JPH0530131Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0530131Y2 JPH0530131Y2 JP1985085147U JP8514785U JPH0530131Y2 JP H0530131 Y2 JPH0530131 Y2 JP H0530131Y2 JP 1985085147 U JP1985085147 U JP 1985085147U JP 8514785 U JP8514785 U JP 8514785U JP H0530131 Y2 JPH0530131 Y2 JP H0530131Y2
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- JP
- Japan
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- specimen
- diagram
- substrate
- display section
- biological
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 241001465754 Metazoa Species 0.000 claims description 14
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- 229920000728 polyester Polymers 0.000 claims description 11
- 238000000386 microscopy Methods 0.000 claims 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 7
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は特に子供の学習に好適である動、植物
の生体より採取した被検物を封入した顕微鏡用標
本に関するものである。
の生体より採取した被検物を封入した顕微鏡用標
本に関するものである。
(従来の技術)
従来、動、植物の生体より採取した被検物を載
置して成る顕微鏡用標本は、第3図、第4図に示
すように、ガラス板11上に適宜間隔を置いて
動、植物の生体より採取した被検物12を載置
し、その上方よりカバーグラス13をその下面周
縁に液状接着剤14を塗布してガラス板11上に
被冠固定し、且ガラス板11上に被検物の名称を
表示した紙片15を貼付していた。
置して成る顕微鏡用標本は、第3図、第4図に示
すように、ガラス板11上に適宜間隔を置いて
動、植物の生体より採取した被検物12を載置
し、その上方よりカバーグラス13をその下面周
縁に液状接着剤14を塗布してガラス板11上に
被冠固定し、且ガラス板11上に被検物の名称を
表示した紙片15を貼付していた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来の顕微鏡用標本は、各
被検物12を認識するに当つては、前記ガラス板
11上の紙片15に表示された名称によつて確認
していたが、これでは被検物12は動、植物の生
体の一部分であるので、その被検物12が生体の
いずれの部位であるかを認識することは学童にと
つては非常に困難であるという問題点があり、更
に、顕微鏡の取扱いに未熟な学童にとつて、対物
レンズを標本に近づけ焦点合せを行う際、誤つて
対物レンズを標本に衝突させ、これを破損してし
まうという問題点があつた。
被検物12を認識するに当つては、前記ガラス板
11上の紙片15に表示された名称によつて確認
していたが、これでは被検物12は動、植物の生
体の一部分であるので、その被検物12が生体の
いずれの部位であるかを認識することは学童にと
つては非常に困難であるという問題点があり、更
に、顕微鏡の取扱いに未熟な学童にとつて、対物
レンズを標本に近づけ焦点合せを行う際、誤つて
対物レンズを標本に衝突させ、これを破損してし
まうという問題点があつた。
本考案はかかる問題点に着目してなされたもの
で、被検物が被検物を採取した動、植物の生体の
いずれの部位であるかを一見して直ちに確認でき
るようにし、更に初心者が誤つて対物レンズを標
本に衝突させても破損することなく安全に観察学
習ができる顕微鏡用標本を提供せんとすることを
目的とするものである。
で、被検物が被検物を採取した動、植物の生体の
いずれの部位であるかを一見して直ちに確認でき
るようにし、更に初心者が誤つて対物レンズを標
本に衝突させても破損することなく安全に観察学
習ができる顕微鏡用標本を提供せんとすることを
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため本考案に係る顕微鏡用
標本は、基板の一辺に沿つて複数個の透孔を設
け、該透孔に被検物を位置させてポリエステルラ
ミネートフイルムで挟んで密封して形成するとと
もに、前記被検物を採取した動植物図と、該動植
物図近傍に位置する第1名称表示部と、前記透孔
近傍に位置する第2名称表示部とを前記基板に描
いたことを特徴としている。前記基板は紙で形成
