JPH05292934A - 高アミロースデンプンを含む押出し食品 - Google Patents

高アミロースデンプンを含む押出し食品

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JPH05292934A
JPH05292934A JP4107266A JP10726692A JPH05292934A JP H05292934 A JPH05292934 A JP H05292934A JP 4107266 A JP4107266 A JP 4107266A JP 10726692 A JP10726692 A JP 10726692A JP H05292934 A JPH05292934 A JP H05292934A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は歯ごたえのある生地及び不浸透性の
表面により特徴付けられる押出し食品の提供を目的とす
る。 【構成】 本発明は押出し食品を製造するための方法で
あって、可溶性高アミロースデンプン;少なくとも65
%のアミロースを含んで成る酵素的に枝切りせしめた可
溶デンプン;少なくとも65%のアミロースを含んで成
る結晶状短鎖アミロースを含んだ酵素的に枝切りせしめ
た糊化デンプン;予備押出して完全に予備分散せしめた
高アミロースデンプン;より成る群から選ばれる75重
量%迄の可溶化高アミロースデンプン並びに1〜15%
水を含んで成る押出し食品を作り;そして該食品を16
0℃以下、35.2kg/cm2 以下で押出し成形する方法
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は半湿又は乾燥状の、低水分活性の
押出し食品であって、少なくとも65%のアミロースを
含んで成る、高温もしくは低温水可溶性高アミロースデ
ンプンを含むように形成された食品に関する。このデン
プンは(1)スプレー乾燥された、非粒状の高アミロー
スデンプンであって、該デンプンが実質的に非結晶状で
あり、実質的に老化が生じていなく、そして完全に予備
分散化されていることを特徴とするもの;又は(2)ス
プレー乾燥された、不均一に糊化した、粒状のくぼみの
ある球体の形にある高アミロースデンプンであって、少
なくとも主要部の顆粒は完全且つ壊れていないものであ
り、これらのデンプン顆粒がゆるく結合している凝集体
もしくは独立した顆粒であるもの;又は(3)酵素的に
枝切りせしめた可溶性デンプンであって少なくとも65
%のアミロースを含んで成るもの;又は(4)酵素的に
枝切りせしめた糊化デンプンであって少なくとも65%
の結晶状短鎖アミロースを含んで成るもの;又は(5)
予備押出し成形した、完全に予備分散せしめた高アミロ
ースデンプン;あるいは(6)それらの組合せから選ば
れる。これらのデンプンは湯もしくは冷水のいづれか、
又は両方に可溶性である。
【0002】本明細書に用いる「可溶性」なる語は、粉
末状における高アミロースデンプンが湯もしくは冷水又
はその他の水性媒体中で容易に水和且つ分散し、厳密な
る分子溶液よりむしろ複合コロイド状分散体の状態にお
けるデンプン溶液を提供することを意味する。結晶状短
鎖アミロースデンプン調製品は湯の中でのみ可溶性であ
る。
【0003】天然高アミロースデンプンは、少なくとも
約40%のアミロースを含むトウモロコシの種々の雑種
由来のトウモロコシデンプンである。他方、典型的な通
常のトウモロコシデンプンは約28%のアミロースを含
む。本明細で用いる「高アミロースデンプン」なる語
は、少なくとも約65%のアミロースを含んで成り、ト
ウモロコシの雑種株に由来するデンプン及びその他のデ
ンプンであって更なる単離アミロースを含むもの、又は
少なくとも約65%のアミロースを含んで成るデンプン
を作り上げるために酵素的に枝切りせしめたものを含
む。この枝切り化デンプンは天然の長鎖アミロース、及
びアミロペクチン分子を枝切りせしめることによって作
られる短鎖アミロースを含んで成りうる。
【0004】直鎖ポリマーであるアミロースは水素結合
を介して容易に並ぶ又は会合するため、大量のアミロー
スを含むデンプンはより硬いゲル及びより強く、強靱な
膜を形成し、そして65%よりも少ないアミロースを典
型的に含む通常のデンプンに比べて食品用途においてよ
り低められた空気、水及び油の吸収性並びに表面移動性
を有す表層を提供するであろう。その他の利点として、
該デンプンが主として接着剤として働く際の改善された
結合特性及びこれに関連する非類似食品基体間の改善さ
れた粘着又は接着の性質を含む。高アミロースデンプン
の固有の結合性、膜形成性、構造上及び生地上の特性
は、それを乾燥押出し食品に有用なものとし、ここでこ
れらのデンプンは改善された官能的品質を提供する。特
に膨張性が改善され、そしてその製品は歯ごたえ及び生
地上の品質を犠牲にすることなく、より多くの繊維を含
み、より優れた防湿性等を有するように改良されうる。
【0005】本明細書で用いる「乾燥」なる語は、15
%より多くの水分を含まない押出し食品又は15%より
多くの水分は含まないが0.8より少ない水分活性(a
w)を有する半湿タイプの押出し食品に関する。
【0006】比較的低い水分含有量(例えば10−2
%)の低水分活性押出し食品(例えば穀類食品(cer
eal)、スナック、パン粉、ペットフード)では、粒
状高アミロースデンプンはこのような食品の製造のため
に利用する典型的な押出し成形条件のもとで糊化しない
であろう。高アミロースデンプンを糊化(及び可溶化)
させるためにはより厳しい条件を利用しなければならな
い。本明細書の処理によって可溶化されていない高アミ
ロースデンプンは所望する生地上及び官能的品質、例え
ば歯ごたえ、水分を通さない膜バリアー、膨張及び結合
性を提供しない。より厳しい押出し成形条件又はより高
い水分含有量の利用は、低水分活性(例えば0.8未満
のaw)の押出し食品の製造において商業的に実施でき
ない。
【0007】高アミロースデンプンのより強く結合した
直鎖構造に基づき、粒状高アミロースデンプンの完全且
つ効率的な糊化はこのデンプンが約70%のアミロース
を含む際に約154−171℃の調理温度を一般に必要
とする。従って、湯もしくは冷水に可溶性である高アミ
ロースデンプン又はこのようなデンプンを含む食品を得
るためには超雰囲気的調理温度を通常必要とする。更
に、デンプンの予備糊化の伝統的な方法は一般に、老化
しているか、結晶状短鎖アミロース部分を有するか、で
なければ完全に分散できない、又はその機能的な利点が
実質的に減じられているように劣化している高アミロー
スデンプンを提供する。
【0008】例えば、ドラム乾燥した、非顆粒状の予備
糊化した単離ポテトアミロースを製造する方法は、A.
