JPH05303637A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH05303637A JPH05303637A JP4109475A JP10947592A JPH05303637A JP H05303637 A JPH05303637 A JP H05303637A JP 4109475 A JP4109475 A JP 4109475A JP 10947592 A JP10947592 A JP 10947592A JP H05303637 A JPH05303637 A JP H05303637A
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- matte
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、物体色を指定することにより、物
体画像への背景色のにじみを除去した物体画像を出力す
るとともに、物体画像と背景色の加算割合であるマット
画像を出力する画像処理装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 物体色入力手段101で入力した物体色と、
背景色入力手段102で入力した背景色と、入力画像メ
モリ103に記憶され自然画像をデジタル化した入力画
像とを入力とし、物体色が有彩色であれば物体色の色相
の画素の集合である物体画像を、また物体色が無彩色で
あれば無彩色の画素の集合である物体画像を出力すると
ともに、物体画像と背景色の加算割合であるマット画像
を出力する物体画像抽出手段104と、マット画像を記
憶するマット画像メモリ111と、物体画像を記憶する
物体画像メモリ112を具備する。
体画像への背景色のにじみを除去した物体画像を出力す
るとともに、物体画像と背景色の加算割合であるマット
画像を出力する画像処理装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 物体色入力手段101で入力した物体色と、
背景色入力手段102で入力した背景色と、入力画像メ
モリ103に記憶され自然画像をデジタル化した入力画
像とを入力とし、物体色が有彩色であれば物体色の色相
の画素の集合である物体画像を、また物体色が無彩色で
あれば無彩色の画素の集合である物体画像を出力すると
ともに、物体画像と背景色の加算割合であるマット画像
を出力する物体画像抽出手段104と、マット画像を記
憶するマット画像メモリ111と、物体画像を記憶する
物体画像メモリ112を具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自然画像から画像に応
答して画像の領域を切り出す画像処理装置に関するもの
である。
答して画像の領域を切り出す画像処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、画像処理装置は、スキャナで取り
込まれた画像や、テレビカメラで撮影しデジタル化した
画像の一部を切り出して別の画像と合成した画像を出力
でき、静止画編集やビデオ編集に使用されている。
込まれた画像や、テレビカメラで撮影しデジタル化した
画像の一部を切り出して別の画像と合成した画像を出力
でき、静止画編集やビデオ編集に使用されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
画像処理装置の一例について説明する。図2は従来の画
像処理装置の構成図である。図2において、201は背
景色入力手段、202は入力画像メモリで、デジタルサ
ンプリングされた自然画像を記憶する。203は画像比
較手段、204は物体画像出力手段、205は物体画像
メモリである。
画像処理装置の一例について説明する。図2は従来の画
像処理装置の構成図である。図2において、201は背
景色入力手段、202は入力画像メモリで、デジタルサ
ンプリングされた自然画像を記憶する。203は画像比
較手段、204は物体画像出力手段、205は物体画像
メモリである。
【0004】以上のように構成された画像処理装置につ
いて、以下その動作について説明する。まず、背景色入
力手段201は背景の色を指定させ、それを背景色20
6として出力する。入力画像メモリ203は、スキャナ
で取り込まれた画像や、テレビカメラで撮影しデジタル
化した画像を記憶し、これを入力画像207として出力
する。画像比較手段203は、背景色206と順次出力
される入力画像207を比較し、この2者の色の差があ
る閾値以上であれば不一致信号208を出力する。
いて、以下その動作について説明する。まず、背景色入
力手段201は背景の色を指定させ、それを背景色20
6として出力する。入力画像メモリ203は、スキャナ
で取り込まれた画像や、テレビカメラで撮影しデジタル
化した画像を記憶し、これを入力画像207として出力
する。画像比較手段203は、背景色206と順次出力
