JPH05300483A - 文字放送受信装置 - Google Patents
文字放送受信装置Info
- Publication number
- JPH05300483A JPH05300483A JP4129507A JP12950792A JPH05300483A JP H05300483 A JPH05300483 A JP H05300483A JP 4129507 A JP4129507 A JP 4129507A JP 12950792 A JP12950792 A JP 12950792A JP H05300483 A JPH05300483 A JP H05300483A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、ローカル文字放送の受信成功率
の向上を図れるようにすることを目的とする。 【構成】 電界強度検出回路１９によりローカル文字放
送番組の電波を検出し、検出したローカル文字放送番組
が番組情報メモリ１３に予め記憶されていれば、当該ロ
ーカル文字放送番組を優先的に受信すべく電界強度検出
回路１９から文字放送番組選択手段１２に受信指令を与
えて、文字放送番組選択手段１２により選局手段１及び
文字デコーダ１４を制御するものである。 【効果】 従って、当該ローカル文字放送番組を他の文
字放送番組に優先して受信することができ、特にチュー
ナを予めセットしておく必要もなく、従来に比べてロー
カル文字放送の受信成功率の向上を図ることができる。
の向上を図れるようにすることを目的とする。 【構成】 電界強度検出回路１９によりローカル文字放
送番組の電波を検出し、検出したローカル文字放送番組
が番組情報メモリ１３に予め記憶されていれば、当該ロ
ーカル文字放送番組を優先的に受信すべく電界強度検出
回路１９から文字放送番組選択手段１２に受信指令を与
えて、文字放送番組選択手段１２により選局手段１及び
文字デコーダ１４を制御するものである。 【効果】 従って、当該ローカル文字放送番組を他の文
字放送番組に優先して受信することができ、特にチュー
ナを予めセットしておく必要もなく、従来に比べてロー
カル文字放送の受信成功率の向上を図ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の移動体に
搭載された文字放送受信装置に関する。
搭載された文字放送受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の文字放送受信装置は図３に示すよ
うに構成されている。
うに構成されている。
【０００３】即ち、図３に示すように、選局手段１によ
り選局されたチャンネルのテレビジョン信号がアンテナ
２を介してチューナ３により受信され、映像中間周波増
幅回路４により映像中間周波信号が増幅されたのち、映
像検波回路５により映像中間周波信号が復調されて映像
信号が取り出されると共に、映像中間周波増幅回路４に
よって分離された音声信号が音声検波回路６により復調
される。
り選局されたチャンネルのテレビジョン信号がアンテナ
２を介してチューナ３により受信され、映像中間周波増
幅回路４により映像中間周波信号が増幅されたのち、映
像検波回路５により映像中間周波信号が復調されて映像
信号が取り出されると共に、映像中間周波増幅回路４に
よって分離された音声信号が音声検波回路６により復調
される。
【０００４】そして、表示切換手段７がテレビ画面側に
切り換えられていると、映像検波回路５の出力は表示切
換手段７を介して信号処理回路８に入力されて信号処理
回路８により同期信号が分離抽出され、映像信号と分離
された同期信号とが表示回路９に入力され、これらの信
号に基づき表示回路９によりテレビ受像管（以下ＣＲＴ
という）１０の電子ビームが走査されてＣＲＴ１０の画
面上に画像が表示されると共に、音声検波回路６により
復調された音声信号が表示切換手段７を介してスピーカ
１１に入力され、スピーカ１１から再生音声が出力され
る。
切り換えられていると、映像検波回路５の出力は表示切
換手段７を介して信号処理回路８に入力されて信号処理
回路８により同期信号が分離抽出され、映像信号と分離
された同期信号とが表示回路９に入力され、これらの信
号に基づき表示回路９によりテレビ受像管（以下ＣＲＴ
という）１０の電子ビームが走査されてＣＲＴ１０の画
面上に画像が表示されると共に、音声検波回路６により
復調された音声信号が表示切換手段７を介してスピーカ
１１に入力され、スピーカ１１から再生音声が出力され
る。
【０００５】ところで、文字放送はすでに周知のよう
に、映像信号の時間的すき間である垂直帰線消去期間の
複数走査線のうち数本の走査線を利用して行われ、これ
らの走査線にデジタル信号の形で文字放送信号が多重さ
れ、放送局側では数ページからなる番組を１ページ当り