Sarkoらの1963年、4月23日承認の米国特許
第3,086,890号に詳細されている。このデンプ
ンスラリーは沸騰する温度から191℃(375°F)
の温度そして約0.35〜9.7kg/cm2 (5〜140
psi )の圧力にて1〜60分間加熱せしめている。次に
これを110〜200℃(230−392°F)にて4
0−75秒間ドラム乾燥せしめ、そして得られるシート
を乾燥した、多孔性の、白色状の羽毛状の粉末へと微粉
砕せしめている。Sarkoの譲渡人、Feldman
らは、1970年6月2日承認の米国特許第3,51
5,591号において、Sarkoのドラム乾燥法は貯
蔵に基づいてゆっくりと老化し、そしてパッケージ食品
における利用に適していないことを開示した。Feld
manの特許は冷水可溶性高アミロースデンプンを製造
するための異なる方法を教示し、これでは不都合にも高
アミロースデンプンを140−170℃にて可溶化せし
め、そして乾燥させる前に糊化デンプンの水性懸濁物と
混合せしめることを必要とする。
【0009】他方、高アミロースデンプンはその糊化及
び分散特性を高めるために誘導化並びに転化によって改
良されている。このような「改良デンプン」の利用は
「自然」製品として宣伝されている食製品において所望
されない。この改良高アミロースデンプンのゲル強度及
び防湿性も改良の程度に比例して悪くなる。
【0010】従って、乾燥押出し食品、例えばすぐに食
せる穀類食品及びスナックを製造するために利用する伝
統的な押出し成形処理を変えることなく、乾燥押出し食
品へと製品化されうる湯又は冷水に可溶性の高アミロー
スデンプンが必要とされている。
【0011】本発明は乾燥押出し食品を製造するための
改善された方法であって、(1)スプレー乾燥された、
非粒状のデンプンであって、該デンプンが実質的に非結
晶状であり、実質的に老化が生じていなく、そして完全
に予備分散化されていることを特徴とするもの;又は
(2)スプレー乾燥された、不均一に糊化した、粒状の
くぼみのある球体の形にあるデンプンであって、少なく
とも主要部の顆粒は完全且つ壊れていないものであり、
これらのデンプン顆粒がゆるく結合している凝集体もし
くは独立した顆粒であるもの;又は(3)酵素的に枝切
りせしめた可溶性デンプンであって少なくとも65%の
アミロースを含んで成るもの;又は(4)酵素的に枝切
りせしめた糊化デンプンであって少なくとも65%の結
晶状短鎖アミロースを含んで成るもの;又は(5)予備
押出し成形した、完全に予備分散せしめた高アミロース
デンプン;あるいは(6)それらの組合せ、から選ばれ
る、効果的な量の可溶性高アミロースデンプンを食製品
に加える段階を含んで成る方法を提供する。該食製品は
1−15%の水、及び任意的に押出し食品に典型的に利
用されているその他の成分も含む。
【0012】可溶性高アミロースデンプンより製造され
る半湿又は乾燥、低水分活性押出し食品は、1又は複数
の以下の利点により特徴付けられる。即ち、より強い構
造格子(cell)、改善された外観、改善された生
地、押出し成形の際のより優れた膨張性、空気−、油−
及び/又は水を通さない表層、及びふやけへの改善され
た耐性力(穀類食品)である。これらの食品は、これら
が本明細書の可溶性高アミロースデンプンを含む場合に
当業界に知られている粒状高アミロースデンプンに比べ
てより容易に押出され、通常の水分含有押出し条件にて
押出し成形でき、そして押出し成形の前に、乾燥混合体
として、又は湯もしくは冷水を用いた予備分散体として
食製品の中に全体的に且つ完全に分散されうる。
【0013】予備糊化せしめた可溶性高アミロースデン
プンを提供するための特定方法の利用は本発明の明らか
なる特徴である。高アミロースデンプンを、固有の特性
を有す予備糊化デンプンを提供する条件のもとで加熱及
びスプレー乾燥せしめる。安定化した、変換されていな
い及び/又は変換された高アミロースデンプン(即ち誘
導化デンプン、例えばエーテルもしくはエステル及び/
又は架橋化組成物)は、この食品の官能的又は機能的な
性質が悪くならないことを条件として主成分として利用
されうる。該デンプンは約40−100%のアミロース
濃度を含むあらゆる高アミロース植物起源であって、例
えば高アミローストウモロコシ及びしわエンドウマメを
含むものに由来しうる。好ましいデンプンは、少なくと
も65%のアミロースを含んで成る高アミローストウモ
ロコシ雑種に由来するものである。
【0014】トウモロコシ、大麦及びエンドウマメの特
殊な雑種に由来する高アミロースデンプンは75%ほど
のアミロースを含むことがあり、そしてこれらはより高
価であり、且つより入手し易い起源、例えばトウモロコ
シ、ポテト、麦、米、タピオカ等に由来する典型的な天
然デンプンよりも単離することが困難である。ほとんど
の容易に入手できるデンプンは30%以下のアミロース
を含む。しかしながら、高いパーセンテージの短鎖アミ
ロースを含むデンプンは、あらゆるより入手し易いアミ
ロペクチン含有デンプンから、このデンプンをアミロペ
クチンのアルファー−1,6−D−グルコシド結合を切
断できる酵素と処理することによって製造されうる。こ
の酵素処理はアミロペクチン分子の分枝点を切断せし
め、短鎖アミロースと、部分的に枝切りされたアミロペ
クチンの混合物を、処理されていないデンプン中に存在
する任意の残留アミロペクチン又は任意の長鎖アミロー
スと一緒にもたらす。本明細書での利用のため、枝切り
されたデンプンの総アミロース含有量は少なくとも65
重量%でなければならない。
【0015】該高アミロースデンプンを糊化又は可溶化
せしめる前に、該デンプンは転化、架橋、誘導もしくは
それらの組合せによって改質されうる。このような改質
を実施するための工程は当業者により常用され且つ周知
であり、そして例えばM.W.Rutenberg,M
cGraw Hill Book Co.(NewYo
rk)1980年の、Handbook of Wat
er−Soluble Gums and Resin
s,Robert L.Davidson(編集)、第
22章:“Starch and Its Modif
ication”の出版物に詳細されている。
【0016】該高アミロースデンプンは、任意の以下の
工程又はそれらの工程の組合せによって可溶化されう
る。
【0017】加熱/スプレー乾燥の同時処理 適切な、スプレー乾燥した、粒状の予備糊化したデンプ
ンを製造するための方法は、本明細書に参考文献として
組入れるE.Pitchonらの1981年6月28日
承認米国特許第4,280,851号に詳細されてい
る。この工程において、粒状デンプンのスラリーを噴霧
状態において加熱又は糊化せしめている。加熱すべきこ
のデンプンのスラリーをノズル装置中の噴霧開口部に注
入して比較的微粒状に分けれたスプレーを形成せしめ
る。加熱媒体もノズル装置中の開口部に注入して噴霧化
材料のスプレーに混入させ、該デンプンを糊化せしめる
のに有効な温度迄該デンプンを加熱せしめる。密閉チャ
ンバーが噴霧及び加熱媒体開口部を囲み、そしてデンプ
ンが該チャンバーから出るに従ってデンプンの加熱スプ
レーが再び噴霧化されるように通気孔の位置を定める。
従ってこれは二重噴霧処理である。この配置は、デンプ
ンのスプレーがチャンバーを通過する間の経過時間、即
ち、噴霧開口部から通気孔を通る時間がデンプンの糊化
時間を定めるようになっている。得られるスプレー乾燥
予備糊化デンプンは、くぼみの付いた球状の均一に糊化
したデンプン顆粒を含んで成り、ほとんどの顆粒は完全
且つ壊れていなく、そして再水和によって膨潤する。こ
のようなデンプンの製造において利用するのに適するノ
ズルはKirkpatrickらの1986年9月6日
承認の米国特許第4,610,760号にも詳細されて
いる。このようなデンプンを凝集させる方法は、Kat
cherらの1989年10月3日承認の米国特許第
4,871,398号に詳細されている。
【0018】適切な、スプレー乾燥された、実質的に予
