JPH05305441A - 溶接ワイヤ切れ検出方法 - Google Patents
溶接ワイヤ切れ検出方法Info
- Publication number
- JPH05305441A JPH05305441A JP13770892A JP13770892A JPH05305441A JP H05305441 A JPH05305441 A JP H05305441A JP 13770892 A JP13770892 A JP 13770892A JP 13770892 A JP13770892 A JP 13770892A JP H05305441 A JPH05305441 A JP H05305441A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding wire
- welding
- wire
- base material
- base metals
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- Pending
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- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶接ワイヤが無くなったことを自動的に検出
する。 【構成】 溶接ワイヤ6と溶接すべき母材8との間に微
小電圧を加え、溶接ワイヤ6と母材8との間に電流が流
れなくなったことにより溶接ワイヤ切れを検知すること
によって、溶接ワイヤ6が切れたことを識別する。
する。 【構成】 溶接ワイヤ6と溶接すべき母材8との間に微
小電圧を加え、溶接ワイヤ6と母材8との間に電流が流
れなくなったことにより溶接ワイヤ切れを検知すること
によって、溶接ワイヤ6が切れたことを識別する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶接を行っている時に、
溶接ワイヤが無くなったことを検出する溶接ワイヤ切れ
検出方法に関するものである。
溶接ワイヤが無くなったことを検出する溶接ワイヤ切れ
検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TIG自動溶接では、溶接ワイヤが無く
なってしまうと、溶接ワイヤを送給しない状態で溶接を
続行することになる。
なってしまうと、溶接ワイヤを送給しない状態で溶接を
続行することになる。
【0003】このため従来は、オペレータが溶接ワイヤ
の残量を確認しながら溶接作業を実施していた。
の残量を確認しながら溶接作業を実施していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来はオペレータがワ
イヤの残量を確認しなければならないために常に注意を
払う必要があり、省力化が十分に出来ない欠点があっ
た。
イヤの残量を確認しなければならないために常に注意を
払う必要があり、省力化が十分に出来ない欠点があっ
た。
【0005】本発明はこのような従来の欠点を改善し、
溶接ワイヤが無くなった時には、自動的に溶接ワイヤ切
れを検出して、オペレータが溶接ワイヤの残量を確認し
なくてもすむようにした溶接ワイヤ切れ検出方法を提供
することを目的とするものである。
溶接ワイヤが無くなった時には、自動的に溶接ワイヤ切
れを検出して、オペレータが溶接ワイヤの残量を確認し
なくてもすむようにした溶接ワイヤ切れ検出方法を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶接ワイヤと
溶接すべき母材との間に微小電圧を加え、前記溶接ワイ
ヤと母材との間に電流が流れなくなったことにより溶接
ワイヤ切れを検知することを特徴とする溶接ワイヤ切れ
検出方法である。
溶接すべき母材との間に微小電圧を加え、前記溶接ワイ
ヤと母材との間に電流が流れなくなったことにより溶接
ワイヤ切れを検知することを特徴とする溶接ワイヤ切れ
検出方法である。
【0007】
【作用】溶接ワイヤと溶接すべき母材との間に微小電圧
をかけてあるので、通常の溶接状態では溶接ワイヤと母
材との間に電流が流れているが、溶接ワイヤが無くなる
と、溶接ワイヤと母材との間に電流が流れなくなるた
め、この電流の流れがなくなったことを検知することに
より、溶接ワイヤが無くなったことを自動的に検出する
ことができる。
をかけてあるので、通常の溶接状態では溶接ワイヤと母
材との間に電流が流れているが、溶接ワイヤが無くなる
と、溶接ワイヤと母材との間に電流が流れなくなるた
め、この電流の流れがなくなったことを検知することに
より、溶接ワイヤが無くなったことを自動的に検出する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。
る。
【0009】図1は本発明の方法に使用する装置の一実
施例の系統図であって、制御装置1には高い溶接電圧を
発生する溶接電源2と、検知用の微小電圧を発生するワ
イヤ電源3とが接続されている。従来と同様にトーチ4
には電極5が取付けられており、溶接ワイヤ6はチップ
7に保持されて母材8を溶接するようになっている。溶
接電源2で発生した高い溶接電圧は電極5と母材8との
間に加えられ、制御装置1に制御されて遠隔溶接を行う
ようになっており、ワイヤ電源3で発生した微小電圧
は、チップ7を介して溶接ワイヤ6と母材8との間に加
えられている。
施例の系統図であって、制御装置1には高い溶接電圧を
発生する溶接電源2と、検知用の微小電圧を発生するワ
イヤ電源3とが接続されている。従来と同様にトーチ4
には電極5が取付けられており、溶接ワイヤ6はチップ
7に保持されて母材8を溶接するようになっている。溶
