JPH0530199Y2 - - Google Patents

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JPH0530199Y2
JPH0530199Y2 JP1984156314U JP15631484U JPH0530199Y2 JP H0530199 Y2 JPH0530199 Y2 JP H0530199Y2 JP 1984156314 U JP1984156314 U JP 1984156314U JP 15631484 U JP15631484 U JP 15631484U JP H0530199 Y2 JPH0530199 Y2 JP H0530199Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、小切手等のカードを1枚ずつ送りか
つこれを順序よく重ねるようにしたカードスタツ
カ機構に関する。
(従来の技術) 従来より、小切手、帳票等のカードを1枚ずつ
送り機構によつて送り、これをスタツカに順序よ
く重ねるようにしたカードスタツカ機構が知られ
ている。例えば実開昭57−114449号公報記載のも
のはその一つであつて、送りローラによつてカー
ドを送り、案内部材により一側に押してカードを
1枚ずつ順序よく重ねるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のカードスタツカ機構によれば、カー
ドを重ねていく過程で、カード搬送用ローラから
カードが離れると、カード搬送部の終端部にカー
ドの搬送方向終端部が残つてカードがスタツカに
入ることができない場合があり、後続のカードが
前のカードの上に重なつたり下に重なつたりする
場合があつて、カードが順序よく重ならない場合
があつた。
本考案の目的は、順番に送られてくるカードを
順序を変えることなくスタツカに正確に重ねるこ
とができるようにしたカードスタツカ機構を提供
することにある。
(問題点を解決する手段) 本考案のカードスタツカ機構は、モータの回転
力を送りローラに伝達する回転伝達手段と、該回
転伝達手段に設けられていて、カードの送り方向
と逆方向の回転力のみを伝達する一方向クラツチ
と、回動支点により回動自在に支持され、先端が
上記スタツカへの最終送りローラの位置から上記
スタツカの方に向かつて移動可能な送り出し爪
と、 上記一方向クラツチと結合されていて上記カー
ドが上記最終ローラから送り出されたのちに上記
送り出し爪を動作させる駆動手段とを有してな
り、上記送り出し爪の回動支点をカード走行路に
対して送りローラより遠い位置に設けたことを特
徴とする。
(作用) カードは送りローラによつて送られる。カード
が最終送りローラによつて送り出されると、モー
タが逆転して一方向クラツチを介し駆動手段が送
り出し爪を動作させ、送り出し爪は上記最終送り
ローラの位置からスタツカの方に向かつて移動し
て最終送りローラの位置に残つているカードをス
タツカに送り出す。送り出し爪の回転支点はカー
ド走行路に対して送りローラより遠い位置にある
ため、爪の軌跡が直線に近くなる。
(実施例) 第1図において、本体フレームを構成するシヤ
ーシ1には通路板2,3が相対向して立てられて
カード4を紙面に対し直角に立てた状態で図の左
方から右方に向かつて送るためのカード走行路6
5を形成している。カード4は図示されないカー
ド処理装置から移送される。カード走行路65を
挟んで駆動ローラ9とパツドローラ5が対向して
いる。パツドローラ5はレバー6の一端部に回転
可能に支持され、レバー6の他端部はピン7によ
つて電磁石8の作動杆に枢着されている。カード
走行路65の終端部には、カード走行方向に対し
手前側と奥側に二つのスタツカ10,11があ
り、カード走行路65は各スタツカ10,11に
至るカード走行路66,67に分かれ、この走行
路66,67の分岐部にはスタツカ切換板12が
設けられている。切換板12は、第2図に示され
ているように、軸18を中心に回動可能に設けら
れて仲介レバー17の一端部に枢着され、仲介レ
バー17の他端部はレバー16の一端部に枢着さ
れ、レバー16の他端部は電磁石14の作動杆1
5に枢着されている。図示のように電磁石14が
励磁されていないときは切換板12は時計方向に
回動してカード走行路66を塞いでカード走行路
