JPH05291998A - 衛星通信用変復調装置 - Google Patents

衛星通信用変復調装置

Info

Publication number
JPH05291998A
JPH05291998A JP8725592A JP8725592A JPH05291998A JP H05291998 A JPH05291998 A JP H05291998A JP 8725592 A JP8725592 A JP 8725592A JP 8725592 A JP8725592 A JP 8725592A JP H05291998 A JPH05291998 A JP H05291998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
initial pattern
frequency
demodulator
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8725592A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Oi
智之 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8725592A priority Critical patent/JPH05291998A/ja
Publication of JPH05291998A publication Critical patent/JPH05291998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CSC信号等の制御用信号を用いずに受信周
波数の中心からの偏差を学習して音声信号のバースト伝
送を可能にすることを目的とする。 【構成】 受信周波数に対し広範囲な周波数掃引を行う
第一手段および設定された受信周波数偏差値を掃引の中
心とし比較的狭い範囲の掃引を行う第二手段を含む復調
器9および10を備え、第一手段で学習した受信周波数
の中心からの偏差値を第二手段に与えて音声データを送
受することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星通信方式に利用す
る。特に、バーストデータの伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声データのようなバースト信号
伝送を行う場合に、DAMA(Demand Assi
gn Multiple Access)と呼ばれるキ
ャリア制御が行われていた。すなわち、バースト信号を
復調する復調器は通常キャリア引込み範囲が狭いので、
衛星変動等による受信周波数変動を補償して正しく受信
バーストが復調できるようにするために、通常連続波で
受信しているCSC(Common Signalli
ng Chanel)信号の受信周波数中心からの偏差
を学習し、バーストモードに移行した場合にもその偏差
分だけずれた位置でバースト信号を受信するために待機
していることが多い。
【0003】また、DAMAを使用しない場合には受信
周波数変動学習用のCSC信号を使わないことが多く、
音声データのバースト伝送が困難であり、バースト信号
を送受信する場合にも連続波をたてていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例では、バーストデータを送受信する場合にも連続波
をたてて使用するので、回線効率が低くなる欠点があっ
た。
【0005】本発明は、このような欠点を除去するもの
で、連続波の制御用信号を用いずに受信周波数の中心か
らの偏差を学習して音声信号のバースト伝送を可能にす
る衛星通信用変復調装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、与えられたデ
ータとプリアンブル信号とを多重化する手段と、この多
重化された信号でバースト状キャリア信号を変調してア
ンテナに与える変調器と、このアンテナを経由する変調
されたキャリア信号を復調する復調器とを備えた衛星通
信用変復調装置において、初期パタンデータと音声デー
タとが与えられ、先ず初期パタンデータを選択し、次に
切替信号に応じて音声データを選択して上記多重化する
手段に与える選択手段と、上記復調器は、受信周波数に
対し広範囲な周波数掃引を行う第一復調手段および設定
された受信周波数偏差値を掃引の中心とし比較的狭い範
囲の掃引を行う第二復調手段を含み、上記復調器の第一
復調手段で復調されたデータとあらかじめ定められた初
期パターンとが等しいか否かを判断し、等しい場合に上
記選択手段へ切替信号を与え、かつ上記復調器の第二復
調手段に受信周波数偏差値を設定する手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】周波数設定器により送信の周波数が変更された
場合に、送出パタン切替回路により初期パターンAを送
出する。受信側では受信データの中から初期パターンA
を検出し、検出が成功すると送出する初期パターンをA
からBに変更すると共に復調器のモードをバーストモー
ドに変更する。またデータの送出も相手局の自動周波数
制御に際してのスイープの必要時間の2〜3倍の長いバ
ーストとする。どちらか一方の局が初期パターンBを受
信した後に、音声データの通信を行う。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1はこの実施例の構成を示すブロック
図である。この実施例は、図1に示すように、与えられ
たデータとプリアンブル信号とを多重化する手段である
多重化回路23および24と、この多重化された信号で
バースト状キャリア信号を変調してアンテナに与える変
調器5および6と、このアンテナを経由する変調された
キャリア信号を復調する復調器とを備え、さらに、本発
明の特徴とする手段として、初期パタンデータと音声デ
ータとが与えられ、先ず初期パタンデータを選択し、次
に切替信号に応じて音声データを選択して上記多重化す
る手段に与える選択手段である送出パタン切替回路3お
よび4と、復調器9および10は、受信周波数に対し広
範囲な周波数掃引を行う第一復調手段および設定された
受信周波数偏差値を掃引の中心とし比較的狭い範囲の掃
引を行う第二復調手段を含み、復調器9および10の第
一復調手段で復調されたデータとあらかじめ定められた
初期パターンとが等しいか否かを判断し、等しい場合に
上記選択手段へ切替信号を与え、かつ復調器9および1
0の第二復調手段に受信周波数偏差値を設定する手段で
ある受信データ読出し回路11および12とを備える。
【0009】次に、この実施例の動作を地球局Aと地球
局Bとが対向してデータ伝送を行う場合について説明す
る。周波数設定器1および2で送受信周波数の変更が行
われると、送出パタン切替回路3および4で選ばれた初
期パタンAは多重化回路23および24でプリアンブル
信号と多重化され、長いバースト(連続データ)が変調
器5および6を通ってアンテナ7および8から衛星へ送
出される。一方、受信周波数に対して正負両方向に広範
囲の自動周波数制御動作を行う復調器9および10でア
ンテナ7および8を介して受信したキャリア信号の復調
を行うとともに受信周波数偏差の学習を行う。受信デー
タ読出し回路11および12は、復調された受信データ
の中から初期パタンAの検出を試みる。この初期パタン
Aの検出は受信周波数偏差の学習は終了したときに成功
し、この地球局でのバースト信号の受信が可能になる。
このときに、復調器9および10に受信周波数偏差設定
値25および26が与えられ、復調器9および10はこ
の設定値を中心に復調動作を行う。また、送出パタン切
替回路3および4にも送信データパタン切替信号13お
よび14が与えられ、送出パタンが初期パタンBに切り
替えられる。この初期パタンBは受信局側で対向局の受
信周波数偏差の学習が完了したことを示す。したがっ
て、自局の送出パタンが初期パタンBであり、かつ受信
データからの読出しデータも初期パタンBであるとき
に、対向する地球局の両局での受信周波数偏差学習は完
了したことになる。受信データからの読出しデータが初
期パタンAまたはBであった後に、復調器9および10
の受信周波数の中心は学習した受信周波数偏差にセット
され、バーストモードとして動作する。また、送出パタ
ン切替回路3および4で切替えられた初期パタンBは多
重化回路23および24で再びプリアンブルと多重化さ
れ、長いバーストが変調器5および6を通ってアンテナ
7および8から送出される。受信データパタンが初期パ
タンBであった後に送出パタンとして初期パタンBを所
定時間送出すると送信データパタン切替信号13および
14により送出パタンを音声データに切替え、それ以後
に音声通信を行う。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、CSC
等の制御用チャンネルを要することなく、使用する周波
数を用いて受信周波数の中心からの偏差を学習してバー
ストモードでデータ伝送が行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック構成図。
【符号の説明】
1、2 周波数設定器 3、4 送出パタン切替回路 5、6 変調器 7、8 アンテナ 9、10 復調器 11、12 受信データ読出し回路 13、14 送信データパタン切替信号 23、24 多重回路 25、26 受信周波数偏差設定値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられたデータとプリアンブル信号と
    を多重化する手段と、この多重化された信号でバースト
    状キャリア信号を変調してアンテナに与える変調器と、
    このアンテナを経由する変調されたキャリア信号を復調
    する復調器とを備えた衛星通信用変復調装置において、 初期パタンデータと音声データとが与えられ、先ず初期
    パタンデータを選択し、次に切替信号に応じて音声デー
    タを選択して上記多重化する手段に与える選択手段と、 上記復調器は、受信周波数に対し広範囲な周波数掃引を
    行う第一復調手段および設定された受信周波数偏差値を
    掃引の中心とし比較的狭い範囲の掃引を行う第二復調手
    段を含み、 上記復調器の第一復調手段で復調されたデータとあらか
    じめ定められた初期パターンとが等しいか否かを判断
    し、等しい場合に上記選択手段へ切替信号を与え、かつ
    上記復調器の第二復調手段に受信周波数偏差値を設定す
    る手段とを備えたことを特徴とする衛星通信用変復調装
    置。
JP8725592A 1992-04-08 1992-04-08 衛星通信用変復調装置 Pending JPH05291998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8725592A JPH05291998A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 衛星通信用変復調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8725592A JPH05291998A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 衛星通信用変復調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05291998A true JPH05291998A (ja) 1993-11-05

