JPH0530441Y2 - - Google Patents

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JPH0530441Y2
JPH0530441Y2 JP1987196883U JP19688387U JPH0530441Y2 JP H0530441 Y2 JPH0530441 Y2 JP H0530441Y2 JP 1987196883 U JP1987196883 U JP 1987196883U JP 19688387 U JP19688387 U JP 19688387U JP H0530441 Y2 JPH0530441 Y2 JP H0530441Y2
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fitting
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、2種類の芳香剤を選択的に使用でき
る芳香剤容器に関する。
〔従来の技術〕
複数の芳香剤を選択的に使用できる芳香剤容器
として、実開昭57−51535号公報に記載されるも
のがある。この公報に記載されている芳香剤容器
は、周面に開口部を有する1個または複数の芳香
剤収納凹部を穿設した回転体と、前記芳香剤収納
凹部の一つと連通する透窓を開設し前記回転体を
回転自在に内装した保持体とを備えている。この
芳香剤容器は、芳香剤収納凹部に夫々異なる芳香
剤を収納して使用するものであつて、回転体を手
で回転して所望の芳香剤の収納されている芳香剤
収納凹部の開口部を透窓より露出することによつ
て所望の芳香を揮散する。そして、芳香の揮散を
望まないときは開口部間の回転体によつて透窓を
閉止する。なお、前記透窓の内面には、回転体と
の滑性の良好な環状パツキンを装着して、この環
状パツキンより下部の芳香剤の外部への揮散を防
止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記実開昭57−51535号公報の考案は、振動等
により不用意に回転体が回転して、透窓と開口部
がずれ、芳香剤の充分な揮散が行われないことが
考えられる。また、前記回転体の不用意な回転に
より、揮散を望まない芳香剤が外部に揮散する虞
れがある。
本考案は、このような問題点に鑑みなされたも
ので、操作性と密閉性の良い2種芳香剤用の容器
とすることを技術的課題とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、次
のような技術的手段をとつた。
すなわち、基台1上に一対の支持部材2,2を
対向して立設し、一対の支持部材2,2間に容器
本体3を支軸4で回転自在に支持する。この容器
本体3は支軸4部分を境にして互いに独立した芳
香剤収容部5,5を有し、各芳香剤収容部5,5
は容器本体3の両端面において開口している。こ
の各開口部6,6に通気性のある閉蓋具8が取り
付けられている。そして、この開口部6,6周囲
に開口部6,6を取り巻く筒体11,11を開口
部6,6の中心軸方向に摺動自在にそれぞれ設
け、容器本体3の回転により下側となつた一方の
筒体11,11を基台1に設けた嵌合部12に嵌
合させて、下側の開口部6,6を外気と遮断する
芳香剤容器とした。
ここで、前記嵌合部12は、基台1上面に設け
た嵌合凹部として形成することができる。また、
前記嵌合部12は、基台1上面に立設された嵌合
周壁としてもよい。
〔作用〕
芳香剤の選択は容器本体3を回転することによ
り行う。すなわち、容器本体3の回転で、上側と
なつた開口部6,6から、上側の芳香剤収容部
5,5内の芳香剤が揮発する。
一方、下側となつた開口部6,6は、下側とな
つた筒体11,11が下方に摺動して嵌合部12
に嵌合することによる遮蔽で密封するため、下側
の芳香剤収容部5,5内の芳香剤は揮発しない。
さらに、容器本体3は筒体11,11と嵌合部
12との嵌合により確実に固定される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
<実施例 1> 第1図及び第2図に示したように、矩形平板状
の基台1上に一対の支持部材2,2が対向して立
設されており、この一対の支持部材2,2間に容
器本体3が支軸4で回転自在に支持されている。
この容器本体3は支軸4部分を境にして互いに独
立した芳香剤収容部5,5を有している。そし
て、各芳香剤収容部5,5は容器本体3の両端面
において開口し、この各開口部6,6に通気性の
ある閉蓋具8が取り付けられている。
前記容器本体3の両端部周囲には嵌合溝10を
形成し、この嵌合溝10に各開口部6,6を取り
巻く筒体11をそれぞれ設け、この筒体11を開
