JPH05297945A - 自走式搬送用台車 - Google Patents

自走式搬送用台車

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JPH05297945A
JPH05297945A JP4098289A JP9828992A JPH05297945A JP H05297945 A JPH05297945 A JP H05297945A JP 4098289 A JP4098289 A JP 4098289A JP 9828992 A JP9828992 A JP 9828992A JP H05297945 A JPH05297945 A JP H05297945A
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JP
Japan
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hydraulic
wheels
self
driven
drive wheels
Prior art date
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Pending
Application number
JP4098289A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Morita
伸介 森田
Takeshi Uchida
健 内田
Katsuma Onishi
勝馬 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Haseko Corp
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Haseko Corp
Hasegawa Komuten Co Ltd
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Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd, Haseko Corp, Hasegawa Komuten Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
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  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】小形でかつ大きな駆動力が得られるような自走
式搬送用台車を提供することを主な目的とする。 【構成】台車本体11に前後一対の駆動輪20,21が
設けられている。駆動輪20,21は、上方から見て台
車本体11の対角線上に配置されている。反対側の対角
線上にキャスタ式従動輪22,23が設けられている。
駆動輪20,21は油圧モータ45,46によって駆動
される。油圧モータ45,46は、油圧ポンプ61に発
生させた油圧によって駆動される。油圧ポンプ61はバ
ッテリを電源とする電動モータによって駆動される。駆
動輪20,21は、進路変更時にステアリング手段43
によって互いに逆相の舵角が与えられる。油圧ポンプ6
1と油圧モータ45,46とをつなぐ油圧回路に、蓄圧
用のアキュムレータ62と、油圧モータ45,46の回
転方向を制御する方向制御弁が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば建築現場等にお
いて資材を搬送するのに好適な自走式搬送用台車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】いわゆるマンション等の集合住宅の建築
現場においては、ビルディング等のような居住目的以外
の建物に比べて通路等が狭い場合が多い。こうした狭い
作業現場において建築資材等の搬入・移動を行う場合、
もっぱら作業員が人力で行うことが多い。また、そのた
めに作業員の負担が大きいばかりでなく、最近では作業
員の減少により人手確保も困難な状況になっている。こ
のため、動力源として内燃機関を用いたり電動機を用い
る自走式台車も商品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自走式台車は主
にビルディング等のような比較的広い作業環境での使用
目的でつくられているため、集合住宅のように狭い建築
現場では以下に述べる理由によって使用できない場合が
ある。 1.大形であるため玄関や通路を通過できない。 2.重量が大であるため、建築現場のリフトを使用でき
ないことがある。 3.エンジン駆動の場合は排出ガスが出るため狭い室内
