JPH05292974A - グアユールゴムノキゴム粒子蛋白のdnaクローン - Google Patents

グアユールゴムノキゴム粒子蛋白のdnaクローン

Info

Publication number
JPH05292974A
JPH05292974A JP14087192A JP14087192A JPH05292974A JP H05292974 A JPH05292974 A JP H05292974A JP 14087192 A JP14087192 A JP 14087192A JP 14087192 A JP14087192 A JP 14087192A JP H05292974 A JPH05292974 A JP H05292974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rpp
sequence
guayule
promoter
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14087192A
Other languages
English (en)
Inventor
A Buckhouse Ralph
エー バックハウス ラルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Arizona Foundation
University of Arizona
Original Assignee
University of Arizona Foundation
University of Arizona
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Arizona Foundation, University of Arizona filed Critical University of Arizona Foundation
Priority to JP14087192A priority Critical patent/JPH05292974A/ja
Publication of JPH05292974A publication Critical patent/JPH05292974A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ゴム粒子蛋白(RPP)遺伝子とそのDNA
テンプレートの単離と解明、及びいろんな環境下におけ
る多くのグアユールゴムノキゴム粒子蛋白のDNAクロ
ーンを複製する方法の提供。 【構成】 高度のゴム転移酵素(RuT)活性をもつグ
アユールゴムノキゴム粒子は幾つもの特徴的な蛋白を含
んでいる。これらのうち最も豊富にあるものを調整ゲル
電気泳動法で精製した。このものはゴム粒子蛋白(RP
P)と称され、今日までに研究されたすべてのグアユー
ルゴムノキ系統に存在している。豊富なグアユールゴム
ノキRPPの塩基配列をもつcDNAクローンをしら
べ、特徴づけ、そしてこのRPPのアミノ酸配列を決定
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生物工学に関するもの
で、更に詳しくはゴム粒子蛋白(RPP)遺伝子とその
DNAテンプレートの単離と解明、及びいろんな環境下
における多くのグアユールゴムノキゴム粒子蛋白(以下
RPPと略す)のDNAクローンを複製する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ゴムは2千種以上の植物中に見出される
が、科としては極めて少ない(Backhaus:Is
rael J.Bot、34、283;及びArche
rほか:(1963)Chemistry and P
hysics of Rubberlike Subs
tances,L.Bateman編、p.41−7
2、MacLaren、ロンドン参照)。ゴムの分子は
400から30,000のインプレンモノマーが頭と尾
がつながった形で酵素的に結合したポリマーである。グ
アユールゴムノキ(Parthenium argen
tatum)は砂漠の灌木で、幹皮組織の柔軟細胞内に
蓄積する別々のゴム粒子の内に高分子量のゴム分子を生
産する。植物内のゴム形成を行うイソプレンの特異的な
シス−1,4−重合をおこす酵素であるところのゴムト
ランスフェラーゼ(RuT)〔E.C.2.5.1.2
0〕は、このようなゴム粒子中に局在している(Cor
nish及びBackhaus:Phytochem.
29:3809−3813、1990)。ほんの少数の
蛋白がGPPに関係しており、そしてゴムの形成に必要
と認められてきた。そのひとつが恐らくはRuTであ
る。
【0003】ゴム粒子の中の最も豊富な蛋白が単離さ
れ、精製され、特徴づけられ、そしてRPPと呼ばれて
いる。グアユールゴムノキの幹皮から単離されたゴム粒
子からの蛋白のドデシル硫酸ソーダーポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動(SDS−PAGE)は、簡単かつ効果
的なRPP精製法である。グアユールゴムノキゴム粒子
と関連する明瞭な蛋白のバンドの数は植物の年令、収穫
時期、遺伝子型又は分離方法に応じて1つから数コの範
囲で変動する。しかしどんな場合でも、単一のそして最
も多く存在する蛋白は、48.5〜52,000ダルト
ンの分子量をもつRPPである。3つの異なったグアユ
ールゴムノキ(593、11591及びAz101)を
しらべたところこの蛋白が最も多いことがわかった(上
に引用のCornish及びBackhausの文献参
照)。
【0004】RPPはそのアミノ酸組成、pI、オリゴ
糖側鎖の化学及びゴム粒子内の相対的位置で特徴づけら
れる(Backhausほか:Phytochem.印
刷中、1991)。その予想される分子量から、RPP
は約444コのアミノ酸残基を含有する。これは大きめ
の見積りかとも思われる。何故ならばRPPのグリコシ
ル化された部分のサイズはまだ不明だからである。RP
Pのアミノ酸組成から予測した150電気点(pI)は
