JPH05294324A - 加工品キャリアの保持容量を調整する装置 - Google Patents

加工品キャリアの保持容量を調整する装置

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JPH05294324A
JPH05294324A JP4295229A JP29522992A JPH05294324A JP H05294324 A JPH05294324 A JP H05294324A JP 4295229 A JP4295229 A JP 4295229A JP 29522992 A JP29522992 A JP 29522992A JP H05294324 A JPH05294324 A JP H05294324A
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workpiece carrier
bottom plate
carrier
workpiece
center axis
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JP4295229A
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Georg Petz
ペッツ ゲオルク
Frank Heidenblut
ハイデンブルート フランク
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Tetra Laval Holdings and Finance SA
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Tetra Laval Holdings and Finance SA
Tetra Alfa Holdings SA
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Publication date
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B43/00Forming, feeding, opening or setting-up containers or receptacles in association with packaging
    • B65B43/42Feeding or positioning bags, boxes, or cartons in the distended, opened, or set-up state; Feeding preformed rigid containers, e.g. tins, capsules, glass tubes, glasses, to the packaging position; Locating containers or receptacles at the filling position; Supporting containers or receptacles during the filling operation
    • B65B43/54Means for supporting containers or receptacles during the filling operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65B59/00Arrangements to enable machines to handle articles of different sizes, to produce packages of different sizes, to vary the contents of packages, to handle different types of packaging material, or to give access for cleaning or maintenance purposes
    • B65B59/001Arrangements to enable adjustments related to the product to be packaged
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
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  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンベアに沿った何れの位置においてもより
簡単な手段で加工品キャリアの保持容量の調整を行なえ
る装置。 【構成】 ライン1に最も密接してライン1と包装容器
キャリア3の搬送方向に平行に伸長している少なくとも
一つの外側に略平坦な側壁4を有し、包装容器キャリア
3の内面には包装容器の位置決めを行うための凹部5が
設けられている。加工品キャリア3の内面上にある凹部
5が縦中心軸6の方向に互いに離間して配置されてい
て、包装容器キャリア3は両端が開口されているスリー
ブ形状を有し、包装容器キャリア3に対する移動を行う
ための取り付け部材9が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライン上に支持されて
いる加工品キャリアの保持容量を調整するための装置に
関連したものである。この装置は、ラインに最も密接し
ていてラインと加工品の搬送方向に平行して伸長してい
る少なくとも一つの外側に略平坦な側壁を有し、加工品
キャリアの内面上には、加工品の位置決めを行うための
凹部が設けられている。
【0002】
【従来の技術】加工品を移送する搬送手段の方法は全て
知られているが、本明細書はコンベアライン上に支持さ
れているキャリアによって加工品を保持し移送するコン
ベアについて記述している。例えば、液体を収容する包
装容器について、特に充填、封止等の包装容器の処理が
行われること自身、それらが加工品キャリア内で取り扱
われることが望ましいことを示しており、また位置決め
する目的でもキャリアの使用は好ましいが、キャリアを
用いずに直接コンベアベルトで移送されるのを想定され
ていることも事実である。
【0003】包装容器には種々のサイズがある。例え
ば、スピリット、ワイン、ジュース等は比較的小さな包
装容器で移送されるが、ある容積までのジュース、ミル
ク、油、水等はより大きな包装容器で移送される。ここ
で述べているおおまかな分類は、異なった容積を持つ液
体用容器 (勿論他の物を収容するものであってもよい)
が充填され使用されるのに必要とされていることを単に
示しているにすぎない。最初に述べたタイプの装置の製
造者とユーザにとっては、同じ一台の製造機でいくつか
の簡単な調整を行うだけで、例えば液体用の紙容器のよ
うな異なった容量を持つ加工品が製造できることが望ま
しい。製造機の一部が加工品キャリアが嵌合されたライ
ンを有するコンベアである場合、加工品キャリアを大容
量の加工品からより小さな容量の加工品に適応するよう
変えることは可能である。
【0004】コンベア手段の場合、コンベア経路にそっ
てリフトレールを設けることによって、加工品キャリア
の保持容量を調整できることは既に周知である。このよ
うな構成の場合、リフトレールを設けないで加工品キャ
リアが一定の断面において最高の深さを有する時、その
容量は最大となる。一方、リフトレールが設けられて例
えばより短い包装容器に適応するよう調整された時、よ
り短い包装容器の底面が用具キャリア内のリフトレール
によって、どのような容量に対しても加工品キャリアと
加工品の最上端部が同じになる高さにまで持ち上げられ
る。このようなリフトレールによって調整可能である
が、コンベアの曲折した部分で使用すると問題が生じ
る。さらに、実際的な経験によると、例えば三つの異な
った容量には三つの異なったリフトレールを使用しなけ
ればならない。
【0005】さらに、実際的には、製造機内に処理ステ
ーションを設けて、加工品キャリアを搬送レベルに関し
て昇降させたり元の位置に戻したりさせなければならな
い。リフトレールを使用する場合、加工品キャリアを零
レベルから昇降させるにはかなりの費用がかかる。ま
た、加工品キャリアの保持容量を調整するために、その
底板を上下に移動させることが提案されている。このた
めに、案内板を有するスラストロッドが設けられる。こ
のスラストロッドは、直線的転換運動を行い、且つライ
ン上に係合されて加工品キャリアの搬送方向に交差する