２０秒程度の時間間隔で反復して送り出しながら、最新
情報が入り次第その情報を差し替え、受信側では目的の
番組を同様の時間間隔でアクセスできるようになってお
り、現在各テレビ放送局それぞれにより複数の文字放送
番組の提供サービスが行われ、このような文字放送は以
下のようにして受信再生される。
に、映像信号の時間的すき間である垂直帰線消去期間の
複数走査線のうち数本の走査線を利用して行われ、これ
らの走査線にデジタル信号の形で文字放送信号が多重さ
れ、放送局側では数ページからなる番組を１ページ当り
２０秒程度の時間間隔で反復して送り出しながら、最新
情報が入り次第その情報を差し替え、受信側では目的の
番組を同様の時間間隔でアクセスできるようになってお
り、現在各テレビ放送局それぞれにより複数の文字放送
番組の提供サービスが行われ、このような文字放送は以
下のようにして受信再生される。
【０００６】即ち、文字放送番組選択手段１２により所
定の文字放送番組が選択操作されると、選択された文字
放送番組の番組情報が番組情報メモリ１３に記憶され、
この番組情報メモリ１３に記憶された文字放送番組の放
送時に、文字放送番組選択手段１２により選局手段１が
制御されて当該文字放送番組の電波が受信され、上記し
た動作と同様にして映像検波回路５により文字放送信号
の多重された映像信号が復調され、文字情報画面側に切
り換えられている表示切換手段７を介して復調された映
像信号が文字デコーダ１４に入力される。
定の文字放送番組が選択操作されると、選択された文字
放送番組の番組情報が番組情報メモリ１３に記憶され、
この番組情報メモリ１３に記憶された文字放送番組の放
送時に、文字放送番組選択手段１２により選局手段１が
制御されて当該文字放送番組の電波が受信され、上記し
た動作と同様にして映像検波回路５により文字放送信号
の多重された映像信号が復調され、文字情報画面側に切
り換えられている表示切換手段７を介して復調された映
像信号が文字デコーダ１４に入力される。
【０００７】ところで、この文字デコーダ１４は当該文
字放送番組の放送時に動作すべく文字放送番組選択手段
１２により制御され、表示切換手段７を介して入力され
た映像信号に多重されている文字放送信号がデコードさ
れ、デコードされた文字情報データが表示切換手段７を
介して表示回路９に入力され、ＣＲＴ１０に文字情報が
表示され、必要に応じてデコードされた文字情報データ
が番組メモリ１５に記憶される。
字放送番組の放送時に動作すべく文字放送番組選択手段
１２により制御され、表示切換手段７を介して入力され
た映像信号に多重されている文字放送信号がデコードさ
れ、デコードされた文字情報データが表示切換手段７を
介して表示回路９に入力され、ＣＲＴ１０に文字情報が
表示され、必要に応じてデコードされた文字情報データ
が番組メモリ１５に記憶される。
【０００８】このとき、文字デコーダ１４によりデコー
ドされた情報のなかに音声情報がある場合には、表示切
換手段７，スピーカ１１を介して再生音声が出力され
る。
ドされた情報のなかに音声情報がある場合には、表示切
換手段７，スピーカ１１を介して再生音声が出力され
る。
【０００９】ところで、電波法規によれば所定レベル以
下の微弱電波であれば無許可で無線通信を行うことがで
きるとされているため、従来ローカル放送局によってこ
のような微弱電波による文字放送が限定されたローカル
エリアで行われており、この種のローカル文字放送番組
には限定領域の交通情報など自動車等の移動体向けのも
のも含まれている。
下の微弱電波であれば無許可で無線通信を行うことがで
きるとされているため、従来ローカル放送局によってこ
のような微弱電波による文字放送が限定されたローカル
エリアで行われており、この種のローカル文字放送番組
には限定領域の交通情報など自動車等の移動体向けのも
のも含まれている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなロ
ーカル文字放送は微弱電波を使用しているため、放送局
から離れると電波を受信できず、電波の受信可能範囲は
極めて制限されており、通常の文字放送に比べ受信は容
易ではない。
ーカル文字放送は微弱電波を使用しているため、放送局
から離れると電波を受信できず、電波の受信可能範囲は
極めて制限されており、通常の文字放送に比べ受信は容
易ではない。
【００１１】また、ローカル文字放送はその地域で使用
されていない空のテレビチャンネルを利用して行われる
ため、予めチューナ２をそのチャンネルに合わせておか
なければ受信できない。
されていない空のテレビチャンネルを利用して行われる
ため、予めチューナ２をそのチャンネルに合わせておか
なければ受信できない。
【００１２】そこでこの発明は、上記のような問題点を
解消するためになされたもので、ローカル文字放送の受
