JPH05305756A - インクリボンカセット - Google Patents
インクリボンカセットInfo
- Publication number
- JPH05305756A JPH05305756A JP11057092A JP11057092A JPH05305756A JP H05305756 A JPH05305756 A JP H05305756A JP 11057092 A JP11057092 A JP 11057092A JP 11057092 A JP11057092 A JP 11057092A JP H05305756 A JPH05305756 A JP H05305756A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink ribbon
- roller
- ink
- foam
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数の削減と長寿命、高信頼性、高印字
品質のプリンタのインクリボンカセットを実現する。 【構成】 外周が歯形形状の駆動ローラ17と、外周が発
泡体の押圧ローラ18とを備え、駆動ローラ17に押圧ロー
ラ18がその発泡体の弾性力で押圧してインクリボン16を
挟持するようにこれらの駆動ローラ17と押圧ローラ18と
を配設し、駆動ローラ17と押圧ローラ18との噛合回転に
よりインクリボン16を走行させる。これにより、別途の
押圧部品を不要とでき、インクリボン16を傷つけること
が無いので長寿命化でき、インクリボン16の搬送力も高
くでき、さらに、発泡体の押圧ローラ18がインク吸収体
として過剰供給インクを吸収することが可能になり、新
たに吸収ローラを組込む必要が無い。
品質のプリンタのインクリボンカセットを実現する。 【構成】 外周が歯形形状の駆動ローラ17と、外周が発
泡体の押圧ローラ18とを備え、駆動ローラ17に押圧ロー
ラ18がその発泡体の弾性力で押圧してインクリボン16を
挟持するようにこれらの駆動ローラ17と押圧ローラ18と
を配設し、駆動ローラ17と押圧ローラ18との噛合回転に
よりインクリボン16を走行させる。これにより、別途の
押圧部品を不要とでき、インクリボン16を傷つけること
が無いので長寿命化でき、インクリボン16の搬送力も高
くでき、さらに、発泡体の押圧ローラ18がインク吸収体
として過剰供給インクを吸収することが可能になり、新
たに吸収ローラを組込む必要が無い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク供給体として環
状のインクリボンを使用するプリンタのインクリボンカ
セットに関する。
状のインクリボンを使用するプリンタのインクリボンカ
セットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピユータ、ワードプロセッサ
などの出力装置としてプリンタは産業用、民生用を問わ
ず著しく普及している。従来、インクリボンカセットに
おけるインクリボンの走行手段は、外周が歯車形状をし
た駆動ローラと押圧ローラとの組合せ、または発泡体の
駆動ローラと押圧ローラの組合せによってインクリボン
を挾持し、走行させるものが主流となっている。
などの出力装置としてプリンタは産業用、民生用を問わ
ず著しく普及している。従来、インクリボンカセットに
おけるインクリボンの走行手段は、外周が歯車形状をし
た駆動ローラと押圧ローラとの組合せ、または発泡体の
駆動ローラと押圧ローラの組合せによってインクリボン
を挾持し、走行させるものが主流となっている。
【0003】以下に従来のインクリボンカセットについ
て説明する。図3および図4は従来の第1例のインクリ
ボンカセットの蓋部を取り外した状態での正面図および
このインクリボンカセットの駆動ローラ部の詳細図、図
5は図3とは別の構造による第2例のインクリボンカセ
ットの正面図である。
て説明する。図3および図4は従来の第1例のインクリ
ボンカセットの蓋部を取り外した状態での正面図および
このインクリボンカセットの駆動ローラ部の詳細図、図
5は図3とは別の構造による第2例のインクリボンカセ
ットの正面図である。
【0004】図3および図4において、1はインクリボ
ンカセット枠、2は環状のインクリボン、3は外周が歯
形形状の駆動ローラであり、この駆動ローラ3は駆動ロ
ーラホルダ4により回転可能であるように支持されてい
る。5は外周が歯形形状の押圧ローラで、押圧ローラホ
ルダ6により回転自在に支持され、かつ押圧バネ7によ
り駆動ローラ3方向に押圧されている。そして、駆動ロ
ーラ3と押圧ローラ5とによりインクリボン2を挾持し
ている。また、8はインクを保有している含浸ローラ、
9はインクをインクリボン2に転写する転写ローラ、10
は吸収ローラである。
ンカセット枠、2は環状のインクリボン、3は外周が歯
