JPH05295773A - 自動水栓装置 - Google Patents

自動水栓装置

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JPH05295773A
JPH05295773A JP12675992A JP12675992A JPH05295773A JP H05295773 A JPH05295773 A JP H05295773A JP 12675992 A JP12675992 A JP 12675992A JP 12675992 A JP12675992 A JP 12675992A JP H05295773 A JPH05295773 A JP H05295773A
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JP
Japan
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light
water
detected
automatic faucet
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP12675992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shirai
研次 白井
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手等の動体が差し出されたときにのみ吐水で
き、かつ信頼性に優れた自動水栓装置の提供を目的とす
る。 【構成】 自動水栓2に設けられたセンサ3が手等の対
象物Hを検知したとき、駆動制御部9の駆動により吐水
口から自動的に吐水する自動水栓装置において、前記セ
ンサ3を、一定の光量で発光する発光部4と、発光され
た光が対象物Hで反射された反射光を受光する受光部5
と、受光部5で受光された光量が短時間間隔で変化した
ことを検出したとき前記対象物Hが動体であることを検
知し、検知信号を出力する検知回路7を設けた光電式セ
ンサとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手等を検知したとき
に自動的に吐水口より吐水させることのできる自動水栓
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、洗面室等には、吐水
口の下方へ手等を差し出した時に、この手等の存在を検
知して吐水口から自動的に吐水させる構造の自動水栓が
設けられており、このような自動水栓においては、手等
を検知するために超音波式センサが多く用いられてお
り、このような自動水栓においては、例えば吐水口の下
方に皿等を積み上げた場合等には、この積み上げられた
皿をセンサが検知して自動的に吐水し、水が出っぱなし
になる場合があると言う問題点があり、また、従来の超
音波式センサでは、超音波発振部および受振部に飛散し
た水滴等が付着すると検知機能が著しく阻害されるた
め、吐水口の近傍にセンサを取り付けることが困難であ
るという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、皿等が吐水口の下部に
積み上げられた場合にも水が出っぱなしになることがな
く、信頼性に優れた自動水栓装置を提供せんことを目的
とし、その第1の要旨は、センサが対象物を検知したと
き駆動制御部の駆動により吐水口から自動的に吐水する
自動水栓装置において、前記対象物を検知するセンサ
を、一定の光量で発光する発光部と、発光された光が前
記対象物で反射された反射光を受光する受光部と、前記
受光部で受光された光量が短時間間隔で変化したことを
検出したとき前記対象物が動体であることを検知し、検
知信号を出力する検知回路とを設けた光電式センサとし
たことである。また、第2の要旨は、センサが対象物を
検知したとき駆動制御部の駆動により吐水口から自動的
に吐水する自動水栓装置において、前記対象物を検知す
るセンサを、発光する光量を一定周期毎に鋸歯状に変化
させる発光部と、発光された光が前記対象物で反射され
た反射光を受光する受光部と、前記受光部で受光された
光量が前記一定周期毎の鋸歯状変化に同期して短時間間
隔で変化したことを検出したとき前記対象物が動体であ
ることを検知し、検知信号を出力する検知回路とを備え
た光電センサとしたことである。
【0004】
【作用】前記第1の要旨において、自動水栓装置におけ
る対象物を検知するセンサは、検知回路が受光部で受光
された光量が短時間間隔で変化したことを検出すると、
対象物が動体であることを検知し検知信号を出力するた
め、この検知信号を入力した駆動制御部の駆動により弁
等を開け、吐水口から自動的に吐水させることができ
る。また、前記第2の要旨における対象物を検知するセ
ンサにおいて、検知回路は、受光部で受光された光量が
一定周期毎の鋸歯状変化に同期して短時間間隔で変化し
たことを検出すると、対象物が動体であることを検知し
検知信号を出力するため、この検知信号を入力した駆動
制御部の駆動により吐水口から自動的に吐水させること
ができる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は後付式自動水栓を水栓の吐水管に取り付け
た状態の要部斜視構成図であり、図2は取付状態の全体
構成図である。図において、洗面器Kの上部に立設され
た水栓1の吐水管1aの先端には後付式自動水栓2が取
り付けられており、この後付式自動水栓2の吐水口2a
の近傍には発光部4と受光部5とで構成される光電式セ
ンサ3が設けられており、この光電式センサ3の下部に
手等の対象物Hが差し出された時に、吐水口2aより自
動的に吐水できるものとなっており、本例では手等の対
象物Hが動体であるときのみ吐水口2aから吐水できる
構造となっている。
【0006】なお、水栓1のレバー1bは、吐水管1a
側へ送る湯水量及び温度調節等を行うことができるもの
であり、本例においては、後付式自動水栓2内で吐水の
開閉を行うため、このレバー1bは常には開放された位
置としておけば良い。後付式自動水栓2内には、前記セ
ンサ3と接続された駆動制御部及びこの駆動制御部を介
し開閉動される電磁弁等が内蔵されており、電磁弁の開
閉により吐水口2aが開閉される構造となっている。ま
た、後付式自動水栓2内には電源となる電池が内蔵され
ている。
【0007】前記光電式センサ3は図3に示すように構
成されている。即ち、光電式センサ3は、一定光量の光
を発光する発光ダイオードからなる発光部4と、発光部
4から発光された光が対象物Hで反射した反射光を受光
し、その受光量に対応した電気信号を出力する受光ダイ
オード、あるいは受光トランジスタからなる受光部5
と、発光部4に対して一定光量の光を発光させるための