6.17である。等電点電気泳動で求めたRPPのpI
実測値は6.2である。
【0005】水性緩衝液中のRPPの低溶解度及びゴム
粒子との強い会合性は、それが膜蛋白であることを示唆
する。いろんな洗剤や加熱処理を伴うゴム粒子のプロテ
アーゼ消化は、RPPがゴム粒子の内部で保護された位
置を占めることを示唆する。アミノ酸組成にもとづくR
PPの平均ハイドロパシー(GRAVY)は−0.12
で、膜蛋白のGRAVY値範囲内である。RPPはまた
糖蛋白としても知られている(Backhausほか、
既出文献、1991)。
【0006】RPPがグアユールゴムノキRuTであろ
うとする強力な外的証拠がある。CornishやBa
ckhaus(既出、1990)に記載のように、ゴム
粒子はそれが試験管内で酵素的ゴム生合成を行う能力が
ある、といったやり方でグアユールゴムノキ幹皮組織か
ら単離し精製することができる。このゴム生合成活性に
必要な酵素はRuTとして、またゴムポリメラーゼ及び
ゴム・シス−1,4−ポリプレニル・トランスフェラー
ゼとして知られている。(Backhaus:Isra
el J.Bot.34:283−293(198
5);Bernt,U.S.Govt.Res.Rep
t.AD−601、729(1963);Archer
及びCockbain:Methods in Enz
ymology,15:476−480(1969);
Archer及びAudley:Advances i
n Enzymology.29:221−257(1
967)及びLynen:Rubber Res.In
st.Malaya,21(4),389−406(1
969)参照)。
【0007】RuT活性は、グアユールゴムノキ幹皮組
織ホモジネートが重力の2400倍以上で遠心される
と、浮遊しているゴム粒子と分離する。グアユールゴム
ノキ粒子の蛋白抽出物からのこの酵素の精製の証拠はR
andallほか編のCurrent Topics
in Plant Biochemistry and
Physiology,第5巻、186(1986)中
のBack haus及びBessの論文;Corni
sh及びBackhaus(既述のもの、1990);
Benedictほか:Plaut Physiol.
92、816−821(1990);及びBackha
usほか(既述のもの、1991)に記載されている。
RuT活性は、SDS−PAGEでの測定によれば約4
8.5〜52,000で移動して大量のRPPと会合す
る。RPPはグアユールゴムノキ中でのゴム合成に必須
である。その理由はそれがゴム合成酵素であるか、又は
ゴム形成に必要な構成蛋白だからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】RPP遺伝子及びその
DNAテンプレートを単離し明瞭にすることであり、ま
た豊富なグアユールゴムRPPのcDNAクローンを複
製することである。
【0009】
【発明の構成】グアユールゴムノキRPPの遺伝子暗号
はクローン化されている。この蛋白は、天然のゴム生合
成に必要なゴムトランスフェラーゼであると信じられて
いる。この蛋白は均質になるまで精製し、CNBrで分
解し、そして断片をそのN−端末で分離する。公知の蛋
白配列に対応するオリゴヌクレオチドを合成し、ポリメ
ラーゼ連鎖反応(PCR)によってグアユールゴムノキ
幹皮cDNAのプラス及びマイナスの鎖の増幅の開始に
用いる。これはDNAの92bpのフラグメントを生
じ、それをくりかえすと公知のRPP蛋白配列に完全に
マッチングする。次いでこのものを、グアユールゴムノ
キ幹皮ラムダZAP cDNAライブラリーからの部分
的cDNAクローンの単離に使用する。単離すると、R
PPの全長に及ぶ遺伝子は形質発現ベクターにクローン
化されそしてゴムトランスファーゼ酵素活性のテストを
される。
【0010】最初にグアユールゴムノキ幹皮ラムダZA
P cDNAライブラリーは、RPPのCNBr発生フ
ラグメントの公知のアミノ酸配列に対応する特別の放射
能的にラベルされたオリゴヌクレオチド配列(プロー
ブ)でスクリーニングされる。陽性のクローンは再び放
射活性プローブでスクリーニングする。28のクローン
が得られるが、これらはいろんな長さのRPP遺伝子配
列をもっている。最長のクローン(c17)は823塩
基対(bp)であり、これ以外の27コの長さは800
から400bpである。部分的DNA配列は、すべての
クローンはオリゴヌクレオチドのプローブと同一の、そ
してもっと長い823kbクローンをもつことを示す。
ヌクレオチド配列を分析すると、c17は3′領域のR
PPを含む823bpのcDNAを含むことがわかる。
挿入されたc17は5′から3′方向から夫々CNBr
フラグメント#2、#1及び#4のDNA配列暗号を含
む507bpの転写解読枠を含有している。この507
bp転写解読枠は、2つのメチオニンと2つのシステイ
ンを含む18,958ダルトン相当の169のアミノ酸
配列を暗号化する。RPPのこの領域にはAsn−X−
Ser/Thr(たゞしXは通常の20コのアミノ酸の
いずれかを表わす)の配列との2つの活性化N−結合グ
リコシル化部分がある。さらにc17は313bpの
3′−非コドン化領域と停止コドン(TAA)をもつ。
【0011】cDNAクローンc17の開発のための蛋
白材料の出発源は、グアユールゴムノキ灌木の1159
1系統から得た幹皮組織である。この組織は天然のゴム
に富み、フェニックス都市圏内やその周辺に生育するグ
アユールゴムノキの野生研究農場から容易に入手でき
る。こゝで使用するラムダZAP cDNAクローニン
グ系統は公知かつ一般に入手可能なラムダ・ファージ形
質発現ベクターである。その構成と制限エンドヌクレア
ーゼマップは次の文献に記載されている。J.M.Sh
ortほか:Nucl Acids Res.16:7
583−7600(1988);W.D.Huse及び
C.Hausen:Strategies,1:1−
3;J.Sorge:Strafegies,1:3−
7(1988);U.Gubler及びB.J.Hof
fman:Gene,25:263(1983);R.