信成功率の向上を図れるようにすることを目的とする。
解消するためになされたもので、ローカル文字放送の受
信成功率の向上を図れるようにすることを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】この発明に係る文字放送
受信装置は、チューナ，選局手段，映像中間周波増幅回
路，映像検波回路，音声検波回路，映像信号と同期信号
の分離等を行う信号処理回路，テレビ受像管の偏向制御
を行う表示回路からなるテレビ受像回路と、選択された
文字放送番組を番組情報メモリに記憶させると共に前記
番組情報メモリに記憶された文字放送番組の放送時に当
該文字放送番組を受信するよう前記選局手段を制御する
文字放送番組選択手段と、テレビ画面又は文字情報画面
の切換操作により前記映像検波回路の出力と前記信号処
理回路の入力とをそれぞれ接続，切離する表示切換回路
と、前記選択された文字放送番組の放送時に前記文字放
送番組選択手段により制御され，前記映像検波回路によ
り検波された前記表示切換回路を介して入力される文字
放送信号をデコードする文字デコーダと、デコードされ
た文字情報データを記憶する番組メモリとを備え、移動
体に搭載された文字放送受信装置において、受信電波の
うちローカル放送局からのローカル文字放送番組の電波
を検出する電界強度検出回路を設け、前記電界強度検出
回路により検出された前記ローカル文字放送番組が前記
番組情報メモリに予め記憶された文字放送番組であれ
ば、当該ローカル文字放送番組を他の文字放送番組に優
先して受信すべく前記電界強度検出回路から前記文字放
送番組選択手段に受信指令を与えるようにしたことを特
徴としている。
受信装置は、チューナ，選局手段，映像中間周波増幅回
路，映像検波回路，音声検波回路，映像信号と同期信号
の分離等を行う信号処理回路，テレビ受像管の偏向制御
を行う表示回路からなるテレビ受像回路と、選択された
文字放送番組を番組情報メモリに記憶させると共に前記
番組情報メモリに記憶された文字放送番組の放送時に当
該文字放送番組を受信するよう前記選局手段を制御する
文字放送番組選択手段と、テレビ画面又は文字情報画面
の切換操作により前記映像検波回路の出力と前記信号処
理回路の入力とをそれぞれ接続，切離する表示切換回路
と、前記選択された文字放送番組の放送時に前記文字放
送番組選択手段により制御され，前記映像検波回路によ
り検波された前記表示切換回路を介して入力される文字
放送信号をデコードする文字デコーダと、デコードされ
た文字情報データを記憶する番組メモリとを備え、移動
体に搭載された文字放送受信装置において、受信電波の
うちローカル放送局からのローカル文字放送番組の電波
を検出する電界強度検出回路を設け、前記電界強度検出
回路により検出された前記ローカル文字放送番組が前記
番組情報メモリに予め記憶された文字放送番組であれ
ば、当該ローカル文字放送番組を他の文字放送番組に優
先して受信すべく前記電界強度検出回路から前記文字放
送番組選択手段に受信指令を与えるようにしたことを特
徴としている。
【００１４】
【作用】この発明においては、電界強度検出回路により
ローカル文字放送番組の電波が検出され、検出されたロ
ーカル文字放送番組が番組情報メモリに予め記憶された
文字放送番組であれば、当該ローカル文字放送番組を優
先的に受信すべく電界強度検出回路から文字放送番組選
択手段に受信指令が与えられるため、文字放送番組選択
手段により選局手段及び文字デコーダが制御され、当該
ローカル文字放送番組が他の文字放送番組に優先して受
信され、特にチューナを予めセットしておく必要もな
く、従来に比べてローカル文字放送の受信成功率が向上
する。
ローカル文字放送番組の電波が検出され、検出されたロ
ーカル文字放送番組が番組情報メモリに予め記憶された
文字放送番組であれば、当該ローカル文字放送番組を優
先的に受信すべく電界強度検出回路から文字放送番組選
択手段に受信指令が与えられるため、文字放送番組選択
手段により選局手段及び文字デコーダが制御され、当該
ローカル文字放送番組が他の文字放送番組に優先して受
信され、特にチューナを予めセットしておく必要もな
く、従来に比べてローカル文字放送の受信成功率が向上
する。
【００１５】
【実施例】図１はこの発明の文字放送受信装置の一実施
例のブロック図であり、図２はその動作説明用フローチ
ャートである。
例のブロック図であり、図２はその動作説明用フローチ
ャートである。
【００１６】図１において、図３と同一符号は同一若し
くは相当するものを示しており、図１と相違するのは、
表示回路９，ＣＲＴ１０間に切換手段としての切換スイ
ッチ１６を設け、この切換スイッチ１６の共通端子１６
ａを表示回路９の出力端子に接続すると共に、接続側端
子である第１端子１６ｂをＣＲＴ１０に接続し、切離側
端子である第２端子１６ｃを開放状態にし、表示回路