電流を通電する定電流回路6と、受光部5から出力され
た電気信号を入力し、その入力した電気信号をサンプリ
ングすることにより、その電気信号が短時間の間隔で変
化していることを検出したとき、前記手Hが動体である
ことを検知し、検知信号を出力する検知回路7と、その
検知回路7から出力された電気信号を増幅して出力する
増幅器8とを備えたものである。そして、上記増幅器8
から増幅された電気信号が出力されると、その電気信号
は駆動制御部9に入力され、駆動制御部9から後付式自
動水栓2内の電磁弁等に対して駆動電流を通電し、吐水
口2aを開けて吐水口2aより自動吐水させる。
【0008】また、図4は別の光電式センサ3Aの構成
を示したもので、光電式センサ3Aは、発光ダイオード
から成る発光部11と、発光部11から発光された光が
手Hで反射した反射光を受光し、その受光量に対応した
電気信号を出力する受光ダイオード、あるいは受光トラ
ンジスタからなる受光部12と、発光部11に対して発
光する光量を図5に示すように一定周期毎に鋸歯状に変
化させるための電流を通電する電流制御回路13と、受
光部12から出力された電気信号を入力し、その入力し
た電気信号をサンプリングすることにより、その電気信
号が、前記一定周期毎に鋸歯状に変化する光量に同期し
て短時間の間隔で変化していることを検出したとき、前
記手Hが動体であることを検知し、検知信号を出力する
検知回路14と、その検知回路14から出力された電気
信号を増幅して出力する増幅器15とを備えたものであ
る。従って、この光電式センサ3Aは、受光光量が前記
一定周期毎に鋸歯状に変化する光量に同期して短時間の
間隔で変化していることを検出したときのみ、手Hが動
体であることを検知するため、外部からの光による誤動
作が起きることを防ぐことができる。
【0009】なお本例においては、後付式自動水栓2に
おけるセンサの構成を例示したが、水栓1内に弁等が設
けられ、水栓1の吐水管1aの先端にセンサが設けられ
た一般的な自動水栓においても、同様な構成の光電式セ
ンサ3を用いて、手等の動体のみに対し吐水させるよう
に構成することができ、動体のみに対し吐水を行うた
め、吐水口の下部に皿等が積まれた場合にも、積まれた
皿は動体ではないために従来のように水が出っぱなしに
なることがない。また、本例では、光電式センサを用い
るため発光部4及び受光部5はガラス等により遮断する
ことができて、発光部4及び受光部5に水が入らないよ
うな構造とすることができ、たとえ水がかかっても従来
の超音波センサのようにその機能が阻害されることがな
く、信頼性に優れた自動水栓となる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、センサが対象物を検知したと
き駆動制御部の駆動により吐水口から自動的に吐水する
自動水栓装置において、前記対象物を検知するセンサ
を、一定の光量で発光する発光部と、発光された光が前
記対象物で反射された反射光を受光する受光部と、前記
受光部で受光された光量が短時間間隔で変化したことを
検出したとき前記対象物が動体であることを検知し、検
知信号を出力する検知回路とを設けた光電式センサとし
たことにより、もしくは、前記対象物を検知するセンサ
を、発光する光量を一定周期毎に鋸歯状に変化させる発
光部と、発光された光が前記対象物で反射された反射光
を受光する受光部と、前記受光部で受光された光量が前
記一定周期毎の鋸歯状変化に同期して短時間間隔で変化
したことを検出したとき前記対象物が動体であることを
検知し、検知信号を出力する検知回路とを備えた光電式
センサとしたことにより、手等の動体が下方に差し出さ
れた時にのみ吐水して、皿が積まれている時等に水が出
っぱなしになることがなく、実用的に優れた自動水栓と
なる。また、センサは光電式のセンサであるため水が入
らないように遮断することができ、さらに水がかかって
も機能が阻害されることがなく、信頼性の大なる自動水
栓となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】後付式自動水栓の取付状態の要部斜視構成図で
ある。
【図2】後付式自動水栓を取り付けた水栓の全体構成図
である。
【図3】自動水栓の制御系統図である。
【図4】別の光電式センサを用いた水栓の制御系統図で
ある。
【図5】発光光量変化と受光光量変化を示した光量変化
説明図である。
【符号の説明】
1 水栓 1a 吐水管 2 後付式自動水栓 2a 吐水口 3 光電式センサ 3A 光電式センサ 4 発光部 5 受光部 6 定電流回路 7 検知回路 8 増幅器 9 駆動制御部 11 発光部 12 受光部 13 電流制御回路 14 検知回路 15 増幅器 H 対象物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサが対象物を検知したとき駆動制御
    部の駆動により吐水口から自動的に吐水する自動水栓装
    置において、 前記対象物を検知するセンサを、 一定の光量で発光する発光部と、発光された光が前記対
    象物で反射された反射光を受光する受光部と、前記受光
    部で受光された光量が短時間間隔で変化したことを検出
    したとき前記対象物が動体であることを検知し、検知信
    号を出力する検知回路とを設けた光電式センサとしたこ
    とを特徴とする自動水栓装置。
  2. 【請求項2】 センサが対象物を検知したとき駆動制御
    部の駆動により吐水口から自動的に吐水する自動水栓装
    置において、 前記対象物を検知するセンサを、 発光する光量を一定周期毎に鋸歯状に変化させる発光部
    と、発光された光が前記対象物で反射された反射光を受
    光する受光部と、前記受光部で受光された光量が前記一
    定周期毎の鋸歯状変化に同期して短時間間隔で変化した
    ことを検出したとき前記対象物が動体であることを検知
    し、検知信号を出力する検知回路とを備えた光電センサ
    としたことを特徴とする自動水栓装置。
JP12675992A 1992-04-20 1992-04-20 自動水栓装置 Pending JPH05295773A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995017556A1 (fr) * 1993-12-20 1995-06-29 Toto Ltd. Robinet automatique

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JPS62280430A (ja) * 1986-05-27 1987-12-05 東陶機器株式会社 給水制御装置

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