JPH05296983A - 多層地盤崩壊位置標定用ウエーブガイド装置 - Google Patents
多層地盤崩壊位置標定用ウエーブガイド装置Info
- Publication number
- JPH05296983A JPH05296983A JP10302692A JP10302692A JPH05296983A JP H05296983 A JPH05296983 A JP H05296983A JP 10302692 A JP10302692 A JP 10302692A JP 10302692 A JP10302692 A JP 10302692A JP H05296983 A JPH05296983 A JP H05296983A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waves
- ground
- waveguides
- collapse
- waveguide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多層地盤内に発生する多数のAE波を精度よ
く標定して、各層別の崩壊位置の標定を精確に行うこと
ができる多層地盤崩壊位置標定用ウエーブガイド装置を
提供する。 【構成】 ウエーブガイド1中に所定位置毎に多数のA
Eセンサ3取付けるとともに、相隣るウエーブガイド1
をゴム製継手4を介して継接した。
く標定して、各層別の崩壊位置の標定を精確に行うこと
ができる多層地盤崩壊位置標定用ウエーブガイド装置を
提供する。 【構成】 ウエーブガイド1中に所定位置毎に多数のA
Eセンサ3取付けるとともに、相隣るウエーブガイド1
をゴム製継手4を介して継接した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多層地盤の崩壊位置標定
用ウエーブガイド装置に係るものである。
用ウエーブガイド装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の地盤中崩壊位置の標定は、地中で
発生している微小音を、AEセンサaが両端に取付けら
れ、地層中に配設されたウエーブガイドb(鋼製導波
棒)によって受信することによって行なわれていた。図
中cはボーリング孔である。
発生している微小音を、AEセンサaが両端に取付けら
れ、地層中に配設されたウエーブガイドb(鋼製導波
棒)によって受信することによって行なわれていた。図
中cはボーリング孔である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、標定範囲が長くなるとウエーブガイドを長くして標
定を行っていたが、地盤中に発生するAE波発生源から
AEセンサまでの伝播距離が長くなったために、AE波
が減衰して標定が困難になる。多層地盤でも1本のウエ
ーブガイドを用いて計測していたため、地盤中の各層で
発生しているAE波が1本のウエーブガイドの中で混在
して、AE波の干渉を生起し、崩壊位置標定に誤差を生
じる。
は、標定範囲が長くなるとウエーブガイドを長くして標
定を行っていたが、地盤中に発生するAE波発生源から
AEセンサまでの伝播距離が長くなったために、AE波
が減衰して標定が困難になる。多層地盤でも1本のウエ
ーブガイドを用いて計測していたため、地盤中の各層で
発生しているAE波が1本のウエーブガイドの中で混在
して、AE波の干渉を生起し、崩壊位置標定に誤差を生
じる。
【0004】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、多層地盤内に発生する多数のA
E波を精度よく標定し、各層別の崩壊位置の標定を精確
に行なうことができる多層地盤崩壊位置標定用ウエーブ
ガイド装置を提供する点にある。
みて提案されたもので、多層地盤内に発生する多数のA
E波を精度よく標定し、各層別の崩壊位置の標定を精確
に行なうことができる多層地盤崩壊位置標定用ウエーブ
ガイド装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る多層地盤崩壊位置標定用ウエーブガイ
ド装置は、ウエーブガイド中に所定位置毎に多数のAE
センサを取付るとともに、相隣るウエーブガイド間をゴ
ム製継手を介して継接して構成されている。
め、本発明に係る多層地盤崩壊位置標定用ウエーブガイ
ド装置は、ウエーブガイド中に所定位置毎に多数のAE
センサを取付るとともに、相隣るウエーブガイド間をゴ
ム製継手を介して継接して構成されている。
【0006】
【作用】本発明によればウエーブガイド中に、所定位置
毎に複数のAEセンサが取付けられ、AEセンサ間の距
離が短くなるため、多層地盤内における崩壊位置標定の
精度があがるとともに、各層別の崩壊位置の標定ができ
る。更に相隣るウエーブガイド間がゴム製継手を介して
継接されることによって、他の層からのAE波の干渉が
なくなる。
毎に複数のAEセンサが取付けられ、AEセンサ間の距
離が短くなるため、多層地盤内における崩壊位置標定の
精度があがるとともに、各層別の崩壊位置の標定ができ
る。更に相隣るウエーブガイド間がゴム製継手を介して
継接されることによって、他の層からのAE波の干渉が
なくなる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。計測を行う位置までボーリングを行ない、同ボーリ
ングの調査の結果に基いてウエーブガイド1の本数及び
設置位置を決める。前記ボーリング孔2に挿入されるウ
エーブガイド1内に、多層地盤の各層に発生するAE波
を精度よく標定することができるように、多数のAEセ
ンサ3を取付け、相隣るウエーブガイド1はゴム製継手
4で継接して1本のウエーブガイドを構成し、同ウエー
ブガイドをボーリング孔2に挿入してモルタルで同ボー
リング孔2を封塞する。
る。計測を行う位置までボーリングを行ない、同ボーリ
ングの調査の結果に基いてウエーブガイド1の本数及び
設置位置を決める。前記ボーリング孔2に挿入されるウ
エーブガイド1内に、多層地盤の各層に発生するAE波
を精度よく標定することができるように、多数のAEセ