９，ＣＲＴ１０間を切換スイッチ１６により接続，切離
し、センサ等による自動車の測定車速から走行，停止を
検出する速度検出回路１７を設け、この速度検出回路１
７により、自動車の走行中に切換スイッチ１６を第２端
子１６ｃ側に切り換えると共に、オアゲート１８を介し
て文字放送番組選択手段１２に文字放送番組の受信指令
を与え、移動体の停止中に切換スイッチ１６を第１端子
１６ｂ側に切り換えるようにし、更にアンテナ２を介し
て受信した電波のうちローカル放送局からのローカル文
字放送番組の電波を検出する電界強度検出回路１９を設
け、この電界強度検出回路１９によるローカル文字放送
番組の電波の検出によりオアゲート１８を介して電界強
度検出回路１９から文字放送番組選択手段１２に受信指
令を与え、番組情報メモリ１３に当該ローカル文字放送
番組が記憶されていれば文字放送番組選択手段１２によ
る選局手段１の制御によって当該ローカル文字放送番組
の受信を優先的に行うようにしたことである。
くは相当するものを示しており、図１と相違するのは、
表示回路９，ＣＲＴ１０間に切換手段としての切換スイ
ッチ１６を設け、この切換スイッチ１６の共通端子１６
ａを表示回路９の出力端子に接続すると共に、接続側端
子である第１端子１６ｂをＣＲＴ１０に接続し、切離側
端子である第２端子１６ｃを開放状態にし、表示回路
９，ＣＲＴ１０間を切換スイッチ１６により接続，切離
し、センサ等による自動車の測定車速から走行，停止を
検出する速度検出回路１７を設け、この速度検出回路１
７により、自動車の走行中に切換スイッチ１６を第２端
子１６ｃ側に切り換えると共に、オアゲート１８を介し
て文字放送番組選択手段１２に文字放送番組の受信指令
を与え、移動体の停止中に切換スイッチ１６を第１端子
１６ｂ側に切り換えるようにし、更にアンテナ２を介し
て受信した電波のうちローカル放送局からのローカル文
字放送番組の電波を検出する電界強度検出回路１９を設
け、この電界強度検出回路１９によるローカル文字放送
番組の電波の検出によりオアゲート１８を介して電界強
度検出回路１９から文字放送番組選択手段１２に受信指
令を与え、番組情報メモリ１３に当該ローカル文字放送
番組が記憶されていれば文字放送番組選択手段１２によ
る選局手段１の制御によって当該ローカル文字放送番組
の受信を優先的に行うようにしたことである。
【００１７】そして、速度検出回路１７により自車が走
行中と判断されると、速度検出回路１７により切換スイ
ッチ１６が第２端子１６ｃ側に切り換えられて表示回路
９，ＣＲＴ１０間が切り離されると共に、速度検出回路
１７によりオアゲート１８を介して文字放送番組選択手
段１２に受信指令が与えられ、番組情報メモリ１３に記
憶された文字放送番組の放送があれば、文字放送番組選
択手段１２により選局手段１が制御されて当該文字放送
番組の電波が受信され、受信電波は映像中間周波増幅回
路４を経て映像検波回路５により復調される。
行中と判断されると、速度検出回路１７により切換スイ
ッチ１６が第２端子１６ｃ側に切り換えられて表示回路
９，ＣＲＴ１０間が切り離されると共に、速度検出回路
１７によりオアゲート１８を介して文字放送番組選択手
段１２に受信指令が与えられ、番組情報メモリ１３に記
憶された文字放送番組の放送があれば、文字放送番組選
択手段１２により選局手段１が制御されて当該文字放送
番組の電波が受信され、受信電波は映像中間周波増幅回
路４を経て映像検波回路５により復調される。
【００１８】このとき、文字放送番組を受信するために
表示切換手段７は文字情報画面側に切り換えられている
ため、映像検波回路５の出力は表示切換手段７を介して
文字デコーダ１４に入力され、文字デコーダ１４によっ
て文字放送信号がデコードされ、デコードされた文字情
報データが番組メモリ１５に記憶される。
表示切換手段７は文字情報画面側に切り換えられている
ため、映像検波回路５の出力は表示切換手段７を介して
文字デコーダ１４に入力され、文字デコーダ１４によっ
て文字放送信号がデコードされ、デコードされた文字情
報データが番組メモリ１５に記憶される。
【００１９】つぎに、速度検出回路１７により自車が停
止中と判断されると、速度検出回路１７により切換スイ
ッチ１６が第１端子１６ｂ側に切り換えられて表示回路
９，ＣＲＴ１０間が接続され、文字放送番組選択手段１
２により所望の文字放送番組の選択操作がなされたとき
に、選択された文字放送番組の文字情報データが番組メ
モリにあれば、番組メモリ１５に記憶された当該文字放
送番組の文字情報データがＣＲＴ１０に再生表示され、
番組メモリ１５になければ当該文字放送番組の通常の受
信が行われてＣＲＴ１０に表示される。
止中と判断されると、速度検出回路１７により切換スイ
ッチ１６が第１端子１６ｂ側に切り換えられて表示回路
９，ＣＲＴ１０間が接続され、文字放送番組選択手段１
