JPH05291568A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05291568A
JPH05291568A JP9552392A JP9552392A JPH05291568A JP H05291568 A JPH05291568 A JP H05291568A JP 9552392 A JP9552392 A JP 9552392A JP 9552392 A JP9552392 A JP 9552392A JP H05291568 A JPH05291568 A JP H05291568A
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JP
Japan
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conductivity
gate electrode
type
region
well region
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JP9552392A
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Inventor
Hiroshi Kashimoto
浩 栢本
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】薄膜の酸化膜103の上に作られる配線層10
5を形成する際に、その形成時に、配線層107と基盤
あるいはウェル領域100,101とを接続させ、その
部分にダイオ−ドを形成する。また、さらに上層の第2
の配線層107に関しては、その形成時に、第2の配線
層107と基盤あるいはウェル領域100,101、あ
るいは第2の配線層107と前記配線層105とを接続
して、ダイオ−ドを形成する。 【効果】薄膜の上に形成された配線層に蓄積される電荷
によって、薄膜が破壊されるのを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に、MIS型トランジスタのゲート電極、あるいは、そ
れより後工程で形成される配線層の形成方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図7に従来のMIS型トランジスタのレ
イアウト、及び、断面構造の一例を示す。説明を簡略化
するために、図中の各々の番号を下記のように設定す
る。図7(a)において、105はトランジスタ12
0、121のゲート電極を形成する多結晶ポリシリコン
であり、107はトランジスタ120、121の各々の
ソ−ス電極へ電源を供給する、あるいは、トランジスタ
120、121の各々のドレイン電極から出力を引き出
すための金属配線であり、108は、この金属配線を、
ソ−ス、あるいは、ドレイン電極に接続するためのコン
タクトホ−ルである。また、112、113はトランジ
スタ120、121のソ−ス、ドレイン電極を形成する
フィールド領域であり、112の領域には、P(リ
ン)、As(ヒ素)等のイオン注入により、Nチャネル
トランジスタ120が形成され、更に、113の領域に
は、B(ボロン)等のイオン注入により、Pチャネルト
ランジスタ121が形成されている。また、図7(b)
は、図7(a)に示した破線A−Bの部分の断面構造を
示した図であり、図中100はPウェル領域、101は
Nウェル領域、102はフィールド酸化膜、103はゲ
ート酸化膜、106は層間絶縁膜である。
【0003】このようなMIS型トランジスタは、通
常、下記のような製造工程によって形成される。まず、
Pウェル領域100、Nウェル領域101、フィールド
酸化膜102、ゲート酸化膜103までを形成し、その
後にトランジスタのゲート電極である多結晶ポリシリコ
ン配線105を形成する。この時、前記多結晶ポリシリ
コン配線105には、通常、低抵抗化のためにP(リ
ン)等が打ち込まれるのが普通である。この後、チャネ
ル領域112に、P(リン)、As(ヒ素)等のイオン
注入を行い、Nチャネルトランジスタ120のソ−ス、
ドレイン電極を、また、チャネル領域113に、B(ボ
ロン)等のイオン注入を行い、Pチャネルトランジスタ
121のソ−ス、ドレイン電極をそれぞれ形成する。こ
の時、前記トランジスタのゲート電極105は、イオン
注入時のマスクの一部分の役割を果たしている。そして
更に、層間絶縁膜106、コンタクトホ−ル108を形
成した後、金属配線107によってMIS型トランジス
タ120、121のソ−ス電極とドレイン電極の配線が
行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の半導体技術の向
上は著しく、MIS型トランジスタの構造においても、
その能力を向上させるために、ゲート酸化膜の薄膜化が
行なわれてきており、1990年に発表された4MSR
AMでは13.5nmの膜厚を用いた製品も発表されて