方向に伸長する。この場合の必須条件は、各対を対向し
て配置させた平行で真っ直ぐな溝を有する加工品キャリ
アを特別に形成して、この溝内へ案内板によって底板を
押し入れたり、あるいは溝から引っ込めたりさせること
である。このような内部用装置をテスト状態で作動させ
た場合、改善の余地がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、最初に述べたタイプの装置を改善して、加工品がよ
り適切に支持され、コンベアに沿った殆ど何れの位置に
おいてもより簡単な手段で容量の調整を行える装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、加工品
キャリアが両端において開口しているスリーブの形状を
有するように、加工品キャリアの内面上の凹部がキャリ
アの縦中心軸の方向において互いに離間して設けられ、
且つ加工品キャリアに対して移動を行う取り付け部材を
設けることによって上記の問題を解決することができ
る。加工品キャリアの内面には、様々な位置に凹部が配
置されており、この凹部には一つもしくは複数の取り付
け部材を係合させることができる。このような取り付け
部材として、例えば、底プレート、ピン等が用いられ、
取り付け部材の機能は加工品キャリア内の加工品の所定
の取り付けを行うために重要である。加工品をキャリア
に深く挿入すると、大きな加工品もしくは大きな体積の
加工品が受容されて搬送される。反対に、短い距離だけ
を挿入した場合、小さい体積の加工品のみが運搬され、
受容され、搬送され、工作されることが可能である。こ
れらの取り付け部材を加工品キャリアの縦中心軸に関連
して様々な位置に配置することによって、加工品キャリ
アの保持容量の調整を非常に簡単な手段によって実現す
ることができる。前記凹部としては、全ての形状のスロ
ット、溝、穴を使用することが可能である。さらに他の
特徴として、加工品キャリアの両端で開口されているス
リーブ形状が挙げられる。本発明は特にコーティッドペ
ーパーや厚紙等の流動可能な包装容器製造材料を移送さ
せ支持する場合に適しているため、様々な実施態様の利
点はそのような包装容器に関連して述べられている。所
望のスリーブ状の加工品、特に包装容器は、いずれも製
造の一定段階でスリーブ状を呈している。加工品とその
キャリアが同様の図形的形状を有しているため、キャリ
ア内で加工品が充分に支持されていることは明らかであ
る。実際、先に述べた加工品キャリアの内部テストで
は、例えは、外部から加工品キャリア内の溝に底プレー
トを嵌め込めるよう外部から簡単に凹部を利用できるよ
うにするには、加工品キャリヤの側壁に広く開かれた領
域を設けることが必要であることを証明している。従っ
て、キャリアが底部において横方向にオープンになって
いるので、容器を回転させたりさらには傾けたりするこ
とが可能となる。本発明の加工品キャリアはスリーブ状
であるため、特に空であったり充填されている場合に加
工品が回転したり傾いたりすることがない。加工品は固
定されて支持されてはいるが、加工品キャリアの縦中心
軸の方向に沿って押し入れられた容器が所望の高さで取
り付け部材と当接するように、接合部を外側から加工品
キャリアの内部に移動させることは可能である。
【0008】本発明、とりわけ特に好ましい実施例にお
いては、取り付け部材は底プレートであって、その縁部
は加工品キャリア上の凹部に係合する。底プレートは、
外側から押し入れて、加工品キャリアの縦中心軸に対す
る所定の高さにスロットを介して配置される。底プレー
トはまた、キャリアの縦中心軸の方向に逆方向に動かし
引っ込めることによって特定の位置から引きだして、他
の位置にある同様の凹部に再度挿入し、これによって他
の位置に調節しなおすことができる。このようにして加
工品キャリアの保持容量を調整することができる。
【0009】本発明の考えをより容易に理解するため
に、スリーブ状の加工品キャリアが垂直方向に立てら
れ、その縦中心軸が垂直方向に伸長しているところを想
起してみるとよい。加工品キャリアの異なった保持容量
を得るために高さを変化させることは、取り付け部材
(例えば底プレート) が垂直方向に対して加工品キャリ
アの上部、中央部、または (垂直方向の調整の後) 加工
品キャリアの底部に下げて配置されることを意味してい
る。さらに、加工品 (望ましくは機械で加工される包装
容器) は加工品キャリアの自由端を介して上方から導入
され、垂直方向において下方に向け充分に押されて、望
ましくは上部が開口している容器の底部が下に向かって
取り付け部材 (望ましくは底プレート) 上に移動して、
そこで支持されることが前提である。
【0010】ところで理解を容易にするために、“垂直
方向”“水平方向”といった用語が以下に記載される
が、前記の定義によって加工品キャリアの縦中心軸が垂
直方向であることを理解しておくと良い。取り付け部材
が一旦加工品キャリアとの係合から完全に解かれてか
ら、垂直方向すなわち縦中心軸と平行な方向において取
り付け部材を様々な高さに設定することができる。移動
方向だけではなく、取り付け部材を加工品キャリア内に
挿入したり取り出したりする動きも本発明の重要な点で
ある。また、底プレートを取り付け部材として用いた場
合、底プレートの挿入が水平方向に行われ、この挿入は
本発明においては加工品キャリアの縦中心軸に対して直
角で、さらには搬送部材が設置されていて加工品キャリ
アが接続されているラインの搬送方向に対しても直角に
行われていることを意味していることは、当業者にとっ
て容易に理解することができる。
【0011】本発明によると、二つのメイングループす
なわち水平グループと垂直グループを区別することが重
要である。水平グループは、取り付け部材が加工品キャ
リアに対して上記に説明した水平方向に移動することか
らそのように名付けられている。垂直グループは、これ
に関する実施例では、例えば底プレートのような取り付
け部材が、垂直方向に加工品キャリア内に移動したりま
たはそこから出たりする態様が述べられていることから
名付けられている。本発明で選択されている加工品キャ
リアの形状、すなわち両端部が開口しているスリーブ形
状には明らかな利点がある。包装容器または加工品が一
端から (好ましくは上端部から) 挿入できるようになっ
ている。垂直方向の例の場合、取り付け部材 (好ましく
は底プレート) を他方の端部から加工品キャリア内に導
入したり (例えば、底部から上方向にまたは上部から下
方向に) 、その反対に取り出すことができる。
【0012】上記に述べた特徴は両グループにとって共
通である。以下の説明は取り付け部材が水平方向に移動
する水平グループに関するものである。本発明による
と、このような実施例には特に次のような有益な特徴が
ある。取り付け部材は、加工品キャリアの搬送方向に対
して直角で、取り付け部材が部分的に貫通している加工
品キャリアに対してその縦中心軸に直角な少なくとも一
つの移動成分による移動に適応していることである。ま
た、好ましい実施例では、凹部が対を成して互いに対向
する真っ直ぐで平行に配置された溝として形成され、こ
の中には、加工品キャリアを有するラインから離間し隣
接するように配置されている調整装置によって、底プレ
ートを固定せずに配置させることが可能である。ここで
は、取り付け部材の一態様として底プレートが使用され
ている。この底プレートはスロットに固定せずに配置す
ることが可能で、このスロットは既に述べたように加工
品キャリアの側壁内にあるので、底プレートを外側から
スロットに水平に挿入したり引き出したりして移動させ
ることができる。このような移動操作は調整装置によっ
て行われ、この調整装置はラインに隣接するように離間
して設けられているので、加工品キャリアはラインと調
整装置の間を通過する。この結果、短い経路が実現でき
る最小の作業時間となる。さらに、以下の実施例で述べ
られているような簡単な構造を持つ調整装置が可能であ
る。
【0013】前述したラインを有する例において、同じ
手段と機械部品がラインの両側に設けられた場合、機械
の能力を二倍にすることができる。従って、同じ一つの
搬送部材のラインを用いることにより、各回に二つの加
工品キャリアを移動させ対応させて搬送することができ
る。このような場合、本発明によると、調整装置は、底
プレートに接続されるグリッパー装置を加工品キャリア
内を縦中心軸と平行な方向に移動させるリフト部材と、
好ましくはこのリフト部材によって移動させられ、加工
品キャリアの縦中心軸と加工品キャリアの搬送方向に交
差する方向に、グリッパー装置を移動させるスライディ