形形状の駆動ローラであり、この駆動ローラ3は駆動ロ
ーラホルダ4により回転可能であるように支持されてい
る。5は外周が歯形形状の押圧ローラで、押圧ローラホ
ルダ6により回転自在に支持され、かつ押圧バネ7によ
り駆動ローラ3方向に押圧されている。そして、駆動ロ
ーラ3と押圧ローラ5とによりインクリボン2を挾持し
ている。また、8はインクを保有している含浸ローラ、
9はインクをインクリボン2に転写する転写ローラ、10
は吸収ローラである。
【0005】次に、このインクリボンカセットの動作を
説明する。駆動ローラ3は印字装置から伝達されたリボ
ン駆動力により矢印A方向に回転する。押圧ローラ5は
押圧バネ7により駆動ローラ3方向に押圧されているの
で矢印B方向に回転し、かつインクリボン2を駆動ロー
ラ3とにより挾持しているためインクリボン2は矢印C
方向に走行する。含浸ローラ8のインクはインクリボン
2の走行により、転写ローラ9を介してインクリボン2
に供給され、供給されたインクは印字ヘッドにより媒体
に印字される。なお、過剰に供給されたインクは吸収ロ
ーラ10により吸収される。
説明する。駆動ローラ3は印字装置から伝達されたリボ
ン駆動力により矢印A方向に回転する。押圧ローラ5は
押圧バネ7により駆動ローラ3方向に押圧されているの
で矢印B方向に回転し、かつインクリボン2を駆動ロー
ラ3とにより挾持しているためインクリボン2は矢印C
方向に走行する。含浸ローラ8のインクはインクリボン
2の走行により、転写ローラ9を介してインクリボン2
に供給され、供給されたインクは印字ヘッドにより媒体
に印字される。なお、過剰に供給されたインクは吸収ロ
ーラ10により吸収される。
【0006】次に従来例の第2例である図5において、
11はインクリボンカセット、12はインクリボンである。
13は駆動ローラ、14は押圧ローラであり、これらの駆動
ローラ13と押圧ローラ14とによりインクリボン12を挾持
している。駆動ローラ13と押圧ローラ14は樹脂などの軸
芯に発泡体のローラが取り付けられたもので構成されて
いる。
11はインクリボンカセット、12はインクリボンである。
13は駆動ローラ、14は押圧ローラであり、これらの駆動
ローラ13と押圧ローラ14とによりインクリボン12を挾持
している。駆動ローラ13と押圧ローラ14は樹脂などの軸
芯に発泡体のローラが取り付けられたもので構成されて
いる。
【0007】駆動ローラ13の回転(矢印D方向)により
従動ローラ14が回転(矢印E方向)し、これらの駆動ロ
ーラ13と押圧ローラ14とにより挾持されたインクリボン
12は矢印F方向に走行する。
従動ローラ14が回転(矢印E方向)し、これらの駆動ロ
ーラ13と押圧ローラ14とにより挾持されたインクリボン
12は矢印F方向に走行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のインクリボンカセットでは、上記第1例の場
合、外周が歯形形状の駆動ローラ3と押圧ローラ5との
噛み合わせであるために、押圧ローラ5を駆動ローラ3
方向に押圧する必要があり、押圧バネ7などの押圧する
ための部品点数が増え、かつインクリボン2を傷付けや
すい。また第2例の場合、発泡体の駆動ローラ13と従動
ローラ14ではインクリボン12の挾持力が弱いため、使用
するにつれて搬送力が低くなりスリップしやすい。
うな従来のインクリボンカセットでは、上記第1例の場
合、外周が歯形形状の駆動ローラ3と押圧ローラ5との
噛み合わせであるために、押圧ローラ5を駆動ローラ3
方向に押圧する必要があり、押圧バネ7などの押圧する
ための部品点数が増え、かつインクリボン2を傷付けや
すい。また第2例の場合、発泡体の駆動ローラ13と従動
ローラ14ではインクリボン12の挾持力が弱いため、使用
するにつれて搬送力が低くなりスリップしやすい。
【0009】本発明は上記問題を解決するもので、少な
い部品点数で、確実にインクリボンを搬送することので
きるインクリボンカセットを提供することを目的とする
ものである。
い部品点数で、確実にインクリボンを搬送することので
きるインクリボンカセットを提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、環状のインクリボンと、外周が歯形形状の
駆動ローラと、外周が発泡体の押圧ローラとを備え、前
記駆動ローラに前記押圧ローラがその発泡体の弾性力で
押圧してインクリボンを挟持するようにこれらの駆動ロ
ーラと押圧ローラとを配設し、前記駆動ローラと前記押
圧ローラとの噛合回転により前記インクリボンを走行さ
せる構成としたものである。
に本発明は、環状のインクリボンと、外周が歯形形状の
駆動ローラと、外周が発泡体の押圧ローラとを備え、前
記駆動ローラに前記押圧ローラがその発泡体の弾性力で
押圧してインクリボンを挟持するようにこれらの駆動ロ
