JPH05298880A - データ処理装置とメモリカード - Google Patents

データ処理装置とメモリカード

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Publication number
JPH05298880A
JPH05298880A JP4097869A JP9786992A JPH05298880A JP H05298880 A JPH05298880 A JP H05298880A JP 4097869 A JP4097869 A JP 4097869A JP 9786992 A JP9786992 A JP 9786992A JP H05298880 A JPH05298880 A JP H05298880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
access
data processing
memory
refresh operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP4097869A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Matsumura
洋幸 松村
Takao Nouchi
隆夫 野内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 データ処理部が共通メモリの状態を判断する
ことなく共通メモリをアクセスしても共通メモリの動作
状態に合わせてアクセスが実行できること。 【構成】 CPUと複数のマスタユニットから共通メモ
リ14にアクセスされたときにレディ回路12の電源タ
イマ22またはリフレッシュタイマ24の信号によって
フリップフロップ30,32が共にセットされていると
きにのみNANDゲート28のレベルがローレベルとな
り、NANDゲート28の出力がローレベルになったと
きにのみアクセスの実行が有効となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理装置とメモリ
カードに係り、特に、複数のデータ処理部と各データ処
理部共通の揮発性メモリとの間でデータの授受を行なう
に好適なデータ処理装置とメモリカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ処理装置としては、例えば
特開平3−17757号公報に記載されているものが知
られている。このデータ処理装置は、中央処理ユニット
と複数のマスターユニットと各ユニット共通の共通メモ
リとを備えて構成されており、各ユニットと共通メモリ
とが共通バスを介して接続されている。そして各ユニッ
トから共通メモリへアクセスすることにより共通メモリ
とデータの授受ができるようになっている。共通メモリ
に使用されているDRAMは、電源投入後に初期化動作
に要する時間とリフレッシュ動作に要する時間が必要で
ある。このため従来のデータ処理装置においては、共通
バスのリフレッシュ信号を検知する検知回路を設け、各
ユニットが共通メモリへアクセスする際に、リフレッシ
ュ検知回路からのリフレッシュ信号の有効、無効の結果
を取り込み、この結果を判断してから共通メモリへアク
セスする方式が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、各ユニットが共通メモリをアクセスする際に、リフ
レッシュ検知回路からの信号を判断しなければならず、
各ユニットに係る負担が大きくなる。またリフレッシュ
検知回路が故障すると他の構成部分が正常であっても装
置が動作しなくなる。更に共通バス上にリフレッシュ信
号線を出力しているので、共通バス内の信号線が増加す
ることになる。
【0004】本発明の目的は、データ処理部が共通メモ
リの状態を判断することなく共通メモリをアクセスして
も共通メモリの動作状態に合わせてアクセスが実行でき
るデータ処理装置とメモリカードを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1の装置として、アクセス信号を出力
すると共にこのアクセス信号に応答したアクセス実行許
可信号を受けてメモリからのデータを処理する複数のデ
ータ処理部と、各データ処理部と信号伝送路を介して接
続され各データ処理部に共通のデータをリフレッシュ動
作により記憶する共通メモリと、共通メモリに電力が供
給されたときから一定時間が経過したことを条件にタイ
マ信号を出力する電源タイマと、前記いずれかのデータ
処理部から共通メモリにアクセス信号が出力されている
ときに電源タイマからタイマ信号が出力されていること
を条件にのみアクセス実行許可信号を信号伝送路へ出力
するメモリアクセス制御部とを備えているデータ処理装