ンサ3を取付け、相隣るウエーブガイド1はゴム製継手
4で継接して1本のウエーブガイドを構成し、同ウエー
ブガイドをボーリング孔2に挿入してモルタルで同ボー
リング孔2を封塞する。
【0008】図3はゴム製継手4を示し、ゴム製本体4
aに継接用ねじ部4bが螺桿4c及びナット4dを介し
て結合されている。図示の実施例は前記したように構成
されているので、前記各AEセンサ3に到達したAE波
をもとに、多層地盤の崩壊位置の標定を行なう。
aに継接用ねじ部4bが螺桿4c及びナット4dを介し
て結合されている。図示の実施例は前記したように構成
されているので、前記各AEセンサ3に到達したAE波
をもとに、多層地盤の崩壊位置の標定を行なう。
【0009】
【発明の効果】本発明は前記したように、AEセンサ間
の距離が短かくなるため、多層地盤中に発生する多数の
AE波を精度よく標定することができる。また多層地盤
において各層毎にAEセンサを設置することができ、相
隣るウエーブガイド間をゴム製継手を介して継接するこ
とによって、他の層からのAE波の干渉はなくなり崩壊
位置標定の精度がよくなる。
の距離が短かくなるため、多層地盤中に発生する多数の
AE波を精度よく標定することができる。また多層地盤
において各層毎にAEセンサを設置することができ、相
隣るウエーブガイド間をゴム製継手を介して継接するこ
とによって、他の層からのAE波の干渉はなくなり崩壊
位置標定の精度がよくなる。
【図1】本発明に係る多層地盤崩壊位置標定用ウエーブ
ガイド装置の一実施例を示す縦断面図である。
ガイド装置の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る多層地盤崩壊位置標定用ウエーブ
ガイド装置の使用状態を示す縦断面図である。
ガイド装置の使用状態を示す縦断面図である。
【図3】ゴム製継手の正面図である。
【図4】従来の地盤崩壊位置標定方法を示す縦断面図で
ある。
ある。
1 ウエーブガイド 2 ボーリング孔 3 AEセンサ 4 ゴム製継手 4a ゴム 4b ねじ部 4c 螺桿 4d ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 ウエーブガイド中に所定位置毎に多数の
AEセンサを取付るとともに、相隣るウエーブガイド間
をゴム製継手を介して継接してなることを特徴とする多
層地盤崩壊位置標定用ウエーブガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10302692A JPH05296983A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 多層地盤崩壊位置標定用ウエーブガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10302692A JPH05296983A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 多層地盤崩壊位置標定用ウエーブガイド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05296983A true JPH05296983A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14343140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10302692A Pending JPH05296983A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 多層地盤崩壊位置標定用ウエーブガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05296983A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0862337A (ja) * | 1994-08-25 | 1996-03-08 | Iwao Nakajima | Ae波の計測装置 |
US20110219867A1 (en) * | 2008-05-09 | 2011-09-15 | Korea Institute Of Geoscience And Mineral Resources (Kigam) | Measuring Apparatus with AE Sensor, Installing Method Thereof, and Set of the Measuring Apparatus |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP10302692A patent/JPH05296983A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0862337A (ja) * | 1994-08-25 | 1996-03-08 | Iwao Nakajima | Ae波の計測装置 |
US20110219867A1 (en) * | 2008-05-09 | 2011-09-15 | Korea Institute Of Geoscience And Mineral Resources (Kigam) | Measuring Apparatus with AE Sensor, Installing Method Thereof, and Set of the Measuring Apparatus |
US8353205B2 (en) * | 2008-05-09 | 2013-01-15 | Korea Institute Of Geoscience And Mineral Resources (Kigam) | Measuring apparatus with AE sensor, installing method thereof, and set of the measuring apparatus |
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