JPH05305426A - ろう付ハニカムパネルの製造方法 - Google Patents

ろう付ハニカムパネルの製造方法

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JPH05305426A
JPH05305426A JP13196092A JP13196092A JPH05305426A JP H05305426 A JPH05305426 A JP H05305426A JP 13196092 A JP13196092 A JP 13196092A JP 13196092 A JP13196092 A JP 13196092A JP H05305426 A JPH05305426 A JP H05305426A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハニカムコアと上下面板とをろう付してハニ
カムパネルを製造する場合において、ブレージングシー
トの使用やろう材の配設個所を極力少なくして、コスト
ダウンを期せるとともに、ろう材の浸蝕する領域を少な
くし、エロージョンも発生しにくいので、設計条件に適
う信頼性の高い製品が得られる。 【構成】 ハニカムコア素材4はろう材なしのもので、
山部相互、谷部相互を当接または近接させて並列状に配
設し、また、下面板2とハニカムコア1および、上面板
3とハニカムコア1間にのみにろう材層を介在させ、も
しくは上面板3とハニカムコア1間にのみろう材層を介
在させ、加熱して溶解したろう材5を毛細管現象でコア
素材4相互の接線、もしくはコア素材4と下面板2との
接線にも行き渡らせ、上下面板とコア素材4およびコア
素材4相互をろう付接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハニカムコアにろう材
を介して上下面板をろう付するろう付ハニカムパネルの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウムハニカムパネルは、軽量・
高剛性であり、さらに、吸音性、断熱性、エネルギー吸
収性など優れた特徴を持つ素材であることから、近年、
輸送、建築などの多様な分野に用いられている。
【0003】この種のアルミニウムハニカムパネルは、
図15、図16に示すように、アルミニウム製のハニカムコ
ア1の上下面にアルミニウム製の下面板2と上面板3と
をろう材を介してろう付してなるもので、このハニカム
コア1はハニカムコア素材4として図17に示すような山
部4aと谷部4bとが連続する波形状のコルゲート加工
した板材を使用し、隣接する素材4相互は、山部4a同
士、谷部4b同士を接合して形成する。
【0004】かかるハニカムパネルの製造方法として
は、下面板2と上面板3は、上面もしくは下面に予めろ
う材5をグラッドしたブレージングシートを使用し、下
面板2のろう材5上にハニカムコア1を載置し、さらに
上面板3をクラッドしたろう材5を下面としてハニカム
コア1上に載置し、これらを加熱してろう材5を溶融す
ることにより、ハニカムパネルが得られる。
【0005】そして、ハニカムコア1の部分について
は、これを先行した別工程で製作する方法もあるが、前
記板材であるハニカムコア素材4にも予めろう材をクラ
ッドしたブレージングシートを使用すれば、前記下面板
2と上面板3の接合時に両者間にこのハニカムコア素材
4を並べて配置しておくだけで、素材4相互のろう付も
行え、同時にハニカムコア1の形成も可能となる。
【0006】なお、ろう付炉を使用してろう付を実施す
る場合、加熱により素材の温度を上昇させ、ろう材の融
点を越えた時点でただちに加熱を終了し、ハニカムコア
素材4である板材のろうの溶け落ちの防止を図ってい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のハ
ニカムパネルの製造方法では、下面板2と上面板3、お
よびハニカムコア素材4用のブレージングシートを芯材
とろう材のクラッド圧延により製作する場合に、芯材と
皮材の構成比に多少のばらつきを発生し、ろう付により
ハニカムコア1と下面板2、上面板3とを接合した場合
