JPH05296495A - 空気調和装置用室外機 - Google Patents
空気調和装置用室外機Info
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- JPH05296495A JPH05296495A JP4104882A JP10488292A JPH05296495A JP H05296495 A JPH05296495 A JP H05296495A JP 4104882 A JP4104882 A JP 4104882A JP 10488292 A JP10488292 A JP 10488292A JP H05296495 A JPH05296495 A JP H05296495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- protective plate
- air conditioner
- fan
- outdoor unit
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/70—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning
- F04D29/701—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/703—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps specially for fans, e.g. fan guards
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/32—Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
- F04D29/325—Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps for axial flow fans
- F04D29/329—Details of the hub
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハブおよび保護板の形状を工夫することによ
り、保護板による干渉音の低減と保護板風下側の死水領
域の縮小とを図る。 【構成】 回転中心となるハブ５と該ハブ５の外周に放
射状に突設された複数の羽根６,６・・とからなる軸流
ファン４を備え、該軸流ファン４の吹出側に、前記ハブ
５と対向する保護板７と、該保護板７の外周側にあって
同一平面上に並ぶ複数の円形線部材９,９・・からなる
保護網８とによって構成されたファンガード３を設けて
なる空気調和装置用室外機において、前記ハブ５の吹出
側を円錐形状となすとともに、前記保護板７の外径を前
記ハブ５の外径より小径となし且つ保護板７の内面に前
記ハブ５側に向かって突出する略球面形状のガイド部１
３を設けている。
り、保護板による干渉音の低減と保護板風下側の死水領
域の縮小とを図る。 【構成】 回転中心となるハブ５と該ハブ５の外周に放
射状に突設された複数の羽根６,６・・とからなる軸流
ファン４を備え、該軸流ファン４の吹出側に、前記ハブ
５と対向する保護板７と、該保護板７の外周側にあって
同一平面上に並ぶ複数の円形線部材９,９・・からなる
保護網８とによって構成されたファンガード３を設けて
なる空気調和装置用室外機において、前記ハブ５の吹出
側を円錐形状となすとともに、前記保護板７の外径を前
記ハブ５の外径より小径となし且つ保護板７の内面に前
記ハブ５側に向かって突出する略球面形状のガイド部１
３を設けている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願発明は、空気調和装置用室外
機に関し、さらに詳しくは空気調和装置用室外機におけ
るファンガードおよび軸流ファンの構造に関するもので
ある。
機に関し、さらに詳しくは空気調和装置用室外機におけ
るファンガードおよび軸流ファンの構造に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】一般に、空気調和装置用室外機は、図４
に示すように、熱交換器、送風装置等を内蔵してなるケ
ーシング１の空気吹出口２にファンガード３が設けられ
ている構成とされている(例えば、特開平３ー１５２３
２３号公報参照)。
に示すように、熱交換器、送風装置等を内蔵してなるケ
ーシング１の空気吹出口２にファンガード３が設けられ
ている構成とされている(例えば、特開平３ー１５２３
２３号公報参照)。
【０００３】ところで、空気調和装置用室外機の送風装
置としては、図５に示すように、円筒状のハブ５と、該
ハブ５の外周に放射状に突設された複数の羽根６,６・
・とからなる軸流ファン４が用いられるのが通例であ
り、ファンガード３は、前記ハブ５と対向する円盤状の
保護板７と、該保護板７の外周側にあって同一平面上に
並ぶ複数の円形線部材９,９・・からなる保護網８とに
