JPH05291053A - 変圧器鉄心 - Google Patents
変圧器鉄心Info
- Publication number
- JPH05291053A JPH05291053A JP4086789A JP8678992A JPH05291053A JP H05291053 A JPH05291053 A JP H05291053A JP 4086789 A JP4086789 A JP 4086789A JP 8678992 A JP8678992 A JP 8678992A JP H05291053 A JPH05291053 A JP H05291053A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- silicon steel
- steel sheet
- grain
- steel plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 インバータ電源等の高調波発生負荷に用いる
変圧器の鉄心を低騒音形に構成する。 【構成】 方向性けい素鋼板からなる鉄心11を中央部
に配置し、その両側に例えば6.5%けい素鋼板のよう
な低磁歪材料からなる鉄心12を配置した組合せ鉄心と
する。低磁歪材料の鉄心12aの断面積は全鉄心断面積
の10〜50%とする。鉄心11を構成する方向性けい
素鋼板には予め機械的歪あるいは熱歪を導入しおく。
変圧器の鉄心を低騒音形に構成する。 【構成】 方向性けい素鋼板からなる鉄心11を中央部
に配置し、その両側に例えば6.5%けい素鋼板のよう
な低磁歪材料からなる鉄心12を配置した組合せ鉄心と
する。低磁歪材料の鉄心12aの断面積は全鉄心断面積
の10〜50%とする。鉄心11を構成する方向性けい
素鋼板には予め機械的歪あるいは熱歪を導入しおく。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータ電源用などに
用いられる変圧器鉄心に関する。
用いられる変圧器鉄心に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、変圧器などの誘導機器に用いられ
る鉄心に従来から3%方向性けい素鋼板に代わり、磁気
歪が小さく優れた磁気特性を有する6.5%けい素鋼板
を用いることが検討されている。
る鉄心に従来から3%方向性けい素鋼板に代わり、磁気
歪が小さく優れた磁気特性を有する6.5%けい素鋼板
を用いることが検討されている。
【0003】この6.5%けい素鋼板は磁気歪がほぼ零
で鉄損も少なくなることが古くから知られていたが、け
い素の含有量が増すにつれて脆くなり、その圧延技術は
困難とされていた。しかし最近になって脆性材料の圧延
技術の向上やCVD法の進歩により、この6.5%けい
素鋼板が開発されるようになってきた。
で鉄損も少なくなることが古くから知られていたが、け
い素の含有量が増すにつれて脆くなり、その圧延技術は
困難とされていた。しかし最近になって脆性材料の圧延
技術の向上やCVD法の進歩により、この6.5%けい
素鋼板が開発されるようになってきた。
【0004】この6.5%けい素鋼板は磁気歪が0.3
×10-6程度であるため、変圧器の騒音低減に有利な材
料であるが、高磁束密度領域のB−H特性が悪いために
商用周波数の機器では、励磁電流が増大する欠点があ
る。また、高磁束密度領域でのB−H特性を改善すると
鉄損が増大する問題がある。このため、商用周波数の変
圧器では従来のけい素を3%含有する方向性けい素鋼板
より磁束密度を下げて設計する必要性があり、機器の小
形・軽量化のネックとなっていた。
×10-6程度であるため、変圧器の騒音低減に有利な材
料であるが、高磁束密度領域のB−H特性が悪いために
商用周波数の機器では、励磁電流が増大する欠点があ
る。また、高磁束密度領域でのB−H特性を改善すると
鉄損が増大する問題がある。このため、商用周波数の変
圧器では従来のけい素を3%含有する方向性けい素鋼板
より磁束密度を下げて設計する必要性があり、機器の小
形・軽量化のネックとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方最近のエレクトロ
ニクス技術の進歩により、インバータ電源を用いた機