に各部の板厚にばらつきを生じ、パネルの強度が均一で
なくなる場合がある。
【0008】また、構成材料のうち、とくにコア用板材
であるハニカムコア素材4の肉厚が薄く、ろう材の溶融
時に芯材が浸蝕されて設計寸法よりも薄くなる場合が生
じてしまう。
【0009】さらに、大型のろう付炉を使用して大量生
産を行う場合、パネル外周部に比べて中央部の昇温が著
しく遅くなり、中央部の昇温が完了する頃には外周部分
ではろう材の融点以上の温度で長時間晒される事態がし
ばしば発生する。この場合、ろう材の融点以上の温度で
長時間晒された部分ではエロージョンが発生し、ハニカ
ムコア1の肉厚が必要量よりもはるかに薄くなり、最悪
の場合、コアの一部または全部が溶け落ちてしまい、も
はやハニカムパネルとしての強度を保ち得なくなる。
【0010】一方、大量生産のためにパネルを複数枚積
層してろう付けする場合には、とくに最下段において、
上述の現象に起因して、パネル表面に窪みが発生し易
い。
【0011】しかも、面板及びハニカムコアがすべてブ
レージングシートで構成されるので、素材コストが高
い。
【0012】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、ブレージングシートの使用やろう材の配設個所を極
力少なくして、コストダウンを期せるとともに、ろう材
の浸蝕する領域を少なくし、エロージョンも発生しにく
いので、設計条件に適う信頼性の高い製品が得られるろ
う付ハニカムパネルの製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、下面板と上面板間に、波形に成形した板材で
あるハニカムコア素材の多数をその山部相互、谷部相互
を当接させて並列状に配設し、これらハニカムコア素材
で構成するハニカムコアと上下面板とをろう付してハニ
カムパネルを製造する場合において、ハニカムコア素材
はろう材なしのもので、山部相互、谷部相互を当接また
は近接させて並列状に配設し、下面板とハニカムコアお
よび、上面板とハニカムコア間のみにろう材層を介在さ
せ、これらを加熱して溶融したろう材を毛細管現象でハ
ニカムコア素材相互の接線にも行き渡らせ、上下面板と
ハニカムコア素材およびハニカムコア素材相互をろう付
接合すること、もしくは、上面板とハニカムコア間のみ
にろう材層を介在させ、これらを加熱して溶融したろう
材を毛細管現象でハニカムコア素材相互の接線およびハ
ニカムコアと下面板の接線にも行き渡らせ、上下面板と
ハニカムコア素材およびハニカムコア素材相互をろう付
接合すること、さらに、ハニカムコアの周辺部へ上下面
板に当接する枠材を配設するとともに、該枠材とハニカ
ムコア間にもろう材層を介在させてこれらを加熱するこ
とを要旨とするものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、ハニカムコア
素材はろう材なしのもので、山部相互、谷部相互を極め
て僅かな隙間を存して当接または近接させて並列状に配
設し、下面板とハニカムコアおよび、上面板とハニカム
コア間のみにろう材層を介在させ、これらを加熱して溶
融したろう材を前記極めて僅かな隙間が惹起する毛細管
現象でハニカムコア素材相互の接線にも行き渡らせ、上
下面板とハニカムコア素材およびハニカムコア素材相互
をろう付接合するものであり、従来方法に比べて、はる
かにろう材量が少ないものですむ。
【0015】しかも最も肉厚の薄いハニカムコア素材の
全面にろう材が存在することがなく、ろう材の浸蝕する
領域が極めて少ないことにより、部分的に30分以上の保
持時間を与えても完成したパネルの強度低下の可能性は
小さいものとなる。
【0016】また、素材的にもブレージングシートの使
用比率が大きく低減され、素材のコストダウンが可能と
なる。
【0017】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、下面板にもろう材がないので、下面側に大量
のろう材がろう付の早い段階から滞留することなく、特
にハニカムコア下端におけるエロージョンが発生しにく
い。
【0018】ろう付温度に達すると、ろう材は溶融して
