JPH05303801A - 磁気テープ装置 - Google Patents
磁気テープ装置Info
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- JPH05303801A JPH05303801A JP4106364A JP10636492A JPH05303801A JP H05303801 A JPH05303801 A JP H05303801A JP 4106364 A JP4106364 A JP 4106364A JP 10636492 A JP10636492 A JP 10636492A JP H05303801 A JPH05303801 A JP H05303801A
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- Japan
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- magnetic tape
- tape
- rotary head
- magnetic
- cartridge
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Abstract
(57)【要約】
【目的】１リール方式の磁気テープ装置に関し、高記録
密度化と、高信頼性を達成する方法を提供する。 【構成】磁気テープ装置において従来用いられていた固
定ヘッドに変え回転ヘッド装置を用いる。またテープ走
行系には傾斜ピンを用いない。テープ走行系を形成する
複数のガイド群は固定構成で移動動作しない構成とす
る。 【効果】容易に高記録密度化を達成できる。また、傾斜
ピンがないためテープを捩じることがなく安定したテー
プ走行が得られ容易にテープ寿命の向上を図れる。
密度化と、高信頼性を達成する方法を提供する。 【構成】磁気テープ装置において従来用いられていた固
定ヘッドに変え回転ヘッド装置を用いる。またテープ走
行系には傾斜ピンを用いない。テープ走行系を形成する
複数のガイド群は固定構成で移動動作しない構成とす
る。 【効果】容易に高記録密度化を達成できる。また、傾斜
ピンがないためテープを捩じることがなく安定したテー
プ走行が得られ容易にテープ寿命の向上を図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
のファイル装置として使用する磁気テープ装置に係り、
特に、磁気テープを巻回した一つのリールを収納したカ
ートリッジを使用し、前記磁気テープへの信号の記録、
再生を回転ヘッド装置により行なう装置に係るものであ
る。
のファイル装置として使用する磁気テープ装置に係り、
特に、磁気テープを巻回した一つのリールを収納したカ
ートリッジを使用し、前記磁気テープへの信号の記録、
再生を回転ヘッド装置により行なう装置に係るものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】磁気テープを巻回した一つのリールを収
納したカートリッジを使用したコンピュータシステムの
ファイル装置として使用する磁気テープ装置について
は、特開平４−７６８４９号公報、特開平４−７９０５
９号公報等に記載されているように、前記磁気テープへ
の信号の記録、再生を並列に配列された複数個の磁気ヘ
ッドにより構成された固定ヘッドにより行なっていた。
納したカートリッジを使用したコンピュータシステムの
ファイル装置として使用する磁気テープ装置について
は、特開平４−７６８４９号公報、特開平４−７９０５
９号公報等に記載されているように、前記磁気テープへ
の信号の記録、再生を並列に配列された複数個の磁気ヘ
ッドにより構成された固定ヘッドにより行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】高密度記録を行なうに
はトラックピッチを狭くする、あるいは記録波長を短く
する方法がある。しかしながら、上記従来技術により高
密度記録を行なうにはいくつかの課題がある。以下に、
その課題について説明する。
はトラックピッチを狭くする、あるいは記録波長を短く
する方法がある。しかしながら、上記従来技術により高
密度記録を行なうにはいくつかの課題がある。以下に、
その課題について説明する。
【０００４】図９は、従来の固定ヘッドを用いた一般的
な磁気テープ装置の概要を示す平面図、図１０は、固定
ヘッドと磁気テープに記録されたテープパターンの模式
図である。
な磁気テープ装置の概要を示す平面図、図１０は、固定
ヘッドと磁気テープに記録されたテープパターンの模式
図である。
【０００５】図９において、１はカートリッジ、５１は
バッファ、５２、５３はエアガイド、５５は固定ヘッ