ング部材から構成されている。
【0014】このように構成されている調整装置では、
取り付け部材の動きを先に定義した垂直移動と水平移動
とに細分している。リフト部材は垂直移動に用いられ、
スライディング部材は水平移動に用いられる。スライデ
ィング部材はリフト部材によって、加工品キャリア内を
縦中心軸と平行に上下方向に移動させられて、任意の位
置に運ばれる。この任意の位置に到達すると、スライデ
ィング部材は駆動されて、加工品キャリア内に配置され
ている取り付け部材までグリッパー装置を持ち上げて取
り付け部材を引っ込ませる。そして、再びリフト部材に
よって移動させられる。リフト部材による移動が停止す
ると、取り付け部材を加工品キャリア内の他の位置に水
平に押し戻すことによって、キャリアの保持容量を迅速
に調整させる。
【0015】本発明の他の同様に好ましい実施例では、
取り付け部材が加工品キャリアの内部に挿入したり取り
出したりできるように設けられた切り換えピンとして形
成され、少なくとも二つの切り換えピンが制御部材によ
って移動可能に設けられていることを特徴としている。
この実施例においては、底プレートは使用されていな
い。多くの加工品は、推力がなくなると多かれ少なかれ
任意の位置に落ち着くように一定の摩擦を受けてキャリ
ア内に挿入される。しかし、より正確に加工品の位置も
しくは経路の位置を決定するために、包装容器を取り付
け部材 (この実施例においては切り換えピン) と当節さ
せなければならない。こうして、加工品キャリアの容量
を精密に調整することができる。この実施例において
は、加工品キャリアの内面に設けられた凹部は、関連す
る加工品の壁部に完全に交差する穴である。少なくとも
二つの離間した穴と共に切り換えピンを設けて、押し入
れられた包装容器が加工品キャリア内の二つの異なった
位置もしくは高さにおいて当接されることが望ましい。
加工品キャリアの底端部が少なくとも部分的に固定され
た取り付け部材を端部もしくは底部の形で有している場
合、第三の位置を自動的に得ることができる。この場合
の端部においても、スリーブは開口されてはいるが、然
し、そこには固定された取り付け部が存在する。これ
は、加工品キャリアを最大容量に調整する場合、言い換
えれば、包装容器が上からキャリア全体を通って底端部
で停止するまで押し込む場合のために設けられている。
上記の場合、両方の切り換えピンは、加工品または包装
容器が押し込められ摺動する時には、加工品キャリア壁
部 (または、加工品の側壁) 内の穴から引っ込められて
移動することはない。
【0016】前記切り換えピンを出来るだけ簡単に作動
させるために、制御体が設けられている。好ましい実施
例においては、二つの分離した制御体が、リフト部材に
よって加工品キャリアの縦中心軸に平行な方向に互いに
独立して往復転換運動を行うよう設けられていて、この
各運動において制御カムを動かし、カムの内部では切り
換えピンの外側の取り付け部が摺動移動するように案内
されていることが望ましい。前記当接部は、例えばスク
リューヘッドのように切り換えピンと一体形成されたヘ
ッド部であって、切り換えピンの縦断面図においてL字
型を成している。制御されたカムの側部フランクが、所
謂垂直方向に伸長する切り換えピンの一部と協働してそ
れを駆動させることが重要なことである。二つの分離し
た制御体は一方が他方の上方に来るように垂直に配置さ
れ、これによって制御カムは向かい合いより適切に保護
されると同時に対応するリフト部材によってお互いから
分離されるように垂直方向に移動することができる。こ
の動きによって、制御カムは切り換えピンと係合した
り、このように接触を避けたりすることができる。
【0017】この実施例に関する場合、切り換えピンは
搬送を行うラインの動きによって、従って加工品キャリ
アの動き自身によって殆ど制御される。実際、これはラ
インによって、取り付け部材の水平移動運動に対して直
角に伸びる前述した第二の水平方向に移動させられる。
このように、制御カムは第二水平方向に伸長する伸長成
分と、第一水平方向に伸長して切り換えピンを加工品キ
ャリアに挿入したり、キャリアから引き出したりする成
分を有している。加工品キャリアがラインと共に第二水
平位置に移動する場合、関連する制御カムが切り換えピ
ンと係合して、この制御カムを介して切り換えピンが加
工品キャリアから引き出されたりキャリア内に押し入れ
られたりする。リフト部材を制御することによって、一
方の切り換えピンのみを使用するか或いは両方を使用す
るかが決定される。従って、加工品キャリアと共にライ
ンを前方に送ることによって、加工品キャリアの容量を
自動的に変化させることができ、切り換えがすむと (即
ち、標準製造操作が再び行われると) 、全ての切り換え
ピンが制御カムおよび制御体と接触せずに作動させられ
る。光電セル走査によって、関連する切り換えピンの位
置が確認され、制御体または制御カムが、間違って位置
付けされた切り換えピンに接近したり、間違った位置で
制御ピンから外れたりすることを防いでいる。逆操作が
開始されると、切り換えピンが正しく配置されているこ
とを確認し、制御体を切り換えピンから外すために切り
換えピンを他に定められた位置に移動させるために光電
セル信号が用いられる。
【0018】第二のグループ、所謂垂直グループについ
て以下に説明する。この場合、次の事が特に重要であ
る。底プレートが取り付け部材として用いられており、
底プレートに接続することのできるグリッパー装置を有
する調整装置によって、加工品キャリア内をキャリアの
縦中心軸方向に底プレートを移動させることができる。
非常に簡単な方法で (適切に形成されたグリッパー装置
によっても) 行われる前述の切り換えピンまたは底プレ
ートの水平運動に対比して、本実施例では底プレートが
垂直に移動することを提案している。スリーブ状の加工
品キャリアの上部自由端は加工品もしくは包装容器を挿
入したり引き出したりするために用いられ、この場合の
スリーブ状加工品キャリアの底部自由端は加工品キャリ
ア内で底プレートを調節するために用いられる。
【0019】本発明によると、底プレートの少なくとも
二つの対向する縁部が弾性構造でできており、力を加え
ていない通常の状態では、加工品キャリア内の対応する
凹部にロックされていることが特に望ましい。加工品キ
ャリアの内面上には、底プレートの縁部上にある対応す
る突起部と係合することのできる溝、穴、スロット等の
形状を持つ凹部を設けることが可能である。これらの縁
部が弾性的に柔軟性を持たせて形成されている場合、凹
部に底プレートに適度に堅固に係合した後、底プレート
に力を加えることによってこの底プレートをロックされ
た係合から解放させることができ、任意の異なった高さ
に押して得られる凹部に再びロックさせ、この状態でグ
リッパー装置を底プレートから取り外すことができる。
これは、加工品キャリアの保持容量を調整するための非
常に簡単で効果的な方法である。
【0020】グリッパー装置が、底プレートの少なくと
も一つの穴と係合するクランプヘッド、もしくは加工品
キャリアの外側で移動し、底プレート上に取りつけられ
たピンを係合させるよう設けられている二股部材を有し
ていることに特に有益な特徴がある。ここでは、二つの
選択可能な実施例が記載されている。第一の実施例にお
いては、クランプヘッドを設けて、これによって、底プ
レートがクランプヘッドに堅固に接続されるようにクラ
ンプ手段が底プレート内の少なくとも一つの穴に係合さ
れる。クランプヘッドが調整装置上に固定されたり、も
しくはその一部になると、適切なリフト駆動装置によっ
て調整装置が垂直に往復移動され、従って底プレートが
所望のやり方で一つの位置から他の位置に移動すること
ができる。第二の実施例においては、加工品キャリアの
外部で行われる垂直運動および水平運動のための二股部
材を設け、二股部材が底プレートに向かって水平に移動
した時にその中にピンが係合されるように構成されてい
る。ところで、ピンは二股部材によって垂直方向にのみ
移動することができ、可能なやり方で精密な垂直移動が
行われる。
【0021】本発明によると、垂直グループの他の好ま
しい実施例は次のように構成されていることに長所があ
る。クランプヘッドは少なくとも二つの径方向内側に張
力を与えられた互いに対向する棒ばねを有し、このばね
は縦中心軸に対して略平行に加工品キャリア内を伸長
し、スロットによって底プレート上に形成された弾性タ
ングと係合することができる。その結果、底プレートの
径が減少されることにより、タングの外縁に形成されて