降下し、主に毛細管現象によって枠材と面板の間に浸透
する。請求項3記載の本発明によれば前記作用に加え
て、枠材とハニカムコア間のろう材層のろう材も溶融し
てこの枠材と面板の間に浸透するろう材に合わさるの
で、枠材直近のハニカムコアと面板の接合に使われるべ
きろう材が枠材と面板との間に吸収されることがなく、
枠材付近の面板とハニカムコアの接合が充分になされ
る。
【0019】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のろう付ハニカムパネルの製造
方法の第1実施例を示す要部の側面図で、下面板2と上
面板3間に、波形に成形した板材であるハニカムコア素
材4の多数をその山部相互、谷部相互を接合させて並列
状に配設し、これらハニカムコア素材4で構成するハニ
カムコア1と下面板2、上面板3とをろう付してハニカ
ムパネルを製造する場合において、下面板2には予めろ
う材5をクラッドしたブレージングシートを使用する。
【0020】そして、下面板2のろう材5上にハニカム
コア1(この場合ハニカムコア素材4はろう材なしのも
のであり、図5、図6に示すように山部4a相互、谷部
4b相互を極めて僅かな隙間を存して近接させて並列状
に配設したものである。)を載置し、さらに上面板3も
予めろう材5をクラッドしたブレージングシートであ
り、皮材部であるクラッドしたろう材5を下面としてハ
ニカムコア1上に載置する。図中9はハニカムコア素材
4に形成するろう付の際のガスや空気抜きの孔である。
【0021】このようにして加熱すれば、図4〜図6に
示すように溶融した下面板2や上面板3のろう材5は、
山部4a相互、谷部4b相互の極めて僅かな隙間が惹起
する毛細管現象でハニカムコア素材4相互の接線にも行
き渡り、ろう材のフィレット6が形成され、下面板2、
上面板3とハニカムコア素材4およびハニカムコア素材
4相互をろう付接合してハニカムパネルが得られる。
【0022】詳しくは、前記ろう材5は溶融と同時に毛
細管現象に加えて重力の助けにより、ハニカムコア素材
4同士の接線を急速に上昇、または下降し、ハニカムコ
ア素材4同士の接線に十分に行き渡ることになる。
【0023】そして、面板2,3とコア1との接合がほ
ぼ完了した段階で加熱を終了する。なお、面板とコアが
十分に接合されておれば、前記ろう材のフィレット6に
よるコア同士の接合が部分的であっても強度低下の心配
はほとんど無いので、コア同士の接触面の全面にろう材
が行き渡るまで待つ必要はない。そして、ろう材5の量
が十分に少ない場合、上昇または下降したろう材はハニ
カムコアの全面に行き渡ることなくハニカムコア同士の
接線近辺に滞留する。つまり、ハニカムコアのろう材に
よる浸蝕部分が極めて小さい部分に限定あるいは皆無に
なるので、コアの肉厚の減少が少ない。
【0024】このようなハニカムコア素材4同士の山部
4a相互、谷部4b相互の接触面において、ろう材のフ
ィレット6が形成されるためには接触面のクリアランス
は0〜0.5mm の範囲が最適である。
【0025】図2〜図3は本発明の第2、第3実施例を
示すもので、上面板3はブレージングシートを使用せ
ず、芯材のみからなるものとし、図2に示すように上面
板3とハニカムコア1との間にはろう材のシート7を挟
み込むようにしてろう材層を構成したり、図3に示すよ
うに上面板3の下面側に粉末ろう材8を塗布することで
ろう材層を構成したりするようにしてもよい。このよう
にしても同様のろう材のフィレット6が形成される。
【0026】図7は本発明の第4実施例を示すもので、
前記第1実施例と異なることは、下面板2もブレージン
グシートを使用せず、芯材のみからなるものとした。そ
して、下面板2上にハニカムコア1(この場合ハニカム
コア素材4はろう材なしのものであり、図10に示すよう
に山部4a相互、谷部4b相互を極めて僅かな隙間を存
して近接させて並列状に配設したものである。)を載置
し、さらに上面板3は予めろう材5をクラッドしたブレ
ージングシートであり、皮材部であるクラッドしたろう
材5を下面としてハニカムコア1上に載置する。
【0027】このようにして加熱すれば、溶融した上面
