JPH05293648A - アーク溶接用直視モニタ - Google Patents

アーク溶接用直視モニタ

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Publication number
JPH05293648A
JPH05293648A JP10109292A JP10109292A JPH05293648A JP H05293648 A JPH05293648 A JP H05293648A JP 10109292 A JP10109292 A JP 10109292A JP 10109292 A JP10109292 A JP 10109292A JP H05293648 A JPH05293648 A JP H05293648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
welding
arc welding
monitor
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP10109292A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Fukuhara
昇 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH05293648A publication Critical patent/JPH05293648A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アーク溶接の条件を適確にリアルタイムで調整
することのできるアーク溶接用直視モニタを提供する。 【構成】溶接経路に沿った前方側から、アーク溶接のア
ークおよびアークによる溶融金属のプールを撮影する第
1のカメラに加え、溶接経路に沿った後方側から、アー
ク溶接の溶接後のビードを撮影する第2のカメラを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アーク溶接の際に用い
るアーク溶接用直視モニタに関する。
【0002】
【従来の技術】アーク溶接の際、アーク溶接した部分に
欠陥が生じないようにアーク溶接の条件を調整するた
め、アーク溶接のアークおよびアークによる溶融金属の
プールの映像等をモニタしつつアーク溶接を行うことが
好ましい。そこで、アーク溶接の溶接経路の前方側にカ
メラを設置してアーク溶接のアークやプールをモニタし
ながらアーク溶接の条件を調整する遠隔自動溶接を行う
技術が提案されている(特開平2−255272号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、ア
ーク溶接の溶接経路の前方側にカメラを設置するもので
あるため、アーク溶接により形成されたビードはアーク
の光に隠れ、このビードの形状をモニタすることはでき
ない。したがって、アーク溶接の映像をモニタしながら
アーク溶接の条件を調整したことによりどのようなビー
ドが形成されたか映像からでは判定できない。このた
め、アーク溶接の条件を適確にリアルタイムで調整する
ことが難しいという問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、アーク溶接の
条件を、適確かつ容易にリアルタイムで調整することの
できるアーク溶接用直視モニタを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のアーク溶接用直
視モニタは、所定の溶接経路に沿ってアーク溶接する際
の、アーク溶接におけるアークおよびアークによる溶融
金属のプールの映像をリアルタイムで表示するアーク溶
接用直視モニタにおいて、アーク溶接のアークおよびプ
ールを、所定経路に沿った前方側から撮影する第1のカ
メラと、アーク溶接における溶接後のビードを、所定経
路に沿った後方側から撮影する第2のカメラとを備えた
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明のアーク溶接用直視モニタは、溶接経路
に沿った前方側から、アーク溶接のアークおよびアーク
による溶融金属のプールを撮影する第1のカメラに加
え、溶接経路に沿った後方側から、アーク溶接の溶接後
のビードを撮影する第2のカメラを備えたため、アーク
溶接のアークおよびプールに加え、アーク溶接の溶接後
のビードを、アークの光に妨げられずモニタすることが
できる。これによりアーク溶接の条件を適確にリアルタ
イムで調整することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。図1
は、本発明の一例に係るアーク溶接用直視用モニタに用
いられる2つのモニタカメラの配置を示す図である。複
数の鋼管6を、その端部どうしを水平に当接もしくは近
接させ、鋼管6の外周にガイドリング20を巻回させ、
このガイドリング20にガイドされて溶接ヘッド10が
移動する。この溶接ヘッド10には、第1のモニタカメ
ラ1および第1のランプ3が設置されている。またこの
第1のモニタカメラ1等に対しアーク(図示せず)を発
生させる溶接トーチ7を挟んだ位置に、第2のモニタカ
メラ2および第2のランプ4が設置されている。溶接ヘ
ッド10は矢印の方向に回転し、ワイヤリール5からワ
イヤ(図示せず)が溶接トーチ7に供給されながらアー
クの熱によりワイヤが溶融されて溶接部のプール(図示
せず)となり、これにより溶接経路8に沿って鋼管6ど
うしが溶接される。
【0008】図2は、本発明の一例に係るアーク溶接用
直視モニタの概略図である。第1のモニタカメラ1はカ
メラコントローラ11を介して、また第2のモニタカメ
ラ2はカメラコントローラ12を介して、それぞれビデ
オスイッチャ15に接続され、さらに第1のモニタカメ
ラ1の映像17とモニタカメラ2の映像18が、ビデオ
デッキ16により録画されながら表示装置19に表示さ
れる。
【0009】第1のモニタカメラ1により溶接トーチ7
のアーク9とプール13が撮影され、第2のモニタカメ
ラ2により溶接後のビード14が撮影されるように、第
1のモニタカメラ1と第2のモニタカメラ2がそれぞれ
所定の取付角度および所定の焦点距離に設定される。ビ
