JPH05299931A - 電波吸収体 - Google Patents
電波吸収体Info
- Publication number
- JPH05299931A JPH05299931A JP8126692A JP8126692A JPH05299931A JP H05299931 A JPH05299931 A JP H05299931A JP 8126692 A JP8126692 A JP 8126692A JP 8126692 A JP8126692 A JP 8126692A JP H05299931 A JPH05299931 A JP H05299931A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radio wave
- thin film
- absorbing body
- spiral
- feeding point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】軽くて薄く、かつフレキシブルな電波吸収体の
提供。 【構成】フレキシブル薄膜基板１と、その表面にプリン
ト形成によって配列された複数のスパイラルアンテナ２
と、複数のスパイラルアンテナ２の各給電点４に接続さ
れている薄膜終端抵抗３とを設けて成る。これにより、
到来した電波をスパイラルアンテナ２が吸収し、スパイ
ラルアンテナ２の給電点４に接続されている薄膜終端抵
抗３が吸収した電波を終端する。
提供。 【構成】フレキシブル薄膜基板１と、その表面にプリン
ト形成によって配列された複数のスパイラルアンテナ２
と、複数のスパイラルアンテナ２の各給電点４に接続さ
れている薄膜終端抵抗３とを設けて成る。これにより、
到来した電波をスパイラルアンテナ２が吸収し、スパイ
ラルアンテナ２の給電点４に接続されている薄膜終端抵
抗３が吸収した電波を終端する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電波吸収体に関し特に、
薄く，軽く，かつフレキシブルな構造を持つ電波吸収体
に関する。
薄く，軽く，かつフレキシブルな構造を持つ電波吸収体
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電波吸収体には、ポリウレタンフ
ォームにカーボンを含浸させたものや、フェライトを用
いたものがある。
ォームにカーボンを含浸させたものや、フェライトを用
いたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電波吸収体
のうち、ポリウレタンフォームタイプは、周波数Ｓ帯用
で厚さ約２０ｍｍ，重約２．５ｋｇ／ｍ2 である。また
フェライトタイプは、周波数帯用で厚さ約１０ｍｍ，重
さ約３６ｋｇ／ｍ2 で、ポリウレタンフォームタイプ
は、重量は軽くフレキシブル性があるものの厚さが大
で、一方フェライトタイプは、薄いが重量が重く、ゴム
フェライトタイプでもフレキシブル性があまりないとい
う問題点があった。
のうち、ポリウレタンフォームタイプは、周波数Ｓ帯用
で厚さ約２０ｍｍ，重約２．５ｋｇ／ｍ2 である。また
フェライトタイプは、周波数帯用で厚さ約１０ｍｍ，重
さ約３６ｋｇ／ｍ2 で、ポリウレタンフォームタイプ
は、重量は軽くフレキシブル性があるものの厚さが大
で、一方フェライトタイプは、薄いが重量が重く、ゴム
フェライトタイプでもフレキシブル性があまりないとい
う問題点があった。
【０００４】本発明の目的は上述した問題点を解決し、
軽くて薄く、かつフレキシブルな電波吸収体を提供する
ことにある。
軽くて薄く、かつフレキシブルな電波吸収体を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の電波吸収体は、
フレキシブルな薄膜基板の表面の少なくとも一面に複数
のスパイラルアンテナを配列し、かつ前記複数のスパイ
ラルアンテナのそれぞれの給電点に薄膜終端抵抗を配設
した構成を有する。
フレキシブルな薄膜基板の表面の少なくとも一面に複数
のスパイラルアンテナを配列し、かつ前記複数のスパイ
ラルアンテナのそれぞれの給電点に薄膜終端抵抗を配設
した構成を有する。
【０００６】また本発明の電波吸収体は、前記複数のス
パイラルアンテナが、前記薄膜基板の表面にプリントに
よって形成した構成を有する。
パイラルアンテナが、前記薄膜基板の表面にプリントに
よって形成した構成を有する。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は、本発明の一実施例の電波吸収体の平面図で
ある。本実施例の電波吸収体は、フレキシブル薄膜基板
１の表面にプリント形成したスパイラルアンテナ２が複
数個配列されており、スパイラルアンテナ２の給電点４
に薄膜終端抵抗３が接続された構成を有する。
る。図１は、本発明の一実施例の電波吸収体の平面図で
ある。本実施例の電波吸収体は、フレキシブル薄膜基板
１の表面にプリント形成したスパイラルアンテナ２が複
数個配列されており、スパイラルアンテナ２の給電点４
に薄膜終端抵抗３が接続された構成を有する。
【０００８】次に、本実施例の動作について説明する。
本電波吸収体に電波が到来すると、各スパイラルアンテ
ナ２が到来電波を吸収し、吸収された電力は給電点４ま
で伝送され、給電点４に接続されている薄膜終端抵抗３
で終端され、到来電波を吸収する。
本電波吸収体に電波が到来すると、各スパイラルアンテ
ナ２が到来電波を吸収し、吸収された電力は給電点４ま
で伝送され、給電点４に接続されている薄膜終端抵抗３
で終端され、到来電波を吸収する。
【０００９】到来電波を効率良く吸収するため、スパイ
ラルアンテナ２の配列は、一般のアレイアンテナの素子
配列と同様な設計手法で配列すれば良く、本実施例では
三角配列法を用いている。
ラルアンテナ２の配列は、一般のアレイアンテナの素子
配列と同様な設計手法で配列すれば良く、本実施例では
三角配列法を用いている。
【００１０】本電波吸収体は、スパイラルアンテナを用
いているので、任意の直線偏波および電波吸収体の表裏
を利用すれば、右旋と左旋の円偏波など多様な偏波の電
波の吸収が可能となる。
いているので、任意の直線偏波および電波吸収体の表裏
を利用すれば、右旋と左旋の円偏波など多様な偏波の電
波の吸収が可能となる。
【００１１】また、スパイラルアンテナの周波数帯域は