板3のろう材5は、山部4a相互、谷部4b相互の極め
て僅かな隙間が惹起する毛細管現象に加えて重力の助け
により、ハニカムコア素材4相互の接線に行き渡りろう
材のフィレット6が形成され、さらに、図11に示すよう
にハニカムコア素材4と下面板2にも行き渡り、下面板
2、上面板3とハニカムコア素材4およびハニカムコア
素材4相互をろう付接合してハニカムパネルが得られ
る。その場合、ろう材5の下面板2への到達を助けるた
め、ろう付時間を長くする。
【0028】面板とコアとの接合がほぼ全面に行き渡っ
た段階で加熱を終了する。ろう材の量が十分に少ない場
合、下降したろう材5は面板の全面に行き渡ることなく
面板とハニカムコアの接線近辺に滞留する。逆にいえ
ば、ハニカムコア1と下面板2にろう材がなくとも、上
面板3のろう材だけでハニカムコアと下面板とは十分接
合されるのである。
【0029】実験によると、ろう材が下面板へ到達し、
十分に(95 %以上) ハニカムコアと面板の間に行き渡る
のに要した時間は下記表1にに示すような結果であっ
た。
【0030】
【表1】
【0031】試験パネル 寸法: 102 日×500w×500L 面板: 上…1mm 下…1mm N数=3(平均値) ろう付方法:真空ろう付(到達真空度:10-5Torr) 600 °Cの保持時間には577 °Cから600 °Cへの昇温
時間は含まれない。
【0032】図8、図9は本発明の第5、第6実施例を
示すもので、前記第2、第3実施例と同じく上面板3は
ブレージングシートを使用せず、芯材のみからなるもの
とし、図8に示すように上面板3とハニカムコア1との
間にはろう材のシート7を挟み込むようにしたり、図9
に示すように上面板3の下面側に粉末ろう材8を塗布す
るようにしてもよい。
【0033】図12〜図14は本発明の第7実施例を示すも
ので、ハニカムコア1の周辺部に枠材10がある場合であ
る。本実施例では枠材10の内側にブレージングシート11
またはろう材のシートを挿入した。
【0034】その他は前記実施例と同じであり、下面板
はブレージングシートを使用せず、芯材のみからなるも
のとした。そして、下面板2上にハニカムコア1(この
場合ハニカムコア素材4はろう材なしのものであり、上
面板3は予めろう材5をクラッドしたブレージングシー
トであり、皮材部であるクラッドしたろう材5を下面と
してハニカムコア1上に載置する。
【0035】このようにして、ろう付温度に達すると、
上面板3のろう材5は溶融して降下し、主に毛細管現象
によって枠材10と下面板2の間に浸透する。その際、枠
材10とハニカムコア1間のブレージングシート11のろう
材部11aのろう材も溶融してこの枠材10と下面板2の間
に浸透するろう材に合わさる。
【0036】その結果、枠材10の直近のハニカムコア1
と面板の接合に使われるべきろう材が枠材10と面板との
間に吸収されることがなく、充分なフィレットが形成さ
れ、枠材10の付近の面板とハニカムコアの接合が充分に
なされる。
【0037】この場合のろう材部11aまたはろう材の肉
厚は、0.6mm 〜0.2mm が望ましく、特に良好であるのは
0.1mm 以下であるが、例えば比較的肉厚の大きいろう材
のシートに穴を開けて、ハニカムコア1に接する部分の
枠材の面積に対して平均して上記の肉厚範囲内に入るよ
うにしてもよい。この場合のハニカムコア1に開ける穴
はできる限り小さく、しかもシートの全体に均一に分布
することが望ましいが、枠材10のろうに対する濡れ性が
良い場合や、ろう付時間が長くなることが予想される場
合にはシートに開ける穴を下側に集中させ、シート内で
のろう材またはろう材部の肉厚が0.2mm を超えるとろう
材が過剰になり直近のコア下部を浸食することがある
が、ろう付時間が短い場合には充分ろう付けは可能であ
る。
【0038】また、さらに他の実施例として図示は省略
するが、コアにブレージングシートを使用している場合
やコアの肉厚が薄い場合( 目安としては0.1mm 以下) に
は上記の個所にブレージングシートやろう材のシートを
挿入せず、枠材10の下面にろう材のシートを挿入するよ
うにしてもよい。
【0039】この場合のシートも薄い方がよく、肉厚0.