２により所望の文字放送番組の選択操作がなされたとき
に、選択された文字放送番組の文字情報データが番組メ
モリにあれば、番組メモリ１５に記憶された当該文字放
送番組の文字情報データがＣＲＴ１０に再生表示され、
番組メモリ１５になければ当該文字放送番組の通常の受
信が行われてＣＲＴ１０に表示される。
【００２０】ところで、所定のローカル文字放送番組を
電界強度検出回路１９により検出した場合には、以下の
ような手順により受信制御が行われる。
電界強度検出回路１９により検出した場合には、以下の
ような手順により受信制御が行われる。
【００２１】即ち、図２に示すようにアンテナ２を介し
て電波が受信され（ステップＳ１）、受信された電波の
うち電界強度検出回路１９により所定強度以下の微弱電
波が検出されると、ローカル放送局によるローカル文字
放送番組が受信されたと判断され、当該ローカル文字放
送番組の受信により、オアゲート１８を介して電界強度
検出回路１９から文字放送番組選択手段１２に受信指令
が与えられ、番組情報メモリ１３に当該ローカル文字放
送番組が記憶されているか否かの判定がなされ（ステッ
プＳ２）、この判定結果がＹＥＳであれば、文字放送番
組選択手段１２により選局手段１及び文字デコーダ１４
が制御され、当該ローカル文字放送番組の受信処理が行
われ（ステップＳ３）、当該ローカル文字放送番組の文
字情報データがデコードされ、このとき自動車が走行中
であれば番組メモリ１５にデコードされた文字情報デー
タが蓄積され、停止中であればＣＲＴ１０にその文字情
報が表示される。
て電波が受信され（ステップＳ１）、受信された電波の
うち電界強度検出回路１９により所定強度以下の微弱電
波が検出されると、ローカル放送局によるローカル文字
放送番組が受信されたと判断され、当該ローカル文字放
送番組の受信により、オアゲート１８を介して電界強度
検出回路１９から文字放送番組選択手段１２に受信指令
が与えられ、番組情報メモリ１３に当該ローカル文字放
送番組が記憶されているか否かの判定がなされ（ステッ
プＳ２）、この判定結果がＹＥＳであれば、文字放送番
組選択手段１２により選局手段１及び文字デコーダ１４
が制御され、当該ローカル文字放送番組の受信処理が行
われ（ステップＳ３）、当該ローカル文字放送番組の文
字情報データがデコードされ、このとき自動車が走行中
であれば番組メモリ１５にデコードされた文字情報デー
タが蓄積され、停止中であればＣＲＴ１０にその文字情
報が表示される。
【００２２】一方、ステップＳ２の判定結果がＮＯであ
れば、上記した速度検出回路１７による走行中，停止中
の検出に応じた通常の受信処理が行われ（ステップＳ
４）、その後ステップＳ３の処理を経た後と共に動作が
終了する。
れば、上記した速度検出回路１７による走行中，停止中
の検出に応じた通常の受信処理が行われ（ステップＳ
４）、その後ステップＳ３の処理を経た後と共に動作が
終了する。
【００２３】従って、電界強度検出回路１９により番組
情報メモリ１３に予め記憶されたローカル文字放送番組
の電波が検出されると、当該ローカル文字放送番組が優
先的に受信されるため、従来のように当該ローカル文字
放送番組を受信する為に予めチューナをセットしておく
必要がなく、従来に比べて、ローカル文字放送の受信機
成功率の向上を図ることができる。
情報メモリ１３に予め記憶されたローカル文字放送番組
の電波が検出されると、当該ローカル文字放送番組が優
先的に受信されるため、従来のように当該ローカル文字
放送番組を受信する為に予めチューナをセットしておく
必要がなく、従来に比べて、ローカル文字放送の受信機
成功率の向上を図ることができる。
【００２４】なお、上記実施例では自動車に搭載した場
合について説明したが、自動車以外の電車等の他の移動
体に搭載する場合でも、この発明を同様に実施できるの
は言うまでもない。
合について説明したが、自動車以外の電車等の他の移動
体に搭載する場合でも、この発明を同様に実施できるの
は言うまでもない。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、この発明の文字放送受信
装置によれば、電界強度検出回路により検出されたロー
カル文字放送番組が番組情報メモリに予め記憶された文
字放送番組であれば、当該ローカル文字放送番組を優先
的に受信すべく電界強度検出回路から文字放送番組選択
手段に受信指令が与えられて、文字放送番組選択手段に
より選局手段及び文字デコーダが制御されるため、当該
ローカル文字放送番組を他の文字放送番組に優先して受
信することができ、特にチューナを予めセットしておく
必要もなく、従来に比べてローカル文字放送の受信成功
率を向上することができ、機能の優れた文字放送受信装
置の提供が可能になる。
装置によれば、電界強度検出回路により検出されたロー