A.Young及びR.W.Davis:Proc.N
atl.Acad Sci USA,80:1194−
1198(1983);及びC.J.Watson及び
J.F.Jackson:DNA Cloning,A
Practical Approch 79−88(1
985)。
【0012】ここに述べたようなRPPのcDNAのク
ローニングや蛋白配列と構造領域の発展は構造−機能分
析を可能ならしめ、そしてグアユールゴムノキやその他
の生物体におけるゴムの生合成における役割や生合成規
則の研究の基礎をなすものである。自然のまたはその他
の寄主生物中のRPPの形質発現は、適切な5′プロモ
ーター配列のRPP cDNA処理の実施ならびに得ら
れる組換えRPP遺伝子の該寄主動物のゲノムへの移し
換えによって定められる。次いでゴムの生合成に対する
RPP遺伝子形質発現の効果が評価される。本発明は、
このように農学的、生物学的及び化学的に重要なもの
で、天然のゴム生産の基礎を提供すもので、組換えDN
A法による原核及び真核系の広範囲のものに応用可能で
ある。RPPを、またRPPと実質的に同じ生物活性を
もつ蛋白を暗号化するDNA配列もこゝに開示される。
このDNP配列はcDNAやゲノムDNAから得られ、
またDNA合成技術により製造できる。
【0013】従って本発明の第一の目的はRPPの暗号
をもつ組換えDNA分子及びDNA配列を提供すること
である。第二の目的はDNA配列からポリペプチドを製
造しまたそのような配列のための組換え形質発現系統を
製造するための新規かつ改良された方法を提供すること
である。第三の目的は、組換え蛋白を製造するための培
養及び適切なDNA配列を含むベクターを提供すること
である。これらの、及びその他の目的は本発明の記載、
実施例及び特に添付の図面から明白であろう。
【0014】本発明を更にくわしく説明するために、用
語の定義を以下に掲げる。「ヌクレオチド」とは糖残基
(ペントーズ)、リン酸塩及び含窒素ヘテロ環塩基から
成るRNA又はDNAのモノマー単位をあらわす。こゝ
に塩基はグリコシド炭素(ペントーズの1′炭素)によ
って糖残基と結合し、このような塩基と糖の結合をヌク
レオシドと称する。この塩基がヌクレオチドを特長づけ
る。こゝに4つの塩基はアデニン(A)、グアニン
(G)、シトシン(C)及びチミン(T)であり、4つ
のRNA塩基は、AとGとCとウラシル(U)である。
DNAヌクレオチド配列の構造表示の便宜上ふつうに行
われているように、たゞ1つのストランドのみを示すが
そこで、1つのストランドのAはその補体上のTをあら
わし、GはCをあらわす。アミノ酸は次のように1文字
3文字の略号であらわす。 A Ala アラニン C Cys システイン D Asp アスパラギン酸 E Glu グルタミン酸 F Phe フェニルアラニン G Gly グリシン H His ヒスチジン I Ile イソロイシン K Lys リジン L Leu ロイシン M Met メチオニン N Asn アスパラギン P Pro プロリン Q Gln グルタミン R Arg アルギニン S Ser セリン T Thr スレオニン V Val バリン W Trp トリプトファン Y Tyr チロシン
【0015】「DNA配列」とは隣接ペントーズの3′
と5′炭素間のホスホジエステル結合によってひとつず
つ結合されたヌクレオチドの直線的な並びのことであ
る。「コドン」とはmRNAによってアミノ酸、翻訳開
始記号又は翻訳終止記号を暗号化する3つのヌクレオチ
ドのDNA配列(トリプレット)を意味する。たとえば
TTA、TTG、CTT、CTC、CTA及びCTGの
ようなヌクレオチド・トリプレットはアミノ酸たるロイ
シン(Leu)をあらわし、TAG、TAA及びTGA
は翻訳停止記号をあらわし、ATCは翻訳開始信号をあ
らわす。
【0016】「読取り枠」又は「解読枠」Readin
g Frameは、mRNAのアミノ酸配列への翻訳中
のコドンのグループ化をいう。翻訳中は適当な読取り枠
が保持されねばならぬ。たとえばGCTGGTTGTA
AGというDNA配列は3つの読取り枠又はフェーズで
表わすことができ、その各々は異ったアミノ酸配列をも
つ。 GCT GGT TCT AAG−Ala−Gly−Cys−Lys G CTG GTT GTA AG−Leu−Val−Val GC TGG TTG TAA G−Trp−Leu−(STOP)
【0017】「ポリペプチド」とは、隣接アミノ酸のα
−アミノとカルボキシル基の間のペプチド結合で1つま
た1つと結合したアミノ酸の線伏結合を意味する。「ゲ
ノム」とはウイルス又は細胞の全DNAをいう。就中、
オペレーター、プロモーター、ターミネーター、エンハ
ンサー及びリボソーム結合及び相互作用配列と同じく、
物質のポリペプチドの構造遺伝子暗号化を包含する。
「遺伝子」とは、テンプレート又はメッセンジャーRN
A(mRNA)によって特定のポリペプチドの特長をも
つアミノ酸配列を暗号化するところのDNA配列をあら
わす。
【0018】「cDNA」とは逆転写酵素、適当なオリ
ゴヌクレオチドプライマー及びヌクレオチド混合物を用
いてDNAの第1ストライドを合成するためのテンプレ
ートとしてmRNAを使用して作られた相補的又は複製
DNAをあらわす。「PCR」とはポリメラーゼ連鎖反
応のことで、ゲノム的か又はcDNAの特異的なDNA
配列が合成のオリゴヌクレオチド転写及び非転写プライ
マー(それは標的配列をきめる)、ヌクレオチド混合物
及び温度熱サイクル養生により優先的に増幅され、プラ