での使用に向かない。 4.駆動トルクが小さいため段差や溝などを通過できな
いことがある。 5.重い台車を停止させるために専用のブレーキ機構が
必要である。
【0004】従って本発明の目的は、コンパクトな構成
でありながら大きな駆動力が得られかつ運転しやすく集
合住宅のような狭い建築現場等にも使用可能な自走式搬
送用台車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を果たすために
開発された本発明の自走式搬送用台車は、被搬送物を乗
せるフレームを備えた台車本体と、上方から見て台車本
体の対角線上に配置されかつ各々が垂直軸回りに向きを
変えることができる前後一対の駆動輪と、他方の対角線
上に配置されかつ各々が旋回自在な前後一対のキャスタ
式従動輪と、進路変更時に上記駆動輪に進路変更に必要
な舵角を与えるステアリング手段と、バッテリを電源と
する電動モータによって駆動される油圧ポンプと、上記
油圧ポンプによって発生する油圧により上記駆動輪を回
転させる油圧モータと、上記油圧ポンプと油圧モータと
をつなぐ油圧回路に設けられたアキュムレータと、上記
油圧回路に設けられていて上記油圧モータに対する油の
供給方向を制御する方向制御弁とを具備している。
【0006】
【作用】油圧ポンプに発生した油圧はアキュムレータに
蓄えられる。また、油圧により油圧モータが駆動されて
駆動輪が回転する。油圧モータは小形でも大きなトルク
を発生する。台車の進行方向を変える場合、ステアリン
グ手段によって、前側に位置する駆動輪を進路変更方向
に向けるとともに、後側に位置する駆動輪を前側の駆動
輪とは逆の方向に向ける。このため、小さな旋回半径で
台車の進行方向が変わる。台車を後退させるには、方向
制御弁を切替えることによって油圧モータを逆回転させ
る。
【0007】走行開始時やコーナリング時、あるいは段
差を乗り越える時のように大きな駆動トルクを必要とす
る時には、油圧ポンプから吐出される油がアキュムレー
タ内のガスを更に圧縮する方向に流れることによって圧
力を蓄える。このため、移動速度が適度に抑制され、そ
の反面、駆動輪に大きな駆動トルクが発生する。台車を
停止させる場合、方向制御弁を閉じて油圧モータへの油
圧を断つことにより、油圧モータ自体がブレーキとして
作用する。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図1ない
し図6を参照して説明する。図1に示された自走式搬送
用台車10は、建築資材等の被搬送物を乗せる台車本体
11を備えている。台車本体11は、適宜の枠材や型材
などを組合わせてなるフレーム12と、フレーム12の
上部に設けられた載置台13などによって構成されてい
る。図2に示されるように、台車本体11は上方から見
て前後方向に長い矩形状をなしており、載置台13の上
に所望の被搬送物を乗せることができるようになってい
る。
【0009】図示例の載置台13は水平方向に延びる平
坦な形状であるが、必ずしもこのような形状でなくても
よい。また、載置台13を設ける代りに、例えば壁材を
立て掛ける等のハンドリング機構を設けてもよい。要す
るに、被搬送物の態様に応じて適宜のアタッチメントを
台車本体11に設けることができる。
【0010】台車本体11の寸法は、集合住宅等の建築
現場用としては、例えば前後方向の寸法Lが 110cm以
下、幅方向の寸法Wが70cm以下のものが望ましい。但
し、上記寸法L,Wをはじめとして、各部の寸法はこの
台車10の用途などに応じて適宜定めるものとする。台
車10の自重は例えば200kg 以下が望ましく、積載荷重
を合わせた総重量が 1ton 未満であれば、建築現場のリ
フトを使って各階を移動させる上で有利である。
【0011】台車本体11に前後一対の駆動輪20,2
1が設けられている。図2に示されるように、台車本体
11の上方から見て、駆動輪20,21は台車本体11
の対角線上に配置されている。駆動輪20,21の外径
は互いに等しい。また、上記対角線と交差する他方の対
角線上に、前後一対のキャスタ式従動輪22,23が設
けられている。
【0012】駆動輪20,21は駆動輪フレーム25,
26に取付けられている。駆動輪フレーム25,26は
垂直軸27,28を中心として向きを変えることができ
る。前側に位置する駆動輪フレーム25の垂直軸27
に、被動側スプロケット31が設けられている。後側に
位置する駆動輪フレーム26の垂直軸28に、被動側ギ
ヤ32が設けられている。
【0013】後側の駆動輪フレーム26の垂直軸28の
近傍に、操舵用シャフト35が設けられている。このシ
ャフト35に、駆動側スプロケット36と駆動側ギヤ3
7と操舵用ハンドル38が取付けられている。また、駆
