JPH05305146A - 医療用バルーンカテーテル - Google Patents

医療用バルーンカテーテル

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JPH05305146A
JPH05305146A JP4113630A JP11363092A JPH05305146A JP H05305146 A JPH05305146 A JP H05305146A JP 4113630 A JP4113630 A JP 4113630A JP 11363092 A JP11363092 A JP 11363092A JP H05305146 A JPH05305146 A JP H05305146A
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JP
Japan
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balloon
catheter
layer
lumen
resin
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JP4113630A
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Inventor
Yasunobu Izumi
康伸 泉
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 十分な耐圧性を有し、狭窄部へのスムーズな
挿入を可能とする体内狭窄部拡張用バルーンカテーテル
を提供する。 【構成】 2つのルーメン11,12を有するポリアミ
ド系樹脂製のシャフト部、その遠位部に設けられたバル
ーン1、及び近位部のコネクターから構成され、バルー
ンが外層2のポリウレタン系樹脂及び内層3のポリアミ
ド系樹脂の2層構造からなり、外層と内層の厚みの比が
20/80〜80/20の範囲である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体内の管腔、例えば消
化管、血管などの狭窄部を物理的に拡張するための医療
用バルーンカテーテルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、体内の管腔、例えば消化管、
血管の狭窄部を拡張するためにバルーンカテーテルが使
用されている。即ち、シャフトの先端に膨張可能なバル
ーンを有するカテーテルを、体内の目的とする部位に挿
入、留置した後、体外より適当な加圧手段によりカテー
テルシャフトを通して流体を注入し、加圧してバルーン
を所定の圧力により膨張せしめ、組織を拡張するもので
ある。本法によれば、大がかりな手術を行なわずに組織
拡張の処置が可能であるため、近年、多数の症例に適応
されてきている。
【0003】特に冠状動脈の狭窄部を拡張するバルーン
カテーテルは、一般にPTCAバルーンカテーテルと呼
ばれ、例えば特開昭54−70683号公報に開示され
ているような、長さ方向の2つの通路を有するチューブ
の先端部に、円筒形で折りたたみ可能な膨張要素(バル
ーン)を設けたものが用いられている。当初は、本法の
適応としては主に冠状動脈において、左冠状動脈の主幹
部を除く近位部、右冠状動脈及び一枝病変において、比
較的限定された15mmから20mmの長さに渡る石灰化の
程度の少ない病変部に限定されるものであった。一方、
最近では、本法の有効性が高く評価され、更にPTCA
時の緊急なサポート手段の発達と共に、その適応範囲は
大きく広がってきた。
【0004】PTCAに使用されるバルーンカテーテル
の一般的な形状は、図3に示したように、外径が約1mm
のシャフト部(9)の遠位部に円筒形のバルーン(13)
が装着され、手元側にはバルーン膨張用の液体注入口及
びガイドワイヤーの挿入口を持つコネクター部(10)が
付設されている。バルーン(13)は膨張用液体を注入し
て狭窄部の拡張を行なうもので、患部の狭窄の程度や狭
窄部の前後の血管の内径に応じて、バルーンの膨張外径
の異なるものを使用する。
【0005】PTCAカテーテルは、狭窄部に対して挿
入し易いように、先ず細径のガイドワイヤーを先行せし
め、次いでカテーテルを誘導させる方法が一般的であ
り、従って、カテーテルのシャフト部(9)には、図4
に示したように、手元側から最先端側までガイドワイヤ
ーが通過しうる細孔(第1のルーメン)(11)が通じてい
る。この細孔を通じて造影剤を注入することも可能であ
る。カテーテルシャフトには、更にもう1つの細孔(第
2のルーメン)(12)が、カテーテルの手元側からバルー