備糊化されたデンプンを製造するための単一噴霧方法が
本明細に利用されうる。このような方法は、本明細書に
参考文献として組入れるR.Rubenの1990年1
月26日の米国特許出願第07/471,141号に詳
細されている。
【0019】例えばSarkoの特許に開示されている
ドラム乾燥処理は老化の問題に基づいて、天然もしくは
単離化長鎖アミロースの予備分散又は可溶化に有効に利
用できない。しかしながら、高アミロースデンプンであ
って約65%の短鎖アミロースを含んで成るもの(即
ち、本明細書での枝切りされたデンプン)を可溶化させ
るために利用できる。従って、ドラム乾燥は本明細書の
酵素的に枝切りした可溶性高アミロースデンプン及びそ
の配合物を乾燥するためにのみ利用されうる。
【0020】酵素的枝切り処理 本明細の酵素処理に適するデンプンは、枝切り酵素によ
る攻撃に感受性であり、アルファー−1,6−D−グル
コシド結合の加水分解を伴う任意のアミロペクチン含有
デンプンを含む。適切なデンプンには、トウモロコシ、
ポテト、スイートポテト、麦、米、サゴ、タピオカ、モ
ロコシ、ワキシ−メイズ、ワキシ−ライス、ワキシ−バ
ーリー、滑面(smooth)エンドウマメ、カナダ産
エンドウマメ、高アミロースデンプン変種等を含む。
【0021】該デンプンは均一に枝切りされたデンプン
を提供せしめるために酵素処理の前に予備糊化される。
所望する生地特性を有する食品を作るために、乾燥状態
又は水性分散体においてその後の枝切りに利用できる。
デンプンを予備糊化する莫大な数の方法、例えばジェッ
ト加熱、ドラム乾燥及びスチーム注入噴霧処理が当業界
において周知であり、そしてデンプンの枝切りの前に利
用できる。好ましい態様において、デンプンを瞬時にし
て糊化せしめるためにデンプンを水にスラリー状にし、
そして約149℃(300°F)でジェット加熱せしめ
る。
【0022】糊化の後、デンプンを、本明細書に参考文
献として組入れる、Chiuの1990年11月20日
承認米国特許第4,971,723号及びZallie
らの1990年6月26日承認米国特許第4,937,
091号に開示の方法により酵素処理する。酵素処理
は、デンプン生成物が少なくとも65重量%の総アミロ
ース(短鎖アミロース及び天然又は長鎖アミロース)を
含んで成る迄続けなければならない。
【0023】変換せしめた枝切り化デンプンをここで用
いることができうる。転換はデンプンを劣化せしめ、そ
してデンプンの分子量及び加熱デンプン分散体の粘度を
小さくする。ここで有用な薄手糊デンプン又は流動性デ
ンプンへの該デンプンの適切な転化は標準的な酸化、加
熱、酸又はアルファー−アミラーゼ酵素転化法であって
当業界においてよく知られる方法により成し遂げられう
る。アルファー−アミラーゼ酵素を用いるデンプンの転
化の方法はLacourseらの1988年2月23日
承認米国特許第4,726,957号に開示されてい
る。
【0024】結晶状短鎖アミロースを含む枝切り化デン
プン、好ましくは少なくとも65重量%結晶状短鎖アミ
ロースを含むものは、乾燥押出し食品において好適に利
用される枝切り化デンプンである。もし枝切り化デンプ
ンが結晶状において得られるなら、これを組合せたジェ
ット加熱/スプレー乾燥処理又はスチームインジェクシ
ョン及び本明細書に開示した噴霧/スプレー乾燥処理に
かけることによって冷水可溶性にすることができる。結
晶状態は酵素的枝切り処理の際の反応混合物の連続攪拌
及びこの反応生成物を少なくとも60℃の温度で乾燥す
ること、又は任意的にこの反応生成物を濾過することに
よって結晶短鎖アミロースを回収することによって得ら
れうる。この枝切り化デンプン、特に完全に枝切りせし
めたデンプンは、冷水及び湯に可溶性であり続け、そし
てもしこのデンプン溶液又は分散体を該酵素処理の完了
直後に乾燥せしめたなら結晶化もしくは老化しない。従
って可溶性の枝切り化デンプンを得るには、枝切り後で
きるだけ早く、好ましくは枝切り後24時間以内にこの
枝切り化デンプンを乾燥せしめることが好ましい。
【0025】組合せたジェット加熱/スプレー乾燥処理 スプレー乾燥された、予備糊化、非粒状の、実質的非結
晶状の、実質的に老化していない高アミロースデンプン
は新規なる連続的に組合せたジェット加熱/スプレー乾
燥処理により提供されうる。適切な処理はKasica
らの1988年9月2日の米国特許出願第07/24
2,657号に開示され、これは本明細書に参考文献と
して組入れている。この処理は以下の段階: (a)変換されたもしくは変換されていない高アミロー
スデンプン及び水を含んで成るスラリー又はペーストを
作り; (b)該デンプンの水性スラリー又はペーストを、該デ
ンプンが完全に分散もしくは可溶化するのに十分な温度
にてスチームによりジェット加熱せしめ; (c)該ジェット加熱分散体又は溶液を、該ジェット加
熱段階と実質的に同じ温度及び圧力にてスプレードライ
ヤーのノズルの中に搬送且つ導入せしめ; (d)該ジェット加熱分散体又は溶液を該スプレードラ
イヤーのノズルを通して噴霧化せしめ; (e)該ジェット加熱デンプンの噴霧化した霧を該スプ
レードライヤー内で乾燥せしめ;そして (f)水−分散性又は水溶性粉末として該ジェット加熱
し且つスプレー乾燥せしめたデンプンを回収せしめるこ
と、を含んで成る。
【0026】加熱温度は変換又は変換せしめていないデ
ンプンを用いたかに依存するであろう。一般的な温度は
約138−177℃(280−350°F)である。
【0027】連続組合せ処理において利用する加熱チャ
ンバー圧は一般的に1.4〜10.4kg/cm2 (20〜
150psig)に範囲し、そしてこれは利用温度でのスチ
ームの飽和圧に、該分散体を該チャンバー内で移動させ
るために必要なわずかなる増分圧を加えた圧力である。
高アミロースデンプンに適する加熱チャンバー圧は5.
5〜10.4kg/cm2 (80〜150psig)、約70%
のアミロース含有量を有すデンプンについては6.9〜
9.0kg/cm2 (100〜130psig)が最も好適であ
る。
【0028】上記の処理において重要な段階は、完全に
加熱された、実質的に完全に分散されたデンプンを高め
られた圧力及び温度のもとでスプレードライヤー噴霧ノ
ズルに搬送することである。好ましい方法において低剪
断空気ノズル(low shear pneumati
c nozzle)が利用され、そして搬送はジェット
加熱において利用したのと実質的に同じ温度及び圧力に
て行なわれる。搬送は大気へのいかなる放出なしにて行
なわれる。加圧ノズルにおける噴霧が利用されうる。噴
霧ガス(スチーム又は空気)の圧力は、老化を伴わずに
適当なる水分含量迄迅速に乾燥せしめることを可能とす
るための小滴への適切な噴霧化を満足させなければなら
ない。
【0029】上記の処理における加圧ノズルの利用はジ
ェット加熱器と噴霧ノズル間への高圧ポンプ(141−
703kg/cm2 (2,000〜10,000psig))の
挿入を必要とする。この高圧ポンプ通過後の温度はジェ
ット加熱チャンバーの温度と実質的に同じに保つべきで
ある。この高圧ポンプの後の圧力は、老化を伴わないで
適当な水分含有量へと迅速に乾燥せしめるため、調理品
を適切に噴霧化するのに十分でなければならない。
【0030】上記の処理により製造されるスプレー乾燥
されたデンプンは非粒状であり、そしてそれは実質的に
非結晶状且つ実質的に老化していないことで特徴付けら
れる。もしこのデンプンが変換又は言い換えるなら改質
されているなら、これらの処理はこの組合せジェット加
熱/スプレー乾燥処理の前に一般的に行なわれる。
【0031】高アミロースデンプンの酸転化は、酵素転
化の結果としての分散状態におけるデンプンに比べ、粒
状デンプンにより授けられる操作性及び製造の際の回収
における容易さに基づいて好適である。
【0032】酸転化による変換デンプンの製造におい
て、この粒状デンプンは酸、例えば硫酸又は塩酸の存在
下において、このデンプンの糊化温度より低い温度にて