いる。(IEEE JOURNAL OF SOLID
ーSTATE CIRCUITS,VOL.25,N
O.5)このようにゲート酸化膜が薄くなるにつれ、こ
のゲート酸化膜にかかる電界が次第に大きくなってく
る。従来例では、MIS型トランジスタのゲート電極で
ある多結晶ポリシリコン105を形成した後、この電極
をどこにも接続しないまま、多結晶ポリシリコンを低抵
抗化するためのイオン注入、Nチャネルトランジスタ1
20あるいはPチャネルトランジスタ121のソ−ス、
ドレインを形成するイオン注入を行なっている。この
為、ゲート電極である多結晶ポリシリコン105内に
は、イオン注入時の電荷が蓄積されたままになってお
り、後工程で電荷の抜け出る経路が形成されるまで電荷
は蓄積されたままである。このため、これら蓄積された
電荷の量によっては、ゲート酸化膜が電荷による強電界
によって破壊されたり、あるいは、イオン注入時の時点
ですでに破壊される危険性がある。
【0005】そこで、本発明は、このような問題点を解
決するもので、その目的とするところは、超薄膜のゲー
ト酸化膜のMIS型トランジスタを安定に製造できる構
造を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、少なくと
も、ゲートが第一導電型のゲート電極からなる第一導電
型チャネルの絶縁ゲート型電界効果トランジスタを含む
半導体装置、あるいは、少なくとも、ゲートが共通の第
一導電型のゲート電極からなる第一導電型チャネルの絶
縁ゲート型電界効果トランジスタと、逆導電型チャネル
の絶縁ゲート型電界効果トランジスタとを含む半導体装
置において、前記第一導電型のゲート電極を形成する工
程において、前記第一導電型のゲート電極が逆導電型の
半導体基板、あるいは逆導電型のウェル領域に直接接続
される領域を設けるか、前記第一導電型のゲート電極
が、第一導電型の拡散領域を介して、逆導電型の半導体
基板、あるいは逆導電型のウェル領域に接続される領域
を設けることにより達成される。
【0007】
【作用】本発明の上記構成によれば、MIS型トランジ
スタのゲート電極を形成する工程で、そのゲート電極
と、半導体基板あるいはウェル領域、の間にダイオ−ド
を形成することができる。
【0008】
【実施例】図1に本発明のMIS型トランジスタのレイ
アウト、及び、断面構造の一実施例を示す。説明を簡略
化するために、図中の各々の番号を下記のように設定す
る。図1(a)において、105はトランジスタ12
0、121のゲート電極を形成する多結晶ポリシリコン
であり、107はトランジスタ120、121の各々の
ソ−ス電極へ電源を供給する、あるいは、トランジスタ
120、121の各々のドレイン電極から出力を引き出
すための金属配線であり、108は、この金属配線を、
ソ−ス、あるいは、ドレイン電極に接続するためのコン
タクトホ−ルである。また、112、113はトランジ
スタ120、121のソ−ス、ドレイン電極を形成する
フィールド領域であり、112の領域には、P(リ
ン)、As(ヒ素)等のイオン注入により、Nチャネル
トランジスタ120が形成され、更に、113の領域に
は、B(ボロン)等のイオン注入により、Pチャネルト
ランジスタ121が形成されている。また、図1(b)
は、図1(a)に示した破線A−Bの部分の断面構造を
示した図であり、図中100はPウェル領域、101は
Nウェル領域、102はフィールド酸化膜、103はゲ
ート酸化膜、106は層間絶縁膜である。さらに図1
(a)において、110は、前記ゲート電極を形成する
多結晶ポリシリコン105の直下に設けられたフィール
ド領域であり、111は前記多結晶ポリシリコン105
と前記Pウェル領域100とを接続するためのコンタク
トホ−ルである。
【0009】次に、図2に図1とは別の本発明のMIS
型トランジスタのレイアウト、及び、断面構造の一実施
例を示す。説明を簡略化するために、図中の各々の番号
を下記のように設定する。図2(a)において、105
はトランジスタ120のゲート電極を形成する多結晶ポ
リシリコンであり、107はトランジスタ120のソ−
ス電極へ電源を供給する、あるいは、トランジスタ12
0のゲート電極へ入力信号を伝達する、あるいは、トラ
ンジスタ120のドレイン電極から出力を引き出すため
の金属配線であり、108は、この金属配線を、ソ−
ス、あるいは、ドレイン電極に接続するためのコンタク
トホ−ルで、109は前記金属配線をゲート電極に接続
するためのコンタクトホ−ルである。また、112はト
ランジスタ120のソ−ス、ドレイン電極を形成するフ
ィールド領域であり、112の領域には、P(リン)、
As(ヒ素)等のイオン注入により、Nチャネルトラン
ジスタ120が形成されている。また、図2(b)は、
図2(a)に示した破線A−Bの部分の断面構造を示し
た図であり、図中100はPウェル領域、102はフィ
ールド酸化膜、103はゲート酸化膜、106は層間絶
縁膜である。さらに図2(a)において、110は、前
