JPH05295846A - 設備機器取付枠 - Google Patents
設備機器取付枠Info
- Publication number
- JPH05295846A JPH05295846A JP4095345A JP9534592A JPH05295846A JP H05295846 A JPH05295846 A JP H05295846A JP 4095345 A JP4095345 A JP 4095345A JP 9534592 A JP9534592 A JP 9534592A JP H05295846 A JPH05295846 A JP H05295846A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- air conditioner
- frame
- equipment
- casings
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井に空調機などの設備機器を取り付けるた
めの開口部を簡単に設けることができ、また、取り付け
られる設備機器周辺部の天井施工を精度よく、しかも効
率良く行えるようにした設備機器取付枠を提供する。 【構成】 天井に取り付けられる空調機1の外周に沿っ
て枠状に設置される額縁材3と前記空調機1に仮付けさ
れる取付部材4とを備えて構成する。
めの開口部を簡単に設けることができ、また、取り付け
られる設備機器周辺部の天井施工を精度よく、しかも効
率良く行えるようにした設備機器取付枠を提供する。 【構成】 天井に取り付けられる空調機1の外周に沿っ
て枠状に設置される額縁材3と前記空調機1に仮付けさ
れる取付部材4とを備えて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、天井に空調機や照明
器具などの設備機器を取り付けるために必要な開口部を
設けるために設置される設備機器取付枠に関する。
器具などの設備機器を取り付けるために必要な開口部を
設けるために設置される設備機器取付枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井に例えば、空調機を取り付け
るには、最初に空調機を天井裏に吊るなどして取り付
け、次に、天井下地材を取り付け、この天井下地材に天
井板を取り付けるのが一般的である。
るには、最初に空調機を天井裏に吊るなどして取り付
け、次に、天井下地材を取り付け、この天井下地材に天
井板を取り付けるのが一般的である。
【0003】この場合、空調機周辺部の天井下地材およ
び天井板は、当初より空調機との間に隙間などが生じな
いように精度よく取り付けることがほぼ不可能なため、
空調機の大きさとほぼ同じと思われるおおよその開口部
を残してやや長めに天井下地材を取り付け、次に、開口
部を正確に墨みだしして余分な部分を切り取り(図7参
照)、その後に、同じ要領で天井板を取り付け(図8参
照)、そして、開口部に化粧枠を取り付けていた。
び天井板は、当初より空調機との間に隙間などが生じな
いように精度よく取り付けることがほぼ不可能なため、
空調機の大きさとほぼ同じと思われるおおよその開口部
を残してやや長めに天井下地材を取り付け、次に、開口
部を正確に墨みだしして余分な部分を切り取り(図7参
照)、その後に、同じ要領で天井板を取り付け(図8参
照)、そして、開口部に化粧枠を取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、空調機周辺部の
天井下地材および天井板は、以上のような方法で取り付
けられているが、開口部の墨だしなどといった一連の作
業は、いずれも、不自然な上向きの姿勢で行う必要があ
るため施工がきわめて面倒であった。
天井下地材および天井板は、以上のような方法で取り付
けられているが、開口部の墨だしなどといった一連の作
業は、いずれも、不自然な上向きの姿勢で行う必要があ
るため施工がきわめて面倒であった。
【0005】この発明は、このような前記従来の課題を
解決するために提案されたもので、天井に空調機などの
設備機器を取り付けるための開口部を簡単に設けること
ができ、また、取り付けられる設備機器周辺部の天井施
工を精度よく、しかも効率良く行えるようにした設備機
器取付枠を提供することを目的とする。
解決するために提案されたもので、天井に空調機などの
設備機器を取り付けるための開口部を簡単に設けること
ができ、また、取り付けられる設備機器周辺部の天井施
工を精度よく、しかも効率良く行えるようにした設備機
器取付枠を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る設備機器
取付枠は、天井に取り付けられる設備機器の外周に沿っ
て枠状に設置される複数本の額縁材と前記設備機器に仮
付けされる複数本の取付部材とを備えて構成されてい
る。
取付枠は、天井に取り付けられる設備機器の外周に沿っ
て枠状に設置される複数本の額縁材と前記設備機器に仮
付けされる複数本の取付部材とを備えて構成されてい
る。
【0007】
【実施例】図1は、この発明に係る設備機器取付枠の一
実施例の分解斜視図、図2はその底面図、図3は設備機
器取付枠の取付状態を示す斜視図、図4,5 は設備機器取
付枠の使用状態を示す天井部分の縦断面図であり、図に
