
電磁弁装置64へ出され、自動変速機14がたとえば第
2速ギヤ段から第1速ギヤ段へ切り換えられる。そし
て、ステップS17においてフラグAの内容が「1」に
セットされてから本ルーチンが終了させられる。
【0027】前記ステップS14において実際のギヤ段
が第2速ギヤ段ではないと判断された場合には、ステッ
プS18において前記フラグAの内容が「1」にセット
されてからの経過時間が予め設定された判断基準時間T
k を超えたか否かが判断される。このステップS18の
判断が否定された場合には本ルーチンが終了させらる
が、肯定された場合には、後述のステップS26におい
てフラグAの内容が「0」にクリアされてから本ルーチ
ンが終了させられる。第1速ギヤ段へ切り換えられてか
らの経過時間が所定以上となった場合は通常は停止して
いるが或いはそれに近い車両状態であるから、上記判断
基準時間Tk は、そのような再加速操作時にシフトアッ
プを必要としない車両状態であるか否かを判断するため
の時間であり、たとえば2乃至4秒程度の値が採用され
る。
【0028】前記ステップS1の判断が否定された場
合、すなわちアクセルペダルが操作されるか或いはブレ
ーキペダルの操作が解除されて、減速走行中における運
転者の再加速に関連する操作が行われた場合には、ステ
ップS19において自動変速機14の実際のギヤ段が第
1速ギヤ段であるか否かが判断される。このステップS
19の判断が否定された場合には本ルーチンが終了させ
られるが、肯定された場合にはステップS20において
フラグAの内容が「1」であるか否かが判断される。こ
のステップS20の判断が否定された場合には本ルーチ
ンが終了させられるが、肯定された場合にはステップS
21において、前記フラグAの内容が「1」にセットさ
れてからの経過時間が予め設定された判断基準時間Tk
を超えたか否かが判断される。このステップS21の判
断が肯定された場合には、車両の停止状態と考えられる
ので、ステップS26においてフラグAの内容が「0」
にクリアされてから本ルーチンが終了させられる。これ
により、車両の停止状態からの発進加速操作に際して駆
動力の小さい第2速ギヤ段の発進が防止される。
【0029】しかし、ステップS21の判断が否定され
た場合には、ステップS22においてスロットル弁開度
θthが急激に変化したか否かが判断される。たとえば前
回のサイクルにおけるスロットル弁開度θthと今回のサ
イクルにおけるスロットル弁開度θthとの差Δθthが予
め設定された判断基準値Bを超えたか否かが判断され
る。この判断基準値Bは運転者の加速操作が、減速走行
中の再加速操作に際してシフトアップによるエンジン1
0の空転抑制制御を必要としない程急激であるか否かを
判断するためのものである。このステップS22の判断
が肯定された場合には本ルーチンが終了させられるが、
否定された場合にはステップS23においてスロットル
弁開度θthが予め設定された判断基準値θa よりも大き
いか否かが判断される。このの判断基準値θa は、減速
走行中の再加速操作に際して高いエンジン回転速度を必
要としてエンジン10の空転感が問題とならない程大き
な加速が要求されていることを判断するための値であ
り、たとえば35乃至50%程度の値が採用される。
【0030】上記ステップS23の判断が肯定された場
合には本ルーチンが終了させられるが、否定された場合
には、減速走行中の再加速操作により何等加速に寄与し
ないエンジン10の空転が発生して運転者に不快感を与
える状態であるので、ステップS24において第1速ギ
ヤ段から第2速ギヤ段へシフトアップさせるための変速
出力が出されるとともに、ステップS25においてフラ
グAの内容が「0」にクリアされてから本ルーチンが終
了させられる。
【0031】上述のように、本実施例によれば、シフト
アップ手段に対応するステップS24において、判定手
段に対応するステップS21により車両の減速走行中に
自動変速機14の第1速ギヤ段が成立してから所定の期
間Tk であると判定され、加速操作検出手段に対応する
ステップS1によって加速に関連する操作が検出された
場合には、その第1速ギヤ段よりも高い第2速ギヤ段へ
