JPH05294845A - 免疫原組成物 - Google Patents

免疫原組成物

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JPH05294845A
JPH05294845A JP4284458A JP28445892A JPH05294845A JP H05294845 A JPH05294845 A JP H05294845A JP 4284458 A JP4284458 A JP 4284458A JP 28445892 A JP28445892 A JP 28445892A JP H05294845 A JPH05294845 A JP H05294845A
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JP
Japan
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oil
immunogen
vaccine
immunogenic composition
fat
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JP4284458A
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English (en)
Inventor
Kuniharu Seki
邦春 関
Masashi Umemura
昌史 梅村
Sachiko Hattori
幸子 服部
Keiko Kato
恵子 加藤
Yoshio Sakurada
美穂 桜田
Katsuhiko Oyama
勝彦 大山
Kuniaki Nejime
国昭 根路銘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Oil Mills Ltd
Original Assignee
Nisshin Oil Mills Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 経口投与または経鼻投与が可能な免疫原組成
物を提供する。 【構成】 人または動物を免疫しうる免疫原に、免疫ア
ジュバンドとして式(I)の油脂を組合せた免疫原組成
物であり、免疫原としては、インフルエンザ、日本脳
炎、B型肝炎ならびに百日ぜきが特に挙げられ、又経口
あるいは経鼻投与に適した剤型として、ゼラチンカプセ
ル剤、懸濁化もしくは乳化された液剤、滴剤ならびに噴
霧剤が示される。 (R1 ,R2 ,R3 はそれぞれ炭素数6〜24を有する
飽和又は不飽和脂肪酸残基を意味する。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経口または経鼻投与用
免疫原組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】人体又
は動物を免疫しうる免疫原は、通常、緩衝性の生理食塩
水中に懸濁した状態で用いられる。このような懸濁液
は、ワクチンと称せられ、ワクチンとしては不活性化ワ
クチン(例えば、腸チフスワクチン、百日ぜきワクチ
ン、狂犬病ワクチン等)、弱毒化ワクチン(例えば、病
原菌、ポリオ生ワクチン等)、無毒化ワクチン(例え
ば、ジフテリアトキソイド、破傷風トキソイド等)が知
られている。
【0003】ワクチンは通常、注射の形態で投与される
ため、投与の簡便性に欠ける他、投与部位での発赤、発
熱及び筋萎縮症、ショック等の副作用を生じやすい欠点
がある。上記欠点を改善する剤型として非注射製剤の提
案がなされている。その代表例としては、免疫原とゼラ
チンとからなる乾燥球状体でかつ腸溶性である安定な経
口投与用製剤(特開平3−173829号公報)があ
る。
【0004】一方、免疫アジュバントは免疫増強剤のこ
とを指し、アジュバントとは抗原とともに投与される物
質で、抗原に対する免疫応答を増強する目的で用いら
れ、通常は抗体産生や細胞性免疫の強化に用いられる。
現在ヒトに用いられているのは水酸化アルミニウム、リ
ン酸アルミニウム、ミョウバン等のアルミニウムゲルで
ある。免疫アジュバントに関する研究はめざましい進歩
を遂げ、細菌の菌体成分のみならず、合成化合物を含め
て多数の免疫アジュバントが開発されるとともに、その
