JPH05298160A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH05298160A
JPH05298160A JP4121171A JP12117192A JPH05298160A JP H05298160 A JPH05298160 A JP H05298160A JP 4121171 A JP4121171 A JP 4121171A JP 12117192 A JP12117192 A JP 12117192A JP H05298160 A JPH05298160 A JP H05298160A
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JP
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JP4121171A
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Masaki Sago
正樹 佐合
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの保存領域を有効に利用することがで
きるデータ処理装置を提供する。 【構成】 バインダ20において廃棄されるデータはゴ
ミ箱23にコピーされ、また、データの廃棄期限がゴミ
箱23のデータ管理情報68に設定される。バインダ2
0のデータは消去され、また、ゴミ箱23のデータの廃
棄期限は変更可能である。ゴミ箱23のデータ管理情報
により廃棄期限が過ぎているデータが消去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の利用者が利用す
る複数の計算機システムにおいて任意の利用者が任意の
データを操作可能なデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の利用者が利用する1または
複数の計算機システムでは、利用者の廃棄可能なデータ
は計算機システム上において定められた一定の場所に保
存され、その計算機特有の手続き、または計算機システ
ムの立ち上がりの処理により物理的に廃棄されるように
構成されている。また、このようにデータが廃棄された
領域は、物理的に廃棄操作を許可された利用者の操作、
または計算機システムの再度の立ち上げにより利用可能
になるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の計算機システムでは、廃棄可能なデータが計算機シ
ステム上において定められた一定の場所に保存され、そ
の計算機特有の手続き、または計算機システムの立ち上
がりの処理により物理的に廃棄されるので、データ領域
を有効に利用することができないという問題点がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、データ
領域を有効に利用することができるデータ処理装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数の利用者が利用する複数の計算機シス
テムにおいて任意の利用者が任意のデータを操作可能な
データ処理装置において、同一の計算機システムまたは
複数の計算機システムにおいて分散している利用者のデ
ータを管理するデータ管理手段と、特定の領域で将来廃
棄するデータを管理する廃棄管理手段と、前記廃棄管理
手段により管理されているデータを物理的に廃棄する廃
棄手段と、前記データ管理手段により管理されているデ
ータを前記廃棄管理手段に移行する際に、当該データが
前記廃棄手段により廃棄されるまでの時間を設定する設
定手段と、前記設定手段により設定された時間の経過後
に前記データを前記廃棄管理手段から前記廃棄手段に移
行する移行手段とを有することを特徴とする。
【0006】また、本発明は、複数の利用者が利用する
複数の計算機システムにおいて任意の利用者が任意のデ
ータを操作可能なデータ処理装置において、同一の計算
機システムまたは複数の計算機システムにおいて分散し
ている利用者のデータを管理するデータ管理手段と、特
定の領域で将来廃棄するデータを管理する廃棄管理手段
と、前記廃棄管理手段により管理されているデータを物
理的に廃棄する廃棄手段と、前記データ管理手段により
管理されているデータを前記廃棄管理手段に移行する際
に、前記廃棄手段により廃棄される条件および時間を設
定する設定手段と、前記設定された条件および時間が満
たされたときに前記データを前記廃棄管理手段から前記
廃棄手段に移行する移行手段とを有することを特徴とす
る。
【0007】更にまた、本発明は、複数の利用者が利用
する複数の計算機システムにおいて任意の利用者が任意
のデータを操作可能なデータ処理装置において、同一の
計算機システムまたは複数の計算機システムにおいて分
散している利用者のデータを管理するデータ管理手段
と、特定の領域で将来廃棄するデータを管理する廃棄管
理手段と、前記廃棄管理手段により管理されているデー
タを物理的に廃棄する廃棄手段と、前記廃棄手段により
廃棄されるべきデータのサイズを設定する設定手段と、
前記データ管理手段により管理されているデータを前記
廃棄管理手段に移行する際に、当該データのサイズが前
記設定手段により設定されたサイズ以上のとき直ちに該
データを前記廃棄手段に移行する移行手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明は、上記設定された時間、ま
たは条件および時間、またはサイズを変更する変更手段
を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は上記構成により、廃棄手段により廃棄
されるまでの時間、該廃棄手段により廃棄される条件お
よび時間、あるいは廃棄されるべきデータのサイズを設
定する。更に、これらの設定値は変更可能であり、デー
タが前記時間の経過後、前記条件および時間が満たされ
たとき、またはデータが前記サイズ以上のときに物理的
に廃棄される。これにより、データ領域の無駄な占有と
優先順位が低いデータの必要以上の存在を防止してデー
タ領域を有効に利用することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係るデータ処理装置の一実施例の
概略構成を示すブロック図である。CRT1は編集中の
文書や各種メッセージメニュー等を表示するために用い
られ、このCRT1の画面に表示されるイメージデータ
はビデオRAM(VRAM)2上で展開される。ビット
ムーブユニット(BMU)3はメモリ間やメモリと各デ
バイス間のデータ転送を制御する。キーボード4は文書
編集などを行うための各種キーを備え、ポインティング
デバイス(PD)5はCRT1の画面上のアイコン等を
指し示すために用いられる。
【0011】中央処理装置(CPU)6は本装置全体の
制御を行い、特に後述するように文書編集やデータ破棄
に関するプログラムやエラー処理プログラム等を実行す
る。このCPU6のプログラムはリードオンリメモリ
(ROM)7に記憶され、また、ランダムアクセスメモ
リ(RAM)8はCPU6が上記プログラムを実行する
際のワークエリアや、エラー処理時の一時待避エリア等
を有する。ハードディスクドライブ装置(HDD)9と
フロッピディスクドライブ装置(FDD)10は、後述
するようなアプリケーションプログラムやデータを保存
するために用いられる。ネットワークインタフェース
(Net−I/F)11はネットワークを介して他のデ
ータ処理装置との間でデータ転送を行うためにネットワ
ーク上のデータ制御や診断を行い。また、これらの部材
2〜11はアドレスバスと、データバスと制御バスから
成る入出力(I/Oバス)12を介して接続されてい
る。
【0012】ここで、本実施例においてデータを管理
し、ユーザに対してそのデータを参照、更新、保存、実
行する操作環境を与えるためのプログラムを「デスクト
ップ」と呼ぶ。実際の表示例としては、図3に示すよう
にウインドウシステム上において複数のウインドウ1
5、16、22〜24で構築され、このウインドウ1
