JPH05293772A - 打撃工具 - Google Patents

打撃工具

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JPH05293772A
JPH05293772A JP10477092A JP10477092A JPH05293772A JP H05293772 A JPH05293772 A JP H05293772A JP 10477092 A JP10477092 A JP 10477092A JP 10477092 A JP10477092 A JP 10477092A JP H05293772 A JPH05293772 A JP H05293772A
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JP
Japan
Prior art keywords
contact
contact arm
trigger
guide member
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP10477092A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Fujiwara
宣明 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 打撃工具のコンタクトアームを引っ込めたま
ま打込み作業ができるようにする。 【構成】 コンタクトアーム24の所定箇所に当り部2
4fを設ける。打撃工具の本体1には当り部の近傍を通
るガイド部材26を設ける。ガイド部材には当り部と係
合可能な摺動スイッチ27を摺動可能に取り付ける。摺
動スイッチには、当り部を拘束しコンタクトアームの後
退を阻止する拘束部27a、当り部に接触してコンタク
トアームを解放する解放部27b及び当り部を後方に押
してコンタクトアームを後退位置に保持する保持部27
cを摺動方向に沿って設ける。保持部が当り部に当接し
た時、コンタクトアームを引っ込めた状態での打込み作
業ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクトアームをロ
ックしたり、引っ込めたまま打込みをしたりすることが
できる釘打機等の打撃工具に関する。
【0002】
【従来の技術】特公昭61−30867号公報の打撃工
具は、コンタクトアームを操作し、次にトリガ引上げ操
作をすると、釘等の打込み材を発射することができるよ
うになっている。
【0003】特開昭57−173477号公報の打撃工
具は、安全装置としてトリガをロックするための操作レ
バーを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の打撃工具は、前者の特公昭61−30867号公報
のものにあっては、打撃工具をそのグリップ部を握って
持ち上げる際、トリガに指が触れ、トリガを引いてしま
う場合がある。かかる時は、釘等が不用意に発射される
こととなり、すこぶる危険である。危険防止のためコン
タクトアームを付勢するスプリングとして力の強いもの
を使用することも考えられるが、その場合逆に被打込み
材に押し付ける力を大きくしなければならないので、作
業性が悪くなる。
【0005】後者の特開昭57−173477号公報の
ものは、前者の欠点とするところを解決するため、操作
レバーを備えるが、該操作レバーは単にトリガをロック
するためのものに過ぎない。
【0006】また、打込みをするときは必ずコンタクト
アームを被打込部に押し付けなければならないので、被
打込み材によっては傷付くおそれがある。しかし、上記
従来の打撃工具ではいずれもそのような傷付き防止に対
処することができない。
【0007】よって、本発明は、コンタクトアームを出
した状態と引っ込めた状態の二通りの状態での打込み作
業を可能とし、かつ安全のためのロックを可能とする打
撃工具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、打撃工具のトリガの引き動作及びコンタ
クトアームの後退動作の双方に連動して後方に回動する
コンタクトレバーにより、当該打撃工具の駆動制御用ト
リガバルブが操作される打撃工具において、前記コンタ
クトアームの所定箇所には当り部が設けられ、当該打撃
工具の本体には前記当り部の近傍を前記コンタクトアー
ムの摺動方向に交叉して伸びるガイド部材が取り付けら
れ、該ガイド部材には前記当り部と係合可能な摺動スイ
ッチが摺動可能に取り付けられ、該摺動スイッチには、