よって構成されている。符号１０はファンモータであ
る。
置としては、図５に示すように、円筒状のハブ５と、該
ハブ５の外周に放射状に突設された複数の羽根６,６・
・とからなる軸流ファン４が用いられるのが通例であ
り、ファンガード３は、前記ハブ５と対向する円盤状の
保護板７と、該保護板７の外周側にあって同一平面上に
並ぶ複数の円形線部材９,９・・からなる保護網８とに
よって構成されている。符号１０はファンモータであ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の空
気調和装置用室外機の場合、軸流ファン４の運転に伴っ
て生ずる空気流Ｆは、図６(イ)に示すように、ハブ５に
おける風上側の点Ｐ1と該点Ｐ1から風上側に距離dだけ
離れた点Ｐ2とが同じ高さとなっているため、ハブ５の
下流端で速度が無限大となり、ここに低圧部を生ずるお
それがある。該低圧部を回復するためのエネルギー消耗
は大きく、図６(ロ)に示すように、境界層剥離Ｋもハブ
５の下流端の直後に生じ、これが原因となって渦流Ｅ
(図６イ参照)が生ずることとなる。従って、該渦流Ｅと
ハブ５の下流端を越えてきた流れとの間には不連続面が
形成されることとなる。この不連続面は渦流の成長のも
とになり、ハブ５の下流端で形成された渦流Ｅはこの不
連続面で成長して流れさる。また、ハブ５の下流端では
新たな渦流が形成され先のような経過を経る。
気調和装置用室外機の場合、軸流ファン４の運転に伴っ
て生ずる空気流Ｆは、図６(イ)に示すように、ハブ５に
おける風上側の点Ｐ1と該点Ｐ1から風上側に距離dだけ
離れた点Ｐ2とが同じ高さとなっているため、ハブ５の
下流端で速度が無限大となり、ここに低圧部を生ずるお
それがある。該低圧部を回復するためのエネルギー消耗
は大きく、図６(ロ)に示すように、境界層剥離Ｋもハブ
５の下流端の直後に生じ、これが原因となって渦流Ｅ
(図６イ参照)が生ずることとなる。従って、該渦流Ｅと
ハブ５の下流端を越えてきた流れとの間には不連続面が
形成されることとなる。この不連続面は渦流の成長のも
とになり、ハブ５の下流端で形成された渦流Ｅはこの不
連続面で成長して流れさる。また、ハブ５の下流端では
新たな渦流が形成され先のような経過を経る。
【０００５】ところで、従来公知の空気調和装置用室外
機の場合、ハブ５に対向する位置に円盤状の保護板７が
設けられているため、上記したようにして成長した渦流
Ｅの障害物となって干渉し合い渦流騒音が助長されるお
それがある。
機の場合、ハブ５に対向する位置に円盤状の保護板７が
設けられているため、上記したようにして成長した渦流
Ｅの障害物となって干渉し合い渦流騒音が助長されるお
それがある。
【０００６】一方、軸流ファン４から吹き出された空気
流Ｆは、保護板７の外周側において半径方向外向きの流
れとなるため、保護板７の風下側に大きな死水領域Ｄが
形成され、ファン性能を低下させる原因となっていた
(図５参照)。
流Ｆは、保護板７の外周側において半径方向外向きの流
れとなるため、保護板７の風下側に大きな死水領域Ｄが
形成され、ファン性能を低下させる原因となっていた
(図５参照)。
【０００７】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、ハブおよび保護板の形状を工夫することにより、
保護板による干渉音の低減と保護板風下側の死水領域の
縮小とを図ることを目的とするものである。
ので、ハブおよび保護板の形状を工夫することにより、
保護板による干渉音の低減と保護板風下側の死水領域の
縮小とを図ることを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明では、上
記課題を解決するための手段として、図面に示すよう
に、回転中心となるハブ５と該ハブ５の外周に放射状に
突設された複数の羽根６,６・・とからなる軸流ファン
４を備え、該軸流ファン４の吹出側に、前記ハブ５と対
向する保護板７と、該保護板７の外周側にあって同一平
面上に並ぶ複数の円形線部材９,９・・からなる保護網
８とによって構成されたファンガード３を設けてなる空
気調和装置用室外機において、前記ハブ５の吹出側を円
錐形状となすとともに、前記保護板７の外径を前記ハブ
５の外径より小径となし且つ保護板７の内面に前記ハブ
５側に向かって突出する略球面形状のガイド部１３を設
けている。
記課題を解決するための手段として、図面に示すよう
に、回転中心となるハブ５と該ハブ５の外周に放射状に
突設された複数の羽根６,６・・とからなる軸流ファン
４を備え、該軸流ファン４の吹出側に、前記ハブ５と対
向する保護板７と、該保護板７の外周側にあって同一平
面上に並ぶ複数の円形線部材９,９・・からなる保護網
８とによって構成されたファンガード３を設けてなる空
気調和装置用室外機において、前記ハブ５の吹出側を円
錐形状となすとともに、前記保護板７の外径を前記ハブ
５の外径より小径となし且つ保護板７の内面に前記ハブ
５側に向かって突出する略球面形状のガイド部１３を設
けている。
