JPH0530057A - Tdma送信機 - Google Patents
Tdma送信機Info
- Publication number
- JPH0530057A JPH0530057A JP17924891A JP17924891A JPH0530057A JP H0530057 A JPH0530057 A JP H0530057A JP 17924891 A JP17924891 A JP 17924891A JP 17924891 A JP17924891 A JP 17924891A JP H0530057 A JPH0530057 A JP H0530057A
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- JP
- Japan
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- signal
- transmission
- transmission power
- circuit
- power monitor
- Prior art date
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 障害発生を短時間で検出でき、他の加入者に
障害発生による干渉妨害を与えないようにする。 【構成】 送信電力モニタ回路16は電力増幅器15の
検波出力Vdと設定値Vsの大小を比較してVd≧Vs(送
信中)の時ハイレベルの送信電力モニタ信号PWMを出
力する。制御部12はポ−リング信号PLSを自局のタ
イムスロットに非同期で出力し、TDMA制御回路13
は自局の送信期間を示すバ−ストゲ−ト信号GTSを発
生し、サンプル時刻生成回路18はバ−ストゲ−ト信号
BGTを用いて自局の送信期間以外の期間に発生するポ
−リング信号を他と区別し、該ポ−リング信号をクロッ
ク信号として発生して送信電力モニタ信号PWMのレベ
ルをラッチ回路17にラッチさせる。制御部12は、ラ
ッチ回路17の記憶情報を送信状態信号SDCとして取
り込み、該送信状態信号SDCがハイレベルであれば直
ちに障害発生(送信アラ−ム状態)と判断して電波の送
信を停止する。
障害発生による干渉妨害を与えないようにする。 【構成】 送信電力モニタ回路16は電力増幅器15の
検波出力Vdと設定値Vsの大小を比較してVd≧Vs(送
信中)の時ハイレベルの送信電力モニタ信号PWMを出
力する。制御部12はポ−リング信号PLSを自局のタ
イムスロットに非同期で出力し、TDMA制御回路13
は自局の送信期間を示すバ−ストゲ−ト信号GTSを発
生し、サンプル時刻生成回路18はバ−ストゲ−ト信号
BGTを用いて自局の送信期間以外の期間に発生するポ
−リング信号を他と区別し、該ポ−リング信号をクロッ
ク信号として発生して送信電力モニタ信号PWMのレベ
ルをラッチ回路17にラッチさせる。制御部12は、ラ
ッチ回路17の記憶情報を送信状態信号SDCとして取
り込み、該送信状態信号SDCがハイレベルであれば直
ちに障害発生(送信アラ−ム状態)と判断して電波の送
信を停止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTDMA送信機に係わ
り、特に送信電力モニタ信号を監視して送信アラ−ム状
態を識別するTDMA送信機に関する。
り、特に送信電力モニタ信号を監視して送信アラ−ム状
態を識別するTDMA送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】自局に指定されたタイムスロットにおい
てのみデータをバ−スト変調して送信するTDMA(時
分割多元接続)送信機では、指定されないタイムスロッ
トで電波を送出すると該電波は他の加入者に対して干渉
雑音となり、通信品質を劣化させる。このため、TDM
A送信機では、バ−スト変調器や電力増幅器等の誤動作
により電波が常時送出されているか、換言すれば自局に
指定されていないタイムスロットにおいて電波が送出さ
れているかを監視する送信電力モニタ回路が設けられ、
電波が常時送出されていると(送信アラ−ム状態)、直
ちに電波の送出を停止するようにしている。
てのみデータをバ−スト変調して送信するTDMA(時
分割多元接続)送信機では、指定されないタイムスロッ
トで電波を送出すると該電波は他の加入者に対して干渉
雑音となり、通信品質を劣化させる。このため、TDM
A送信機では、バ−スト変調器や電力増幅器等の誤動作
により電波が常時送出されているか、換言すれば自局に
指定されていないタイムスロットにおいて電波が送出さ
