JPH05291903A - 電磁駆動回路 - Google Patents

電磁駆動回路

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JPH05291903A
JPH05291903A JP4028340A JP2834092A JPH05291903A JP H05291903 A JPH05291903 A JP H05291903A JP 4028340 A JP4028340 A JP 4028340A JP 2834092 A JP2834092 A JP 2834092A JP H05291903 A JPH05291903 A JP H05291903A
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coil
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induced voltage
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Hiroshi Aoki
洋 青木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘起電圧の振幅に影響されず、常に効率の良
いタイミングでコイルを駆動でき、しかも誤動作を防止
することを目的としている。 【構成】 コイルL1 の誘起電圧が基準電圧Vr を越え
ると、比較回路CMから出力が生じ、ワンショットパル
ス発生回路W2 から所定時間遅れて駆動パルスが発生し
て駆動回路Tがオンになる。駆動パルスの発生停止から
時間T3 の間ワンショットパルス発生回路W3 から出力
が生じ、ゲート回路G1 が閉じられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振子等の駆動に用いられ
る電磁駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば時計の振子を一つのコイルで検出
および駆動する駆動回路として第4図に示すものがあ
る。
【0003】この回路は、第5図のように振子の永久磁
石Mの1極をコイルL2 に対向させて駆動するタイプの
ものおよび第6図のように永久磁石の2極をコイルL2
に対向させて駆動するタイプのものの両方に兼用できる
ものである。ここでは第6図のタイプのものを駆動する
場合の動作について説明することにする。磁石Mが第7
図Aのように、矢印方向に移動してきてコイルL2 に対
向すると、コイルL2には磁石Mを停止させる方向に励
磁する、第8図Aの極大の誘起電圧v1 が発生する。逆
に、第7図Bのように磁石Mが逆方向から移動してきて
コイルL2 に対向すると、この場合にも磁石Mを停止さ
せる方向に励磁する、第8図Aの極大の誘起電圧v2
発生する。
【0004】この極大点において、すなわち第7図Aあ
るいはBのタイミングでコイルに駆動電流を流して磁石
を付勢するのが効率上最も好ましい。そこで第4図のト
ランジスタT2 のスレッショルド電圧を第8図の電圧v
r に設定しておくものである。これによって、誘起電圧
が電圧vr を越えたときにトランジスタT2 がオフにな
り、トランジスタT1 がオンになって第8図Aのよう
に、誘起電圧v1 のタイミングでコイルL2 に駆動電流
が流れて磁石Mが付勢される。
【0005】なお第5図のタイプのものについても、上
記と同様に、誘起電圧の極大点においてコイルに駆動電
流を流すように設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、誘起電圧の振
幅はコイルの巻数、磁石の磁力の強さおよびコイルと磁
石との距離等によって変動するものである。上記従来の
構成では、誘起電圧の振幅変動によってコイルの駆動タ
イミングにずれが生じ、駆動効率が低下する場合があ
る。
【0007】すなわち、例えば第8図Bのように誘起電
圧の振幅が小さくなると、電圧vrに達するタイミング
が遅れ、最適なタイミングより遅れてコイルに駆動電流
が流れることになってしまう。
【0008】逆に、誘起電圧の振幅が大きくなった場合
には、最適なタイミングより早くコイルに駆動電流が流
れることになり、いずれの場合にも駆動効率が低下する
ものであった。そのため駆動効率を最適に保つために
は、誘起電圧の振幅に影響を与える種々の要因のばらつ
きをなくすようにしなければならず、製造組立等の精度
が厳しく要求されるものであった。
【0009】本発明は、誘起電圧の振幅に影響されず、
常に効率の良いタイミングでコイルを駆動でき、しかも
誤動作を防止できるようにしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイル検出用
の基準電圧を、誘起電圧の振幅変動が小さな低レベルに
設定しておき、コイルの誘起電圧が基準電圧を越えたと
きに一定時間だけ遅らせて最適タイミングで駆動パルス
を発生するようにし、しかも誤動作防止のために所定の
タイミングから予め設定した時間の間だけ駆動パルスを
発生させるための信号を禁止する禁止回路を設けること
により、上記目的を達成している。
【0011】
【実施例】第1図において、L1 は永久磁石(図示せ
ず)の検出および駆動コイル、Vrは基準電圧発生源
で、第2図のように従来より低レベルの基準電圧vr
生じるように設定してある。CMはコイルL1 の誘起電
圧と基準電圧vr とを比較する比較回路である。G1
2 はゲ―ト回路、G3 は抑止回路を構成するゲ―ト回
路である。W1 〜W3 はワンショットパルス発生回路
で、それぞれ幅T1 〜T3 のパルスを発生するものであ
る。ワンショットパルス発生回路W1 ,W2 によって出
力発生回路を構成し、ワンショットパルス発生回路W
2 ,W3 およびゲ―ト回路G1 ,G2 によって禁止回路
を構成している。Tは駆動回路を構成するトランジスタ
である。
【0012】以上の構成において、コイルL1 の誘起電
圧は比較回路CMによって基準電圧vr と比較され、第
2図Aのように誘起電圧が基準電圧vr を越えると、比