置を構成したものである。
【0006】第2の装置として、アクセス信号を出力す
ると共にこのアクセス信号に応答したアクセス実行許可
信号を受けてメモリからのデータを処理する複数のデー
タ処理部と、各データ処理部と信号伝送路を介して接続
され各データ処理部に共通のデータをリフレッシュ動作
により記憶する共通メモリと、共通メモリにリフレッシ
ュ動作を指令するリフレッシュ指令部と、リフレッシュ
指令部から共通メモリにリフレッシュ動作が指令された
ときからリフレッシュ動作時間が経過したことを条件に
リフレッシュ動作完了信号を出力するリフレッシュタイ
マと、前記いずれかのデータ処理部から共通メモリにア
クセス信号が出力されているときにリフレッシュタイマ
からリフレッシュ動作完了信号が出力されていることを
条件にのみアクセス実行許可信号を信号伝送路へ出力す
るメモリアクセス制御部とを備えているデータ処理装置
を構成したものである。
【0007】第3の装置として、アクセス信号を出力す
ると共にこのアクセス信号に応答したアクセス実行許可
信号を受けてメモリからのデータを処理する複数のデー
タ処理部と、各データ処理部と信号伝送路を介して接続
され各データ処理部に共通のデータをリフレッシュ動作
により記憶する共通メモリと、共通メモリにリフレッシ
ュ動作を指令するリフレッシュ指令部と、リフレッシュ
指令部から共通メモリにリフレッシュ動作が指令された
ときからリフレッシュ動作時間が経過したことを条件に
リフレッシュ動作完了信号を出力するリフレッシュタイ
マと、共通メモリに電力が供給されたときから一定時間
が経過したことを条件にタイマ信号を出力する電源タイ
マと、前記いずれかのデータ処理部から共通メモリにア
クセス信号が出力されているときにリフレッシュタイマ
からリフレッシュ動作完了信号が出力されていること及
び電源タイマからタイマ信号が出力されていることを条
件にのみアクセス実行許可信号を信号伝送路へ出力する
メモリアクセス制御部とを備えているデータ処理装置を
構成したものである。
【0008】第4の装置として、アクセス信号を出力す
ると共にこのアクセス信号に応答したアクセス実行許可
信号を受けてメモリからのデータを処理する主データ処
理部と、アクセス信号を出力すると共にこのアクセス信
号に応答したアクセス実行許可信号を受けてメモリから
のデータを処理する複数の副データ処理部と、前記各デ
ータ処理部と信号伝送路を介して接続され各データ処理
部に共通のデータをリフレッシュ動作により記憶する共
通メモリと、共通メモリに電力が供給されたときから一
定時間が経過したことを条件にタイマ信号を出力する電
源タイマと、前記いずれかのデータ処理部から共通メモ
リにアクセス信号が出力されているときに電源タイマか
らタイマ信号が出力されていることを条件にのみアクセ
ス実行許可信号を信号伝送路へ出力するメモリアクセス
制御部とを備えているデータ処理装置を構成したもので
ある。
【0009】第5の装置として、アクセス信号を出力す
ると共にこのアクセス信号に応答したアクセス実行許可
信号を受けてメモリからのデータを処理する主データ処
理部と、アクセス信号を出力すると共にこのアクセス信
号に応答したアクセス実行許可信号を受けてメモリから
のデータを処理する複数の副データ処理部と、前記各デ
ータ処理部と信号伝送路を介して接続され各データ処理
部に共通のデータをリフレッシュ動作により記憶する共
通メモリと、共通メモリにリフレッシュ動作を指令する
リフレッシュ指令部と、リフレッシュ指令部から共通メ
モリにリフレッシュ動作が指令されたときからリフレッ
シュ動作時間が経過したことを条件にリフレッシュ動作
完了信号を出力するリフレッシュタイマと、前記いずれ
かのデータ処理部から共通メモリにアクセス信号が出力
されているときにリフレッシュタイマからリフレッシュ
動作完了信号が出力されていることを条件にのみアクセ
ス実行許可信号を信号伝送路へ出力するメモリアクセス
制御部とを備えているデータ処理装置を構成したもので
ある。
【0010】第6の装置として、アクセス信号を出力す
ると共にこのアクセス信号に応答したアクセス実行許可
信号を受けてメモリからのデータを処理する主データ処
理部と、アクセス信号を出力すると共にこのアクセス信
号に応答したアクセス実行許可信号を受けてメモリから
のデータを処理する複数の副データ処理部と、前記各デ
ータ処理部と信号伝送路を介して接続され各データ処理
部に共通のデータをリフレッシュ動作により記憶する共
通メモリと、共通メモリにリフレッシュ動作を指令する
リフレッシュ指令部と、リフレッシュ指令部から共通メ
モリにリフレッシュ動作が指令されたときからリフレッ
シュ動作時間が経過したことを条件にリフレッシュ動作
完了信号を出力するリフレッシュタイマと、共通メモリ