作用機序についても明らかにされつつある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、経口ワ
クチンにおける免疫アジュバントについて種々検討を試
みた結果、免疫原に油脂を組み合わせた組成物が、経口
または経鼻投与することが可能で、免疫原の効果が増強
されることを見出して、本発明を完成するに至った。本
発明によれば、人または動物を免疫しうる免疫原と、式
(I)
【0006】
【化2】 (R1 、R2 、R3 はそれぞれ炭素数6〜24を有する
飽和又は不飽和脂肪酸残基を意味する。)の油脂とから
なる経口又は経鼻投与用免疫原組成物が提供される。
【0007】この発明で人体または動物を免疫しうる免
疫原とは、抗原とも称され、人体又は動物に対し、抗体
や感作リンパ球を産生させて、体液性免疫や細胞性免疫
を誘発する物質をいう。具体的には、感染症の予防のた
めに用いられるものであれば特に限定されるものではな
く、ワクチンが挙げられる。ワクチンとしては、不活性
化ワクチン(例えば、インフルエンザワクチン、日本脳
炎ワクチン、百日ぜきワクチン、三種混合ワクチン、コ
レラワクチン、肺炎球菌ワクチン等)、弱毒化ワクチン
(例えば、ポリオワクチン、麻疹ワクチン、おたふくか
ぜワクチン、BCGワクチン、チフスワクチン、痘そう
ワクチン等)、無毒化ワクチン(例えば、ジフテリアワ
クチン、破傷風ワクチン、ハブトキソイド、腸チフスワ
クチン、ボツリヌスワクチン等)及び成分ワクチン(イ
ンフルエンザHAワクチン、B型肝炎ワクチン、非A非
B型肝炎ワクチン、ヘルペスワクチン、エイズワクチ
ン、癌ワクチン等)等を挙げることができる。
【0008】上記免疫原と併用する油脂としては、前記
式(I)で示されたもので、炭素数6〜24を有する飽
和又は不飽和脂肪酸残基を有するトリグリセライドであ
る。上記脂肪酸残基としては、例えば、カプロン酸、カ
プリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸等から誘導され
る残基を挙げることができる。これらトリグリセライド
中の脂肪酸残基は単一でも複数の混合でもよい。油脂は
天然又は半合成のもののいずれであってもよく、天然の
油脂としては、例えば、アマニ油、大豆油、オリーブ
油、コーン油、ゴマ油、サフラワー油、ツバキ油、ナタ
ネ油、綿実油、落花生油、ヤシ油、及びその他の市販の
食用油を利用することができる。半合成油としては、M
CT(中鎖トリアシルグリセライド)等を挙げることが
できる。MCTは、トリアシルグリセライドの構成脂肪
酸の炭素数が8〜12程度の中鎖脂肪酸をいう。
【0009】本発明で用いられる免疫原は、ワクチン
液、ワクチンの凍結乾燥品を用いることができる。ま
た、ワクチン液を用いてゼラチンによってマイクロカプ
セル化した安定な経口投与用免疫原組成物を用いること
もできる。従って、ゼラチンによってマイクロカプセル
化した安定な経口投与用免疫原組成物、ワクチンの凍結
乾燥品はそのまま本発明の製剤に製剤化することがで
き、さらに、安定な経口投与用免疫原組成物、ワクチン
の凍結乾燥品を用時適当な水溶液に溶解し、経口投与用
及び経鼻投与用の懸濁剤又は乳剤に調製することもでき
る。
【0010】免疫原と油脂との経口投与用の剤型として
は、硬カプセル剤、軟カプセル剤、錠剤、丸剤、顆粒
剤、粉末剤及び懸濁剤又は乳剤等が挙げられる。これら
の内、硬カプセル剤、軟カプセル剤及び懸濁剤又は乳剤
が好ましい。これら製剤は、免疫原と油脂とを用いて当
業分野の常法(たとえば、地人書館、薬剤製造法(上)
参照)を利用して製剤化することができる。
【0011】本発明の免疫原組成物においては、熱安定
性を考慮した場合には免疫原と油脂とが直接接しない剤
型が好ましが、免疫効果を期待する場合にはこの限りで
はない。免疫原組成物の剤型としては、例えば、i)免
疫原とゼラチンとの混合物を調製し、この混合物を外層
として、油脂をその内部に含有させたゼラチンカプセ
ル、ii)免疫原を予めマイクロカプセル化したものを油
脂に分散させ、これをカプセルに充填したもの、iii)免
疫原を予めマイクロカプセル化したものと油脂とに懸濁
化剤又は乳化剤等を加えて懸濁化又は乳化した懸濁剤又
は乳剤等が挙げられる。
【0012】なお、上記ゼラチンカプセル及び免疫原の