5、16、22〜24のデータは、キーボード4とポイ
ンティングデバイス5などの入力手段を介して操作され
る。
【0013】次に、図2を参照してデスクトップにおけ
る種々の概念を説明すると、ルーム13とオフィス14
がユーザのデータ環境である。ルーム13とは1人のユ
ーザが所有する環境を提供するスペースを示すととも
に、そのユーザがデスクトップを利用するためのエント
リとなるユーザインタフェースとしてのウインドウを示
す。オフィス14とはローカルなルーム13の集合で構
成されるスペースを示す。
【0014】また、ドメインとはアーキテクチャの違い
によるデータの交換を必要とせずに、複数のオフィス1
4に跨ってデータの移動、複写、実行などを行うことが
可能なオフィス14の集合を示す。例えば1つの計算機
の物理的ファイルシステムを1つのオフィス14とし
て、ネットワークを介して結合された複数の計算機に分
散したオフィス14毎にそれぞれ複数のルーム13が存
在する。
【0015】1人のユーザは、適当なオフィス14に自
分のルーム13を有し、そのルーム13内でデスクトッ
プのサービスを享受し、後述する操作オブジェクトを操
作することによりアプリケーションの起動やデータの処
理を行うことができる。また、ユーザは、自分のルーム
13以外の同一のオフィス14内の他のユーザのルーム
13や、他のオフィス14のルーム13にアクセスする
ことができ、許可された範囲内において自分のルーム1
3内の場合と同様な操作を行うことができる。さらに、
同一のドメイン内のルーム13であれば、複数のルーム
13に跨ってデータの移動、複写、実行などを行うこと
も可能である。
【0016】ここで、操作オブジェクトとは、ユーザの
デスクトップ管理システムに対するアクセス手段を提供
するために、デスクトップ上にアイコンとして表現され
るデータおよびデータの集合を示す。
【0017】図3はユーザのルーム13を示す画面であ
り、このルーム13内に操作オブジェクトが表示され
る。デスクトップ15はデスクトップの一機能であるア
プリケーションの登録と起動等の管理を行うために用い
られ、このデスクトップ15のオープン操作により、後
述するようなデスクトップ15内のオブジェクトを含む
ウインドウが表示される。
【0018】また、キャビネット16はアプリケーショ
ンにより作成されたデータを階層構造で管理する機構の
トップレベルのエントリを示し、このキャビネット16
のオープン操作により、後述するようなキャビネット1
6内のオブジェクトを含むウインドウが表示される。公
開棚22は他のユーザまたはユーザグループ(後述)の
データの公開を管理するオブジェクトを示し、ゴミ箱2
3はデータの廃棄を管理するオブジェクトを示す。出口
24は他のユーザのルーム13やオフィス14へのアク
セス手段として用いられるオブジェクトを示し、この出
口24のオープン操作により、後述するような出口24
内のオブジェクトを含むウインドウが表示される。
【0019】なお、図3に示すように上記操作オブジェ
クト15、16、22〜24以外として、ユーザの名称
および表示中のウインドウの表題を示すタイトル25
と、ウインドウ内の操作を指示するための操作ボタン2
6と、操作のヘルプ内容を指示するためのヘルプボタン
27と、ウインドウ外のアイコンをスクロールさせるた
めのスクロールバー28が表示される。
【0020】図4はデスクトップ15内のオブジェクト
を示し、アプリケーション29がアプリケーションを操
作(起動)するためのオブジェクトとして表示される。
なお、アプリケーション29の各操作は後述する。図5
はキャビネット16内のオブジェクトを示し、バインダ
20とデータ18が表示される。バインダ20はデータ
を階層構造で管理するキャビネット16下のノードを示
し、このバインダ20のオープン操作により、そのバイ
ンダ20内のバインダ20やデータ18を含むウインド
ウが表示される。データ18はアプリケーションにより
作成されたデータを表すオブジェクトであり、データの
内容を操作するために用いられる。なお、このデータ1
8の操作は後述する。また、バインダ20内のウインド
ウを示す画面も図5に示す場合と同一の内容である。
【0021】図6は公開棚22内のオブジェクトを示
す。公開トレイ33はユーザが公開操作を行う場合に、
公開対象となる他のユーザまたはユーザの集合(以下、
ユーザグループという。)毎に作成されるオブジェクト
であり、この公開トレイ33のオープン操作により、図
7に示すような公開オブジェクト34を含むウインドウ
が表示される。図7に示す公開オブジェクト34は、公
開操作が行われたユーザのバインダ20とデータ18の
オブジェクトを示し、この公開オブジェクト34が存在
する公開トレイ33の属性により、その公開オブジェク
ト34を公開する対象となるユーザまたはユーザグルー
プが決定される。なお、図示されていないが、公開オブ
ジェクト34はキャビネット16を含む。
【0022】図8は出口24内の操作オブジェクトを示
し、ドア35とオフィス14のオブジェクトが表示され
る。ドア35は他のユーザのルーム13へのエントリを
示すオブジェクトであり、ユーザ名が表示される。この
ドア35のオープン操作により、そのドア35が示すユ
ーザのルーム13が表示され、そのルーム13のユーザ
がユーザまたはユーザを含むユーザグループに対して公
開操作を行ったキャビネット16と、バインダ20とデ
ータ18が表示される。そして、ユーザはその公開され
たオブジェクトを操作することにより、そのユーザのデ
ータにアクセスすることができる。
【0023】また、図8に示すオフィス14は、他のオ
フィス14へのエントリを示すオブジェクトであり、オ
フィス名が表示される。そして、このオフィス14のオ
ープン操作により、そのオフィス14に含まれるルーム
13へのエントリを示すオブジェクトすなわちドア35
が表示される。このドア35に対する操作は前述した通
りである。
【0024】つぎに、デスクトップが動作するために必
要な管理情報について説明すると、このデスクトップ管
理情報は、図9〜図13にそれぞれ示すようなデータ情
報36と、アプリケーション情報42と、ユーザ情報5
4と、オフィス情報58とグループ情報65を有する。
図9はこのデスクトップ管理情報のデータ情報36のテ
ーブルを示し、このデータ情報36は、図4に示すアプ
リケーション29が作成するデータ18の形式や種類を
登録して管理するために用いられ、個々のデータ形式に
ついて次のような情報37〜40を有する。データフォ
ーマットID37は、個々のデータ形式毎に付された独
立の番号であり、拡張子38はそのデータ形式のデータ
18のファイルを作成するときに、ファイル名の最後に
付される3文字の情報である。アイコンファイル名39
はバインダ20内にデータ18を表示する際に用いら
れ、表示形式によっては複数個登録される。
【0025】図10はデスクトップが管理するアプリケ
ーション29についてのアプリケーション情報42を示
す。このアプリケーション情報42に基づいて、後述す
るデスクトップ15のウインドウ内にアプリケーション
29のオブジェクトが表示され、登録されたアプリケー
ション29毎に次のような情報43〜49により構成さ
れる。アプリケーションID43は個々のアプリケーシ
ョン29毎に付された独立の番号であり、実行モジュー
ル名44はアプリケーション29を実行する際に用いら
れるプログラム名である。アプリケーション名称45は
アプリケーション29の名称であり、アイコンファイル
名46はアプリケーション29をアイコン表示する際に
用いられる。
【0026】処理リスト47は、処理可能なデータ18
のフォーマットID37(図9)とその処理リストの一
覧であり、処理コードとその処理を表示するための名称
を1項目としている。なお、この処理リスト47は、ア
プリケーション29がデータ18を作成しない場合には
ブランクとなる。処理リスト47における情報48は、
各フォーマットID37毎の処理リスト47の先頭のエ
ントリであり、アプリケーション29のデフォルト処理
を示している。このエントリ48は処理対象となるデー
タ18が指定されることなくアプリケーション29が起