に電力が供給されたときから一定時間が経過したことを
条件にタイマ信号を出力する電源タイマと、前記いずれ
かのデータ処理部から共通メモリにアクセス信号が出力
されているときにリフレッシュタイマからリフレッシュ
動作完了信号が出力されていること及び電源タイマから
タイマ信号が出力されていることを条件にのみアクセス
実行許可信号を信号伝送路へ出力するメモリアクセス制
御部とを備えているデータ処理装置を構成したものであ
る。
【0011】第1乃至第6の装置のうちいずれか一つの
装置を含む第7の装置として、共通メモリはデータ処理
部とは異なる電源に接続されているデータ処理装置を構
成したものである。
【0012】第1乃至第6の装置のうちいずれか一つの
装置を含む第8の装置として、共通メモリはデータ処理
部とは異なる充電式電源に接続されているデータ処理装
置を構成したものである。
【0013】第1のカードとして、複数のデータ処理部
と信号伝送路を介して接続され各データ処理部に共通の
データをリフレッシュ動作により記憶する共通メモリ
と、共通メモリに電力が供給されたときから一定時間が
経過したことを条件にタイマ信号を出力する電源タイマ
と、前記いずれかのデータ処理部から共通メモリにアク
セス信号が出力されているときに電源タイマからタイマ
信号が出力されていることを条件にのみアクセス実行許
可信号を信号伝送路へ出力するメモリアクセス制御部と
が同一の基板上に実装されているメモリカードを構成し
たものである。
【0014】第2のカードとして、複数のデータ処理部
と信号伝送路を介して接続され各データ処理部に共通の
データをリフレッシュ動作により記憶する共通メモリ
と、リフレッシュ指令部から共通メモリにリフレッシュ
動作が指令されたときからリフレッシュ動作時間が経過
したことを条件にリフレッシュ動作完了信号を出力する
リフレッシュタイマと、前記いずれかのデータ処理部か
ら共通メモリにアクセス信号が出力されているときにリ
フレッシュタイマからリフレッシュ動作完了信号が出力
されていることを条件にのみアクセス実行許可信号を信
号伝送路へ出力するメモリアクセス制御部とが同一の基
板上に実装されているメモリカードを構成したものであ
る。
【0015】第3のカードとして、複数のデータ処理部
と信号伝送路を介して接続され各データ処理部に共通の
データをリフレッシュ動作により記憶する共通メモリ
と、リフレッシュ指令部から共通メモリにリフレッシュ
動作が指令されたときからリフレッシュ動作時間が経過
したことを条件にリフレッシュ動作完了信号を出力する
リフレッシュタイマと、共通メモリに電力が供給された
ときから一定時間が経過したことを条件にタイマ信号を
出力する電源タイマと、前記いずれかのデータ処理部か
ら共通メモリにアクセス信号が出力されているときにリ
フレッシュタイマからリフレッシュ動作完了信号が出力
されていること及び電源タイマからタイマ信号が出力さ
れていることを条件にのみアクセス実行許可信号を信号
伝送路へ出力するメモリアクセス制御部とが同一の基板
上に実装されているメモリカードを構成したものであ
る。
【0016】
【作用】前記した手段によれば、各データ処理部から共
通メモリへアクセス信号を出力すると、電源タイマから
タイマ信号が出力されているとき、あるいはリフレッシ
ュタイマからリフレッシュ動作完了信号が出力されてい
ることを条件に更にタイマ信号とリフレッシュ動作完了
信号が共に出力されていることを条件にメモリアクセス
制御部からアクセス実行許可信号が出力される。すなわ
ち、いずれかのデータ処理部から共通メモリへアクセス
が行なわれると、共通メモリの電源立ち上げ時には共通
メモリの初期化動作に伴なう動作時間が経過するまでア
クセスの実行が抑止され、また通常の動作時には共通メ
モリのリフレッシュ動作に伴なう時間が経過するまでア
クセスが抑止される。そして共通メモリがアクセス可能
状態となったときにのみ共通メモリへのアクセスが可能
となっている。このため各データ処理部はアクセス信号
を出力するだけで共通メモリの状態を判断することな
く、アクセス信号に応答したアクセス実行許可信号を受
けてデータの処理を実行することができる。従って各デ
ータ処理部の負担を軽減することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、データ処理装置は主データ処理
部としてのCPU10と、副データ処理部としてのマス
タユニットMS1〜MSnと、入出力ユニットIO1〜
IOnと、レディ回路12と共通メモリ14を備えて構
成されており、各部がシステム共通バス16を介して接
続されている。CPU10とマスタユニットMS1〜M
Snには電源18から電力が供給されており、レディ回
路12と共通メモリ14には電源20からの電力が供給
されている。CPU10と各マスタユニットMS1〜M