接電源2で発生した高い溶接電圧は電極5と母材8との
間に加えられ、制御装置1に制御されて遠隔溶接を行う
ようになっており、ワイヤ電源3で発生した微小電圧
は、チップ7を介して溶接ワイヤ6と母材8との間に加
えられている。
【0010】溶接ワイヤ6の先端が母材8に接触してい
る時にはワイヤ電源3に対して閉回路が形成され、溶接
ワイヤ6と母材8との間に電流が流れることになるが、
溶接ワイヤ6が母材8に接触していない時にはワイヤ電
源3に対して閉回路が形成されなくなり、溶接ワイヤ6
と母材8との間に電流が流れなくなる。このような溶接
ワイヤ6と母材8との間の電流の有無は、ワイヤ電源3
から制御装置1に信号として入力されるようになってい
る。
る時にはワイヤ電源3に対して閉回路が形成され、溶接
ワイヤ6と母材8との間に電流が流れることになるが、
溶接ワイヤ6が母材8に接触していない時にはワイヤ電
源3に対して閉回路が形成されなくなり、溶接ワイヤ6
と母材8との間に電流が流れなくなる。このような溶接
ワイヤ6と母材8との間の電流の有無は、ワイヤ電源3
から制御装置1に信号として入力されるようになってい
る。
【0011】次に、作用を説明する。
【0012】溶接ワイヤ6が送給されていて溶接が正常
に行われている時には、溶接ワイヤ6の先端が母材8に
接触しているため溶接ワイヤ6と母材8との間に電流が
流れ、ワイヤ電源3から制御装置1に電流が流れている
信号が入力される。
に行われている時には、溶接ワイヤ6の先端が母材8に
接触しているため溶接ワイヤ6と母材8との間に電流が
流れ、ワイヤ電源3から制御装置1に電流が流れている
信号が入力される。
【0013】溶接ワイヤ6が消耗して完全に無くなれ
ば、溶接ワイヤ送給モータ(図示せず)が回転していて
も溶接ワイヤ6が送給されないので、溶接ワイヤ6と母
材8との間に電流が流れなくなる。このためワイヤ電源
3から制御装置1に電流が遮断した信号が入力され、制
御装置1は自動的に溶接を停止させると共に、制御装置
1に取付けられている警報又はモニタ等によって、溶接
ワイヤが切れたことを表示する。
ば、溶接ワイヤ送給モータ(図示せず)が回転していて
も溶接ワイヤ6が送給されないので、溶接ワイヤ6と母
材8との間に電流が流れなくなる。このためワイヤ電源
3から制御装置1に電流が遮断した信号が入力され、制
御装置1は自動的に溶接を停止させると共に、制御装置
1に取付けられている警報又はモニタ等によって、溶接
ワイヤが切れたことを表示する。
【0014】この表示によってオペレータは溶接ワイヤ
が切れたことを知り、新しい溶接ワイヤ6をチップ7に
装着して溶接を再開する。
が切れたことを知り、新しい溶接ワイヤ6をチップ7に
装着して溶接を再開する。
【0015】
【発明の効果】本発明は、オペレータが溶接ワイヤの残
量を確認していなくても、溶接ワイヤが切れたことが自
動的に判明するのでオペレータの作業が楽になり、特に
遠隔溶接を行う場合に有効である。
量を確認していなくても、溶接ワイヤが切れたことが自
動的に判明するのでオペレータの作業が楽になり、特に
遠隔溶接を行う場合に有効である。
【図1】本発明の方法に使用する装置の一実施例の系統
図である。
図である。
3 ワイヤ電源 6 溶接ワイヤ 8 母材
Claims (1)
- 【請求項1】 溶接ワイヤと溶接すべき母材との間に微
小電圧を加え、前記溶接ワイヤと母材との間に電流が流
れなくなったことにより溶接ワイヤ切れを検知すること
を特徴とする溶接ワイヤ切れ検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13770892A JPH05305441A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 溶接ワイヤ切れ検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13770892A JPH05305441A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 溶接ワイヤ切れ検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05305441A true JPH05305441A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=15204972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13770892A Pending JPH05305441A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 溶接ワイヤ切れ検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05305441A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150010582A (ko) | 2013-07-18 | 2015-01-28 | 가부시키가이샤 다이헨 | 2 와이어 용접 제어 방법 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP13770892A patent/JPH05305441A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150010582A (ko) | 2013-07-18 | 2015-01-28 | 가부시키가이샤 다이헨 | 2 와이어 용접 제어 방법 |
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