される入力画像207を比較し、この2者の色の差があ
る閾値以上であれば不一致信号208を出力する。
【0005】物体画像出力手段204は、不一致信号2
08が出力されれば、入力画像207を物体画像209
として出力し、不一致信号208が出力されなけれは、
物体画像209を出力しない。したがって、物体画像2
09は、入力画像207から背景色206と一致する領
域を除去した画像となる。物体画像メモリ205は、物
体画像209を記憶する。
08が出力されれば、入力画像207を物体画像209
として出力し、不一致信号208が出力されなけれは、
物体画像209を出力しない。したがって、物体画像2
09は、入力画像207から背景色206と一致する領
域を除去した画像となる。物体画像メモリ205は、物
体画像209を記憶する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、入力画像と背景色の比較によって物体画
像の領域を判定しているので、サンプリングや光学的な
ボケによって、物体の輪郭に背景の色がにじむことが起
こった場合、物体画像への背景色のにじみが残るという
問題点を有していた。
うな構成では、入力画像と背景色の比較によって物体画
像の領域を判定しているので、サンプリングや光学的な
ボケによって、物体の輪郭に背景の色がにじむことが起
こった場合、物体画像への背景色のにじみが残るという
問題点を有していた。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、物体色を指定
することにより、物体画像への背景色のにじみを除去し
た物体画像を出力するとともに、物体画像と背景色の加
算割合であるマット画像を出力する画像処理装置を提供
することを目的とする。
することにより、物体画像への背景色のにじみを除去し
た物体画像を出力するとともに、物体画像と背景色の加
算割合であるマット画像を出力する画像処理装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の画像処理装置は、物体色を入力する物体色
入力手段と、背景色を入力する背景色入力手段と、自然
画像をサンプリングしデジタル化した入力画像を記憶す
る入力画像メモリと、前記入力画像と前記背景色と前記
物体色を入力とし、前記物体色が有彩色であれば前記物
体色の色相の画素の集合である物体画像を、また前記物
体色が無彩色であれば無彩色の画素の集合である物体画
像を出力するとともに、前記物体画像と前記背景色の加
算割合であるマット画像を出力する物体画像抽出手段
と、前記マット画像を記憶するマット画像メモリと、前
記物体画像を記憶する物体画像メモリを具備するという
構成を備えたものである。
めに本発明の画像処理装置は、物体色を入力する物体色
入力手段と、背景色を入力する背景色入力手段と、自然
画像をサンプリングしデジタル化した入力画像を記憶す
る入力画像メモリと、前記入力画像と前記背景色と前記
物体色を入力とし、前記物体色が有彩色であれば前記物
体色の色相の画素の集合である物体画像を、また前記物
体色が無彩色であれば無彩色の画素の集合である物体画
像を出力するとともに、前記物体画像と前記背景色の加
算割合であるマット画像を出力する物体画像抽出手段
と、前記マット画像を記憶するマット画像メモリと、前
記物体画像を記憶する物体画像メモリを具備するという
構成を備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によって、前記物体画像
抽出手段は、前記物体色が有彩色であればその色相の物
体画像を出力し、前記物体色が無彩色であれば無彩色の
物体画像を出力するので、物体画像への背景色のにじみ
を除去された物体画像を出力できることとなる。
抽出手段は、前記物体色が有彩色であればその色相の物
体画像を出力し、前記物体色が無彩色であれば無彩色の
物体画像を出力するので、物体画像への背景色のにじみ
を除去された物体画像を出力できることとなる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例の画像処理装置につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施例における画像処理装置の構成図を示すものである。
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施例における画像処理装置の構成図を示すものである。
【0011】図1において、101は物体色入力手段、
102は背景色入力手段、103は入力画像メモリ、1
04は物体画像抽出手段、105は有彩色無彩色判定手
段、106は色相によるマット値算出手段、107は物
体画像算出手段、108は彩度によるマット値算出手
段、109は無彩色物体画像算出手段、110は選択手
段、111はマット画像メモリ、112は物体画像メモ
リである。