ーラと押圧ローラとを配設し、前記駆動ローラと前記押
圧ローラとの噛合回転により前記インクリボンを走行さ
せる構成としたものである。
【0011】
【作用】上記構成により、駆動ローラに前記押圧ローラ
がその発泡体の弾性力で押圧してインクリボンを挟持す
るようにこれらの駆動ローラと押圧ローラとを配設して
いるので、別途押圧するための部材を設けて押圧ローラ
を駆動ローラへ押圧する必要がなくなり、インクリボン
も傷付けない。また、駆動ローラは外周が歯形形状であ
り、駆動ローラと押圧ローラとの噛合回転によりインク
リボンを走行させるので、インクリボンの搬送力は高く
なり、スリップすることも無い。
がその発泡体の弾性力で押圧してインクリボンを挟持す
るようにこれらの駆動ローラと押圧ローラとを配設して
いるので、別途押圧するための部材を設けて押圧ローラ
を駆動ローラへ押圧する必要がなくなり、インクリボン
も傷付けない。また、駆動ローラは外周が歯形形状であ
り、駆動ローラと押圧ローラとの噛合回転によりインク
リボンを走行させるので、インクリボンの搬送力は高く
なり、スリップすることも無い。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例におけるインクリ
ボンカセットの蓋部を取り外した状態での正面図、図2
の(a)および(b)は同インクリボンカセットの駆動
ローラ部の部分詳細図である。
に説明する。図1は本発明の一実施例におけるインクリ
ボンカセットの蓋部を取り外した状態での正面図、図2
の(a)および(b)は同インクリボンカセットの駆動
ローラ部の部分詳細図である。
【0013】図1において、15はインクリボンカセット
枠、16はインクリボンである。17は外周が歯形形状をし
た駆動ローラ、18は外周が発泡体の押圧ローラで、これ
らの駆動ローラ17および押圧ローラ18は上下端をインク
リボンカセット15により回転自在に支持され、かつ押圧
ローラ18が駆動ローラ17に密接するように回転軸間が一
定になるように配置されている。そして、これらの押圧
ローラ18と駆動ローラ17との間にインクリボン16が挟装
されている。
枠、16はインクリボンである。17は外周が歯形形状をし
た駆動ローラ、18は外周が発泡体の押圧ローラで、これ
らの駆動ローラ17および押圧ローラ18は上下端をインク
リボンカセット15により回転自在に支持され、かつ押圧
ローラ18が駆動ローラ17に密接するように回転軸間が一
定になるように配置されている。そして、これらの押圧
ローラ18と駆動ローラ17との間にインクリボン16が挟装
されている。
【0014】なお、19,20はインクが含浸された発泡体
のインク含浸体であり、これらのインク含浸体19,20
は、インク含浸体19、20に含浸されたインクをインクリ
ボン16に転写する転写ローラ21、22に当接されている。
また、図1において、23はインクリボン16に走行安定性
を与えるバックテンションバネ、24は印字ヘッド、図2
において、18a,18bは、押圧ローラ18を構成する押圧
ローラスリーブおよび押圧ローラ発泡体である。
のインク含浸体であり、これらのインク含浸体19,20
は、インク含浸体19、20に含浸されたインクをインクリ
ボン16に転写する転写ローラ21、22に当接されている。
また、図1において、23はインクリボン16に走行安定性
を与えるバックテンションバネ、24は印字ヘッド、図2
において、18a,18bは、押圧ローラ18を構成する押圧
ローラスリーブおよび押圧ローラ発泡体である。
【0015】以上のように構成されたインクリボンカセ
ットについて図面を参照しながらその動作を説明する。
まず、印字装置からのインクリボン駆動力は駆動ローラ
17に伝達され、駆動ローラ17が矢印G方向に回転する。
押圧ローラ18は押圧ローラ発砲体18bの弾性力により駆
動ローラ17に接合押圧されており、押圧ローラ18が矢印
H方向に回転すると同時に、駆動ローラ17とこの駆動ロ
ーラ17に噛合している押圧ローラ18とによりインクリボ
ン16が矢印I方向に走行される。
ットについて図面を参照しながらその動作を説明する。
まず、印字装置からのインクリボン駆動力は駆動ローラ
17に伝達され、駆動ローラ17が矢印G方向に回転する。
押圧ローラ18は押圧ローラ発砲体18bの弾性力により駆
動ローラ17に接合押圧されており、押圧ローラ18が矢印
H方向に回転すると同時に、駆動ローラ17とこの駆動ロ
ーラ17に噛合している押圧ローラ18とによりインクリボ
ン16が矢印I方向に走行される。
【0016】インクリボン16の走行により転写ローラ2
1、22は回転し、かつインクリボン16のテンションによ
り転写ローラ21、22がインク含浸体19、20に押圧され、
インク含浸体19、20のインクがインクリボン16へ供給さ
れる。供給されたインクは印字ヘッド24のインパクトに