所望する度合い迄加水分解する。このデンプンを水の中
にスラリー化せしめ、そして次に酸(通常は濃い状態
で)を加える。一般に、反応は8−16時間行い、その
後アルカリによって中和し(例えばpH5.5に)、そし
て濾過によってこのデンプンを回収する。
【0033】水流動度によって表示される転化の度合い
は、利用する酸又は酵素の量並びに時間及び温度により
影響を受ける。転化条件は適切な水流動度を提供するよ
うに調整すべきである。
【0034】適切な転化方法は、M.W.Rutenb
erg,McGraw HillBook Co.(N
ew York)1980年の、Handbook o
fWater−Soluble Gums and R
esins,Robert L.Davidson
(編)、第22章:“Starch and ItsM
odifications”に詳細されている。
【0035】予備押出し加工 予備押出し成形した、完全に予備分散せしめた高アミロ
ースデンプン又は小麦粉は以下の段階: (a)約10〜25%の水において該デンプンのスラリ
ー又はペーストを作り; (b)該スラリー又はペーストを約110〜150℃の
温度で押出し成形し;そして (c)粉末状における該デンプンを回収すること、によ
り得られうる。
【0036】予備押出し加工は2軸押出し機によって好
適に行なわれ、これには回転スクリューが、一端に入口
ポートそして他端に形削りダイを有する水平シリンダー
バレル内に含まれている。該デンプンスラリー又はペー
ストはあらゆる形において押出され、所望するならば乾
燥され、そして特定の食品用途のために所望される任意
の粒径へと粉砕されうる。
【0037】可溶性高アミロースデンプンを含む押出し
食品 押出し食品は、1〜15%の水及び効果的な量の高アミ
ロースデンプン(食品の75重量%迄)を含む食製品に
適する方法を条件として、当業界において周知のあらゆ
る押出し成形法によって製造されうる。160℃迄の温
度且つ35kg/cm2 (500psi )迄の圧力にて行なわ
れる押出し成形法が好ましい。該食品はシート状、桿状
又はその他の形であって切断されそして所望する食製品
を作るために更に加工できうる形として押出される。
【0038】ここで可溶性高アミロースデンプンは単独
又はその他のデンプン(例えば流動性トウモロコシ又は
タピオカデンプン)との組合せにおいて押出し食品に利
用されうる。第2デンプン成分が存在する場合、該可溶
性高アミロースデンプンは、乾燥又は半湿押出し食品の
ために通常利用する押出し温度、圧力及び水分含量に
て、歯ごたえのある生地、押出し成形の際の優れた膨張
容量、不浸透性表層又は高アミロースデンプンを有する
製品のその他の特徴的な利点を伴う改善された押出し食
品を提供するのに十分な量において存在しなければなら
ない。一般に、該可溶性高アミロースデンプンはデンプ
ン配合物に基づく乾燥固形物において約10〜90重量
%の量、好ましくは25−60%の量において存在す
る。食品において、該可溶性高アミロースデンプン又は
デンプン配合物は、特定の押出し食品のために典型的に
利用される量において存在する。食品に依存して、この
高アミロースデンプンは乾燥重量に基づき最大約75%
迄利用されうる。穀類食製品は一般に5−20%のデン
プンを;パン類(breading)は5〜20%のデ
ンプンを;そしてスナック類は5〜60%のデンプンを
含み、このデンプンに加えて任意の小麦粉が穀類食品に
おいて補充されている。
【0039】デンプンの組合せを食製品において利用す
る場合、このデンプンは一要素系として利用されうる。
即ち、両デンプンの同時の加熱によりそれらを可溶化せ
しめ、そして得られる加熱デンプンを本明細書開示の方
法により乾燥せしめることとして利用されうる。それら
は二要素系としても利用され、この場合可溶性高アミロ
ースデンプンを調製して食製品に加え、そして第2デン
プン成分は該可溶性高アミロースデンプンと混合せしめ
るか又は単独にて該食製品に加える。好ましい態様にお
いて、該可溶性高アミロースデンプンは液体の中に、ゆ
っくり攪拌又は他に剪断させながら分散させ、それらが
均一に湿り、そして塊とならないようにする。液体中へ
の均一な分散に役立たせるためにそれらを予備混合又は
固めることもできる。
【0040】可溶性高アミロースデンプンとの組合せに
おいて利用する好ましいデンプンには、トウモロコシ、
ポテト、スイートポテト、米、サゴ、タピオカ、ワキシ
−メイズ、モロコシ他が含まれる。小麦粉もデンプン起
源として利用されうる。
【0041】押出し食品の中で本発明により改善される
のはすぐに食せる、フレーク化、パフ化そして膨張化穀
類食品である。該可溶性高アミロース含有穀類食品は改
善された膨張容量、食して歯ごたえのある生地、受け入
れられる口当り及び受け入れられるミルクの中でのボウ
ルライフ(bowl life)を有する。本明細書に
開示する任意の方法により製造した可溶性高アミロース
デンプンは改善された押出し穀類食品に利用されうる。
枝切り化デンプンの中で結晶状短鎖アミロースが好まし
い。
【0042】種々の押出しスナック製品が可溶性高アミ
ロースデンプンの添加により改善されうる。改善は穀類
食品について観察されるものと同様である。穀類食品に
おいてボウルライフが改善されたように、スナック類に
おける表層水分耐性は改善され、そして保存期間、特に
高湿環境におけるそれは伸びた。
【0043】押出し成形され、そして種々の調理食品を
コートするのに有用なサイズに砕いたパン材料(パン
粉)も含まれる。好ましい態様において、パン粉は#1
0U.S.シーブサイズスクリーンに通過でき、#20
スクリーンに捕獲される粒子へと粉砕する。
【0044】このようなコート食品は、こねられ、そし
てパン粉のまぶされる品目、例えばニワトリ、野菜、チ
ーズ、粉末食品等であって、パーフライング及びフリー
ジングの更なる工程を有すか有さない通常のオーブン又
はマイクロウエーブオーブンにおいて調理されうるもの
を含む。ベーキングによる調理の他に、これらの食品は
予備加熱及び/又はフリージングを伴ってもしくは伴わ
ないで調理されうる。
【0045】得られる押出し成形され、粉砕されたパン
粉は、加工及び保存の際に食品の中又は外への湿気及び
水分の通過を遅くすることにおいて常用のパン粉よりも
優れている。
【0046】乾燥又は半湿品目のペットフードが含まれ
る。ペットフードの全て又は一部は本明細書の処理によ
って押出し成形されうる。例えば、ドッグフードの製造
において、半湿パテ(patty)中の「チーズ」ビッ
ツもしくはパテ全体のいづれか、又はその両者は本明細
開示の処理によって押出し成形されうる。
【0047】上記の食品群は押出し食品における可溶性
高アミロースデンプンの好適な利用を例示する。実施者
は容易にこれらの教示を当業界におけるその他の用途に
適用できうる。従って、その他の押出し食品及び押出し
食品におけるこれらのデンプンを利用するその他の方法
は本発明に含まれる。
【0048】以降の実施例における全てのスプレー乾燥
ノズルはSpraying System Co.,W
heaton,Illinoisから入手した。以下の
試験方法を利用した。
【0049】水溶解度の測定 A.冷水溶解度 測定は室温にて蒸留水を用いることによって実施した。
約0.5gのデンプンをウォーリングブレンダー(31
B292型)上のセミミクロステンレススチール製カッ
プ中の水30−40mlに分散させた。デンプンを加える
間(全てを一度に)はこのブレンダーを低速度で動か
し、その後高速で2分間動かした。この分散体を直ちに
50ml容量フラスコに移し入れ、そして水で50mlに希
釈した。25ml分のこのストック分散体(均一な分散体
にするためによく振ったもの)をピペットで取り出し、
そして50mlの遠沈管に移し入れた。このサンプルを
1,800−2,000rpm で15分間遠心した。遠心
が終了したら、12.5mlの上清液を25ml容量のフラ
スコにピペットで移し、5Nの水酸化カリウム(KO
