JPH0529880Y2 - - Google Patents

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JPH0529880Y2
JPH0529880Y2 JP1987071244U JP7124487U JPH0529880Y2 JP H0529880 Y2 JPH0529880 Y2 JP H0529880Y2 JP 1987071244 U JP1987071244 U JP 1987071244U JP 7124487 U JP7124487 U JP 7124487U JP H0529880 Y2 JPH0529880 Y2 JP H0529880Y2
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は例えばコーヒ粉、砂糖、クリープ、ス
プーンと共にシーリング包装される携帯用のイン
スタントコーヒーセツトの紙コツプ底面に製造年
月日を印字する印字装置に関する。
「従来の技術」 従来、被印字物にインクリボンを介在させて活
字を押圧することにより、製造年月日などの活字
を被印字物に印字する技術があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、紙コツプの上底面など被印字
物上端面より被印字面が低い場合、被印字物の上
端面とインクリボン間は適正感覚を得られるが、
被印字面とインクリボンの間隔は上底分だけ増加
するため、活字の降下量を増大させる必要があ
る。しかしながら、活字によりインクリボンを被
印字物上端面からさらに前記被印字面まで押下げ
圧着させると、活字の降下に連動してリボンが摺
動し、摺動状態のリボンを被印字面に圧着するた
め、鮮明な印字を施し得ず、また前記リボンを破
断するなどの不具合を発生させる問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 然るに搬送要素により印字位置まで順次搬送さ
れる被印字物に対し、上方よりインクリボンを介
して印字用活字を押圧して印字を施すようにした
装置において、ピストンロツド先端に印字用活字
を設ける第1昇降シリンダと、被印字物と活字間
にインクリボンを供給張設するリボンリールとを
印字機に設けると共に、該印字機を所定位置まで
昇降させる第2昇降シリンダと、前記搬送要素に
よる被印字物の搬送を検出する搬送センサとを備
え、前記搬送センサの検出に基づいて第1及び第
2昇降シリンダを連動制御して印字を行わしめる
ように構成したものである。
「作用」 而して本考案によれば、例えば紙コツプの被印
字物が周側底面より窪んだ状態の上底形状ものに
あつては、搬送要素により紙コツプが印字位置に
搬送されるとき、紙コツプの一段低い被印字面に
対し印字機のインクリボンを適正間隔となる一定
近接距離まで第2昇降シリンダで近接させた後
に、第1昇降シリンダで印字機の活字面をインク
リボンに作用させて紙コツプの被印字面に圧着さ
せることによつて容易に印字が行われるもので、
紙コツプなど被印字物の搬送時にインクリボンと
干渉させることなく、また活字を下降させての印
字の際インクリボンを活字によつて破断するなど
の不具合なく、インクリボンを耐用性良好に用い
て被印字面に鮮明且つ確実に印字が行われる。ま
た前記搬送センサで検出される被印字物の搬送状
態に基づいて、自動的に第1及び第2昇降シリン
ダを連動制御しての連続的な印字作業を可能にで
き、したがつて極めて簡単且つ経済的手段のもの
によつてこの印字作業の高精度な自動化を可能と
させることができて、印字作業での高能力化を図
ることができる。特にこの場合、第2昇降シリン
ダによるインクリボンの被印字面に対する下降近
接動作時にあつては、インクリボンと活字の間隔
を一定保持させて、印字の際のみ第1昇降シリン
ダで活字を下降させて印字が行われるため、常時
はリボンと活字間の相対位置を良好に保持し、基
準平坦面と被印字面の寸法が変更された場合にも
第2昇降シリンダのストローク変更のみで容易に
この調節が行え、また印字の際にはリボンに活字
を常に一定条件で作用させてリボンに損傷を与え
ることのない確実且つ鮮明な印字作業が行われる
と共に、第1昇降シリンダのオストロークも例え
ば紙コツプ底面の窪み分だけの小さな容量のもの
とさせて、印字機を小型コンパクトなものにでき
る。
「実施例」 以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は要部の断面説明図、第2図は全体の
正面説明図であり、図中1はコーヒ粉、砂糖、ク
リープ、スプーンと共にシーリング包装される携
帯用のインスタントコーヒの紙コツプで、該コツ
プ1底部を上底1aに形成している。また図中2
は被印字物である前記紙コツプ1の被印字面であ
る上紙1a外面に製造年月日を印字する印字機で
ある。
該印字機2はインクリボン3を介在させて製造