自動変速機14が切り換えられる。したがって、一方向
クラッチF2 の非係合によりエンジン回転速度Ne がア
イドル回転程度或いはアイドルアップ制御における目標
アイドル回転速度Nidleup T まで低下する減速走行状態
において再加速操作されると、上記ステップS24によ
って自動変速機14がそれまでの第1速ギヤ段よりも変
速比γが大きい第2速ギヤ段へ切り換えられることか
ら、一方向クラッチF2 の係合により正トルク駆動状態
となるエンジン回転速度値が低くなるので、一方向クラ
ッチF2 が係合するまで駆動力が伝達されないでエンジ
ン10が空転する期間が大幅に短縮されて運転者に与え
る違和感が好適に抑制される。
【0032】ここで、減速走行状態において再加速操作
されると自動変速機14がそれまでの第1速ギヤ段より
も変速比γが大きい第2速ギヤ段へ切り換えられること
から得られる上記本実施例の効果を以下においてさらに
詳しく説明する。
【0033】先ず、正常時の変速制御をスロットル弁開
度θthが一定の20%で加減速した場合で説明する。図
4において、実線は1段のシフトアップ線、破線は1段
のシフトダウン線である。車速Vが0km/h且つ第1ギヤ
段である図4のP点に示す状態から加速して行き、シフ
トアップ点(図4のC点、車速VC )に到達すると第1
速ギヤ段から第2速ギヤ段へ切り換えられ、さらに加速
してシフトアップ点(図4のD点、車速VD )に到達す
ると第2速ギヤ段から第3速ギヤ段へ切り換えられる。
逆に、減速時はシフトダウン点(図4のE点、車速
E )において第3速ギヤ段から第2速ギヤ段へ切り換
えられ、さらに減速してシフトダウン点(図4のF点、
車速VF )に到達すると第2速ギヤ段から第1速ギヤ段
へ切り換えられる。その時の車速Vとエンジン回転速度
e との関係を示したのが図8である。図8のP’点か
ら第1速ギヤ段にて加速して車速VC に到達すると、第
2速ギヤ段へシフトアップされるためにエンジン回転速
度Ne はC’からC”へ低下し、続いて加速されて車速
がVD に到達すると第2速ギヤ段から第3速ギヤ段へシ
フトアップされるためにエンジン回転速度Ne はD’か
らD”へ低下させられる。
【0034】次に、車速センサ50の故障状態における
変速制御も同様である。図5において実線は1段のシフ
トアップ線、破線は1段のシフトダウン線であり、エン
ジン回転速度Ne がG点においてシフトアップ線を越え
ればそれまでのギヤ段よりも増速側のギヤ段へ切り換え
るシフトアップ変速出力が出され、エンジン回転速度N
e がH点においてシフトダウン線を下回ればそれまでの
ギヤ段よりも減速側のギヤ段へ切り換えるシフトダウン
変速出力が出される。図9はそのときの車速Vとエンジ
ン回転速度Ne との関係を示しており、図8の場合と同
様にエンジン回転速度Ne が変速に伴って変化する。
【0035】アイドル状態での減速走行時についても上
記と同様であり、車速センサ50が正常であれば図4の
A点、B点で3→2変速、2→1変速がそれぞれ行わ
れ、車速センサ50が故障であれば図5のI1 点または
2 点で3→2変速、2→1変速がそれぞれ行われる
が、第2速ギヤ段および第1速ギヤ段は一方向クラッチ
1 およびF2 の作用によって減速走行時には数式2が
満足されてエンジン回転速度Ne が急速に低下してアイ
ドル回転となる。
【0036】上記の前提条件下において、図5のバック
アップ用の変速線図が用いられる状態において、アイド
ルスイッチ42およびブレーキスイッチ56が共にオン
状態となる車両の減速走行時においてエンジン回転速度
e がI1 点またはI2 点を下回ることにより第1速ギ
ヤ段へシフトダウンされた後、たとえば車速30km/hで
運転者が再加速操作を行ったとすると、図10の白抜き
の矢印に示すように、アイドル回転速度から約3000
r.p.m.のN1 点までエンジン10が吹き上がったあと、
一方向クラッチF2 の係合によって車両が加速開始する
ため、運転者に違和感を与えるとともに、場合によって
は故障であるとの誤判断をさせる原因となる。
【0037】しかしながら、本実施例では、運転者によ
る再加速操作に関連してステップS24において第1速