Snは共通メモリ14をアクセスしてデータの処理を実
行するようになっている。そして共通メモリ14をアク
セスする際は、アクセス信号としてリード/ライト信号
を出力し、このアクセス信号に応答したアクセス実行許
可信号をレディ回路12から受けてデータの処理を実行
するようになっている。すなわち、CPU10と各マス
タユニットMS1〜MSnは共通メモリ14をアクセス
する際に、共通メモリ14の動作状態を判断することな
く、共通メモリ14にアクセス信号を出力するだけで、
このアクセス信号に応答したアクセス実行許可信号を受
けたことを条件にメモリからのデータを処理するように
なっている。
【0018】レディ回路12は、図2に示されるよう
に、電源タイマ22、リフレッシュタイマ24、NAN
Dゲート26,28、フリップフロップ30,32を備
えており、NANDゲート26の入力側がRAS信号線
34とCAS信号線36に接続され、NANDゲート2
8の出力側がRDY信号線44に接続されている。電源
タイマ22は、図3に示されるように、電源20が投入
されたあと、共通メモリ14の初期動作に要する時間と
して必要な一定時間、例えばダミーサイクルが8回以上
実行できる時間が経過したときにタイマ信号T1を出力
するようになっている。 一方、リフレッシュタイマ2
4は、図4に示されるように、RAS信号のパルスタイ
ムtRASと共通メモリ14のプリチャージに要するプ
リチャージタイムtRPを含むリフレッシュサイクルタ
イムtRCがリフレッシュ動作時間として設定されてお
り、RAS信号線34のレベルがローレベルになったと
きからリフレッシュ動作時間が経過したことを条件にリ
フレッシュ動作完了信号T2を出力するようになってい
る。
【0019】フリップフロップ32はタイマ信号T1に
よってセットされ、ハイレベルの制御信号C1を出力す
るようになっている。フリップフロップ30はCAS信
号線36のレベルがローレベルになったときにセットさ
れハイレベルの制御信号C2を出力するようになってい
る。またフリップフロップ30はRAS信号線34のレ
ベルがローレベルにありかつCAS信号線36がハイレ
ベルにあるときにリセットされ、リセット時にはローレ
ベルの制御信号C2を出力するようになっている。NA
NDゲート28は、リード/ライト信号線40からアク
セス信号を受けると共にフリップフロップ30,32か
ら制御信号C1,C2を受け、各信号線のレベルがハイ
レベルにあるときにのみRDY信号線44へローレベル
のアクセス実行許可信号を出力するようになっている。
すなわちレディ回路12はメモリアクセス制御部として
構成されており、NANDゲート28の出力レベルがハ
イレベルにあるときにはアクセスの実行が抑止され、出
力レベルがローレベルになったときにのみアクセスの実
行が有効となるようになっている。
【0020】共通メモリ14は複数のDRAM14−1
〜14−nを備えており、各DRAMがRAS信号線3
4、CAS信号線36、アドレス信号線38、リード/
ライト信号線40、データ信号線42に接続されてい
る。
【0021】次に、本実施例の動作を図3のタイムチャ
ートに従って説明する。まず、電源18が投入されてい
る状態で電源20が投入されたときの動作について説明
する。電源20が投入されるとフリップフロップ30,
32のD端子がハイレベルになると共に電源タイマ22
が起動する。このとき共通メモリ14の各DRAMがそ
れぞれ初期動作を開始する。このときCPU10または
マスタユニットMS1〜MSnから共通メモリ14へア
クセスがあっても、NANDゲート28の出力レベルは
ハイレベルにあるため、メモリ14へのアクセスは抑止
された状態にある。そして電源20が投入されてから一
定時間tが経過すると電源タイマ22からハイレベルの
タイマ信号T1が出力されフリップフロップ32がセッ
トされる。一方、フリップフロップ30は、例えばマス
タユニットMS1から共通メモリ14をアクセスするた
めにRAS信号線34がローレベルになったあとCAS
信号線36がローレベルになるとセットされ、ハイレベ
ルの制御信号C2を出力することになる。更にCAS信
号線36がローレベルになったときからリフレッシュ動
作時間Trcが経過したときにもセットされ、制御信号
C2をハイレベルのままに維持するようになっている。
そしてフリップフロップ30,32が共にセットされ制
御信号C1,C2が共にハイレベルになった時点でNA
NDゲート28の出力レベルがローレベルとなりアクセ
スの実行が有効となる。すなわち、マスタユニットMS
1から共通メモリ14へアクセスされても、NANDゲ
ート28のレベルがハイレベルにあるときにはアクセス
が抑止され、NANDゲート28の出力レベルがローレ
ベルになったときからアクセスの実行が有効となる。そ