H)5mlを攪拌しながら加え、そしてこの混合物を水に
より希釈した。ストック分散体の残りをよく振り、不溶
性のデンプンを攪拌しながら5NのKOH 10mlに分
散させた。この混合物を水で50mlに希釈した。濃縮ス
トック溶液と上清液の両者の施光度を測定した。
【数1】
【0050】B.湯溶解度 この方法は上記と同一であるが、但しデンプンの分散及
び全てのその後の希釈に90−100℃(194−21
2°F)の沸騰蒸留水を用いた。温度を保持する手段は
この方法の際に行なわなかった。
【0051】水流動度の測定 A.水流動度(WF) デンプンの水流動度は24.73cps の粘度を有す標準
オイルを用いて30℃にて標準化せしめた(該オイルは
100回転のために23.12±0.05秒かかる)ト
ーマス回転剪断式粘度計(Thomas Rotati
onal Shear−Type Viscomete
r:Arthur H.ThomasCo.,Phil
adelphia,PA 19106より製造)を用い
て測定した。水流動度の正確且つ再現性のある測定は、
デンプンの転化の度合いに依存する異なる個々のレベル
での100回転にかかる時間を測定することにより得た
(転化が進むにつれ、水流動度は上昇し、そして粘度は
低下する)。利用した方法は、カバーの付いた銅製カッ
プ中の100mlの蒸留水中に必要量のデンプン(例えば
乾燥重量6.16g)をスラリー化し、そしてこのスラ
リーを沸騰蒸留水中に時折攪拌しながら30分間加熱せ
しめることを含む。次にこのデンプン分散体を蒸留水に
よって最終重量(例えば107g)にする。得られた分
散体の81−83℃での100回転に要する時間を記録
し、そして転化表を用いて水流動度系数に換算した。
【0052】 表1 用いたデンプンの量(無水物、g)と100回転に要する時間(秒)との関係 ────────────────────────────────── 6.16a 8.80b 11.44c 13.20d 水流動度 ────────────────────────────────── 60.0 5 39.6 10 29.3 15 22.6 20 20.2 25 33.4 30 27.4 35 22.5 40 32.5 45 26.8 50 22.0 55 24.2 60 19.2 65 15.9 70 13.5 75 11.5 80 10.0 85 9.0 90 ────────────────────────────────── a,b,c及びdに関して、デンプン溶液の最終重量は
それぞれ107,110,113及び115gである。
【0053】B.塩化カルシウム粘度(固形分7.2%
試験) 変換高アミロースデンプンの塩化カルシウム粘度は、2
4.73cps の粘度を有す標準オイルを用いて30℃
(86°F)で標準化したトーマス回転剪断式粘度計
(該オイルは100回転のために23.12±0.05
秒かかる)を用いて測定した。転化が進むにつれ、デン
プンの粘度は低下し、そして塩化カルシウム粘度も低下
する。塩化カルシウム粘度の正確且つ再現性ある測定
は、特定の個形分レベルでの100回転に要する時間を
測定することにより得られる。
【0054】全部で7.2gの変換デンプン(無水ベー
ス)をカバー付きセミミクロステンレススチール製カッ
プ(250ml容量;Eberbachより入手)中の緩
衝化された20%の塩化カルシウム溶液100gにスラ
リー化せしめ、そしてこのスラリーをガラス製ビーカー
に移し、そして時折攪拌しながら30分間沸騰している
湯浴中において加熱せしめる。このデンプン溶液を次に
熱い蒸留水(約90−100℃(194−212°
F))により最終重量(107.2g)にした。得られ
る溶液の81−83℃(178−181°F)での10
0回転に要する時間を3回、短時間で連続的に測定し、
そして3回の測定値の平均値を記録する。
【0055】塩化カルシウム溶液は、264.8gの試
薬級塩化カルシウム・二水和物を、風袋の計った1Lの
ガラスビーカー中の650mlの蒸留水に溶かすことによ
り調製する。その後7.2gの無水酢酸ナトリウムをこ
の溶液に溶かす。この溶液を冷やし、そしてpHを測定す
る。必要ならば、この溶液を塩酸によりpH5.6±0.
1に調整する。次にこの溶液を蒸留水で1007.2g
にする。
【0056】ゲル透過クロマトグラフィー 分析のため、5mgの酵素的に枝切りせしめたデンプン
を、0.3Mの硝酸ナトリウムを含むジメチルスルホキ
シド(DMSO)4mlにスラリー化し、そしてこのスラ
リーを少なくとも30分間80℃で加熱することにより
デンプンを処理する。サンプル(200μl)をALC
/GPC−150Cクロマトグラフ(Waters A
ssociates,Milford,Massach
usetts)〔ネルソン3000シリーズクロマトグ
ラフィーデーターシステムと2本のPLgel混合10
mmカラム(Polymer Laboratory,A
mherst,Massachusetts)の付いた
もの;移動相として0.03Mの硝酸ナトリウムを含む
DMSOを利用〕に注入し、そして1ml/分の流速で溶
出させた。このカラムはデキストラン標準品を用いて検
量化した(2,000、20,000、80,000、
500,000及び2,000,000の分子量;Ph
armacia Fine Chemicals,Pi
scataway,New Jerseyより入手)。
短鎖アミロースのパーセンテージは約500〜20,0
00に範囲する分子量内で得られるピークの相対面積か
ら計算した。
【0057】
【実施例】本実施例は組合せジェット加熱/スプレー乾
燥処理による可溶性高アミロースの調製を例示する。
【0058】実施例1 パートA 改質せしめていない高アミロース(約70%アミロー
ス)トウモロコシデンプンのジェット加熱/スプレー乾
燥について利用する処理条件は以下の表2に示す。改質
せしめていない粒状高アミロースデンプンのスラリーを
ジェット加熱機(C−15型;National St
arch and Chemical Company
より入手可能)に供給した。スチームをこのスラリーに
入れてこのデンプンを加熱せしめ、そしてこの加熱デン
プンを高さ10.68メーター(35フィート)、径
4.88メーター(16フィート)のヘンシー(Hen
sey)スプレードライヤーの上に付いた空気噴霧ノズ
ルへと搬送した。デンプンを噴霧化するために8.44
kg/cm2 (120psig)のスチームを用いた。噴霧化デ
ンプンの霧を204℃(400°F)の空気で乾燥させ
た。
【0059】 表2 高アミロースデンプンのジェット加熱/スプレー乾燥のための処理条件 ────────────────────────────────── パートA パートB ────────────────────────────────── スラリー固形分 32.0% 26.2% 加熱固形分 28.0% 25.0% ジェット加熱温度℃(°F) 143(290) 163(325) スチームフロー 4.2kg/cm2 (9.25lb/分) クックフローL/分(gal/分) 14.4(3.8) 24.6(6.5) ノズルタイプa 1J−152 1J−152 ドライヤー入口温度℃(°F) 230−191 230−191 (446−375) (446−375) ドライヤー出口温度℃(°F) 82−96 82−96 (180−205) (180−205) 噴霧化スチームkg/cm2(psig) 8.44(120.0) 8.44(120) ────────────────────────────────── a.Spraying System,Inc.より入
手した空気ノズル(1J型;二流動層)
【0060】該非粒状デンプン粉末の冷水溶解度は9
7.4%、そして湯溶解度は99%以上であった。
【0061】パートB 表2における上記の条件のもとで変換せしめた高アミロ
ーストウモロコシデンプン(約70%のアミロース)を
組合せジェット加熱/スプレー乾燥処理を用いて処理し
