JPH0530556Y2 - - Google Patents

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JPH0530556Y2
JPH0530556Y2 JP1985167335U JP16733585U JPH0530556Y2 JP H0530556 Y2 JPH0530556 Y2 JP H0530556Y2 JP 1985167335 U JP1985167335 U JP 1985167335U JP 16733585 U JP16733585 U JP 16733585U JP H0530556 Y2 JPH0530556 Y2 JP H0530556Y2
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JP
Japan
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cooling water
water
reserve tank
tank
supply port
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JP1985167335U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水冷式三・四輪バギー車のラジエー
タに冷却水を補給するリザーブタンクに関する。
〔従来の技術〕
砂地や湿地、或いは泥濘地等のラフロードを走
行する三・四輪バギー車では、空冷式エンジンの
他、高温に燃焼するエンジンシリンダを、ラジエ
ータからの循環水で冷却する水冷式エンジンを搭
載したものがあり、シリンダの冷却効率の向上
と、長時間走行によるエンジンの熱だれの防止が
図られている。
上記ラジエータには、四輪自動車と同様に、冷
却水を補給するリザーブタンクが設けられ、冷却
経路内の冷却水が、シリンダの熱影響により高温
となつて膨張した際には、膨張分の冷却水がタン
ク内に還流し、また経路内の冷却水が冷えた場合
には、再び補給を行つて冷却水を安定して供給す
ると共に、メンテナンスの長期化が図られてい
る。
また、この種バギー車では、運搬や長期間の保
管の際には、車体後部を下方に、前部を上方にし
て立て置いて、収納スペースを最大限に活用して
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従つて、上述のリザーブタンクは、車体立て置
き状態では横位置となるため、タンク内の冷却水
が横になつた給水口から漏出する虞があつた。
そこで本考案は、車体が立て置き状態となり、
タンク内に所定最大量の冷却水があつても、冷却
水が給水口から漏出することがなく、タンク内に
常に所定の液量を確保できるリザーブタンクを提
供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上述の目的に鑑みなされたもので、
ラジエータと該ラジエータに冷却水を補給するリ
ザーブタンクとを備えた水冷式三・四輪バギー車
において、リザーブタンクの給水口を、タンク容
器体に対し車体前部側へ偏倚して設け、且つ該給
水口より車体後部側に、少なくとも冷却水の所定
最大量を収納する容積を確保したことを特徴とす
るものである。
〔作用〕
上記のように構成することにより、車体が立て
位置となり、所定最大量の冷却水が入つたリザー
ブタンクが横向きとなつた場合にも、給水口が冷
却水の液面上に位置するから、冷却水が給水口か
ら漏出することがない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は、四輪バギー車の車体フレームの概略
を示し、該車体フレーム1は、下方を開口した略
コ字形のメインパイプ2の下端を、アンダパイプ
3及びサブステー4で連結し、中央部に縦方向の
センタパイプ5,6で補強して、一対の枠体を構
成すると共に、両枠体を複数のクロスメンバーで
連結している。
メインパイプ2の上部には、ステー7で支持さ
れるクロスメンバー8の前部にヘツドパイプ9が
固設され、該ヘツドパイプ9に、バーハンドル1
0の操向により、前輪11,11を操舵するステ
アリングシヤフト12が回動可能に支持されてい
る。
メインパイプ2の後部には、シートレール13
が車体後方に延設され、その後端を該レール13
の下部に傾斜配置したシートレールステー14で
支持すると共に、シートレールステー14の下部
両側には、後輪15,15が懸架されており、ま
たシートレール13の後部には、キヤリーパイプ
13aが延設されている。
この車体フレーム1は、メインパイプ2及びア
ンダパイプ3との空間部に、エンジン16が搭載
され、その前方にラジエータ17がメインパイプ
2とセンタパイプ5で支持されており、また車体
左側のシートレールステー14の外側面には、上
記ラジエータ17に冷却水を補給するリザーブタ
ンク18が固設されている。
リザーブタンク18は、逆三角形状の容器体1
8aを車体前部側上面に、タンクキヤツプ19を
被着した給水口18bが偏倚して設けられ、該容
器体18aの背面に、シートレールステー14と
同幅の凹部18cを斜め方向に形成すると共に、
車体前部側の傾斜面には、凹部18cの前端部と
同高位置に差込み片18dが、その上部に長孔状
の挿通孔18eを穿設したブラケツト18fがそ
れぞれ設けられ、また後部上方には、凹部18c
の後端部と同高位置に、容器体18aを凹設して
形成された取付けブラケツト18gに、通孔18
hが穿設されている。
また、上記容器体18aは、給水口18bより
車体後部側に、冷却水の所定最大量よりも大きな
容積を有しており、後輪15,15及びキヤリー
パイプ13aとで車体を垂直方向に立て置き、リ
ザーブタンク18が横位置となつた場合にも、給
水口18bは冷却水の液面よりも上方に位置する
から、冷却水が漏出する虞がない。
一方、シートレールステー14の外側面14a
には、リザーブタンク18の差込み片18dを装
着するための段部19a、及びラジエータと連通
するリザーブチユーブ21の抱持部19bとを一
体に折曲形成したフツク19と、メネジ孔22a