９００％以上あり、広帯域な電波吸収体として用いるこ
とができる。
９００％以上あり、広帯域な電波吸収体として用いるこ
とができる。
【００１２】更に、電波吸収体の耐電力性を向上させる
には、薄膜終端抵抗の耐電力性を向上させれば良い。
には、薄膜終端抵抗の耐電力性を向上させれば良い。
【００１３】本電波吸収体は、フレキシブルな薄膜基板
にプリントしたスパイラルアンテナと薄膜終端抵抗器を
用いているため、従来のポリウレタンフォームタイプよ
り軽く、フレキシブル性があり、かつフェライトタイプ
よりも薄く構成することが可能である。
にプリントしたスパイラルアンテナと薄膜終端抵抗器を
用いているため、従来のポリウレタンフォームタイプよ
り軽く、フレキシブル性があり、かつフェライトタイプ
よりも薄く構成することが可能である。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フレキシ
ブルな薄膜基板上に複数のスパイラルアンテナを配列
し、これら複数のスパイラルアンテナの給電点に薄膜終
端抵抗を接続して電波を吸収することにより、軽くて薄
く、かつフレキシブルな電波吸収体が実現できるという
効果がある。
ブルな薄膜基板上に複数のスパイラルアンテナを配列
し、これら複数のスパイラルアンテナの給電点に薄膜終
端抵抗を接続して電波を吸収することにより、軽くて薄
く、かつフレキシブルな電波吸収体が実現できるという
効果がある。
【図１】本発明の一実施例の電波吸収体の平面図であ
る。
る。
１ フレキシブル薄膜基板 ２ スパイラルアンテナ ３ 薄膜終端抵抗 ４ 給電点
Claims (2)
- 【請求項１】 フレキシブルな薄膜基板の表面の少なく
とも一面に複数のスパイラルアンテナを配列し、かつ前
記複数のスパイラルアンテナのそれぞれの給電点に薄膜
終端抵抗を配設して成ることを特徴とする電波吸収体。 - 【請求項２】 前記複数のスパイラルアンテナが、前記
薄膜基板の表面にプリントによって形成したものである
ことを特徴とする請求項１記載の電波吸収体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8126692A JPH05299931A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 電波吸収体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8126692A JPH05299931A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 電波吸収体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05299931A true JPH05299931A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=13741563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8126692A Pending JPH05299931A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 電波吸収体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05299931A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001339191A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Toppan Printing Co Ltd | 周波数選択性を有する電波吸収体 |
| JP2002513218A (ja) * | 1998-04-27 | 2002-05-08 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン（パブル） | 適合した導電層 |
| RU2541225C2 (ru) * | 2013-06-25 | 2015-02-10 | Государственное казенное образовательное учреждение высшего профессионального образования Академия Федеральной службы охраны Российской Федерации (Академия ФСО России) | Устройство защиты средств электронно-вычислительной техники от электромагнитных излучений |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP8126692A patent/JPH05299931A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002513218A (ja) * | 1998-04-27 | 2002-05-08 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン（パブル） | 適合した導電層 |
| JP2001339191A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Toppan Printing Co Ltd | 周波数選択性を有する電波吸収体 |
| RU2541225C2 (ru) * | 2013-06-25 | 2015-02-10 | Государственное казенное образовательное учреждение высшего профессионального образования Академия Федеральной службы охраны Российской Федерации (Академия ФСО России) | Устройство защиты средств электронно-вычислительной техники от электромагнитных излучений |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981208 |