た。このデンプンのスラリーを2.5%の塩酸により5
2℃(126°F)で16時間処理して25秒の塩化カ
ルシウム粘度を有する変換デンプンにした。炭酸ナトリ
ウムによりpH約6に中和させた後、この粒状の変換デン
プンを濾過し、洗浄しそして乾燥させた。次にこのデン
プンをジェット加熱し、そしてこのジェット加熱デンプ
ン分散体を高さ10.68メーター(35フィート)、
径4.88メーター(16フィート)のヘンシースプレ
ードライヤーの上に付いている空気噴霧ノズルに搬送し
た。この噴霧化デンプン霧を204℃(400°F)の
空気で乾燥させた。
【0062】この変換デンプン粉末は冷水中で93.0
%、湯の中で97.1%可溶性であった。
【0063】実施例2 本実施例はスチームインジェクション/二重噴霧又は単
一噴霧スプレー乾燥処理による、可溶性高アミロースデ
ンプンの調製を例示する。
【0064】約70%のアミロースを含む改質せしめて
いない粒状トウモロコシデンプンを固形分25.5%に
て水にスラリー化せしめた。このスラリーを、マットア
ンドガウリン(Matt and Gaulin)三重
ポンプにより、約352kg/cm2 (5,000psig)の
もとで1分間当り約9.08リットル(2.4ガロン)
にて、高さ10.68メーター、径4.88メーターの
ヘンシースプレードライヤー上に付いた三軸スチーム噴
霧ノズル(Pitchonらの1981年7月28日承
認米国特許第4,280,851号の図1において詳細
の二重噴霧ノズル)へと汲み入れた。約11.6kg/cm
2 (165psig)でのスチームを、このデンプンの糊化
及び噴霧化のために用いた。200℃(396°F)で
の空気を、この噴霧化デンプン霧を乾燥させるために用
いた。
【0065】回収した粒状予備糊化デンプン粉末は約7
5%の冷水溶解度及び約95%の湯溶解度を有してい
た。
【0066】実施例3 本実施例は、可溶性又は結晶状のいづれかの短鎖アミロ
ース、及び任意的に長鎖アミロースを含むデンプンの酵
素的調製を例示する。このデンプン生成物は少なくとも
65%の総アミロースを含んで成る。
【0067】枝切り化デンプンの調製 デンプンを、糊化及びプルラナーゼ酵素による処理の前
に適当に変換、架橋、誘導又はデキストリン化せしめ
た。天然デンプン又は適当な改質デンプンを用いて水性
スラリー(固形分20〜30%)を調製した。この水性
デンプンスラリーを約149℃(300°F)でジェッ
ト加熱してデンプンを糊化せしめた。この加熱化デンプ
ン分散体を、定常攪拌を伴って58−60℃の恒温槽に
入れた。3%の塩酸でpH5に調整した。
【0068】利用するデンプンのタイプ及びアミロペク
チン含有量に依存して、100gのデンプン当り0.5
〜10.0mlのプルラナーゼをこの加熱デンプン分散体
に加えた。利用したプルラナーゼ(E.C.3.2.1
41、プルラン6−グルカノヒドロラーゼ)はバチル
属(Bacillus)の新種により生産されるデン
プン枝切り酵素である。この酵素〔プロモザイム(Pr
omozyme);商標〕をデンマーク国のNovo
Industri A/Sから入手した。1.25g/
mlのプロモザイム溶液の酵素活性は200 PUN/mlの溶
液にて標準化されている。1PUN (プルラナーゼユニッ
トノボ)は、標準の条件のもとでプルランを加水分解せ
しめ、1分間当りに1マイクロモルのグルコースに相当
する還元力を有する還元炭水化物を遊離せしめる酵素の
量である。PUN を測定する方法はNovo Indus
tri A/Sより得られる。従って、例えばトウモロ
コシデンプンを利用したデンプン分散体において、10
0gのトウモロコシデンプン当り125PUN のプルラナ
ーゼをこの分散体に加えた。ワキシ−メイズデンプン分
散体(より高いアミロペクチン含有量)については、1
00gのワキシ−メイズデンプン当り750PUN のプル
ラナーゼをこの分散体に加えた。
【0069】このプルラナーゼは少なくとも65%の総
アミロースが到達する迄このデンプンを枝切りさせる。
枝切り化デンプンの調製においてこのプルラナーゼは少
なくとも80℃にこの分散体を加熱せしめることによっ
て不活性化せしめる。このデンプン分散体を入口温度2
00−210℃及び出口温度120−125℃にてスプ
レー乾燥させた。このスプレー乾燥させたデンプンを#
40メッシュスクリーンに通した。
【0070】短鎖アミロースの調製 パートA。結晶 水中の固形分28%のワキシ−メイズデンプンのスラリ
ーを149℃(300°F)でジェット加熱し、固形分
25%のデンプン分散体が得られた。この分散体を60
℃の恒温槽に移し、pHを5.0に調整し、そして8mlの
プロモナーゼプルラナーゼ/100gのデンプンを、こ
の分散体に加えた。連続攪拌しながら、88時間この酵
素反応を行った。
【0071】以上より、乳状デンプン分散体中に結晶沈
殿物が形成された。この沈殿物を濾過し、3回洗浄し、
そして空気乾燥させて約85%の収率において結晶状短
鎖アミロースが得られた。ゲル透過クロマトグラフィー
はこの生成物が84%の短鎖アミロースを含むことを示
唆した。
【0072】この結晶状短鎖アミロースは冷水に可溶性
でなかった。これは湯の中で23%可溶性であり、そし
て20分間加熱し続けた後、これは湯の中で98%可溶
性となった。
【0073】パートB。可溶性 ワキシ−メイズデンプンの第2分散体をパートAと同様
に枝切りせしめたが、但し酵素反応は48時間続け、そ
して濾過及び洗浄工程は省略した。その後この分散体を
ニロ(Niro)研究所スプレードライヤーにて入口温
度210℃及び出口温度125℃にて、固形分26%に
てスプレー乾燥せしめた。78%の短鎖アミロースを含
んで成るこの生成物は約75%の収率において回収され
た。
【0074】このデンプンは冷水及び水の中で100%
可溶性であった。
【0075】実施例4 本実施例はすぐに食せる、可溶性高アミロースデンプン
を含む押出し穀類食品の製造を例示する。
【0076】表3に挙げる可溶性高アミロースデンプン
とコントロールは実施例1〜3の方法により調製し、そ
して以下の穀類食品組成に組入れた。
【0077】 穀類食品組成 コントロール 実 験 成 分 重量% 重量(g) 重量% 重量(g) ────────────────────────────────── デンプン 0 0 10 100 コーンフラワー 75 7,500 60 600 オートフラワー 10 1,000 15 150 小麦粉 10 1,000 10 100 砂 糖 4 400 4 40 塩 1 100 1 10 計 100% 10,000 100% 1,000 ──────────────────────────────────
【0078】コントロールのための成分を秤量し、1ガ
ロンのジャーに移し、キャップし、そして十分な混合の
ために3時間100rpm にてローラー上にセットした。
デンプンを含む組成物をコーンフラワーの一部を代替せ
しめて同様の方法において調製した。
【0079】アクリソン(Acrison)型#105
フィーダー又はゼラノックス(Zeranox)型#E
−2フィーダーのいづれかの装備したワーナーアンドフ
ライダー(Werner and Pfleidere
r)OZSK−30二軸スクリュー共回転押出し機(オ
イル加熱バレル)を用いて穀類食品を押出し成形せしめ
た。
【0080】押出し条件は以下の通りであった。 バレルの長さ 5(L/D=15) スクリュー形態 SC−5−18a スクリュースピード 250rpm ダイの径 4mm ドライフィード速度 10kg/hr 投入水分率 6.7% バレル温度 40/150/140℃ ───────────────────────────── a.SC−5−18はリバースフライト2個、混練ブロ
ック2個及び65%のトルクが備っている。
【0081】穀類食品組成混合物を上記の加工条件を利
用して押出し機に供給せしめた。定常状態の条件(押出
