JPH05294260A - 作業車の座席支持部構造 - Google Patents

作業車の座席支持部構造

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JPH05294260A
JPH05294260A JP9691092A JP9691092A JPH05294260A JP H05294260 A JPH05294260 A JP H05294260A JP 9691092 A JP9691092 A JP 9691092A JP 9691092 A JP9691092 A JP 9691092A JP H05294260 A JPH05294260 A JP H05294260A
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JP
Japan
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engine room
seat
fender
fenders
elastic cushion
Prior art date
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Pending
Application number
JP9691092A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kawahara
川原  好博
Yoshikazu Togoshi
義和 戸越
Shigeru Morita
繁 森田
Terutaka Takei
照隆 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンルーム内に塵埃等が入り込むことを
抑制した状態で、エンジンルーム上方の開口部を閉止で
きるようシート台を載置できるとともに、フェンダの保
型性を高める。 【構成】 エンジンルーム21を左右のフェンダ22の
間に配設し、座席24を載置支持したシート台25を、
エンジンルーム21の上部開口部を覆う状態と開放する
状態とに切換自在に左右のフェンダ22間に載設した作
業車の座席支持部構造であって、フェンダ22のエンジ
ンルーム21がわに臨む内側縁部22Aと、シート台2
5の左右の側縁部25Aとを平面視で重複させるととも
に、この重複部分の長手方向に沿って内側縁部22Aと
側縁部25Aとの間に弾性クッション材29を介装し、
内側縁部22Aに弾性クッション材29を左右方向で位
置規制するリブ30,31を突設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンルームを左右
のフェンダの間に配設するとともに、座席を載置支持し
たシート台を、前記エンジンルームの上部開口部を覆う
状態と開放する状態とに切換自在に前記左右のフェンダ
間に載設した作業車の座席支持部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の作業車の座席支持部構造
にあっては、図6に示すように、左右のフェンダ41,
41の内側縁部41a,41aをエンジンルーム42の
上方の左右側部に臨ませた状態で、エンジンルーム42
の上方にメンテナンス用の開口部43を設け、この開口
部43を覆う状態と開放する状態とに切換自在に構成し
たシート台44を、左右のフェンダ41,41間に架設
したフレーム部材に載設した構造が周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造にあっては、フェンダ41,41の内側縁部41
a,41aと、シート台44の横側縁部44a,44a
との間に間隙46,46があって、その間隙46,46
から塵埃等がエンジンルーム42に入り込み易くなって
いた。又、この間隙46,46から塵埃等がエンジンル
ーム42に入ることを回避するために、フェンダ41,
41の内側縁部41a,41aと、シート台44の横側
縁部44a,44aとを平面視で重複するように、シー
ト台44をフェンダ41,41に載置する構造も考えら
れるが、単にこのように載置するだけでは、板金部材で
構成されたフェンダ41,41の内側縁部41a,41
a箇所がシート台44並びにシート台44上の座席47
やこの座席47に着座した操縦者の荷重の支持のため屈
曲変形する虞れが高いものであった。本発明は、上記実
情に鑑みてなされたものであって、エンジンルーム内に
塵埃等が入り込むことを抑制した状態で、エンジンルー
ム上方の開口部を閉止できるようシート台を載置できる
とともに、フェンダの保型性を高めることのできる作業
車の座席支持部構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる作業車の