ンの内腔へと連通しており、このルーメン(12)を通し
てバルーン膨張用液体の注入と加圧を行なう。従って、
上記の機能を付与するため、PTCAカテーテルのシャ
フトは、基本的には図4に示したように、2ルーメンの
構造をとっている。一般的には図4(a)のように、カ
テーテルシャフトは、内管(5)及び外管(4)の2重
管構造のものが多いが、図4(b)のように、第1のル
ーメン(11)の内腔の一部、もしくは、管壁内に第2の
ルーメン(12)を形成させた2ルーメンチューブも使用
される。
【0006】カテーテルシャフト及びバルーンの材質と
しては、適度な柔軟性とトルクコントロール性を併せ持
つ合成樹脂が用いられる。また、X線透視下でバルーン
部の位置を確認できるように、マーキングバンド(6)
が装着されることが多い。更に、狭窄部の拡張において
は、10atm 以上の圧力をかけることが多いため、バルー
ンを含めて極めて強靭な樹脂材料を選択する必要があ
り、例えば、従来より使用されている樹脂としては、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等が挙げられる。また、上述の如く、拡張時の高圧
に耐えるべく、バルーンとカテーテルシャフトの材質を
共通化することにより、カテーテルシャフトへのバルー
ンの接合をより強固にすることが、通常行なわれてい
た。
【0007】しかしながら前述の如く、現在の適応部位
はより危険度の高い部位へと移って来ており、このため
膨張用バルーン部の必要特性としては、高度の耐圧性と
狭窄部への挿入の際の抵抗が小さいことが望まれてい
る。従って、単独の樹脂で両方の性質を兼ね備えたPT
CAバルーンカテーテルを作製するには、従来の素材は
いずれも不十分なものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のバル
ーンカテーテルのこのような問題に鑑み、種々のバルー
ン材質について検討を行った結果なされたもので、その
目的とするところは、十分な耐圧性を有し、狭窄部への
スムーズな挿入を可能とし得るバルーン部の構成を提供
するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、体内管腔
の狭窄した組織を拡張するためのバルーンカテーテルで
あって、長さ方向に貫通した第1のルーメンと先端がバ
ルーン内に開口した第2のルーメンとを有するポリアミ
ド系樹脂製のシャフト部、該シャフト部の遠位部に設け
られたバルーン、及び近位部に設けられたコネクター部
から構成され、該バルーンはポリアミド系樹脂の内層と
ポリウレタン系樹脂の外層とからなる2層構造を有し、
内層と外層の厚みの比が20/80〜80/20の範囲
であることを特徴とする医療用バルーンカテーテルであ
る。
【0010】本発明におけるバルーンカテーテルの全体
構造は、図4に示した従来のものと同じで、図1のよう
にバルーンのみを外層(2)と内層(3)との2層構造
のバルーン(1)に代えたものであるが、これらの例に
限定されるものではなく、同等もしくは類似の機能を有
するものであれば本発明の範囲内である。
【0011】本発明において用いられるポリアミド系樹
脂としては、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン
6、ナイロン6,6及びポリアミドエラストマーなどが
挙げられるが、特にこれらに限定されない。物性的には
ナイロン11もしくはナイロン12が好ましい。また、
複数の種類のポリアミド樹脂をブレンドすることによ
り、より好ましい材料を得ることも可能である。
【0012】また、ポリウレタン系樹脂としては、熱可
塑性ポリウレタン樹脂であれば良く、特に限定されるも
のではないが、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト及びポリオキシテトラメチレングリコールからなるエ
ーテル型熱可塑性ポリウレタンが望ましい。
【0013】次に、本発明のバルーンを形成するための
具体的方法について説明する。先ず、同軸押出成形機を
用いて、バルーンの素材となる管状パリソン(ポリアミ
ド系樹脂を内層とし、ポリウレタン系樹脂を外層とする
2層チューブ)を作成する。次に、バルーンに十分な耐
圧性を付与せしめるため、パリソンを長さ方向に延伸さ
せた後、図2に示すような金型(8)を用いて、適切な
条件下でブロー成形を行なう。この工程により、バルー
ンは2軸延伸され、前述した使用条件に耐えうる高強度
を付与させることが可能となる。そして最後に、ブロー
成形により形成されたバルーンの両端の細径部で切断
し、カテーテルシャフトの遠位部に装着し、両端部で接