67へカードを送るが、電磁石14が励磁される
と、レバー16、仲介レバー17を介して切換板
12は反時計方向に回動させられ、カード走行路
67を塞いでカード走行路66へカードを送るよ
うになつている。
シヤーシ1にはステツピングモータ13が設け
られ、ステツピングモータ13のプーリ19と回
転軸21上に設けられたプーリ22の間にはベル
ト20が掛けられている。回転軸21の部分の詳
細は第3図の通りである。第3図において、回転
軸21は、シヤーシ1に設けられた軸受23とシ
ヤーシ1から一定間隔をおいて設けられたサブシ
ヤーシ24に保持された軸受25とによつて回転
可能に設けられている。回転軸21には前記プー
リ22と、前記駆動ローラ9を回転駆動するため
のベルト26が掛けられたプーリ27が固着さ
れ、また、別の駆動ローラを駆動するためのプー
リ28及びカム体29がそれぞれ一方向クラツチ
30,31を介して設けられている。一方向クラ
ツチ31は周知のものを適宜選択して使用すれば
よく、例えば第4図に示されているように、軸2
1が反時計方向に回転するときは軸21とアクタ
ーハウジングとの間に介在するボール32がアク
ターハウジングの凹部73にあつて軸21の回転
力は伝達されず、軸21が時計方向に回転すると
きにのみ、ボール32が軸21とハウジングとの
間に食い込んでハウジングに軸21の回転力を伝
達し、もつて、カム体29を回転駆動するように
なつている。また、一方向クラツチ30も同様に
構成することができるが、回転力の伝達はクラツ
チ31とは逆の関係、即ち第1図において軸21
が反時計方向に回転するときにのみプーリ28に
回転力を伝達するようになつている。従つて、モ
ータ13が反時計方向に回転すると軸21が反時
計方向に回転し、プーリ27,28も反時計方向
に回転し、ベルト26を介して駆動ローラ9が反
時計方向に回転駆動され、このときパツドローラ
5が駆動ローラ9に圧接することによつてカード
4を第1図において右方に移送することができる
ようになつている。また、上記プーリ28の回転
力はベルト33を介して駆動ローラ34に伝達さ
れ、さらに他の駆動ローラ35,36にベルト3
7,38によつて伝達され、駆動ローラ36の回
転力はさらにベルト39を介して駆動ローラ40
に伝達されるようになつている。第5図にも示さ
れているように、駆動ローラ34にはカード走行
路65の延長線上にあるカード走行路68を挟ん
で対向配置されたパツドローラ41が圧接し、駆
動ローラ35にはカード走行路66を挟んで対向
配置されたパツドローラ91が圧接し、駆動ロー
ラ36と駆動ローラ40にはカード走行路67を
挟んで対向配置されたパツドローラ71,81が
圧接している。
カード走行路68にはカードを検出するための
光センサ60が設けられると共に、カード走行路
67の前端部にも光センサ42が設けられてい
る。光センサ60,42は、それぞれのカード走
行路にカードが送られてきたこととカード走行路
をカードの後端が通過したことを検知し、カード
の終端が通過してから所定時間後にモータ13の
回転方向を逆転させるためのものである。但し、
図示のように切換板12がカードを走行路67側
に案内するような切換態様にあるときは、光セン
サ42のみが有効に作動するようになつている。
上記のようにモータ13が逆転させられるとき
は、前記一方向クラツチ31によつてカム体29
のみが第1図において時計方向に回転させられ、
カム体29のカム縁に当接するローラ43が押さ
れて、ローラ43を支持するレバー45が軸44
を中心に第1図において反時計方向に回動させら
れ、レバー45にピン46で連結された連結レバ
ー47が左方に移動させられるようになつてい
る。連結レバー47には一対の送りアーム49,
49の一端部がピン48,48によつて枢着され
ている。第7図に示されているように、送りアー
ム49は一体に設けられた軸50を中心に回動可
能に支持され、送りアーム49の端部には送り出
し爪53が軸54によつて回動可能に枢着されて
いる。送りアーム49の回動に伴つて送り出し爪
53も一体的に回動するが、このときの回動支点
である軸50はカード走行路67に対して送りロ
ーラ40よりも遠い位置にある。爪53はばね5
5によつて時計方向に回動付勢され、通常は爪5
3の基端部53aが送りアーム49に当接して上
記付勢力による回動が規制され、その先端がカー