記ゲート電極を形成する多結晶ポリシリコン105の直
下に設けられたフィールド領域であり、111は前記多
結晶ポリシリコン105と前記Pウェル領域100とを
接続するためのコンタクトホ−ルである。
【0010】これらの本構成のMIS型トランジスタの
製造工程を下記に示す。まず、Pウェル領域100、N
ウェル領域101、フィールド酸化膜102、ゲート酸
化膜103までを形成し、その後、コンタクトホール1
11を開孔してからトランジスタのゲート電極である多
結晶ポリシリコン配線105を形成する。この時点で、
前記ゲート電極である多結晶ポリシリコン配線105
は、フィールド領域110の領域でPウェル領域100
と直接接続される。この時、前記多結晶ポリシリコン配
線105には、通常、低抵抗化のためにP(リン)等が
打ち込まれる。この後、チャネル領域112に、P(リ
ン)、As(ヒ素)等のイオン注入を行い、Nチャネル
トランジスタ120のソ−ス、ドレイン電極を、また、
チャネル領域113に、B(ボロン)等のイオン注入を
行い、Pチャネルトランジスタ121のソ−ス、ドレイ
ン電極をそれぞれ形成する。この時、前記トランジスタ
のゲート電極105は、イオン注入時のマスクの一部分
の役割を果たしている。そして更に、層間絶縁膜10
6、コンタクトホ−ル108、109を形成した後、金
属配線107によってMIS型トランジスタ120、1
21のソ−ス電極とドレイン電極の配線が行なわれる。
【0011】このような構成にすることにより、ゲート
電極である多結晶ポリシリコン配線105は、その形成
時にすでにフィールド領域110の領域でPウェル領域
100と直接接続されることになる。また、前にも述べ
たように、前記多結晶ポリシリコン配線105には、通
常、低抵抗化のためにP(リン)等が打ち込まれるた
め、これら多結晶ポリシリコン配線105とPウェル領
域100との接点では、図1(b)あるいは図2(b)
中で示すように、ダイオードD1が形成される。図6
は、このダイオードD1の概略の特性を示すものであ
り、図中のVBはブレークダウン電圧を示している。し
たがって、多結晶ポリシリコンを低抵抗化するためのイ
オン注入、Nチャネルトランジスタ120あるいはPチ
ャネルトランジスタ121のソ−ス、ドレインを形成す
るためのイオン注入といった、イオン注入時に多結晶ポ
リシリコン配線105内に入り込んだ電荷は、ゲート酸
化膜にVB以上の電圧がかかりだした時点で、このダイ
オ−ドを介してPウェル領域100に逃げていく。した
がって、ゲート酸化膜間にはVB以上の電圧がかかるこ
とはなく、電荷による強電界によってゲート酸化膜10
3が破壊されることはない。このVBの値は前記多結晶
ポリシリコン配線105に打ち込まれるP(リン)等の
濃度と、Pウェル領域100のB(ボロン)等の濃度に
よって決定されるものであり、この値を制御することに
より超薄膜のゲート酸化膜のMIS型トランジスタの製
造を容易に行なうことができる。
【0012】図3、図4に図1、図2とは別の本発明の
MIS型トランジスタのレイアウト、及び、断面構造の
一実施例を示す。図3、図4では、図1、図2の多結晶
ポリシリコン105の直下に、多結晶ポリシリコンから
の熱拡散によって、N型拡散領域104を形成してい
る。したがって、前記ダイオ−ドD1は、N型拡散領域
104とPウェル領域100との接点に形成されてい
る。この場合も前記実施例と同じ効果が得られ、多結晶
ポリシリコンを低抵抗化するためのイオン注入、Nチャ
ネルトランジスタ120あるいはPチャネルトランジス
タ121のソ−ス、ドレインを形成するためのイオン注
入といった、イオン注入時に多結晶ポリシリコン配線1
05内に入り込んだ電荷は、このダイオ−ドを介してP
ウェル領域100に逃げていくので、ゲート酸化膜10
3が電荷による強電界によって破壊されることはない。
さらに、このVBの値は前述の実施例と同様、前記多結
晶ポリシリコン配線105に打ち込まれるP(リン)等
の濃度と、Pウェル領域100のB(ボロン)等の濃度
によって決定されるものであり、この値を制御すること
により超薄膜のゲート酸化膜のMIS型トランジスタの
製造を容易に行なうことができる。
【0013】図5に本発明の構造を応用した別の実施例
を示す。図中100はPウェル領域、102はフィール
ド酸化膜、103はゲート酸化膜、200は第1の層間
膜で、200は第2の層間膜である。また、105は本
発明によるゲート電極ポリシリコン配線で、210は後
工程で形成される2層目のポリシリコン配線であり、2
10はさらに後工程で形成される3層目のポリシリコン
配線である。最近の新しい技術の1つとして、薄膜トラ
ンジスタをシリコン基盤よりも上層の領域で作る技術が
開示され、それを応用したSRAMのメモリセル構造が
発表されている。(1990 SYMPOSIUM O
N VLSI TECHNOLOGYNO.4ー2 P
AGE 21ー22)この発表の構造では、図5中の2
層目のポリシリコン配線210がチャネルを形成してお