ド、５４はテンションセンサ、５６は巻取りリール、１
０は磁気テープで、カートリッジ１から引出された磁気
テープ１０は、バッファ５１を経て、エアガイド５２に
より固定ヘッド５５に案内され、テンションセンサ５４
を通り、巻取りリール５６に巻取られる。テンションセ
ンサ５４は、テープ張力を最適状態に制御するためにテ
ープ張力を検出する装置、また、バッファ５１はテープ
張力の過渡的変動に対する緩衝装置である。
バッファ、５２、５３はエアガイド、５５は固定ヘッ
ド、５４はテンションセンサ、５６は巻取りリール、１
０は磁気テープで、カートリッジ１から引出された磁気
テープ１０は、バッファ５１を経て、エアガイド５２に
より固定ヘッド５５に案内され、テンションセンサ５４
を通り、巻取りリール５６に巻取られる。テンションセ
ンサ５４は、テープ張力を最適状態に制御するためにテ
ープ張力を検出する装置、また、バッファ５１はテープ
張力の過渡的変動に対する緩衝装置である。
【０００６】図１０において、５７は固定ヘッド５５に
高精度に配置された磁気ヘッド、５８は、固定ヘッド５
５により磁気テープ１０上にテープ長手方向に並列に記
録されたトラックである。また、δはトラックピッチで
あり磁気ヘッド５７間ピッチに等しい。従って、この記
録方式において、トラックピッチを狭く取るには、ヘッ
ド数を増加する必要があり、すなわち、多数の磁気ヘッ
ド５７を高精度に配置したヘッド構成とすべての磁気ヘ
ッド５７での良好なタッチ性能の確保が要求される。そ
れに伴い、コストが増加するだけでなく、磁気ヘッドの
作成及び管理上から記録密度の増加は自ずと制約を受け
る。
高精度に配置された磁気ヘッド、５８は、固定ヘッド５
５により磁気テープ１０上にテープ長手方向に並列に記
録されたトラックである。また、δはトラックピッチで
あり磁気ヘッド５７間ピッチに等しい。従って、この記
録方式において、トラックピッチを狭く取るには、ヘッ
ド数を増加する必要があり、すなわち、多数の磁気ヘッ
ド５７を高精度に配置したヘッド構成とすべての磁気ヘ
ッド５７での良好なタッチ性能の確保が要求される。そ
れに伴い、コストが増加するだけでなく、磁気ヘッドの
作成及び管理上から記録密度の増加は自ずと制約を受け
る。
【０００７】また、短波長記録を行なうためには、磁気
テープ１０と磁気ヘッド５７の相対速度を速くする必要
があり、固定ヘッド５５を用いている従来技術では磁気
テープ１０の送り速度を速くしなければならない。この
ため、カートリッジ１巻に記録するデータ容量が少なく
なる問題があった。
テープ１０と磁気ヘッド５７の相対速度を速くする必要
があり、固定ヘッド５５を用いている従来技術では磁気
テープ１０の送り速度を速くしなければならない。この
ため、カートリッジ１巻に記録するデータ容量が少なく
なる問題があった。
【０００８】本発明の目的は、磁気テープを巻回した一
つのリールを収納したカートリッジを使用したコンピュ
ータシステムの磁気テープ装置において、高密度記録と
高信頼性を達成することにある。
つのリールを収納したカートリッジを使用したコンピュ
ータシステムの磁気テープ装置において、高密度記録と
高信頼性を達成することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的は、磁気テープ
を巻回した一つのリールを収納したカートリッジを使用
したコンピュータシステムのファイル装置として使用す
る磁気テープ装置において、固定ヘッドに変えて、複数
個の磁気ヘッドを搭載した回転ヘッド装置を用いるこ
と、テープ走行系には傾斜ピンを用いないこと、また、
テープ走行系を形成する複数のガイド群は移動すること
なく位置固定とすることにより達成される。
を巻回した一つのリールを収納したカートリッジを使用
したコンピュータシステムのファイル装置として使用す
る磁気テープ装置において、固定ヘッドに変えて、複数
個の磁気ヘッドを搭載した回転ヘッド装置を用いるこ
と、テープ走行系には傾斜ピンを用いないこと、また、
テープ走行系を形成する複数のガイド群は移動すること
なく位置固定とすることにより達成される。
【００１０】
【作用】磁気テープの回転ヘッド装置への巻きつけを一
方向のテ−プ引出し動作により実現できる。磁気テ−プ
のテ−プガイドへの巻きつけ角度を小とできるのみでな
く、傾斜ピンを用いないテープ走行系により、テ−プを
捩じることがないためテープ走行負荷の軽減が図れ、安
定したテープ走行が得られる。またテープガイドを円弧
を有した形状とすることによりテ−プとの接触面積を増
加させ、テ−プ面圧を下げることにより空気噴出による
テ−プの浮上量を増加させテ−プの摩擦を減少させる。
方向のテ−プ引出し動作により実現できる。磁気テ−プ
のテ−プガイドへの巻きつけ角度を小とできるのみでな