イマー間の標的DNAの順次変性、アンニーリング及び
合成を可能ならしめる。
【0019】「転写」とは遺伝子又はDNA配列からm
RNAを製造するプロセスをいう。「翻訳」とはmRN
Aからポリペプチドを製造するプロセスをいう。「形質
発現」とは遺伝子又はDNA配列により行われるポリペ
プチド製造のプロセスのことで、転写と翻訳の結合を含
む。
【0020】「プラスミド」とは非染色体性の二重鎖D
NA配列のことで、プラスミドが寄主細胞中で複製され
るような生レプリコンを含む。プラスミドが単細胞生物
中におかれると、その生物の特性は、プラスミドのDN
Aにより変化し又は変換する。たとえばアンピシリン耐
性(AMP)の遺伝子をもつプラスミドは、元来がア
ンピシリンに感受性であった細胞を、抵抗性に変える。
プラスミドによって変換された細胞は形質転換体とよば
れる。
【0021】「ファージ」又は「バクテリオファージ」
とは細菌的ウイルスのことで、それらの多くは蛋白包服
又は外皮で囲まれたDNA配列から成る(カプシド)。
「クローニング用運搬体」とはプラスミド、ファージD
NA、コスミド又はそれ以外のDNA配列で、寄主細胞
中で複製可能で、一つ又は少数のエンドヌクレアーゼ認
識部位で特徴づけられており、該部位において該DNA
配列はDNAの本質的生物学的機能の随伴損失なしに確
定しうる態様で切断(即ち複製、被服蛋白の生産又はプ
ロモーターや結合部位の損失)でき、そして該部位は形
質変換細胞たとえばアンピシリン耐生体の同定に用いる
に適したマーカーを含んでいる。クローニング用運搬体
は屡々ベクターとよばれる。
【0022】「クローニング」とは非性的再生による生
物や配列から誘導される生物やDNA配列の集団をうる
プロセスをいう。「組換えDNA分子」又は「ハイブリ
ッドDNA」とは生体細胞外で末端から末端へと結合し
ておいて生体細胞中で保持しうる異なったゲノムからの
DNAセグメントから成る分子のことである。
【0023】「形質発現コントロール配列」とは、遺伝
子に作動的に結合したときに遺伝子の形質発現をコント
ロールし調節するヌクレオチドの配列をあらわし、次の
ものが含まれる。即ち、lac系、β−ラクタマーゼ
系、trp系、tac及びtrc系、ファージラムダの
主要オペレータ及びプロモータ系、35Sプロモーター
及びその他の配列で原核又は真核細胞の遺伝子の発現を
コントロールすることが知られているもの、及びそれら
のウイルスやその結合。
【0024】「グアユールゴムノキ・ゴム粒子蛋白(R
PP)」とは、該植物中でのゴムの生成に必須のグアユ
ールゴムノキのゴム粒子中に局在しているポリペプチド
をいう。
【0025】さて本発明はグアユールゴムノキRPPの
遺伝子情報を指定するDNA配列や組換えDNA分子及
びそのようなポリペプチドの製法、それらの配列のため
の組換え形質発現系、それらを含むベクター、組換え蛋
白を生産する培養及びその生産に有用な物質に関するも
のである。グアユールゴムノキRPPを暗号化するDN
A配列又はグアユールゴムノキRPPと同じ生物活性を
実質的にもつ蛋白が示される。
【0026】本発明のDNA配列の単離や複製のために
はいろんな選択やDNAクローニング技術が活発に用い
られるけれども、精製RPPにもとづく選択手段が採用
される。
【0027】RPPの精製とCNBr分解。RPPの材
料は、Cornish及びBackhaus(既出、1
990)及びBackhausほか(既出、1991)
に記載した方法でグアユールゴムノキ11591系統の
幹皮組織から単離した精製ゴム粒子である。精製ゴム粒
子はRPPの精製のために分取SDS一PAGEに付さ
れ、ゲル中で見かけ分子量が48.5〜52,000ダ
ルトンと変化する蛋白質のバンドとして観察される。R
PPは、メーカーの指示書に従って電気溶離器(Ele
ctroeluter;Bio−Rad)422モデル
を用いて電気溶離によるゲルバンドから精製される。少
くとも1,000pmoleに相当する精製RPPを凍
結乾燥し、エッペンドルフ管内で150μlの70%ギ
酸にとかす。70%のギ酸にとかして70μg/mlC
NBrの100μlを加え、混合物を暗所で室温におい
て24時間培養する。CNBrで消化されたRPPはト
リスートリシン中の16%のアクリルアミドゲルを用
い、Schugger及びVon Jagow(Ana
l.Biochem.166、368−379、198
7)に記載の三層系でSDS−PAGEを行なう。電気
泳動により蛋白フラグメントはPVDF(Millip
ore)膜上にブロットされ、Plougほか(Ana
l.Biochem.181、33−39、1989)
の方法によって可視化される。ペプチド含有のPVDF
膜の部分を切りとりN−端末アミノ酸配列をしらべる
(Univ.Calif.Davis,Protein
Structure Lab)。RPPの6つの顕著
なペプチド断片のアミノ酸配列を図1に示す。
【0028】グアユールゴムノキ幹皮mRNAの単離。
グアユールゴムノキ10gを1cmサイズに切断し、ポ
リトロン中で2倍量のグアニジン緩衝液(8M グアニ
ジンHcl、20mM MES、pH7、20mM E
DTA、50mM メルカプトエタノール)で2分間ホ
モゲナイズする。ホモジネートを1容量部のフェノール
ー700ホルムで抽出し、15℃で45分間10,00
0rpmで遠心分離する(Sorval,SS−34ロ
ーター)。水相を新しいチューブに移し、15℃で1
0,000rpmで10分間遠心し、上澄液を新しいチ