マイクロカプセル化の際に用いられるゼラチンは、分子
量が80000〜120000、ゼリー強度が150以
上であることが好ましい。また、免疫原のマイクロカプ
セル化は、当業分野の常法を利用して行うことができ
る。例えば、特開平3−173829号公報に記載の方
法によりマイクロカプセル化する方法、ワクチンを高分
子溶液に分散させ、低温、減圧下で溶媒を除去していっ
て高分子をワクチン粒子の表面に沈殿、析出させる界面
沈殿法やワクチンを高分子溶液に分散させ、塩や他の高
分子を溶液に添加させることにより相分離を生じさせる
相分離法等の物理化学的方法等を利用することができ
る。マイクロカプセル化はゼラチンを用いて行うことに
より、安定な免疫原組成物を得られ、また、適当な高分
子化合物等を用いることにより、ワクチンの放出適性を
適宜調節することもできる。
【0013】本発明の免疫原組成物は腸溶性製剤として
もよい。腸溶性製剤とする場合は、通常上記のマイクロ
カプセル又はカプセル剤、錠剤等の製剤を腸溶性被膜で
コーティングする。腸溶性被膜を形成する際の腸溶剤
は、当該分野で公知のものを適宜選択して用いることが
できる。例えば、メタクリル酸・メタクリル酸アルキル
エステルコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
アセテートサクシネート、カルボキシメチルセルロー
ス、セルロースアセテートフタレート、精製シエラッ
ク、白色シエラック、エチルセルロース、アミノアルキ
ルメタクリレートポリマー等が好適な例である。コート
はフローコータを用いるフィルムコート法または遠心造
粒機を用いるフィルムコート法で行うことができる。
【0014】本発明の免疫原組成物を懸濁剤又は乳剤と
する場合には、免疫原と油脂とを直接懸濁又は乳化する
か、あるいは免疫原をマイクロカプセルとしたもの又は
そのマイクロカプセルに腸溶性被膜をコーティングした
ものを油脂と懸濁化又は乳化することにより得ることが
できる。なお、懸濁化又は乳化する際、適宜、界面活性
剤やその他の添加剤を用いることができる。懸濁剤又は
乳剤に用いられる界面活性剤としては、アニオン系界面
活性剤(例えば、アルキル硫酸塩、スルホコハク酸エス
テル塩等)、カチオン系界面活性剤(例えば、4級アン
モニウム塩等)、非イオン系界面活性剤(例えば、ショ
糖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコー
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ブロックポリマー型、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリルエーテル等)、または両イオン系界面活性剤
(例えば、大豆レシチン等)が挙げられる。また、添加
剤としては、ポリビニル系化合物(例えば、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン等)、セルロース誘
導体(例えば、カルボキシメチルセルロース、メチルセ
ルロース、カルボキシビニルポリマー等)等の親水性高
分子、さらに、セタノール、マクロゴール、トラガン
ト、流動パラフィン、アラビアゴム等が挙げられる。
【0015】免疫原と油脂との経鼻投与用の剤型として
は乳剤等の液剤が挙げられる。乳剤は免疫原と油脂とを
用い、常法によりホモジナイザーを用いて乳化して調製
することができる。なお、経鼻投与用剤も適宜、乳化剤
等の界面活性剤を使用してもよい。そしてこの乳剤を滴
剤又は噴霧剤等の形態で使用することが好ましい。
【0016】経口投与量は免疫原の種類によって大きく
変動する。たとえば、インフルエンザの場合は、通常、
大人一人当たり、1回50〜5000CCA(Chichen
RedCell Agglutination)を経口投与し、2〜4週間後
に更に同様に投与することもある。B型肝炎の場合は、
通常大人一人当たり1回抗原蛋白量として0.1〜10
mgを経口投与、初回から4週間後に1回、初回から2
0〜24週間後に1回、都合3回経口投与する。日本脳
炎の場合は、生後6ヵ月以上を対象とし、抗原蛋白量と
して10〜1000μgを1〜2週間の間隔で2回経口
投与する。
【0017】また、免疫原と併用する油脂との使用割合
は、たとえば、インフルエンザの場合は、油脂1gに対