【０００９】請求項２の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、前記請求項１記
載の空気調和装置用室外機において、前記保護網８にお
ける前記保護板７近傍の円形線部材９,９を、吹出空気
流を軸方向に導き得る断面翼形状となしている。
ための手段として、図面に示すように、前記請求項１記
載の空気調和装置用室外機において、前記保護網８にお
ける前記保護板７近傍の円形線部材９,９を、吹出空気
流を軸方向に導き得る断面翼形状となしている。
【００１０】
【作用】請求項１の発明では、上記手段によって次のよ
うな作用が得られる。
うな作用が得られる。
【００１１】即ち、ハブ５の下流端の直後での境界層剥
離が遅れるとともに、ハブ５の円錐形状に沿って軸中心
方向に流れが誘引されることにより、渦流の形成が極力
抑制され、且つ略球面状のガイド部１３によって中心方
向に向かう流れがスムーズな流れとなる。
離が遅れるとともに、ハブ５の円錐形状に沿って軸中心
方向に流れが誘引されることにより、渦流の形成が極力
抑制され、且つ略球面状のガイド部１３によって中心方
向に向かう流れがスムーズな流れとなる。
【００１２】請求項２の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
のような作用が得られる。
【００１３】即ち、軸流ファン４から吹き出され、保護
板７のガイド部１３を通過する空気流は旋回成分をもっ
ているため、遠心力の作用によって半径方向に流れよう
とするが、保護板７の近傍にあって断面翼形状とされた
円形線部材９により軸方向に風向き制御されることとな
る。
板７のガイド部１３を通過する空気流は旋回成分をもっ
ているため、遠心力の作用によって半径方向に流れよう
とするが、保護板７の近傍にあって断面翼形状とされた
円形線部材９により軸方向に風向き制御されることとな
る。
【００１４】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、回転中心とな
るハブ５と該ハブ５の外周に放射状に突設された複数の
羽根６,６・・とからなる軸流ファン４を備え、該軸流
ファン４の吹出側に、前記ハブ５と対向する保護板７
と、該保護板７の外周側にあって同一平面上に並ぶ複数
の円形線部材９,９・・からなる保護網８とによって構
成されたファンガード３を設けてなる空気調和装置用室
外機において、前記ハブ５の吹出側を円錐形状となすと
ともに、前記保護板７の外径を前記ハブ５の外径より小
径となし且つ保護板７の内面に前記ハブ５側に向かって
突出する略球面形状のガイド部１３を設けて、ハブ５の
下流端の直後での境界層剥離を遅らせ且つハブ５の円錐
形状に沿って軸中心方向に流れを誘引し得るようにし
て、渦流の形成を極力抑制するとともに、略球面状のガ
イド部１３によって中心方向に向かう流れをスムーズな
流れとなすようにしたので、渦流と保護板７との干渉に
よる干渉音を大幅に低減できるという優れた効果があ
る。
るハブ５と該ハブ５の外周に放射状に突設された複数の
羽根６,６・・とからなる軸流ファン４を備え、該軸流
ファン４の吹出側に、前記ハブ５と対向する保護板７
と、該保護板７の外周側にあって同一平面上に並ぶ複数
の円形線部材９,９・・からなる保護網８とによって構
成されたファンガード３を設けてなる空気調和装置用室
外機において、前記ハブ５の吹出側を円錐形状となすと
ともに、前記保護板７の外径を前記ハブ５の外径より小
径となし且つ保護板７の内面に前記ハブ５側に向かって
突出する略球面形状のガイド部１３を設けて、ハブ５の
下流端の直後での境界層剥離を遅らせ且つハブ５の円錐
形状に沿って軸中心方向に流れを誘引し得るようにし
て、渦流の形成を極力抑制するとともに、略球面状のガ
イド部１３によって中心方向に向かう流れをスムーズな
流れとなすようにしたので、渦流と保護板７との干渉に
よる干渉音を大幅に低減できるという優れた効果があ
る。
【００１５】請求項２の発明によれば、請求項１記載の
空気調和装置用室外機において、保護網８における保護
板７近傍の円形線部材９,９を、吹出空気流を軸方向に
導き得る断面翼形状となして、軸流ファン４から吹き出
され、保護板７のガイド部１３を通過する空気流がもつ
旋回成分の遠心力作用によって半径方向に流れようとす
る空気流を、断面翼形状とされた円形線部材９により軸
方向に風向き制御し得るようにしたので、保護板７の風
下側に生ずる死水領域を小さくできることとなり、ファ
ン性能の向上に大いに寄与するという優れた効果があ
る。
空気調和装置用室外機において、保護網８における保護
板７近傍の円形線部材９,９を、吹出空気流を軸方向に
導き得る断面翼形状となして、軸流ファン４から吹き出
され、保護板７のガイド部１３を通過する空気流がもつ
旋回成分の遠心力作用によって半径方向に流れようとす
る空気流を、断面翼形状とされた円形線部材９により軸
方向に風向き制御し得るようにしたので、保護板７の風
下側に生ずる死水領域を小さくできることとなり、ファ
ン性能の向上に大いに寄与するという優れた効果があ