ューブに移す。こゝへ0.7容量部の冷却した100%
のエタノールと0.2容量部の1M酢酸を加える。これ
を−20℃で一夜保存する。4℃で5,000rpmで
10分間遠心してRNAを回収する。ペレットを室温
で、無菌の3M酢酸ソーダ(pH5.2)で洗い、1
0,000rpmで5分間遠心する。ペレットを70%
エタノールで洗い、減圧乾燥し、無菌水にとかす。Sa
mbrookほか(Molecular Clonin
g,A Laboratory Manual,第2
版、7.26〜7.29(1989))に記載の方法に
したがって、オリゴdTセルローズ上での分画によりR
NAからポリーA+mRNAが精製される。
【0029】 グアユールゴムノキ幹皮cDNAライブラリーの構築 メーカーのプロトコールに従って、Strategen
e社から入手できるキットのラムダZAP中のライブラ
リーの構築のためのcDNAの生成のために、グアユー
ルゴムノキ幹皮mRNAを用いる。ラムダZAPはSh
ortほか:Nucl.Acids Res.16、7
583−7600、1988に記載されている。
【0030】グアユールゴムノキRPPcDNAのPC
R増幅。グアユールゴムノキ幹皮cDNAライブラリー
はまず、グアユールゴムノキcDNAのPCR増幅で生
成した92bpのプロープ(配列 P5/6〔図2〕)
でスクリーニングする。最初の鎖cDNA合成はメーカ
ーの指示書に従ってStrategeneのcDNA合
成キットを用いて行なった。グアユールゴムノキ幹皮m
RNA約1.5μgをオリゴ−dT逆転写酵素とヌクレ
オチド混合物の存在下に37℃で1時間培養する。一本
鎖cDNAを、最終濃度0.5Mの酢酸アンモニウム
(pH4.5)を加え、次いで2容量部のエタノールを
加えることによって沈でんさせる。この混合物を室温で
10分間、14000rpmでマイクロ遠心分離し、ペ
レットを70%エタノール200μlで洗い、減圧乾燥
し、無菌水50μlに再びとかす。
【0031】92bp P5/6配列(図2)を生成さ
せるのに次のものを用いる。即ち配列P5(図2)、C
NBrフラグメント#4及び配列6(図2)のセンスス
トランドDNAに対応する同義性20−merオリゴヌ
クレオチドプライマー及びCNBrフラグメント#4
(図1)のアンチセンスストランドDNAに対応する同
義性20−merオリゴヌクレオチドプライマー。各プ
ライマー100pmol、上述のcDNA混合物1μ
l、各ヌクレオチド0.2mM及び20mMの硫酸アン
モンと1.5mMの酸化マグネシウムを含む50mMの
トリス−HCl緩衝液(pH9.0)中のリプリナーゼ
(デュポン社)0.5μlの反応混合物を、94℃で1
分、55℃で2分そして72℃で3分の加熱サイクルで
39回処理し次いで72℃で10分処理して増幅する。
得た混合物をアガローズのゲル上に流して92bPフラ
グメントをうる。このフラグメントのDNA配列は、図
2と図3に示すようにCNBrフラグメント#4のアミ
ノ酸配列と正確にマッチしている。
【0032】これに次いでP5/6の放射能的にラベル
した32Pプローブを、テンプレートDNAとして精製
P5/6プロープを用いかつP5及びP6の各プライマ
ーを用いて再生成する。こゝにおいて、既出のSamb
rookほかの文献に示された方法に従ってラムダZA
P cDNAライブラリーをスクリーニングするのに用
いる高特異活性のプローブが得られる。
【0033】c17クローンの配列の決定〜次いで、P
5/6はRPP遺伝子(図3)の3′末端領域を暗号化
することが見出された。すなわちcDNAライブラリー
をP5/6でスクリーニングすると、c17のような部
分的cDNAクローンのみが優先的に単離されることが
わかった。長いcDNAクローンを単離するために、新
しいPCR増幅プローブ(P1/9)が開発された。そ
れは約450bpの長さであって、CNBrフラグメン
ト#5中に含まれるDNAの遺伝情報を指定するプライ
マー配列P1(図2)同義性20−merオリゴヌクレ
オチドセンスストランドと、c17の5′領域内とフラ
グメント#2内に含まれるDNAの遺伝情報を指定する
プライマー配列P9(図2及び図3)同義性23−me
rオリゴヌクレオチドアンチセンスストランドの間の、
内部RPP配列の遺伝情報を指定する。P1/9にcD
NAライブラリーをスクリーニングするために用いら
れ、cDNAクローンの全長の同定に用いられる。P1
/9を得るためには、テンプレートとしては同様の幹皮
cDNAが用いられるべきなので、P1/9を含有する
cDNAクローンもまたライブラリー中に存在すべきで
あると考えられる。さらに、P1/9クローンの長さは
450bpなので、約1200〜1400bpの読取り
枠をもつと考えられるRPP遺伝子の予想される長さに
基づいて、RPPの推定5′末端まで延長させる。
【0034】必要とあれば、RPPの残りの5′領域を
クローンとするためにRACE法(Frohmanほ
か:Proc.Natl.Acad.Sci.USA,
85、8998−9002、1988)から代替手段と
して用いうる。この方法は、現在はRPP遺伝子の正確
なDNA配列の大部分が知られているため、実施可能で
ある。
【0035】cDNAライブラリーのスクリーニング。
組換えラムダZAP cDNAを含むプラークをメンブ
レンフィルター(Colony/Pague Scre
en,デュポン社)へ移し、6X SSPC、5Xデン
ハルト液、50%ホルムアミド、0.5%SDS、20