102は背景色入力手段、103は入力画像メモリ、1
04は物体画像抽出手段、105は有彩色無彩色判定手
段、106は色相によるマット値算出手段、107は物
体画像算出手段、108は彩度によるマット値算出手
段、109は無彩色物体画像算出手段、110は選択手
段、111はマット画像メモリ、112は物体画像メモ
リである。
【0012】以上のように構成された画像処理装置につ
いて、以下図1および図2、図3を用いてその動作を説
明する。
いて、以下図1および図2、図3を用いてその動作を説
明する。
【0013】入力画像メモリ103はスキャナで取り込
まれた画像や、テレビカメラで撮影しデジタル化した画
像を記憶し、これを入力画像115として出力する。物
体色入力手段101は、物体の色を指定させ、それを物
体色113として出力する。背景色入力手段102は、
背景の色を指定させ、それを背景色114として出力す
る。物体色や背景色を指定させる方法としては、RGB
やHSLなど色を表現する3つの数値を入力させる方法
や、CRTやカラー液晶表示装置に入力画像を表示し、
マウスやペンなどのポインティングデバイスで入力画像
の画素を指定させ、その画素の色を指定された色とする
方法などがある。
まれた画像や、テレビカメラで撮影しデジタル化した画
像を記憶し、これを入力画像115として出力する。物
体色入力手段101は、物体の色を指定させ、それを物
体色113として出力する。背景色入力手段102は、
背景の色を指定させ、それを背景色114として出力す
る。物体色や背景色を指定させる方法としては、RGB
やHSLなど色を表現する3つの数値を入力させる方法
や、CRTやカラー液晶表示装置に入力画像を表示し、
マウスやペンなどのポインティングデバイスで入力画像
の画素を指定させ、その画素の色を指定された色とする
方法などがある。
【0014】有彩色無彩色判定手段105は、ある閾値
を持ち、物体色113の彩度が閾値より小さければ無彩
色であり、物体色113の彩度が閾値より大きければ有
彩色であることに対応する有彩色無彩色判定信号116
を出力する。色相によるマット値算出手段106は、物
体色113の色相と背景色114と入力画像115の色
より物体画像と背景色の加算割合である第1のマット画
像117を算出し出力する。物体画像算出手段107
は、物体色113と背景色114と入力画像115より
第1の物体画像118を算出し出力する。
を持ち、物体色113の彩度が閾値より小さければ無彩
色であり、物体色113の彩度が閾値より大きければ有
彩色であることに対応する有彩色無彩色判定信号116
を出力する。色相によるマット値算出手段106は、物
体色113の色相と背景色114と入力画像115の色
より物体画像と背景色の加算割合である第1のマット画
像117を算出し出力する。物体画像算出手段107
は、物体色113と背景色114と入力画像115より
第1の物体画像118を算出し出力する。
【0015】図3は色相によるマット値および物体画像
の算出方法の説明図である。色を明度Yと色成分ベクト
ル{C}で記述すると、彩度は色成分ベクトルの大き
さ、色相は色成分ベクトルの方向となる。物体色113
の色相を{Cu}(単位ベクトル)、入力画像115の
明度をYi、入力画像115の色成分ベクトルを{C
i}、背景色114の明度をYb、背景色114の色成
分ベクトルを{Cb}とし、第1のマット値をα、第1
の物体画像の明度をYf、第1の物体画像の色成分ベク
トルを{Cf}、第1の物体画像の彩度をk(kは正の
実数)として、 Yi=α×Yf+(1−α)×Yb {Cf}=k×{Cu} {Ci}=α×{Cf}+(1−α)×{Cb} の3式より、色相によるマット値算出手段106はαを
算出して、第1のマット値117として出力し、物体画
像算出手段107はYfおよび{Cf}を算出して、第
1の物体画像118として出力する。彩度によるマット
値算出手段108は、背景色114の彩度と入力画像1
15の彩度より第2のマット画像119を算出し出力す
る。無彩色物体画像算出手段109は、背景色114と
入力画像115より第2の物体画像120を算出し出力
する。
の算出方法の説明図である。色を明度Yと色成分ベクト
ル{C}で記述すると、彩度は色成分ベクトルの大き
さ、色相は色成分ベクトルの方向となる。物体色113
の色相を{Cu}(単位ベクトル)、入力画像115の
明度をYi、入力画像115の色成分ベクトルを{C
i}、背景色114の明度をYb、背景色114の色成
分ベクトルを{Cb}とし、第1のマット値をα、第1
の物体画像の明度をYf、第1の物体画像の色成分ベク
トルを{Cf}、第1の物体画像の彩度をk(kは正の
実数)として、 Yi=α×Yf+(1−α)×Yb {Cf}=k×{Cu} {Ci}=α×{Cf}+(1−α)×{Cb} の3式より、色相によるマット値算出手段106はαを
算出して、第1のマット値117として出力し、物体画
像算出手段107はYfおよび{Cf}を算出して、第