動された場合の処理を示し、フォーマットID37とそ
の処理リストから成る。情報49はこの処理リスト47
内の処理を行う場合に、処理対象となるデータ18が必
要か否かを示し、「〇」の場合にデータ18が必要であ
り、「×」の場合に不必要であり、空白の場合にどちら
でもよいことを示す。
【0027】図11は1つのデスクトップが稼働するシ
ステムのユーザを管理するユーザ情報54のテーブルを
示し、このユーザ情報54は次のような情報55〜57
により構成されている。ユーザID55は各ユーザ毎に
付された独立の番号であり、狭義のユーザ情報56はユ
ーザの氏名のようにユーザに関する任意の情報である。
ユーザのルームディクトリ57は、ユーザのルーム13
の所在(ディレクトリのパス)である。
【0028】図12はネットワーク等を介して接続され
た他のデスクトップが稼働しているオフィス14を管理
するオフィス情報58のテーブルを示し、各オフィス1
4毎に次のような情報60〜63により構成されてい
る。オフィスID60は個々のオフィス14毎に付され
た独立の番号であり、ホスト名61はオフィス14が所
在するホスト名である。また、オフィス名62はホスト
内に存在するオフィス14の名称であり、ドメイン63
はオフィス14が属しているホストのドメインである。
【0029】図13はデータ18の参照と更新を制限す
るユーザの範囲を表すために、複数のユーザのグループ
を管理するグループ情報65のテーブルを示し、各グル
ープ毎に次のような情報66、67により構成されてい
る。グループID66は各グループ毎に付された独立の
番号であり、ユーザID67はそのグループに属してい
る1または複数のユーザのユーザID55を含む。
【0030】つぎに、キャビネット管理情報を説明す
る。図14はデータ管理情報68のテーブルを示し、こ
のデータ管理情報68は図5に示すバインダ20内の個
々のデータ18を管理するためのファイルである。この
データ管理情報68はまた、キャビネット16(ゴミ箱
23を含む。)以下のバインダ20毎に1個存在し、1
つのデータについて次の情報69〜88を有する。オブ
ジェクトタイプ69はデータの種類(バインダ20、デ
ータ18、公開棚22、公開トレイ33)を示し、ファ
イル名70はデータの内容を示す。フォーマットID7
1はデータのフォーマットID37であり、クリエイタ
ID72はそのデータを作成したアプリケーション29
のアプリケーションID43である。
【0031】また、漢字名称73はそのデータの漢字名
称であり、サイズ74はデータのバイト単位のサイズで
あってデータが複数のファイル(フラグメント:後述)
により構成されている場合にはその合計のサイズであ
る。登録日付75はデータが新規に作成された日付であ
り、更新日付76はデータが最後に変更された日付であ
り、また、参照日付77はデータが最後に参照された日
付である。所有者ユーザID78はデータの所有者を示
すユーザID55であり、所有者グループID79はデ
ータの所有者を示すグループID66である。参照ユー
ザID80はデータを最後に参照したユーザID55で
あり、更新ユーザID81はデータを最後に更新したユ
ーザID55である。
【0032】アクセスレベル82にはデータに対する参
照と、更新操作の許可または不許可がデータの所有者ユ
ーザID78と、グループID66とそれ以外のユーザ
の場合に別けて設定される。ドメイン83はデータが作
成または更新されたオフィス14のドメインである。
【0033】公開先ユーザID84はデータが他のユー
ザに対して公開される公開トレイ33である場合に、公
開対象となるユーザID55であり、公開先グループI
D85はデータが他のグループに対して公開される公開
トレイ33である場合に、公開対象となるグループID
66である。公開複写期限86はデータが公開オブジェ
クト34である場合に、公開先のユーザに対してデータ
の複写操作を制限する設定内容であり、公開期限87は
データが公開オブジェクト34である場合に、公開オブ
ジェクト34の公開操作が有効な期限である。また、デ
ータ廃棄期限88は図40に示すように、データが一定
期間経過するとゴミ箱23において自動的に廃棄される
期限である。
【0034】図15は各ユーザのルーム13内において
現在オープンされているバインダ20とデータ18の状
態を示すオープンデータ管理情報90のテーブルを示
す。このオープンデータ管理情報90はルーム13毎に
1つ存在し、次のような情報91〜94により構成され
ている。ファイル名91はデータのファイル名であり、
ユーザID92はデータを現在オープンにしているユー
ザのユーザID55である。アクセルレベル93はデー
タが参照のみのアクセルレベル82でオープンされてい
るか、または更新のアクセルレベル82でオープンされ
ているかを示すフラグであり、日付94はデータがオー
プンにされた日時を示す。
【0035】図16はキャビネット16内のバインダ2
0をオープンにする操作画面を示し、この画面にはポイ
ンティングデバイス5により指定されたカーソル96
と、操作説明のためにポインティングデバイス5のボタ
ン操作を示すマーク97が表示されている。なお、この
マーク97は「★」がボタンの1クリックを示し、「★
★」がボタンの2クリックを示し、「☆」がボタンが押
されたことを示し、「☆☆」がボタンが離されたことを
示す。このバインダ20のオープン操作を説明する。バ
インダ20のアイコンにカーソル96を移動してボタン
を2クリップすると、バインダ20の内容を示すウイン
ドウが表示される。なお、このオープン操作は操作オブ
ジェクト全般に共通の操作である。
【0036】次に、図17を参照してバインダ20のオ
ープン処理を説明する。まずステップS1においてボタ
ンが2クリックされたバインダ20のデータ管理情報6
8を得、続くステップS2においてこのデータ管理情報
68のフォーマットID37とデータ情報36からアイ
コンファイルを読み出し、ステップS3においてウイン
ドウ上にアイコン表示を行う。ステップS4ではこれら
の処理をデータ管理情報68の全てのエントリに対して
行い、処理を終了する。なお、この処理はキャビネット
16と公開棚22に共通であり、デスクトップ15と出
口24のオープン処理は後述する。
【0037】図18はキャビネット16とバインダ20
との間のデータ18のコピー操作画面を示す。このコピ
ー操作は、希望するコピー元にデータ18のアイコンへ
カーソル96を移動させた後、ボタンを押したまま希望
するコピー先のキャビネット16またはバインダ20の
ウインドウへ移動し、ボタンを離すことにより行われ
る。
【0038】つぎに、図19を参照してキャビネット1
6におけるデータ18のコピー処理を説明する。まずス
テップS5においてコピー元のアイコンにボタンが押さ
れた段階でコピー元のデータ18が存在するバインダ2
0からデータ18のデータ管理情報68を得る。そし
て、ステップS6においてこのデータ管理情報68から
コピー元のデータ18が公開オブジェクト34であっ
て、かつ公開複写制限86の設定がある場合に、ステッ
プS7においてコピー禁止の旨を表示し、処理を中止す
る。
【0039】他方、上記条件を満たさない場合にはステ
ップS8に進み、コピー先においてボタンが離された場
合にステップS9に進む。ステップS9ではディスク容
量等をチェックすることによりコピーが可能であるか否
かをチェックし、コピーが不可能な場合にはステップS
10においてエラー(コピー不可能)表示を行い、処理
を中止する。
【0040】他方、コピーが可能である場合には、ステ
ップS11においてコピー先のバインダ20のデータ管
理情報68に対し、前もって得られたデータ管理情報6
8のエントリを追加し、続くステップS12においてデ
ータ18の内容であるファイルをコピーし、処理を終了
する。
【0041】つぎに、アプリケーションの起動について
説明すると、デスクトップで管理されるアプリケーショ
ン29またはデータ18をユーザが操作することにより
アプリケーションが起動される。このアプリケーション
の起動は、アプリケーションの実行モジュール名44