ギヤ段から第2速ギヤ段へシフトアップさせるので、車
速30km/hで運転者が再加速操作を行ったとすると、図
10の黒塗りの矢印に示すように、約1500r.p.m.の
2 点までしか上昇せず、運転者に殆ど違和感を与えな
い。また、ステップS24において第1速ギヤ段から第
3速ギヤ段へシフトアップさせる場合には、細線矢印に
示すように、約1000r.p.m.のN3 点まで上昇しない
のである。
【0038】加えて、本実施例によれば、ステップS4
においてアイドルアップ制御によりエンジン10のアイ
ドル回転速度が高くなっていると図5の変速線図におけ
る変速点定数が高くされるので、減速走行において車両
の停止前には確実に第1速ギヤ段に切り換えられるとと
もにその後の再加速操作に際してもたつき感がなくなり
好適な駆動力が得られる。また、アイドルアップ制御中
ではない減速走行中の再加速では、エンジンの吹き上が
り感が可及的に抑制される。
【0039】また、本実施例によれば、コーストダウン
制御中においてステップS2においてフューエルカット
制御が禁止されていることから、車速センサ50の故障
時においてバックアップ用として図5の変速線図が用い
られる場合に、車両の停止に際して確実に第1速ギヤ段
へ切り換えられて第2速ギヤ段の発進が防止されるとと
もに、車両の減速走行中の再加速操作時のエンジン10
の空転が抑制される。
【0040】すなわち、図11に示されるように、車両
の減速走行中にフューエルカット制御が行われるとエン
ジン10のアイドル回転速度がC1 点でステップ的に低
下し、フューエルカット制御から復帰するとエンジン1
0のアイドル回転速度がC2点でステップ的に上昇す
る。たとえば、アイドル状態において減速走行中にフュ
ーエルカット制御がなければ車速VがC3 点において3
5km/h程度でダウンシフトするものが、フューエルカッ
ト制御の実行によりアイドル回転速度が低下するために
ダウンシフト点C4 点が45km/h程度の車速まで高くな
ってしまうため、その分エンジン回転速度Ne の空転領
域が増加することが避けられなかったが、本実施例によ
れば、そのようなことが解消されるのである。
【0041】さらに、本実施例によれば、たとえばステ
ップS10において第3速ギヤ段から第1速ギヤ段への
変速判断が行われた後、ステップS11において所定の
期間Tt 経過したと判断されてから実際の変速出力が行
われるので、ブレーキオンの減速走行時において再加速
操作が行われたときのエンジン10の空転によるエンジ
ン回転速度の上昇幅が可及的に小さくされる利点があ
る。
【0042】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0043】たとえば、前述の実施例のステップS24
では第1速ギヤ段から第2速ギヤ段へシフトアップされ
ていたが、第1速ギヤから第3速ギヤ段へシフトアップ
されても差支えなく、同様な効果が得られる。
【0044】また、前述の実施例には、バックアップ用
変速線図を用いてコーストダウン制御するに先立ってフ
ューエルカット制御を禁止するステップS2が設けられ
ているが、フールカット制御を禁止するのではなく、フ
ールカット制御を実施してないときにステップS3以下
の実行を許容するステップをステップS2に替えて設け
てもよいのである。
【0045】また、前述の実施例のステップS7および
S11では一定の待機時間Tt が用いられていたが、車
両の減速度に対応するエンジン回転速度Ne の変化率と
待機時間Tt との関係から決定されたものが用いられて
もよいのである。
【0046】また、前述の実施例では、第1速ギヤ段か
ら第2速ギヤ段へシフトアップするるステップS24の
実行条件として、ステップS1においてアイドルスイッ
チ42がオフ状態であることが判定されていたが、たと
えばスロットル弁開度θth、スロットル弁開度θthの変
化率、エンジン回転速度の変化率が所定値以上であるこ
とがステップS24の実行条件とされてもよい。
【0047】また、前述の実施例において、図4および
図5の縦軸にはスロットル弁開度θthが用いられている
が、それに替えて、アクセルペダル操作量、燃料噴射
