JPH05302612A - ネ ジ - Google Patents
ネ ジInfo
- Publication number
- JPH05302612A JPH05302612A JP11016192A JP11016192A JPH05302612A JP H05302612 A JPH05302612 A JP H05302612A JP 11016192 A JP11016192 A JP 11016192A JP 11016192 A JP11016192 A JP 11016192A JP H05302612 A JPH05302612 A JP H05302612A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- burring
- sash
- hole
- window frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルミサッシ等を取りつける際のネジの緊締
作業を簡素化して作業性を向上すると共に、部品点数を
削減してコストを低減することを目的とする。 【構成】 ネジ10の頭部11に連結した螺子部12の
先端からバーリング部13を延設して該バーリング部1
3にて螺子部12が螺合する孔17を形成できるように
構成したことを特徴とするネジ。
作業を簡素化して作業性を向上すると共に、部品点数を
削減してコストを低減することを目的とする。 【構成】 ネジ10の頭部11に連結した螺子部12の
先端からバーリング部13を延設して該バーリング部1
3にて螺子部12が螺合する孔17を形成できるように
構成したことを特徴とするネジ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はネジに関するものであ
り、特に、アルミサッシ等の緊締作業を簡素化するネジ
に関するものである。
り、特に、アルミサッシ等の緊締作業を簡素化するネジ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種ネジの一例を図6及び図7に
従って説明する。図は窓枠1をサッシ2に緊締する状態
を示し、窓枠1に設けられた孔3にブラインドナット4
をカシメて止着し、そして、該ブラインドナット4をサ
ッシ2に設けた取付孔5と一致させ、該取付孔5からボ
ルト6を挿入し乍ら該ブラインドナット4に螺合して窓
枠1とサッシ2とを合接している。
従って説明する。図は窓枠1をサッシ2に緊締する状態
を示し、窓枠1に設けられた孔3にブラインドナット4
をカシメて止着し、そして、該ブラインドナット4をサ
ッシ2に設けた取付孔5と一致させ、該取付孔5からボ
ルト6を挿入し乍ら該ブラインドナット4に螺合して窓
枠1とサッシ2とを合接している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のネジは
ブラインドナットを用いて緊締するため、部品点数が増
加してコストアップの原因となると共に、作業性を悪化
させている。特に、該ブラインドナットを窓枠に固定す
るための作業性も悪い。そこで、アルミサッシ等の取付
け作業を簡素化して作業性を向上すると共に、コストを
低減するために、解決すべき技術的課題が生じてくるの
であり、本発明は該課題を解決することを目的とする。
ブラインドナットを用いて緊締するため、部品点数が増
加してコストアップの原因となると共に、作業性を悪化
させている。特に、該ブラインドナットを窓枠に固定す
るための作業性も悪い。そこで、アルミサッシ等の取付
け作業を簡素化して作業性を向上すると共に、コストを
低減するために、解決すべき技術的課題が生じてくるの
であり、本発明は該課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案されたものであり、ネジの頭部と該頭
部の中央部に連結された螺子部とを備えたネジにおい
て、該螺子部の先端部より該螺子部が螺合する孔を形成
するバーリング部を延設したことを特徴とするネジを提
供せんとするものである。
成するために提案されたものであり、ネジの頭部と該頭
部の中央部に連結された螺子部とを備えたネジにおい
て、該螺子部の先端部より該螺子部が螺合する孔を形成
するバーリング部を延設したことを特徴とするネジを提
供せんとするものである。
【0005】
【作用】この発明はネジの先端部にバーリング部を設け
ている。そして、該バーリング部が形成した孔にネジの
螺子部が螺合できるように構成しているので、従来要し
たブラインドナットが不要となる。
ている。そして、該バーリング部が形成した孔にネジの
螺子部が螺合できるように構成しているので、従来要し
たブラインドナットが不要となる。
【0006】
【実施例】以下この発明の一実施例を図1乃至図5に従