該摺動スイッチが前記ガイド部材上の第一の停止位置に
停止した時に前記当り部を拘束してコンタクトアームの
後退を阻止する拘束部、前記ガイド部材上の第二の停止
位置に停止した時に前記当り部に接触してコンタクトア
ームを解放する解放部及び前記ガイド部材上の第三の停
止位置に停止した時に前記当り部を後方に押してコンタ
クトアームを後退位置に保持する保持部が設けられた構
成を採用している。
【0009】
【作用】安全のため打撃工具をロックしておく場合は、
摺動スイッチをガイド部材上第一の停止位置へと摺動さ
せ、停止させる。
【0010】これにより、摺動スイッチの拘束部がコン
タクトアームの当り部を拘束し、コンタクトアームは後
退不能となる。従って、トリガを引いてもトリガバルブ
は動作せず、打撃工具は駆動しない。
【0011】コンタクトアームを出した状態で打込み作
業をする場合は、摺動スイッチをガイド部材上の第二の
停止位置へと摺動させ、停止させる。これにより、摺動
スイッチの解放部がコンタクトアームの当り部に接触
し、コンタクトアームを解放する。打込み作業に際し、
コンタクトアームを被打込み材に押し付けると、コンタ
クトアームが後退し、次に、トリガを引くとコンタクト
レバーがトリガバルブを操作する。その結果、打撃工具
が駆動し、釘等を被打込み材に向って打ち出す。
【0012】コンタクトアームを引っ込めた状態で打込
み作業をする場合は、摺動スイッチをガイド部材上の第
三の停止位置へと摺動させ、停止させる。これにより、
摺動スイッチの保持部が当り部を後方に押してコンタク
トアームを後退位置に保持する。従って、コンタクトア
ームは被打込み材に接触せず、被打込み材はコンタクト
アームにより傷付けられることもない。この状態でトリ
ガを引くと、コンタクトレバーがトリガバルブを操作
し、打撃工具は直ちに駆動して釘等を発射する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る打撃工具
の好ましい実施例を説明する。図1に示されるように、
この打撃工具の筒状の本体1中には打撃駆動部となるピ
ストン2及びシリンダ3が収納されている。シリンダ3
の後部はヘッドバルブ4により開閉されるようになって
いる。
【0014】また、本体1の中間部には、中空のグリッ
プ部5が取り付けられている。グリップ部5の空室はシ
リンダ3の後部開口へ通じており、グリップ部5の空室
内に供給される圧縮空気が前記ヘッドバルブ4の開時に
シリンダ3内に供給されるようになっている。
【0015】ヘッドバルブ4は、本体1の後部のヘッド
バルブ室6に挿入され、ヘッドバルブ室6に介装された
圧縮コイルスプリング7によりシリンダ3の後部開口へ
押し付けられている。
【0016】ヘッドバルブ4はトリガバルブ8により制
御されるようになっており、該トリガバルブ8はグリッ
プ部5の基部近傍に設けられている。トリガバルブ8
は、図4に示されるように、バルブ室9を有したブロッ
ク部10と、該バルブ室9内に収納された弁体11とを
有している。
【0017】弁体11はコーン状であり、その尖端がグ
リップ部5の空室側に向いている。また、弁体11の尖
端と反対側には、当該打撃工具の前方へとブロック部1
0を貫通して突出するトリガバルブステム12が固着さ
れている。トリガバルブステム12は所定のクリアラン
スをもってブロック部10を貫通し、そこから空気が漏
れないようにするためのOリング13が弁室9内に取り
付けられている。
【0018】ブロック部10はグリップ部5に固着され
ており、その弁体11の尖端と対向する箇所には圧縮空
気の導入口14が設けられ、弁体11のテーパ面と対向
する箇所には前記ヘッドバルブ室6に通じる導通口15
が設けられている。
【0019】しかして、図1及び図4に示されるよう
に、トリガバルブステム12は、導入口14から弁室9
内に侵入するグリップ部5内の圧縮空気により弁体11
が押されることにより、ブロック部10外に突出してい
る。また、弁室9に流入した圧縮空気はヘッドバルブ室
6内に至っている。ヘッドバルブ4はヘッドバルブ室6
内の圧縮空気と圧縮コイルスプリングによる押圧により
シリンダ3の後端に密接してシリンダ3を閉じている。
従って、ピストン2はシリンダ3の最後部に停止してい
る。
【0020】この状態において、上記トリガバルブステ
ム12を弁室9内の方に押し込むようにすると、弁体1
1は導入口14側に動き、そのテーパ面が導入口14を
塞ぎ、テーパ面と反対側がOリング13から離れる。こ
のため、ヘッドバルブ室6から圧縮空気がトリガバルブ