いる突起物が加工品キャリアの凹部との係合から解かれ
る。先に定義した用語“垂直方向”“水平方向”を用い
ると、クランプヘッドを採用した本実施例は、ある高さ
から他の高さへの底プレートの垂直方向移動を表してい
る。また、垂直方向に移動することによって、前記棒ば
ねは最初底プレートの周縁に配置された穴と係合し、次
に底プレートの縁部が径方向に減少されるように内側に
向かって移動する。その結果、底プレートの縁部が加工
品キャリアの内面との係合が解かれ、底プレートが垂直
に移動する。移動の後、底プレートが新しい位置に達す
ると、棒ばねは外側に向けて移動し、即ち底プレートの
外径が縁部領域において増加し、底プレートの縁部は側
壁に対向して形成されている凹部内に移動する。そし
て、取り付け部材または底プレートが新しい位置に配置
される。底プレートが外部にスロットを有し、これによ
って弾性タングが底プレートの領域内に形成されている
ので底プレートの径が拡張されたり減少されたりする。
これらタングのばね方向は径方向 (即ち、底プレートの
中央に向かう方向とそれと反対の方向) である。これら
の弾性タングに穴が配置されている場合、棒ばねの径方
向の調整によってタングもまた径方向に移動できること
が理解される。このことは底プレートの外径を変化させ
ることができることを意味している。
【0022】しかし、本発明のクランプヘッドを有した
他の実施例では、クランプヘッドは底プレート内の中央
穴と係合されるマンドレルを有している。このようなマ
ンドレルとしては、ビール瓶用ストッパーの場合のよう
なゴム製マンドレルを使用することができる。或いは、
ロッドの平たくて細長い端部を利用することもできる。
例えば、ピストンロッドを、加工品キャリアの縦中心軸
の略領域内で垂直方向に、つまり、底プレートが移動す
る垂直方向に移動させると共に、回転して移動すること
によって、平たくて細長い端部を回転させロッド端部と
底プレートを確実に締めつける。このような場合、細長
くて平らなロッド端部がある特定の回転位置にある時に
のみ通過できるような長孔が底プレート内に設けられて
いることが考えられる。この位置が例えば90度の回転
によって変化させられると、平らなロッド端部を引き戻
すことによって、この構造物をマンドレルと同様のやり
方で底プレートに結合させることができる。上記の方法
もまた、ロックされた底プレートの挟持を確実に堅固に
し、底プレートを他のロック媒体内に移動させるために
必要なグリッパー装置の改善を可能にする簡単で非常に
効果的な方法である。
【0023】本発明による更に有益な改善例において、
加工品キャリアの断面と底プレートが好ましくは丸いコ
ーナを有する矩形を呈していて、調整手段が回転シリン
ダから構成され、凹部が約45度の相対的回転によって
底プレートのコーナ部に締めつけられて係合するよう加
工品キャリアの平坦な内面に形成されている。この実施
例もまたその簡易な構成のために有益で、底プレートの
矩形の外側の大きさが加工品キャリアの断面の矩形内側
の大きさよりも幾分小さく構成されている。従って、底
プレートがその対応位置にある時、摩擦を受けずに容易
に加工品キャリア内で縦中心軸方向と直角な方向に移動
させることが可能であると同時に、縦中心軸の方向にも
移動させることができる。底プレートと加工品キャリア
の締めつけ係合による固定は、この二つの部分の相対的
回転、好ましくは加工品キャリアに対する底プレートの
回転によって行うことができる。この回転を可能にする
ために、回転シリンダが設けられている。この回転シリ
ンダの構造は周知で一般に入手可能なものである。本実
施例に関する場合、加工品キャリアは平坦な内面を有し
ており、これら内面には対向して配置される凹部が次の
ような要領で機械によって形成されている。非常に極端
な場合、これら凹部は対向する壁部に間隔をあけて配置
され、この間隔は底プレートコーナ部の斜め方向の外側
サイズに等しい。従って、底プレートは垂直方向の移動
と45度の回転を行った後、締めつけ係合される。
【0024】加工品キャリアの断面は既に述べたように
様々な形状に形成される。例えば、特別なタイプの包装
容器では、加工品キャリアの断面は円形であるのが好ま
しい。前述した切り換えピンが用いられる場合、この円
形の実施例は特に適切である。これは、切り換えピンに
よって、円形の断面を持つスリーブ状の加工品キャリア
内で円形の包装容器を正確に調整させることができるか
らである。
【0025】さらに、加工品キャリアの断面形状に関す
る中間的対策が考えられる。例えば、本発明による他の
実施例によると、この加工品キャリアの断面として、少
なくとも二つの対向して配置される直線状の部分と、こ
れに接続される二つの半円もしくは四つの4分の1円か
ら成る丸いコーナ部分から構成される形状が特に好まし
い。このような加工品キャリアは、断面が略矩形で丸い
コーナを有する包装容器を保持する場合に特に適してい
る。各ケースにおいて、二対の対向して配置される直線
状部分は四つの4分の1円から成る丸い部分によって接
続される。これらの全ての部分が並置された場合には、
加工品キャリアの断面は保持される包装容器の外形と同
じ形状で形成される。これは、包装容器が加工品キャリ
アに良く適合するためであって、且つ取り付け部材によ
って適切な容量に正確に調整できるからである。加工品
の内部における断面形状に関係なく、加工品キャリアの
一側壁部の外側は平坦である。これは、この平坦な外側
表面を介してコンベアライン部材に加工品キャリアを接
続させるためである。
【0026】本発明の更なる利点は、加工品キャリアの
二つの対向する側壁に、縦中心軸と平行に伸長する一つ
の長孔が設けられていることである。この場合、この長
孔は加工品キャリアの外壁を貫通する開口部であって、
これを介して底プレートに設けられているピンが加工品
キャリア内部から外側に向かって伸長することができ、
その結果、底プレートが加工品キャリア内にある時、二
股部材を備えたグリッパー装置が外側に向け突出するピ
ン上に係合することが可能となる。二股部材を備えたグ
リッパー装置および底プレート上に設けたピンについて
は、すでに先に説明した。特定の実施例については、以
下に説明する。
【0027】さらに、先に説明したタイプの調整装置の
一つを、包装容器を製造および/または充填および/ま
たは封止する機械において、一端がオープンになってい
る筒状の流動可能なパッケージ製造材料を移送するのに
使用することも特に好都合である。これによって、多く
の利点が前述した梱包機械において、ある場合には同時
に得ることができる。しかし、この利点は従来の搬送手
段においては不完全であったりもしくは分離して得るこ
とができたり、さもなければ全く得ることのできない利
点である。そして、調整装置はそのような手段にも設け
ることができる。本発明の更に他の長所、特徴および可
能な応用は、添付の図面に関連して以下に説明される好
ましい実施態様によって理解することかできる。
【0028】
【実施例】以下の実施例において、同様の部材について
は同じ参照番号を用いている。従って、このことは、全
ての実施例および図面において、全ての部材に同じ参照
番号を用いていない理由である。第一の所謂水平グルー
プの実施例は、図1乃至図6に示されている。複数の部
材から構成され、搬送方向2に移動するコンベアライン
の (例えば、図1で示されているように両側において)
参照番号1で示されている部材上には、加工品キャリア
3が設けられている。この加工品キャリア3は丸いコー
ナ部を持つ矩形の断面を有している。ここでは、4分の
1円状の丸い部分3bを介して接続されている四つの直
線状部分3aを示している。外側には平坦な側壁4が形
成されていて、この側壁4は加工品キャリア3をライン
部材1により適切に取り付けるために全体の断面から幾
分外側に伸長してはいるが、四つの直線状部分3aの一
つと一致したものである。図1および図2では、また、
加工品キャリアの内面に設けられた参照番号5によって
示されている凹部を示している。この凹部5は、第一実
施例においては、外壁にはスロット5bが溝5aと完全
に交差するように並んで形成されているが、各対が対向
して平行に配置される直線状の溝5aとして形成されて
いる。図2において、これらは、加工品キャリア3の直
線状部分3aに沿って破線で示されている二つの左側の
部分3bの領域に位置している。
【0029】加工品キャリア3の縦中心軸は参照番号6
で示されている。この縦中心軸6は、加工品キャリア3
の搬送方向でもあるラインの搬送方向2に直角を成して
おり、且つ図1の底部に直線の矢印で示されている所謂