0μg/mlのサケ精子DNA及び10%デキストラン
サルフェート中で42℃で18時間、放射能的にラベル
されたP5/6にハイブリド化して最初のスクリーニン
グを行なう。洗液を2X SSC中で10分間ずつ2回
洗い、次いで2X SSC及び0.1%SDS中で20
分間ずつ2回洗う。最初のスクリーニングからの陽性プ
ラークを、6X SSPE、5Xデンハルト液、0.5
%SDS、及び100μg/mlのサケ精子DNA中で
42℃で18時間、放射線的にラベルされたP5/6に
ハイブリド化して、ニトロセルロース(Schleic
her及びSchuell)上で再スクリーニングす
る。次いで最初のスクリーニング物と同じように洗浄す
る。
【0036】第2のスクリーニングに陽性の反応を示す
クローンを、次いでラムダZAPプロトコールに従って
切除する。標準的な少量製造方法によってプラスミドD
NAを単離し、アガローズゲル上で分離する。最大のc
DNA挿入を含むブルースクリプトプラスミドを生ずる
これらのコロニーは、さらにDNA配列決定により特徴
づけられる。
【0037】DNA配列決定 SEQUENASE(U.S.Bochemical
社)を、メーカーの指示書に従って操作し、ジデオキシ
連鎖終止法を用いてDNA配列決定を行なう。RPPを
CNBrで分解すると、N末端から配列しうる少くとも
6コの明瞭なペプチドフラグメントが得られる(図
1)。アミノ酸配列は、長さでいえば12から36の残
基の範囲にある。このうち#2、4、5及び6のペプチ
ドフラグメントは、低同義性の少くとも17bpの推論
されるDNAストレッチを生ずる(図2)。これらの部
分に対応するオリゴヌクレオチド酸を合成し、PCR増
幅化によって、より大きなグアユールゴムノキcDNA
を製造するのに使用する。このうち2つのPCR生産物
がうまく作られた。即ち公知のCNBrフラグメント#
4(図2)とマッチしたP5/6たる92bp配列、及
びCNBrフラグメント#2と#5を架橋するRPP配
列の5′領域を含むP1/9たる450bp配列であ
る。P5/6の配列はRPP遺伝子の3′末端に情報を
伝える823bp挿入物を含む大きなcDNAクローン
c17をうまく単離すうプローブとして用いる(図
3)。AVHN(こゝにAは1、Vは2等々)に情報を
伝えるヌクレオチドGCT GTG CAC AATか
ら出発して、18,958ダルトンに相当する分子量の
169のアミノ酸のポリペプチドを暗号化する507b
pの読取り枠をこのC17はもっている。このポリペプ
チドは、5′から3′の方向への6コのCNBrフラグ
メントのうちの3コ(#2、1及び4)とぴったり一致
している。予期されたように、これらのフラグメントの
各々は、CNBr消化の分裂側であるところのメチオニ
ンよりも先行する。しかしAVHNから上流の領域は、
CNBrフラグメント#2の公知の配列から推論され、
c17中には現れない。より大きいcDNA挿入物を次
いでクローニングすると、正にその配列がわる。さら
に、c17は10の位置及び最末端のcすなわち168
の位置に、2コのシステインを含有している。c17は
また、AVHN側から53及び89の位置に2つの恐ら
くはN−結合したグリコシル化側をもっている。このこ
とは、糖蛋白として知られているグアユールゴムノキR
PPの構造と一致している。このc17RPP領域は、
約2.2のpKaで負に帯電している。c17クローン
の残部は、末端配列として予想されるATに富んだ31
3bpの3′の暗号とならぬ配列とTAA停止コドンを
もっている。
【0038】GENBANK、EMBL及びNBRFの
電算機調査は、c17の読みとり枠内の169のアミノ
酸配列に対応するいかなる既存のDNA又はアミノ酸配
列との同等性を与えない。これらの配列は、REFやF
PP合成酵素(Dennis及びLight:J.Bi
ol.Chem.264、18608;Light及び
Dennis:同誌18589、1989)を含むゴム
生化学と多分かゝわり合うHeVea蛋白の公知の配列
のいかなるものともマッチしない。グアユールゴムノキ
RPPの真の役割は未決定である。
【0039】上述のように、本発明はグアユールゴムノ
キRPPを精製しその蛋白のいろんなフラグメントのア
ミノ酸配列を決定するというところの、グアユールゴム
ノキRPPにもとづいた選択戦略に基づくものである。
これらの蛋白配列に基づき、最少のヌクレオチド同義性
をもつRPPのこれらの領域に対応するいくつかのオリ
ゴヌクレオチドDNAプローブが合成される。次いでこ
れらのプローブは、ファージクローニングベクター中に
挿入されたグアユールゴムノキcDNA配列を含む大腸
菌細胞から成るグアユールゴムノキ樹皮cDNAライブ
ラリーのスクリーニングに用いられる。
【0040】本発明のcDNA配列は、形質発現コント
ロール配列に作動的に結合し、いろんな真核が原核寄主
細胞に用いられ、それらによって情報を伝達するポリペ
プチドが製造される。本発明のcDNA配列は、またポ
リペプチド情報を伝えるゲノムDNA配列スクリーニン
グ用のプローブとしても有用である。本発明の上記のc
DNA配列と同様、これらのゲノム配列はまたそれらに
よって情報を伝えるポリペプチドの製造のためにも有用
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】豊富にあるグアユールゴムノキRPPのシアノ
ゲンプロマイド消化から得られるフラグメントのアミノ
酸配列である。
【図2】本発明で得られたところの化学的合成によるオ