Family

ID=13909682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8725592A Pending JPH05291998A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 衛星通信用変復調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05291998A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4510595A (en) Modified time-division transmission technique for digital mobile radio systems
US4236248A (en) Transmission speed switching system
EP0996241B1 (en) Mobile communication system
JPH0123970B2 (ja)
JPH10164157A (ja) 無線データ通信装置
JPH022338B2 (ja)
US4653044A (en) Data communicating method with capability of full-duplex communication over two-wire circuit
JPH05276132A (ja) 時分割多重デジタル無線通信方式
JPH05291998A (ja) 衛星通信用変復調装置
JP4565735B2 (ja) 衛星の遠隔制御リンクのための高ビットレートおよび低ビットレート伝送方法
JP2908217B2 (ja) 受信電界レベル検出回路
JP2845721B2 (ja) 無線通信システム
JPH0235848A (ja) 変調法切替伝送システム
US5295160A (en) Apparatus for FM-modulation of digital signals
KR0171026B1 (ko) Cdma 이동통신 시스템의 역방향 링크에서 버스트 파일럿의 전송방법
JP2500781B2 (ja) 回線切替装置
JP3562264B2 (ja) 電力線搬送通信装置
JPH0611125B2 (ja) 同一周波数中継方式
JPH0544210B2 (ja)
JPS6156659B2 (ja)
JPH0786989A (ja) 無線通信装置
JPS6326058A (ja) スケルチ回路
JPH0616613B2 (ja) 偏波多重無線通信方式
JPS6074855A (ja) 通信方式
JP2000068977A (ja) 無線信号多重伝送方法および無線信号多重伝送装置