れているかを監視する送信電力モニタ回路が設けられ、
電波が常時送出されていると(送信アラ−ム状態)、直
ちに電波の送出を停止するようにしている。
【0003】図5は従来のTDMA送信機の構成図、図
6はそのタイムチャ−トである。図5において、1はデ
ータ端末であり、例えば音声を符号化して出力する音声
符号器、2はマイコン構成の制御部で、制御ソフトウェ
アによりタイムスロット指定信号TSIを出力すると共
に、送信アラ−ム識別処理を行う。
6はそのタイムチャ−トである。図5において、1はデ
ータ端末であり、例えば音声を符号化して出力する音声
符号器、2はマイコン構成の制御部で、制御ソフトウェ
アによりタイムスロット指定信号TSIを出力すると共
に、送信アラ−ム識別処理を行う。
【0004】3はタイムスロット指定信号TSIに基づ
いて自局の送信期間を示すバ−ストゲ−ト信号BGTを
発生すると共に、送信データを時間軸上で圧縮し、該圧
縮データに制御信号やプリンアブルを多重化してなるバ
−スト信号を出力するTDMA制御回路、4はTDMA
制御回路から入力されたバ−スト信号で搬送波を例えば
4相位相変調するバ−スト変調器、5はバ−スト変調信
号(送信バ−スト)BSDを増幅する電力増幅器、6は
ダイオ−ド検波器6aとコンパレ−タ6bを備えた送信
電力モニタ回路、7はラッチ回路である。
いて自局の送信期間を示すバ−ストゲ−ト信号BGTを
発生すると共に、送信データを時間軸上で圧縮し、該圧
縮データに制御信号やプリンアブルを多重化してなるバ
−スト信号を出力するTDMA制御回路、4はTDMA
制御回路から入力されたバ−スト信号で搬送波を例えば
4相位相変調するバ−スト変調器、5はバ−スト変調信
号(送信バ−スト)BSDを増幅する電力増幅器、6は
ダイオ−ド検波器6aとコンパレ−タ6bを備えた送信
電力モニタ回路、7はラッチ回路である。
【0005】送信電力モニタ回路6のダイオ−ド検波器
6aは電力増幅器5の出力を検波し、コンパレ−タ6b
は検波出力Vdと設定値Vsの大小を比較し、Vd≧Vsの
時ハイレベルの送信電力モニタ信号PWMを出力する。
6aは電力増幅器5の出力を検波し、コンパレ−タ6b
は検波出力Vdと設定値Vsの大小を比較し、Vd≧Vsの
時ハイレベルの送信電力モニタ信号PWMを出力する。
【0006】制御部2は、自局のタイムスロットと非同
期にポ−リング信号PLSを発生してラッチ回路7に送
信電力モニタ信号PWMのレベルを記憶させ、しかる後
その出力を送信状態信号SDCとして読み取る。
期にポ−リング信号PLSを発生してラッチ回路7に送
信電力モニタ信号PWMのレベルを記憶させ、しかる後
その出力を送信状態信号SDCとして読み取る。
【0007】制御部2は送信電力モニタ信号PWMの非
同期読み取りをM回行い、多数決判定により常時ハイレ
ベルか否かを検出し、常時ハイレベルであれば、バ−ス
ト変調器、電力増幅器等に障害が発生している(送信ア
ラ−ム状態)とみなして、直ちに電波の送出を停止す
る。
同期読み取りをM回行い、多数決判定により常時ハイレ
ベルか否かを検出し、常時ハイレベルであれば、バ−ス
ト変調器、電力増幅器等に障害が発生している(送信ア
ラ−ム状態)とみなして、直ちに電波の送出を停止す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の送信ア
ラ−ム識別方式では、M回送信電力モニタ信号をサンプ
リングしなければ障害発生の検出ができないため、障害
が発生しても直ちに検出ができず、Mサンプリング期間
の間、他の加入者に干渉妨害を与える問題があった。
ラ−ム識別方式では、M回送信電力モニタ信号をサンプ
リングしなければ障害発生の検出ができないため、障害
が発生しても直ちに検出ができず、Mサンプリング期間
の間、他の加入者に干渉妨害を与える問題があった。
【0009】以上から本発明の目的は、障害発生を短時
間で検出でき、他の加入者に障害発生による干渉妨害を
与えないTDMA送信機を提供することである。
間で検出でき、他の加入者に障害発生による干渉妨害を
与えないTDMA送信機を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。12は制御ソフトウェアによりタイムスロッ
ト指定信号TSIを出力すると共に、送信電力を監視し
て送信アラ−ム状態を識別する制御部、13はタイムス
ロット指定信号TSIに基づき自局の送信期間を示すバ
−ストゲ−ト信号BGTを発生するTDMA制御回路、
14はTDMA制御回路から入力されたバ−スト信号で
搬送波を変調するバ−スト変調器、15はバ−スト変調
信号BSDを増幅する電力増幅器、16は電力増幅器の