って詳述する。図において10は本発明のネジであり、
該ネジ10の頭部11の裏面中央に螺子部12を連結し
ている。また、該螺子部12の先端よりバーリング部1
3を延設してある。
って詳述する。図において10は本発明のネジであり、
該ネジ10の頭部11の裏面中央に螺子部12を連結し
ている。また、該螺子部12の先端よりバーリング部1
3を延設してある。
【0007】該バーリング部13は基部の形を螺子部1
2の谷径とほぼ同径に形成し、且つ、先端部に向かって
径を小に形成して先細り形成してある。更に、該バーリ
ング部13は螺子方向を基部から先端部に向かって左巻
に形成して螺子部12の螺子方向とは反対に形成してあ
る。また、該バーリング部13の螺子は螺子部12と比
して凸部を円滑に形成すると共に、間隔及び角度は大に
形成してある。
2の谷径とほぼ同径に形成し、且つ、先端部に向かって
径を小に形成して先細り形成してある。更に、該バーリ
ング部13は螺子方向を基部から先端部に向かって左巻
に形成して螺子部12の螺子方向とは反対に形成してあ
る。また、該バーリング部13の螺子は螺子部12と比
して凸部を円滑に形成すると共に、間隔及び角度は大に
形成してある。
【0008】図2乃至図5は前記ネジ10を用いて窓枠
14をサッシ15に取りつける状態を示し、図2に示す
様に窓枠14及びサッシ15にネジ孔16,17を開穿
している。そして、該ネジ孔16,17を合致させてい
る。窓枠14のネジ孔16は外側(図中左側)の径を大
にしてネジ10の頭部11が外側に突出することを防止
してある。
14をサッシ15に取りつける状態を示し、図2に示す
様に窓枠14及びサッシ15にネジ孔16,17を開穿
している。そして、該ネジ孔16,17を合致させてい
る。窓枠14のネジ孔16は外側(図中左側)の径を大
にしてネジ10の頭部11が外側に突出することを防止
してある。
【0009】また、窓枠14のネジ孔16の内側は径を
頭部11より小であって、螺子部12より大に開穿して
いる。一方、サッシ15のネジ孔17はバーリング部1
3の基部より小径に開穿され、該バーリング部13の先
端部のみを挿入できるように形成してある。而して、窓
枠14をサッシ15に取りつける際には、先ず、ネジ1
0のバーリング部13の先端部を外側よりネジ孔16,
17挿通する。そして、ドライバー18等を用いて該ネ
ジ10を左回転させながら内側(図中右側)に押し込
む。このときは図3に示す様に、バーリング部13によ
りサッシ15のネジ孔17が形成され、該バーリング部
13の径が大になるにしたがって、該ネジ孔17が拡大
される。
頭部11より小であって、螺子部12より大に開穿して
いる。一方、サッシ15のネジ孔17はバーリング部1
3の基部より小径に開穿され、該バーリング部13の先
端部のみを挿入できるように形成してある。而して、窓
枠14をサッシ15に取りつける際には、先ず、ネジ1
0のバーリング部13の先端部を外側よりネジ孔16,
17挿通する。そして、ドライバー18等を用いて該ネ
ジ10を左回転させながら内側(図中右側)に押し込
む。このときは図3に示す様に、バーリング部13によ
りサッシ15のネジ孔17が形成され、該バーリング部
13の径が大になるにしたがって、該ネジ孔17が拡大
される。
【0010】又、該ネジ孔17の縁部は内側に押し出さ
れて略L字状となり、ネジ10のバーリング部13とネ
ジ孔17の内側面との接触面積が大となる。更に該ネジ
10を内側へ回転させながら押圧すれば、ネジ10の螺
子部12がサッシ15のネジ孔17に到達する。このと
きは、バーリング部13にて螺子部12の谷径と同径に
形成されたネジ孔17は螺子部12によって内側面に雌
螺子部19を形成される。従って、該ネジ孔17の雌螺
子部19とネジ10の螺子部12とが螺合する。
れて略L字状となり、ネジ10のバーリング部13とネ
ジ孔17の内側面との接触面積が大となる。更に該ネジ
10を内側へ回転させながら押圧すれば、ネジ10の螺
子部12がサッシ15のネジ孔17に到達する。このと
きは、バーリング部13にて螺子部12の谷径と同径に
形成されたネジ孔17は螺子部12によって内側面に雌
螺子部19を形成される。従って、該ネジ孔17の雌螺
子部19とネジ10の螺子部12とが螺合する。
【0011】そして、更にネジ10を回転させれば、ネ
ジ10が緊締されて窓枠14かサッシ15へ取りつけら
れる。このときは、ネジ孔17の内側面が拡大して螺子
部12と雌螺子部との螺合面積が増大しているため、確
実に窓枠14とサッシ15とを取りつけることができ
る。尚、この発明はこの発明の精神を逸脱しない限り、
種々の改変をなすことができ、そして、この発明が該改
変されたものにおよぶことは当然である。
ジ10が緊締されて窓枠14かサッシ15へ取りつけら
れる。このときは、ネジ孔17の内側面が拡大して螺子