より印字媒体へ転写印字される。印字品質向上とインク
リボン16の走行安定性のために、バックテンションバネ
23はインクリボンカセット15の内壁との挾持によりイン
クリボン16に走行方向(矢印I方向)とは逆方向に張力
を与えるようになっている。なお、過剰に供給されたイ
ンクは押圧ローラ18の押圧ローラ発砲体18bにより吸収
され、適量のインクがインクリボン16に残される。
1、22は回転し、かつインクリボン16のテンションによ
り転写ローラ21、22がインク含浸体19、20に押圧され、
インク含浸体19、20のインクがインクリボン16へ供給さ
れる。供給されたインクは印字ヘッド24のインパクトに
より印字媒体へ転写印字される。印字品質向上とインク
リボン16の走行安定性のために、バックテンションバネ
23はインクリボンカセット15の内壁との挾持によりイン
クリボン16に走行方向(矢印I方向)とは逆方向に張力
を与えるようになっている。なお、過剰に供給されたイ
ンクは押圧ローラ18の押圧ローラ発砲体18bにより吸収
され、適量のインクがインクリボン16に残される。
【0017】このインクリボンカセットによれば、外周
が歯形形状の駆動ローラ17と、外周が発泡体の押圧ロー
ラ18とを備え、歯形形状の駆動ローラ17に発泡体の押圧
ローラ18の弾力性で押圧された状態でインクリボン16を
挟持するように、駆動ローラ17および押圧ローラ18を配
置し、これらの駆動ローラ17および押圧ローラ18の噛合
によりインクリボン16を走行させる構成であるので、押
圧ローラ18を駆動ローラ17へ押圧する必要がなく、押圧
バネなどの押圧するための部品を要しないため、部品点
数が少なくなり、インクリボン16も傷付けない。また、
駆動ローラ17および押圧ローラ18の噛合によりインクリ
ボン16を送るため、その搬送力も高くなり、スリップす
ることがなくなる。
が歯形形状の駆動ローラ17と、外周が発泡体の押圧ロー
ラ18とを備え、歯形形状の駆動ローラ17に発泡体の押圧
ローラ18の弾力性で押圧された状態でインクリボン16を
挟持するように、駆動ローラ17および押圧ローラ18を配
置し、これらの駆動ローラ17および押圧ローラ18の噛合
によりインクリボン16を走行させる構成であるので、押
圧ローラ18を駆動ローラ17へ押圧する必要がなく、押圧
バネなどの押圧するための部品を要しないため、部品点
数が少なくなり、インクリボン16も傷付けない。また、
駆動ローラ17および押圧ローラ18の噛合によりインクリ
ボン16を送るため、その搬送力も高くなり、スリップす
ることがなくなる。
【0018】さらに、押圧ローラ18がインク吸収体とし
て過剰インクを吸収するので、新たに吸収ローラを組込
む必要が無く、そのスペース分だけ含浸体を組込むこと
ができて、印字寿命を大幅に伸ばすことができる。
て過剰インクを吸収するので、新たに吸収ローラを組込
む必要が無く、そのスペース分だけ含浸体を組込むこと
ができて、印字寿命を大幅に伸ばすことができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
よれば外周が歯形形状の駆動ローラと、発泡体の押圧ロ
ーラを備え、歯形形状の駆動ローラに発泡体の押圧ロー
ラの弾性力で押圧された状態でインクリボンを挟持し、
両ローラの噛合によりインクリボンを走行させる構成と
したので、押圧ローラを駆動ローラへ押圧するためのバ
ネやローラの保持をするホルダの必要が無くなって部品
点数を削減でき、インクリボンを傷つけることが無いの
で長寿命化できる。また、インクリボンの搬送力も高く
できてスリップすることがなくなり、信頼性が向上す
る。さらに、発泡体の押圧ローラがインク吸収体として
過剰供給インクを吸収することが可能になり、新たに吸
収ローラを組込む必要が無いので、そのスペース分だけ
含浸体を組込み印字寿命を大幅に伸ばすことができ、長
寿命、高印字品質のインクリボンカセットを提供でき
る。
よれば外周が歯形形状の駆動ローラと、発泡体の押圧ロ
ーラを備え、歯形形状の駆動ローラに発泡体の押圧ロー
ラの弾性力で押圧された状態でインクリボンを挟持し、
両ローラの噛合によりインクリボンを走行させる構成と
したので、押圧ローラを駆動ローラへ押圧するためのバ
ネやローラの保持をするホルダの必要が無くなって部品
点数を削減でき、インクリボンを傷つけることが無いの
で長寿命化できる。また、インクリボンの搬送力も高く
できてスリップすることがなくなり、信頼性が向上す
る。さらに、発泡体の押圧ローラがインク吸収体として
過剰供給インクを吸収することが可能になり、新たに吸
収ローラを組込む必要が無いので、そのスペース分だけ
含浸体を組込み印字寿命を大幅に伸ばすことができ、長
寿命、高印字品質のインクリボンカセットを提供でき
る。
【図1】本発明の一実施例におけるインクリボンカセッ
トの蓋部を取り外した状態での正面図である。