(図10)と、それに続いて処理されるデータ18のフ
ァイル名70と、フォーマットID37及び処理リスト
47中の処理方法を指示する文字列を付加することによ
り実行される(例えば/usr/local/bin/ezps/ezps-f 012
-m e)。
【0042】まず、ルーム13内のデスクトップ15を
2クリックすると、デスクトップ15がオープンにされ
て、既にインストールされているアプリケーション29
が表示される。デスクトップ15のオープン処理は、ア
プリケーション情報42を得た後アイコンファイルを読
み出し、ウインドウ上にアイコンを表示することにより
終了する。アプリケーションによりデータ18がオープ
ンにされると、データ18が存在するルーム13のオー
プンデータ管理情報90に対し、オープンにされたデー
タ18のエントリが追加される。また、アプリケーショ
ンによりデータ18がクローズされると、前述したオー
プンデータ管理情報90においてオープンにされたデー
タ18のエントリが削除される。
【0043】つぎに、図20〜図31を参照してデスク
トップにおけるアプリケーションの起動処理をユーザの
操作別に説明する。図21は、図20に示す操作画面に
おいてデスクトップ15内のアプリケーション29が2
クリックされた場合の起動処理を示す。ステップS13
において2クリックされたアプリケーション29のアプ
リケーション情報42を得、ステップS14においてこ
のアプリケーション情報42の先頭のフォーマットID
37と、そのデフォルト処理48の処理コードをアプリ
ケーション29に渡し、アプリケーション29を起動す
る。
【0044】図23は、図22に示す操作画面において
デスクトップ15内のアプリケーション29が選択さ
れ、リスト98の各種オープン処理が選択された場合の
起動処理を示す。ステップS15において「操作」ボタ
ン26が選択されない場合にはステップS16において
他の処理を行い、「操作」ボタン26が選択された場合
にはステップS17以下に進む。ステップS17におい
てアプリケーション29が選択されると、ステップS1
8においてこのアプリケーション29のアプリケーショ
ン情報42を得る。
【0045】そして、ステップS19においてこのアプ
リケーション情報42の先頭エントリのフォーマットI
D37がデフォルトとして選択され、このフォーマット
ID37の処理リスト47の処理名称をプルダウンリス
ト98として表示する。なお、このリスト98には印刷
機能などのように既に作成されたデータを必要とする機
能については図10に示す「処理データ必要」49がチ
ェックされて表示されない。ステップS20においてリ
スト98の1つの項目が選択されると、ステップS21
においてデフォルトとして既に選択されたフォーマット
ID37と上記選択された項目に対応する処理コードを
渡し、既に選択されたアプリケーション29を起動す
る。
【0046】図24はデスクトップ15内のアプリケー
ション29をドラッグし、キャビネット16(またはバ
インダ20)内にドロップする操作を示す。この場合に
は図21に示す処理と同様に、ドラッグ/ドロップされ
たアプリケーション29のアプリケーション情報42を
得、アプリケーション情報42の先頭のフォーマットI
D37と、そのデフォルト処理48の処理リストの処理
コードをアプリケーション29に渡して起動する。
【0047】図25はキャビネット16(またはバイン
ダ20)内のデータ18を2クリックする操作を示し、
図26はその操作によるアプリケーション起動処理を示
す。ステップS22において2クリックされたデータ1
8のデータ管理情報68からクリエイタID72と、そ
のデータのフォーマットID37を得る。次にステップ
S23においてこのフォーマットID37と同一のアプ
リケーションID43を有するアプリケーション情報4
2を得、続くステップS24において上記フォーマット
ID37と、上記アプリケーション情報42のフォーマ
ットID37のデフォルト処理48の処理コードと、デ
ータ18のファイル名70をアプリケーション29に渡
して起動する。
【0048】図27はキャビネット16(またはバイン
ダ20)内のデータ18を選択してリスト98から各種
のオープン処理を選択する操作を示し、図28はその操
作によるアプリケーション起動処理を示す。ステップS
25においてウインドウ上の「操作」ボタン26が選択
されない場合にはステップS26において他の処理を行
い、「操作」ボタン26が選択された場合にはステップ
S27以下に進む。ステップS27において処理対象の
データ18が選択されると、ステップS28においてこ
のデータ18のフォーマットID37とクリエイタID
72をデータ管理情報68から得、アプリケーション情
報42からこのクリエイタID72と同一のアプリケー
ションID43を有するエントリを得る。
【0049】そして、ステップS29においてこのアプ
リケーションID43のエントリから上記得られたフォ
ーマットID37に該当する処理リスト47の名称をプ
ルダウンリスト98として表示する。次いで、ステップ
S30においてリスト98の1つの項目が選択される
と、ステップS31においてデータ18のファイル名7
0と、既に得られたフォーマットID37と、リスト9
8から選択された項目に対応する処理コードをアプリケ
ーション29に渡して起動する。
【0050】図29はキャビネット16(またはバイン
ダ20)内の1つのデータ18をドラッグし、デスクト
ップ15内のアプリケーション29にドロップする操作
を示し、図30はその操作によるアプリケーション起動
処理を示す。データ18がドラッグされると、ステップ
S32においてこのデータ18のファイル名70とフォ
ーマットID37をデータ管理情報68から得る。そし
て、ステップS33においてこのドラッグされたデータ
18がデスクトップ15のアプリケーション29に位置
されるとステップS34以下に進み、位置されない場合
にはステップS37に直接進む。
【0051】ステップS34では上記位置されたアプリ
ケーション29のアプリケーション情報42を得、続く
ステップS35においてこのアプリケーション29が上
記ドラッグされているデータ18のフォーマットID3
7を処理可能な場合にはステップS36に進み、処理不
能な場合にはステップS37に直接進む。ステップS3
6ではこのアプリケーション29のアイコン表示をハイ
ライトさせる等して表示方法を変化させ、このアプリケ
ーション29が上記ドラッグされているデータ18を処
理可能なことをユーザに知らせる。
【0052】ついで、ステップS37において上記ドラ
ッグされたデータ18がドロップされると、ステップS
38以下に進み、ドロップされない場合にはステップS
33に戻る。ステップS38ではこのデータ18が処理
可能なアプリケーション29上にドロップされたかをチ
ェックし、ドロップされた場合にはステップS38に進
み、ドロップされない場合には処理を終了する。ステッ
プS38では上記アプリケーション情報42からアプリ
ケーションID43に該当するフォーマットID37と
デフォルト処理48の処理コードを得、フォーマットI
D37と処理コードとデータ18のファイル名70をア
プリケーション29に渡して起動する。
【0053】図31はキャビネット16(またはバイン
ダ20)内の複数のデータ18をドラッグし、デスクト
ップ15内のアプリケーション29にドロップする操作
を示す。この場合の処理は上記図30に示す処理と同様
に、ドラッグされたそれぞれのデータ18のフォーマッ
トID37を得る。そして、ドラッグされたデータ18
がデスクトップ15のアプリケーション29に位置され
るとアプリケーション情報42を検索し、アプリケーシ
ョン29が上記ドラッグされているデータ18のフォー
マットID37を処理可能な場合にアプリケーション2
9のアイコン表示をハイライトさせる等して表示方法を
変化させ、このアプリケーション29が上記ドラッグさ
れているデータ18を処理可能なことをユーザに知らせ
る。
【0054】そして、このハイライト表示されたアプリ
ケーション29上に、ドラッグされた複数のデータ18
がドロップされると、アプリケーション29のアプリケ