し免疫原10〜1000000CCA、B型肝炎の場合
は、油脂1gに対し免疫原0.1〜10mg、日本脳炎
の場合は、油脂1gに対し免疫原10〜1000μlが
好ましい。併用する油脂の使用量は、通常、大人一人当
たり1日0.1g〜100gが好ましい。
【0018】経鼻投与量は免疫原の種類によって大きく
変動する。たとえば、インフルエンザの場合は、通常大
人一人あたり、1回10〜1000CCA、好ましくは
100〜500CCAを経鼻投与し、2〜4週間後に更
に同様に投与することもある。
【0019】また、免疫原と併用する油脂との使用割合
は、たとえば、インフルエンザの場合は、油脂1gに対
し免疫原100〜10000CCAが好ましい。併用す
る油脂の使用量は、通常、大人一人当たり1回0.1m
g〜1g、好ましくは0.5〜500mgとし、1日
0.1mg〜1000mgが好ましい。
【0020】上記使用量に基づいて経鼻投与用の液剤
は、全量を0.05〜1mlとし、好ましくは0.1〜
1mlとする。以上のごとき使用量を考慮し、単一投与
型(例えばカプセル)に免疫原と油脂とをそれぞれ所定
量含まれるよう製剤化するのが好ましい。本発明におい
ては、薬理的に有効な量の免疫原と適当な量の油脂とを
同時に人又は哺乳動物に投与することにより、免疫を促
進させることができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、
これにより本発明は限定されるものではない。
【0022】参考例1 特開平3−173829に開示の方法により、分子量約
100000、ゼリー強度約300のゼラチン100g
を、表1に示した10mM−リン酸緩衝生理食塩水〔以
下PBSとする〕(pH7.4)200gに予め溶解さ
せ、この溶解液にインフルエンザワクチン(A/貴州/
54/89(H3N2))液400g(2400000
CCA相当)を加えて混合し、インフルエンザワクチン
含有ゼラチン水溶液を調製した。そして、このインフル
エンザワクチン含有ゼラチン水溶液を40℃に保ちなが
ら油層中に滴下した後、これを乾燥させて、インフルエ
ンザワクチン含有ゼラチン球を得た。
【0023】
【表1】
【0024】参考例2 参考例1と同様のゼラチン100gを10mM−PBS
(pH7.4)550gに予め溶解させ、ゼラチン水溶
液を調製した。このゼラチン水溶液を40℃に保ちつ
つ、図1に示したシームレスカプセル製造機1の外層3
に仕込むとともに、内層2に油脂として、MCT(OD
R :日清製油社製、構成脂肪酸の炭素数が8のもの7
5%及び炭素数10のものが25%のトリアシルグリセ
ライド)、表2に示す大豆油(日清製油社製)又は表3
に示すコーン油(日清製油社製)のいずれかを100g
仕込む。そして、ゼラチン水溶液及び油脂を、ノズル先
端付近において超音波等により振動をかけながら冷却油
4中に滴下する。これら二層性の液流は界面張力により
粒形に変化し、ゼラチンカプセルが形成される。そし
て、このゼラチンカプセルを冷却して固化し、さらに乾
燥して油脂含有ゼラチンカプセルを得た。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】製剤例1 参考例1と同様のゼラチン100gを10mM−PBS
(pH7.4)200gに予め溶解させ、この溶解液に
インフルエンザワクチン(A/貴州/54/89(H3
N2))液400g(2400000CCA相当)を加
えて混合し、インフルエンザワクチン含有ゼラチン水溶
液を調製した。このインフルエンザワクチン含有ゼラチ
ン水溶液を40℃に保ちつつ、シームレスカプセル製造
機1の外層3に仕込むとともに、内層2に油脂として大
豆油(日清製油社製)100gを仕込み、シームレスカ
プセル製造機1によってインフルエンザワクチン含有ゼ
ラチンカプセルを得た。次いで、このインフルエンザワ
クチン含有ゼラチンカプセルに遠心流動型コーティング
造粒装置(SPIR−A−FLOW:フロイント産業社
製)を用い、腸溶性被膜を施した。腸溶性被膜を施す際
の腸溶性被膜液処方を表4に示す。
【0028】
【表4】 なお、腸溶性被膜液は、インフルエンザワクチン含有ゼ
ラチンカプセルに対してHPMC−ASが約15重量%
となるようにした。得られた腸溶性インフルエンザワク
チン含有ゼラチンカプセル製剤は、日本薬局法の崩壊試
