JPH05298816A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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Publication number
JPH05298816A
JPH05298816A JP4100038A JP10003892A JPH05298816A JP H05298816 A JPH05298816 A JP H05298816A JP 4100038 A JP4100038 A JP 4100038A JP 10003892 A JP10003892 A JP 10003892A JP H05298816 A JPH05298816 A JP H05298816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamper
tray
turntable
support plate
disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP4100038A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Mukai
孝徳 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4100038A priority Critical patent/JPH05298816A/ja
Publication of JPH05298816A publication Critical patent/JPH05298816A/ja
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクドライブ装置において、ディスクが
回転したままの状態でトレイに載せられてイジェクトさ
れるのを防止する。 【構成】 クランパ5とクランパ支持プレート6の接触
面に高摩擦材等の制動部材8を設け、クランパ5がクラ
ンパ支持プレート6に接触したときに、上記制動部材8
により、クランパ5に制動力を付与する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクランパを使用してディ
スクをクランパするディスクドライブ装置において、イ
ジェクト時にクランパでスピンドルモータを制動力を付
与し、ディスクの回転を確実に停止させた状態で取出す
ことができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクドライブ装置として、図13〜
図14に示したように、ディスク101を載置したトレ
イ102がターンテーブル103上に移動してくると、
該ターンテーブル103が上動し、該ターンテーブル1
03でトレイ102上からディスク101を持上げ、該
ディスク101をクランパ104でターンテーブル10
3上にクランプすると共に、該クランパ104をクラン
パ支持プレート105から離間させて、ディスク101
及びターンテーブル103を回転フリーの状態にして、
該ターンテーブル103をスピンドルモータ106で回
転させて、記録再生を行うようにしたものが知られてい
る。
【0003】なお、上記従来のディスクドライブ装置に
おいて、イジェクトの際には、ターンテーブル103が
下動し、クランパ104がクランパ支持プレート105
に接触し、ターンテーブル103が更に下動するとクラ
ンパ104によるディスク101のクランプは解除さ
れ、該ディスク101はトレイ102上に載置されて、
該トレイ102がディスク取出位置まで移動してきて、
ディスク101の取出しを行うことができるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ディスクドライブ装置においては、イジェクト時にディ
スク101が回転したままの状態でトレイ102上に載
置されてディスク101が損傷を受けたり、或はディス
ク101が、その回転力でトレイ102から飛び出して
しまうという虞れがある。
【0005】上記のような虞を無くすために、イジェク
トスイッチをオンすると、先ずスピンドルモータ106
が停止し、該スピンドルモータ106が停止したのち
に、ターンテーブル103を下動させるようにした所謂
オートイジェクト方式のディスクドライブ装置が開発さ
れているが、オートイジェクト方式のディスクドライブ
装置は一般に構造が複雑になり、小型化,軽量化が難し
く、また、コストも高くなるという問題点があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決し、所謂
マニュアルイジェクト方式のディスクドライブ装置にお
いても、ディスクの回転を確実に停止させた状態でトレ
イ上に載置してイジェクトすることのできるディスクド
ライブ装置を提供することを目的として為されたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクドライ
ブ装置においては、クランパとクランパ支持プレートの
接触面に制動部材を設け、クランパがクランパ支持プレ
ートに接触したときに、上記制動部材により、クランパ
に制動力を付与した。
【0008】
【作用】イジェクト時において、クランパとクランパ支
持プレートが接触すると、制動部材によりクランパに制
動力が付与され、該クランパと結合されているターンテ
ーブルも制動されることになる。
【0009】
【実施例】次に本発明を図1〜図12を参照して説明す
る。1は本発明のディスクドライブ装置である。
【0010】上記ディスクドライブ装置1はディスク2
をトレイ3上に載置し、該トレイ3を押圧して、図1に
示したようにターンテーブル4上に移動させてくると、
該ターンテーブル4が上動し、トレイ3上からディスク
2を持上げ、該ディスク2を図2に示したように、マグ
ネットのクランパ5でターンテーブル4上にクランプす
ると共に、該クランパ5をクランパ支持プレート6から
離間させて、スピンドルモータ7でターンテーブル4を