ーションID43とデータ18のフォーマットID37
からアプリケーション情報42を検索し、アプリケーシ
ョンID43に該当する実行モジュール44と、フォー
マットID37と、デフォルト処理48の処理コードと
複数のデータ18のファイル名70をアプリケーション
29に渡して起動する。
【0055】次に、図32〜図36を参照して「公開操
作」を行う場合の操作とその処理を説明する。ここで、
本実施例では通常、ユーザのルーム13内のキャビネッ
ト16と、バインダ20とデータ18を他のユーザが参
照したり、更新することは許可されていない。そして、
ユーザが自己の所有するキャビネット16と、バインダ
20とデータ18を他のユーザに対して参照したり、更
新することは許可する操作を「公開操作」と呼び、ま
た、この「公開操作」が行われる、または行われたキャ
ビネット16と、バインダ20とデータ18を公開オブ
ジェクト34と呼ぶ。
【0056】まず、公開対象となるユーザまたはグルー
プ毎に公開トレイ33が公開棚22上に作成される。こ
の具体的な作成方法は図32に示すように、ユーザが公
開棚22上でウインドウ上の新規作成ボタン26aを選
択し、問い合わせの入力ウインドウ99に対し、公開す
る相手のユーザまたはグループの名称またはユーザID
55ないしはグループID66を入力する。ついで、図
33に示すように公開対象のユーザまたはグループの公
開トレイ33をオープンにし、バインダ20間のデータ
18のコピー操作と同様に、公開される公開オブジェク
ト34のアイコンをドラッグして公開トレイ33上にド
ロップする。この操作によりドロップされた公開オブジ
ェクト34が公開トレイ33上に表示され、したがっ
て、「公開操作」が行われたことが示される。
【0057】また、本実施例では、公開オブジェクト3
4に対して他のユーザの複写操作を制限する設定や、公
開を許可する期限を設定することが可能である。この具
体的な設定方法は図33に示すように、ユーザが公開ト
レイ33の操作ボタンを押した後、設定される公開オブ
ジェクト34を1クリックすると問い合わせの入力ウイ
ンドウ100が表示され、この入力ウインドウ100に
対して公開複写制限86や公開期限87を入力すること
により設定が完了する。なお、既に設定が完了している
場合にはこの入力ウインドウ100の設定項目欄内に設
定内容が表示される。
【0058】図34はデスクトップ15における公開ト
レイ33の作成処理を示す。ウインドウ上の新規作成ボ
タン26aが選択されると、ステップS40において上
記公開対象を入力するための入力ウインドウ100を作
成して表示し、ユーザからの入力待ちとなる(ステップ
S41)。そして、ユーザ名称が入力した場合にはこの
ユーザ名称からユーザ情報54を検索してユーザID5
5を得(ステップS42、S43)、また、ユーザID
55が入力した場合にはこのユーザID55からユーザ
情報54を検索してこのユーザID55が存在するか否
かをチェックする(ステップS44、S45)。
【0059】また、グループ名称が入力した場合にはこ
のグループ名称からグループ情報65を検索してグルー
プID66を得(ステップS46、S47)、グループ
ID66が入力した場合にはこのグループID66から
グループ情報65を検索してこのグループID66が存
在するか否かをチェックする(ステップS48、S4
9)。
【0060】ステップS50では上記ユーザID55ま
たはグループID66が存在する場合にステップS51
以下に進み、存在しない場合には処理を中止する。ステ
ップS51では公開棚22のデータ管理情報68に対し
て新規の公開トレイ33のエントリを作成し、公開先ユ
ーザID84または公開先グループID85に対して上
記ユーザID55またはグループID66を代入し、続
くステップS52において、新たに作成された公開トレ
イ33を表示して処理を終了する。
【0061】図35はデスクトップ15における「公開
操作」処理を示す。公開される公開オブジェクト34が
ドラッグされると、ステップS53においてこのドラッ
グされた公開オブジェクト34のデータ管理情報68を
得る。そして、ステップS54においてこのドラッグさ
れた公開オブジェクト34が公開トレイ33上にドロッ
プされた場合にはステップS55以下に進み、ドロップ
されない場合にはステップS57に分岐して他の処理を
行う。
【0062】ステップS55では公開トレイ33のデー
タ管理情報68に対して新規の公開オブジェクト34を
作成し、前述したように得られたデータ管理情報68を
代入し、続くステップS56において、このドラッグさ
れた公開オブジェクト34を公開トレイ33のウインド
ウ上に表示して処理を終了する。
【0063】図36はデスクトップ15に対する公開複
写制限設定と公開期限設定の処理を示す。ステップS5
8においてウインドウ上の操作ボタン26が選択される
とステップS60以下に進み、選択されない場合にはス
テップS59に分岐して他の処理を行う。ステップS6
0では公開オブジェクト34の選択入力を待ち、公開オ
ブジェクト34が選択されるとステップS61において
この選択された公開オブジェクト34のデータ管理情報
68を得る。
【0064】そして、ステップS62において問い合わ
せの入力ウインドウ100を作成して表示し、入力欄に
上記の如く得られたデータ管理情報68により公開複写
制限86と公開期限87を表示し、ステップS63にお
いてその入力を待つ。ついで、ステップS64において
この入力した公開複写制限86と公開期限87をデータ
管理情報68に代入し、この設定が完了したデータ管理
情報68を公開トレイ33内のデータ管理情報68に代
入してこの処理を終了する。
【0065】つぎに、図37を参照してユーザが他のユ
ーザのデータにアクセスする場合の操作と処理を説明す
る。この場合、まず、ユーザが図3に示すような自己の
ルーム13内の出口24をオープンにすると、図8に示
すように自分のオフィス14内の他のユーザのルーム1
3を表すドア35と他のオフィス14が表示される。こ
の表示状態において他のオフィス14がオープンにされ
ると、オープンにされたオフィス14のユーザのドア3
5が再度表示される。ついで、希望するユーザのドア3
5がオープンにされると、オープンにされたルーム13
のユーザが自分に対して公開操作を行った公開オブジェ
クト34が表示される。
【0066】なお、この公開オブジェクト34に対する
操作は、自分のルーム13内のオブジェクトに対する場
合と同様な操作で行うことができる。但し、公開オブジ
ェクト34に対して公開複写制限86が設定されている
場合にはその公開オブジェクト34の内容を複写する操
作が禁止され、また、公開オブジェクト34に対して公
開期限87が設定されている場合にはその公開期限87
が経過した公開オブジェクト34はウインドウ上に表示
されない。
【0067】図37はデスクトップ15における出口2
4のオープン処理を示す。出口24がオープンにされる
と、ステップS65においてユーザ情報54及びオフィ
ス情報59から他のユーザおよびオフィス14の名称を
得、ステップS66においてユーザ情報54及びオフィ
ス情報59に基づいてウインドウ上にドア35とオフィ
ス14のアイコン表示を行い、ステップS67において
入力を待つ。そして、オフィス14に対してオープン操
作が行われた場合にはステップS70からステップ71
に分岐し、ドア35に対してオープン操作が行われた場
合にはステップS72からステップS73以下に分岐す
る。また、どちらに対してもオープン操作が行われない
場合にはこの処理を終了する。
【0068】オフィス14に対してオープン操作が行わ
れた場合には、ステップS71においてオフィス情報5
9からホスト名62を得、オープンにされたホストに対
してユーザ情報54を要求することによりユーザ情報5
4を得、ステップS66に戻ってウインドウ上にドア3
5のアイコン表示を行い、ステップS67において入力
を待つ。
【0069】ドア35に対してオープン操作が行われた
場合には、ステップS73においてオープンにされたド
ア35のユーザの公開棚22のデータ管理情報68を