2mm 以下、できれば0.05mm以下にすることが望ましい。
肉厚が大きいとろう付温度が低い場合やろう付時間が短
いばしぽに、ハニカムコアと上面板の間に隙間が生じ、
広範囲にわたってろう付け不良となることがある。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明のろう付ハニカ
ムパネルの製造方法は、ブレージングシートの使用やろ
う材の配設個所を極力少なくして、コストダウンを期せ
るとともに、ろう材の浸蝕する領域を少なくし、エロー
ジョンも発生しにくいので、設計条件に適う信頼性の高
い製品が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のろう付ハニカムパネルの製造方法の第
1実施例を示す要部の側面図でである。
【図2】本発明のろう付ハニカムパネルの製造方法の第
2実施例を示す要部の側面図でである。
【図3】本発明のろう付ハニカムパネルの製造方法の第
3実施例を示す要部の側面図でである。
【図4】第1〜第3実施例でのろう付状態を示す側面図
である。
【図5】第1〜第3実施例でのろう付状態を示す平面図
である。
【図6】第1〜第3実施例でのろう付状態を示す部分拡
大平面図である。
【図7】本発明のろう付ハニカムパネルの製造方法の第
4実施例を示す要部の側面図でである。
【図8】本発明のろう付ハニカムパネルの製造方法の第
5実施例を示す要部の側面図でである。
【図9】本発明のろう付ハニカムパネルの製造方法の第
6実施例を示す要部の側面図でである。
【図10】第4〜第6実施例でのろう付状態を示す部分
拡大平面図である。
【図11】第4〜第6実施例でのろう付状態を示す部分
拡大側面図である。
【図12】第7実施例の加熱開始時の側面図である。
【図13】第7実施例のろう材流動開始時の側面図であ
る。
【図14】第7実施例のろう付け完了時の側面図であ
る。
【図15】ハニカムパネルの斜視図である。
【図16】従来例を示す斜視図である。
【図17】ハニカムコア素材の斜視図である。
【符号の説明】
1…ハニカムコア 2…下面板 3…上面板 4…ハニカム
コア素材 4a…山部 4b…谷部 5…ろう材 6…ろう材の
フィレット 7…ろう材のシート 8…粉末ろう
材 9…孔 10…枠材 11…ブレージングシート 11a…ろう材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面板と上面板間に、波形に成形した板
    材であるハニカムコア素材の多数をその山部相互、谷部
    相互を当接させて並列状に配設し、これらハニカムコア
    素材で構成するハニカムコアと上下面板とをろう付して
    ハニカムパネルを製造する場合において、ハニカムコア
    素材はろう材なしのもので、山部相互、谷部相互を当接
    または近接させて並列状に配設し、また、下面板とハニ
    カムコアおよび、上面板とハニカムコア間のみにろう材
    層を介在させ、これらを加熱して溶解したろう材を毛細
    管現象でハニカムコア素材相互の接線にも行き渡らせ、
    上下面板とハニカムコア素材およびハニカムコア素材相
    互をろう付接合することを特徴としたろう付ハニカムパ
    ネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 下面板と上面板間に、波形に成形した板
    材であるハニカムコア素材の多数をその山部相互、谷部
    相互を当接させて並列状に配設し、これらハニカムコア
    素材で構成するハニカムコアと上下面板とをろう付して
    ハニカムパネルを製造する場合において、ハニカムコア
    素材はろう材なしのもので、山部相互、谷部相互を当接
    または近接させて並列状に配設し、また、上面板とハニ
    カムコア間のみにろう材層を介在させ、これらを加熱し
    て溶融したろう材を毛細管現象でハニカムコア素材相互
    の接線およびハニカムコアと下面板の接線にも行き渡ら
    せ、上下面板とハニカムコア素材およびハニカムコア素
    材相互をろう付接合することを特徴としたろう付ハニカ
    ムパネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 ハニカムコアの周辺部へ上下面板に当接
    する枠材を配設するとともに、該枠材とハニカムコア間
    にもろう材層を介在させてこれらを加熱する請求項2記
    載のろう付ハニカムパネルの製造方法。
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