してアクセスの実行が有効となると、RAS信号によっ
て共通メモリ14の行アドレスが指定され、CAS信号
によって行アドレスが指定され、指定のデータがデータ
信号線42からマスタユニットMS1へ出力されること
になる。
【0022】次に、共通メモリ14が通常の動作を行な
っているときに、例えばマスタユニットMS1から共通
メモリ14へリード要求があった場合、フリップフロッ
プ30はRAS信号によって一度リセットされるが、C
AS信号によって再びセットされフリップフロップ30
からはハイレベルの制御信号C2が出力される。そして
制御信号C2がハイレベルになった時点からNANDゲ
ート28の出力レベルがローレベルとなりマスタユニッ
トMS1のアクセスの実行が有効となり、共通メモリ1
4のデータがマスタユニットMS1へ出力されることに
なる。
【0023】次に、共通メモリ14がリフレッシ動作を
行なっているときにマスタユニットMS1から共通メモ
リ14がアクセスされた場合の動作を説明する。共通メ
モリ14はCAS信号線36がハイレベルにあるときに
RAS信号線34がローレベルになったことを条件にリ
フレッシュ動作が行なわれるようになっている。このた
めCPU10から出力されるRASのレベルがローレベ
ルとなるとフリップフロップ30がリセットされ制御信
号C2はローレベルとなる。このときRAS信号がロー
レベルになったことを条件にリフレッシュタイマ24が
起動する。このときマスタユニットMS1から共通メモ
リ14へリードアクセスが行なわれても、NANDゲー
ト28のレベルがローレベルとなるまでアクセスの実行
が抑止される。そして共通メモリ14のリフレッシュ動
作が行なわれ、共通メモリ14のリフレッシュ動作が終
了すると、リフレッシュタイマ24からハイレベルのリ
フレッシュ動作完了信号が出力される。これによりフリ
ップフロップ30がセットされ制御信号C2のレベルが
ハイレベルとなる。これによりNANDゲート28のレ
ベルがローレベルとなりマスタユニットMS1のアクセ
スの実行が有効となる。
【0024】このように、本実施例においては、CPU
10、マスタユニットMS1〜MSnから共通メモリ1
4へアクセスする際、共通メモリ14へアクセス信号を
出力すると共にこのアクセス信号に応答したアクセス実
行許可信号を受けて共通メモリ14からのデータの処理
を実行することができる。すなわち共通メモリ14をア
クセスするのに共通メモリ14の動作状態を判断するこ
となくアクセスを実行することができ、CPU10、マ
スタユニットMS1〜MSnの負担を軽減することがで
きると共に、共通バス16内に設ける信号線の数を少な
くすることができる。なお、電源20として、充電式バ
ッテリを用いることもできる。
【0025】また、前記実施例におけるデータ処理装置
のうちレディ回路12と共通メモリ14を共にガラスエ
ポキシ樹脂で構成されたプリント基板上に実装してユニ
ット化すると、このプリント基板をメモリカードとして
用いることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
共通メモリの動作状態をタイマによって時間管理するよ
うにしたため、データ処理部から共通メモリへアクセス
する際に、データ処理部が共通メモリの動作状態を確認
することなくアクセスすることができ、データ処理部の
負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】レディ回路と共通メモリの具体的構成図であ
る。
【図3】データ処理装置の作用を説明するためのタイム
チャートである。
【図4】リフレッシュタイマの動作を説明するための図
である。
【符号の説明】
10 CPU 12 レディ回路 14 共通メモリ 16 システム共通バス 18,20 電源 22 電源タイマ 24 リフレッシュタイマ 26,28 NANDゲート 30,32 フリップフロップ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセス信号を出力すると共にこのアク
    セス信号に応答したアクセス実行許可信号を受けてメモ
    リからのデータを処理する複数のデータ処理部と、各デ
    ータ処理部と信号伝送路を介して接続され各データ処理
    部に共通のデータをリフレッシュ動作により記憶する共
    通メモリと、共通メモリに電力が供給されたときから一
    定時間が経過したことを条件にタイマ信号を出力する電
    源タイマと、前記いずれかのデータ処理部から共通メモ
    リにアクセス信号が出力されているときに電源タイマか
    らタイマ信号が出力されていることを条件にのみアクセ
    ス実行許可信号を信号伝送路へ出力するメモリアクセス