得、続くステップS74において操作中のユーザに対す
る公開トレイ33が存在するか否かを判別し、存在する
場合にステップS75以下に進む。ステップS75では
この公開トレイ33のデータ管理情報68を得、続くス
テップS76において公開期限87が経過していない公
開オブジェクト34のみをウインドウ上に表示して処理
を終了する。なお、ステップS74において操作中のユ
ーザに対する公開トレイ33が存在しない場合には、ス
テップS77に分岐してその旨を表示し、処理を終了す
る。
【0070】つぎに、図38〜40を参照してデータを
廃棄する場合の処理を説明する。この場合、作成された
バインダ20やデータ18を廃棄するために、バインダ
20間のコピー操作と同様にゴミ箱23のウインドウ内
に、廃棄されるバインダ20やデータ18のアイコンを
ドロップすることによりバインダ20やデータ18のア
イコンがゴミ箱23のウインドウに移動する。また、デ
スクトップ15には図40に示すように、このデータの
廃棄を監視するプロセスが常時動作しており、移動され
たバインダ20やデータ18が一定時間の保存の後消去
される。
【0071】このデータの廃棄の処理を図38を参照し
て説明すると、ステップS90においてデータ18のア
イコンがグラブされた時点でデータ18が存在するバイ
ンダ20のデータ管理情報68を得る。続くステップS
91においてゴミ箱23のウインドウ上でボタンが離さ
れるとステップS92以下に進む。
【0072】なお、ステップS91においてゴミ箱23
のウインドウ上以外でボタンが離された場合にはこの処
理を終了する。ステップS92においては上記データ管
理情報68に対して更新不許可が設定されている場合に
はステップS93において廃棄不可を表示し、この処理
を終了する。また、ステップS92において上記データ
管理情報68に対して更新不許可が設定されていない場
合には、ステップS94においてオープンデータ管理情
報を検索し、上記データ18が他にオープンされている
場合にも廃棄不可を表示し、この処理を終了する。上記
以外の場合には、ステップS95において上記データ1
8をゴミ箱23にコピーし、正常にコピー処理が終了し
た場合にステップS97以下に進む。なお、正常にコピ
ー処理が終了しない場合にはステップS93において廃
棄不可を表示し、この処理を終了する。
【0073】ステップS97では上記データ18が存在
するバインダ20のデータ管理情報68における上記デ
ータ18のエントリを削除し、上記データ18のファイ
ルを消去する。次いで、ステップS98において入力ウ
インドウを表示し、廃棄までの時間のデフォルト値を入
力ウインドウ内に表示し、ステップS99において廃棄
までの時間の設定値の入力待ちとなる。この廃棄までの
時間の設定値が入力されると、最後のステップS100
においてゴミ箱23のデータ管理情報68に追加された
上記データ18のエントリのデータ廃棄期限に対し、現
在の時刻に廃棄までの時間の設定値を加算した時刻を代
入し、この処理を終了する。
【0074】図39はデータ廃棄期限の変更処理を示
す。ステップS120においてゴミ箱23の中から選択
されたデータ18のデータ管理情報68を得、ステップ
S121において入力ウインドウを作成して表示し、デ
ータ管理情報68から得られたデータの廃棄予定期限と
廃棄までの時間のデフォルト値を表示する。そして、ス
テップS122において廃棄までの時間の設定値が入力
されると、ステップS123においてゴミ箱23のデー
タ管理情報68におけるエントリのデータ廃棄期限88
に対し、現在の時刻に廃棄までの時間の設定値を加算し
た時刻を代入し、この処理を終了する。
【0075】図40はデータ廃棄の監視プロセスの処理
を示す。ステップS130においてゴミ箱23のデータ
管理情報68を得、ステップS131において1つのデ
ータのデータ廃棄期限88を取り出す。そして、ステッ
プS132、S133においてそのデータ廃棄期限88
が経過している場合にのみそのデータのエントリを削除
してファイルを消去し、ステップS131〜S133の
ループにおいてゴミ箱23の各データのデータ廃棄期限
をチェックする。ついで、ステップS134においてこ
れらの処理をデータ管理情報68の全てのエントリに対
して行った後、ステップS135、S136において一
定の時間が経過するのを待ち、経過した後ステップS1
30に戻り、同一の処理を繰り返す。
【0076】したがって、上記実施例によれば、図3
8,図39の処理により廃棄可能なデータの廃棄までの
時間を設定,変更した後、図40に示すような監視プロ
セスにより、設定,変更した時間に基づくデータ廃棄期
限が経過した各データのエントリを削除してファイルを
消去するので、廃棄可能なデータがそのデータ毎の廃棄
期限に達したときに物理的に廃棄され、したがって、デ
ータ領域の無駄な占有と優先順位が低いデータの必要時
間以上の存在を防止してデータの保存領域を有効に利用
することができる。
【0077】なお、上記実施例では、廃棄領域を定期的
に調べる廃棄監視プロセスによりデータを廃棄するよう
に構成したが、代わりに指定時刻にプロセスを動作させ
ることができるシステムの場合にはその機能を用いても
よい。また、廃棄時間の指定も、「何時間何分後に廃
棄」の代わりに「何時何分に廃棄」のように指定しても
よく、また、これらのいずれかを選択可能にしてもよ
い。
【0078】つぎに、図41〜図44を参照して第2の
実施例を説明する。図41は第2の実施例におけるデー
タ管理情報68aを示す説明図、図42はデータの廃棄
処理を説明するためのフローチャート、図43はデータ
の廃棄条件と時間の変更処理を説明するためのフローチ
ャート、図44はデータ廃棄の監視プロセスの処理を説
明するためのフローチャートである。
【0079】この実施例のデータ管理情報68aは図4
1に示すように、第1の実施例におけるデータ廃棄期限
88の代わりに廃棄管理情報880を有し、この廃棄管
理情報880は廃棄管理の条件(参照日付)881と、
廃棄満了時間882と、条件継続時間883とにより構
成されている。そして、後述するように条件881を廃
棄満了時間882の間連続して満たした場合にそのデー
タが廃棄され、また、条件継続時間883は現在まで連
続して条件を満たした時間で監視プロセスにより更新さ
れる。
【0080】図42は第1の実施例における図38の処
理に対応している。ステップS90〜S97の処理は第
1の実施例と同一であり、このステップS90〜S97
において廃棄データ18をゴミ箱23にコピーし、この
データ18が存在するバインダ20のデータ管理情報6
8における上記データ18のエントリを削除し、上記デ
ータ18のファイルを消去する。
【0081】そして、この実施例ではステップS98a
において入力ウインドウを表示し、この入力ウインドウ
の入力欄に廃棄管理条件881と廃棄満了時間882の
デフォルト値を表示する。ステップS99aにおいてこ
の廃棄管理条件881と廃棄満了時間882の各設定値
を入力すると、ステップ100aにおいてゴミ箱23の
データ管理情報68aに追加されたデータ18のエント
リのデータ廃棄管理条件と廃棄満了時間にこの各設定値
をそれぞれ代入し、また、条件継続時間883として
「0」を代入する。
【0082】図43は第1の実施例における図39の処
理に対応している。すなわち、ステップS120におい
てゴミ箱23の中から選択されたデータ18のデータ管
理情報68aを得、ステップS121aにおいて入力ウ
インドウを作成して表示し、データ管理情報68aから
得られたそのデータ18の廃棄管理条件881と廃棄満
了時間882を表示する。そして、ステップ122aに
おいて廃棄管理条件881と廃棄満了時間882の各設
定値を入力すると、ステップS123aにおいてゴミ箱
23のデータ管理情報68aにおけるエントリの廃棄管
理条件881と廃棄満了時間882にこの各設定値をそ
れぞれ代入し、また、条件継続時間883として「0」
を代入する。
【0083】図44は第1の実施例における図40の監
視プロセスの処理に対応している。ステップS140に
おいてゴミ箱23のデータ管理情報68aを得、ステッ
