JPH05292187A - 加入者ループ監視回路 - Google Patents

加入者ループ監視回路

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JPH05292187A
JPH05292187A JP9136392A JP9136392A JPH05292187A JP H05292187 A JPH05292187 A JP H05292187A JP 9136392 A JP9136392 A JP 9136392A JP 9136392 A JP9136392 A JP 9136392A JP H05292187 A JPH05292187 A JP H05292187A
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JP
Japan
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circuit
subscriber
line
photocoupler
signal
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Withdrawn
Application number
JP9136392A
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English (en)
Inventor
Toshiro Tojo
敏郎 東條
Kenji Takato
健司 高遠
Kazumi Kinoshita
和美 木下
Taichi Kosako
太一 小迫
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加入者回路における加入者呼出し時のループ
監視回路に関し、給電回路に接続されたループ監視回路
の誤動作防止を経済的に行うことを目的とする。 【構成】 加入者線に電源を供給するA線の給電回路1
とB線の給電回路2と、該給電回路1と2に流れる電流
の和を検出することにより加入者電話機9のオンオフを
監視するループ監視回路3と、呼出信号送出時の加入者
電話機9の応答を監視するリングトリップ回路4を有す
る加入者回路10において、呼出信号送出用リレーLA5
の両端に電流制御用抵抗R2とホトカプラ6のホトダイオ
ード部PDを接続し、ループ監視回路3の出力端子とダイ
オードD0との間にホトカプラ6のホトトランジスタ部PT
R のコレクタ側を接続し、エミッタ側を接地し、加入者
線のB線は直接給電回路B2と2線4線変換回路7に接
続するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加入者回路における加入
者呼出し時のループ監視回路の誤動作防止方法に関す
る。デジタル交換機における加入者回路は、所謂BOR
SCHT機能により加入者電話機を動作させ一連の通話
を行わせている。これらの機能はB(給電)O(過電圧
保護)R(呼出信号送出)S(監視)C(コーデック)
H(二線−四線変換)T(テスト)の総称であるが、こ
れら機能の内、BS(給電監視)とR(呼出信号送出)
に関する回路について述べる。
【0002】
【従来の技術】従来の加入者回路における給電監視回路
と呼出信号送出回路のブロック構成図を図4に示す。図
において、20は加入者回路、21は給電回路A、22は給電
回路B、23はループ監視回路、24はリングトリップ回
路、25は呼出信号送出用リレーLA、26は呼出信号送出
用リレーLB、27は2線4線変換回路、28は呼出信号電
源、29は加入者電話機を示す。なお、laはリレーLAの
接点、lbはリレーLBの接点、R0とR1は抵抗、D0とD1は
整流器、VBB とVCC は直流電源、SCN は制御回路へのス
キャン信号、SDは制御回路からの制御信号を示す。
【0003】従来の呼出信号回路は、呼出信号電源28よ
りla−R0−la−A線−電話機−B線−lb−GND の経路で
電話機29に与える事で加入者の呼出しを行っている。本
回路でlb接点を用いてB線をGND に接続しているのは給
電回路BとAに接続されたループ監視回路23の誤動作を
防止する事が目的である。このlb接点とla接点のために
専用のリレーLBとLAとを使用している。
【0004】上記lb接点を用いずB線を介して呼出信号
をB線側の給電回路22に与えた場合、加入者が応答しな
いにも係わらずループ監視回路23が動作し、スキャン信
号SCN が加入者応答状態となり、加入者電話機29に対す
る呼出しが停止する障害が発生する。誤SCN が発生する
メカニズムは次の通りである。