り、1層目のバルクトランジスタのゲート電極105
と、3層目のポリシリコン配線211が、薄膜トランジ
スタのゲート電極を構成しており、第1の層間膜200
と第2の層間膜201が薄膜トランジスタのゲート酸化
膜を形成している。このような構造では、いままでバル
クトランジスタのゲート酸化膜である103について述
べてきた問題点が、200、201の薄膜トランジスタ
のゲート酸化膜についてもあてはまる。しかし、この場
合にも本発明の構造を用いることによって、これらは解
決されるのは明かである。図5では、2層目のポリシリ
コン配線を形成する際に、1層目のゲート電極に接続す
るような構成にしており、さらに、3層目のポリシリコ
ン配線を形成する際に、2層目ポリシリコン配線を介し
て1層目のゲート電極に接続するような構成にしてい
る。このような構造にすることにより、後工程でポリシ
リコン配線210、211内にはいりこむ電荷は、ダイ
オ−ドD1により、Pウェル領域100に逃げていく。
また、図5では、2層目のポリシリコンを1層目のゲー
ト電極に接続するような構成にしているが、これは、2
層目のポリシリコン内にP(リン)等が打ち込まれてお
れば、直接Pウェル領域100に接続しても同じ効果が
得られるのは言うまでもない。また、逆にB(ボロン)
等が打ち込まれておれば、直接Nウェル領域(図示はし
ていない)に接続すれば同様な効果が得られる。このと
き、各々を接続するコンタクトの位置は、図5のように
限定されるものではなく、各々が異なった位置に配置さ
れいても問題はない。また、3層目のポリシリコンを直
接1層目のゲート電極に接続しても同じ効果を得られる
のは明かである。
【0014】また、今までの実施例については、その極
性を反対にしても同様な効果が得られる。たとえば、図
2において、Pウェル領域100をNウェル領域に換
え、ゲート電極105にB(ボロン)等を打ち込めば、
やはり、フィールド領域110の部分にはダイオ−ドが
形成され、本発明の構造となる。また、図1において
も、ゲート電極105にB(ボロン)等を打ち込み、フ
ィールド領域110をNウェル領域101に形成すれ
ば、やはり、本発明の構造となる。また、それぞれの場
合で、ポリシリコンからの熱拡散を行なえば、その構造
は、図3、図4と同じ本発明の構造となる。また、今ま
での説明ではゲート電極や配線層の構造をポリシリコン
構造で行なってきたが、これらは、これに限定されるも
のではなく、高融点金属を利用した、シリサイド構造
や、ポリサイド構造であっても同様の効果が得られるこ
とは言うまでもない。また、1層目の電極材に関して
は、特にトランジスタのゲート電極を形成している必要
はなく、単に、フィールド領域110の上だけに形成し
ておき、その上に第1、第2の配線層を接続することも
可能である。このことにより、直接第1、第2の配線層
を半導体基盤あるいはウェル領域に接続する場合より
も、接続部における段差を緩やかにでき高信頼性の半導
体装置を提供することも可能である。また、拡散領域1
04については、いままで、配線層からの熱拡散で形成
するように述べてきたが、これはあらかじめイオン注入
などで形成しておいても同様の効果が得られるのも明か
である。
【0015】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の本構成
にすることによって、半導体装置内の超薄膜をはさんだ
位置に構成される配線層に対して、その配線層を形成す
る段階でダイオ−ドを形成するので、配線層に蓄積され
る電荷の抜け出る経路を形成することができる。したが
って、種々の工程で発生する電荷のために前記半導体装
置内の超薄膜が破壊されることもなく、安定に半導体装
置を製造することができる。また、これらによってでき
たダイオ−ドは、半導体装置が最終工程までいった後
は、トランジスタや、配線層の静電保護の役目を果たし
たり、ノイズ電流を吸収する働きを行なうので、高信頼
性の半導体装置を提供することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のレイアウトとその一部の断
面構造を示す図。
【図2】本発明の別の実施例のレイアウトとその一部の
断面構造を示す図。
【図3】本発明の別の実施例のレイアウトとその一部の
断面構造を示す図。
【図4】本発明の別の実施例のレイアウトとその一部の
断面構造を示す図。
【図5】本発明の別の実施例のレイアウトとその一部の
断面構造を示す図。
【図6】ダイオードD1の特性を示す図。
【図7】従来例のレイアウトとその一部の断面構造を示
す図。
【符号の説明】
100・・・Pウェル領域あるいはNウェル領域 101・・・Nウェル領域あるいはPウェル領域 102・・・フィールド酸化膜 103・・・ゲート酸化膜 104・・・N型拡散領域あるいはP型拡散領域 105・・・ゲート電極 106・・・層間絶縁膜 107・・・金属配線層 108,109,111・・・コンタクトホ−ル 110・・・ダイオ−ドフィールド領域 112,113・・・トランジスタフィールド領域 120,121・・・Nチャネルトランジスタ領域ある