プS141において1つのデータの廃棄管理情報880
を取り出す。そして、ステップS142においてそのデ
ータの廃棄管理条件881を満たしているか否かを判別
し、満たしていない場合にはステップS143に分岐し
て条件継続時間883を「0」にセットし、ステップS
147に進む。
【0084】他方、ステップS142においてそのデー
タの廃棄管理条件881を満たしている場合にはステッ
プS144に進み、条件継続時間883に一定の時間を
加算する。そして、続くステップS145において条件
継続時間883が廃棄満了時間882以上の場合にはス
テップS146においてそのデータのエントリを削除し
ファイルを消去してステップS147に進み、条件継続
時間883が廃棄満了時間882以上でない場合には削
除等を行うことなくステップS147に進む。ステップ
S147においてこれらの処理をデータ管理情報の全て
のエントリに対して行った後、ステップS148、S1
49において一定の時間が経過するのを待ち、経過した
後ステップS140に戻り、同一の処理を繰り返す。
【0085】したがって、この実施例においても同様
に、廃棄可能なデータがそのデータ毎の廃棄期限に至る
と物理的に廃棄され、したがって、データ領域の無駄な
占有と優先順位が低いデータの必要時間以上の存在を防
止してデータの保存領域を有効に利用することができ
る。
【0086】なお、この第2の実施例では廃棄管理条件
881として参照日付を例にしたが、更新時間はもちろ
ん、ある特定のユーザが参照したり、更新した後一定時
間後や、公開ユーザがなくなった一定時間後や、公開期
限が経過して一定時間後のような種々の条件を用いるこ
とができる。また、条件継続時間883の更新も廃棄管
理プロセスの代わりに、その条件に係るプロセスで更新
するようにしてもよい。
【0087】次に、図45〜図47を参照して第3の実
施例を説明する。図45は第3の実施例におけるデータ
管理情報68bを示す説明図、図46はデータの廃棄処
理を説明するためのフローチャート、図47は図45に
示すデータ廃棄制限サイズの変更処理を説明するための
フローチャートである。この実施例のデータ管理情報6
8bは図45に示すように、第1の実施例のデータ管理
情報68に対してデータ廃棄サイズ88aが付加され、
後述するようにこのデータ廃棄サイズ88a以上のデー
タは、データ廃棄期限88にかかわらずゴミ箱23に保
存されることなく廃棄される。
【0088】図46に示すステップS90〜S97の処
理は第1の実施例と同一であり、このステップS90〜
S97において廃棄データ18をゴミ箱23にコピー
し、このデータ18が存在するバインダ20のデータ管
理情報68における上記データ18のエントリを削除
し、上記データ18のファイルを消去する。
【0089】そして、この実施例では、ステップS98
b、S99bにおいてゴミ箱23のデータ管理情報68
bのデータサイズ74がこのデータ廃棄サイズ88a以
上の場合に、ゴミ箱23のデータ管理情報68における
上記データ18のエントリを削除し、上記データ18の
ファイルを削除する。
【0090】なお、図46で省略されているが、第1の
実施例におけるステップS99において廃棄までの時間
の設定値が入力すると、最後のステップS100におい
てゴミ箱23のデータ管理情報68に追加された上記デ
ータ18のエントリのデータ廃棄期限に対し、現在の時
刻に廃棄までの時間の設定値を加算した時刻を代入する
ように構成することができる。
【0091】図47に示す破棄制限サイズの変更処理で
は、ステップS150においてゴミ箱23の中から選択
されたデータ18のデータ管理情報68bを得、ステッ
プS151において入力ウインドウを作成して表示し、
データ管理情報68bから得られたデータの廃棄サイズ
88aを表示する。そして、ステップS152において
廃棄サイズ88aが入力すると、ステップS153にお
いてこの設定値をゴミ箱23のデータ管理情報68bに
データ廃棄サイズ88aに代入し、この処理を終了す
る。
【0092】なお、データ廃棄期限88は第1の実施例
における図39の処理により変更することができ、ま
た、データ廃棄サイズ88a未満のゴミ箱23のデータ
は、第1の実施例における図40の処理により廃棄する
ことができる。したがって、この第3の実施例によれ
ば、設定値以上のサイズのデータが廃棄管理に移行した
後すぐに物理的に廃棄されるので、データ領域の無駄な
占有を防止してデータの保存領域を有効に利用すること
ができる。
【0093】なお、この第3の実施例ではデータ廃棄サ
イズ88aが手動操作で設定されるが、代わりに自動的
に設定するように構成してもよい。この自動設定は、例
えばゴミ箱23の廃棄管理領域の全体サイズの10%に
設定したり、立ち上がり時に設定するようにして行うこ
とができる。また、廃棄管理領域の現在の空き領域サイ
ズの30%に設定するようにしてもよく、この場合には
廃棄データが廃棄管理領域に追加されたり、実際に廃棄
されるので、廃棄管理領域の現在の空き領域サイズが変
化し、データ廃棄サイズ88aが変化する。
【0094】更に、データ廃棄サイズ88aを特別な値
に設定したときには別の処理を行うようにしてもよい。
例えばデータ廃棄サイズ88aをマイナスの値に設定し
た場合には、廃棄管理に移行した後すぐに物理的に廃棄
しないようにしたり、「0」に設定した場合には、廃棄
管理に移行した後常に廃棄したり、また、復帰させたい
場合には通常の値に設定するようにすることができる。
【0095】
【発明の効果】本発明は、上述した構成により、データ
が廃棄されるまでの時間、またはデータを廃棄する条件
および時間、或は廃棄すべきデータサイズが設定可能で
あり、また、変更可能であるので、前記設定した時間が
経過したとき、または前記設定した条件および時間が満
たされたとき、或はデータが前記設定したサイズ以上の
とき、データが物理的に廃棄される。したがって、デー
タ領域の無駄な占有と優先順位が低いデータの必要以上
の存在を防止してデータ領域を有効に利用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理装置の一実施例の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】デスクトップの概念を示す説明図である。
【図3】ユーザのルームを示す画面の説明図である。
【図4】図3のデスクトップ内のオブジェクトを示す画
面の説明図である。
【図5】図3のキャビネット内のオブジェクトを示す画
面の説明図である。
【図6】図3の公開棚内のオブジェクトを示す画面の説
明図である。
【図7】図6の公開トレイ内のオブジェクトを示す画面
の説明図である。
【図8】図3の出口内の操作オブジェクトを示す画面の
説明図である。
【図9】デスクトップ管理情報のデータ情報を示す説明
図である。
【図10】デスクトップ管理情報のアプリケーション情
報を示す説明図である。
【図11】デスクトップ管理情報のユーザ情報を示す説
明図である。
【図12】デスクトップ管理情報のオフィス情報を示す
説明図である。
【図13】キャビネット管理情報のグループ管理情報を
示す説明図である。
【図14】キャビネット管理情報のデータ管理情報を示
す説明図である。
【図15】キャビネット管理情報のオープンデータ管理
情報を示す説明図である。
【図16】バインダをオープンにする操作画面を示す説
明図である。
【図17】バインダのオープン処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図18】キャビネットとバインダの間のデータのコピ
ー操作画面を示す説明図である。
【図19】キャビネットにおけるデータのコピー処理を
説明するためのフローチャートである。
【図20】デスクトップにおけるアプリケーションの起
動処理の操作画面の一例を示す説明図である。
【図21】図20に示す操作画面における起動処理を示
すフローチャートである。
【図22】デスクトップにおけるアプリケーションの起
動処理の操作画面の他の例を示す説明図である。
【図23】図22に示す操作画面における起動処理を示