出力を検波し、検波出力と設定値の大小を比較して送信
電力モニタ信号PWMを出力する送信電力モニタ回路、
17は送信電力モニタ信号を所定のタイミングでラッチ
するラッチ回路、18は自局の送信期間以外の期間に発
生するポ−リング信号PLSを区別し、該ポ−リング信
号発生時点を送信電力モニタ信号PWMのサンプル時刻
とするサンプル時刻生成回路である。
図である。12は制御ソフトウェアによりタイムスロッ
ト指定信号TSIを出力すると共に、送信電力を監視し
て送信アラ−ム状態を識別する制御部、13はタイムス
ロット指定信号TSIに基づき自局の送信期間を示すバ
−ストゲ−ト信号BGTを発生するTDMA制御回路、
14はTDMA制御回路から入力されたバ−スト信号で
搬送波を変調するバ−スト変調器、15はバ−スト変調
信号BSDを増幅する電力増幅器、16は電力増幅器の
出力を検波し、検波出力と設定値の大小を比較して送信
電力モニタ信号PWMを出力する送信電力モニタ回路、
17は送信電力モニタ信号を所定のタイミングでラッチ
するラッチ回路、18は自局の送信期間以外の期間に発
生するポ−リング信号PLSを区別し、該ポ−リング信
号発生時点を送信電力モニタ信号PWMのサンプル時刻
とするサンプル時刻生成回路である。
【0011】
【作用】送信電力モニタ回路16は、バ−スト変調信号
BSDを増幅する電力増幅器15の出力を検波し、検波
出力Vdと設定値Vsの大小を比較してVd≧Vs(送信
中)の時ハイレベルの送信電力モニタ信号PWMを出力
する。
BSDを増幅する電力増幅器15の出力を検波し、検波
出力Vdと設定値Vsの大小を比較してVd≧Vs(送信
中)の時ハイレベルの送信電力モニタ信号PWMを出力
する。
【0012】制御部12はタイムスロット指定信号TS
Iを出力すると共に、送信電力モニタ信号PWMを取り
込むためのポ−リング信号PLSを自局のタイムスロッ
トに非同期で出力する。TDMA制御回路13はタイム
スロット指定信号TSIに基づき自局の送信期間を示す
バ−ストゲ−ト信号GTSを発生し、サンプル時刻生成
回路18はバ−ストゲ−ト信号BGTを用いて自局の送
信期間以外の期間に発生するポ−リング信号PLSを区
別し、該ポ−リング信号をクロック信号CLKとして発
生し、ラッチ回路17はクロック信号CLK発生時の送
信電力モニタ信号PWMのレベルを送信状態信号として
ラッチする。制御部12は、ラッチ回路17より送信状
態信号SDCを取り込み、該送信状態信号SDCがハイ
レベルであれば直ちに障害発生(送信アラ−ム状態)と
判断して電波の送信を停止する。
Iを出力すると共に、送信電力モニタ信号PWMを取り
込むためのポ−リング信号PLSを自局のタイムスロッ
トに非同期で出力する。TDMA制御回路13はタイム
スロット指定信号TSIに基づき自局の送信期間を示す
バ−ストゲ−ト信号GTSを発生し、サンプル時刻生成
回路18はバ−ストゲ−ト信号BGTを用いて自局の送
信期間以外の期間に発生するポ−リング信号PLSを区
別し、該ポ−リング信号をクロック信号CLKとして発
生し、ラッチ回路17はクロック信号CLK発生時の送
信電力モニタ信号PWMのレベルを送信状態信号として
ラッチする。制御部12は、ラッチ回路17より送信状
態信号SDCを取り込み、該送信状態信号SDCがハイ
レベルであれば直ちに障害発生(送信アラ−ム状態)と
判断して電波の送信を停止する。
【0013】以上から、送信電力モニタ信号PWMを取
り込むためのポ−リング信号が自局のタイムスロットに
非同期で発生しても、自局の送信期間以外の期間に発生
するポ−リング信号を他と区別し、このポ−リング信号
発生時の送信電力モニタ信号のレベルを判別して障害発
生を検出するようにしたから、従来のようにM回サンプ
リングして多数決判定する必要がなく、障害が発生すれ
ば直ちに検出することができる。
り込むためのポ−リング信号が自局のタイムスロットに
非同期で発生しても、自局の送信期間以外の期間に発生
するポ−リング信号を他と区別し、このポ−リング信号
発生時の送信電力モニタ信号のレベルを判別して障害発
生を検出するようにしたから、従来のようにM回サンプ
リングして多数決判定する必要がなく、障害が発生すれ
ば直ちに検出することができる。
【0014】
【実施例】全体の構成 図2は本発明のTDMA送信機の構成図、図3はそのタ
イムチャ−トである。
イムチャ−トである。
【0015】図2において、11はデータ端末で、例え
ば音声を符号化して出力する音声符号器、12はマイコ
ン構成の制御部であり、制御ソフトウェアに従って自局
のタイムスロットを指定するためのタイムスロット指定