    制御部とを備えているデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 アクセス信号を出力すると共にこのアク
    セス信号に応答したアクセス実行許可信号を受けてメモ
    リからのデータを処理する複数のデータ処理部と、各デ
    ータ処理部と信号伝送路を介して接続され各データ処理
    部に共通のデータをリフレッシュ動作により記憶する共
    通メモリと、共通メモリにリフレッシュ動作を指令する
    リフレッシュ指令部と、リフレッシュ指令部から共通メ
    モリにリフレッシュ動作が指令されたときからリフレッ
    シュ動作時間が経過したことを条件にリフレッシュ動作
    完了信号を出力するリフレッシュタイマと、前記いずれ
    かのデータ処理部から共通メモリにアクセス信号が出力
    されているときにリフレッシュタイマからリフレッシュ
    動作完了信号が出力されていることを条件にのみアクセ
    ス実行許可信号を信号伝送路へ出力するメモリアクセス
    制御部とを備えているデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 アクセス信号を出力すると共にこのアク
    セス信号に応答したアクセス実行許可信号を受けてメモ
    リからのデータを処理する複数のデータ処理部と、各デ
    ータ処理部と信号伝送路を介して接続され各データ処理
    部に共通のデータをリフレッシュ動作により記憶する共
    通メモリと、共通メモリにリフレッシュ動作を指令する
    リフレッシュ指令部と、リフレッシュ指令部から共通メ
    モリにリフレッシュ動作が指令されたときからリフレッ
    シュ動作時間が経過したことを条件にリフレッシュ動作
    完了信号を出力するリフレッシュタイマと、共通メモリ
    に電力が供給されたときから一定時間が経過したことを
    条件にタイマ信号を出力する電源タイマと、前記いずれ
    かのデータ処理部から共通メモリにアクセス信号が出力
    されているときにリフレッシュタイマからリフレッシュ
    動作完了信号が出力されていること及び電源タイマから
    タイマ信号が出力されていることを条件にのみアクセス
    実行許可信号を信号伝送路へ出力するメモリアクセス制
    御部とを備えているデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 アクセス信号を出力すると共にこのアク
    セス信号に応答したアクセス実行許可信号を受けてメモ
    リからのデータを処理する主データ処理部と、アクセス
    信号を出力すると共にこのアクセス信号に応答したアク
    セス実行許可信号を受けてメモリからのデータを処理す
    る複数の副データ処理部と、前記各データ処理部と信号
    伝送路を介して接続され各データ処理部に共通のデータ
    をリフレッシュ動作により記憶する共通メモリと、共通
    メモリに電力が供給されたときから一定時間が経過した
    ことを条件にタイマ信号を出力する電源タイマと、前記
    いずれかのデータ処理部から共通メモリにアクセス信号
    が出力されているときに電源タイマからタイマ信号が出
    力されていることを条件にのみアクセス実行許可信号を
    信号伝送路へ出力するメモリアクセス制御部とを備えて
    いるデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 アクセス信号を出力すると共にこのアク
    セス信号に応答したアクセス実行許可信号を受けてメモ
    リからのデータを処理する主データ処理部と、アクセス
    信号を出力すると共にこのアクセス信号に応答したアク
    セス実行許可信号を受けてメモリからのデータを処理す
    る複数の副データ処理部と、前記各データ処理部と信号
    伝送路を介して接続され各データ処理部に共通のデータ
    をリフレッシュ動作により記憶する共通メモリと、共通
    メモリにリフレッシュ動作を指令するリフレッシュ指令
    部と、リフレッシュ指令部から共通メモリにリフレッシ
    ュ動作が指令されたときからリフレッシュ動作時間が経
    過したことを条件にリフレッシュ動作完了信号を出力す
    るリフレッシュタイマと、前記いずれかのデータ処理部
    から共通メモリにアクセス信号が出力されているときに
    リフレッシュタイマからリフレッシュ動作完了信号が出
    力されていることを条件にのみアクセス実行許可信号を
    信号伝送路へ出力するメモリアクセス制御部とを備えて
    いるデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 アクセス信号を出力すると共にこのアク
