JPH05296385A - 気柱振動防止装置 - Google Patents

気柱振動防止装置

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Publication number
JPH05296385A
JPH05296385A JP14086092A JP14086092A JPH05296385A JP H05296385 A JPH05296385 A JP H05296385A JP 14086092 A JP14086092 A JP 14086092A JP 14086092 A JP14086092 A JP 14086092A JP H05296385 A JPH05296385 A JP H05296385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
standpipe
air column
pipe
communication pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP14086092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Fujino
健一 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端部が閉になっている管台の中の気柱に、気
柱振動が発生しないようにした気柱振動防止装置を提供
することにある。 【構成】 母管から分岐状に設けられて端部が閉になっ
ている管台を有し、かつ、前記管台の途中から分岐状に
設けられて該管台の中の気柱の静止気体を流動状態にす
る連通管を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気柱振動防止装置に関
するもので、詳しくは、母管から分岐状に設けられて端
部が閉になっている管台の中の気柱の振動を防止する装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の配管取付けの安全弁管台は、たと
えば、図3に示すような構成からなっている。図3にお
いて、1は気体を矢印6のように通す母管、2は該母管
1に溶接によって分岐状に取付けられた第1管台、3は
該第1管台2に取付けられた第1安全弁である。そし
て、該第1安全弁3は、溶接部3aと、これに弾性的に
圧接している受圧部3bとからなっている。したがっ
て、該第1管台2は、常時は端部が閉の状態になってい
る。また4は該母管1に溶接によって分岐状に取付けら
れた第2管台、5は該第2管台4に取付けられた第2安
全弁である。そして、該第2安全弁5は、溶接部5a
と、これに弾性的に圧接している受圧部5bとからなっ
ている。したがって、該第2管台4も、常時は端部が閉
の状態になっている。なおLは前記管台2または4の中
の気柱の長さである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した管台2,4においては、常時は、それぞれ端部が
安全弁3,5のそれぞれの受圧部3b,5bによって閉
の状態になっているので、母管1内を流れる気体の流
速、管台2,4の内部形状、管台2,4の中の気柱の長
さL、気体固有の音速などの関係により、気柱振動が発
生することがある。このような気柱振動が発生すると、
当然のことながら、騒音の発生や安全弁等が誤作動をす
るという問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするものである。すなわち、本発明は、端部が閉に
なっている管台の中の気柱に、気柱振動が発生しないよ
うにした気柱振動防止装置を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の気柱振動防止装置は、母管から分岐状に設
けられて端部が閉になっている管台を有し、かつ、前記
管台の途中から分岐状に設けられて該管台の中の気柱の
静止気体を流動状態にする連通管を備えているものとし
た。
【0006】
【作用】本発明によれば、常時は、管台の端部が閉にな
っているが、その途中に連通管が設けられていて、該管
台の中の気柱の静止気体が流動状態になれるので、その
気柱に振動は発生しない。
【0007】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示した一部切欠
断面正面図である。図1において、符号1ないし6まで
は、図3に示したものと同様である。そして、7は連通
管で、その一端7aが第1管台2の途中に接続され、他
端7bが第2管台4の途中に接続されている。したがっ
て、常時は、第1の管台2の端部は第1安全弁3の受圧
部3bで閉止され、第2管台4の端部は第2安全弁5の
受圧部5bで閉止されているが、連通管7で両管台2,
4の途中どうしが連通されているため、両管台2,4の
中の気柱の静止気体が、それぞれ流動状態になれること
になり、したがって、図3に示した従来の管台とは異な
り、気柱振動が発生しない。
【0008】図2は本発明の第2実施例を示した一部切
欠断面正面図である。この第2実施例では、管台が第1
管台2の1個だけであるため、連通管7の一端7aが該
管台2の途中に接続されているが、他端7bは母管1に
接続されている。このようにしても、管台2の中の気柱
の静止気体が流動状態になれるので、気柱振動が生じな
い。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
常時は、管台の端部が閉になっているが、その途中に連
通管が設けられていて、該管台の中の気柱の静止気体が
流動状態になれるので、その気柱に振動は発生しない。
したがって、騒音の発生がなく、また、安全弁等の該管
台に連係している諸器の誤作動もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示した一部切欠断面正
面図である。
【図2】 本発明の第2実施例を示した一部切欠断面正
面図である。
【図3】 従来の技術の一例を示した一部切欠断面正面
図である。
【符号の説明】
1:母管 2:第1管台 3:第1安全弁 4:第2管台 5:第2安全弁 7:連通管 7a:連通管の一端 7b:連通管の他端

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母管から分岐状に設けられて端部が閉に
    なっている管台を有し、かつ、前記管台の途中から分岐
    状に設けられて該管台の中の気柱の静止気体を流動状態
    にする連通管を備えていることを特徴とする、気柱振動
    防止装置。
  2. 【請求項2】 管台が2個以上設けられていて、連通管
    の一端がその一方の管台に接続され、他端が他方の管台
    に接続されている請求項1記載の気柱振動防止装置。
  3. 【請求項3】 管台が1個設けられていて、連通管の一
    端がその管台に接続され、他端が母管に接続されている
    請求項1記載の気柱振動防止装置。
JP14086092A 1992-04-17 1992-04-17 気柱振動防止装置 Pending JPH05296385A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14086092A JPH05296385A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 気柱振動防止装置

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JP14086092A JPH05296385A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 気柱振動防止装置

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Publication Number Publication Date
JPH05296385A true JPH05296385A (ja) 1993-11-09

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ID=15278431

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14086092A Pending JPH05296385A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 気柱振動防止装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121683A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc 音響負荷緩和装置
JP2009121682A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc 音響負荷緩和装置
KR20160103088A (ko) 2014-01-24 2016-08-31 도요세이칸 그룹 홀딩스 가부시키가이샤 다층 연신 블로우 성형 용기 및 다층 프리폼

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JP2009121682A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc 音響負荷緩和装置
KR20160103088A (ko) 2014-01-24 2016-08-31 도요세이칸 그룹 홀딩스 가부시키가이샤 다층 연신 블로우 성형 용기 및 다층 프리폼

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