される押出し品の均一性及び定常トルク読み値)が得ら
れたら、サンプルをレーザー刃を用いてダイにてハンド
カットし、そしてダイヤル式キャリパーを用いて膨張性
について測定した。このサンプルを直ちにナルコメカニ
カルコンベクションオーブン(Nalco mecha
nical convection oven)の中で
200−210℃にて2−6分間焼いた。サンプルを評
価する迄ガラスジャーの中に封入した。
【0082】コントロール及び実験サンプルは膨張性、
穀類食品のボウルライフ、生地及び食感を調べることに
より評価した。ボウルライフは、3.5gの穀類食品を
25.0gの冷たいミルク(35−40℃)の中に入れ
ることで評価した。味覚パネリストは、いつこの穀類食
品が受け入れられないふやけた状態になるかを調べるた
め、1分間隔にて視覚的及び官能的に観察を行った。味
覚パネリストはミルク中及び乾燥状態における固さ、粘
着性、味、歯詰まり(tooth packing)、
かみ心地、消散性及び全体的な食感も評価した。結果を
表3及び4に示す。
【0083】
【表1】
【0084】
【表2】
【0085】a.穀類食品製造に関する実施例4を参照
のこと。 b.デンプンは実施例2の方法により可溶化。 c.デンプンは実施例1の方法により可溶化。 d.デンプンは実施例3の方法により枝切り化及び可溶
化(結晶状ワキシ−メイズに関するパートA)。 e.実施例4における穀類食品コントロールを参照のこ
と。 f.デンプン及び小麦粉は穀類食品の製造前に可溶化せ
しめなかった。 g.デンプン誘導体はZallieらの1990年6月
26日承認米国特許第4,937,091号において開
示の方法により調製。 h.デンプンは常用の方法により乾燥。
【0086】この結果が示すには、最も全体的に優れた
穀類食品は実施例1及び2において開示された方法によ
って可溶化せしめたアミロース約70%を含むデンプン
によって作られた。結晶状枝切りデンプン(少なくとも
約70%の短鎖アミロースを含むもの)も膨張性及びボ
ウルライフ特性に関して好適であった。
【0087】該可溶性高アミロースデンプンの有利な性
質は、デンプンの溶解度が最適値を超えるに従い(例え
ばスプレー乾燥された、枝切り化ワキシ−メイズデンプ
ン及び酸変換された70%のアミロースデンプン);分
子量が小さくなるに従い(例えば、酸転換された70%
のアミロースデンプン);そしてアミロースのパーセン
テージが減少するに従い(例えば小麦粉対デンプン;及
びアミロースデンプン50%対70%)明白でなくな
る。
【0088】第2の実験(表4参照のこと)は、可溶化
せしめていない50−70%のアミロースデンプンによ
り作られた穀類食品によって優れたボウルライフが達成
されながらも、これらの穀類食品は商業的に受け入れら
れないことを示した。この不溶性デンプンを含む穀類食
品は非常に硬く、生地は強く、そして食感は非常に悪か
った。明らかに、押出し成形の際の膨張性は可溶化デン
プンサンプルについてのこれらのサンプルよりも限られ
ていた。
【0089】デンプンを含まないコントロールは商業的
に利用されている製品の代表である標準的な押出し成形
オートミールである。少なくとも65%のアミロースを
含む可溶性デンプンはデンプンを含まないコントロール
よりも優れた膨張性及び食感を有していた。
【0090】 表4 押出し高アミロースデンプンを含む押出し穀類食品の評価 サンプルa 膨張 歯ごたえb ボウル 全体的処理 :デンプン mm(インチ) ライフc な食感 ───────────────────────────────────コントロール: 無デンプン 4.32(0.170) 4 10 18コントロール: 50%の粒状アミロ 4.01(0.158) 3 10 16 ースデンプンコントロール: 70%の粒状アミロ 4.34(0.171) 3 10 17 ースデンプンコントロール: 50%の改質粒状ア 4.88(0.192) 3 6 14 ミロースデンプンスチーム噴霧化、スプレー乾燥化e : 6.45(0.254) 10 6 24 70%のアミロース デンプンジェット加熱/スプレー乾燥化g : 5.97(0.235) 8 5 20 70%のアミロース デンプン 70%の変換アミロ 7.32(0.288) 9 8 27 ースデンプンh ───────────────────────────────────
【0091】a.穀類食品は70%のオートフラワー、
20%のコーンフラワー、10%の砂糖を含む。処理品
は15%のデンプンを等量のコーンフラワーの代りに含
む。 b.10=最も歯ごたえがあるものを示す。 c.10gの穀類食品の、100gのミルク中で6分後
の客観的評価。10=最も長いボウルライフを示す。 d.ボウルライフ、膨張性、生地及び歯ごたえを含む客
観的評価。30=最も良い食感性。 e.デンプンは実施例2の方法によりスチーム噴霧化/
スプレー乾燥化せしめた。 f.約50%のアミロースを含む(5%)アセチル化ト
ウモロコシデンプン。 g.デンプンは実施例1の方法によりジェット加熱/ス
プレー乾燥化せしめた。 h.70%のアミロースを含むデンプンを35WF迄酸
変換せしめた。
【0092】可溶性高アミロースデンプンを含む押出し
パン粉を以下の配合及び処理によって製造した。
【0093】 パン粉組成 コントロール 実 験 kg kg 成 分 % 重量(lbs) % 重量(lbs) ─────────────────────────────────── 小麦粉 89.35 90.72(200) 71.48 24.52(54.054) デンプン 0.00 0(0) 17.86 6.13(13.514) 砂 糖 5.80 5.88(12.96) 5.80 1.99(4.378) 野菜ショートニング 1.03 1.05(2.32) 1.03 0.36(0.784) 脱脂粉乳 1.93 1.96(4.32) 1.93 0.66(1.459) 塩 1.45 1.47(3.24) 1.45 0.50(1.095) 蒸留モノグリセリド 0.45 0.46(1.008) 0.45 0.15(0.341) 100.00 101.52(223.848) 100.00 34.30(75.624) ───────────────────────────────────
【0094】パン粉の練り粉を、ホバート(Hobar
t)ミキサー中で15分間溶かしたショートニングを砂
糖と混ぜ;ミルク、塩及びモノグリセリドの中で混ぜ;
そして小麦粉及びデンプンを表示した他の成分と30分
混合することによって作った。
【0095】サンプルを以下の条件に従い、ウェンガー
(Wenger)X−20単軸スクリュー加熱押出し機
によって押出し成形した。
【0096】 スクリュー/バレルの形態 バレル部分 スクリュー部分 シェアーロック インレット(Inlet)−714 スパイラル(Spiral)−372 単一フライト 364 スパイラル−372 単一フライト 364 スパイラル−372 二重フライト 364 フルーテット(Fluted)−318 二重フライト 324 コーン(Cone)−350 三重フライト
【0097】 運転条件 スクリュースピード 400RPM 運転負荷 14Amps ダイスペーサー 2.5cm ダイ孔口 0.5cm ドライフィード速度 3kg/分 投入水分量 12% 排出水分量 29% バレル温度 10/70/120℃
【0098】押出し後、サンプルをオーブン中93℃に
2.5時間乾燥し、そして乳針と乳棒によりパン粉の粒
子へと砕き、#10U.S.シーブサイズスクリーンに
通し、そして#20のスクリーンで捕獲した。
【0099】コントロール組成物及び(1)ジェット加
熱/スプレー乾燥(実施例1)された70%のアミロー
ストウモロコシデンプン、(2)35WFへと酸変換せ
しめた、ジェット加熱/スプレー乾燥(実施例1)させ
た70%のアミローストウモロコシデンプン、又は
(3)約45%の短鎖アミロースを含むように枝切りせ
しめたワキシ−メイズデンプン(実施例3)を含む実験