信号TSIを出力すると共に、自局のタイムスロットと
非同期にポ−リング信号PLSを発生し、後述する送信
電力モニタ信号を取り込んで送信アラ−ム識別制御を行
う。
ば音声を符号化して出力する音声符号器、12はマイコ
ン構成の制御部であり、制御ソフトウェアに従って自局
のタイムスロットを指定するためのタイムスロット指定
信号TSIを出力すると共に、自局のタイムスロットと
非同期にポ−リング信号PLSを発生し、後述する送信
電力モニタ信号を取り込んで送信アラ−ム識別制御を行
う。
【0016】13はタイムスロット指定信号TSIに基
づき自局の送信期間を示すバ−ストゲ−ト信号BGTを
発生すると共に、送信データを時間軸上で圧縮し、該圧
縮データに制御信号やプリンアブルを多重化してなるバ
−スト信号を出力するTDMA制御回路、14はバ−ス
トゲ−ト信号BGTがハイレベルの期間のみ、TDMA
制御回路13から入力されたバ−スト信号で搬送波を変
調(例えば4相位相変調)するバ−スト変調器、15は
バ−スト変調信号(送信バ−スト)BSDを増幅する電
力増幅器、16は電力増幅器の出力を検波し、検波出力
と設定値の大小を比較して送信電力モニタ信号PWMを
出力する送信電力モニタ回路、17は送信電力モニタ信
号PWMのレベルを所定のタイミングでラッチするラッ
チ回路、18は自局の送信期間(タイムスロット)以外
の期間に発生するポ−リング信号を他と区別し、該ポ−
リング信号発生時点を送信電力モニタ信号のサンプル時
刻としてクロック信号CLKを発生するサンプル時刻生
成回路、19は電力増幅器15の出力を電波により送信
するアンテナである。
づき自局の送信期間を示すバ−ストゲ−ト信号BGTを
発生すると共に、送信データを時間軸上で圧縮し、該圧
縮データに制御信号やプリンアブルを多重化してなるバ
−スト信号を出力するTDMA制御回路、14はバ−ス
トゲ−ト信号BGTがハイレベルの期間のみ、TDMA
制御回路13から入力されたバ−スト信号で搬送波を変
調(例えば4相位相変調)するバ−スト変調器、15は
バ−スト変調信号(送信バ−スト)BSDを増幅する電
力増幅器、16は電力増幅器の出力を検波し、検波出力
と設定値の大小を比較して送信電力モニタ信号PWMを
出力する送信電力モニタ回路、17は送信電力モニタ信
号PWMのレベルを所定のタイミングでラッチするラッ
チ回路、18は自局の送信期間(タイムスロット)以外
の期間に発生するポ−リング信号を他と区別し、該ポ−
リング信号発生時点を送信電力モニタ信号のサンプル時
刻としてクロック信号CLKを発生するサンプル時刻生
成回路、19は電力増幅器15の出力を電波により送信
するアンテナである。
【0017】送信電力モニタ回路(図4参照) 送信電力モニタ回路16はダイオ−ド検波器16aとコ
ンパレ−タ16bを備えている。ダイオ−ド検波器16
aは電力増幅器15の出力BSD′を検波してその包絡
線EVSを抽出し、コンパレ−タ16bは包絡線信号す
なわち検波出力Vdと設定値Vsの大小を比較し、Vd≧
Vsの時(電波送出中)ハイレベル、Vd<Vsの時ロ−
レベルの送信電力モニタ信号PWMを出力する。尚、設
定値Vsは送信電力制御量に応じて可変するように構成
する。
ンパレ−タ16bを備えている。ダイオ−ド検波器16
aは電力増幅器15の出力BSD′を検波してその包絡
線EVSを抽出し、コンパレ−タ16bは包絡線信号す
なわち検波出力Vdと設定値Vsの大小を比較し、Vd≧
Vsの時(電波送出中)ハイレベル、Vd<Vsの時ロ−
レベルの送信電力モニタ信号PWMを出力する。尚、設
定値Vsは送信電力制御量に応じて可変するように構成
する。
【0018】サンプル時刻生成回路 サンプル時刻生成回路18は、TDMA制御回路13か
ら出力されるバ−ストゲ−ト信号GTSを反転するノッ
トゲ−ト18aと、反転出力と制御部12から出力され
るポ−リング信号PLSの論理積を演算するアンドゲ−
ト18bを備え、自局の送信期間以外の期間に発生する
ポ−リング信号を他と区別し、該ポ−リング信号をラッ
チ回路17のクロック信号CLKとして発生する。
ら出力されるバ−ストゲ−ト信号GTSを反転するノッ
トゲ−ト18aと、反転出力と制御部12から出力され
るポ−リング信号PLSの論理積を演算するアンドゲ−
ト18bを備え、自局の送信期間以外の期間に発生する
ポ−リング信号を他と区別し、該ポ−リング信号をラッ
チ回路17のクロック信号CLKとして発生する。
【0019】全体の動作 TDMA制御回路13は制御部12から入力されるタイ
ムスロット指定信号TSIに基づき自局の送信期間を示