く、傾斜ピンを用いないテープ走行系により、テ−プを
捩じることがないためテープ走行負荷の軽減が図れ、安
定したテープ走行が得られる。またテープガイドを円弧
を有した形状とすることによりテ−プとの接触面積を増
加させ、テ−プ面圧を下げることにより空気噴出による
テ−プの浮上量を増加させテ−プの摩擦を減少させる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【００１２】図１は、第１の実施例のスレッディング後
の磁気テープ装置の平面図、図２は、第１の実施例のス
レッディング前の磁気テープの平面図、図３は、第１の
実施例の磁気テープ装置の側面図、図４は、第１の実施
例の回転ヘッド装置のヘッド構成と磁気テープに記録さ
れたトラックパターンの模式図である。
の磁気テープ装置の平面図、図２は、第１の実施例のス
レッディング前の磁気テープの平面図、図３は、第１の
実施例の磁気テープ装置の側面図、図４は、第１の実施
例の回転ヘッド装置のヘッド構成と磁気テープに記録さ
れたトラックパターンの模式図である。
【００１３】第１の実施例における磁気テープ装置の構
成について図２を用いて説明する。図２において、１は
カートリッジ、２はカートリッジ内のリール、３はリー
ダブロック、１０は磁気テープ、１１はスレッディング
経路（ローディング時を矢印で図示する）で、磁気テー
プ１０の一端にはリーダブロックが取り付けられ、リー
ル２に巻装した状態でカートリッジ１に収納されてい
る。また、スレッディング経路１１はリーダブロック３
が引き出される経路を示す。４はバッファ、５はエアガ
イド、９は回転ヘッド装置で、バッファ４とエアガイド
５は回転ヘッド装置９とカートリッジ１の間に配置さ
れ、エアガイドのテープ接触面は円弧形状をなしてい
る。６はエアガイド、７はバキュームキャプスタン、８
は巻取りリールで、回転ヘッド装置９と巻取りリール８
の間にエアガイド６とバキュームキャプスタン７は配置
され、エアガイド６の磁気テープ１０との接触面は円弧
形状をなし、また、巻取りリール８にはリーダブロック
３を受け入れるための切欠きが設けられている。
成について図２を用いて説明する。図２において、１は
カートリッジ、２はカートリッジ内のリール、３はリー
ダブロック、１０は磁気テープ、１１はスレッディング
経路（ローディング時を矢印で図示する）で、磁気テー
プ１０の一端にはリーダブロックが取り付けられ、リー
ル２に巻装した状態でカートリッジ１に収納されてい
る。また、スレッディング経路１１はリーダブロック３
が引き出される経路を示す。４はバッファ、５はエアガ
イド、９は回転ヘッド装置で、バッファ４とエアガイド
５は回転ヘッド装置９とカートリッジ１の間に配置さ
れ、エアガイドのテープ接触面は円弧形状をなしてい
る。６はエアガイド、７はバキュームキャプスタン、８
は巻取りリールで、回転ヘッド装置９と巻取りリール８
の間にエアガイド６とバキュームキャプスタン７は配置
され、エアガイド６の磁気テープ１０との接触面は円弧
形状をなし、また、巻取りリール８にはリーダブロック
３を受け入れるための切欠きが設けられている。
【００１４】次に第１の実施例における磁気テープ装置
の動作について図１を用いて説明する。カートリッジ１
からリーダブロック３が引出され、リーダブロック３は
図２に示したスレッディング経路１１に沿って移動し、
巻取りリール８に収納される。次に、巻取りリールが、
磁気テープ１０を所定量巻取ることにより、磁気テープ
１０はバッファ４、エアガイド５に案内され、回転ヘッ
ド装置９にもうけられた螺旋状のリードに沿う、さらに
エアガイド６とバキュームキャプスタン７に巻付き、ス
レッデイングは完了する。テ−プとの巻き付け角度が９
０°以下となるように配置された各エアガイド５、６
は、テープ摺動面に圧縮空気を吹き出す多数の小孔を有
しており、磁気テープ１０とガイドのテープ摺動面間に
空気膜を形成し、磁気テープ１０をエアガイドから浮上
させることによりエアガイド５、６と磁気テープ１０の
摺動によるテープ損傷を防いでいる。また、バキューム
キャプスタン７は図示しないキャプスタンモータにより
安定な回転に制御され、磁気テープ１０を吸引すること
により駆動力を発生し、磁気テープ１０を走行させる。
バキュームキャプスタン７は、テープ非磁性面と接触す
るため駆動時テープ磁性面を傷つけることはなく信頼性
の高い装置を提供することができる。バッファ４はテー
プを吸引する部分と圧縮空気を排出する部分より構成さ
れており、磁気テープ１０の張力変動に対しての緩衝装
置として動作する。本実施例は、回転ヘッド装置９のテ
ープ非巻きつけ部の中心と回転ヘッド装置９の回転中心
軸を結ぶ直線４２がカートリッジ１の背側面が形成する