合する。接合の方法は、接着剤を用いる方法でも良い
が、熔着によるのが一般的で好ましい。
【0014】パリソンの寸法は、バルーンカテーテルの
使用目的(体内管腔の部位)等によっても異なり、特に
限定されるものではないが、一例として、前述のような
PTCAカテーテルでは、内径0.3〜1.0mm、外径0.6
mm〜2.0mmであり、内層のポリアミド系樹脂と外層のポ
リウレタン系樹脂の厚みの比は、20/80〜80/2
0の範囲が望ましい。ポリアミド系樹脂層がこの範囲を
越えるとポリウレタン系樹脂層が薄くなりすぎ、その結
果複合化した効果が低減する。一方、ポリアミド系樹脂
層が上記の範囲より薄くなると、バルーンの耐圧性が低
下し、使用上の安全性を損なう結果となる。
【0015】パリソンを長さ方向に延伸する工程の雰囲
気温度は室温近辺で良いが、好ましくは20〜40℃の
範囲内とするのが良い。また、延伸倍率としては、1.5
〜5倍の範囲で行なうものであるが、好ましくは2〜4
倍が適当である。このような条件のもとで延伸を行なう
ことにより、ポリアミド系樹脂層では延伸方向に配向が
起こり、次のブロー成形と併わさってバルーンは2軸配
向構造をとり、物性の向上、即ち耐圧強度の向上をもた
らすことができる。
【0016】長さ方向に延伸したパリソンをブロー成形
する成形時のパリソンの温度は、パリソンを構成する樹
脂の種類と組合せによって異なるが、通常は80〜18
0℃で、好ましくは90〜120℃である。80℃以下
では、成形温度が低すぎるため成形性が悪く、一方、1
80℃以上では、樹脂の種類によっては温度が高すぎ、
あるいは融点以上となるため成形が十分に行なわれず、
パリソンの溶融によりブロー成形の際にバルーンの破裂
等を生ずる結果となる。特に、ポリウレタン系熱可塑性
樹脂は、一般的に見てポリアミド系樹脂より融点が低い
ため、その肉厚に占める割合が大きい構成では成形が難
しくなるので、融点の差が小さくなる組合せが好まし
い。
【0017】パリソンの長さ方向の延伸とブロー成形か
らなる2段階の工程を、2度、3度と繰り返すことによ
り、所定の肉厚のバルーンを得ることができ、更にはバ
ルーン端部の嵩張りを防止することが可能となる。この
ようにして得られたバルーンは、外径が2〜4mmの円筒
状の形であり、またその肉厚は5〜40μで、好ましく
は、10〜30μの範囲に調整するのが良い。
【0018】本発明によるバルーンは、内層(3)がポ
リアミド系樹脂、外層(2)がポリウレタン系樹脂の2
層で構成されているが、ポリウレタン系樹脂は一般に柔
軟性に富み、かつ吸水性を有しているので、バルーンに
血管の狭窄部においても挿入抵抗が少なく、また、血管
内壁に対しても損傷を与える危険性が少なく、生体管腔
内への挿入時の安全性と言う優れた特性を付与する。一
方、内層のポリアミド系樹脂層はバルーンの耐圧強度維
持が目的であり、また、シャフト部の材質をポリアミド
系樹脂とし、内層のポリアミド系樹脂と共通化すること
により、バルーンとカテーテルのシャフトの接合を行な
う際に十分な接合強度を保持することが可能となる。
【0019】
【実施例】以下、実施例及び比較例により、本発明の特
徴を説明する。 実施例1 外径0.8mmφ、内径0.6mmφのナイロン11製チューブ
と、外径1.2mmφ、内径1.0mmφのナイロン11製チュ
ーブを組み合わせて2重管を構成し、カテーテルのシャ
フト部とした。次に、カテーテルのシャフト部と同材質
のナイロン11を内層とし、ジシクロヘキシルメタンジ
イソシアネート及びポリオキシテトラメチレングリコー
ルからなるエーテル型熱可塑性ポリウレタンを外層とす
る同軸押出成形により、ブロー成形のパリソンとなる2
層チューブを作成した。同軸押出成形の温度は、スクリ
ューからヘッドの間において180℃から230℃であ
った。得られたパリソンの寸法は外径が1.5mmφ、内径
が1.3mmφで、肉厚は0.1mmであった。内、外層の厚み
の割合は内層が0.05mm、外層が0.05mmであった。
【0020】続いて、この2層チューブ(パリソン)
を、室温下で長さ方向に2倍の延伸を行ない、これを9
0℃の温度に保った図2に示すようなキャビティの内径
2.5mmφ、長さ20mmの金型に通して、25atm の窒素
ガス加圧下で拡張を行ない、25μmの肉厚のバルーン
を作成した。得られたバルーンをカテーテルシャフトに
熱熔着固定し、図1(a)に示すようなバルーンカテー
テルを作成した。カテーテルに装着したバルーンの膨張
径は10atm の圧力のとき2.5mmφで、破裂圧力は15
atm 以上を保持しており、本用途における耐圧強度とし
ては十分なものであった。次に、動物を用いて血管内で
のカテーテルの滑りを評価したところ、非常に細い血管
