JPH0529843A - 高周波増幅器の過入力保護回路 - Google Patents

高周波増幅器の過入力保護回路

Info

Publication number
JPH0529843A
JPH0529843A JP3207431A JP20743191A JPH0529843A JP H0529843 A JPH0529843 A JP H0529843A JP 3207431 A JP3207431 A JP 3207431A JP 20743191 A JP20743191 A JP 20743191A JP H0529843 A JPH0529843 A JP H0529843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
output
circuit
high frequency
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3207431A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Takenaga
浩太郎 竹永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP3207431A priority Critical patent/JPH0529843A/ja
Publication of JPH0529843A publication Critical patent/JPH0529843A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 過入力に対して増幅器の破壊を保護する。 【構成】 増幅器の出力に検波器7を接続し、その検波
出力を入力しバイアス回路5とアース間をスイッチする
ように接続されたスイッチング素子8を検波器7とバイ
アス回路5との間に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波増幅器の過入力
保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来回路の1例の構成を示すブロ
ック図である。図3において1はバイポーラトランジス
タ増幅素子、2は入力整合回路、3は出力整合回路、4
は高周波阻止用コイル、5はバイアス回路、10は高周
波ヒューズである。この従来回路は高周波ヒューズ10
により、増幅器に所定値以上の入力が印加すると、高周
波ヒューズ10が切れ、増幅器への過入力を保護する回
路である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、保護機能としてヒューズ10を使用しているため、
一度保護機能が働くと、ヒューズを交換しなくてはなら
ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明回路は上記の課題
を解決するため、図1に示すように高周波信号を増幅す
る増幅器の出力に,出力信号の増幅電圧を検波する検波
器7を接続し、この検波出力を入力とし、増幅器のバイ
アス回路5とアース間をスイッチするように接続された
スイッチング素子8を前記検波器7とバイアス回路5と
の間に挿入し、増幅器出力が所定値以上となった際、バ
イアス電圧を低下させることを特徴とする。
【0005】
【作用】高周波信号増幅器に入力して増幅し、その増幅
出力を検波器7により検波し、その検波出力が所定値以
上になると、スイッチング素子8が作動し、バイアス回
路5とアース間がスイッチすることで、増幅器のバイア
ス電圧を低下させ、増幅器の利得を低下させる。これに
より増幅器に過入力が印加しても過出力による増幅器の
破棄を保護することができることになる。
【0006】
【実施例】図1は本発明回路の1実施例の構成を示すブ
ロック図である。図1において1〜5は図3と同じバイ
ポーラトランジスタ増幅素子,入力整合回路,出力整合
回路,高周波阻止用コイル及びバイアス回路である。本
実施例はその他の構成部品で構成されており、6は方向
性結合器、7は検波器、8はバイアス回路をスイッチす
るバイポーラトランジスタ、9はトランジスタ8のスイ
ッチ動作を調整する可変抵抗器である。
【0007】バイポーラトランジスタ増幅素子1を用い
た増幅器に入力整合回路2を通して高周波信号が入力す
ると、該信号が増幅器により増幅されて出力整合回路3
及び方向性結合器6より出力される。一方、増幅信号は
方向性結合器6より検波器7に入力されて検波されこれ
より検出電圧が得られる。
【0008】この検波電圧は可変抵抗器9により分圧さ
れ、バイポーラトランジスタ8のベースに入力される。
増幅器の入力信号が増大すると出力も増大し、検波器7
の検出電圧も増大し、バイポーラトランジスタ8のベー
ス電圧も増大する。このベース電圧がバイポーラトラン
ジスタ8をオンにするレベルであれば、バイポーラトラ
ンジスタ8はオンとなり、バイアス回路5の出力はアー
スされ、バイポーラトランジスタ増幅素子1のバイアス
電圧が低下し、バイポーラトランジスタ増幅素子1の利
得を低下させ、出力が低下する。
【0009】検出電圧がバイポーラトランジスタ8をオ
ンにするレベル以下の場合は、バイアス回路5の出力は
アースされず、バイポーラトランジスタ増幅素子1の利
得は所定の値となる。どの程度の過入力で本回路を動作
させるかは、可変抵抗器9の分圧比を変えることで調整
することができる。
【0010】図2は本発明の動作を示したグラフであ
り、入力が所定の値以上になると、バイアス電圧は低下
し、入力の尖頭電圧とバイアス電圧の和は一定となるこ
とを示している。本実施例では、高周波増幅用及びスイ
ッチ用に、バイポーラトランジスタを使用しているが、
電界効果トランジスタを使用した場合も同様に動作させ
ることができる。
【0011】上述のように本発明によれば、高周波信号
を増幅する増幅器の出力に,出力信号の増幅電圧を検波
する検波器7を接続し、この検波出力を入力とし、増幅
器のバイアス回路5とアース間をスイッチするように接
続されたスイッチング素子8を前記検波器7とバイアス
回路5との間に挿入し、増幅器出力が所定値以上となっ
た際、バイアス電圧を低下させることを特徴とするの
で、過入力に対してバイアス回路5とアース間をスイッ
チング素子8によりスイッチすることで、増幅器のバイ
アス電圧を低下させ、利得を低下させるため、増幅器の
破壊を保護することができ、回路構成も簡単で安価に実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明回路の1実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の動作を示すグラフである。
【図3】従来回路の1例の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 バイポーラトランジスタ増幅素子 2 入力整合回路 3 出力整合回路 4 高周波阻止用コイル 5 バイアス回路 6 方向性結合器 7 包絡線検波器 8 スイッチング素子(バイポーラトランジスタ) 9 可変抵抗器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号を増幅する増幅器の出力に,
    出力信号の増幅電圧を検波する検波器(7)を接続し、
    この検波出力を入力とし、増幅器のバイアス回路(5)
    とアース間をスイッチするように接続されたスイッチン
    グ素子(8)を前記検波器(7)とバイアス回路(5)
    との間に挿入し、増幅器出力が所定値以上となった際、
    バイアス電圧を低下させることを特徴とする高周波増幅
    器の過入力保護回路。
  2. 【請求項2】 増幅器はバイポーラ又は電界効果トラン
    ジスタ増幅素子(1)を用いた増幅器とし、スイッチン
    グ素子(8)としてバイポーラ又は電界効果トランジス
    タを用いることを特徴とする高周波増幅器の過入力保護
    回路。
JP3207431A 1991-07-23 1991-07-23 高周波増幅器の過入力保護回路 Pending JPH0529843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3207431A JPH0529843A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 高周波増幅器の過入力保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3207431A JPH0529843A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 高周波増幅器の過入力保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0529843A true JPH0529843A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16539650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3207431A Pending JPH0529843A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 高周波増幅器の過入力保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529843A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085392A (ja) * 2006-09-25 2008-04-10 Toshiba Teli Corp 高周波電力増幅回路
WO2014109090A1 (ja) * 2013-01-09 2014-07-17 株式会社村田製作所 高周波増幅回路