器、例えばUPS電源などが大幅に増加している。
ニクス技術の進歩により、インバータ電源を用いた機
器、例えばUPS電源などが大幅に増加している。
【0006】これら電源を負荷とした変圧器のコイルに
は第5,7,13次の高調波成分を含む負荷電流が流れ
るが、前記高調波成分により発生した洩れ磁束は変圧器
鉄心に侵入するため、高調波成分の重畳した磁束が鉄心
内に流れることになる。図4に高調波含有負荷電流によ
り発生した洩れ磁束と主磁束の流れを示す。一次巻線2
より励磁された積鉄心1には主磁束Φm が流れる。この
主磁束Φm は正弦波形を成している。負荷にUPS等高
調波を発生する機器が接続されると、二次巻線3に流れ
る負荷電流には高調波成分が重畳されることになり、こ
の電流により生じる洩れ磁束ΦL にも高調波成分が含有
される。洩れ磁束ΦL は、鉄心脚部に流れ込み主磁束Φ
m と合成されるため脚部に流れる磁束は継鉄のそれと異
なり、高調波を含有した歪波形となる。そしてこの高調
波磁束は鉄心1に対し異常な発熱,騒音の増大を招き、
しばしば問題となっていた。
は第5,7,13次の高調波成分を含む負荷電流が流れ
るが、前記高調波成分により発生した洩れ磁束は変圧器
鉄心に侵入するため、高調波成分の重畳した磁束が鉄心
内に流れることになる。図4に高調波含有負荷電流によ
り発生した洩れ磁束と主磁束の流れを示す。一次巻線2
より励磁された積鉄心1には主磁束Φm が流れる。この
主磁束Φm は正弦波形を成している。負荷にUPS等高
調波を発生する機器が接続されると、二次巻線3に流れ
る負荷電流には高調波成分が重畳されることになり、こ
の電流により生じる洩れ磁束ΦL にも高調波成分が含有
される。洩れ磁束ΦL は、鉄心脚部に流れ込み主磁束Φ
m と合成されるため脚部に流れる磁束は継鉄のそれと異
なり、高調波を含有した歪波形となる。そしてこの高調
波磁束は鉄心1に対し異常な発熱,騒音の増大を招き、
しばしば問題となっていた。
【0007】本発明は前記の問題点を解決するためにな
されたもので、インバータ電源等高調波発生負荷に対し
低騒音に構成できる変圧器鉄心を提供することを目的と
する。
されたもので、インバータ電源等高調波発生負荷に対し
低騒音に構成できる変圧器鉄心を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の変圧器鉄心は、
方向性けい素鋼板からなる鉄心を中央部に配置し、その
両側に例えば6.5%けい素鋼板のような低磁歪材料か
らなる鉄心を配置した組合せ鉄心とし且つ低磁歪材料の
鉄心の断面積を全鉄心断面積の10〜50%とした変圧
器鉄心において、方向性けい素鋼板に予め機械的歪ある
いは熱歪を導入してなることを特徴とする。
方向性けい素鋼板からなる鉄心を中央部に配置し、その
両側に例えば6.5%けい素鋼板のような低磁歪材料か
らなる鉄心を配置した組合せ鉄心とし且つ低磁歪材料の
鉄心の断面積を全鉄心断面積の10〜50%とした変圧
器鉄心において、方向性けい素鋼板に予め機械的歪ある
いは熱歪を導入してなることを特徴とする。
【0009】
【作用】このような鉄心構成では例えば基本波の50H
zや60Hzの磁束成分は、方向性けい素鋼板からなる
鉄心に多く流れ、高調波磁束成分は、方向性けい素鋼板
に歪が導入されているために、高調波の周波数域で方向
性けい素鋼板よりも透磁率の高くなった低磁歪材料に大
部分が流れることになる。
zや60Hzの磁束成分は、方向性けい素鋼板からなる
鉄心に多く流れ、高調波磁束成分は、方向性けい素鋼板
に歪が導入されているために、高調波の周波数域で方向
性けい素鋼板よりも透磁率の高くなった低磁歪材料に大
部分が流れることになる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3を用いて説
明する。図において、パンチ,けがき等により歪を導入
した方向性けい素鋼板11aを45℃切断して積層した
額縁状の積鉄心11は積層方向の中央部に配置し、その
積層方向の両側に、低磁歪材料である6.5%けい素鋼
板12を90°切断して積層した短冊状の積鉄心12を
ほぼ同一断面積で配置して各積鉄心を一体とした組合せ
鉄心10を構成する。この場合、両側に配置した6.5
%けい素鋼板12aの積鉄心12は組合せ鉄心10の全
断面積の10〜50%にしている。尚、コイルは図示し