座席支持部構造は、上記目的を達成するために、冒記構
造のものにおいて、前記フェンダの前記エンジンルーム
がわに臨む内側縁部と、前記シート台の左右の側縁部と
を平面視で重複させるとともに、この重複部分の長手方
向に沿って前記内側縁部と前記側縁部との間に弾性クッ
ション材を介装し、前記内側縁部に前記弾性クッション
材を左右方向で位置規制するリブを突設してあることを
特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・効果は次
の通りである。
【0005】
【作用】即ち、フェンダのエンジンルームがわに臨む内
側縁部と、シート台の左右の側縁部とを平面視で重複さ
せて設けているから、この内側縁部と側縁部との間は少
なくともラビリンス構造となって、塵埃が落ち込んでエ
ンジンルームがわに入り込むような間隙構造はなくなる
とともに、この内縁部と側縁部との間には弾性クッショ
ン材を介装しているので、シート台側へ機体から振動が
伝わることを抑制できるとともに、シート台とフェンダ
とが衝突するような不具合も解消され、さらに、フェン
ダの内側縁部に弾性クッション材を左右方向で位置規制
するリブを突設してあるから、フェンダの内側縁部の補
強がそのリブで成される。
【0006】
【発明の効果】従って、エンジンルーム内に塵埃等が入
り込むことをラビリンス構造にして回避できるととも
に、シート台側を支持するフェンダの構造が強度的に高
いものとなってシート台や座席、運転者等からの荷重に
対してフェンダが変形しにくいものとなり、又、シート
台をクッション材で弾性的に支持して局所的な偏荷重が
フェンダやシート台に加わることが抑制されて耐久性の
高いものとなるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3に、作業車の一例としての乗用型芝刈り機を
示している。この乗用型芝刈り機は、左右一対の前輪
1,1及び後輪2,2に支持された機体3の前部に操縦
部4を設け、機体3の前後方向中間部に搭載したエンジ
ン5の動力を変速装置を介して前輪1,1に伝達できる
ように構成しているとともに、機体3の前方位置に昇降
可能にモーア6を前記エンジン5の動力で駆動されるよ
う設けて構成している。
【0008】図3乃至図5に示すように、モーア6の機
体3に対する支持は、モーア6のハウジング7の上面の
デッキ部のブラケット8と機体3下腹部前部のフレーム
9とにわたって枢支架設した左右一対の連結リンク1
0,10の中間部と、機体3に設けた油圧シリンダ11
の作動で横軸周りで揺動自在な一対のリフトアーム1
2,12とを、連係具13,13を介して連結して行う
ように構成している。この連係具13,13は、図4
(イ),(ロ)及び図5(イ),(ロ)に示すように、
連結リンク10,10に枢着したロッド14の上端部
に、厚肉板金をU字状に屈曲成形した連係部材15を固
着し、連係部材15の左右の側壁部分15a,15aに
上下に沿った長孔16,16を穿設して構成している。
リフトアーム12の先端部を、連係部材15の左右の側
壁部分15a,15a間に位置させた状態で、リフトア
ーム12先端部のピン17を長孔16,16に挿通させ
ている。さらに、このピン17の左右両端に、リフトア
ーム12と連係部材15とを固定するための固定用板部
材18を軸支しているとともに、この固定用板部材18
の遊端部には、側壁部分15aにおける長孔16より下
方位置に穿設した固定用透孔19と、互いにピン20で
固定される透孔21を穿設している。従って、通常の芝
刈り作業時には、図4(イ)及び図5(イ)に示すよう
に、固定用板部材18と側壁部分15とをピン固定する
ことなく固定用板部材18を自由状態にした状態で、リ
フトアーム12のピン17がモーア6の地面の凹凸の影
響が長孔16により融通吸収されるようにするととも
に、モーア6のメンテナンスを行う場合には、図4
(ロ)及び図5(ロ)に示すように、固定用板部材18
と側壁部分15とをピン固定してリフトアーム12を上
昇駆動させることができるようにしている。このため、
固定用板部材18と側壁部分15とをピン固定しないで
モーア6をリフトアーム12で上昇駆動させたときのモ
ーア6の上限姿勢よりも、固定用板部材18と側壁部分
15とをピン固定してリフトアーム12で上昇駆動させ
たときのモーア6の上限姿勢のほうがハウジング7内部
を外方から臨み易い姿勢となる。
【0009】図1乃至図3に示すように、前記エンジン
5の配置されたエンジンルーム21は、左右の前輪1,
1とそのフェンダ22,22との間に配設されていると
ともに、エンジンルーム21の上方が開放できるよう左
右一対のフェンダ22,22の間に開口部23を形成し
ている。そして、運転者が着座できる座席24を載設し