の中においても、バルーン部の滑りは良好であった。
【0021】実施例2 ナイロン12を使用した以外は実施例1と同様な寸法、
構造のカテーテルのシャフト部を用意した。バルーンを
成形するためのパリソンとして、内層にはシャフト部と
同材質のナイロン12を用い、外層には実施例1と同じ
熱可塑性ポリウレタンを用いた2層チューブを、実施例
1と同様に同軸押出成形により作成した。得られたパリ
ソンの寸法は外径が1.0mmφ、内径が0.7mmφで、肉厚
は0.15mmであった。この時の内外層の厚みの割合は、
内層であるナイロン12の層は0.12mm、外層のポリウ
レタン樹脂層は0.03mmであった。
【0022】続いて、このパリソンを室温下で長さ方向
に2倍の延伸を行ない、次いで100℃の温度に保った
図2のようなキャビティの内径2.0mmφの金型内に延伸
したパリソンを挿入し、28atm の窒素ガス加圧下で拡
張を行ない、30μmの肉厚のバルーンを作成した。こ
のバルーンをカテーテルシャフトに熱熔着し、図1
(a)に示すようなバルーンカテーテルを得た。バルー
ンの膨張径は、10atm の圧力のとき2mmφで、破裂圧
力は18atm 以上を保持しており、十分な耐圧強度を示
していた。動物を用いた血管内への挿入テストにおいて
も、バルーン部の滑りは良好であった。
【0023】比較例1 カテーテルのシャフト部は実施例2と同一の寸法、材質
のものを用い、バルーンはナイロン12のみの1層構成
とした、図4(a)に示すような従来タイプのバルーン
カテーテルを作成した。パリソンの寸法、バルーンの成
形方法及び寸法は、実施例2と同様とした。得られたバ
ルーンの10atm 加圧時での膨張外径は2mmφで、肉厚
は10μmであった。このバルーンをカテーテルシャフ
トに熱溶着固定したときの破裂圧力は、20atm 以上で
あった。しかし一方、動物を用いた血管内への挿入テス
トにおいては、実施例1,2に比較して明らかに挿入抵
抗が増加していた。
【0024】比較例2 カテーテルのシャフト部は実施例1と同一の寸法、材質
のものを用いた。パリソンの材質も実施例1と同様とし
たが、内、外層の構成比を外層のポリウレタン樹脂層の
厚みが0.085mm、内層のナイロン11層の厚みが0.0
15mmとした。バルーンのブロー成形工程も実施例1と
同様とした。得られたバルーンをカテーテルシャフトに
熱熔着して図4(a)に示すようなバルーンカテーテル
を作成したが、バルーンの破裂圧力は8atm 以下であ
り、本用途の耐圧強度としては不十分なものであった。
【0025】
【発明の効果】本発明のバルーンカテーテルを用いる
と、体内の狭窄した組織の拡張を行なう際、従来の方法
では困難であった高度狭窄部を有する症例に対してもバ
ルーンをスムーズに挿入できるようになり、従ってより
危険度の高い部位への適応拡大が安全に図れるようにな
るため医療用バルーンカテーテルとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例となる医療用バルーンカテー
テルの遠位部の構造を示す断面図である。
【図2】本発明のバルーンを作成するための金型の断面
図である。
【図3】PTCA用バルーンカテーテルの一般的な形状
を示す側面図である。
【図4】従来のバルーンカテーテルの遠位部の構造を示
す断面図である。
【符号の説明】
1,13 バルーン 2 外層 3 内層 4 外管 5 内管 8 金型 9 シャフト部 10 コネクター部 11 第1のルーメン 12 第2のルーメン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61M 29/00 7831−4C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内管腔の狭窄した組織を拡張するため
    のバルーンカテーテルであって、長さ方向に貫通した第
    1のルーメンと先端がバルーン内に開口した第2のルー
    メンとを有するポリアミド系樹脂製のシャフト部、該シ
    ャフト部の遠位部に設けられたバルーン、及び近位部に
    設けられたコネクター部から構成され、該バルーンはポ
    リアミド系樹脂の内層とポリウレタン系樹脂の外層とか
    らなる2層構造を有し、内層と外層の厚みの比が20/
    80〜80/20の範囲であることを特徴とする医療用
    バルーンカテーテル。
JP4113630A 1992-05-06 1992-05-06 医療用バルーンカテーテル Pending JPH05305146A (ja)

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