線分と交差する構成である。
の動作について図１を用いて説明する。カートリッジ１
からリーダブロック３が引出され、リーダブロック３は
図２に示したスレッディング経路１１に沿って移動し、
巻取りリール８に収納される。次に、巻取りリールが、
磁気テープ１０を所定量巻取ることにより、磁気テープ
１０はバッファ４、エアガイド５に案内され、回転ヘッ
ド装置９にもうけられた螺旋状のリードに沿う、さらに
エアガイド６とバキュームキャプスタン７に巻付き、ス
レッデイングは完了する。テ−プとの巻き付け角度が９
０°以下となるように配置された各エアガイド５、６
は、テープ摺動面に圧縮空気を吹き出す多数の小孔を有
しており、磁気テープ１０とガイドのテープ摺動面間に
空気膜を形成し、磁気テープ１０をエアガイドから浮上
させることによりエアガイド５、６と磁気テープ１０の
摺動によるテープ損傷を防いでいる。また、バキューム
キャプスタン７は図示しないキャプスタンモータにより
安定な回転に制御され、磁気テープ１０を吸引すること
により駆動力を発生し、磁気テープ１０を走行させる。
バキュームキャプスタン７は、テープ非磁性面と接触す
るため駆動時テープ磁性面を傷つけることはなく信頼性
の高い装置を提供することができる。バッファ４はテー
プを吸引する部分と圧縮空気を排出する部分より構成さ
れており、磁気テープ１０の張力変動に対しての緩衝装
置として動作する。本実施例は、回転ヘッド装置９のテ
ープ非巻きつけ部の中心と回転ヘッド装置９の回転中心
軸を結ぶ直線４２がカートリッジ１の背側面が形成する
線分と交差する構成である。
【００１５】図３は、第１の実施例の磁気テープ装置の
側面図である。カートリッジ１から引出された磁気テー
プ１０は、バッファ４とエアガイド５により平行に案内
され回転ヘッド装置９に入射する。さらに、磁気テープ
１０は回転ヘッド装置９に設けられた螺旋状のリード上
を走行し、所定の角度で出射しエアガイド６、バキュー
ムキャプスタン７を経て巻取りリールに到る。
側面図である。カートリッジ１から引出された磁気テー
プ１０は、バッファ４とエアガイド５により平行に案内
され回転ヘッド装置９に入射する。さらに、磁気テープ
１０は回転ヘッド装置９に設けられた螺旋状のリード上
を走行し、所定の角度で出射しエアガイド６、バキュー
ムキャプスタン７を経て巻取りリールに到る。
【００１６】次に、図４により回転ヘッド装置の構成と
記録されたとラックパターンについて説明する。図４に
おいて、１２、１３、１４、１５は記録用磁気ヘッド、
１６、１７、１８、１９は再生用磁気ヘッド、２０、２
１は消去用ヘッドである。回転ヘッド装置９は矢印の方
向に回転し、磁気テープ１０は矢印の方向に走行する。
記録用磁気ヘッド１２、１３によりトラック２２、２３
を記録し、次に記録用磁気ヘッド１４、１５によりトラ
ック２４、２５を記録する。
記録されたとラックパターンについて説明する。図４に
おいて、１２、１３、１４、１５は記録用磁気ヘッド、
１６、１７、１８、１９は再生用磁気ヘッド、２０、２
１は消去用ヘッドである。回転ヘッド装置９は矢印の方
向に回転し、磁気テープ１０は矢印の方向に走行する。
記録用磁気ヘッド１２、１３によりトラック２２、２３
を記録し、次に記録用磁気ヘッド１４、１５によりトラ
ック２４、２５を記録する。
【００１７】図５は、第２の実施例を示す磁気テープ装
置の平面図である。本実施例は、キャプスタンとピンチ
ローラによりテープを駆動する構成である。図５におい
て、３０はテンションセンサ、３１、２６、２７はエア
ガイド、２９はキャプスタン、３２はピンチローラ、２
８はガイドで、カートリッジ１を出た磁気テープ１０
は、ガイド２８、テンションセンサ３０に案内されて回
転ヘッド装置９に巻きつく。回転ヘッド装置９を出た磁
気テープ１０は、３個のエアーガイド３１、２６、２７
に案内されながら巻き取りリール８に回収される。
置の平面図である。本実施例は、キャプスタンとピンチ
ローラによりテープを駆動する構成である。図５におい
て、３０はテンションセンサ、３１、２６、２７はエア
ガイド、２９はキャプスタン、３２はピンチローラ、２
８はガイドで、カートリッジ１を出た磁気テープ１０
は、ガイド２８、テンションセンサ３０に案内されて回
転ヘッド装置９に巻きつく。回転ヘッド装置９を出た磁
気テープ１０は、３個のエアーガイド３１、２６、２７
に案内されながら巻き取りリール８に回収される。
【００１８】図６は、第３の実施例を示す磁気テープ装
置の平面図、図７は第３の実施例を示す磁気テープ装置
の側面図である。本実施例は、巻取りリール８を回転ヘ
ッド装置９と横並びに配置し、バキュームキャプスタン
７によりテープを駆動する構成である。図６において、
３４、３５はエアガイドで、カートリッジ１を出た磁気