すバ−ストゲ−ト信号GTSを発生すると共に、音声符
号器11から入力された音声符号データを時間軸上で圧
縮し、該圧縮データに制御信号やプリンアブルを合成し
てバ−スト変調器14に出力する。
ムスロット指定信号TSIに基づき自局の送信期間を示
すバ−ストゲ−ト信号GTSを発生すると共に、音声符
号器11から入力された音声符号データを時間軸上で圧
縮し、該圧縮データに制御信号やプリンアブルを合成し
てバ−スト変調器14に出力する。
【0020】バ−スト変調器14は、バ−ストゲ−ト信
号BGTがハイレベルの期間のみ、TDMA制御回路1
3から入力されたバ−スト信号で搬送波を4相位相変調
して電力増幅器15に出力し、電力増幅器15はバ−ス
トゲ−ト信号BGTがハイレベルの期間のみバ−スト変
調器から入力されるバ−スト変調信号(送信バ−スト)
BSDを増幅して出力し、アンテナ19は電力増幅器出
力BSD′を電波で送信する。
号BGTがハイレベルの期間のみ、TDMA制御回路1
3から入力されたバ−スト信号で搬送波を4相位相変調
して電力増幅器15に出力し、電力増幅器15はバ−ス
トゲ−ト信号BGTがハイレベルの期間のみバ−スト変
調器から入力されるバ−スト変調信号(送信バ−スト)
BSDを増幅して出力し、アンテナ19は電力増幅器出
力BSD′を電波で送信する。
【0021】以上と並行して、送信電力モニタ回路16
は電力増幅器出力の一部を検波し、検波出力Vdと設定
値Vsの大小を比較し、Vd≧Vs(送信中)の時ハイレ
ベル、Vd<Vsの時ロ−レベルの送信電力モニタ信号P
WMを出力する。
は電力増幅器出力の一部を検波し、検波出力Vdと設定
値Vsの大小を比較し、Vd≧Vs(送信中)の時ハイレ
ベル、Vd<Vsの時ロ−レベルの送信電力モニタ信号P
WMを出力する。
【0022】制御部12は送信電力モニタ信号PWMを
取り込むためのポ−リング信号PLSを自局のタイムス
ロットと非同期で出力し、サンプル時刻生成回路18は
バ−ストゲ−ト信号BGTを用いて自局の送信期間以外
の期間に発生するポ−リング信号PLSを他と区別し、
該ポ−リング信号をラッチ回路17のクロック信号CL
Kとして発生する。従って、クロック信号CLKが発生
すれば、その時点(送信オフ時)における送信電力モニ
タ信号PWMのレベルが送信状態を示す信号(送信状態
信号)SDCとしてラッチ回路17にラッチされる。
取り込むためのポ−リング信号PLSを自局のタイムス
ロットと非同期で出力し、サンプル時刻生成回路18は
バ−ストゲ−ト信号BGTを用いて自局の送信期間以外
の期間に発生するポ−リング信号PLSを他と区別し、
該ポ−リング信号をラッチ回路17のクロック信号CL
Kとして発生する。従って、クロック信号CLKが発生
すれば、その時点(送信オフ時)における送信電力モニ
タ信号PWMのレベルが送信状態を示す信号(送信状態
信号)SDCとしてラッチ回路17にラッチされる。
【0023】ついで、制御部12はラッチ回路17より
送信状態信号SDCを取り込むと共に、クリア信号LC
Lを出力してラッチ回路をクリアし、しかる後、送信状
態信号SDCのレベルをチェックし、ハイレベルであれ
ば直ちに障害発生(送信アラ−ム状態)と判断して電波
の送信停止制御を実行する。
送信状態信号SDCを取り込むと共に、クリア信号LC
Lを出力してラッチ回路をクリアし、しかる後、送信状
態信号SDCのレベルをチェックし、ハイレベルであれ
ば直ちに障害発生(送信アラ−ム状態)と判断して電波
の送信停止制御を実行する。
【0024】以上により、TDMA送信機が本来送信オ
フになっている期間における送信電力モニタ信号を検出
することができ、従来のようにM回サンプリングして多
数決判定する必要がなく、障害が発生すれば直ちに検出
することができる。
フになっている期間における送信電力モニタ信号を検出
することができ、従来のようにM回サンプリングして多
数決判定する必要がなく、障害が発生すれば直ちに検出
することができる。
【0025】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
【0026】
【発明の効果】以上本発明によれば、送信電力モニタ信
号を取り込むためのポ−リング信号が自局のタイムスロ
ットと非同期で発生しても、自局の送信期間以外の期間
に発生するポ−リング信号を他と区別し、このポ−リン
グ信号発生時の送信電力モニタ信号のレベルを判別して
障害発生を検出するように構成したから、従来のように
M回サンプリングして多数決判定する必要がなく、障害
が発生すれば短時間で検出することができ、この結果、
障害発生により他の加入者に干渉妨害を与えることがな