おいて、符号1は天井に取り付けられる空調機、2は空
調機1を取り付ける開口部を構成するための設備機器取
付枠(以下単に「取付枠」という)、3は取付枠2を構
成する額縁材、そして、符号4は同じく取付枠2を構成
する取付部材である。
実施例の分解斜視図、図2はその底面図、図3は設備機
器取付枠の取付状態を示す斜視図、図4,5 は設備機器取
付枠の使用状態を示す天井部分の縦断面図であり、図に
おいて、符号1は天井に取り付けられる空調機、2は空
調機1を取り付ける開口部を構成するための設備機器取
付枠(以下単に「取付枠」という)、3は取付枠2を構
成する額縁材、そして、符号4は同じく取付枠2を構成
する取付部材である。
【0008】額縁材3は空調機1の外周に沿って矩形枠
状に組み立てられ、取付部材4は平行にとなり合う左右
額縁材3,3 間に取り付けられている。また、額縁材3お
よび取付部材4は、いずれも木質材、あるいは山形鋼や
溝形鋼などの形材より形成され、複数本のねじ部材5に
よって互いに連結されている。さらに、額縁材3の見込
み寸法H(高さ)は、空調機1より天井材仕上げ面まで
の距離に10mm程度の余長が見込まれている(図3,4 参
照) 。
状に組み立てられ、取付部材4は平行にとなり合う左右
額縁材3,3 間に取り付けられている。また、額縁材3お
よび取付部材4は、いずれも木質材、あるいは山形鋼や
溝形鋼などの形材より形成され、複数本のねじ部材5に
よって互いに連結されている。さらに、額縁材3の見込
み寸法H(高さ)は、空調機1より天井材仕上げ面まで
の距離に10mm程度の余長が見込まれている(図3,4 参
照) 。
【0009】なお、実施例では、取付枠2は空調機1の
形状に対応して矩形枠状に組み立てられているが、必ず
しも、矩形枠状に組み立てられるものではなく、円形枠
状に組み立てられる場合もあり、設備機器の形状によっ
て決まるものである。
形状に対応して矩形枠状に組み立てられているが、必ず
しも、矩形枠状に組み立てられるものではなく、円形枠
状に組み立てられる場合もあり、設備機器の形状によっ
て決まるものである。
【0010】このような構成において、次に、施工方法
を順をおって説明する。
を順をおって説明する。
【0011】 まず、地上において、天井に取り付け
られる空調機1の形状および大きさに合わせて取付枠を
組み立てる。
られる空調機1の形状および大きさに合わせて取付枠を
組み立てる。
【0012】 次に、空調機1を天井に複数本の吊り
部材6で吊って取り付ける。
部材6で吊って取り付ける。
【0013】 次に、取付枠2を空調機1に、取付部
材4を空調機1に複数本のねじ部材7でねじ止めするこ
とにより仮付けする。
材4を空調機1に複数本のねじ部材7でねじ止めするこ
とにより仮付けする。
【0014】なお、取付枠2は地上において、空調機1
にあらかじめ取り付けるようにしてもよい。
にあらかじめ取り付けるようにしてもよい。
【0015】また、取付枠2をねじ部材ではなく、クリ
ップなどでワンタッチで取り付けるようにしてもよい。
ップなどでワンタッチで取り付けるようにしてもよい。
【0016】 次に、天井下地材7を組み立て、この
天井下地材7の下面に天井板8を取り付ける。この場
合、空調機1の周辺部の天井下地材7および天井板8
は、額縁材3を定規にして、額縁材3に密着させて組み
立て、取り付ける。
天井下地材7の下面に天井板8を取り付ける。この場
合、空調機1の周辺部の天井下地材7および天井板8
は、額縁材3を定規にして、額縁材3に密着させて組み
立て、取り付ける。
【0017】 天井下地材7および天井板8の組み立
ておよび取り付けが全て完了したら、取付枠2を撤去す
る。そして、その後に、木質材や金属、あるいは合成樹
脂材などからなる化粧額縁材9を取り付ける(図6参
照)。
ておよび取り付けが全て完了したら、取付枠2を撤去す
る。そして、その後に、木質材や金属、あるいは合成樹
脂材などからなる化粧額縁材9を取り付ける(図6参
照)。
【0018】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、以下に記載するような効果を有する。
れているため、以下に記載するような効果を有する。
【0019】 従来工法では避けられなかった開口部
の墨だしや、天井下地材の余分な部分の切り取り作業な
どは一切なく、天井面に面して取り付けられる空調機や
照明機器などの設備機器の周辺部の天井下地材や天井板
は、設備機器にあらかじめ取り付けられた取付枠の額縁
材を定規にし、これに沿って組み立て、取り付けるだけ
で設備機器の取付位置に必要な開口部を容易に確保する
ことができる。
の墨だしや、天井下地材の余分な部分の切り取り作業な
どは一切なく、天井面に面して取り付けられる空調機や
照明機器などの設備機器の周辺部の天井下地材や天井板
は、設備機器にあらかじめ取り付けられた取付枠の額縁
材を定規にし、これに沿って組み立て、取り付けるだけ
で設備機器の取付位置に必要な開口部を容易に確保する
ことができる。
【0020】また、設備機器の周辺部に施工ミスなどに
よる隙間を生ずることもなく高い施工精度を維持するこ
とができる。
よる隙間を生ずることもなく高い施工精度を維持するこ
とができる。
【0021】 取付枠は構造がきわめて簡単であるた
め製作が容易であり、しかも、繰り返して使用できるた
め、きわめて経済的である。