た板部材から成るシート台25を、その前端部で横軸芯
P周りで揺動自在に左右のフェエンダ22,22に枢着
している。シート台25は、その後端下面部を、機体3
の左右一対のメインフレーム26,26間に架設した横
フレーム27上のゴムクッション28上に載置されるよ
うに構成している。そして、その左右のフェンダ22,
22のエンジンルーム21がわに臨む内側縁部22A,
22Aの上面がわにその長手方向、つまり前後方向に沿
って張り付け固定した弾性クッション材としてのゴムク
ッション29,29を配設している。前記シート台25
の左右の横側縁部25A,25Aは、シート台25を開
口部23を覆う姿勢にしたときに前記ゴムクッション2
9,29に載置されるように、平面視で前記フェンダ2
2,22の内側縁部22A,22Aと重複する構成とな
っている。尚、シート台25におけるこの重複部分は、
図1に示すように、シート台25の本体部材に屈曲形成
した板部材を溶接して固着したものである。そして、フ
ェンダ22,22の前記内側縁部22A,22Aの端縁
を上向きに屈折して第1リブ30を形成しているととも
に、この第1リブ30より前記ゴムクッション29を貼
着し得る幅を隔てた外寄り箇所に前後方向に沿う状態で
第2リブ31を上方に突出形成している。これら第1リ
ブ30、第2リブ31により前記ゴムクッション29は
左右での位置規制が成されるとともに、フェンダ22,
22の内側縁部22A,22Aの補強が成される。
【0010】尚、ゴムクッション29は、シート台25
の側縁部25A,25Aの方に固着するようにしても良
い。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】座席支持構造を示す縦断正面図
【図2】座席支持構造を示す縦断側面図
【図3】乗用型芝刈り機を示す一部破断全体側面図
【図4】モーアを昇降するリフトアームと連係具との連
係構造を示す側面図
【図5】モーアを昇降するリフトアームと連係具との連
係構造を示す縦断後面図
【図6】従来例としての座席支持構造を示す縦断正面図
【符号の説明】
21 エンジンルーム 22 フェンダ 22A 内側縁部 24 座席 25 シート台 25A 側縁部 29 弾性クッション材 30,31 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武井 照隆 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルーム(21)を左右のフェン
    ダ(22),(22)の間に配設するとともに、座席
    (24)を載置支持したシート台(25)を、前記エン
    ジンルーム(21)の上部開口部を覆う状態と開放する
    状態とに切換自在に前記左右のフェンダ(22),(2
    2)間に載設した作業車の座席支持部構造であって、前
    記フェンダ(22),(22)の前記エンジンルーム
    (21)がわに臨む内側縁部(22A),(22A)
    と、前記シート台(25)の左右の側縁部(25A),
    (25A)とを平面視で重複させるとともに、この重複
    部分の長手方向に沿って前記内側縁部(22A),(2
    2A)と前記側縁部(25A),(25A)との間に弾
    性クッション材(29)を介装し、前記内側縁部(22
    A),(22A)に前記弾性クッション材(29)を左
    右方向で位置規制するリブ(30),(31)を突設し
    てある作業車の座席支持部構造。
JP9691092A 1992-04-17 1992-04-17 作業車の座席支持部構造 Pending JPH05294260A (ja)

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JPH05294260A true JPH05294260A (ja) 1993-11-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196636A (ja) * 2009-05-29 2009-09-03 Yanmar Co Ltd トラクターローダーバックホーのフレーム構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113403U (ja) * 1984-06-28 1986-01-25 スタンレー電気株式会社 エンドラバ−の取付構造
JPH01202583A (ja) * 1988-02-03 1989-08-15 Toyota Autom Loom Works Ltd エンジンフードガイド

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