い。
号を取り込むためのポ−リング信号が自局のタイムスロ
ットと非同期で発生しても、自局の送信期間以外の期間
に発生するポ−リング信号を他と区別し、このポ−リン
グ信号発生時の送信電力モニタ信号のレベルを判別して
障害発生を検出するように構成したから、従来のように
M回サンプリングして多数決判定する必要がなく、障害
が発生すれば短時間で検出することができ、この結果、
障害発生により他の加入者に干渉妨害を与えることがな
い。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明のTDMA送信機の構成図である。
【図3】本発明の動作を説明するためのタイムチャ−ト
である。
である。
【図4】本発明の送信電力モニタ回路の動作を説明する
ための各部波形図である。
ための各部波形図である。
【図5】従来のTDMA送信機の構成図である。
【図6】従来の動作を説明するためのタイムチャ−トで
ある。
ある。
12・・制御部、 13・・TDMA制御回路、 14・・バ−スト変調器、 15・・電力増幅器、 16・・送信電力モニタ回路、 17・・ラッチ回路、 18・・サンプル時刻生成回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 自局に割り当てられたタイムスロットに
おいて送信データをバ−スト変調して送信するTDMA
送信機において、 バ−スト変調信号を増幅する電力増幅器の出力を検波
し、検波出力と設定値の大小を比較して送信電力モニタ
信号を出力する送信電力モニタ回路と、 タイムスロット指定信号を出力すると共に送信電力モニ
タ信号を取り込むためのポ−リング信号を出力する制御
部と、 タイムスロット指定信号に基づき自局の送信期間を示す
バ−ストゲ−ト信号を発生するTDMA制御回路と、 バ−ストゲ−ト信号に基づいて自局の送信期間以外の期
間に発生するポ−リング信号を他と区別し、該ポ−リン
グ信号発生時点を送信電力モニタ信号のサンプル時刻と
するサンプル時刻生成回路を備え、 制御部は、サンプル時刻における送信電力モニタ信号の
レベルに基づいて送信アラ−ム状態か否かを識別するこ
とを特徴とするTDMA送信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17924891A JPH0530057A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | Tdma送信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17924891A JPH0530057A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | Tdma送信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530057A true JPH0530057A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16062530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17924891A Withdrawn JPH0530057A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | Tdma送信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530057A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108107787A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-06-01 | 大连函量科技发展有限公司 | 一种电源监控装置 |
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1991
- 1991-07-19 JP JP17924891A patent/JPH0530057A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108107787A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-06-01 | 大连函量科技发展有限公司 | 一种电源监控装置 |
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