    セス信号に応答したアクセス実行許可信号を受けてメモ
    リからのデータを処理する主データ処理部と、アクセス
    信号を出力すると共にこのアクセス信号に応答したアク
    セス実行許可信号を受けてメモリからのデータを処理す
    る複数の副データ処理部と、前記各データ処理部と信号
    伝送路を介して接続され各データ処理部に共通のデータ
    をリフレッシュ動作により記憶する共通メモリと、共通
    メモリにリフレッシュ動作を指令するリフレッシュ指令
    部と、リフレッシュ指令部から共通メモリにリフレッシ
    ュ動作が指令されたときからリフレッシュ動作時間が経
    過したことを条件にリフレッシュ動作完了信号を出力す
    るリフレッシュタイマと、共通メモリに電力が供給され
    たときから一定時間が経過したことを条件にタイマ信号
    を出力する電源タイマと、前記いずれかのデータ処理部
    から共通メモリにアクセス信号が出力されているときに
    リフレッシュタイマからリフレッシュ動作完了信号が出
    力されていること及び電源タイマからタイマ信号が出力
    されていることを条件にのみアクセス実行許可信号を信
    号伝送路へ出力するメモリアクセス制御部とを備えてい
    るデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 共通メモリはデータ処理部とは異なる電
    源に接続されている請求項1、2、3、4、5または6
    記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 共通メモリはデータ処理部とは異なる充
    電式電源に接続されている請求項1、2、3、4、5ま
    たは6記載のデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 複数のデータ処理部と信号伝送路を介し
    て接続され各データ処理部に共通のデータをリフレッシ
    ュ動作により記憶する共通メモリと、共通メモリに電力
    が供給されたときから一定時間が経過したことを条件に
    タイマ信号を出力する電源タイマと、前記いずれかのデ
    ータ処理部から共通メモリにアクセス信号が出力されて
    いるときに電源タイマからタイマ信号が出力されている
    ことを条件にのみアクセス実行許可信号を信号伝送路へ
    出力するメモリアクセス制御部とが同一の基板上に実装
    されているメモリカード。
  10. 【請求項10】 複数のデータ処理部と信号伝送路を介
    して接続され各データ処理部に共通のデータをリフレッ
    シュ動作により記憶する共通メモリと、リフレッシュ指
    令部から共通メモリにリフレッシュ動作が指令されたと
    きからリフレッシュ動作時間が経過したことを条件にリ
    フレッシュ動作完了信号を出力するリフレッシュタイマ
    と、前記いずれかのデータ処理部から共通メモリにアク
    セス信号が出力されているときにリフレッシュタイマか
    らリフレッシュ動作完了信号が出力されていることを条
    件にのみアクセス実行許可信号を信号伝送路へ出力する
    メモリアクセス制御部とが同一の基板上に実装されてい
    るメモリカード。
  11. 【請求項11】 複数のデータ処理部と信号伝送路を介
    して接続され各データ処理部に共通のデータをリフレッ
    シュ動作により記憶する共通メモリと、リフレッシュ指
    令部から共通メモリにリフレッシュ動作が指令されたと
    きからリフレッシュ動作時間が経過したことを条件にリ
    フレッシュ動作完了信号を出力するリフレッシュタイマ
    と、共通メモリに電力が供給されたときから一定時間が
    経過したことを条件にタイマ信号を出力する電源タイマ
    と、前記いずれかのデータ処理部から共通メモリにアク
    セス信号が出力されているときにリフレッシュタイマか
    らリフレッシュ動作完了信号が出力されていること及び
    電源タイマからタイマ信号が出力されていることを条件
    にのみアクセス実行許可信号を信号伝送路へ出力するメ
    モリアクセス制御部とが同一の基板上に実装されている
    メモリカード。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100441601B1 (ko) * 2001-10-19 2004-07-23 삼성전자주식회사 메모리 카드, 디지털 기기 및 메모리 카드와 디지털 기기사이의 데이터 인터페이스 방법

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