動側スプロケット36と被動側スプロケット31にチェ
ーン41が巻き掛けられている。チェーン41の途中に
張力調整用のターンバックル42が設けられている。ハ
ンドル38は操舵用シャフト35に対して着脱可能であ
り、台車10を建築現場まで移送する際にハンドル38
が運搬の邪魔にならないように、ハンドル38を取外し
た状態で運搬できるようになっている。
【0014】駆動側ギヤ37は被動側ギヤ32に噛み合
っている。従って、ハンドル38を回転させると、前側
の駆動輪フレーム25の垂直軸27と駆動輪20がハン
ドル38と同じ方向に旋回するとともに、後側の駆動輪
フレーム26の垂直軸28と駆動輪21がハンドル38
と逆の方向に旋回する。つまり駆動輪20,21は、操
舵時において互いに逆相の舵角が与えられる。上記スプ
ロケット31,36とギヤ32,37とハンドル38お
よびチェーン41等はステアリング手段43の一例を構
成する。
【0015】駆動輪フレーム25,26に油圧モータ4
5,46が取付けられている。油圧モータ45,46の
出力軸はそれぞれ駆動輪20,21に直結されており、
油圧モータ45,46の回転方向に応じて駆動輪20,
21が回転するようになっている。油圧モータ45,4
6は、図4に例示される油圧回路60によって駆動され
る。
【0016】油圧回路60は、油圧ポンプ61と、アキ
ュムレータ62と、流量制御弁63と、方向制御弁64
と、マイクロプロセッサ等を用いたコントローラ65
と、油タンク66などを備えている。油圧ポンプ61
は、バッテリ70を電源とする電動モータ71と、電動
モータ71の出力軸に設けられた減速歯車機構を介して
駆動されるポンプ本体72などによって構成される。
【0017】アキュムレータ62は、油圧モータ45,
46の駆動トルク時の圧力に対して若干低め( 0〜-20k
gf/cm2 程度低め)の充填圧力となるように、窒素等の
不活性な圧縮ガスが封入されている。アキュムレータ6
2の容量は台車10の小形化を図る上で例えば 300cc以
下が望まれるが、台車10の重量や油圧モータ45,4
6の駆動トルク、油圧ポンプ61の容量等に応じて適宜
に設定される。
【0018】アキュムレータ62に圧力センサ75が設
けられており、圧力が所定値以下であれば油圧ポンプ6
1を起動させる信号をコントローラ65に出力し、アキ
ュムレータ62の圧力が所定値を越えた時に油圧ポンプ
61を停止させる信号をコントローラ65に出力するよ
うになっている。このアキュムレータ62を設けたこと
によって、油圧ポンプ61から吐出される油の脈動を吸
収できるとともに、加圧された油を一定圧力以上に圧縮
して蓄えることができる。このため、油圧ポンプ61を
動かす電動モータ71の連続運転時間が減少し、電動モ
ータ71の過熱を防止する上で有効である。
【0019】方向制御弁64は、駆動輪20,21が所
望の方向に回転するように、油圧モータ45,46に対
する油の流れ方向を制御する。この方向制御弁64は、
台車10を停止させる際に閉弁モードとなるようにコン
トローラ65によって制御される。なお、油圧ポンプ6
1が停止した時、あるいは油圧が設定値よりも下がった
時に方向制御弁64が閉弁モードに戻るようにしてあっ
てもよい。
【0020】油圧モータ45,46は、台車10が直進
走行する時と通常のコーナリング走行中(図5参照)
は、互いに同じ方向に回転するように方向制御弁64に
よる回転制御がなされる。また、図6に示されるように
駆動輪20,21の舵角が90°に設定された横行時(図
6参照)には、油圧モータ45,46が互いに逆方向に
回転するようにしている。
【0021】コントローラ65にスイッチボックス76
が電気的に接続されている。このスイッチボックス76
は、台車本体11またはハンドル38に固定的に設けら
れていてもよいし、あるいは台車本体11またはハンド
ル38に着脱可能に電気ケーブル77を介して設けられ
た遠隔操作可能なものとしてもよい。スイッチボックス
76には台車10の前進、後退、停止等を指令するスイ
ッチ類が設けられている。
【0022】方向制御弁64と油圧モータ45,46と
の間に、前記アキュムレータ62よりも容量の小さい小
形アキュムレータ80,81が設けられている。この小
形アキュムレータ80,81は、方向制御弁64が閉じ
て台車10が停止する際に、アキュムレータ80,81
へ少量の油を流すことにより、急停止による危険、例え
ば被搬送物の落下等を回避するため設けられたものであ
り、台車10が停止する際のショックを緩和するための
緩衝機能を発揮する。
【0023】一方の小形アキュムレータ80の油圧出入
口に可変絞り弁82が設けられている。可変絞り弁82
は、手動で開度を調整できるコック式のものであり、開