量、吸入空気量などのエンジン10の負荷に対応した量
が用いられてもよい。
【0048】なお、上述したのはあくまでも本発明の一
実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例である車両用自動変速機の骨
子図およびその自動変速機の変速制御装置の構成をそれ
ぞれ示すブロック線図である。
【図3】図2の実施例の自動変速機において、摩擦係合
装置の作動の組合わせとそれにより成立させられるギヤ
段との関係を説明する図表である。
【図4】図2の実施例の電子制御装置において正常時の
変速制御に用いられる変速線図を示す図である。
【図5】図2の実施例の電子制御装置において車速セン
サの故障時の変速制御に用いられるバックアップ用変速
線図を示す図である。
【図6】図2の電子制御装置の作動の要部であるコース
トダウン制御作動の一部を説明するフローチャートを示
す図である。
【図7】図2の電子制御装置の作動の要部であるコース
トダウン制御作動の他の一部を説明するフローチャート
を示す図である。
【図8】図4に示す車速センサ正常時の変速線図による
変速制御におけるエンジン回転速度の変化を説明する図
である。
【図9】図5に示す車速センサ異常時の変速線図による
変速制御におけるエンジン回転速度の変化を説明する図
である。
【図10】図5の変速線図による車両減速走行中の再加
速操作時におけるエンジン回転速度の変化を説明する図
である。
【図11】図5の変速線図による車両減速走行中のフュ
ーエルカット制御によるアイドル回転速度の変化および
それによるエンジンの空転領域の増加を説明する図であ
る。
【符号の説明】
14 自動変速機 F1 ,F2 :一方向クラッチ 60:電子制御装置(変速制御手段) ステップS1:加速操作検出手段 ステップS21:判定手段 ステップS24:シフトアップ手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向クラッチの係合によって成立する
    低速ギヤ段と摩擦係合装置の係合によって成立する高速
    ギヤ段とを含む複数のギヤ段に選択的に切り換えられる
    車両用自動変速機において、予め記憶された変速線図か
    らエンジン回転速度およびエンジンの負荷に基づいて変
    速判断をする変速制御手段を備えた変速制御装置であっ
    て、 前記車両の減速走行中に前記自動変速機の低速ギヤ段が
    成立してから所定の期間内であることを判定する判定手
    段と、 運転者の加速に関連する操作を検出する加速操作検出手
    段と、 前記車両の減速走行中に前記自動変速機の低速ギヤ段が
    成立してから所定の期間内において、前記加速操作検出
    手段によって運転者の加速に関連する操作が検出された
    場合には、該低速ギヤ段よりも高い高速ギヤ段へ前記自
    動変速機を切り換えるシフトアップ手段と、 を含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装
    置。
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US08/053,390 US5393278A (en) 1992-05-02 1993-04-28 Shift control apparatus for shifting up transmission upon re-acceleration following deceleration of vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10113639B2 (en) 2015-12-04 2018-10-30 GM Global Technology Operations LLC Transmission with L1-L2 shift method while engine braking

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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