験法の腸溶性製剤の項に従う崩壊試験に適合した。
【0029】製剤例2 参考例1で製造したインフルエンザワクチン含有ゼラチ
ン球に製剤例1と同様の方法及び腸溶性被膜液処方によ
り腸溶性被膜を施した。この腸溶性インフルエンザ含有
ゼラチン球25mg(インフルエンザワクチンとして6
00CCAに相当)をMCT25mgに分散させ、これ
を硬カプセルに充填し、免疫原組成物を得た。
【0030】製剤例3 参考例1で製造したインフルエンザワクチン含有ゼラチ
ン球に製剤例1と同様の方法及び腸溶性被膜液処方によ
り腸溶性被膜を施した。この腸溶性インフルエンザ含有
ゼラチン球25mg(インフルエンザワクチンとして6
00CCAに相当)を大豆油25mgに分散させ、これ
を硬カプセルに充填し、免疫原組成物を得た。
【0031】製剤例4 参考例1で製造したインフルエンザワクチン含有ゼラチ
ン球に製剤例1と同様の方法及び腸溶性被膜液処方によ
り腸溶性被膜を施した。この腸溶性インフルエンザ含有
ゼラチン球25mg(インフルエンザワクチンとして6
00CCAに相当)をコーン油25mgに分散させ、こ
れを硬カプセルに充填し、免疫原組成物を得た。
【0032】製剤例5 参考例1で製造したインフルエンザワクチン含有ゼラチ
ン球25mg(インフルエンザワクチンとして600C
CAに相当)をMCT25mgに分散させ、これを腸溶
性硬カプセルに充填し、免疫原組成物を得た。
【0033】製剤例6 参考例1で製造したインフルエンザワクチン含有ゼラチ
ン球25mg(インフルエンザワクチンとして600C
CAに相当)を大豆油25mgに分散させ、これを腸溶
性硬カプセルに充填し、免疫原組成物を得た。
【0034】製剤例7 参考例1で製造したインフルエンザワクチン含有ゼラチ
ン球25mg(インフルエンザワクチンとして600C
CAに相当)をコーン油25mgに分散させ、これを腸
溶性硬カプセルに充填し、免疫原組成物を得た。
【0035】製剤例8 大豆油(日清製油社製)5mlに界面活性剤としてスパ
ンとツイーン(日光ケミカル社製)とを併せて20μl
添加し、さらにインフルエンザワクチン液5ml(イン
フルエンザワクチンとして10000CCA、5000
CCA、2500CCAに相当するように、3種類の濃
度のインフルエンザワクチン液を用いた。)を加え、よ
く混合した。続いて氷水中で冷却しながら超音波乳化機
(US-150T:日本精機社製)40Wで1分間乳化して、乳
化ワクチンを得た。
【0036】製剤例9 大豆油(日清製油社製)5mlに界面活性剤としてスパ
ン(日光ケミカル社製)を20μl添加し、さらにイン
フルエンザワクチン液5ml(インフルエンザワクチン
として10000CCA、5000CCA、2500C
CAに相当するように、3種類の濃度のインフルエンザ
ワクチン液を用いた。)を加え、よく混合した。続いて
氷水中で冷却しながら超音波乳化機(US-150T:日本精機
社製)40Wで1分間乳化して、乳化ワクチンを得た。
【0037】製剤例10 大豆油(日清製油社製)5mlに界面活性剤としてツイ
ーン(日光ケミカル社製)を20μl添加し、さらにイ
ンフルエンザワクチン液5ml(インフルエンザワクチ
ンとして10000CCA、5000CCA、2500
CCAに相当するように、3種類の濃度のインフルエン
ザワクチン液を用いた。)を加え、よく混合した。続い
て氷水中で冷却しながら超音波乳化機(US-150T:日本精
機社製)40Wで1分間乳化して、乳化ワクチンを得
た。
【0038】製剤例11 ODOR (日清製油社製)5mlに界面活性剤としてス
パンとツイーン(日光ケミカル社製)とを併せて20μ
l添加し、さらにインフルエンザワクチン液5ml(イ
ンフルエンザワクチンとして10000CCA、500
0CCA、2500CCAに相当するように、3種類の
濃度のインフルエンザワクチン液を用いた。)を加え、
よく混合した。続いて氷水中で冷却しながら超音波乳化
機(US-150T:日本精機社製)40Wで1分間乳化して、
乳化ワクチンを得た。
【0039】製剤例12 コーン油(日清製油社製)5mlに界面活性剤としてス
パンとツイーン(日光ケミカル社製)とを併せて20μ
l添加し、さらにインフルエンザワクチン液5ml(イ
ンフルエンザワクチンとして10000CCA、500
0CCA、2500CCAに相当するように、3種類の