め製作が容易であり、しかも、繰り返して使用できるた
め、きわめて経済的である。
【図1】この発明に係る設備機器取付枠の一実施例の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】図1の設備機器取付枠の底面図である。
【図3】図1の設備機器取付枠の取付方法を示す斜視図
である。
である。
【図4】図1の設備機器取付枠の取付方法を示す断面図
である。
である。
【図5】図1の設備機器取付枠の取付方法を示す断面図
である。
である。
【図6】図1の設備機器取付枠による施工完了後の天井
部分の縦断面図である。
部分の縦断面図である。
【図7】設備機器を取り付けるための開口部を設けるた
めの従来方法を示す天井部分の縦断面図である。
めの従来方法を示す天井部分の縦断面図である。
【図8】設備機器を取り付けるための開口部を設けるた
めの従来方法を示す天井部分の縦断面図である。
めの従来方法を示す天井部分の縦断面図である。
1…空調機、2…設備機器取付枠(取付枠)、3…額縁
材、4…取付部材、5…ねじ部材、6…吊り部材、7…
天井下地材、8…天井板、9…化粧額縁材。
材、4…取付部材、5…ねじ部材、6…吊り部材、7…
天井下地材、8…天井板、9…化粧額縁材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 一郎 神奈川県横浜市中区太田町4−51 鹿島建 設株式会社横浜支店内
Claims (1)
- 【請求項1】 天井に設備機器を取り付けるための開口
部を設けるために設置される設備機器取付枠において、
前記設備機器の外周に沿って枠状に設置される複数本の
額縁材と前記設備機器に仮付けされる複数本の取付部材
とを備えてなることを特徴とする設備機器取付枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4095345A JP2581372B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 設備機器取付枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4095345A JP2581372B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 設備機器取付枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05295846A true JPH05295846A (ja) | 1993-11-09 |
JP2581372B2 JP2581372B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=14135095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4095345A Expired - Lifetime JP2581372B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 設備機器取付枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581372B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109973954A (zh) * | 2019-05-15 | 2019-07-05 | 深圳市比尔达科技有限公司 | 具有校准标识功能的应急工矿灯支架及安装方法 |
CN116657866A (zh) * | 2023-07-28 | 2023-08-29 | 成都建工装饰装修有限公司 | 一种装配式装修吊顶用升降系统 |
CN109973954B (zh) * | 2019-05-15 | 2024-06-04 | 深圳市比尔达科技有限公司 | 具有校准标识功能的应急工矿灯支架及安装方法 |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP4095345A patent/JP2581372B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109973954A (zh) * | 2019-05-15 | 2019-07-05 | 深圳市比尔达科技有限公司 | 具有校准标识功能的应急工矿灯支架及安装方法 |
CN109973954B (zh) * | 2019-05-15 | 2024-06-04 | 深圳市比尔达科技有限公司 | 具有校准标识功能的应急工矿灯支架及安装方法 |
CN116657866A (zh) * | 2023-07-28 | 2023-08-29 | 成都建工装饰装修有限公司 | 一种装配式装修吊顶用升降系统 |
CN116657866B (zh) * | 2023-07-28 | 2023-10-20 | 成都建工装饰装修有限公司 | 一种装配式装修吊顶用升降系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2581372B2 (ja) | 1997-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961001 |