ド走行路66,67内に進出している。しかし、
カード走行路66,67に沿つてカード4が送ら
れてくると、爪53はばね55に抗してカード4
に押し回されるようになつている。従つて、前記
カム体29の回転によつて連結レバー47が第1
図において左方に移動させられると送りアーム4
9,49が時計方向に回動させられ、アーム4
9,49と一体に送り出し爪53,53が移動し
てその先端部がカード走行路66,67内を移動
するようになつている。カム体29がさらに回転
するとレバー45はばね56の弾力により原位置
方向に回動し、送りアーム49,49、爪53,
53も原位置方向に戻り、カム体29と一体のス
イツチカム57の突部57aがスイツチ58の作
動片59を押してモータ13の回転を停止させる
ようになつている。なお、軸21が反時計方向に
回転するときスイツチカム57の突部57aがス
イツチの作動片59に当たつてカム体29が反時
計方向に回転することを防止するようになつてい
る。
前記各スタツカ10,11内には、走行路66
又は走行路67を通じて送られてくるカードを一
方に片寄せて順番に重ねるためのS字状の板ばね
61,62が設けられている。駆動ローラ35と
そのパツドローラ91、駆動ローラ40とそのパ
ツドローラ81はカード4をスタツカ10又はス
タツカ11に送るための最終送りローラをなして
いる。
次に、ステツピングモータ13の制御回路の例
について説明する。第8図において、スタート信
号と正転か逆転かを指定する正転/逆転信号を入
力とするアンド回路82の出力はナンド回路84
に入力されると共にインバータ83で反転されて
ナンド回路85に入力されるようになつている。
正転/逆転信号は、正転の場合は「1」、逆転の
場合は「0」で入力される。ナンド回路84には
またクロツク信号が入力され、他方のナンド回路
85にはカウンタ88によつて上記クロツク信号
4個に対して1個の割で出力される信号が入力さ
れるようになつている。ナンド回路84,85の
出力はシフトレジスタ87に入力されるようにな
つている。シフトレジスタ87にはモード1とモ
ード2の信号が入力されるようになつている。モ
ード1、モード2は各動作モードに応じて「1」
か「0」が選択される。シフトレジスタ87の四
つの出力Q1,Q2,Q3,Q4によつてトラン
ジスタ96,97,98,99がオン、オフ制御
され、これらのトランジスタによつてステツピン
グモータ13の各駆動コイル92,93,94,
95への通電が制御されるようになつている。
第8図の制御回路の動作を第9図乃至第11図
を参照しながら説明する。
イニシヤルセツト 電源投入時に、第9図に示されているように、
モード1,モード2の信号を共に「1」にし、正
転/逆転信号を「1」即ち正転にしてスタート信
号を「1」にすると、クロツク信号がシフトレジ
スタ87に入力され、不定の状態にあつたシフト
レジスタ87の出力が第9図のような一定の状態
になる。
モータ正転 カードを駆動ローラでスタツカの方に送り場合
にモータ正転にセツトする。この場合、モード1
を「1」、モード2を「0」、正転/逆転信号を
「1」即ち正転にしてスタート信号を「1」にす
る。この状態では第10図のようにクロツク信号
がそのまま(カウンタ88を通ることなく)シフ
トレジスタ87に加えられ、このクロツク信号に
従つてシフトレジスタ87の出力Q1,Q2,Q
3,Q4が順次「1」、「0」に切換られ、トラン
ジスタ96,97,98,99を介してモータ1
3の駆動コイル92,93,94,95が順次励
磁されてモータ13が正転方向に駆動される。
モータ逆転 前記送り出し爪53,53を駆動する場合にモ
ータ逆転にセツトする。この場合、モード1を
「0」、モード2を「1」、正転/逆転信号を「0」
即ち逆転にしてスタート信号を「1」にする。こ
の状態では、第11図に示されているように、ク
ロツク信号がカウンタ88によつて4倍にカウン
トダウンされてシフトレジスタ87に入力され、
このカウントダウンされたクロツク信号に従つて
シフトレジスタ87の出力Q1,Q2,Q3,Q
4が正転の場合とは逆向きに順次「1」、「0」に
切換られ、モータ13の駆動コイルが正転の場合
とは逆向きに順次励磁されてモータ13が逆転方
向に駆動される。この逆転時の速度は、クロツク
信号がカウントダウンされているため、その分だ
け正転時よりも遅い。