濃度のインフルエンザワクチン液を用いた。)を加え、
よく混合した。続いて氷水中で冷却しながら超音波乳化
機(US-150T:日本精機社製)40Wで1分間乳化して、
乳化ワクチンを得た。
【0040】製剤例13 大豆油(日清製油社製)5mlに界面活性剤としてレシ
チン(日清製油社製)を20μl添加し、さらにインフ
ルエンザワクチン液5ml(インフルエンザワクチンと
して10000CCA、5000CCA、2500CC
Aに相当するように、3種類の濃度のインフルエンザワ
クチン液を用いた。)を加え、よく混合する。続いて氷
水中で冷却しながら超音波乳化機(US-150T:日本精機社
製)40Wで1分間乳化して、乳化ワクチンを得た。
【0041】製剤例14 あらかじめ乳化剤としてスパンとツイーン(日光ケミカ
ル社製)を4%(V/V)となるように添加した大豆油
(ナカライテスク社製)5mlに、インフルエンザワク
チン液5mlを加え、よく混合した。続いて氷水中で冷
却しながら超音波乳化機(US-150T:日本精機社製)40
Wで1分間乳化して、乳化ワクチン(インフルエンザワ
クチンとして1000CCA/mlに相当)を得た。
【0042】製剤例15 あらかじめ乳化剤としてスパンとツイーン(日光ケミカ
ル社製)を4%(V/V)となるように添加した大豆油
(ナカライテスク社製)10mlに、インフルエンザワ
クチン液5mlを加え、よく混合した。続いて氷水中で
冷却しながら超音波乳化機(US-150T:日本精機社製)4
0Wで1分間乳化して、乳化ワクチン(インフルエンザ
ワクチンとして1000CCA/mlに相当)を得た。
【0043】製剤例16 インフルエンザワクチン0.96mlと大豆油(ヨシダ
製薬社製)0.24mlとを懸濁化するまで混合し、乳
化ワクチン(インフルエンザワクチンとして2500C
CA/1mlに相当)を得た。
【0044】試験例1 参考例1で製造したインフルエンザワクチン含有ゼラチ
ン球製剤80mg(インフルエンザワクチンとして19
20CCAに相当)を10mM−PBS10mlに溶解
し、このインフルエンザワクチン含有ゼラチン溶解液
0.25ml(インフルエンザワクチンとして48CC
Aに相当)と大豆油又はMCT0.05mlとを各々d
dYマウス(10週令)に経口よりゾンデを用いて小腸
に投与した。また、対照としてインフルエンザワクチン
含有ゼラチン溶解液0.25mlと10mM−PBS
0.05mlとを各々ddYマウス(10週令)に経口
よりゾンデを用いて小腸に投与した。投与後4週目にお
ける血清中のIgG抗体価をELISA法(武田久雄、
ウィルス実験学:丸善482頁)により測定した。用い
た波長は、主波長415nm、副波長550nmで、マ
イクロプレートリーダ(コロナ社製)により吸光度を測
定した。その結果を表5に示す。
【0045】
【表5】
【0046】試験例2 参考例1で製造したインフルエンザワクチン含有ゼラチ
ン球製剤に製剤例1と同様の方法により腸溶性被膜を施
した腸溶性インフルエンザワクチン含有ゼラチン球製剤
25mg(インフルエンザワクチンとして600CCA
に相当)と参考例2で製造したMCT含有ゼラチンカプ
セルに上記と同様に腸溶性被膜を施した腸溶性MCT含
有ゼラチンカプセルとをddYマウス(10週令)に同
時に経口投与した。投与回数は、隔日8回投与とし、対
照として腸溶性インフルエンザワクチン含有ゼラチン球
製剤25mgのみを隔日8回投与した。投与後4週目に
おける血清中のIgG抗体価をELISA法により測定
した。その結果を表6に示す。
【0047】
【表6】
【0048】試験例3 製剤例14で製造した乳化ワクチン(1000CCA/
ml)をddYマウス(7週令、雌)にマウス当たり1
ml経口投与した。投与後3週目に同条件で追加免疫
し、5週目までの血清中のHI価(ヘムアグルチニン・
インヒビション)アッセイ法(井上栄、ウィルス実験
学:丸善217頁)により評価した。血清は、1次免疫
後、1〜5週目までの各週に、眼底部より採血し、遠心
分離(12,000rpm,3分)することにより得た。対照とし
ては、1000CCA/mlに調製したインフルエンザ
ワクチンを、マウス当たり1ml経口投与した。その結
果を表7に示す。
【0049】
【表7】
【0050】試験例4 製剤例15で製造した乳化ワクチン(1000CCA/