カル文字放送番組が番組情報メモリに予め記憶された文
字放送番組であれば、当該ローカル文字放送番組を優先
的に受信すべく電界強度検出回路から文字放送番組選択
手段に受信指令が与えられて、文字放送番組選択手段に
より選局手段及び文字デコーダが制御されるため、当該
ローカル文字放送番組を他の文字放送番組に優先して受
信することができ、特にチューナを予めセットしておく
必要もなく、従来に比べてローカル文字放送の受信成功
率を向上することができ、機能の優れた文字放送受信装
置の提供が可能になる。
【図１】この発明の文字放送受信装置のブロック図であ
る。
る。
【図２】図１の動作説明図である。
【図３】従来の文字放送受信装置のブロック図である。
１ 選局手段 ２ チューナ ４ 映像中間周波回路 ５ 映像検波回路 ６ 音声検波回路 ７ 表示切換手段 ８ 信号処理回路 ９ 表示回路 １０ ＣＲＴ １２ 文字放送番組選択手段 １３ 番組情報メモリ １４ 文字デコーダ １５ 番組メモリ １９ 電界強度検出回路
Claims (1)
- 【請求項１】 チューナ，選局手段，映像中間周波増幅
回路，映像検波回路，音声検波回路，映像信号と同期信
号の分離等を行う信号処理回路，テレビ受像管の偏向制
御を行う表示回路からなるテレビ受像回路と、選択され
た文字放送番組を番組情報メモリに記憶させると共に前
記番組情報メモリに記憶された文字放送番組の放送時に
当該文字放送番組を受信するよう前記選局手段を制御す
る文字放送番組選択手段と、テレビ画面又は文字情報画
面の切換操作により前記映像検波回路の出力と前記信号
処理回路の入力とをそれぞれ接続，切離する表示切換回
路と、前記選択された文字放送番組の放送時に前記文字
放送番組選択手段により制御され，前記映像検波回路に
より検波され前記表示切換回路を介して入力される文字
放送信号をデコードする文字デコーダと、デコードされ
た文字情報データを記憶する番組メモリとを備え、移動
体に搭載された文字放送受信装置において、 受信電波のうちローカル放送局からのローカル文字放送
番組の電波を検出する電界強度検出回路を設け、前記電
界強度検出回路により検出された前記ローカル文字放送
番組が前記番組情報メモリに予め記憶された文字放送番
組であれば、当該ローカル文字放送番組を他の文字放送
番組に優先して受信すべく前記電界強度検出回路から前
記文字放送番組選択手段に受信指令を与えるようにした
ことを特徴とする文字放送受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4129507A JPH05300483A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 文字放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4129507A JPH05300483A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 文字放送受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05300483A true JPH05300483A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=15011202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4129507A Pending JPH05300483A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 文字放送受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05300483A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008263273A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Alpine Electronics Inc | ラジオ受信機及びラジオ受信方法 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP4129507A patent/JPH05300483A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008263273A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Alpine Electronics Inc | ラジオ受信機及びラジオ受信方法 |
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