口部6,6の中心軸方向に摺動自在としてある。
また、基台1側には前記筒体11を嵌合する嵌合
部としての嵌合凹部12を設けてある。
そして、この実施例で芳香剤収容部5,5内に
収容される芳香剤7は液体であつて、互いに香り
の異なるものである。液体の芳香剤7を収容する
ため、前記閉蓋具8は液体は通過させないが気体
は通過可能なガス透過性フイルムで形成されてい
る。なお、芳香剤はビーズ状の粒体、あるいは粉
体、その他固形のものでもよい。もし、芳香剤7
が固体ならば閉蓋具8としては単なる板に通気孔
を穿設したものでもよく、もしくは、微細な通気
孔を有する焼結体でもよい。
なお、不使用時はカバーキヤツプ13を被せて
おくが、このカバーキヤツプ13の内面には、上
側となる開口部6,6に嵌合して密封するシール
キヤツプ部14を形成しておく。
そして、容器本体3を回転することにより、上
側となつた開口部6,6から、上側の芳香剤収容
部5,5内の芳香剤7が揮発する。一方、下側と
なつた開口部6,6は筒体11,11を下降させ
嵌合凹部12に嵌合させることにより外気と遮断
され密封されるので、下側の芳香剤収容部5,5
内の芳香剤7は揮発しない。
さらに、筒体11,11と嵌合部12との嵌合
により、容器本体3は固定されて不用意に回転す
ることはないため、上側の開口部6,6の全面は
外気に開口して、上側の芳香剤7,7を充分に揮
発する。また、下側の開口部6,6の密封は保持
されて、下側の芳香剤7,7の揮発は確実に防止
される。
<実施例 2> これは、第3図のように筒体11を容器本体3
の外周全域を巡るようにしたもので、他の点は実
施例1と同様である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、容器本体の回転で好みの芳香
剤の選択ができるとともに、選択に引き続き下側
の筒体を下方に摺動して嵌合部に嵌合することに
より、下側の開口部を密封できるので、芳香剤の
選択と使用しない芳香剤の密封操作とを一連の操
作ででき、使い勝手が良い。また、容器本体の上
下に分けて芳香剤収容部を設ける構造であるため
コンパクトに設計できる。
さらに、容器本体は筒体と嵌合部との嵌合によ
り固定されるため、容器本体が不用意に回転する
ことはなく、下側の芳香剤の揮発を確実に防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す断面図、
第2図はその斜視図、第3図は第2の実施例を示
す断面図である。 1……基台、2……支持部材、3……容器本
体、4……支軸、5……芳香剤収容部、6……開
口部、8……閉蓋具、11……筒体、12……嵌
合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基台1上に一対の支持部材2,2を対向して
    立設し、一対の支持部材2,2間に容器本体3
    を支軸4で回転自在に支持し、この容器本体3
    は支軸4部分を境にして互いに独立した芳香剤
    収容部5,5を有し、各芳香剤収容部5,5は
    容器本体3の両端面において開口し、この各開
    口部6,6に通気性のある閉蓋具8が取り付け
    られ、この開口部6,6周囲に開口部6,6を
    取り巻く筒体11,11を開口部6,6の中心
    軸方向に摺動自在にそれぞれ設け、容器本体3
    の回転により下側となつた一方の筒体11,1
    1を基台1に設けた嵌合部12に嵌合させて、
    下側の開口部6,6を外気と遮断することを特
    徴とする芳香剤容器。 (2) 前記嵌合部12は基台1上面に設けた嵌合凹
    部である実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の芳香剤容器。 (3) 前記嵌合部12は基台1上面に立設された嵌
    合周壁である実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の芳香剤容器。
JP1987196883U 1987-12-25 1987-12-25 Expired - Lifetime JPH0530441Y2 (ja)

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JPS5751535B2 (ja) * 1975-08-07 1982-11-02

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JPS601724Y2 (ja) * 1980-09-10 1985-01-18 ポ−ラ化成工業株式会社 芳香揮散装置

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