水平移動方向7にも直角を成している。縦中心軸6の方
向において様々な高さに、所望の調整位置を決定するた
めの凹部5a、5bが互いに距離をおいて設けられてい
る。ここで、スリーブ状に成形された加工品キャリア3
の最上部が図1の底部にあると仮定すると、この部分か
ら包装容器は矢印8の方向を上方に向けて垂直に、加工
品キャリア3が最小容量の場合には位置Iまで、中間容
量の場合はその上の位置IIまで、最大容量の場合はさら
に上の位置IIIまで伸長していることが想定される。第
一実施例および次に説明する二つの実施例 (図3、図
4) においては、グリッパー爪10aの取り付け点を確
立するために断面がL字型のグリッパー縁9aが設けら
れている底プレート9が取り付け部材として採用されて
おり、従って、底プレート9の矢印7の方向の水平移動
が可能となる。
【0030】特に図2によると、底プレート9の縁部9
bは加工品キャリア3の凹部5と係合され、底プレート
9がこれら溝5a内に水平方向に押し込まれたり、ある
いは溝5aから引き出されたりする。底プレート9が開
口部5bから外側に向けて突出しないほど完全に加工品
キャリア3の内部に隠れてしまう必要はない。脱落して
しまわないように包装容器を取り付ける機能は、部分的
な挿入と止めによって完全に得ることができる。
【0031】参照番号10によって示されている調整装
置は、底プレート9が例えば位置IIから矢印方向7の左
方向に水平に取り去ることを意図して形成されているの
で、底プレート9は完全に加工品キャリア3から自由に
なる。この後、底プレート9は例えば上方向に位置III
に向けて、または下方向に位置Iに向けて、矢印8で示
されている垂直方向に移動し、再び矢印方向7の右に向
け水平方向に押されて次の凹部5に配置される。
【0032】この動きのパターンは調整装置10によっ
て達成することができる。この調整装置10は、図1お
よび図2には図示されていないリフト部材と、保持体1
2と二つの垂直に重ねられた案内ロッド13と刻み目1
5が形成されている外側に取り付けられた案内片14を
有するスライディング部材11から構成されている。こ
の前端部にはグリッパー留め具10aが取り付けられて
いるエンドプレート16が設けられている。
【0033】操作は以下のように行われる。ライン部材
1が図2に示されるように底部から上方向に搬送方向2
に沿って継続して動いている。この方向は図1による
と、図面の面を見る方向に対応している。この段階にお
いて、押し入れられた底プレート9と共に加工品キャリ
ア3が移動して、そのグリッパー縁9aはグリッパー留
め具10aと係合し、ラインが断続的に操作されている
ため適時に特定の地点で停止する。この時点で、案内ロ
ッド13が駆動され、最小時間内で加工品キャリア3内
のスロット5から底プレート9を引き出してそれを案内
片14の刻み目15内に押し込む。従って、底プレート
9は図2の破線で示される左側の領域内に配置される。
グリッパー留め具10aは完全に左側に配置されて保持
体12に直接隣接する。案内ロッド13は左方向に殆ど
保持体12内に引っ張られる。底プレート9は位置IIか
ら引き出されて位置IIIに移動されようとしている。こ
のためには、保持体12を案内片14と底プレート9と
共に矢印方向8を上方向に垂直に移動させ、この間引き
込まれた案内ロッド13とエンドプレート16をグリッ
パー留め具10aと共に移動させる。位置IIIに達する
と、制御装置が再び係合して案内ロッド13を矢印方向
7を右方向に押しやり、この結果、底プレート9がグリ
ッパー留め具10aにより加工品キャリア3内に押し込
まれる。保持体12は位置IIIに留まりライン部材1に
よる搬送方向2の移送が続けられる。このような切り換
え操作は時間の節約の点で、非常に優れたものであるの
で、殆どライン部材1の停止に時間を必要としない。こ
の最小時間によって包装容器製造機械の速さ (律動的な
流れ) を決定することができる。
【0034】図3と図4は第二実施例を示している。こ
の実施例において、加工品キャリアとライン部材の動き
は第一実施例と同じである。また、底プレート7として
形成される取り付け部材は加工品キャリア3から矢印方
向7に水平に引き出された押し込められたりされ、矢印
8の方向の垂直運動は縦中心軸6の方向において異なっ
た高さに移動させることによって行うことができる。ス
ライディングドライブ16が往復転換運動によって柱1
7に沿って矢印方向8に移動され、これによって矢印7
で示された水平方向にグリッパー18を移動させる。
【0035】前述の実施例における案内片13を設けた
案内留め具10aに代えて、案内片13を省き代わりに
第二実施例の参照番号13で示されている一般に入手可
能なグリッパーのようなグリッパー装置を用いることも
可能である。また、他のタイプのグリッパーも可能であ
る。これらの装置に関する場合、開口部または底プレー
ト9の縁9aが摩擦閉鎖もしくはロック形式の閉鎖によ
って把持され、迅速に締め付けられる。このグリッパー
も他の実施例と同様に図示されていない開口部を介して
係合を行う。底プレート9がまずグリッパー18内にし
っかりと締め付けられると、水平方向の撤去、垂直移動
もしくは水平方向における再挿入が前述の実施例で述べ
た方法と同様のやり方で行われる。
【0036】水平グループの第三番目の最後の実施例を
図5および図6を参照して説明する。この実施例では、
加工品キャリア内に水平に挿入させたり、引き出すこと
のできる切り換えピン9bを取り付け部材として用い
る。加工品キャリア3の縦中心軸6の方向に垂直に距離
をおいて二つの切り換えピン9bが設けられ、この切り
換えピン9bは加工品キャリア3の端部の取り付け縁部
19と共に、三つの異なった位置での調整を可能にして
いる。
【0037】底プレートを用いずに、包装容器の先端が
(押された方向に) 第一切り換えピン9bと接触して正
確な位置に保持されるのに充分な程度に、包装容器 (図
示せず) を加工品キャリア3の完全に開口している側か
ら、つまり図5において底部から上方に押しあげること
ができる。一旦図5に示されている切り換えピン9bが
完全に伸長させられると (図5においては記されていな
い) 、包装容器は一番短い長さだけつまり位置Iまで加
工品キャリア3内に引っ込めることができる。図5に示
されているこの二つの切り換えピン9bの上の方のピン
がどのような位置にあるかは重要ではない。図5におけ
る下方の切り換えピン9bが引っ込められる一方、上方
の切り換えピンが加工品キャリア3の内部に突出した時
の位置に留まった場合、包装容器は位置IIに達すること
ができる。両方の切り換えピン9bが引っ込められ、包
装容器が取り付け縁部19まで上方に押し込まれて、そ
の結果図5においてIIIで示される位置まで達した場
合、加工品キャリア3はその最大保持量に調整される。
【0038】上部制御部材20と下部制御部材20aは
矢印方向8の垂直運動のみが行えるよう設けられて、図
5に描かれているように縦断面がU字型を呈している。
このU字形の各アームにあたる部分には、互いに対向す
る側の端部に制御カム21、21aが設けられている。
もしくは、下部制御部材20aが制御カム21a (上
方) 、21aaを有している。制御部材20、20aのそ
れぞれのU字形の二つのアームは離間して配置されてい
るので、切り換えピン9bの外側取り付け部9cが係合
されることなくその間のスペース内に水平に移動したり
そこから出たりすることができる。
【0039】図5は下部制御部材20aが非作動位置に
ある状態を示している。すなわち、この位置では、切り
換えピン9bの外側取り付け部9cが制御カム21aも
しくは21aaと係合していない。一方、上部制御部材2
0に関しては外側取り付け部9cが上部制御カム21と
係合されているところを示している。この係合は、上部
制御部材20が矢印方向8の下側に向けて僅かに移動さ
れた時に行われる。この動作は、例えば光電セル走査に
よってトリガーされる制御装置によって行われる。
【0040】図5における装置の平面図では、図6の図
解を見ることができるが、図6の場合制御部材20、2
0aは省略されていて、発明をより良く説明するため
に、上部制御カム21のみが外側取り付け部9cと係合
された状態で示されている。図6では、制御カム21が
直線状に構成されているため、制御カム21の方向が搬
送方向2に対して一定の各度 (例えば、5度から40
度、好ましくは10度から30度) になった場合に、切
り換えピン9bが外側方向または内側方向に移動するよ
う設けられていることが明確に示されている。図4にお
