JPH0530003Y2 - - Google Patents

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JPH0530003Y2
JPH0530003Y2 JP19580887U JP19580887U JPH0530003Y2 JP H0530003 Y2 JPH0530003 Y2 JP H0530003Y2 JP 19580887 U JP19580887 U JP 19580887U JP 19580887 U JP19580887 U JP 19580887U JP H0530003 Y2 JPH0530003 Y2 JP H0530003Y2
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pallet
elastic
rail
rails
drive
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば機械式駐車場に使用される貨
物搬送用パレツトに関するものである。
[従来技術] 現在、機械式駐車場の駐車操作方式として、平
面操作式が考えられている。この方式は自動車が
搭載されたパレツトをレールや溝を利用して前後
あるいは左右に移動させるものである。
かかる機械式駐車場は、鋼製の駆動ローラを地
上側に配設し、鋼製のレールをパレツト側に装着
している。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、上述のような従来技術においては、レ
ールと駆動ローラとが鋼製である為、パレツト走
行移動時の騒音が大きく、特に、レール継目が駆
動ローラ上を通過する際には、衝撃音と振動とが
特に甚だしい。そして、ベアリング等の構成部品
が、前記衝撃、振動により寿命を早く縮め、部品
交換による操業効率の低下及び消耗品の交換が多
くなり、設備維持の費用が高くなる。
しかも、レールと駆動ローラとが鋼製であるが
ために摩擦係数が低くなつて、パレツトの加減速
時にスリツプが発生し、パレツトの加減速制御を
行うことが極めて困難となつており、搬送能率向
上の妨げとなつていた。
そこで、上記欠点を解消するために、床面に装
着された鋼製の駆動ローラをゴムタイヤ等の弾性
体車輪にして、振動、衝撃音を吸収し、かつ、摩
擦係数を高めてレールとのスリツプを防ぐものが
考えられるが、屋外に設置される場合には、駆動
ローラが、雨水や直射日光に直接触れるので劣化
しやすいのと、パレツトのレール継目が、ローラ
上を通過する際にレールの角が弾性体(タイヤ)
に当たり弾性体を傷付けることになる。
さらにまた、パレツトの走行移動をスムーズに
行う為には、夫々の駆動ローラ上面を一定に保つ
必要があるが、乗降部付近の駆動ローラは使用頻
度が多いので、他の駆動ローラより早く弾性体が
摩耗し、駆動ローラ交換時期を早くする必要があ
る。従つて、駆動ローラを交換する為に、駆動装
置を分解し、交換そして再組立てして調整する必
要があり、作業時間が多くかかる。しかも、乗降
部駆動ローラの交換の際には、駐車場は使用不能
となるので操業効率の低下は免れない。
[問題を解決するための手段] そこで本考案は、従来装置の問題点を解消する
ために考案されたもので、床面上に行列して配置
された駆動ローラの上を移動するようにした貨物
搬送用パレツトにおいて、パレツト本体の下面
に、前記駆動ローラに当接すると共に走行方向に
沿つて設けられた弾性レールを着脱自在に装着し
たものである。
[実施例] 以下、本願考案の一実施例を第1図乃至第4図
より説明する。
1は自動車等を載置して搬送する搬送用のパレ
ツト本体で、該パレツト本体1の裏面には、弾性
レール3を固定支持するレール支持フレーム2が
搬送方向に沿つて縦・横に複数列突設され、これ
らレール支持フレーム2の各交叉部に、円板4が
回転自在に取付けられ、前記円板4の下面には弾
性レール6を固定支持するレール支持フレーム5
が突設されている。
弾性レール3,6は、鋼製のレール基板3′,
6′の片面に弾性体3″,6″(例えばウレタンゴ
ムのような、大きな荷重負荷能力、優れた弾性、
耐摩耗性、耐候性に優れたもの)を焼付け接着し
たものであり、レール支持フレーム2,5の下端
面にボルト7で着脱自在に固定支持されている。
そして、貨物搬送用パレツトAは、前記パレツ
ト本体1とレール支持フレーム2,5と弾性レー
ル3,6と円板4とから構成される。
床面には貨物搬送用パレツトを支持し、かつ、
駆動する駆動装置13が前記円板4に相当する位
置に設置されている。これらの駆動装置13は床
面に水平回転自在に取付けられており、夫々が連
結ロツド14で連結されている。
そして、一つの駆動装置13には該駆動装置1
3を回転させるシリンダ15が設けられている。