ml)をddYマウス(7週令、雌)にマウス当たり1
ml経口投与した。投与後3週目に同条件で追加免疫
し、5週目までの血清中のHI価により評価した。血清
は、1次免役後、1〜5週目までの各週に、眼底部より
採血し、遠心分離(12,000rpm,3分)することにより得
た。対照としては、1000CCA/mlに調製したイ
ンフルエンザワクチンを、マウス当たり1ml経口投与
した。その結果を表8に示す。
【0051】
【表8】
【0052】試験例5 製剤例16で製造した乳化ワクチン(2500CCA/
1ml)をネンブタールR (ペントバルビタール:大日
本製薬社製)により麻酔を施したマウス(日本SLC
産、6週令、雌)の両鼻腔にそれぞれ20μlずつ滴下
し、マウス当たり40μl(100CCA)を投与し
た。
【0053】投与後、1週〜3週までの各週に眼底部よ
り採血し、遠心分離(12,000rpm,3分)により血清を得
た。得られた血清中のインフルエンザワクチンに対する
抗体価の測定は、HIアッセイ法によった。対照として
は、インフルエンザワクチンをマウス当たり40μl
(100CCA)経鼻投与した。その結果を表9に示
す。
【0054】
【表9】
【0055】試験例6 製剤例16で製造した乳化ワクチン(2500CCA/
1ml)を試験例5と同様にマウスの鼻腔に40μl
(100CCA)を投与し、投与後3週間のマウスに対
し、全採血後、胸部気道を露出させ、PBS1mlにて
肺内を清浄した液中のインフルエンザワクチンに対する
抗IgA抗体価をELISA法により測定した。なお、
対照は試験例5と同様とする。その結果を表10に示
す。
【0056】
【表10】
【図面の簡単な説明】
【図1】二重ゼラチンカプセルを製造するために用いる
シームレスカプセル製造機の要部を示す概略断面図であ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 9/48 S 7329−4C 39/10 8413−4C 39/12 8413−4C 39/145 8413−4C 39/29 8413−4C 47/14 Z 7433−4C (72)発明者 桜田 美穂 東京都稲城市東長沼2345 セントラルハイ ム KATO (72)発明者 大山 勝彦 神奈川県横浜市神奈川区中丸1 日清製油 株式会社中丸社宅 (72)発明者 根路銘 国昭 神奈川県鎌倉市長谷五丁目13番11号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人または動物を免疫しうる免疫原と、式
    (I) 【化1】 (R1 、R2 、R3 はそれぞれ炭素数6〜24を有する
    飽和又は不飽和脂肪酸残基を意味する。)の油脂とから
    なる経口又は経鼻投与用免疫原組成物。
  2. 【請求項2】 免疫原がインフルエンザ、日本脳炎、B
    型肝炎、百日ぜきである請求項1記載の免疫原組成物。
  3. 【請求項3】 油脂が大豆油、コーン油又は中鎖脂肪酸
    トリグリセライドである請求項1記載の免疫原組成物。
  4. 【請求項4】 免疫原とゼラチンとの混合物を外層、油
    脂をその内部に含有させたゼラチンカプセルである請求
    項1〜3のいずれか1つに記載の免疫原組成物。
  5. 【請求項5】 ゼラチンカプセルが腸溶皮でコートされ
    た形態である請求項4記載の免疫原組成物。
  6. 【請求項6】 免疫原含有ゼラチン球が油脂に分散され
    たカプセル剤である請求項1〜3のいずれか1つに記載
    の免疫原組成物。
  7. 【請求項7】 免疫原含有ゼラチン球が腸溶皮でコート
    された形態である請求項6記載の免疫原組成物。
  8. 【請求項8】 液剤の形態で、油脂と免疫原とを懸濁化
    又は乳化させてなる請求項1〜3のいずれか1つに記載
    の免疫原組成物。
  9. 【請求項9】 滴剤の形態で、油脂と免疫原とを懸濁化
    又は乳化させてなる請求項1〜3のいずれか1つに記載
    の免疫原組成物。
  10. 【請求項10】 噴霧剤の形態で、油脂と免疫原とを懸
    濁化又は乳化させてなる請求項1〜3のいずれか1つに
    記載の免疫原組成物。
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