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085392A (ja) * 2006-09-25 2008-04-10 Toshiba Teli Corp 高周波電力増幅回路
WO2014109090A1 (ja) * 2013-01-09 2014-07-17 株式会社村田製作所 高周波増幅回路
CN104904118A (zh) * 2013-01-09 2015-09-09 株式会社村田制作所 高频放大电路
US9369090B2 (en) 2013-01-09 2016-06-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. High-frequency amplifier circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050275031A1 (en) Protection of an integrated circuit against electrostatic discharges
JPH01248714A (ja) Amラジオ受信機用雑音ブランキングシステム
JPH05315856A (ja) 電力増幅装置
US4041409A (en) Automatic gain control circuit
JPS583601B2 (ja) スピ−カ保護回路
JPH0529843A (ja) 高周波増幅器の過入力保護回路
US4216437A (en) Protective circuitry for push-pull amplifiers
JPH0666592B2 (ja) 電力増幅装置
JPH0141220Y2 (ja)
US20020044015A1 (en) Amplifier circuit and electronic apparatus using the same
JPH0346579Y2 (ja)
JP2723692B2 (ja) 増幅装置
US3038071A (en) Transistor receiver squelch circuit
JP3082922B2 (ja) ラジオ受信機
JPH0669732A (ja) 電力増幅回路
JPH0147046B2 (ja)
KR910001647Y1 (ko) 스위치 온시 레벨 제한회로
JPS6119536Y2 (ja)
KR900002073Y1 (ko) 잡음신호 제거회로
JPH0865059A (ja) 電界効果トランジスタ用保護回路
JPS6231522B2 (ja)
JPH10335947A (ja) 高周波増幅回路を有する半導体集積回路装置
JP2001166039A (ja) 信号検出回路およびそれを有する超音波式検出装置
JPS58171116A (ja) 高周波増幅装置
KR0130944Y1 (ko) Osd 뮤팅회로