いて、加工品キャリア3が搬送方向2を上方向に移動し
た場合、明らかに切り換えピン9bは加工品キャリア3
から水平に左側に引き出される。もしくはその逆であ
る。
【0041】切り換えピン9bは、加工品キャリア3上
に固定されて取り付けられているピンガイド22内に移
動可能に取り付けられている。各切り換えピン9bは、
二つのロック刻み目23を有し、この刻み目23はピン
ガイド22内の弾性テンションボール24に係合可能で
ある。例えば最大容量に調節するための部分的操作は次
のように行われる。図5の図解から、上部切り換えピン
9bが左側に向けてもまた引っ張られることが分かる。
そしてライン部材1が搬送方向2に移動する場合 (図6
において上方向) 、つまり図5においては部材1が図面
の面を見る方向に移動する場合、そこから部材1が離れ
る。この移動の間、上部切り換えピン9bは制御カム2
1と係合していることによって左方向に水平に引っ張ら
れる。
【0042】上部ロッキングボール24のロック力は抑
えられて、ロッキングボール24が上部切り換えピン9
b内の第二刻み目23 (右側ロッキング用刻み目) に係
合するのに充分なまで、切り換えピン9bは左側に向け
て移動させられる。これは、外側取り付け部9cと反対
側にある切り換えピン9bの右側前面が加工品キャリア
3の内側壁と同一面になり加工品キャリア3から引き出
された時に行われる。この間、下部切り換えピン9bに
は何の変化も起こらない。そして、下から包装容器が加
工品キャリア3内へ押されると、先ず位置IIIに当接す
る。こうして、最大容量への転換が完了する。この工程
は部材1の動きによって決定されることが理解できる。
この実施例の利点は、一つの容量から他の容量への転換
がコンベア部材1が前方に移送される時に自動的に行わ
れることである。
【0043】通常の操作で容量を変化させない場合、制
御部材20、20a、つまり制御カム21、21a、2
1aaは切り換えピン9bとの係合から解かれている。こ
れらは図5に示されているようにピンガイド22から左
側に突出している。一旦前述の切り換えが行われると、
下部制御部材20aが矢印方向8の上方向に移動させら
れて、制御カムは図5に示されているような相似形の非
操作位置に移動する。そして、全ての切り換えピン9b
が制御部材20、20aを接続せずに通過する。光電セ
ル走査は制御体と切り換えピンが各ケースにおいて正し
く位置付けされているか確認する。
【0044】次に垂直グループの実施例について以下に
説明する。このグループの第一実施例は図7、図8に示
されている。ここでも、2対の対向して配置される直線
状部分3aは、4分の1円状で前記直線状部分3aを互
いに接続する四つの丸い部分3bを有する断面を持つ加
工品キャリア3が示されている。この実施例において
は、4分の1円状の丸い部分3bがより重要な部分であ
る。この理由は、直線状部分3aが加工品の表面に対し
て径方向外側にずれているのに対し、丸い部分3bでは
対応する形状を持つ包装容器が支えられているからであ
る。特に著しくずれている部分が二つのポケット部25
を形成している。このポケット部25は図8において水
平に互いに対向しており、径方向外側にずれて形成され
ている。この実施例の場合には、刻み目として形成され
加工品キャリア3の内面上にある凹部5が、加工品キャ
リアの直線状部分3aの領域内のみに設けられて各々ポ
ケット25を形成している。底プレート9として形成さ
れている取り付け部材が刻み目5によって充分にしっか
りとロックされない場合には、ポケット部25に対して
90度ずれている加工品キャリア断面の二つの直線状部
分3aの領域内にも、他の刻み目5を設けてもよい。
【0045】垂直グループの第一実施例、およびこの後
に説明される実施例において、底プレート9は垂直方向
に (即ち、加工品キャリア3内を縦中心軸6の方向に)
動かすだけで、位置Iから位置IIまたは位置IIIの近い
方の位置に、あるいはその逆方向に移動させることがで
きる。加工品キャリア3内での底プレート9のこのよう
な移動が可能なのは、底プレート9の互いに対向して弾
性的に柔軟性を持たせた二つの縁部9dに、径方向に対
応する柔軟な可動突起部9eが設けられているからであ
る。この突起部9eは本実施例では直線状に構成されて
いる。
【0046】底プレート9は弾性的合成プラスチック材
から形成されているのが好ましく、従ってその外側縁部
9dも弾性的に柔軟性がある。底プレートはまた材料の
組み合わせによって構成されていてもよい。例えば、デ
ィスク状またはプレート状の比較的堅い主要部を底プレ
ート9の中央領域に設け、この上に図7に示されている
U字型の断面を持つよう縁部分9dを外側下方向に突出
するよう固定させる。例えば、板ばねを堅固な中央ディ
スクの前部と後部にリベットで取り付ける。あるいは、
射出成形されたばね部分を合成プラスチックの底プレー
トに設けてもよい。
【0047】図7および図8で示されている本実施例の
場合、図8ではポケット部25内に突出する二つの直線
状の縁部9d上に引っ掛け具として形成された突起物9
eを設けた細長い形状を持つ底プレート9が示されてい
る。これら突起部9eは底プレート9の縁部9dの直線
状部分に位置している。底プレート9の垂直移動は、底
プレート9と接続可能で図7では参照番号18aで示さ
れているグリッパー装置を具備する調整装置によって行
われる。
【0048】ここでは、クランプヘッド26は平坦な端
部28を有する上部ピストンロッド27を有している。
この平坦端部28は、例えばクランプヘッド26の中心
軸でもある縦中心軸6を中心として図8の矢印曲線29
の方向に回転可能である。操作が行われると、軸方向外
側および上方に向かって突出しているピストンロッド端
部28が底プレート9の長孔31を通過する時に正しい
回転位置にあって、その結果図7の破線で示した位置に
停止するように、クランプヘッド26はヘッド26に固
定されているピストン30と一体的に、加工品キャリア
3内を縦中心軸6の方向において底部から上方に向け、
つまり図7に示されているように軸方向および垂直方向
に移動する。圧縮された空気は矢印方向35を上方にピ
ストン30の後ろのライン34を通過し、その結果、ピ
ストンロッド27は下方向に移動する。ピストンロッド
27に設けられたらせん状の溝36のために、図8の矢
印曲線29の方向に同時に回転が起こり、平坦なピスト
ンロッド端部28はより高い位置 (図7において破線で
示されている) から図7と図8に実線で示されている横
位置に移動して底プレート9を支持する。ピストン30
およびピストンロッド27はクランプヘッド26に対し
て静止した状態で留まっている。図示していない位置決
め変速装置等がクランプヘッド26を押すので、クラン
プヘッド26は図7に示す中間位置から垂直方向に移動
してより上方または下方の位置に配置される。そして、
圧縮空気がピストン30下側のライン32を下から矢印
方向33に通過し、その結果ピストンロッド27は再び
上方に回転しながら移動し、平坦なピストンロッド端部
は破線で示された位置に到達する。この位置において、
クランプヘッド26の全体が垂直に下方に伸長すること
ができるので、底プレート9はクランプヘッド26なし
で新しい所望の位置に底プレート9自体によって位置付
けすることができる。この新しい位置で、引っ掛け具と
して形成されている直線状の突起物9eが加工品キャリ
ア3内の適切な凹部5内にロックされる。
【0049】図面に示されてはいないが代案として、ピ
ストンロッド28を回転させるかわりに、ビール瓶のス
トッパーのような拡張するマンドレルを使用することも
可能である。例えば、ゴム製構成部材を有する拡張する
マンドレルを用いてもよい。ゴム製のリングを軸方向に
圧縮させることによって、このゴム製リングを径方向外
側に押圧する。
【0050】垂直グループの第二の実施例を図9と図1
0に示している。回転運動を行うための回転シリンダ3
7が固定されていて垂直運動に用いるリフトシリンダ3
6が示されている。この上には、図7と図8で説明した
構造と同様の構造を持つクランプヘッド26が設けられ
ている。クランプヘッド26の外側ハウジング38に
は、径方向に対向して配置されている二つのエントレイ
ンピン40を有する金属製の駆動プレート39が回転に
よって嵌め込まれている。この図の中心部にピストンロ
ッド端部として示されているのがゴム製の拡張するマン
ドレル28'である。図10に示す底プレート9は、丸い
コーナ部と二つの対向する孔41 (コーナ部領域の大孔
32と混同しないように) を持つ矩形の形状を有してい