組成物により調製したパン粉を、皮をはいだチキンピー
ス上にまぶし、そしてこのチキンをマイクロウエーブオ
ーブン中で3−4分間加熱した。このコートされたチキ
ンについて、コーティング歯ごたえ、色調及び接着性を
評価した。コーティングが茶色になるサンプルはなかっ
た。全てのコーティングがチキンに接着していた。ジェ
ット加熱/スプレー乾燥せしめた70%のアミロースデ
ンプン、及び酸変換せしめ、ジェット加熱/スプレー乾
燥せしめた70%のアミロースを含むサンプルは優れた
歯ごたえを有すものと判定され、そして最も良いコーテ
ィングであることがわかった。約45%の短鎖アミロー
スを含む迄酵素的に枝切りせしめたワキシ−メイズデン
プンを含むサンプルは劣った歯ごたえをもたらした。
【0100】従って、押出しパン類の生地の特性はパン
類組成物に押出し成形の前にジェット加熱/スプレー乾
燥せしめた(実施例1)70%のアミロースデンプンを
加えることにより改善された。
【0101】可溶性高アミロースデンプンを含む半製品
スナック類を以下の組成及び加工によって調製した。
【0102】 スナック組成(重量%) 実 験d 成 分 コントロール A B C ─────────────────────────────────── 改質デンプンa 60.0 54.0 30.0 0 可溶性高アミロースデンプンb 0 6.0 30.0 60.0 チーズタング(商標)c 17.0 17.0 17.0 17.0 塩 2.0 2.0 2.0 2.0 からし粉末 0.1 0.1 0.1 0.1 オニオン粉末 0.5 0.5 0.5 0.5 グルタミン酸−ナトリウム 0.1 0.1 0.1 0.1 ガーリック粉末 0.03 0.03 0.03 0.03 水 20.27 20.27 20.27 20.27 100.00 100.00 100.00 100.00 ───────────────────────────────────
【0103】a.架橋化、アセチル化、予備糊化ワキシ
−メイズデンプン。 b.酸変換(35WF)した、実施例1の方によりジェ
ット加熱/スプレー乾燥させた70%のアミロースデン
プン。 c.チーズ風味粉末。Kraft Food Ingr
edients Corp.より入手。 d.サンプルA,B及びCはそれぞれ10,50及び1
00%の改質デンプンが可溶性高アミロースデンプンに
より代替されていることを示す。
【0104】乾燥成分を混合し、そして水を混合しなが
ら加えて練り粉を作った。この練り粉をハンドホモジナ
イザー(C.W.Logeman Companyより
入手)を用いて室温で押出し、切断して水分10%迄乾
燥させた。コントロール及び実験スナックのサンプルを
(1)177℃(350°F)で10分焼くか、又は
(2)190℃(375°F)で1.5分ディープフラ
イした。
【0105】サンプルは生地又は歯ごたえ及び外観、更
には膨張性を含む官能的性質について評価された。フラ
イされた又は焼かれたかのいづれにおいても優れていた
サンプルは10%の改質デンプンが可溶性高アミロース
デンプンにより代替されているものであった。これらの
サンプルは改質デンプンコントロールよりも改善された
歯ごたえ及びより固い生地を有していた。50又は10
0%の高アミロースデンプンの配合を含むサンプルは累
進的な低い膨張性及び悪い生地特性を示した。
【0106】本実施例は予備押出し成形した、完全予備
分散させた高アミロースデンプンフラワーにより作っ
た、改善されたすぐに食せる穀類食品の製造を例示す
る。
【0107】パートA:予備押出し処理 完全に分散させた、70%のアミロースデンプンを含む
フラワーのサンプル(マイクロクリスプ(Microc
risp:商標);National Starch
and Chemical Company,Brid
gewater,New Jerseyより入手)を、
本明細書で穀類食品について記載した実施例4における
押出し条件のもとで押出し成形したが、但し13.5%
の投入水分量へとこのフラワーを水にスラリー化せし
め、そしてバレル温度は130℃とした。この押出しフ
ラワーを粉末へと砕いた。
【0108】パートB:穀類食品押出し成形 上記のパートAの押出しフラワーを、50部のコーンフ
ラワー、40部のオートフラワー及び10部の砂糖を含
む穀類食品組成物に50%のコーンフラワー代替レベル
にて加えた。この実験及びコントロール穀類食品を形成
せしめ、そして実施例4の方法により押出し成形した。
穀類食品のボウルライフを実施例4の方法により評価し
た。
【0109】予備押出し成形させ、完全に予備分散させ
た高アミロースフラワーを含む穀類食品はコントロール
穀類食品よりも1〜2分長いボウルライフを示した。従
って、この予備押出し成形させた高アミロースフラワー
は改善された耐水性及び歯ごたえを押出し穀類食品に提
供した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール アルティアリ アメリカ合衆国,ニュージャージー 08502,ベル メッド,ウィギンズ レー ン 9 (72)発明者 ラルフ トルクサク アメリカ合衆国,ニュージャージー 08835,マンビル,サウス シックスティ ーンス アベニュ 125 (72)発明者 リサ マディオ アメリカ合衆国,ニュージャージー 07405,レオニア,ノードホフ ドライブ 569 (72)発明者 チュン−ワイ チウ アメリカ合衆国,ニュージャージー 08840,ウエストフィールド,ウッズ エ ンド ロード 305 (72)発明者 ゲイリー ツゥイアーカン アメリカ合衆国,ニュージャージー 07830,キャリフォン,タートルバック ロード 61 (72)発明者 ジェイムズ ザリー アメリカ合衆国,ニュージャージー 08876,ヒルスボロー,コロンビア コモ ンス 508 (72)発明者 ジェイムズ エデン アメリカ合衆国,ニュージャージー 08873,ミルストーン,フランクリン ス トリート 47 (72)発明者 ジェイムズ カシカ アメリカ合衆国,ニュージャージー 08889,ホワイトハウス ステーション, ウィザースプーン ストリート 124

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥押出し食品を製造するための方法で
    あって、以下の段階: (a)1〜15%の水、並びに、 (1)スプレー乾燥せしめた、非粒状高アミロースデン
    プンであって、実質的に非結晶性であり、実質的に老化
    していなく、そして完全に予備分散されていることを特
    徴とするデンプン; (2)スプレー乾燥せしめた、粒状のくぼみのついた球
    体の形における均一に糊化している高アミロースデンプ
    ンであって、少なくとも大部分のこの顆粒が完全であり
    且つ壊れていなく、これらのデンプン顆粒がゆるく結合
    している凝集体又は独立顆粒の状態におけるデンプン; (3)少なくとも65%のアミロースを含んで成る酵素
    的に枝切りせしめた可溶性デンプン; (4)少なくとも65%のアミロースを含んで成る結晶
    状短鎖アミロースを含む、酵素的に枝切りせしめた糊化
    デンプン; (5)予備押出しせしめ、完全に予備分散せしめた高ア
    ミロースデンプン;及び (6)それらの組合せ; より成る群から選ばれる、最大75重量%迄の効果的な
    量の可溶化高アミロースデンプン、を含んで成る押出し
    成形のための食品を作り;そして、 (b)該食品を160℃迄の温度且つ35.2kg/cm2
    迄(500psi )の圧力にて押出し成形することを含ん
    で成る[ここで該乾燥押出し食品は歯ごたえのある生地
    (crisp texture)、並びに該食品の内外
    への水、油及び空気の移動に対する耐性によって特徴付
    けられる]方法。
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