デオスイッチャ15のスイッチ15aを押すと、第1の
モニタカメラ1で得られた信号がカメラコントローラ1
1を経由して入力され、溶接トーチ7のアーク9とプー
ル13の映像が表示装置19の全体に表示され、スイッ
チ15bを押すと、第2のモニタカメラ2で得られた信
号がカメラコントローラ12を経由して入力され、溶接
トーチ7とビード14が表示装置19の全体に表示され
る。またスイッチ15cを押すと、第1および第2のモ
ニタカメラ1,2で得られた信号がビデオスイッチ15
cで合成され、図2に示すように、第1のモニタカメラ
1による映像17が表示装置19の左側半分に表示さ
れ、第2のモニタカメラ2による映像18が表示装置1
9の右側半分に表示される。オペレータは、表示装置1
9に表示される第1のモニタカメラ1の映像17と第2
のモニタカメラ2の映像18を監視することにより、ア
ーク溶接の条件を、適確かつ容易にリアルタイムで調整
することができ、アーク溶接した部分に欠陥が生じるこ
とが防止される。
【0010】ここで、上記実施例においては、2台のモ
ニタカメラ1,2で撮影された映像を1つの表示装置1
9に表示したが、表示装置19を2台使用することによ
り、第1のモニタカメラ1による映像と第2のモニタカ
メラ2による映像を別々に表示してもよい。またビデオ
デッキ16は、アーク溶接の状態を記録するためのもの
であるが、記録する必要がない場合もあり必ずしも必要
ではない。
【0011】
【発明の効果】本発明のアーク溶接用直視モニタは、溶
接経路に沿った前方側から撮影する第1のカメラに加
え、溶接経路に沿った後方側から撮影する第2のカメラ
を備えたため、アーク溶接のアークおよびプールととも
にアーク溶接の溶接後のビードをモニタすることができ
る。これによりオペレータは、アーク溶接の条件を、適
確かつ容易にリアルタイムで調整することができ、アー
ク溶接に欠陥が生じることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係るアーク溶接用直視用モニタ
に用いられる2つのモニタカメラの配置を示す図であ
る。
【図2】本発明に係る一例のアーク溶接用直視モニタの
概略図である。
【符号の説明】
1 第1のモニタカメラ 2 第2のモニ
タカメラ 6 鋼管 7 溶接トーチ 9 アーク 10 溶接ヘッド 11,12 カメラコントローラ 13 プール 14 ビード 15 ビデオスイッチャ 16 ビデオデ
ッキ 19 表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の溶接経路に沿ってアーク溶接する
    際の、該アーク溶接におけるアークおよび該アークによ
    る溶融金属のプールの映像をリアルタイムで表示するア
    ーク溶接用直視モニタにおいて、 前記アーク溶接のアークおよびプールを、前記所定経路
    に沿った前方側から撮影する第1のカメラと、前記アー
    ク溶接における溶接後のビードを、前記所定経路に沿っ
    た後方側から撮影する第2のカメラとを備えたことを特
    徴とするアーク溶接用直視モニタ。
JP10109292A 1992-04-21 1992-04-21 アーク溶接用直視モニタ Pending JPH05293648A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10109292A JPH05293648A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 アーク溶接用直視モニタ

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JP10109292A JPH05293648A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 アーク溶接用直視モニタ

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Publication Number Publication Date
JPH05293648A true JPH05293648A (ja) 1993-11-09

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ID=14291456

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JP10109292A Pending JPH05293648A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 アーク溶接用直視モニタ

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JP (1) JPH05293648A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0770445A3 (de) * 1995-10-06 1998-08-12 Elpatronic Ag Verfahren zum Kontrollieren und Positionieren eines Strahls zum Bearbeiten von Werkstücken

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0770445A3 (de) * 1995-10-06 1998-08-12 Elpatronic Ag Verfahren zum Kontrollieren und Positionieren eines Strahls zum Bearbeiten von Werkstücken
US5877960A (en) * 1995-10-06 1999-03-02 Elpatronic Ag Method and apparatus for monitoring and positioning a beam or jet for operating on a workpiece

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991005