トの蓋部を取り外した状態での正面図である。
【図2】(a)は同インクリボンカセットの駆動ローラ
部の部分正面図、(b)は同インクリボンカセットの駆
動ローラ部の部分断面図である。
部の部分正面図、(b)は同インクリボンカセットの駆
動ローラ部の部分断面図である。
【図3】従来の第1例のインクリボンカセットの蓋部を
取り外した状態での正面図である。
取り外した状態での正面図である。
【図4】同従来の第1例のインクリボンカセットの駆動
ローラ部の詳細図である。
ローラ部の詳細図である。
【図5】従来の第2例のインクリボンカセットの蓋部を
取り外した状態での正面図である。
取り外した状態での正面図である。
15 インクリボンカセット枠 16 インクリボン 17 駆動ローラ 18 押圧ローラ 18a 押圧ローラスリーブ 18b 押圧ローラ発砲体
Claims (1)
- 【請求項1】 環状のインクリボンと、外周が歯形形状
の駆動ローラと、外周が発泡体の押圧ローラとを備え、
前記駆動ローラに前記押圧ローラがその発泡体の弾性力
で押圧してインクリボンを挟持するようにこれらの駆動
ローラと押圧ローラとを配設し、前記駆動ローラと前記
押圧ローラとの噛合回転により前記インクリボンを走行
させるインクリボンカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11057092A JPH05305756A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | インクリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11057092A JPH05305756A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | インクリボンカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05305756A true JPH05305756A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14539186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11057092A Pending JPH05305756A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | インクリボンカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05305756A (ja) |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP11057092A patent/JPH05305756A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05305756A (ja) | インクリボンカセット | |
JPH0775895B2 (ja) | ライン型サーマル印字装置 | |
JPS59134563U (ja) | 帯状体の蛇行防止装置 | |
US5718522A (en) | Heat transfer printer | |
KR880002268B1 (ko) | 카아본 리본의 사행방지 권취기구 | |
JPH0516506A (ja) | インクリボン装置 | |
JP2529398Y2 (ja) | カーボンリボンの供給軸制動機構 | |
JP2569677Y2 (ja) | インクリボンカセット | |
JPS5923002Y2 (ja) | エンドレスインクリボン用カ−トリッジ | |
JPH05147782A (ja) | ウエブ巻取装置 | |
JPH0335564Y2 (ja) | ||
JPH0211168Y2 (ja) | ||
JPS58145759U (ja) | リボンカ−トリツジ駆動機構 | |
JPH0436989B2 (ja) | ||
JPS5889358U (ja) | カセツト式エンドレスインキリボン送り装置 | |
JPH0548191B2 (ja) | ||
JPH0195087A (ja) | シリアルプリンタのリボン搬送機構 | |
JPS6032045U (ja) | 熱転写型ラインプリンタの紙送り装置 | |
JPS5976285A (ja) | サ−マルプリンタ | |
JP2001220041A (ja) | 記録体の張力付与装置 | |
JPH0398044U (ja) | ||
JPS60142252U (ja) | 巻取りロ−ル駆動用連続ベルトの張力補償機構 | |
JPH02111547U (ja) | ||
JPS6311844U (ja) | ||
JPS5997944A (ja) | 紙送り装置 |