すフローチャートである。
【図24】デスクトップにおけるアプリケーションの起
動処理の操作画面の他の例を示す説明図である。
【図25】デスクトップにおけるアプリケーションの起
動処理の操作画面の他の例を示す説明図である。
【図26】図25の操作画面におけるアプリケーション
起動処理を示すフローチャートである。
【図27】デスクトップにおけるアプリケーションの起
動処理の操作画面の他の例を示す説明図である。
【図28】図27の操作画面におけるアプリケーション
起動処理を示すフローチャートである。
【図29】デスクトップにおけるアプリケーションの起
動処理の操作画面の他の例を示す説明図である。
【図30】図29の操作画面におけるアプリケーション
起動処理を示すフローチャートである。
【図31】デスクトップにおけるアプリケーションの起
動処理の操作画面の他の例を示す説明図である。
【図32】公開トレイの作成方法を示す説明図である。
【図33】公開オブジェクトに対して他のユーザの複写
操作を制限する設定と公開を許可する期限を設定する方
法を示す説明図である。
【図34】デスクトップにおける公開トレイの作成処理
を示すフローチャートである。
【図35】デスクトップにおける「公開操作」処理を示
すフローチャートである。
【図36】デスクトップに対する公開複写制限設定と公
開期限設定の処理を示すフローチャートである。
【図37】デスクトップにおける出口のオープン処理を
示すフローチャートである。
【図38】データの廃棄処理を示すフローチャートであ
る。
【図39】データ廃棄時間の変更処理を示すフローチャ
ートである。
【図40】データ廃棄の監視プロセスの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図41】第2の実施例におけるデータ管理情報を示す
説明図である。
【図42】第2の実施例におけるデータの廃棄処理を説
明するためのフローチャートである。
【図43】第2の実施例におけるデータの廃棄条件と時
間の変更処理を説明するためのフローチャートである。
【図44】第2の実施例におけるデータ廃棄の監視プロ
セスの処理を説明するためのフローチャートである。
【図45】第3の実施例におけるデータ管理情報を示す
説明図である。
【図46】第3の実施例におけるデータの廃棄処理を説
明するためのフローチャートである。
【図47】図45に示すデータ廃棄サイズの変更処理を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
6 CPU 9 HDD 10 FDD 15 デスクトップ 23 ゴミ箱 68,68a,68b データ管理情報 88 データ廃棄期限 88a データ廃棄サイズ 881 データ廃棄条件 882 廃棄満了時間 883 条件継続時間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の利用者が利用する複数の計算機シ
    ステムにおいて任意の利用者が任意のデータを操作可能
    なデータ処理装置において、 同一の計算機システムまたは複数の計算機システムにお
    いて分散している利用者のデータを管理するデータ管理
    手段と、 特定の領域で将来廃棄するデータを管理する廃棄管理手
    段と、 前記廃棄管理手段により管理されているデータを物理的
    に廃棄する廃棄手段と、 前記データ管理手段により管理されているデータを前記
    廃棄管理手段に移行する際に、当該データが前記廃棄手
    段により廃棄されるまでの時間を設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された時間の経過後に前記デー
    タを前記廃棄管理手段から前記廃棄手段に移行する移行
    手段とを有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段により設定された時間を変
    更する変更手段を有することを特徴とする請求項1記載
    のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 複数の利用者が利用する複数の計算機シ
    ステムにおいて任意の利用者が任意のデータを操作可能
    なデータ処理装置において、 同一の計算機システムまたは複数の計算機システムにお
    いて分散している利用者のデータを管理するデータ管理
    手段と、 特定の領域で将来廃棄するデータを管理する廃棄管理手
    段と、 前記廃棄管理手段により管理されているデータを物理的
    に廃棄する廃棄手段と、 前記データ管理手段により管理されているデータを前記
    廃棄管理手段に移行する際に、前記廃棄手段により廃棄
    される条件および時間を設定する設定手段と、 前記設定された条件および時間が満たされたときに前記
    データを前記廃棄管理手段から前記廃棄手段に移行する
    移行手段とを有することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段により設定された条件およ
    び時間を変更する変更手段を有することを特徴とする請
    求項3記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 複数の利用者が利用する複数の計算機シ
    ステムにおいて任意の利用者が任意のデータを操作可能
    なデータ処理装置において、 同一の計算機システムまたは複数の計算機システムにお
    いて分散している利用者のデータを管理するデータ管理
    手段と、 特定の領域で将来廃棄するデータを管理する廃棄管理手
    段と、 前記廃棄管理手段により管理されているデータを物理的
    に廃棄する廃棄手段と、 前記廃棄手段により廃棄されるべきデータのサイズを設
    定する設定手段と、 前記データ管理手段により管理されているデータを前記
    廃棄管理手段に移行する際に、当該データのサイズが前
    記設定手段により設定されたサイズ以上のとき直ちに該
    データを前記廃棄手段に移行する移行手段とを有するこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記設定手段により設定されたサイズを
    変更する変更手段を有することを特徴とする請求項5記
    載のデータ処理装置。
JP4121171A 1992-04-15 1992-04-15 データ処理装置 Pending JPH05298160A (ja)

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US08/045,359 US6151019A (en) 1992-04-15 1993-04-13 Method and apparatus for controlling access of stored data in a system having a plurality of information processing apparatuses connected to a network
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US09/547,045 US6809748B2 (en) 1992-04-15 2000-04-05 Method and apparatus for setting a limitation of copy to generated data in a system having a plurality of information processing apparatuses connected to a network
US10/942,919 US20050030576A1 (en) 1992-04-15 2004-09-17 Data processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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