リゴヌクレオチドDNAプローブ及び/又はプライマー
を示す。
【図3】RPPのc17クローンのcDNA挿入物のヌ
クレオチド配列を示す。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図3に示すような823の塩基対挿入を
    含有するグアユールゴムRPPクローンc17
  2. 【請求項2】 図3に示すアミノ酸配列をもつグアユー
    ルゴムRPPを暗号化するところの、図3に示すような
    ヌクレオチド配列をもつcDNA配列
  3. 【請求項3】 図3のアミノ酸配列をもつグアユールゴ
    ムRPPを暗号化するヌクレオチド配列から成るcDN
    A配列
  4. 【請求項4】 グアユールゴムRPPのcDNA配列に
    ハイグリド化するDNA配列
  5. 【請求項5】 RPPがLeu−Lys−Val−Ph
    e−Asp−Arg−Asp−Ala−Glu−Tyr
    −Val−から成るアミノ酸配列を含有するところのグ
    アユールゴムRPPを暗号化する単離されたDNA配列
  6. 【請求項6】 RPPがLeu−Lys−Asn−Se
    r−X−Asn−Arg−Val−Ile−Pro−G
    ln−Phe−Glu−Thr−Thr−Tyr−Th
    r−Leu−Leu−Phe−Glu−Gly−Leu
    −から成るアミノ酸配列を含有するグアユールゴムRP
    Pを暗号化する、単離されたDNA配列
  7. 【請求項7】 RPPがTyr−Gln−Ala−Th
    y−Gln−Leu−Phe−Ala−Thr−Lys
    −Phe−Glu−Try−Val−Phe−Asp−
    Ile−Gly−Phe−から成るアミノ酸配列を含有
    するグアユールゴムRPPを暗号化する、単離されたD
    NA配列
  8. 【請求項8】 第2項の組換えDNA分子において、該
    DNA配列が分子中で形質発現コントロール配列に有効
    に結合しているもの
  9. 【請求項9】 第5項の組換えDNA分子において、該
    DNA配列が分子中で形質発現コントロール配列に有効
    に結合しているもの
  10. 【請求項10】 第6項の組換えDNA分子において、
    該DNA配列が分子中で形質発現コントロール配列に有
    効的に結合しているもの
  11. 【請求項11】 第7項の組換えDNA分子において、
    該DNA配列が分子中で形質発現コントロール配列に有
    効的に結合しているもの
  12. 【請求項12】 第8項の組換えDNA分子において、
    該形質発現コントロール配列がlac系、β−ラクタマ
    ーゼ系、trp系、trc系、ラムダファージの主オペ
    レーター及びプロモーター領域、NOSプロモーター及
    びターミネーター系、35Sプロモーター、及び原核又
    は真核細胞の遺伝子発現をコントロールするところのそ
    の他の配列より成る群から選ばれたものである場合
  13. 【請求項13】 第9項の組換えDNA分子において、
    該形質発現コントロール配列がlac系、β−ラクタマ
    ーゼ系、trp系、trc系、ラムダファージの主オペ
    レーター及びプロモーター領域、NOSプロモーター及
    びターミネーター系、35Sプロモーター、及び原核又
    は真核細胞の遺伝子発現をコントロールするところのそ
    の他の配列より成る群から選ばれたものである場合
  14. 【請求項14】 第10項の組換えDNA分子におい
    て、該形質発現コントロール配列がlac系、β−ラク
    タマーゼ系、trp系、trc系、ラムダファージの主
    オペレーター及びプロモーター領域、NOSプロモータ
    ー及びターミネーター系、35Sプロモーター、及び原
    核又は真核細胞の遺伝子発現をコントロールするところ
    のその他の配列より成る群から選ばれたものである場合
  15. 【請求項15】 第11項の組換えDNA分子におい
    て、該形質発現コントロール配列がlac系、β−ラク
    タマーゼ系、trp系、trc系、ラムダファージの主
    オペレーター及びプロモーター領域、NOSプロモータ
    ー及びターミネーター系、35Sプロモーター、及び原
    核又は真核細胞の遺伝子発現をコントロールするところ
    のその他の配列より成る群から選ばれたものである場合
JP14087192A 1992-04-17 1992-04-17 グアユールゴムノキゴム粒子蛋白のdnaクローン Pending JPH05292974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14087192A JPH05292974A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 グアユールゴムノキゴム粒子蛋白のdnaクローン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14087192A JPH05292974A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 グアユールゴムノキゴム粒子蛋白のdnaクローン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05292974A true JPH05292974A (ja) 1993-11-09