年月日の各種数字などの活字4を押圧要素である
第1エアシリンダ5により前記紙コツプ1の上底
1a外面略中央に押圧し印字するもので、リフト
プレート6正面略中央にブラケツト7,7を介し
前記第1エアシリンダ5を垂直に固設し、該シリ
ンダ5の下側から突出させるピストンロツド8先
端にホルダ9を介し前記活字4を着脱自在に取付
け、また前記インクリボン3の供給リール10及
び巻取りリール11を支軸12及び回動軸13を
介し前記リフトプレート8に軸支させると共に、
第1エアシリンダ5外側にインクリボン3を掛回
すプーリ14,15,16、ローラ17並びにテ
ンシヨン調節ローラ18を支軸19,20,2
1、ローラ軸22並びにハンドル23を有する調
節軸24を介し前記リフトプレート6に軸支さ
せ、さらにそのリフトプレート6下側に固設する
L形のガイド板25の略中央に左右一対の支持ピ
ン26,26並びにL形のガイドピン27,27
を、前記活字4が挿通可能な間隔で夫々固設し、
活字4の対向下方にインクリボン3を水平に張設
させる印字部28を形成すると共に、前記ガイド
ピン27,27を紙コツプ1の上底1a直径より
短く形成し、前記上底2内に印字部28を嵌合可
能に構成している。
また、前記印字機2を作業台などに設置固定す
る機台29とその印字機2を昇降させる昇降要素
である第2エアシリンダ30を備え、前記リフト
プレート6の背面にブラケツト31,31を介し
前記第2エアシリンダ30を垂直に固設すると共
に、そのシリンダ30を囲いリフトプレート6に
固設するカバー32背面にガイドレール33を垂
直に立設固定し、前記機台29正面に固設する複
数の軸受体34…に前記ガイドレール33を上下
にスライド自在に挿通させ、また前記第2エアシ
リンダ30上側から突出させるピストンロツド3
5前端を機台29から延設するアーム36に連結
させ、第2エアシリンダ30の伸縮動作により前
記印字機2を第1図の実線で示す搬送位置と、仮
想線で示す印字位置間で往復移動させるように構
成している。
また、前記印字機2の印字部28下方に順次紙
コツプ1を搬送し且つ自動排出する搬送要素であ
る回転体37を備え、前記紙コツプ1を嵌合させ
る短筒状の足38を前記回転体37外面に略等間
隔に固設し、足38の上面に紙コツプ1の上底1
a内面を当接支持させ、その上底1a外面を印字
部28に対向させるように前記回転体37を間欠
的に回転可能に構成している。
さらに印字部28に搬送された紙コツプ1を検
出する光電センサ39を備え、該センサ39の出
力値に基づいて回転体37並びに各エアシリンダ
5,30を作動させると共に、第3図に示す如
く、回転体37が停止している時間内に各エアシ
リンダ30,5をこの順に作動させるもので、回
転体37の回転停止から一定時間遅らせて第2エ
アシリンダ30を伸張させ、そのシリンダ30の
伸張時から一定時間遅らせて第1エアシリンダ5
を伸張させる一方、前記シリンダ5の縮小時から
一定時間遅らせて前記第2エアシリンダ30を縮
小させ、そのシリンダ30の縮小時から一定時間
遅らせて前記回転体37を回転させるように、そ
れら回転体37並びに各々エアシリンダ5,30
を作動制御している。
本実施例は上記の如く構成するもので、製造年
月日の活字4をホルダ9を介し第1エアシリンダ
5のピストンロツド8先端に取付けると共に、イ
ンクリボン3を第2図のようにセツトした後、回
転体37を反時計方向に間欠的に回転させ、順次
紙コツプ1を印字機2の印字部28下方に搬送す
るもので、紙コツプ1が印字部28の下方に搬送
されると、これを光電センサ39により検出して
回転体37を停止させると共に、この停止時から
一定時間遅らせて第2エアシリンダ30を伸張さ
せ、さらにこのシリンダ30の伸張時から一定時
間遅らせて第1エアシリンダ5を伸張させる。こ
の結果、第1図の仮想線で示す如く印字部28の
ガイドピン27が紙コツプ1の上底1a内に移動
してインクリボン3と上底1a外面との間隔が略
2〜3mmになる印字位置まで印字機2全体が降下
すると共に、その印字機2が下死点に到達する直
前、降下途中の活字4が前記インクリボン3を押
下げて上底1a外面に押圧し、製造年月日の印字
が施される。
一方印字終了後、第1エアシリンダ5が縮小す
ると、このシリンダ5の縮小時から一定時間遅れ
て第2エアシリンダ30が縮小されると共に、こ
のシリンダ30の縮小時から一定時間遅れて回転
体37が回転する。この結果、第1図の実線で示
す如く、印字部28のガイドピン27が紙コツプ
1の上端面より上方に移動する搬送位置まで印字
機2全体が上昇すると共に、その印字機2が上死
点に到達する直前、次の紙コツプ1が印字部28
下方に搬送され、これを再びセンサ39により検
出し、印字作業を連続的に行う一方、印字済みの
紙コツプ1は順次排出される。
なお前述実施例においてはインクリボン3を用
いる構成例を示したが、活字4にインキをつける
直接転写させるインキ転写方式などインクリボン