部12と雌螺子部との螺合面積が増大しているため、確
実に窓枠14とサッシ15とを取りつけることができ
る。尚、この発明はこの発明の精神を逸脱しない限り、
種々の改変をなすことができ、そして、この発明が該改
変されたものにおよぶことは当然である。
【0012】
【発明の効果】この発明は上記一実施例に詳述したよう
に、ネジの先端部にバーリング部を設けている。そし
て、該バーリング部が形成した孔にネジの螺子部が螺合
できるように形成しているので、従来要したブラインド
ナットが不要となる。従って、部品点数が減少してコス
トダウンを促進することができる。また、複雑なブライ
ンドナットの取付けも不要となることから、作業性の向
上にも寄与する等著しい効果のある発明である。
に、ネジの先端部にバーリング部を設けている。そし
て、該バーリング部が形成した孔にネジの螺子部が螺合
できるように形成しているので、従来要したブラインド
ナットが不要となる。従って、部品点数が減少してコス
トダウンを促進することができる。また、複雑なブライ
ンドナットの取付けも不要となることから、作業性の向
上にも寄与する等著しい効果のある発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネジの側面図。
【図2】バーリング部の先端部をネジ孔に挿入している
状態を示す要部の断面図。
状態を示す要部の断面図。
【図3】バーリング部にて螺子部が螺合する雌螺子部を
形成している状態を示す要部の断面図。
形成している状態を示す要部の断面図。
【図4】ネジの螺子部とネジ孔の雌螺子部とが螺合した
状態を示す要部の断面図。
状態を示す要部の断面図。
【図5】ネジがネジ孔に緊締され、窓枠がサッシに取り
つけられた状態をしめす要部の断面図。
つけられた状態をしめす要部の断面図。
【図6】従来例のボルト緊締状態を示す縦断面図。
【図7】同ボルトで緊締完了状態を示す縦断面図。
10 ネジ 11 頭部 12 螺子部 13 バーリング部 17 ネジ孔
Claims (1)
- 【請求項1】 ネジの頭部と該頭部の中央部に連結され
た螺子部とを備えたネジにおいて、該螺子部の先端部よ
り該螺子部が螺合する孔を形成するバーリング部を延設
したことを特徴とするネジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11016192A JPH05302612A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | ネ ジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11016192A JPH05302612A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | ネ ジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05302612A true JPH05302612A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14528601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11016192A Pending JPH05302612A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | ネ ジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05302612A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007125623A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Honda Motor Co Ltd | ねじ成形方法、ねじ成形装置及びねじ成形ツール |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP11016192A patent/JPH05302612A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007125623A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Honda Motor Co Ltd | ねじ成形方法、ねじ成形装置及びねじ成形ツール |
JP4572157B2 (ja) * | 2005-11-01 | 2010-10-27 | 本田技研工業株式会社 | ねじ成形方法及びねじ成形装置 |
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