回転させて、ディスク2の記録再生を行うようになって
いる。
【0011】そして、記録再生終了後にイジェクトボタ
ンを押圧すると、トレイ3のロックが解除され、トレイ
3はトレイ復帰スプリングのばね力でイジェクト方向に
戻り移動し、ターンテーブル4を下動させる。
【0012】ターンテーブル4が下動すると、図3に示
したように、先ずクランパ5がクランパ支持プレート6
に接触し、更にターンテーブル4が下動すると図4に示
したように、クランパ5によるディスク2のクランプは
解除され、更にターンテーブル4が下動すると図1に示
したように、ディスク2はトレイ3上に載置され、該ト
レイ3と共に、イジェクト方向に送り出されてくるので
ある。
【0013】そして、上記クランパ5とクランパ支持プ
レート6の接触面には高摩擦材等の制動部材8が設けら
れていて、イジェクト時にクランパ5とクランパ支持プ
レート6が接触したときに、上記制動部材8でクランプ
5に制動力を付与すると共に、該制動力により発生する
スピンドルモータ7の逆起電力を検出し、該スピンドル
モータ7の回転を停止させるようになっている。
【0014】次に上記各部材の具体的な構成について述
べる。
【0015】トレイ3は図5〜図6に示したように同心
円状に小径凹部11と、大径凹部12が設けられている
と共に、これら小径凹部11と大径凹部12に跨がるよ
うにターンテーブル用の切欠部13が設けられていて、
図9に示したように装置本体部14にスライド可能に取
付けられている。
【0016】上記小径凹部11は大径凹部12よりも低
くなっていて、該小径凹部11上にディスク2を載置す
るようになっている。
【0017】そして、上記小径凹部11上に載置されて
いるディスク2は上記切欠部13からトレイ3内に導入
されたターンテーブル4上に載置され、小径凹部11か
ら大径凹部12の高さ位置よりもやや高い位置まで持ち
上げられるようになっている。
【0018】また、トレイ3の先端部(装置本体部14
内に侵入している側の端部)の両側部には、左右一対の
クランパ支持プレート当接部15,16が設けられてい
て、トレイ3を装置本体部14内に所定量、挿入させた
ときに、上記クランパ支持プレート当接部15,16が
クランパ支持プレート6に当接して、該クランパ支持プ
レート6をトレイ3と共にスライドさせるようになって
いる。
【0019】上記クランパ支持プレート6は図7〜図8
に示したように、一端側にクランパ取付用の孔部21が
設けられていて、該孔部21に嵌合した状態でクランパ
5が上下動可能に取付けられていると共に、他端側の両
側部には一対のアーム22,22が設けられている。
【0020】上記アーム22,22の一側面側には、上
記トレイ3に設けたクランパ支持プレート当接部15,
16が接触する被当接部23が設けられていると共に、
下面側には次に述べるキャリッジ31の一端側を枢支す
る軸受部24が設けられている。
【0021】そして、上記クランパ支持プレート6は両
側のスライドガイド部材25,25により図10に示し
たように、装置本体部14の上面板26にスライド可能
に取付けられていて、上記トレイ3が装置本体部14内
に所定量侵入すると、クランパ支持プレート当接部1
5,16が上記クランパ支持プレート6に設けた被当接
部23,23に当接して、トレイ3と共にクランパ支持
プレート6及び該クランパ支持プレート6に連結された
キャリッジ31をスライドさせるようになっている。
【0022】次にキャリッジ31について述べる。
【0023】上記キャリッジ31には、ターンテーブル
4やスピンドルモータ7或は図示を省略したピックアッ
プやピックアップ駆動機構等が設けられている。
【0024】上記キャリッジ31の左右両側面には図9
〜図10に示したように前後一対づつのガイドピン3
2,32、33,33が設けられている。
【0025】上記前方(ディスク挿入口側)のガイドピ
ン32,32は装置本体部14の左右両側面に設けた左
右一対の傾斜状のスライドガイド溝34,34に挿入さ
れている。また後方(ディスク挿入口と反対側)のガイ
ドピン33,33は装置本体部14の左右両側面に設け
たスライドガイド溝35,35に挿入されていると共
に、これら後方のガイドピン33,33は上記クランパ
支持プレート6に設けたアーム22,22の軸受部2
4,24に枢支されている。
【0026】そして、上記前方のガイドピン32,32
が傾斜状のスライドガイド溝34,34の下端側に位置
しているときには、キャリッジ31は後方のガイドピン
33,33を中心にして下方に回動し、ターンテーブル
4を下降させた状態に維持するようになっている。
【0027】なお図5において35,35はトレイ3に
設けられていて、該トレイ3が装置本体部14から排出
されるときに、上記キャリッジ31を下降させるための
キャリッジ操作用の突起であり、これら突起35,35
はキャリッジ31に設けた傾斜状の被操作面36,36
(図11参照)に当接し、キャリッジ31を下方に向け
て回動させ、該キャリッジ31が所定の位置まで下降す
ると、上記被操作面36,36との係合が外れるように
なっている。
【0028】次に上記ディスクドライブ装置の作動につ
いて述べる。
【0029】図9に示したように、装置本体部14から
トレイ3を引き出して該トレイ3にディスク2を載せ
て、装置本体部14内にトレイ3を挿入すると、該トレ
イ3が所定量挿入されたときに、クランパ支持プレート
当接部15,16がクランパ支持プレート6の被当接部
23,23に当接し、クランパ支持プレート6がスライ
ドする。
【0030】クランパ支持プレート6がスライドする
と、アーム22,22、ガイドピン33,33を介して
キャリッジ31もスライドし、ガイドピン32,32が
傾斜状のスライドガイド溝34,34に沿って上昇し、
キャリッジ31は後方のガイドピン33,33を中心に
して上方に回動し、ターンテーブル4が上昇し、該ター
ンテーブル4上にディスク2を載置して、該ディスク2
をトレイ3の小径凹部11上から大径凹部12の高さ位
置よりもやや高い位置まで持上げる。(図11参照)タ
