JPH05292939A - 製麹装置の自動品温制御方法 - Google Patents
製麹装置の自動品温制御方法Info
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- JPH05292939A JPH05292939A JP11326192A JP11326192A JPH05292939A JP H05292939 A JPH05292939 A JP H05292939A JP 11326192 A JP11326192 A JP 11326192A JP 11326192 A JP11326192 A JP 11326192A JP H05292939 A JPH05292939 A JP H05292939A
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Abstract
動品温制御方法に関する。 【構成】 一般酵素工業並びに醸造工業の麹基質の発熱
に伴う品御制御に、冷却エネルギとして外気の利用を計
つてプログラムに追従させ、安定した制御を行なう製麹
法において、品温設定値と送風温度の設定値を設定し、
品温測定値と送風温測定値とにより送風温度を制御演算
させ、外気温の経時変化にしたがい、外気導入量を自動
制御し、安定した製麹を行なう。
Description
醸造工業の製麹装置の自動品温制御方法に関するもので
ある。
サで品温を検知しながら設定値に近接させるため、直接
外気導入自動ダンパの開度を指示し導入する品御、風量
で行なつていた。しかし、麹基質は品温の反応が鈍いた
め、品温の制御に遅れがあるため、品温差に振れが生
じ、設定したプログラムに追従させることが困難で、均
一な安定した製麹を行なうことができなかつた。
は、麹基質の品温を設定したプログラムに追従させるた
め、外気導入量と品温の位相差を解消し、品温差の縮
小、麹基質力価の均一安定を計るものである。
般酵素工業並びに醸造工業の麹基質の発熱に伴う品御制
御に、冷却エネルギとして外気の利用を計つてプログラ
ムに追従させ、安定した制御を行なう製麹法において、
品温設定値と送風温度の設定値を設定し、品温測定値と
送風温測定値とにより送風温度を制御演算させ、外気温
の経時変化にしたがい、外気導入量を自動制御し、安定
した製麹を行なう製麹装置の自動品温制御方法を提案す
るものである。
値で外気導入量、品温を決定する従来の品温制御方法
と、送風温設定値と測定値とで制御する風温制御方法を
組み合わせて一つの制御系を構成し、演算させることに
よつて、外気自動導入ダンパの開度を指示し、麹基質の
品御制御に最適な風御、風量を自動的に導入する方法で
ある。
詳細に説明する。先ず図1において、1は断熱を施こさ
れた培養室であつて、この培養室1の内部は、培養床2
によつて上室3と下室4とに仕切られている。
気導入自動ダンパ6において、大気への排気口7に至る
ダクト8と、外気導入口9に連なるダクト10と、前記
下室4に連通されるダクト11とに3分岐される。前記
ダンパ6内の切替板12が図にa−bの位置を占める
時、ダクト5はダクト8に連通し、前記切替板12が図
にc−dの位置を占める時、ダクト5はダクト11に連
通する。
気を所定の温度に調整するための熱交換器13が介設さ
れており、また前記ダクト11には送風機14と空調機
15とが介設されて前記下室4に導入される外気の風量
と温度とが調節される。
に挿入される品温センサ17と、前記ダクト11の下室
4への接続部の直前すなわち外気の流れにおいて空調機
15の下流側に挿設される風温センサ18とはそれぞれ
調節計19に接続され、この調節計19は前記ダンパ6
の切替板12にその切替操作の信号を発するように連繋
される。
すると、この調節計19には、品温センサ17で検出し
た品温を1次入力とし、かつ風温センサ18で検出した
風温を2次入力として取り込み、1次入力値が、プログ
ラムパタ−ンによる制御目標値に一致するように、2次
側の温度を変化させるための操作信号を出力するのであ
る。
ると、調節計19の中に、1次入力として品温測定値
(PV1)を取り込み、その値と、品温目標値(SV
1)とを、制御(P1D)演算を行ない、操作出力1
(OUT1)を算出する。
スされた風温目標値(SV2)と、前記操作出力(OU
T1)とを比率・バイアス演算を行ない、風温目標値そ
の2(SV2a)を設定する。
り込み、その値と風温目標値その2(PV2a)とを制
御(P1D)演算を行ない、操作出力2(OUT2)を
算出し、外気導入ダンパ13の開度を操作する。
い時は、外気導入自動ダンパ6はc−dの位置にあり、
空気は送風機14、空調機15、下室4、上室3、ダク
ト5を経て送風機14に戻る循環経路を形成する。麹基
質16の発熱に伴い品温が設定値より測定値が高くなる
と、外気導入自動ダンパ6が徐々にa−b方向へ開き、
外気を導入し、熱交換器13、ダクト11、送風機1
4、空調機15、下室4、上室3、ダクト8を通過し排
気される。
6の品温を測定する品温センサ17、送風温を測定する
風温センサ15を前述のように調節計19で制御演算
し、最適な送風温度が得られるように制御される。なお
空気は空調機15で加湿し、常に飽和状態の通風が行な
われるようにする。
自動ダンパの開度を決める従来の品温制御方法では、品
温の制御に遅れがあるため、品温差に振れが生じ、設定
したプログラムに追従させることが困難で、均一な安定
した製麹を行なうことができなかつたが、この発明の方
法によれば、品温、風温の偏差量に応じ、演算し計算さ
れた自動ダンパの開度によつて、効率よく作動し、品温
経過は設定されたプログラムに追従し、安定した製麹が
できるため、極めて有益、有用である。
配置図である。
を示す図である。
サで品温を検知しながら設定値に近接させるため、直接
外気導入自動ダンパの開度を指示し、導入する外気の風
温、風量で行なっていた。しかし、麹基質は品温の反応
が鈍く、品温の制御に遅れがあるため、品温差に振れが
生じ、設定したプログラムに追従させることが困難で、
均一な安定した製麹を行なうことができなかった。
般酵素工業並びに醸造工業の麹基質の発熱に伴う品温制
御に、冷却エネルギとして外気の利用を計ってプログラ
ムに追従させ、安定した制御を行なう製麹法において、
品温設定値と送風温度の設定値を設定し、品温測定値と
送風温測定値とにより送風温度を制御演算させ、外気温
の経時変化にしたがい、外気導入量を自動制御し、安定
した製麹を行なう製麹装置の自動品温制御方法を提案す
るものである。
値で外気導入量、品温を決定する従来の品温制御方法
と、送風温設定値と測定値とで制御する風温制御方法を
組み合わせて一つの制御系を構成し、演算させることに
よって、外気自動導入ダンパの開度を指示し、麹基質の
品温制御に最適な風温、風量を自動的に導入する方法で