較回路CMから出力が発生し、ゲ―ト回路G1 を介して
ワンショットパルス発生回路W1 がトリガされ、その出
力から幅T1 のパルスが発生する。この時間T1 は、誘
起電圧が基準電圧vr を越えてから誘起電圧の極大点に
おいて、最適のタイミングで駆動パルスが発生するまで
の時間に設定してある。すなわち上記パルスの立下りに
よってワンショットパルス発生回路W2 がトリガされ、
その出力から幅T2 の駆動パルスが発生する。この駆動
パルスによってトランジスタTがオンになり、コイルL
1 に駆動電流が流れて、最適タイミングで磁石が付勢さ
れる。
【0013】この駆動パルスの立下りによってワンショ
ットパルス発生回路W3 がトリガされ、その出力から幅
3 のパルスが発生する。このパルスおよび先の駆動パ
ルスはゲ―ト回路G2 に供給され、各パルスの発生中は
ゲ―ト回路G1 が閉じられている。すなわち第2図の時
間T2 ,T3 の間は、比較回路CMから出力が発生して
もワンショットパルス発生回路W1 がトリガされること
はなく、誤動作が防止される。これは、基準電圧vr
低レベルに設定されているため、極大時以外にも誘起電
圧がこの基準電圧を越えることがあり、この場合に駆動
パルスが発生してしまうのを防止するためである。
【0014】なおワンショットパルス発生回路W1 の出
力もゲ―ト回路G2 に供給して時間T1 の間もゲ―ト回
路G1 を閉じておくようにしてもよい。
【0015】ところで上記の説明では省略したが、ワン
ショットパルス発生回路W1 の出力はゲ―ト回路G3
供給してあり、そのパルスが発生している間はゲ―ト回
路G3 が開いている。したがって、この間に比較回路C
Mの出力が停止すると、ワンショットパルス発生回路W
1 〜W3 がリセットされ、駆動パルスの発生が抑止され
る。これは、ノイズあるいは極大点以外の誘起電圧によ
る誤動作を防止するためのもので、時間T1 以上連続し
て基準電圧vr を越えた場合にのみ極大誘起電圧と見做
し、この場合にのみ駆動パルスを発生するようにするた
めである。
【0016】上記の構成において、誘起電圧の振幅が第
2図Bのように小さくなっても、基準電圧vr が低レベ
ルに設定してあるため、この付近での振幅変動は極めて
小さく、比較回路CMからの出力の発生タイミングは第
2図Aの場合とほとんど変わらない。したがって駆動パ
ルスの発生タイミングもほとんどずれることがなく、誘
起電圧の極大点において確実に駆動パルスを発生するこ
とができるものである。誘起電圧の振幅が大きくなった
場合についても同様である。
【0017】なお上記の例では、第6図のような2極の
磁石を用いた場合について説明したが、第5図のような
1極の磁石を用いた場合にも同様に適用できるものであ
る。この場合の誘起電圧波形は第3図のようになり、上
記と同様に誘起電圧の極大点においてコイルに駆動電流
が流れるものである。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、コイルの誘起電圧が基
準電圧を越えたときに所定時間だけ遅れてコイルに駆動
電流を流すようにしたので、基準電圧を低レベルに設定
しておくことができ、そのために駆動パルスの発生タイ
ミングが誘起電圧の振幅変動による影響をほとんど受け
ず、常に最も効率の良いタイミングでコイルに駆動電流
を流すことができる。したがって製造組立に従来ほどの
高精度が要求されず、製造組立工程を簡素化することが
できる。
【0019】さらに一旦、比較回路から出力が発生した
後は設定時間の間、比較回路から再度出力が発生するの
を禁止することにより、極大時以外の誘起電圧やノイズ
等による誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した電気回路図である。
【図2】第1図の動作説明のための電圧波形図である。
【図3】第1図の回路を他の例に用いた場合の電圧波形
図である。
【図4】従来の電磁駆動回路の一例を示した電気回路図
である。
【図5】振子の永久磁石とコイルの関係の一例を示した
説明図である。
【図6】振子と永久磁石の関係の他の例を示した説明図
である。
【図7】第6図の例におけるコイルの励磁極性を示した
説明図である。
【図8】第4図の動作説明のための電圧波形図である。
【符号の説明】
1 …コイル Vr …基準電圧発生源 CM…比較回路 W1 〜W3 …ワンショットパルス発生回路 T…駆動回路 G1 〜G3 …ゲ―ト回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石を検出および駆動するコイル
    と、このコイルの誘起電圧が基準電圧を越えたとき出力
    を生じる比較回路と、この比較回路からの出力発生から
    所定時間だけ遅れて所定幅の駆動パルスを発生する出力
    発生回路と、この出力発生回路からの駆動パルスによっ
    て動作し上記コイルに駆動電流を流す駆動回路と、上記
    比較回路から出力が発生した後の所定タイミングから予
    め設定した時間の間上記比較回路から上記出力発生回路
    への出力の供給を禁止する禁止回路とからなる電磁駆動
    回路。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5132264A (ja) * 1974-09-13 1976-03-18 Hitachi Ltd
JPS58154399A (ja) * 1982-03-01 1983-09-13 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 誘導負荷駆動用集積回路
JPS58161334U (ja) * 1982-04-20 1983-10-27 株式会社東芝 単安定マルチバイブレ−タ
JPS6056080A (ja) * 1983-09-05 1985-04-01 Hakutou Kagaku Kk スケ−ル生成を防止した金属の腐食防止剤

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