ステム12の回りを通って排出され、ヘッドバルブ4は
シリンダ3の回りに供給される圧縮空気により後方へと
押され、シリンダ3の後端を解放する。また、この圧縮
空気はシリンダ3内に流入し、ピストン2を前方へ押
す。ピストン2は後述のドライバ16を伴って急速に前
進し、図2に示されるような釘等の打込み材17を打ち
出すのである。
【0021】前記本体1の一端部には、ノーズ部18が
取り付けられている。該ノーズ部18内には、釘等の打
込み材17を打撃するためのドライバ16が摺動可能に
挿入されている。該ドライバ16の後端は前記ピストン
2に結合している(図1)。このため、ドライバ16は
ピストン2の往復動によりノーズ部18内を往復動する
ことになる。
【0022】図1及び図4に示されるように、前記ノー
ズ部18には前記グリップ部5と平行となるようにマガ
ジン部19が取り付けられている。マガジン部19は、
図2に示されるように、連結された多数の打込み材17
を収容し、前記ノーズ部18に打込み材17を1本ずつ
送り込むようになっている。この1本ずつ送り込まれる
打込み材17を前記ドライバ16がノーズ部18の先端
から被打込み材(図示せず)に向って発射するのであ
る。
【0023】打撃工具の本体1には、前記トリガバルブ
ステム12の先端に対峙するように支軸20を介してト
リガ21が取り付けられている。トリガ21は、指当て
板21aと、該指当て板21aの両側の補強板21bと
を有している。また、トリガ21の内側にはコンタクト
レバー22が装着されている。該コンタクトレバー22
は、前記トリガバルブステム12の先端に当接可能に対
向する当接板22aと、該当接板22aの両側の補強板
22bとを有し、トリガ21の補強板21bの下部に他
の支軸23を介して取り付けられている。
【0024】これにより、トリガ21の指当て板21a
に指を掛けて引いたり放したりすれば、トリガ21は支
軸20を支点にして回動し、トリガバルブステム12の
先端に対して接近したり離反したりする。また、コンタ
クトレバー22は、トリガ21に支えられたままトリガ
21と一体で回動する。
【0025】前記コンタクトレバー22は、打撃工具本
体1に取り付けられたコンタクトアーム24と連動する
ようになっている。該コンタクトアーム24は、前記ノ
ーズ部18内をドライバ16の摺動方向に沿って伸びる
前部24aと、前記本体に沿って伸びる後部24bと、
前後両部を繋ぐ中間部24cとを有している。そして、
前部24aはノーズ部18内に収納された圧縮コイルス
プリング25により前方に付勢されており、その先端2
4dはノーズ部18の先端18aから外に突出してい
る。後部24bの後端24eは前記コンタクトレバー2
2の支軸23より反対側の端部に対向している。
【0026】しかして、前記コンタクトレバー22は、
トリガ21の引き動作及びコンタクトアーム24の後退
動作の双方に連動して後方に回動してトリガバルブ8の
ステム12を後方に押すことになる。すなわち、トリガ
21を引くことにより該トリガ21と共にコンタクトレ
バー22が後方に回動する。次に、コンタクトアーム2
4の先端24dを被打込み材(図示せず)に押し付ける
ことにより、該コンタクトアーム24が本体1に対して
後退動作し、その後端24eがコンタクトレバー22を
後方に押す。このため、コンタクトレバー22はその支
軸23を支点に後方に回動し、トリガバルブステム12
を押し込むのである。このように該ステム12が押され
ると、前述のごとく、トリガバルブ8が圧縮空気の流路
を切り替える動作をし、ピストン2はドライバ16を伴
って前進し、打込み材17を被打込み材に向けて発射す
るのである。
【0027】当該打撃工具は、上記コンタクトアーム2
4を出した状態での打込み作業に加え、コンタクトアー
ム24を引っ込めた状態での打込み作業を可能とし、か
つ打撃工具のロックを可能とするべく、図1乃至図4に
示されるようなスイッチ装置を備えている。
【0028】すなわち、コンタクトアーム24の所定箇
所には当り部24fが設けられ、当該打撃工具の本体1
には当り部24fの近傍をコンタクトアーム24の摺動
方向に交叉して伸びるガイド部材26が取り付けられ、
該ガイド部材26には当り部24fと係合可能な摺動ス
イッチ27が摺動可能に取り付けられ、該摺動スイッチ
27には、該摺動スイッチ27がガイド部材26上の第
一の停止位置に停止した時に当り部24fを拘束してコ
ンタクトアーム24の後退を阻止する拘束部27a、ガ
イド部材26上の第二の停止位置に停止した時に当り部