ある。
気導入自動ダンパ6において、大気への排気口7に至る
ダクト8と、外気導入口9に連なるダクト10と、前記
下室4に連通されるダクト11とに3分岐される。前記
ダンパ6内の切替板12が図のa−bの位置を占める
時、ダクト5はダクト8に連通し、前記切替板12が図
のc−dの位置を占める時、ダクト5はダクト11に連
通する。
すると、この調節計19には、品温センサ17で検出し
た品温を1次入力とし、かつ風温センサ18で検出した
風温を2次入力として取り込み、1次入力値が、プログ
ラムパターンによる制御設定値に一致するように、2次
側の温度を変化させるための操作信号を出力するのであ
る。
ると、調節計19の中に、1次入力として品温測定値
(PV1)を取り込み、その値と、品温設定値(SV
1)とを、制御(P1D)演算を行ない、操作出力1
(OUT1)を算出する。
スされた風温設定値(SV2)と、前記操作出力(OU
T1)とを比率・バイアス演算を行ない、風温設定値そ
の2(SV2a)を設定する。
り込み、その値と風温設定値その2(SV2a)とを制
御(P1D)演算を行ない、操作出力2(OUT2)を
算出し、外気導入ダンパ6の開度を操作する。
自動ダンパの開度を決める従来の品温制御方法では、品
温の制御に遅れがでるため、品温差に振れが生じ、設定
したプログラムに追従させることが困難で、均一な安定
した製麹を行なうことができなかったが、この発明の方
法によれば、品温、風温の偏差量に応じ、演算し計算さ
れた自動ダンパの開度によって、効率よく作動し、品温
経過は設定されたプログラムに追従し、安定した製麹が
できるため、極めて有益、有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般酵素工業並びに醸造工業の麹基質の
発熱に伴う品御制御に、冷却エネルギとして外気の利用
を計つてプログラムに追従させ、安定した制御を行なう
製麹法において、品温設定値と送風温度の設定値を設定
し、品温測定値と送風温測定値とにより送風温度を制御
演算させ、外気温の経時変化にしたがい、外気導入量を
自動制御し、安定した製麹を行なう製麹装置の自動品温
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11326192A JP3189130B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 製麹装置の自動品温制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11326192A JP3189130B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 製麹装置の自動品温制御方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05292939A true JPH05292939A (ja) | 1993-11-09 |
JP3189130B2 JP3189130B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=14607678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11326192A Expired - Fee Related JP3189130B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 製麹装置の自動品温制御方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3189130B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000189149A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-11 | Nagata Jozo Kikai Kk | 製麹工程の選択型空調方法及び装置 |
JP2011177134A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Nagata Brewing Machinery Co Ltd | 温度勾配差を用いて空調制御を行う製麹装置 |
KR20190071384A (ko) * | 2017-12-14 | 2019-06-24 | (주)이노진 | 혈액기반 체외진단장비의 공조장치 |
JP2019208458A (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | 株式会社フジワラテクノアート | 製麹装置及び製麹方法 |
CN114779850A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-07-22 | 广东厨邦食品有限公司 | 一种基于pid算法的圆盘制曲智能控温方法 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP11326192A patent/JP3189130B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000189149A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-11 | Nagata Jozo Kikai Kk | 製麹工程の選択型空調方法及び装置 |
JP2011177134A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Nagata Brewing Machinery Co Ltd | 温度勾配差を用いて空調制御を行う製麹装置 |
KR20190071384A (ko) * | 2017-12-14 | 2019-06-24 | (주)이노진 | 혈액기반 체외진단장비의 공조장치 |
JP2019208458A (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | 株式会社フジワラテクノアート | 製麹装置及び製麹方法 |
CN114779850A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-07-22 | 广东厨邦食品有限公司 | 一种基于pid算法的圆盘制曲智能控温方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3189130B2 (ja) | 2001-07-16 |
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