することが好ましい。
標本は、基板の一辺に沿つて複数個の透孔を設
け、該透孔に被検物を位置させてポリエステルラ
ミネートフイルムで挟んで密封して形成するとと
もに、前記被検物を採取した動植物図と、該動植
物図近傍に位置する第1名称表示部と、前記透孔
近傍に位置する第2名称表示部とを前記基板に描
いたことを特徴としている。前記基板は紙で形成
することが好ましい。
また、動植物図を生体図とし、該生体図で示さ
れた動植物の各部位を被検物とし、前記生体図か
ら指示線を引き出して前記部位の名称を第1名称
表示部で示すことが好ましい。
れた動植物の各部位を被検物とし、前記生体図か
ら指示線を引き出して前記部位の名称を第1名称
表示部で示すことが好ましい。
更に、安全対策としては、従来のガラス板の代
わりに破損することのないポリエステルラミネー
トフイルムを採用し、被検物を以下述べる実施例
のごとく基板と共にポリエステルラミネートフイ
ルムに挾持封入することで解決する。
わりに破損することのないポリエステルラミネー
トフイルムを採用し、被検物を以下述べる実施例
のごとく基板と共にポリエステルラミネートフイ
ルムに挾持封入することで解決する。
(作用)
上記構成より成る本考案の作用は次の通りであ
る。
る。
被検物の観察学習をすると共に、被検物が採取
された動、植物の生体図と各被検物の部位と名称
を確認する。これにより被検物が生体のいずれの
部位であるかの確認と生体の全体像の把握が可能
である。
された動、植物の生体図と各被検物の部位と名称
を確認する。これにより被検物が生体のいずれの
部位であるかの確認と生体の全体像の把握が可能
である。
(実施例)
本考案の実施の一例を図に就いて詳細に説明す
るに、紙またはプラスチツクシートより成る基板
1の下方側に被検物2を位置せしめるための複数
個の透孔3を穿設し、且該透孔3の上方面に被検
物2を採取した動、植物等の全体の生体図4を表
示すると共に、該生体図4に被検物2の部位を指
示する指示線5を引出し、該指示線5の先方部分
に被検物2の名称を表示した第1名称表示部6を
設け、且前記透孔3の下面にも被検物2の名称を
表示した第2名称表示部7を設ける。そして、前
記構成より成る基板1を予め接着剤を塗布してあ
るポリエステルラミネートフイルム8で挾持し、
且下面側のポリエステルラミネートフイルム8の
前記各透孔3部分に夫々の被検物2を載置して、
加熱しながらローラーで圧着するとポリエステル
ラミネートフイルム8に塗布しておいた接着剤が
融解し、基板1及び被検物2がポリエステルラミ
ネートフイルム8に挾持封入される。なお、図中
9は生体の名称表示部である。
るに、紙またはプラスチツクシートより成る基板
1の下方側に被検物2を位置せしめるための複数
個の透孔3を穿設し、且該透孔3の上方面に被検
物2を採取した動、植物等の全体の生体図4を表
示すると共に、該生体図4に被検物2の部位を指
示する指示線5を引出し、該指示線5の先方部分
に被検物2の名称を表示した第1名称表示部6を
設け、且前記透孔3の下面にも被検物2の名称を
表示した第2名称表示部7を設ける。そして、前
記構成より成る基板1を予め接着剤を塗布してあ
るポリエステルラミネートフイルム8で挾持し、
且下面側のポリエステルラミネートフイルム8の
前記各透孔3部分に夫々の被検物2を載置して、
加熱しながらローラーで圧着するとポリエステル
ラミネートフイルム8に塗布しておいた接着剤が
融解し、基板1及び被検物2がポリエステルラミ
ネートフイルム8に挾持封入される。なお、図中
9は生体の名称表示部である。
本実施例の作用を説明すると、前記構成より成
る標本を顕微鏡にセツトし、被検物2を観察学習
すると共に、生体図4を見ることによつて学童は
被検物2である動、植物の全体像を捕えることが
でき、また被検物2が生体のいずれの部位である
かも認識でき、また被検物2がポリエステルラミ
ネートフイルム8に封入されることにより、学童
が誤つて顕微鏡の対物レンズを標本に衝突させて
も、従来のガラス製標本のように破損することが
ない。従つて破損したガラス片によつて負傷する
危険が全くなくなつた。また、基板1に被検物2
の全体像を描くことで顕微鏡標本が比較的大型化
しても、基板1及び被検物2をポリエステルラミ
ネートフイルム8で挟んだ構成としたので、軽量
化を図ることができ、取り扱いを容易とすること
ができる。更に、従来のガラス製標本と違い、取
扱い及び保管方法も簡単になり、特に専用の収納
箱、ラツク等が不要になつた。すなわち、重ねて
も落としても破損しない安全性と耐用性が向上し
た。
る標本を顕微鏡にセツトし、被検物2を観察学習
すると共に、生体図4を見ることによつて学童は
被検物2である動、植物の全体像を捕えることが
でき、また被検物2が生体のいずれの部位である
かも認識でき、また被検物2がポリエステルラミ
ネートフイルム8に封入されることにより、学童
が誤つて顕微鏡の対物レンズを標本に衝突させて
も、従来のガラス製標本のように破損することが
ない。従つて破損したガラス片によつて負傷する
危険が全くなくなつた。また、基板1に被検物2
の全体像を描くことで顕微鏡標本が比較的大型化