また、夫々の駆動装置13には弾性レール3,6
を支持し、かつ、パレツトを移動させる駆動ロー
ラ9が軸支され、モータにより駆動し回転するよ
うになつていると共に、弾性レール3,6を側面
から挟むように4個のサイドローラ16が設けら
れている。このサイドローラ16は駆動ローラ9
上をパレツトが移動する際に、該駆動ローラ9上
からパレツトが逸脱するのを防止すると共に、駆
動ローラ9上に円板4が位置した際、該円板4を
回転させる役目もある。尚、円板4を回転させる
には、前記シリンダ15を伸縮させて駆動装置1
3を回転させればよい。
[作用] 貨物搬送用パレツトAが第1図のような状態か
ら左右方向へ移動して、次の駆動ローラ9に乗り
移つても、レールが弾性レール3,6なので衝撃
音とか振動等が少ない。また、弾性レール3,6
はレール支持フレーム2,5にボルト7等で着脱
自在に取付けされているので、摩耗すれば簡単に
取替えることができる。
本実施例は平面操作方式の機械式駐車場に用い
られる搬送用パレツトであるが、本考案はこれに
限定されることなく、コンテナ、材料等を搬送す
るパレツトとして応用することもできる。尚、弾
性レール3,6の長手方向端部では、該端部が駆
動ローラ9上を通過する際、他の部分に比べて荷
重の応力集中が予想され、弾性体3″,6″がレー
ル基板3′,6′からはがれることも考えられるの
で、弾性レール3,6の端部を第5図及び第6図
のような細工をするようにしても良い。
弾性体3″,6″の下面側から皿ネジ10をレー
ル基板3′,6′にネジ込んでおく。弾性体3″,
6″の長手方向側端面に穴11を設け、該穴11
に係合片12の1端を挿入し、他端をレール基板
3′,6′に固定しておく。第6図では係合片12
が手前側だけのようにみえるが前後に設けられて
いる。
[考案の効果] 本考案は以上のような構成になつているので、 (1) 弾性レールが雨水や直射日光に直接触れるこ
とがないので、環境条件等による弾性体の劣化
を減少させることができる。
(2) レールが弾性レールなので、パレツト移動時
の衝撃音等が減少すると共に、駆動ローラ等に
設けられているベアリングなどの寿命が長くな
る。
(3) 弾性レールをパレツト側に設けているので、
特定のパレツトに装着された弾性レールが集中
して摩耗することはない。
(4) 弾性レールが摩耗すればパレツトごと搬送路
から取出し、別の場所で弾性レールの交換を行
うことができるので、駐車場が長期間使用不能
となるようなことはない。
…等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の貨物搬送用パレツト及び駆動
装置の正面図、第2図は貨物搬送用パレツトの使
用状態を示す平面図、第3図は第1図の断面拡
大図、第4図は第3図の断面図、第5図及び第
6図は弾性レール長手方向端部の別実施例図を示
す。 A……貨物搬送用パレツト、1……パレツト本
体、3,6……弾性レール、駆動ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面上に行列して配置された駆動ローラの上を
    移動するようにした貨物搬送用パレツトにおい
    て、パレツト本体の下面に、前記駆動ローラに接
    当すると共に走行方向に沿つて設けられた弾性レ
    ールを着脱自在に装着したことを特徴とする貨物
    搬送用パレツト。
JP19580887U 1987-12-25 1987-12-25 Expired - Lifetime JPH0530003Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19580887U JPH0530003Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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JP19580887U JPH0530003Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01103608U JPH01103608U (ja) 1989-07-13
JPH0530003Y2 true JPH0530003Y2 (ja) 1993-07-30

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ID=31486464

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JPH01103608U (ja) 1989-07-13

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