【0005】給電回路は通話中音声信号を不要に減衰さ
せない為、作動信号に対するインピーダンスは非常に高
く設計されている。上記の呼出し状態ではB線のみに呼
出信号が与えられる事から給電回路Bに一種の作動信号
が与えられたのと同様の状態となり、これにより給電回
路Bがハイインピーダンスとなる為、加入者電話機イン
ピーダンス、給電回路インピーダンスの分圧によりB線
側に大きな電圧が発生する。B線側に発生した電圧によ
り給電回路Bに電流が発生する。また、同様に音声伝送
用の2線4線変換回路27を介して給電回路Aにも電流が
発生する。
【0006】給電回路AとBに接続されたループ監視回
路23は、加入者がオフフックした時に給電回路BとAに
流れる電流の和を任意の閾値と比較する事により加入者
の状態(オン/オフフック)監視を行っている為、上記
の様に呼出し状態で給電回路BとAに流れる電流の和が
オフフック状態と同様な値となった場合、加入者が応答
しないにも係わらずループ監視回路23が動作し誤SCN 信
号が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって従来回路で
はこの問題を解決する為に、リレーLBの接点lbを用い
てB線をGND に接続し、給電回路に誤って呼出信号を与
えない様に対処しているが、リレーは比較的高価な部品
であり、本対処が加入者回路の経済化を阻害する一つの
要因となっている。
【0008】本発明は、B線にリレーLBの接点lbを用
いずに、ループ監視回路の出力側を呼出信号送出中ホト
カプラのホトトランジスタにより接地することにより、
ループ監視回路が誤動作をしないようにして加入者回路
の経済化を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の原理構成図を図
1に示す。図において、1は給電回路A、2は給電回路
B、3はループ監視回路、4はリングトリップ回路、5
は呼出信号送出用リレーLA、6はホトカプラPH、7
は2線4線変換回路、8は呼出信号電源、9は加入者電
話機、10は加入者回路を示す。なお、laはリレーLAの
接点、PDはホトカプラのホトダイオード部、PTR はホト
カプラのホトトランジスタ部、R0, R1,R2は抵抗、D0, D
1はダイオード、VBB, VCCは電源、SCN は制御装置への
スキャン信号、SDは制御装置からの制御信号を示す。
【0010】リレーLA5の両端に電流制御用抵抗R2と
ホトカプラ6のホトダイオード部PDを接続し、ループ監
視回路3の出力端子とダイオードD0との間にホトカプラ
6のホトトランジスタ部PTR のコレクタ側を接続し、エ
ミッタ側を接地する。加入者線のB線は直接給電回路B
2と2線4線変換回路7に接続するように構成する。
【0011】
【作用】制御装置からの制御信号SDのオンにより呼出信
号送出用リレーLA5が動作すると同時に、ホトカプラ
6のホトダイオード部PDがオン状態となり、ホトトラン
ジスタ部PTR のコレクタとエミッタ間が接続状態にな
り、ループ監視回路3の出力はGND とショート状態とな
る。制御装置からの制御信号SDのオフによりリレーLA
5が復旧すると同時に、ホトカプラ6がオフ状態とな
り、ループ監視回路3の出力はGND とオープン状態とな
る。制御信号SDのオンオフによりリレーLA5とホトカ
プラ6とは断続を繰り返す。
【0012】給電回路B2のインピーダンスは高い為、
リレーLA5が動作するとla接点の動作により給電回路
B2に大きな電流が流れ、ループ監視回路3はこの電流
を検出して誤SCN を出力しようとするが、ホトカプラ6
のオンによりループ監視回路3の出力がGND にショート
されているため誤SCN は制御装置側へ出力されない。
【0013】呼出中はla接点が動作中の為、呼出中の加
入者の応答は呼出信号送出用抵抗R0の両端に接続された
リングトリップ回路4で監視し、加入者応答によりSCN
信号を制御装置側に送出する。また、la接点が復旧中の
加入者の応答はループ監視回路3により監視し、加入者
応答によりSCN 信号を制御装置側に送出する。従来使用
していたリレーLBの代わりにホトカプラと抵抗を使用
している為、比較的安価な部品により加入者回路の経済
化を図ることが可能となる。
【0014】
【実施例】本発明の加入者回路の回路構成図の実施例を
図2に示す。図において、11は給電回路A、12は給電回
路B、13はループ監視回路、14はリングトリップ回路、
15は呼出信号送出回路、16は過電圧保護回路、17は2線
4線変換回路、18は過電流防止回路、19はバイアス電圧
供給回路を示す。la1,la2 はリレー接点、PTR はホトカ
プラ接点、R0, R1, R2は抵抗、DO, D1はダイオードを示