る。
【００１６】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の好
適な実施例を説明する。
適な実施例を説明する。
【００１７】本実施例の空気調和装置用室外機は、従来
技術の項において説明したものと大略同構造とされてお
り、図１に示すように、ケーシング１内に軸流ファン４
および該軸流ファン４の吸込側に位置する熱交換器１１
を内蔵し、前記軸流ファン４の吹出側にファンガード３
を配設して構成されている。符号１０はファンモータ、
１２は図示しない圧縮機等が配設される機械室である。
技術の項において説明したものと大略同構造とされてお
り、図１に示すように、ケーシング１内に軸流ファン４
および該軸流ファン４の吸込側に位置する熱交換器１１
を内蔵し、前記軸流ファン４の吹出側にファンガード３
を配設して構成されている。符号１０はファンモータ、
１２は図示しない圧縮機等が配設される機械室である。
【００１８】前記軸流ファン４は、下流側が円錐形状と
されたハブ５と、該ハブ５の外周に放射状に突設された
複数の羽根６,６・・とによって構成されている。
されたハブ５と、該ハブ５の外周に放射状に突設された
複数の羽根６,６・・とによって構成されている。
【００１９】一方、前記ファンガード３は、前記ハブ５
と対向し且つ該ハブ５の外径より小径とされた保護板７
と、該保護板７の外周側にあって同一平面上に並ぶ複数
の円形線部材９,９・・からなる保護網８とによって構
成されている。
と対向し且つ該ハブ５の外径より小径とされた保護板７
と、該保護板７の外周側にあって同一平面上に並ぶ複数
の円形線部材９,９・・からなる保護網８とによって構
成されている。
【００２０】前記保護板７の内面には、前記ハブ５側に
向かって突出する略球面形状のガイド部１３が設けられ
ている。
向かって突出する略球面形状のガイド部１３が設けられ
ている。
【００２１】そして、前記保護網８における保護板７の
近傍(即ち、保護板７から１本目および２本目)に位置す
る円形線部材９,９は、吹出空気流Ｆを軸方向に導き得
る断面翼形状とされている(図２参照)。
近傍(即ち、保護板７から１本目および２本目)に位置す
る円形線部材９,９は、吹出空気流Ｆを軸方向に導き得
る断面翼形状とされている(図２参照)。
【００２２】上記のように構成された空気調和装置用室
外機においては、次のような作用が得られる。
外機においては、次のような作用が得られる。
【００２３】軸流ファン４の運転によって吹き出され、
図３(イ)に示すように、ハブ５に沿って流れる空気流Ｆ
の境界層剥離Ｋが円錐形状により遅らされるとともに、
図３(ロ)に示すように、ハブ５における風上側の点Ｐ1
から風上側に距離dだけ離れた点Ｐ2が前記点Ｐ1より軸
中心側に寄っているため、ハブ５に沿って軸中心方向に
空気流Ｆが誘引されることとなる。このことにより、ハ
ブ５の下流側における渦流の形成が極力抑制されること
となる。
図３(イ)に示すように、ハブ５に沿って流れる空気流Ｆ
の境界層剥離Ｋが円錐形状により遅らされるとともに、
図３(ロ)に示すように、ハブ５における風上側の点Ｐ1
から風上側に距離dだけ離れた点Ｐ2が前記点Ｐ1より軸
中心側に寄っているため、ハブ５に沿って軸中心方向に
空気流Ｆが誘引されることとなる。このことにより、ハ
ブ５の下流側における渦流の形成が極力抑制されること
となる。
【００２４】また、ハブ５に沿って軸中心方向に誘引さ
れた空気流は、保護板７に形成された略球面状のガイド
部１３によってスムーズな流れとなって吹き出されるこ
ととなる。
れた空気流は、保護板７に形成された略球面状のガイド
部１３によってスムーズな流れとなって吹き出されるこ
ととなる。
【００２５】しかも、本実施例の場合、軸流ファン４か
ら吹き出され、保護板７のガイド部１３を通過する空気
流Ｆは旋回成分をもっているため、遠心力の作用によっ
て半径方向に流れようとするが、保護板７の近傍にあっ
て断面翼形状とされた円形線部材９,９により軸方向に
風向き制御されることとなり、保護板７の風下側には極
めて小さな死水領域Ｄしか形成されないこととなる。
ら吹き出され、保護板７のガイド部１３を通過する空気
流Ｆは旋回成分をもっているため、遠心力の作用によっ
て半径方向に流れようとするが、保護板７の近傍にあっ
て断面翼形状とされた円形線部材９,９により軸方向に
風向き制御されることとなり、保護板７の風下側には極
めて小さな死水領域Ｄしか形成されないこととなる。
【００２６】従って、渦流と保護板７との干渉による干
渉音を大幅に低減できるとともに、ファン性能の向上に
大いに寄与することとなるのである。
渉音を大幅に低減できるとともに、ファン性能の向上に
大いに寄与することとなるのである。
【００２７】本願発明は、上記実施例の構成に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図１】本願発明の実施例にかかる空気調和装置用室外
機の横断平面図である。
機の横断平面図である。
【図２】本願発明の実施例にかかる空気調和用室外機に