ーンテーブル4が上昇するとクランパ5はターンテーブ
ル4に吸着されてディスク2をターンテーブル4上にク
ランプすると共に、上記クランパ5はクランパ支持プレ
ート6から離間して、ターンテーブル4は回転自在な状
態になる。
【0031】そこで、スピンドルモータ7でターンテー
ブル4乃至ディスク2を回転させ、ピックアップをピッ
クアップ駆動機構で走行させながら記録再生を行うので
ある。
【0032】そして、記録再生終了後に図示省略のイジ
ェクトボタンを押すと、トレイ3は復帰コイルスプリン
グ(図示省略)のばね力でイジェクト方向に移動し、上
記キャリッジ操作用の突起35,35がキャリッジ31
に設けた傾斜状の被操作面36,36に当接し、該キャ
リッジ31をイジェクト方向にスライドさせる。
【0033】キャリッジ31がイジェクト方向にスライ
ドすると、前方のガイドピン32,32は傾斜状のスラ
イドガイド溝34,34に沿って下降し、キャリッジ3
1を下方に向けて回動させる。
【0034】キャリッジ31が方向に向けて回動する
と、先ず、クランパ5とクランパ支持プレート6が接触
し、これらクランパ5とクランパ支持プレート6の接触
面に設けられている制動部材8により、クランプ5に制
動力を付与される。
【0035】クランパ5に制動力が付与されると、該ク
ランパ5によりクランプされているターンテーブル4を
介してスピンドルモータ7に制動力が掛り、該制動力に
よりスピンドルモータ7に逆起電力が発生するので、こ
の逆起電力を検出してスピンドルモータ7を停止させ
る。
【0036】ターンテーブル4が更に下降するとディス
ク2はトレイ3上に載せられて、ディスク2はトレイ3
と共にイジェクトされるのである。
【0037】上記一連の動作をフローチャートで示すと
図12のようになる。
【0038】なお図に示す実施例では制動部材8とし
て、高摩擦材を使用した場合を示したが、制動部材8に
はギヤ等の所謂噛合部材を使用してクランパ5の回転を
確実に阻止できるようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のディスク
ドライブ装置は、クランパとクランパ支持プレートの接
触面に制動部材を設け、クランパがクランパ支持プレー
トに接触したときに、上記制動部材により、クランパに
制動力を付与する構成としたので次に述べるような効果
がある。
【0040】(1)クランパとクランパ支持プレートの
接触面に制動部材を設けるという簡単な構成でクランパ
に制動力を付与し、ディスクの回転を停止させた状態で
これをトレイ上に載置してイジェクトすることができ
る。従って、小型でコストの安いマニュアルイジェクト
方式のディスクドライブ装置を提供することが可能にな
る。(2)クランパを制動したときにスピンドルモータ
に逆起電力が発生するのを利用し、上記逆起電力を検出
して、スピンドルモータを停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ターンテーブルが下降した状態の要部の断面
図。
【図2】ターンテーブルが上昇した状態の要部の断面
図。
【図3】イジェクト時にクランパとクランパ支持プレー
トが接触した状態の断面図。
【図4】クランパが解除された状態の断面図。
【図5】トレイの平面図。
【図6】図5のA−A線断面図。
【図7】クランパ支持プレートの平面図。
【図8】図7のB−B線断面図。
【図9】トレイを引出した状態の平面図。
【図10】トレイを引出した状態の断面図。
【図11】トレイを挿入した状態の断面図。
【図12】動作のフローチャート図。
【図13】従来例の説明図。
【図14】従来例の説明図。
【符号の説明】
1…ディスクドライブ装置 2…ディスク 3…トレイ 4…ターンテーブル 5…クランパ 6…クランパ支持プレート 7…スピンドルモータ 8…制動部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランパとクランパ支持プレートの接触
    面に制動部材を設け、クランパがクランパ支持プレート
    に接触したときに、上記制動部材により、クランパに制
    動力を付与することを特徴とするディスクドライブ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1のディスクドライブ装置におい
    て、クランパに制動力が作用したときに発生するスピン
    ドルモータの逆起電力を検出して、該スピンドルモータ
    のスイッチを切る構成としたことを特徴とするディスク
    ドライブ装置。
JP4100038A 1992-04-21 1992-04-21 ディスクドライブ装置 Pending JPH05298816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4100038A JPH05298816A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 ディスクドライブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4100038A JPH05298816A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 ディスクドライブ装置

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JPH05298816A true JPH05298816A (ja) 1993-11-12

Family

ID=14263361

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JP4100038A Pending JPH05298816A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 ディスクドライブ装置

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