3を用いない構成でも良い。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、搬送
要素37により印字位置まで順次搬送される被印
字物1に対し、上方よりインクリボン3を介して
印字用活字4を押圧して印字を施すようにした装
置において、ピストンロツド8先端に印字用活字
4を設ける第1昇降シリンダ5と、被印字物1と
活字4間にインクリボン3を供給張設するリボン
リール10,11とを印字機2に設けると共に、
該印字機2を所定位置まで昇降させる第2昇降シ
リンダ30と、前記搬送要素37による被印字物
1の搬送を検出する搬送センサ39とを備え、前
記搬送センサ39の検出に基づいて第1及び第2
昇降シリンダ5,30を連動制御して印字を行わ
しめるものであるから、例えば紙コツプ1の上底
1a底面にインクリボン3を介在させ、活字4を
圧着させての印字作業を行う場合にあつても、紙
コツプ1など被印字物の搬送時に印字機2のイン
クリボン3と干渉させることなく、また活字4を
下降させての印字の際インクリボン3を活字4に
よつて破断するなどの不具合なく、印字位置に順
次被印字物1が搬送されたことを前記搬送センサ
39で検出する毎に、前記第1及び第2昇降シリ
ンダ5,30を連動制御して、被印字面に鮮明且
つ確実な印字を行うことを可能にできるもので、
したがつて極めて簡単且つ経済的手段のものによ
つてこの印字作業の高精度な自動化を可能とさせ
ることができて、印字作業での高能力化を図るこ
とができる。特にこの場合、第2昇降シリンダ3
0によるインクリボン3の被印字面に対する下降
近接動作時にあつては、インクリボン3と活字4
の間隔を一定保持させて、印字の際のみ第1昇降
シリンダ5で活字4を下降させて印字が行われる
ため、常時はリボン3と活字4間の相対位置を良
好に保持し、基準平坦面と被印字面の寸法が変更
された場合にも第2昇降シリンダ30のストロー
ク変更のみで容易にこの調節が行え、また印字の
際にはリボン3に活字4は常に一定条件で作用さ
せてリボン3に損傷を与えることのない確実且つ
鮮明な印字作業が行われると共に、第1昇降シリ
ンダ5のストロークも例えば紙コツプ1底面の窪
み分だけの小さな容量のものとさせて、印字機2
を小型コンパクトなものにできるなどの顕著な効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の断面説明図、第2図は全体の正
面説明図、第3図はタイムチヤートである。 1……紙コツプ(被印字物)、1a……上底
(被印字面)、2……印字機、3……インクリボ
ン、4……活字、5……第1エアシリンダ(押圧
要素)、29……機台、30……第2エアシリン
ダ(昇降要素)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 搬送要素37により印字位置まで順次搬送され
    る被印字物1に対し、上方よりインクリボン3を
    介して印字用活字4を押圧して印字を施すように
    した装置において、ピストンロツド8先端に印字
    用活字4を設ける第1昇降シリンダ5と、被印字
    物1と活字4間にインクリボン3を供給張設する
    リボンリール10,11とを印字機2に設けると
    共に、該印字機2を所定位置まで昇降させる第2
    昇降シリンダ30と、前記搬送要素37による被
    印字物1の搬送を検出する搬送センサ39とを備
    え、前記搬送センサ39の検出に基づいて第1及
    び第2昇降シリンダ5,30を連動制御して印字
    を行わしめるように構成したことを特徴とする印
    字装置。
JP1987071244U 1987-05-13 1987-05-13 Expired - Lifetime JPH0529880Y2 (ja)

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JPS63180235U JPS63180235U (ja) 1988-11-21
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4999549B2 (ja) * 2006-07-18 2012-08-15 有限会社アイズ フィルム包装装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505606A (ja) * 1973-05-26 1975-01-21
JPS5912214U (ja) * 1982-07-16 1984-01-25 三菱電機株式会社 押ボタンスイツチ
JPS6029355A (ja) * 1983-07-29 1985-02-14 Toyoda Gosei Co Ltd ステアリングホイ−ルの衝撃エネルギ−吸収構造体

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