る。エントレインピン40はこれら孔41に突き出てい
るので、底プレート9をクランプヘッド26の金属プレ
ート39の上に回転可能にしっかりと設置することがで
きる。
【0051】図10はこれら部材を45度傾けて斜めの
位置にある時、丸いコーナ部がどのように加工品キャリ
ア3内の刻み目43内に押し込まれるかを描いている。
操作が行われると、例えば底プレート9を底部位置Iに
移動させようとした場合、回転シリンダ37は、シリン
ダ36、クランプヘッド26、ハウジング38および嵌
合ドライバ39の助けを得て、上方に向けて底プレート
9内に移動される。クランプヘッド26内の前述のドラ
イブを回転させて、マンドレル28'の外径を増大させそ
の結果底プレート9が確実に締めつけられるようにゴム
製マンドレル28aを引っ張る。その後、回転シリンダ
27が矢印曲線44 (図10) の方向に45度だけ回転
し、底プレート9の丸いコーナ部が加工品キャリア3内
の刻み目43から外れる。そして底プレート9が加工品
キャリア3内を軸に対して上下方向に (即ち図9におい
ては加工品キャリアの縦中心軸6の方向に垂直に)自由
に移動することが可能となる。回転シリンダ37はその
回転運動を停止させ、リフトシリンダ36が図9に従う
と下方向に移動を開始するので、これによって底プレー
ト9は位置Iに移動される。そしてリフトシリンダ36
が停止する。回転シリンダ37は再び底プレート9を矢
印曲線44の方向に45度だけ回転させる。その結果、
摩擦抵抗を押し退けるようにエントレインピン40を介
して適切なコーナが加工品キャリア3の刻み目43内に
押し込まれる。その後、ゴム製のマンドレル28aが弛
緩されて、リフトシリンダ36と共に全調整手段36乃
至40が引き出される。こうして底プレート9は所望の
新しい位置Iに配置される。
【0052】市場で入手できる回転シリンダ37がさら
に45度もしくは90度回転できない場合には、底プレ
ート9が一度矢印曲線44の方向に回転し反対方向に一
度回転できるような他の実施態様を採用してもよい。垂
直グループの他の好ましい実施例について図11および
図12を参照して説明する。この実施例では、図11に
示されているクランプヘッド26は各対が対向する四つ
の棒ばね45を設けており、この棒ばね45は矢印方向
46に反して径方向内側に予め引っ張られている。これ
ら棒ばね45は、クランプヘッド26内に固定されてい
て、底プレート9の孔47内に伸長するよう縦中心軸6
に略平行にそして軸に対して上方向に突出している。
【0053】図12は、平面図において丸いコーナ部と
このコーナ部から離れたタング48内に四つの孔47を
有する略矩形の底プレート9の形状を示している。タン
グ48は径方向に弾性的柔軟性を持たせて形成されてい
るので、スロット49が底プレートの縁部から底プレー
ト内へアーチ形を呈して少し伸長している。タング48
の径方向の最外端部からはボアとして形成される凹部5
を持つ突起部50が伸長しており、この凹部5によって
突起部50が加工品キャリア3内の4分の1円状丸い部
分3bと係合している。四つのタング48が全て中心に
向けて径方向内側に動かされると、突起部50は凹部5
から引き出され、底プレート9は自由に垂直移動を行え
るようになり、位置IIから例えば位置Iへの移動が可能
となる。図11と図12に示されている本実施例の場
合、底プレート9は前述した二つの実施例に記載されて
いるような中央ボア31は有しておらず、このボアの機
能は四つの孔47が代わって以下に説明する方法で行っ
ている。
【0054】図11に示す四つの丸い棒ばね47は、矢
印方向46に反して内側方向に圧力を発揮し、底プレー
ト9の弾性タング48を中心部 (縦中心軸6) に向けて
径方向内側に押しやるように、挿入されている底プレー
ト9内において予め張力を与えられている。その結果、
ロックピンとしてみなされる突起部50が加工品キャリ
ア内に設けられた刻み目、孔等の形状を成す凹部5から
外れる。
【0055】ピストン30が、矢印33で示されるよう
にその底部から圧縮空気が与えられたために上方向に移
動した場合、四つのラジアルピン51が円錐部52を介
して外側に押され、ロックピン50が加工品キャリア3
内の凹部5と係合する。従って、通常の場合は、ピスト
ン30が上方向に移動させられ、丸い棒ばね45はタン
グ48を外側に向けて押し続けている状態である。
【0056】一方、円錐状端部52がピストン30と共
に下方向に移動して弛緩させた場合、ラジアルピン51
が内側に移動して、底プレート9は加工品キャリア3と
の係合から解放させられる。この時、底プレート9はリ
フトシリンダ36によって次の位置に移動させることが
できる。例えば、図11に示されているように垂直下方
向に向けて位置Iに移動できる。一旦そのように調整が
成されると、ピストン30は再び上昇して通常位置に到
達し、底プレート9は加工品キャリアにロックされる。
この標準位置に一旦到達すると、この位置においてクラ
ンプヘッド26は下方向に動かされて丸い棒ばね45と
の係合から解かれる。このように、底プレート9は完全
にリフトおよび回転装置との係合から解放され、そして
これら装置は取り去られる。
【0057】次に図13と図14に示されている最後の
実施例について説明するが、この実施例は図7および図
8に示されている実施例と非常に類似している。この実
施例では、対向する側壁3a1の各々には、加工品キャ
リア3の縦中心軸6に平行に伸長する長孔53が設けら
れている。底プレート9は、次の点を除けば図7の底プ
レートに非常に類似して形成されている。つまり、中央
孔31ではなく支持体54がピン55に設けられている
ことである。これらピンは、図14に示されているよう
に径方向に対向する側部に対で配置されている。ピン5
5は底プレート9の関連する縁部から加工品キャリア3
内の領域を離れて長孔53を通って、水平に伸長するU
字形に配置されたフォーク56が矢印7の方向を右側に
向かって移動した時にそのスロット57内にピン55を
収容することができるのに充分な程度に突出している。
リフト部材36'はスライディング部材11をフォーク5
6の支持体58と共に矢印方向8を上下方向に垂直に移
動させ、底プレート9がピン55を介して所望の位置I
I、I、またはIIIに到達できるような位置に配置させる
ことができる。この後引き続いて、スライディング部材
11はフォーク56を矢印7に示されているような水平
移動によって左方向に引き出し、これによって底プレー
トを自由に配置させ、加工品キャリア3と共にライン部
材1によって前方に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは、本発明の第一実施例の1/2部分を示す
側面図である。Bは、残りの1/2部分を示す一部断面
側面図である。
【図2】Aは、図1Aの部分を示す平面図である。B
は、図1Bの部分を示す平面図である。
【図3】Aは、図1と同様に描かれた第二実施例の1/
2部分を示す側面図である。Bは、残りの1/2部分を
示す一部断面側面図である。
【図4】図1における実施例の平面図である。
【図5】図1および図3と同様に描かれた第三実施例の
側面図である。
【図6】図5における実施例の平面図である。
【図7】第二の垂直グループから第一実施例を示す断面
である。
【図8】図7の実施例を上から見た平面図である。
【図9】図7と同様に描かれた代わりの実施例の側面図
である。
【図10】図9の実施例の加工品キャリア内の凹部を介
した断面を示した平面図である。
【図11】棒ばねを有する他の実施例の同様な断面図で
ある。
【図12】図11に示されている実施例の平面図であ
る。
【図13】二股部材およびピンを用いたグリッパー装置
を有する他の実施例を示す1部断面側面図である。
【図14】図13に示されている実施例の平面図であ
る。
【符号の説明】
3 加工品キャリア 4 側壁 5, 5a 凹部 6 縦中心軸 9 底プレート (取付け部材) 10, 10a, 36, 37, 38, 39, 40 調整装
置 11 スライディング部材 16, 18a グリッパー装置 20, 20a, 21, 21a, 21aa 制御体 26 クランプヘッド 28a マンドレル 36a リフト部材 45 棒ばね 48 タング 49 スロット 50 突起物 55 ピン

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの外側に略平坦な側壁
    (4) を有し、この側壁 (4) がラインに最も密接し、