1の物体画像118として出力する。彩度によるマット
値算出手段108は、背景色114の彩度と入力画像1
15の彩度より第2のマット画像119を算出し出力す
る。無彩色物体画像算出手段109は、背景色114と
入力画像115より第2の物体画像120を算出し出力
する。
【0016】図4は、彩度によるマット値および物体画
像の算出方法の説明図である。入力画像115の明度を
Yi、入力画像115の彩度をCi、背景色114の明
度をYb、背景色114の彩度をCbとし、第2のマッ
ト値をα、第2の物体画像の明度をYfとして、 Yi=α×Yf+(1−α)×Yb Ci=(1−α)×Cb の2式より、彩度によるマット値算出手段108はαを
算出し、第2のマット画像119として出力し、無彩色
物体画像算出手段109はYfを算出し、第2の物体画
像120として出力する。選択手段110は、有彩色無
彩色判定信号116が有彩色に対応する信号ならば第1
のマット画像117と第1の物体画像118をマット画
像121および物体画像122として出力し、有彩色無
彩色判定信号116が無彩色に対応する信号ならば第2
のマット画像119と第2の物体画像120をマット画
像121および物体画像122として出力する。マット
画像メモリ111はマット画像121を記憶し、物体画
像メモリ112は物体画像122を記憶する。
像の算出方法の説明図である。入力画像115の明度を
Yi、入力画像115の彩度をCi、背景色114の明
度をYb、背景色114の彩度をCbとし、第2のマッ
ト値をα、第2の物体画像の明度をYfとして、 Yi=α×Yf+(1−α)×Yb Ci=(1−α)×Cb の2式より、彩度によるマット値算出手段108はαを
算出し、第2のマット画像119として出力し、無彩色
物体画像算出手段109はYfを算出し、第2の物体画
像120として出力する。選択手段110は、有彩色無
彩色判定信号116が有彩色に対応する信号ならば第1
のマット画像117と第1の物体画像118をマット画
像121および物体画像122として出力し、有彩色無
彩色判定信号116が無彩色に対応する信号ならば第2
のマット画像119と第2の物体画像120をマット画
像121および物体画像122として出力する。マット
画像メモリ111はマット画像121を記憶し、物体画
像メモリ112は物体画像122を記憶する。
【0017】以上のように本実施例によれば、物体画像
算出手段107は、背景色114と入力画像115だけ
でなく物体色113の色相を使用してマット値と物体画
像を算出することで、背景色の物体の輪郭へのにじみを
除去できる。また、無彩色物体画像算出手段109は、
物体の色を無彩色とすることで、背景色の物体の輪郭へ
のにじみを除去できる。
算出手段107は、背景色114と入力画像115だけ
でなく物体色113の色相を使用してマット値と物体画
像を算出することで、背景色の物体の輪郭へのにじみを
除去できる。また、無彩色物体画像算出手段109は、
物体の色を無彩色とすることで、背景色の物体の輪郭へ
のにじみを除去できる。
【0018】なお、本実施例において、色相によるマッ
ト値算出手段106および物体画像算出手段107、彩
度によるマット値算出手段108、無彩色物体画像算出
手段109は、Y、Cによりマット値および物体色を算
出する構成としたが、HLSやRGBなどの他の色の数
値表現を使用したマット値および物体色を算出する構成
としても良い。
ト値算出手段106および物体画像算出手段107、彩
度によるマット値算出手段108、無彩色物体画像算出
手段109は、Y、Cによりマット値および物体色を算
出する構成としたが、HLSやRGBなどの他の色の数
値表現を使用したマット値および物体色を算出する構成
としても良い。
【0019】また、本実施例において、色相によるマッ
ト値算出手段106および彩度によるマット値算出手段
108で、例えばローパスフィルタなどの空間フィルタ
をかけ、マット画像121の画質を変えても良い。
ト値算出手段106および彩度によるマット値算出手段
108で、例えばローパスフィルタなどの空間フィルタ
をかけ、マット画像121の画質を変えても良い。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、物体色の色相と
背景色と入力画像の色よりマット画像を算出する色相に
よるマット値算出手段と、物体色と背景色と入力画像よ
り物体画像を出力する物体画像算出手段を設けることに
より、背景色が物体の輪郭ににじんでいない、物体色の
色相と同じ色相の物体画像を抽出できるとともに、背景
色の彩度と入力画像の彩度よりマット画像を算出する彩
度によるマット値算出手段と、背景色と入力画像より物
体画像を出力する無彩色物体画像算出手段を設けること
により、背景色が物体の輪郭へにじむことのない無彩色
の物体画像を抽出できる画像処理装置を提供することが
できる。
背景色と入力画像の色よりマット画像を算出する色相に