テープ１０は、ガイド３３、エアガイド３４に案内され
て回転ヘッド装置９に巻きつく。回転ヘッド装置９を出
た磁気テープ１０は、エアーガイド３５に案内されなが
ら、バキュームキャプスタン７を経て、巻取りリール８
に回収される。バキュームキャプスタン７は、テープ非
磁性面と接触するため駆動時テープ磁性面を傷つけるこ
とはなく信頼性の高い装置を提供することができる。ま
た、図７に示すように、バキュームキャプスタン７にほ
ぼ１８０°巻付けることにより、磁気テープ１０のテー
プ走行方向を下降から上昇方向に変化させる、カートリ
ッジ１に対する磁気テープの高さ偏差を小さくすること
ができるためメカニズムの薄形化ができる。
置の平面図、図７は第３の実施例を示す磁気テープ装置
の側面図である。本実施例は、巻取りリール８を回転ヘ
ッド装置９と横並びに配置し、バキュームキャプスタン
７によりテープを駆動する構成である。図６において、
３４、３５はエアガイドで、カートリッジ１を出た磁気
テープ１０は、ガイド３３、エアガイド３４に案内され
て回転ヘッド装置９に巻きつく。回転ヘッド装置９を出
た磁気テープ１０は、エアーガイド３５に案内されなが
ら、バキュームキャプスタン７を経て、巻取りリール８
に回収される。バキュームキャプスタン７は、テープ非
磁性面と接触するため駆動時テープ磁性面を傷つけるこ
とはなく信頼性の高い装置を提供することができる。ま
た、図７に示すように、バキュームキャプスタン７にほ
ぼ１８０°巻付けることにより、磁気テープ１０のテー
プ走行方向を下降から上昇方向に変化させる、カートリ
ッジ１に対する磁気テープの高さ偏差を小さくすること
ができるためメカニズムの薄形化ができる。
【００１９】図８は、第４の実施例を示す磁気テープ装
置の平面図である。本実施例は、巻取りリール８に直結
したドライブモータ（図示せず）により磁気テープ１０
を駆動する構成である。図７において、３６、３７はガ
イド、３８はテンションピン、３９はテンションセン
サ、４０、４１はエアガイドで、カートリッジ１を出た
磁気テープ１０は、ガイド３６、３７、テンションセン
サ３９に案内されて回転ヘッド装置９に巻きつく。回転
ヘッド装置９を出た磁気テープ１０は、エアーガイド４
０、４１に案内されながら巻取りリール８に回収され
る。カートリッジ１と回転ヘッド装置９間のテープスパ
ン中に回動するテンションピン３８を挿入した構成であ
る。
置の平面図である。本実施例は、巻取りリール８に直結
したドライブモータ（図示せず）により磁気テープ１０
を駆動する構成である。図７において、３６、３７はガ
イド、３８はテンションピン、３９はテンションセン
サ、４０、４１はエアガイドで、カートリッジ１を出た
磁気テープ１０は、ガイド３６、３７、テンションセン
サ３９に案内されて回転ヘッド装置９に巻きつく。回転
ヘッド装置９を出た磁気テープ１０は、エアーガイド４
０、４１に案内されながら巻取りリール８に回収され
る。カートリッジ１と回転ヘッド装置９間のテープスパ
ン中に回動するテンションピン３８を挿入した構成であ
る。
【００２０】第２の実施例、第３の実施例、第４の実施
例ともに回転ヘッド装置９のテープ非巻きつけ部の中心
と回転ヘッド装置９の回転中心軸を結ぶ直線４２がカー
トリッジ１の背側面が形成する線分と交差する構成であ
る。
例ともに回転ヘッド装置９のテープ非巻きつけ部の中心
と回転ヘッド装置９の回転中心軸を結ぶ直線４２がカー
トリッジ１の背側面が形成する線分と交差する構成であ
る。
【００２１】第１の実施例、第２の実施例、第３の実施
例、第４の実施例ともに、スレッディングの方法は手動
でも自動でもかまわない。
例、第４の実施例ともに、スレッディングの方法は手動
でも自動でもかまわない。
【００２２】また、各実施例において、独立のテンショ
ンセンサ部を設けているが、例えば、回転ヘッド装置の
固定ドラム内に空気圧検知センサを内蔵し、テープ張力
を検知しする方法でも良く、その手段は限定されるもの
ではない。
ンセンサ部を設けているが、例えば、回転ヘッド装置の
固定ドラム内に空気圧検知センサを内蔵し、テープ張力
を検知しする方法でも良く、その手段は限定されるもの
ではない。
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転ヘッ
ド装置の採用と傾斜ピンを用いない簡素なテープ走行系
によりカートリッジの記憶容量の増加と高信頼性を達成
している。テ−プガイド数の極小化、移動を極力少なく
することによりメカニズムの精度、テ−プ走行負荷の軽
減が図れ、テ−プパス寿命の向上が図れる。
ド装置の採用と傾斜ピンを用いない簡素なテープ走行系
によりカートリッジの記憶容量の増加と高信頼性を達成
している。テ−プガイド数の極小化、移動を極力少なく