    ライン及び加工品キャリア (3) の搬送方向 (2) に平
    行に伸長していて、加工品キャリア (3) の内面上には
    加工品の位置決めを行うための凹部 (5) が設けられて
    いる加工品キャリア (3) の保持容量を調節する装置に
    おいて、加工品キャリア (3) の内面上にある凹部
    (5) が加工品キャリア (3) の縦中心軸 (6) の方向
    に互いに離間して配置されていて、加工品キャリア
    (3) は両端が開口されているスリーブ形状を成し、加
    工品キャリア (3) に対して移動する取り付け部材
    (9) が設けられていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記取り付け部材 (9) が、加工品キャ
    リア (3) 上の凹部(5) に係合できる縁部 (9b) を
    設けている底プレート (9) であることを特徴とする請
    求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記取り付け部材 (9) が、部分的に
    (5bにおいて) 貫通する加工品キャリア (3) に対し
    て、少なくとも加工品キャリア (3) の搬送方向 (2)
    および加工品キャリア (3) の縦中心軸 (6) に直角を
    成す移動成分 (7) で移動を行うことを特徴とする請求
    項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部 (5、5a) が、各対が対向し
    て配置されている直線状で平行な溝 (5b) として形成
    されていて、その中に、加工品キャリア (3) のあるラ
    インに距離をおいて隣接するよう配置されている調整装
    置 (10、10a) によって、底プレート (9) を固定
    せずに配置させることが可能であることを特徴とする請
    求項1から3の何れかに記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記調整装置 (10) が、底プレート
    (9) に接続して設けられているグリッパー装置 (1
    6、10a) を加工品キャリア (3) 内を縦中心軸
    (6) に平行な方向 (8) に移動させるリフト部材 (3
    6a) と、好ましくはリフト部材によって移動させられ
    て、グリッパー装置 (10a、16) を加工品キャリヤ
    (3) の縦中心軸 (6) と加工品キャリア (3) の搬送
    方向 (2) に交差するように移動させるスライディング
    部材 (11) から構成されていることを特徴とする請求
    項1から4の何れかに記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記取り付け部材 (9b) が加工品キャ
    リア (3) 内に挿入されたりそこから引き出されたりす
    る切り換えピンとして形成されていて、少なくとも二つ
    の切り換えピン (9b) が設けられ、制御体 (20、2
    0a) によって加工品キャリアの壁部に完全に交差する
    孔として形成されている二つの対応する凹部 (5) を介
    して配置可能であることを特徴とする請求項3に記載の
    装置。
  7. 【請求項7】 二つの分離されている制御体 (20、2
    0a) がリフト部材によって、加工品キャリア (3) の
    縦中心軸に平行な方向に互いに独立して往復転換運動を
    行うよう設けられていて、この各々の運動によって制御
    カム (21、21a、21aa) を動かせて、その中で切
    り換えピン (9b) の外側取り付け部(9c) が摺動移
    動のために案内されていることを特徴とする請求項6に
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記底プレート (9) が、底プレート
    (9) に接続させることのできるグリッパー装置 (18
    a) から構成される調整装置 (36−40) によって、
    加工品キャリア (3) 内部で縦中心軸 (6) の方向に移
    動されることを特徴とする請求項1または2に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 前記底プレート (9) の少なくとも二つ
    の対向する縁部 (9c) が、力を加えていない通常の状
    態において弾性的柔軟性を持つよう形成され、加工品キ
    ャリア (3) 内の対応する凹部 (5) にロックされてい
    ることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記グリッパー装置 (18a) が、少
    なくとも底プレート(9) 内の一つの孔 (31) と係合
    するよう設けられたクランプヘッド (26)を有してい
    るか、あるいは底プレート (9) に取り付けられている
    ピン (55)が係合できて加工品キャリア (3) の外部
    で移動するよう設けられている二股部材 (36) から構
    成されていることを特徴とする請求項8または9に記載
    の装置。
  11. 【請求項11】 前記クランプヘッド (26) が少なく
    とも二つの互いに対向して径方向内側に予め引っ張られ
    ている棒ばね (45) を有し、この棒ばね (45) が加
    工品キャリア (3) 内を縦中心軸 (6) に略平行に伸長
    し、底プレート (9) の径が減少した時に、タング (4
    8) の外縁部に設けられた突起物 (50) が加工品キャ
    リア (3) 内の凹部 (5) から外れることができるよう
    に、棒ばね (45) が、底プレート (9) の縁部のスロ
    ット (49) によって形成される弾性タング (48) と
    係合できることを特徴とする請求項8から10の何れか
    に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記クランプヘッド (26) が、底プ
    レート (9) の中央孔 (31) と係合するよう設けられ
    たマンドレル (28a) から構成されていることを特徴
    とするクレーム8から11の何れかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 加工品キャリア (3) の断面と底プレ
    ート (9) が、好ましくは丸いコーナ部を含む矩形であ
    って、調整装置 (36から40) が回転シリンダ (3
    7) から構成され、凹部 (5) が、約45度の相対的回
    転後に底プレート (9) のコーナ部と締め付けられて係
    合されるように加工品キャリア (3) の内面上に配置さ
    れていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  14. 【請求項14】 加工品キャリア (3) の断面が円状で
    あることを特徴とする請求項1から12の何れかに記載
    の装置。
  15. 【請求項15】 加工品キャリア (3) の断面が、後者
    を接続する手段として設けられた少なくとも二つの対向
    する直線状部分 (3a) と、二つの半円状または四つの
    4分の1円状部分 (3b) とで構成されていることを特
    徴とする請求項1から13に記載の装置。
  16. 【請求項16】 加工品キャリア (3) の二つの対向す
    る側壁部 (3a1)の各々に縦中心軸と平行に伸長する
    長孔 (53) が設けられていることを特徴とする請求項
    14または15に記載の装置 (図13および図14) 。
  17. 【請求項17】 包装容器を製造および/または充填お
    よび/または封止する機械において一端が開口されてい
    るスリーブ状の流動可能な包装容器製造材料を移送させ
    るために使用される請求項1から16の何れかに記載の
    装置。
JP4295229A 1991-11-12 1992-11-04 加工品キャリアの保持容量を調整する装置 Withdrawn JPH05294324A (ja)

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