よるマット値算出手段と、物体色と背景色と入力画像よ
り物体画像を出力する物体画像算出手段を設けることに
より、背景色が物体の輪郭ににじんでいない、物体色の
色相と同じ色相の物体画像を抽出できるとともに、背景
色の彩度と入力画像の彩度よりマット画像を算出する彩
度によるマット値算出手段と、背景色と入力画像より物
体画像を出力する無彩色物体画像算出手段を設けること
により、背景色が物体の輪郭へにじむことのない無彩色
の物体画像を抽出できる画像処理装置を提供することが
できる。
【図1】本発明の一実施例における画像処理装置の構成
図
図
【図2】従来の画像処理装置の構成図
【図3】本発明の一実施例のマット値および物体画像の
算出方法の説明図
算出方法の説明図
【図4】本発明の一実施例のマット値および物体画像の
算出方法の説明図
算出方法の説明図
101 物体色入力手段 102 背景色入力手段 103 入力画像メモリ 104 物体画像抽出手段 105 有彩色無彩色判定手段 106 色相によるマット値算出手段 107 物体画像算出手段 108 彩度によるマット値算出手段 109 無彩色物体画像算出手段 110 選択手段 111 マット画像メモリ 112 物体画像メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北口 優子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】物体色を入力する物体色入力手段と、背景
色を入力する背景色入力手段と、自然画像をサンプリン
グしデジタル化した入力画像を記憶する入力画像メモリ
と、前記入力画像と前記背景色と前記物体色を入力と
し、前記物体色が有彩色であれば前記物体色の色相の画
素の集合である物体画像を、また前記物体色が無彩色で
あれば無彩色の画素の集合である物体画像を出力すると
ともに、前記物体画像と前記背景色の加算割合であるマ
ット画像を出力する物体画像抽出手段と、前記マット画
像を記憶するマット画像メモリと、前記物体画像を記憶
する物体画像メモリを具備することを特徴とする画像処
理装置。 - 【請求項2】物体画像抽出手段は、物体色の彩度を閾値
処理し有彩色無彩色判定信号を出力する有彩色無彩色判
定手段と、前記物体色の色相と前記背景色と前記入力画
像の色より第1のマット画像を算出する色相によるマッ
ト値算出手段と、前記物体色と前記背景色と前記入力画
像より第1の物体画像を出力する物体画像算出手段と、
前記背景色の彩度と前記入力画像の彩度より第2のマッ
ト画像を算出する彩度によるマット値算出手段と、前記
背景色と前記入力画像より第2の物体画像を出力する無
彩色物体画像算出手段と、前記有彩色無彩色判定信号が
有彩色に対応する信号ならば第1のマット画像と第1の
物体画像をマット画像および物体画像として出力し、前
記有彩色無彩色判定信号が無彩色に対応する信号ならば
第2のマット画像と第2の物体画像をマット画像および
物体画像として出力する選択手段とを具備する構成であ
ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】背景色を入力する背景色入力手段と、自然
画像をサンプリングしデジタル化した入力画像を記憶す
る入力画像メモリと、前記背景色の彩度と前記入力画像
の彩度よりマット画像を算出する彩度によるマット値算
出手段と、前記背景色と前記入力画像より物体画像を出
力する無彩色物体画像算出手段と、前記マット画像を記
憶するマット画像メモリと、前記物体画像を記憶する物
体画像メモリを具備することを特徴とする画像処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4109475A JPH05303637A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4109475A JPH05303637A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05303637A true JPH05303637A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14511183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4109475A Pending JPH05303637A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05303637A (ja) |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP4109475A patent/JPH05303637A/ja active Pending
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