す。
【0015】過電圧保護回路16は制限抵抗R3b,R3a と整
流器D2b,D2a,D3b,D3a とからなり、加入者回線に付加さ
れる衝撃電圧から加入者回路を保護するためであり、過
電流防止回路18は抵抗R4b,R5b と抵抗R4a,R5a の両端に
接続された保護回路により、地絡、電池絡時に発生する
過電流を防止するための回路である。バイアス電圧供給
回路19はオペアンプOP0b,OP0a により給電回路の交流誘
導耐量を向上させるために任意のバイアス電圧を持たせ
るための回路である。
【0016】給電回路AとBは上記過電流防止回路18と
バイアス電圧供給回路19とをそれぞれ含み、オペアンプ
OP1b,OP1a とトランジスタQ0b とQ0a により地気と電源
とを加入者線に供給すると共に、抵抗R6b と抵抗R6a の
両端電圧をループ監視回路13で監視して、加入者の応答
を監視する。ループ監視回路13は加入者の応答によりス
キャン信号SCN を制御装置に送出して、制御装置からの
制御信号SDを切る。
【0017】呼出信号送出回路15は制御装置からのSD信
号のオン(1秒)オフ(2秒)により、リレーLAとホ
トカプラPHとをオンオフし、接点la1 の断続により呼
出信号を電話機に送出する。接点la2 は抵抗R0の両端に
接続したリングトリップ回路14が呼出信号の常時負荷と
なる事を防止する為のリレー接点である。呼出信号送出
中はホトカプラ接点PTR によりループ監視回路13の出力
は制御するが、呼出信号送出中に加入者が応答すればリ
ングトリップ回路14により検出してSCN 信号を制御装置
に送出して、制御装置からの制御信号SDを切る。
【0018】したがって、呼出信号送出時(SD信号送出
時)はリングトリップ回路14により加入者応答を検出
し、その間はループ監視回路13の出力側は“L”になっ
ているので誤動作は起きない。呼出信号休止時(SD信号
休止時)はループ監視回路13により加入者応答を検出す
る。この時はループ監視回路13の出力側はオープン状態
になっている。なおダイオードD0, D1はSCN 信号への回
り込み防止用である。
【0019】SD信号とSCN 信号との関係を図3に示す。
図において、ループ監視回路の出力状態をとし、リン
グトリップ回路の出力状態をとすれば、加入者応答時
の状態における呼出信号との関係は図に示すようにな
る。
【0020】
【発明の効果】本発明により、加入者呼出時のループ監
視回路の誤動作防止を経済的な回路構成で実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理構成図
【図2】 実施例の回路構成図
【図3】 SD信号とSCN 信号との関係図
【図4】 従来例のブロック構成図
【符号の説明】
1,11,21 給電回路A 2,12,22 給電回路B 3,13,23 ループ監視回路 4,14,24 リングトリップ回路 5,25 呼出信号送出用リレーLA 6 ホトカプラPH 7,17,27 2線4線変換回路 8,28 呼出信号電源 9,29 加入者電話機 10,20 加入者回路 15 呼出信号送出回路 16 過電圧保護回路 18 過電流防止回路 19 バイアス電圧供給回路 26 呼出信号送出用リレーLB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小迫 太一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者線に電源を供給するA線の給電回
    路(1)とB線の給電回路(2)と、該給電回路(1)
    と(2)に流れる電流の和を検出することにより加入者
    電話機(9)のオンオフを監視するループ監視回路
    (3)と、呼出信号送出時の加入者電話機(9)の応答
    を監視するリングトリップ回路(4)を有する加入者回
    路(10)において、 呼出信号送出用リレーLA(5)の両端に電流制御用抵
    抗R2とホトカプラPH(6)のホトダイオード部PDを接
    続し、ループ監視回路(3)の出力端子とダイオードD0
    との間にホトカプラPH(6)のホトトランジスタ部PT
    R のコレクタ側を接続し、エミッタ側を接地し、加入者
    線のB線は直接給電回路B(2)と2線4線変換回路
    (7)に接続することを特徴とする加入者ループ監視回
    路。
JP9136392A 1992-04-13 1992-04-13 加入者ループ監視回路 Withdrawn JPH05292187A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706