24fに接触してコンタクトアーム24を解放する解放
部27b及びガイド部材26上の第三の停止位置に停止
した時に当り部24fを後方に押してコンタクトアーム
24を後退位置に保持する保持部27cが設けられてい
る。
【0029】当り部24fは、コンタクトアーム24の
中間部24cと後部24bとの境界部に屈曲成形された
矩形片であり、マガジン部19の後縁に平行に配置され
ている。
【0030】ガイド部材26はコンタクトアーム26の
摺動方向と直角な方向に伸びるレールであり、マガジン
部19の後縁に沿って伸び、マガジン部19と一体化さ
れている。前記当り部24fはこのガイド部材26に対
向している。
【0031】摺動スイッチ27は、ガイド部材26に摺
動可能に跨がっており、その打撃工具本体1側に拘束部
27aを備え、反対側に保持部27cを備え、それらの
中間に解放部27bを備えている。拘束部27aは当り
部24fの端縁に係止可能なフックであり、保持部27
cは当り部24fを後方に押すことのできるトリガ21
側に突出した凸部であり、解放部24bは当り部24f
に単に接触するのみの平坦片である。
【0032】該摺動スイッチ27は、ガイド部材26上
の前記第一、第二、第三の各停止位置に停止した時に、
拘束部27a、解放部27b、保持部27cの各々が当
り部24fに対向するようになっている。
【0033】第一の停止位置にて拘束部27aが当り部
24fに対向した時は、図10に示されるように、拘束
部27aが当り部24fと係合してコンタクトアーム2
4をロックし、その後退を阻止する。第二の停止位置に
て解放部27bが当り部24fに対向した時は、図4乃
至図7に示されるように、コンタクトアーム24は解放
され、摺動自在である。第三の停止位置にて保持部27
cが当り部24fに対向した時は、図8及び図9に示さ
れるように、コンタクトアーム24を後退させ、コンタ
クトレバー22を後方に回動させる。
【0034】また、該摺動スイッチ27の上記第一、第
二、第三の各停止位置での停止を確実にするため、ガイ
ド部材26上には各停止位置に対応して凹部28a,2
8b,28cが設けられ、摺動スイッチ27には各凹部
28a,28b,28cに入り込むことのできる球29
及びこれを各凹部28a,28b,28c側に付勢する
スプリング30が設けられている。これら凹部28a,
28b,28c、球29及びスプリング30によりクリ
ックストップ機構が構成され、摺動スイッチ27は前記
各停止位置に確実に停止できる。
【0035】次に、上記構成の打撃工具の動作について
説明する。安全のため打撃工具をロックしておく場合
は、図10に示されるように、摺動スイッチ27をガイ
ド部材26上の第一の停止位置へと移動させる。この位
置に対応する凹部28aに球29が入り込むことにより
摺動スイッチ27は当該位置に停止し、同時にその拘束
部27aが当り部24fと係合する。
【0036】これにより、コンタクトアーム24の先端
24dを被打込み材に押し当ててもコンタクトアーム2
4は後退不能となる。この状態でトリガ21を引いても
コンタクトレバー22がトリガバルブステム12に到達
せず、トリガバルブ8は動作しない。従って、打撃工具
は駆動せず、打込み材が不用意に飛び出すことはない。
コンタクトアーム24を出した状態で打込み作業をす
る場合は、図4乃至図7に示されるように、摺動スイッ
チ27をガイド部材26上の第二の停止位置へと摺動さ
せる。この位置に対応する凹部28bに球29が入り込
むことにより摺動スイッチ27は当該位置に停止し、同
時にその解放部27bが当り部24fに対向してコンタ
クトアーム24を解放する(図4)。
【0037】打込み作業に際しては、コンタクトアーム
24の先端24dを被打込み材に押し付ける操作と、ト
リガ21を引く操作とを所望の順序で(図5,図6)、
或いは同時に行う。コンタクトアーム24はトリガ21
とコンタクトアーム24の双方の動きに連動して後方に
回動し、トリガバルブ8を動作させる(図7)。その結
果、打撃工具が駆動し、釘等の打込み材17を被打込み
材に向って打ち出す。
【0038】コンタクトアーム24を引っ込めた状態で
打込み作業をする場合は、図8及び図9に示されるよう
に、摺動スイッチ27をガイド部材26上の第三の停止
位置へと摺動させ、停止させる。その際、当該位置に対
応する凹部28cに球29が入り込んで摺動スイッチ2
7を当該位置に固定する。このため、コンタクトアーム
24の先端24dはノーズ部18内に没し、一方、コン
タクトアーム24の後端24eはコンタクトレバー22
に当接し、該コンタクトレバー22をその支軸23の回