いはPチャネルトランジスタ領域 200,201・・・層間膜 210,211・・・2層3層目の配線層 D1・・・ダイオ−ド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/06 9170−4M H01L 27/06 311 B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、ゲートが第一導電型のゲート
    電極からなる第一導電型チャネルの絶縁ゲート型電界効
    果トランジスタを含む半導体装置において、前記第一導
    電型のゲート電極を形成する工程において、前記第一導
    電型のゲート電極が逆導電型の半導体基板、あるいは逆
    導電型のウェル領域に直接接続される領域を設けたこと
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】少なくとも、ゲートが共通の第一導電型の
    ゲート電極からなる第一導電型チャネルの絶縁ゲート型
    電界効果トランジスタと、逆導電型チャネルの絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタとを含む半導体装置におい
    て、前記第一導電型のゲート電極を形成する工程におい
    て、前記第一導電型のゲート電極が逆導電型の半導体基
    板、あるいは逆導電型のウェル領域に直接接続される領
    域を設けたことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の半導体装置
    において、前記第一導電型のゲート電極を形成する工程
    において、前記第一導電型のゲート電極が、第一導電型
    の拡散領域を介して、逆導電型の半導体基板、あるいは
    逆導電型のウェル領域に接続されることを特徴とする半
    導体装置。
  4. 【請求項4】半導体基盤上に形成される絶縁ゲート型電
    界効果トランジスタのゲート電極の形成よりも、後工程
    で行なわれる第一導電型配線の形成工程において、前記
    第一導電型配線が逆導電型の半導体基板、あるいは逆導
    電型のウェル領域に直接接続される領域を設けたことを
    特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】半導体基盤上に形成される絶縁ゲート型電
    界効果トランジスタのゲート電極の形成よりも、後工程
    で行なわれる第一導電型配線の形成工程において、前記
    第一導電型配線が第一導電型の拡散領域を介して、逆導
    電型の半導体基板、あるいは逆導電型のウェル領域に接
    続されることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】半導体基盤上に形成される絶縁ゲート型電
    界効果トランジスタのゲート電極の形成よりも、後工程
    で行なわれる第一導電型配線の形成工程において、前記
    第一導電型配線が請求項1から請求項3記載の第一導電
    型ゲート電極に接続されることを特徴とする半導体装
    置。
  7. 【請求項7】請求項3から請求項6記載の第一導電型配
    線の形成よりも、後工程で行なわれる第2の第一導電型
    配線の形成工程において、前記第2の第一導電型配線が
    請求項3から請求項6記載の第一導電型配線に接続され
    ることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】請求項1から請求項3、および、請求項6
    記載の第一導電型ゲート電極層が、絶縁ゲート型電界効
    果トランジスタのゲート電極を形成していない部分を有
    していることを特徴とする半導体装置。
JP9552392A 1992-04-15 1992-04-15 半導体装置 Pending JPH05291568A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001526003A (ja) * 1998-02-25 2001-12-11 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Mosトランジスタを有する半導体装置
US6410964B1 (en) 1998-03-31 2002-06-25 Nec Corporation Semiconductor device capable of preventing gate oxide film from damage by plasma process and method of manufacturing the same

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