を螺設したボス22とが固着されてい。
そして、凹部18cの嵌合によりシートレール
ステー14を容器体18aで抱持し、タンク18
の差込み片18dを、前記フツク19の段部19
aに装着すると共に、弾性ブシユ23を嵌装した
ボルト24を、取付けブラケツト18gの通孔1
8hより、ボス22のメネジ孔22aに螺着し
て、リザーブタンク18をシートレールステー1
4に取付けた後、ブリーザチユーブ21をブラケ
ツト18fの挿通孔18eに挿通し、更にフツク
19の抱持部19bに掛止めて、タンク18の下
部に接続する。
本実施例は以上説明したように、リザーブタン
ク18の給水口18bを車体前部側に偏倚して設
けると共に、該給水口18bの後部側の容積が、
少なくとも冷却水の所定最大量を収納するとなる
ようリザーブタンクを逆三角形状に形成したの
で、第5図に示すように、後輪15,15及びキ
ヤリーパイプ13aとで、車体を収納状態の垂直
方向に立て置き、リザーブタンク18が横位置と
なつた場合にも、給水口18bが冷却水の液面よ
りも上方に位置するから、冷却水が漏出すること
がなく、タンク18内に所定量の冷却水を確保す
ることができる。
また本実施例では、ラジエータ17と連結され
るブリーザチユーブ21を、ブラケツト18fの
挿通孔18eと、フツク19の抱持部19bとで
支持したから、ラフ走行による振動や車体を立て
置いた際にも、妄りに揺れ動く虞がない。
尚、本考案のリザーブタンクは、三角形に限ら
ず、他の形状であつても差支えない。
〔考案の効果〕
本考案のリザーブタンクは、以上説明したよう
に、リザーブタンクの給水口を、タンク容器体に
対し車体前部側へ偏倚して設け、且つ該給水口よ
り車体後部側に、少なくとも冷却水の所定最大量
を収納する容積を確保したから、収納時に車体が
立て位置となり、所定最大量の冷却水が入つたリ
ザーブタンクが横向きとなつた場合にも、給水口
が冷却水の液面上に位置するので、冷却水が漏出
することがなく、タンク内に所定量の冷却水を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は四輪バ
ギー車の車体フレームの側面図、第2図はリザー
ブタンクの取付け状態を示す正面図、第3図は第
2図の−断面図、第4図は第2図の−断
面図、第5図は収納状態に立て置いた車体後部の
側面図である。 1……車体フレーム、13……シートレール、
14……シートレールステー、14a……外側
面、18……リザーブタンク、18a……容器
体、18b……給水口、18c……凹部、18d
……差込み片、18g……取付けブラケツト、1
8h……通孔、19……フツク、19a……段
部、19b……抱持部、21……ブリーザチユー
ブ、22……ボス、22a……メネジ孔、23…
…弾性ブシユ、24……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラジエータと該ラジエータに冷却水を補給する
    リザーブタンクとを備えた水冷式三・四輪バギー
    車において、リザーブタンクの給水口を、タンク
    容器体に対し車体前部側へ偏倚して設け、且つ該
    給水口より車体後部側に、少なくとも冷却水の所
    定最大量を収納する容積を確保したことを特徴と
    する水冷式三・四輪バギー車におけるラジエータ
    のリザーブタンク。
JP1985167335U 1985-10-30 1985-10-30 Expired - Lifetime JPH0530556Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985167335U JPH0530556Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30
US06/924,479 US4744433A (en) 1985-10-30 1986-10-29 Reserve tanks for radiators in water-cooled, three- or four-wheeled buggies

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985167335U JPH0530556Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6276795U JPS6276795U (ja) 1987-05-16
JPH0530556Y2 true JPH0530556Y2 (ja) 1993-08-04

Family

ID=31099171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985167335U Expired - Lifetime JPH0530556Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2784180B2 (ja) * 1987-12-15 1998-08-06 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
JP2694653B2 (ja) * 1988-08-26 1997-12-24 スズキ株式会社 エンジンマウント装置
JP4647507B2 (ja) * 2006-01-31 2011-03-09 本田技研工業株式会社 リザーブタンク構造
JP5980045B2 (ja) * 2012-08-22 2016-08-31 ダイハツ工業株式会社 リザーブタンク構造
JP6036240B2 (ja) * 2012-12-06 2016-11-30 スズキ株式会社 車両用リザーブタンク装置

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Publication number Publication date
JPS6276795U (ja) 1987-05-16

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