りで後方に回動させ、その状態を維持する(図8)。
【0039】打込み作業に際しては、ノーズ部18の先
端18aを被打込み材に押し付け、トリガ21を引く操
作を行う。コンタクトレバー22はトリガ21の回動に
伴ってトリガ21と共に後方に回動し、トリガバルブ8
を動作させる(図9)。その結果、打撃工具が駆動し、
釘等の打込み材17を被打込み材に向って打ち出す。
【0040】この場合、コンタクトアーム24は被打込
み材に接触せず、被打込み材はコンタクトアーム24に
より傷付けられることがない。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のような構成を備えるの
で、打撃工具をロックして釘等の打込み材の不用意な発
射を確実に阻止することができるのみならず、コンタク
トアームを引っ込めた状態での打込み作業も可能にし、
被打込材の傷付きを防止することができる。
【0042】また、打撃工具のロック及びコンタクトア
ームの出没の切り換えを行う操作部は摺動スイッチであ
るから、外部への突出量が少なく、従って、打撃工具を
簡素化しうるのは勿論のこと、誤動作を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る打撃工具の部分切欠側面図であ
る。
【図2】図1中II−II線断面図である。
【図3】摺動スイッチの斜視図である。
【図4】コンタクトアームを出した状態で打込み作業を
する場合における本発明の要部の断面図である。
【図5】トリガを引いた状態における図4と同様な断面
図である。
【図6】コンタクトアームをノーズ部内に押し込んだ状
態における図4と同様な断面図である。
【図7】トリガを引き、かつコンタクトアームをノーズ
部内に押し込んで打込み材を打込んでいる状態における
図4におけると同様な断面図である。
【図8】コンタクトアームをノーズ部内に引っ込めた状
態で打込み作業をする場合における本発明の要部の断面
図である。
【図9】トリガを引いて打込み材を打込んでいる状態に
おける図8におけると同様な断面図である。
【図10】コンタクトアームをロックした場合における
本発明の要部の断面図である。
【符号の説明】
1…打撃工具の本体 8…トリガバルブ 21…トリガ 22…コンタクトレバー 24…コンタクトアーム 24f…当り部 26…ガイド部材 27…摺動スイッチ 27a…拘束部 27b…解放部 27c…保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打撃工具のトリガの引き動作及びコンタ
    クトアームの後退動作の双方に連動して後方に回動する
    コンタクトレバーにより、当該打撃工具の駆動制御用ト
    リガバルブが操作される打撃工具において、前記コンタ
    クトアームの所定箇所には当り部が設けられ、当該打撃
    工具の本体には前記当り部の近傍を前記コンタクトアー
    ムの摺動方向に交叉して伸びるガイド部材が取り付けら
    れ、該ガイド部材には前記当り部と係合可能な摺動スイ
    ッチが摺動可能に取り付けられ、該摺動スイッチには、
    該摺動スイッチが前記ガイド部材上の第一の停止位置に
    停止した時に前記当り部を拘束してコンタクトアームの
    後退を阻止する拘束部、前記ガイド部材上の第二の停止
    位置に停止した時に前記当り部に接触してコンタクトア
    ームを解放する解放部及び前記ガイド部材上の第三の停
    止位置に停止した時に前記当り部を後方に押してコンタ
    クトアームを後退位置に保持する保持部が設けられてい
    ることを特徴とする打撃工具。
JP10477092A 1992-04-23 1992-04-23 打撃工具 Pending JPH05293772A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010064180A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Makita Corp 打ち込み工具の打ち込み部

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010064180A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Makita Corp 打ち込み工具の打ち込み部

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