することによりメカニズムの精度、テ−プ走行負荷の軽
減が図れ、テ−プパス寿命の向上が図れる。
【００２４】また、テ−プテンションが増加すると回転
ヘッド装置の磁気ヘッドとの接触力が増加するためヘッ
ド出力の劣化がない。
ヘッド装置の磁気ヘッドとの接触力が増加するためヘッ
ド出力の劣化がない。
【００２５】回転ヘッド装置の近傍のガイドのテ−プ巻
き付け角度を９０°以下とすることによりテ−プ走行負
荷の軽減と装置の横幅を抑えることができ装置の小形化
を実現できる。
き付け角度を９０°以下とすることによりテ−プ走行負
荷の軽減と装置の横幅を抑えることができ装置の小形化
を実現できる。
【図１】第１の実施例を示す磁気テープ装置のスレッデ
ィング後の状態を示す平面図である。
ィング後の状態を示す平面図である。
【図２】第１の実施例を示す磁気テープ装置のスレッデ
ィング前の状態を示す平面図である。
ィング前の状態を示す平面図である。
【図３】第１の実施例を示す磁気テープ装置の側面図で
ある。
ある。
【図４】第１の実施例の回転ヘッド装置のヘッド構成と
テープパターンの概略図である。
テープパターンの概略図である。
【図５】第２の実施例を示す磁気テープ装置の平面図で
ある。
ある。
【図６】第３の実施例を示す磁気テープ装置の平面図で
ある。
ある。
【図７】第３の実施例を示す磁気テープ装置の側面図で
ある。
ある。
【図８】第４の実施例を示す磁気テープ装置の平面図で
ある。
ある。
【図９】従来例を示す磁気テープ装置の平面図である。
【図１０】従来例の固定ヘッドとテープパターンの概略
図である。
図である。
１…カートリッジ、 ２…リール、 ３…リーダブロック、 ４…バッファ、 ５…エアガイド、 ６…エアガイド、 ７…バキュームキャプスタン、 ８…巻取りリール、 ９…回転ヘッド装置、 １０…磁気テープ、 ２９…キャプスタン、 ３２…ピンチローラ、 ３８…テンションピン、 ５５…固定ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻路 憲治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 樋口 重光 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 酒井 和夫 茨城県土浦市神立町502番地株式会社日立 製作所機械研究所内 (72)発明者 武田 文夫 茨城県土浦市神立町502番地株式会社日立 製作所機械研究所内 (72)発明者 古端 茂行 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会社 日立製作所小田原工場内 (72)発明者 寺山 孝男 茨城県土浦市神立町502番地株式会社日立 製作所機械研究所内 (72)発明者 山下 太一郎 茨城県土浦市神立町502番地株式会社日立 製作所機械研究所内 (72)発明者 田島 富士雄 茨城県土浦市神立町502番地株式会社日立 製作所機械研究所内
Claims (5)
- 【請求項１】一端がリーダブロツクに取付けられた磁気
テープを１つのリ−ルに巻装したカートリッジと、複数
個の磁気ヘッドを搭載した回転ヘッド装置と、前記カー
トリッジから引出されたリーダブロツクを装着し、磁気
テープを巻取る巻取りリールと、磁気テープが所定のテ
ープ走行路を形成するように配された複数のテープガイ
ドを有し、該磁気テープに信号を記録、あるいは磁気テ
ープに記録された信号を再生する磁気テープ装置におい
て、前記回転ヘッド装置の回転軸中心から回転ヘッド装
置の磁気テープの非テ−プ巻きつけ部の磁気テープ装置
の外周円弧の中心に向かう線分の延長線と前記カートリ
ツジの背側面が形成する線分とが交わることを特徴とす
る磁気テープ装置。 - 【請求項２】請求項１記載の磁気テープ装置において、
所定のテープパスを形成する複数のテープガイドは、テ
−プのロ−ディング、アンロ−ディング動作時に移動し
ないことを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項３】請求項１記載の磁気テープ装置において、
回転ヘッド装置の最近傍に配置された複数のテープガイ
ドの磁気テ−プとの巻きつけ角度が９０°以下になるよ
うにテープガイドを配置した構成としたことを特徴とす
る磁気テープ装置。 - 【請求項４】請求項１記載の磁気テープ装置において、
磁気テ−プを案内する複数のテ−プガイドの形状が磁気
テ−プと接触する側が円弧を有し、複数の円弧と直線と
で構成されたことを特徴とした磁気テ−プ装置。 - 【請求項５】請求項１記載の磁気テープ装置において、
カ−トリッジ挿入方向の奥行き側に巻き取りリ−ル及
び、回転ヘッド装置を備えた構成であることを特徴とし