しても、基板1及び被検物2をポリエステルラミ
ネートフイルム8で挟んだ構成としたので、軽量
化を図ることができ、取り扱いを容易とすること
ができる。更に、従来のガラス製標本と違い、取
扱い及び保管方法も簡単になり、特に専用の収納
箱、ラツク等が不要になつた。すなわち、重ねて
も落としても破損しない安全性と耐用性が向上し
た。
(考案の効果)
本考案は上述のようであるから、被検物の観察
学習をしながら、被検物が採取された動、植物の
生体図と各被検物の部位と名称とを確認すること
により、被検物が生体のいずれかの部位であるか
の確認ができると共に、動、植物の全体像を生体
図により捕えることができるので、学童の学習に
好適であり、また、ポリエステルラミネートフイ
ルムを採用しているので破損することがなく、取
扱い上安全である。
学習をしながら、被検物が採取された動、植物の
生体図と各被検物の部位と名称とを確認すること
により、被検物が生体のいずれかの部位であるか
の確認ができると共に、動、植物の全体像を生体
図により捕えることができるので、学童の学習に
好適であり、また、ポリエステルラミネートフイ
ルムを採用しているので破損することがなく、取
扱い上安全である。
第1図、第2図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は平面図、第2図は第1図A−A線断
面図であり、また第3図、第4図は従来の実施例
を示すもので、第3図は平面図、第4図は縦断面
図である。 図中、1は基板、2は被検物、3は透孔、4は
生体図、5は指示線、6は第1名称表示部、7は
第2名称表示部、8はポリエステルラミネートフ
イルムである。
で、第1図は平面図、第2図は第1図A−A線断
面図であり、また第3図、第4図は従来の実施例
を示すもので、第3図は平面図、第4図は縦断面
図である。 図中、1は基板、2は被検物、3は透孔、4は
生体図、5は指示線、6は第1名称表示部、7は
第2名称表示部、8はポリエステルラミネートフ
イルムである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基板の一辺に沿つて複数個の透孔を設け、該
透孔に被検物を位置させた状態で前記基板をポ
リエステルラミネートフイルムで挟んで密封す
るとともに、前記被検物を採取した動植物図
と、該動植物図近傍に位置する第1名称表示部
と、前記透孔近傍に位置する第2名称表示部と
を前記基板に描いたことを特徴とする顕微鏡用
標本。 (2) 基板は紙で形成された実用新案登録請求の範
囲第1項記載の顕微鏡用標本。 (3) 動植物図を生体図とし、該生体図で示された
動植物の各部位を被検物とし、前記生体図から
指示線を引き出して前記部位の名称を第1名称
表示部で示した実用新案登録請求の範囲第1項
記載の顕微鏡用標本。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985085147U JPH0530131Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985085147U JPH0530131Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61202401U JPS61202401U (ja) | 1986-12-19 |
JPH0530131Y2 true JPH0530131Y2 (ja) | 1993-08-02 |
Family
ID=30635274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985085147U Expired - Lifetime JPH0530131Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530131Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013185920A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Pathology Institute | 組織アレイシートの製造方法およびその製造装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0313050U (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-08 |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP1985085147U patent/JPH0530131Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0313050U (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61202401U (ja) | 1986-12-19 |
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