次に、以上説明した本考案の全体の動作を第1
2図と共に説明する。
初期状態では電磁石8が励磁されてパツドロー
ラ5はカード走行路65から離間しており、図示
されないカード処理装置から送られてきたカード
4はその先端部がローラ9の位置まで達した状態
で停止している。
スタツカ10,11の何れかにカードを送る前
に、それまでのカードの処理結果を見て次にカー
ドをスタツカ10に送り込むか又はスタツカ11
に送り込むかによつて切換板12を切換る。次に
モータ13を正転方向にセツトすると、前述のよ
うにモータ13が正転方向に駆動されて各駆動ロ
ーラ9,34,35,36,40が第1図におい
て反時計方向に回転駆動される。そこでスタート
信号を「1」にすると電磁石8への通電が停止し
てパツドローラ5が駆動ローラ9に圧接し、ロー
ラ9の位置まできているカード4を右方に送る。
いま仮に図示のようにスタツカ切換板12が時計
方向に回動しているものとすると、カード4は駆
動ローラ34,36,40とパツドローラ41,
71,81により走行路68,67を通つてスタ
ツカ11側に送られる。逆に、スタツカ切換板1
2が反時計方向に回動しているものとするとロー
ラ34,41によつて送られるカード4は切換板
12によりカード走行路66側に案内され、さら
に、駆動ローラ35とパツドローラ91によつて
スタツカ10側に送られる。そこで切換板12が
スタツカ10側に切換られているか否かをチエツ
クし、切換板12がスタツカ10側であればセン
サ60によつてカードが来たかどうか、さらには
カードが通過したか否かをチエツクし、一方、切
換板12がスタツカ10側でないとき即ちスタツ
カ11側であるときはセンサ42によつてカード
が来たか否か、さらにはカードが通過したか否か
をチエツクする。こうしてセンサ60又はセンサ
42によつてカードが通過したことが検知される
と、その時点からカードが送り出し爪53の位置
に至るまでに必要な所定の時間をカウンタにより
カウントする。この所定時間をカウントする間に
カード4はその厚み分だけ送り出し爪53をばね
55に抗し押し回しながら送り出し爪53の先端
上位に至ると共に、ローラ35,91又はローラ
40,81から離れて停止する。上記所定時間が
経過したら正転/逆転信号を「0」即ち逆転側に
し、モード1,モード2を所定レベルに設定して
モータを逆転方向にセツトする。こうしてモータ
が逆転方向に駆動されるとカム体29及びスイツ
チカム57が第1図において時計方向に回転駆動
され、前述のように、ローラ43、レバー45を
通じて連結レバー47が左方に移動させられ、送
りアーム49,49が軸50,50を中心に反時
計方向に回動させられ、これと一体的に送り出し
爪53が移動させられ、第6図に示されているよ
うに送り出し爪53の先端でカード4の後端が押
され、カード4が確実にスタツカ10又はスタツ
カ11内に導入される。スタツカ内に導入された
カード4は板ばね61又は板ばね62によつて順
序よくスタツカ内に重ねられる。カム体29がさ
らに回転するとレバー45、連結レバー47及び
送りアーム49はばね56の弾力により原位置方
向に戻る。これらが原位置に戻つてスイツチ58
がオンになるのをチエツクしてモータ13を停止
させ、動作の1サイクルを終了する。
上記実施例によれば、送り出し爪53によつて
カード4をスタツカに送り出すときは、モータ1
3の回転速度を落としているため、送り出し爪5
3によつてカードを傷付けるおそれがなく、ま
た、カードを確実にスタツカの方に送り出すこと
ができる。もつとも、爪53を作動させるときに
モータの速度を遅くするか否かは任意である。ま
た、モータをローラ駆動用と爪53の駆動用に分
けてもよく、爪53の駆動用をリニアモータにし
てもよいし或いは電磁石で駆動するようにしても
よい。さらに、モータをステツピングモータにす
れば正逆転及び速度の制御が容易であるという利
点があるが、必ずしもステツピングモータにする
必要はなく、通常のモータでもよい。
また、モータ13の回転力を送りローラに伝達
する回転伝達手段にカード送り方向と逆方向の回
転力のみを伝達する一方向クラツチを設け、この
一方向クラツチを介して送り出し爪53の駆動手
段を動作させるようにしたから、一つのモータ1
3を送りローラの駆動源および送り出し爪53の
駆動源として共通化することができる。さらに送
り出し爪53の回動支点をカード走行路67に対