度を調整することでアキュムレータ80に出入りする油
の流通抵抗を変化させることにより、前述の緩衝機能の
程度を調整可能としている。
【0024】従動輪22,23を有するキャスタ85,
86は、それぞれ、台車本体11に固定されるキャスタ
ベース88と、キャスタベース88に設けられたキャス
タ旋回軸91を中心に旋回自在な脚部93などを備えて
いる。従動輪22,23の外径は駆動輪20,21の外
径よりも小さい。
【0025】図1に示されるようにフロア面94に対す
る従動輪22,23の接地点95,96は、駆動輪2
0,21の接地点97,98よりも後側に距離Tだけオ
フセットした位置にある。キャスタ旋回軸91の前後方
向の位置は、駆動輪20,21の垂直軸27,28の位
置と一致している。
【0026】次に、上記構成の自走式搬送用台車10の
動作について説明する。バッテリ70を電源とする電動
モータ71の回転により油圧ポンプ61が作動すると、
油圧ポンプ61から吐出される油がアキュムレータ62
内のガスを圧縮することにより、アキュムレータ62に
圧力が蓄えられる。台車10を前進させる場合、スイッ
チボックス76の前進スイッチを操作することにより方
向制御弁64を前進モードに設定すると、台車10を前
進させる方向に油圧モータ45,46に油が供給される
ことによって駆動輪20,21が回転する。
【0027】台車10を後退させるには、スイッチボッ
クス76の後退スイッチを操作することによって方向制
御弁64を後退モードに切替える。この操作により油圧
モータ45,46が逆回転し、台車10が後退する。後
退時の移動速度は前進時の移動速度の半分になるよう
に、コントローラ65による速度制御がなされる。
【0028】図5に示されるように台車10の進行方向
を変えたい場合、進路を変える方向にハンドル38を動
かす。こうすることにより、前側の駆動輪20が進路を
変える方向に所望の舵角分だけ向くとともに、後側の駆
動輪21に逆相の舵角が与えられる。このため、前側の
駆動輪20のみの舵角を変えて進路を変える場合に比較
して旋回半径Rが小さくてすみ、狭い建築現場でも台車
10の取り回しが楽に行える。こうした通常のコーナリ
ング時(舵角が90°以内の場合)には、油圧モータ4
5,46は同方向に回転させられる。
【0029】この台車10は、図6に示されるように、
真横に走行させることもできる。この場合、同図P1 に
示すように駆動輪20,21の舵角を90°に設定すると
ともに、見かけ上、駆動輪20,21を同一方向に回転
させることにより、台車10を横行させることができ
る。この場合、油圧モータ45,46は互いに逆方向に
回転させられる。
【0030】本実施例ではステアリング手段43の操舵
角を検出するための角度センサが設けられており、駆動
輪20,21の舵角(またはハンドル38の操作角)が
直進位置を中心として左右にそれぞれ30°の範囲にある
時だけ、通常のコーナリング走行モード(図5)とな
り、舵角が左右にそれぞれ60°〜120 °の範囲の時に横
行モード(図6)に切替わるように制御される。また、
危険防止のために、舵角が左右にそれぞれ30〜60°の範
囲ではいずれの方向にも走行しないようにしてある。こ
うすることによって、走行中にハンドル38をきり過ぎ
ることによる危険を回避できる。
【0031】台車10の走行開始時やコーナリング時の
ように大きな駆動トルクが必要な時には、油圧ポンプ6
1から吐出される油がアキュムレータ62内のガスを更
に圧縮することによって蓄圧がなされるため、移動速度
が抑制されるとともに速度低下分だけアキュムレータ6
2の圧力が上昇し、駆動トルクが増大する。すなわち走
行開始時にゆっくりとスタートすることができ、コーナ
リング時には適当に遅い速度で進行方向が変わる。
【0032】段差や溝などの凹凸を乗り越える時にも駆
動トルクの増加に伴ってアキュムレータ62の圧力が上
昇することにより、大きな駆動力が発揮されるため、走
破性がきわめて高い。しかもキャスタ式の従動輪22,
23の接地点95,96(図2参照)が駆動輪20,2
1の接地点97,98の後方に距離Tだけずれた位置に
あるため、溝や凹所の上を通過することが更に容易とな
る。
【0033】スイッチボックス76の前進あるいは後退
スイッチをオフにすると、方向制御弁64が閉じること
により、油圧モータ45,46が停止する。この場合、
急に油を断つと、急停止によって大きな衝撃が生じる
が、この実施例では停止時の油圧変動を小形アキュムレ
ータ80,81によって吸収するため、停止時のショッ
クが緩和される。この緩衝機能は、可変絞り弁82の開
度に応じて調整することができる。
【0034】なお、本実施例のステアリング手段43は