ていないが、鉄心脚に各々巻回挿入される。
明する。図において、パンチ,けがき等により歪を導入
した方向性けい素鋼板11aを45℃切断して積層した
額縁状の積鉄心11は積層方向の中央部に配置し、その
積層方向の両側に、低磁歪材料である6.5%けい素鋼
板12を90°切断して積層した短冊状の積鉄心12を
ほぼ同一断面積で配置して各積鉄心を一体とした組合せ
鉄心10を構成する。この場合、両側に配置した6.5
%けい素鋼板12aの積鉄心12は組合せ鉄心10の全
断面積の10〜50%にしている。尚、コイルは図示し
ていないが、鉄心脚に各々巻回挿入される。
【0011】図3(a)及び(b)に方向性けい素鋼板
と6.5%けい素鋼板の磁束密度と透磁率の特性比較を
示す。(a)は方向性けい素鋼板に歪を導入しない従来
材の実験結果であるが、50Hz,500Hzとも方向
性けい素鋼板の方が透磁率が大きく、500Hz前後の
高調波磁束成分は方向性けい素鋼板の方へ多く流れる。
このため高調波磁束成分を6.5%けい素鋼板に流す目
的は達成できない。
と6.5%けい素鋼板の磁束密度と透磁率の特性比較を
示す。(a)は方向性けい素鋼板に歪を導入しない従来
材の実験結果であるが、50Hz,500Hzとも方向
性けい素鋼板の方が透磁率が大きく、500Hz前後の
高調波磁束成分は方向性けい素鋼板の方へ多く流れる。
このため高調波磁束成分を6.5%けい素鋼板に流す目
的は達成できない。
【0012】(b)は機械的に歪を導入した方向性けい
素鋼板についての実験結果である。500Hzの周波数
付近では、6.5%けい素鋼板の方が方向性けい素鋼板
よりも透磁率が大きく、その結果高調波磁束は6.5%
けい素鋼板にかなり流れ、高調波成分に起因する騒音が
大幅に低減できることになる。また500Hzを越える
高調波磁束成分については、当然6.5%けい素鋼板に
ほとんどが流れるため前記効果は顕著となる。尚、レー
ザを用いて熱歪を導入した方向性けい素鋼板において
も、前記特性と同様な結果が得られた。
素鋼板についての実験結果である。500Hzの周波数
付近では、6.5%けい素鋼板の方が方向性けい素鋼板
よりも透磁率が大きく、その結果高調波磁束は6.5%
けい素鋼板にかなり流れ、高調波成分に起因する騒音が
大幅に低減できることになる。また500Hzを越える
高調波磁束成分については、当然6.5%けい素鋼板に
ほとんどが流れるため前記効果は顕著となる。尚、レー
ザを用いて熱歪を導入した方向性けい素鋼板において
も、前記特性と同様な結果が得られた。
【0013】このような特性を持たせた組合せ鉄心で
は、組合せ鉄心10の全断面積に対して方向性けい素鋼
板11aを半分以上の割合(50〜90%)で使用して
いるため、6.5%けい素鋼板12aの欠点である商用
周波数における高磁束密度領域でのB−H特性の悪化を
改善することができる。
は、組合せ鉄心10の全断面積に対して方向性けい素鋼
板11aを半分以上の割合(50〜90%)で使用して
いるため、6.5%けい素鋼板12aの欠点である商用
周波数における高磁束密度領域でのB−H特性の悪化を
改善することができる。
【0014】一方、高調波成分(約数100〜数kH
z)については、高調波域で透磁率の高い6.5%けい
素鋼板12aに磁束成分の大部分が流れることになり、
優れた磁気特性を示す。
z)については、高調波域で透磁率の高い6.5%けい
素鋼板12aに磁束成分の大部分が流れることになり、
優れた磁気特性を示す。
【0015】騒音については特に高調波による騒音増大
が問題となるが、6.5%けい素鋼板12aの磁気歪は
0.3×10-6程度であり、方向性けい素鋼板11aの
約2×10-6に対して、1/10程度と非常に小さいた
め、大幅に騒音を低減できる。表1に変圧器の騒音特性
を示す。
が問題となるが、6.5%けい素鋼板12aの磁気歪は
0.3×10-6程度であり、方向性けい素鋼板11aの
約2×10-6に対して、1/10程度と非常に小さいた
め、大幅に騒音を低減できる。表1に変圧器の騒音特性
を示す。
【0016】
【表1】
【0017】表1より変圧器の騒音は方向性けい素鋼板
11aのみの鉄心に対して、本実施例の組合せ鉄心10
では磁束密度1.5Tにおいて5〜9dB低減している
ことがわかる。これに対し、全鉄心断面積に対する6.