Family

ID=15278699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14087192A Pending JPH05292974A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 グアユールゴムノキゴム粒子蛋白のdnaクローン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05292974A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017014361A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 住友ゴム工業株式会社 凝集の抑制されたゴム粒子の製造方法、空気入りタイヤの製造方法及びゴム製品の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017014361A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 住友ゴム工業株式会社 凝集の抑制されたゴム粒子の製造方法、空気入りタイヤの製造方法及びゴム製品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gabellini et al. Nucleotide sequence and transcription of the fbc operon from Rhodopseudomonas sphaeroides: evaluation of the deduced amino acid sequences of the FeS protein, cytochrome b and cytochrome c1
US4885357A (en) Modified zein proteins containing lysine
JPH08506958A (ja) 合成ポリヌクレオチド
JPH03502403A (ja) N‐アルファ‐アセチルトランスフェラーゼの単離、精製、特性化、クローニングおよび配列決定
JPH10507069A (ja) ユビキチン−溶解ペプチド融合遺伝子構築物、蛋白質産物、その派生物、並びにこれらの作製法および利用法
Bonen The mitochondrial S13 ribosomal protein gene is silent in wheat embryos and seedlings
CA2302385A1 (en) Gene encoding .alpha.-subunit of rice anthranilate synthase and dna relating thereto
US5633433A (en) Rubber particle protein gene from guayule
JP2000513935A (ja) Aattプロモーターエレメントおよび転写因子
CN102604974A (zh) 稻瘟病抗性基因Piym2及其应用
EP0509768A2 (en) DNA clone of guayule rubber particle protein
EP0675202A1 (en) The rubber particle protein gene from guayule
Hartl et al. The N terminus of laminin A chain is homologous to the B chains
Goping et al. Sequence, identification and characterization of cDNAs encoding two different members of the 18 kDa heat shock family of Zea mays L.
Srivastava et al. Human cytochrome b 561: a revised hypothesis for conformation in membranes which reconciles sequence and functional information
JPH05292974A (ja) グアユールゴムノキゴム粒子蛋白のdnaクローン
EP0387457A1 (en) Recombinant fish hormone proteins
JP3709422B2 (ja) ニトリラーゼ遺伝子発現に関わる調節因子およびその遺伝子
US5525497A (en) Recombinant poly(A) polymerase
JP3014159B2 (ja) ヒト表皮トランスグルタミナーゼをコードするdna配列
Itoh et al. Molecular cloning and sequence analysis of the ribosomal ‘A’protein gene from the archaebacterium, Halobacterium halobium
JPH08228788A (ja) タウマチンi類似体の製造法
JPH0568548A (ja) ヒトaltをコードする遺伝子断片
JP3012919B2 (ja) アミノアシラーゼおよびカルボキシペプチダーゼ活性を有する耐熱性酵素、及びそれをコードする遺伝子
JP2681253B2 (ja) ペルオキシダ−ゼ転写調節遺伝子及びその利用方法