た磁気テ−プ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4106364A JPH05303801A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 磁気テープ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4106364A JPH05303801A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 磁気テープ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05303801A true JPH05303801A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14431683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4106364A Pending JPH05303801A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 磁気テープ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05303801A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6349016B1 (en) * | 1997-12-22 | 2002-02-19 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape cartridge |
| US7262933B2 (en) | 2002-11-07 | 2007-08-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recorder/reproducer with freely detachable magnetic tape for engaging a guide post which traces a path through a notch in a take-up reel |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP4106364A patent/JPH05303801A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6349016B1 (en) * | 1997-12-22 | 2002-02-19 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape cartridge |
| US6462906B2 (en) | 1997-12-22 | 2002-10-08 | Kiyoo Morita | Magnetic tape cartridge |
| US6629656B2 (en) | 1997-12-22 | 2003-10-07 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape cartridge |
| US6745967B2 (en) | 1997-12-22 | 2004-06-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape cartridge |
| US6938848B2 (en) | 1997-12-22 | 2005-09-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape cartridge |
| US6953170B2 (en) | 1997-12-22 | 2005-10-11 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape cartridge |
| US7262933B2 (en) | 2002-11-07 | 2007-08-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recorder/reproducer with freely detachable magnetic tape for engaging a guide post which traces a path through a notch in a take-up reel |
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