5%けい素鋼板の比率が5%のものは騒音低減の効果は
少ない。なお、全鉄心断面積に対する6.5%けい素鋼
板12aの比率が50%のものは6.5%けい素鋼板1
2aのみの鉄心と比べて騒音がほぼ同一であるので、こ
れ以上6.5%けい素鋼板12aの割合を増加させても
騒音低減の効果は少なく、逆に鉄損や励磁電流などの磁
気特性が悪化するため好ましくない。
11aのみの鉄心に対して、本実施例の組合せ鉄心10
では磁束密度1.5Tにおいて5〜9dB低減している
ことがわかる。これに対し、全鉄心断面積に対する6.
5%けい素鋼板の比率が5%のものは騒音低減の効果は
少ない。なお、全鉄心断面積に対する6.5%けい素鋼
板12aの比率が50%のものは6.5%けい素鋼板1
2aのみの鉄心と比べて騒音がほぼ同一であるので、こ
れ以上6.5%けい素鋼板12aの割合を増加させても
騒音低減の効果は少なく、逆に鉄損や励磁電流などの磁
気特性が悪化するため好ましくない。
【0018】また歪を導入しない従来材の方向性けい素
鋼板を用いた組合せ鉄心と比較するため、表1に6.5
%けい素鋼板の比率が30%のものを一例として示し
た。この例との比較からも歪を導入した方向性けい素鋼
板を用いた方が3〜4dB騒音が低減していることがわ
かる。表1には示さなかったこの他の6.5%けい素鋼
板の比率においても、歪導入した方向性けい素鋼板を用
いた組合せ鉄心の方が騒音低減していた。
鋼板を用いた組合せ鉄心と比較するため、表1に6.5
%けい素鋼板の比率が30%のものを一例として示し
た。この例との比較からも歪を導入した方向性けい素鋼
板を用いた方が3〜4dB騒音が低減していることがわ
かる。表1には示さなかったこの他の6.5%けい素鋼
板の比率においても、歪導入した方向性けい素鋼板を用
いた組合せ鉄心の方が騒音低減していた。
【0019】上記実施例では、6.5%けい素鋼板12
aの積鉄心12を方向性けい素鋼板11aの積鉄心11
の両側に配置しているが、これは騒音発生の放射面の大
きい鉄心積層方向両側に磁気歪の小さい6.5%けい素
鋼板12aの鉄心12を配置することにより、騒音低減
効果をより大きく得るためである。
aの積鉄心12を方向性けい素鋼板11aの積鉄心11
の両側に配置しているが、これは騒音発生の放射面の大
きい鉄心積層方向両側に磁気歪の小さい6.5%けい素
鋼板12aの鉄心12を配置することにより、騒音低減
効果をより大きく得るためである。
【0020】このように、方向性けい素鋼板11aと
6.5%けい素鋼板12aの組合せ鉄心10とし、しか
も方向性けい素鋼板11aに予め歪みを導入しておくこ
とによって磁気特性の悪化を軽減し、騒音の非常に小さ
い変圧器鉄心を得ることができる。
6.5%けい素鋼板12aの組合せ鉄心10とし、しか
も方向性けい素鋼板11aに予め歪みを導入しておくこ
とによって磁気特性の悪化を軽減し、騒音の非常に小さ
い変圧器鉄心を得ることができる。
【0021】本実施例による変圧器鉄心では方向性けい
素鋼板11aを用いた額縁状の積鉄心11と6.5%け
い素鋼板12aを用いた短冊状の積鉄心12を組合せ、
鉄心10を構成しているが、これに限らず、磁気特性を
多少犠牲にすることを考慮すれば、両鉄心材料とも90
°切断した短冊状積鉄心を組合せて構成することも可能
である。また、組合せ鉄心10を構成する方向性けい素
鋼板11aについては額縁状の積鉄心11とせず巻鉄心
構造とすることも可能である。
素鋼板11aを用いた額縁状の積鉄心11と6.5%け
い素鋼板12aを用いた短冊状の積鉄心12を組合せ、
鉄心10を構成しているが、これに限らず、磁気特性を
多少犠牲にすることを考慮すれば、両鉄心材料とも90
°切断した短冊状積鉄心を組合せて構成することも可能
である。また、組合せ鉄心10を構成する方向性けい素
鋼板11aについては額縁状の積鉄心11とせず巻鉄心
構造とすることも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による変圧
器鉄心によれば、低磁歪材の高磁束密度領域におけるB
−H特性の悪化を改善し、騒音を大幅に低減できる効果
が得られる。
器鉄心によれば、低磁歪材の高磁束密度領域におけるB
−H特性の悪化を改善し、騒音を大幅に低減できる効果
が得られる。
【図1】本発明の変圧器鉄心の一実施例を示す分解斜視
図
図
【図2】本発明の変圧器鉄心の一実施例を示す組立斜視
図
図
【図3】(a)及び(b)は6.5%けい素鋼板及び方
向性けい素鋼板を用いた鉄心の透磁率特性比較を示す説
明図
向性けい素鋼板を用いた鉄心の透磁率特性比較を示す説
明図
【図4】従来の変圧器鉄心を示す概略図
10は組合せ鉄心、11は額縁状の積鉄心、11aは方
向性けい素鋼板、12は短冊状の積鉄心、12aは6.