して送りローラ40よりも遠い位置に設けたた
め、送り出し爪53の回転半径が大きくなり、大
ストロークの送り出しができるし、爪53の先端
の軌跡が直線に近くなり、カードの後端部を長い
距離押すことができ、小切手、帳票等の柔らかい
カードのスタツカとして有効である。
図示の例ではスタツカが2連になつていて、切
換板12で切変るようになつているが、スタツカ
は1個だけでも差支えない。
本考案のスタツカ機構に用いられるカードは紙
製でも合成樹脂製でもよくその材質は限定される
ものではなく、また、一般に所謂カードとして通
用しているものに限られることなく、用紙或いは
シートのようなものであつてもよい。
(考案の効果) 本考案のカードスタツカ機構によれば、スタツ
カへの最終送りローラの位置からスタツカの方に
向かつて移動可能な送り出し爪を設け、カードが
最終送りローラから送り出されたのちに送り出し
爪を作動させる駆動手段を設けたため、カードが
最終送りローラから離れてカード搬送部の終端部
にカードの後端部が残つても、カードの後端部が
送り出し爪によりスタツカの方に送り出され、も
つて、カードをスタツカ内に順序よく正確に重ね
ることが可能である。
また、モータの回転力を送りローラに伝達する
回転伝達手段にカード送り方向と逆方向の回転力
のみを伝達する一方向クラツチを設け、この一方
向クラツチを介して送り出し爪の駆動手段を動作
させるようにしたから、一つのモータを送りロー
ラの駆動源および送り出し爪の駆動源として共通
化することができる。さらに送り出し爪の回動支
点をカード走行路に対して送りローラよりも遠い
位置に設けたため、送り出し爪の回転半径が大き
くなり、大ストロークの送り出しができるし、爪
の先端の軌跡が直線に近くなり、カードの後端部
を長い距離押すことができ、小切手、帳票等の柔
らかいカードのスタツカとして有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図
は上記実施例中のスタツカ切換機構部分を示す平
面図、第3図は上記実施例中の動力伝達軸の部分
を示す一部断面正面図、第4図は上記動力伝達軸
に設けられる一方向クラツチの例を示す平面断面
図、第5図は上記実施例中のスタツカ部分の詳細
を示す平面図、第6図は同上スタツカ部分の異な
る作動態様を示す平面図、第7図は上記実施例中
の送り出し爪部分の詳細を示す分解斜視図、第8
図は本考案に用いられるモータの制御回路の例を
示すブロツク図、第9図は同上制御回路の一動作
モードを示すタイミングチヤート、第10図は上
記回路の別の動作モードを示すタイミングチヤー
ト、第11図は上記回路のさらに別の動作モード
を示すタイミングチヤート、第12図は上記実施
例の動作を説明するためのフローチヤートであ
る。 4……カード、9,34,36……送りローラ
としての駆動ローラ、5,41,71……送りロ
ーラとしてのパツドローラ、35,40……最終
送りローラとしての駆動ローラ、91,81……
最終送りローラとしてのパツドローラ、10,1
1……スタツカ、53……送り出し爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 送りローラで送られてきたカードをスタツカに
    重ねるように構成してなるカードスタツカ機構に
    おいて、 モータの回転力を送りローラに伝達する回転伝
    達手段と、 該回転伝達手段に設けられていて、カード送り
    方向と逆方向の回転力のみを伝達する一方向クラ
    ツチと 回動支点により回動自在に支持され、先端が上
    記スタツカへの最終送りローラの位置から上記ス
    タツカの方向に向かつて移動可能な送り出し爪
    と、 上記一方向クラツチと結合されていて上記カー
    ドが上記最終ローラから送り出されたのちに上記
    送り出し爪を動作させる駆動手段とを有してな
    り、 上記送り出し爪の回動支点がカード走行路に対
    して送りローラより遠い位置になることを特徴と
    するカードスタツカ機構。
JP1984156314U 1984-10-16 1984-10-16 Expired - Lifetime JPH0530199Y2 (ja)

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