手動式のハンドル38を用いているが、場合によっては
油圧力を用いたパワーステアリング機構によって、進路
変更に必要な舵角を駆動輪20,21に与えるようにし
てもよい。また、棒状のハンドル38の代わりに、円形
のハンドルとステアリングリンケージを介して駆動輪2
0,21に所望の舵角を与えるようにしてもよい。ま
た、被搬送物を扱うマニピュレータを台車本体11に設
置することにより、被搬送物の積み降ろし作業を機械力
で行う荷役ロボットにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、コンパクトでありなが
ら大きな駆動力が得られ、排出ガスを出すこともないた
め、例えば集合住宅の建築現場等のように比較的狭い作
業環境においても使用可能である。しかも走行開始時や
コーナリング時、あるいは段差を乗り越える際に、移動
速度が抑制されつつ大きな駆動力を発揮できるなど、小
形で扱いやすく安全かつ走破性の高い自走式搬送用台車
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自走式搬送用台車の側
面図。
【図2】図1に示された搬送用台車の一部を省略して示
す平面図。
【図3】図1に示された搬送用台車の背面図。
【図4】図1に示された搬送用台車の油圧系統図。
【図5】図1に示された搬送用台車のコーナリング時の
状態を示す概略図。
【図6】図1に示された搬送用台車の横行時の移動方向
を示す概略図。
【符号の説明】
10…自走式搬送用台車、11…台車本体、12…フレ
ーム、20,21…駆動輪、22,23…従動輪、43
…ステアリング手段、45,46…油圧モータ、60…
油圧回路、61…油圧ポンプ、62…アキュムレータ、
64…方向制御弁、70…バッテリ、71…電動モー
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 勝馬 千葉県市原市泉台4−18−1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被搬送物を乗せるフレームを備えた台車本
    体と、上方から見て台車本体の対角線上に配置されかつ
    各々が垂直軸回りに向きを変えることができる前後一対
    の駆動輪と、他方の対角線上に配置されかつ各々が旋回
    自在な前後一対のキャスタ式従動輪と、進路変更時に上
    記駆動輪に進路変更に必要な舵角を与えるステアリング
    手段と、バッテリを電源とする電動モータによって駆動
    される油圧ポンプと、上記油圧ポンプによって発生する
    油圧により上記駆動輪を回転させる油圧モータと、上記
    油圧ポンプと油圧モータとをつなぐ油圧回路に設けられ
    たアキュムレータと、上記油圧回路に設けられていて上
    記油圧モータに対する油の供給方向を制御する方向制御
    弁とを具備したことを特徴とする自走式搬送用台車。
  2. 【請求項2】上記方向制御弁は上記油圧ポンプの停止時
    または油圧減少時に閉弁ポジションに戻るように制御さ
    れる請求項1記載の自走式搬送用台車。
  3. 【請求項3】上記ステアリング手段は、進路変更時に前
    側に位置する駆動輪を進路変更方向に向けるとともに、
    後側に位置する駆動輪を前側の駆動輪とは逆の方向に向
    けるように制御される請求項1記載の自走式搬送用台
    車。
  4. 【請求項4】上記油圧モータと上記方向制御弁との間に
    小形のアキュムレータが設けられている請求項1記載の
    自走式搬送用台車。
JP4098289A 1992-04-17 1992-04-17 自走式搬送用台車 Pending JPH05297945A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016691A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 株式会社前田製作所 台車移動機
CN106508277A (zh) * 2015-09-14 2017-03-22 石河子大学 一种自走式胶辊摩擦多头采摘红花收获机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016691A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 株式会社前田製作所 台車移動機
CN106508277A (zh) * 2015-09-14 2017-03-22 石河子大学 一种自走式胶辊摩擦多头采摘红花收获机

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