5%けい素鋼板(低磁歪材料)を示す。
向性けい素鋼板、12は短冊状の積鉄心、12aは6.
5%けい素鋼板(低磁歪材料)を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 方向性けい素鋼板からなる鉄心を中央部
に配置し、その両側に該方向性けい素鋼板より低磁歪材
料からなる鉄心を配置して両鉄心を一体とし、且つその
うち低磁歪材料の鉄心の断面積を全鉄心断面積の10〜
50%とした変圧器鉄心において、前記方向性けい素鋼
板に機械的あるいは熱的に歪を導入させてなることを特
徴とする変圧器鉄心。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086789A JPH05291053A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 変圧器鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086789A JPH05291053A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 変圧器鉄心 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05291053A true JPH05291053A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13896539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4086789A Pending JPH05291053A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 変圧器鉄心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05291053A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111965450A (zh) * | 2020-08-11 | 2020-11-20 | 国网河北省电力有限公司沧州供电分公司 | 用于研究间谐波对含铁心设备影响的模拟装置 |
CN112735768A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-04-30 | 广东电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种采用负磁致伸缩材料的干式变压器减振装置 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP4086789A patent/JPH05291053A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111965450A (zh) * | 2020-08-11 | 2020-11-20 | 国网河北省电力有限公司沧州供电分公司 | 用于研究间谐波对含铁心设备影响的模拟装置 |
CN112735768A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-04-30 | 广东电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种采用负磁致伸缩材料的干式变压器减振装置 |
CN112735768B (zh) * | 2020-12-29 | 2022-05-27 | 广东电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种采用负磁致伸缩材料的干式变压器减振装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5371486A (en) | Transformer core | |
EP2873078B1 (en) | Hybrid transformer cores | |
JPH04116809A (ja) | 変圧器鉄心 | |
JPH05291053A (ja) | 変圧器鉄心 | |
JPH03204911A (ja) | 変圧器鉄心 | |
JP2002222718A (ja) | 変圧器、変圧器用コア、及び変圧器用コアの製造方法 | |
JPH03268311A (ja) | 変圧器鉄心 | |
JPH03236204A (ja) | 三相変圧器用鉄心 | |
JPH0461211A (ja) | 磁気鉄心 | |
JPH05101943A (ja) | 三相巻鉄心 | |
JPH04250604A (ja) | 変圧器鉄心 | |
KR950015006B1 (ko) | 변압기 코어 | |
JPH03241719A (ja) | Acリアクター | |
JPH0562839A (ja) | 変圧器積鉄心 | |
JPS58161308A (ja) | 薄形トランス | |
WO2023127328A1 (ja) | 積層鉄心およびそれを用いた回転電機 | |
JPH07111745A (ja) | 積層鉄心およびその積層鉄心を用いた電動機 | |
JP2009010253A (ja) | 高周波リアクトル | |
JP2010251720A (ja) | ギャップ付き単相リアクトル鉄心 | |
JP3709737B2 (ja) | 鉄損特性および騒音特性に優れた積み鉄心型変圧器ならびにその製造方法 | |
JP2001230134A (ja) | 外鉄型リアクトル及び外鉄型リアクトル用鉄心の組立方法 | |
US3248781A (en) | Method of making reactive transformers | |
JPS61136630A (ja) | 鉄心片の焼鈍方法 | |
JP2023134957A (ja) | 静止電磁機器 | |
JPS58166B2 (ja) | セイシユウドウキヨウタンソウテツシン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070725 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725 |