おけるファンガードの斜視図である。
おけるファンガードの斜視図である。
【図３】(イ)は本願発明の実施例にかかる空気調和装置
用室外機における軸流ファンのハブ近傍の流れの状態を
説明する説明図であり、(ロ)は同ハブ近傍における境界
層の形成状態を説明する説明図である。
用室外機における軸流ファンのハブ近傍の流れの状態を
説明する説明図であり、(ロ)は同ハブ近傍における境界
層の形成状態を説明する説明図である。
【図４】一般の空気調和装置用室外機の斜視図である。
【図５】従来の空気調和装置用室外機の要部横断平面図
である。
である。
【図６】(イ)は従来の空気調和装置用室外機における軸
流ファンのハブ近傍の流れの状態を説明する説明図であ
り、(ロ)は同ハブ近傍における境界層の形成状態を説明
する説明図である。
流ファンのハブ近傍の流れの状態を説明する説明図であ
り、(ロ)は同ハブ近傍における境界層の形成状態を説明
する説明図である。
【符号の説明】 ３はファンガード、４は軸流ファン、５はハブ、６は羽
根、７は保護板、８は保護網、９は円形線部材、１３は
ガイド部。
根、７は保護板、８は保護網、９は円形線部材、１３は
ガイド部。
Claims (2)
- 【請求項１】 回転中心となるハブ(５)と該ハブ(５)の
外周に放射状に突設された複数の羽根(６),(６)・・と
からなる軸流ファン(４)を備え、該軸流ファン(４)の吹
出側に、前記ハブ(５)と対向する保護板(７)と、該保護
板(７)の外周側にあって同一平面上に並ぶ複数の円形線
部材(９),(９)・・からなる保護網(８)とによって構成
されたファンガード(３)を設けてなる空気調和装置用室
外機であって、前記ハブ(５)の吹出側を円錐形状となす
とともに、前記保護板(７)の外径を前記ハブ(５)の外径
より小径となし且つ保護板(７)の内面には前記ハブ(５)
側に向かって突出する略球面形状のガイド部(１３)を設
けたことを特徴とする空気調和装置用室外機。 - 【請求項２】 前記保護網(８)における前記保護板(７)
近傍の円形線部材(９),(９)を、吹出空気流を軸方向に
導き得る断面翼形状となしたことを特徴とする前記請求
項１記載の空気調和装置用室外機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104882A JPH05296495A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 空気調和装置用室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104882A JPH05296495A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 空気調和装置用室外機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05296495A true JPH05296495A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14392561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4104882A Pending JPH05296495A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 空気調和装置用室外機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05296495A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011085356A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の室外機 |
| JPWO2017042865A1 (ja) * | 2015-09-07 | 2018-05-24 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外機 |
| WO2019215783A1 (ja) * | 2018-05-07 | 2019-11-14 | 三菱電機株式会社 | 送風装置及び空気調和装置用室外機 |
| US10900360B2 (en) | 2015-11-02 | 2021-01-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Fan, outdoor unit, and refrigeration cycle apparatus |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP4104882A patent/JPH05296495A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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